JP2015218848A - 軸シール - Google Patents

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Abstract

【課題】シールエレメントを確実に回り止め及び抜け止めすることができる軸シールを提供する。【解決手段】シールエレメント3とガスケット10を、被挟持部材として、アウターケース7とインナーケース6にて挟持した軸シールであって、インナーケース6の被挟持部材挟圧面4に、シールエレメント3に局部的に挟持面圧を増加させるための突部5を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、軸シールに関する。例えば、EGR−V、真空ポンプ、コンプレッサ等に用いられる軸シールに関する。
従来、図7に示すように、インナーケース20とアウターケース21に、シールエレメント22とガスケット23が挟持された軸シールが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記軸シールは、シールエレメント22が、共回りする(回転軸シールの場合)、あるいは、抜け出す(往復動シールの場合)虞れがあった。特に、ガスケット23を省略した場合、上記欠点が顕著に現れる。
特開2009−103264号公報
解決しようとする課題は、シールエレメント22が、共回りする(回転軸シールの場合)、あるいは、抜け出す(往復動シールの場合)虞れがある点である。特に、ガスケット23を省略した場合、上記欠点が顕著に現れる点である。
そこで、本発明に係る軸シールは、シールエレメント、又は、シールエレメントとガスケットを、被挟持部材として、アウターケースとインナーケースにて挟持した軸シールであって、上記インナーケース又はアウターケースの被挟持部材挟圧面に、局部的に挟持面圧を増加させるための突部を設けたものである。
また、アウターケースと、インナーケースと、該アウターケースとインナーケースに挟持されるシールエレメント及びガスケットから成る軸シールであって、上記インナーケース又はアウターケースの被挟持部材挟圧面に、局部的に挟持面圧を増加させるための突部を設けたものである。
また、上記インナーケースが第1軸心直交壁部を有し、上記アウターケースが第2軸心直交壁部を有し、上記第1軸心直交壁部と第2軸心直交壁部にて上記シールエレメント及びガスケットを挟持し、上記第1軸心直交壁部の被挟持部材挟圧面、又は、上記第2軸心直交壁部の被挟持部材挟圧面に、上記突部を設けたものである。
また、アウターケースと、インナーケースと、該アウターケースとインナーケースに挟持されるシールエレメントから成る軸シールであって、上記インナーケース又はアウターケースの被挟持部材挟圧面に、上記シールエレメントに局部的に挟持面圧を増加させるための突部を設けたものである。
また、上記インナーケースが第1軸心直交壁部を有し、上記アウターケースが第2軸心直交壁部を有し、上記第1軸心直交壁部と第2軸心直交壁部にて上記シールエレメントを挟持し、上記第1軸心直交壁部の被挟持部材挟圧面、又は、上記第2軸心直交壁部の被挟持部材挟圧面に、上記突部を設けたものである。
また、上記突部が、アキシャル方向から見て、偏心円突条、楕円突条、多角形突条のいずれかである。
本発明の軸シールによれば、シールエレメントを確実に回り止め及び抜け止めすることができる。そして、ガスケットの厚さ寸法を減少させ、又は、ガスケットを省略することができて、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
本発明の第1の実施の形態の使用状態を示す要部断面図である。 未使用状態の要部断面図である。 インナーケースをアキシャル方向から見た側面図である。 第2の実施の形態を示す要部断面図である。 第3の実施の形態を示す要部断面図である。 第4の実施の形態を示す要部断面図である。 従来例を示す要部断面図である。
以下、図示の実施の形態に基づいて本発明を詳説する。
図1・図2は、本発明の第1の実施の形態を示す。この軸シールは、回転用又は往復動用の軸Aの密封に使用される。シールエレメント3とガスケット10を、被挟持部材として、アウターケース7とインナーケース6にて挟持した軸シールである。具体的には、アウターケース7と、インナーケース6と、アウターケース7とインナーケース6に挟持されるシールエレメント3及びガスケット10から成る。インナーケース6の被挟持部材挟圧面4に、局部的に挟持面圧を増加させるための突部5が設けられる。
インナーケース6が第1軸心直交壁部1を有し、アウターケース7が第2軸心直交壁部2を有する。アウターケース7のかしめによって、インナーケース6、アウターケース7、シールエレメント3、及び、ガスケット10が、圧接一体化され、第1軸心直交壁部1と第2軸心直交壁部2にてシールエレメント3及びガスケット10を挟持する。第1軸心直交壁部1の被挟持部材挟圧面8に、突部5が設けられる。自由状態で全体にわたって略同一厚さ寸法のシールエレメント3が、突部5によって、局部的に圧縮されて、シールエレメント3の挟持面圧が局部的に増加するので、シールエレメント3を回り止め(回転軸シールの場合)又は抜け止め(往復動シールの場合)することができる。
図3に示すように、突部5が、アキシャル方向から見て、偏心円突条5a(図3(A))、楕円突条5b(図3(B))、多角形突条5c(図3(C))のいずれであっても良い。また、図示省略するが、突部5を、アキシャル方向から見て、(周方向に)散点状、又は、放射状突条とするも良い。さらに、被挟持部材挟圧面4をローレット加工面としたり、ブラスト加工粗面とするも良い(図示省略)。
図4は、第2の実施の形態を示す。アウターケース7の被挟持部材挟圧面4に、シールエレメント3に局部的に挟持面圧を増加させるための突部5が設けられる。アキシャル方向から見て、アウターケース7の挟圧面4には、図3と同様の形状の突部5が設けられている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
上述のように、インナーケース6又はアウターケース7に突部5を設けることにより、第1の実施の形態、第2の実施の形態のように、ガスケットの肉厚を薄くでき、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
図5は、本発明の第3の実施の形態を示す。この軸シールは、シールエレメント3を、被挟持部材として、アウターケース7とインナーケース6にて挟持した軸シールである。具体的には、アウターケース7と、インナーケース6と、アウターケース7とインナーケース6に挟持されるシールエレメント3から成る。インナーケース6の被挟持部材挟圧面4に、シールエレメント3に局部的に挟持面圧を増加させるための突部5が設けられる。
アウターケース7のかしめによって、インナーケース6、アウターケース7、シールエレメント3が、圧接一体化され、第1軸心直交壁部1と第2軸心直交壁部2にてシールエレメント3を挟持する。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図6は、第4の実施の形態を示す。アウターケース7の被挟持部材挟圧面4に、シールエレメント3に局部的に挟持面圧を増加させるための突部5が設けられる。第2軸心直交壁部2の被挟持部材挟圧面9に、突部5が設けられる。その他の構成は、第3の実施の形態と同様である。
なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、多角形突条5cは、図3(C)に示した12角形以外に、6角形、8角形等であっても良い。また、突条5としては、丸山と丸谷が交互に連続する花型としてもよい。
以上のように、本発明は、シールエレメント3、又は、シールエレメント3とガスケット10を、被挟持部材として、アウターケース7とインナーケース6にて挟持した軸シールであって、上記インナーケース6又はアウターケース7の被挟持部材挟圧面4に、局部的に挟持面圧を増加させるための突部5を設けたので、シールエレメント3を確実に回り止め及び抜け止めすることができる。そして、ガスケット10の厚さ寸法を減少させ、又は、ガスケット10を省略することができて、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
また、アウターケース7と、インナーケース6と、該アウターケース7とインナーケース6に挟持されるシールエレメント3及びガスケット10から成る軸シールであって、上記インナーケース6又はアウターケース7の被挟持部材挟圧面4に、上記シールエレメント3に局部的に挟持面圧を増加させるための突部5を設けたので、シールエレメント3を確実に回り止め(回転軸シールの場合)又は抜け止め(往復動シールの場合)することができる。そして、ガスケット10の厚さ寸法を減少させることができて、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
また、上記インナーケース6が第1軸心直交壁部1を有し、上記アウターケース7が第2軸心直交壁部2を有し、上記第1軸心直交壁部1と第2軸心直交壁部2にて上記シールエレメント3及びガスケット10を挟持し、上記第1軸心直交壁部1の被挟持部材挟圧面8、又は、上記第2軸心直交壁部2の被挟持部材挟圧面9に、上記突部5を設けたので、シールエレメント3を確実に回り止め及び抜け止めすることができる。そして、ガスケット10の厚さ寸法を減少させることができて、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
また、アウターケース7と、インナーケース6と、該アウターケース7とインナーケース6に挟持されるシールエレメント3から成る軸シールであって、上記インナーケース6又はアウターケース7の被挟持部材挟圧面4に、上記シールエレメント3に局部的に挟持面圧を増加させるための突部5を設けたので、シールエレメント3を確実に回り止め及び抜け止めすることができる。そして、ガスケット10を省略することができて、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
また、上記インナーケース6が第1軸心直交壁部1を有し、上記アウターケース7が第2軸心直交壁部2を有し、上記第1軸心直交壁部1と第2軸心直交壁部2にて上記シールエレメント3を挟持し、上記第1軸心直交壁部1の被挟持部材挟圧面8、又は、上記第2軸心直交壁部2の被挟持部材挟圧面9に、上記突部5を設けたので、シールエレメント3を確実に回り止め及び抜け止めすることができる。そして、ガスケット10を省略することができて、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
また、上記突部5が、アキシャル方向から見て、偏心円突条5a、楕円突条5b、多角形突条5cのいずれかであるので、シールエレメント3の回り止めをすることができ、かつ、流体のラジアル方向への漏洩を一層確実に防止できる。
1 第1軸心直交壁部
2 第2軸心直交壁部
3 シールエレメント
4 被挟持部材挟圧面
5 突部
5a 偏心円突条
5b 楕円突条
5c 多角形突条
6 インナーケース
7 アウターケース
8 被挟持部材挟圧面
9 被挟持部材挟圧面
10 ガスケット
本発明は、軸シールに関する。例えば、EGR−V、真空ポンプ、コンプレッサ等に用いられる軸シールに関する。
従来、図7に示すように、インナーケース20とアウターケース21に、シールエレメント22とガスケット23が挟持された軸シールが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記軸シールは、シールエレメント22が、共回りする(回転軸シールの場合)、あるいは、抜け出す(往復動シールの場合)虞れがあった。特に、ガスケット23を省略した場合、上記欠点が顕著に現れる。
特開2009−103264号公報
解決しようとする課題は、シールエレメント22が、共回りする(回転軸シールの場合)、あるいは、抜け出す(往復動シールの場合)虞れがある点である。特に、ガスケット23を省略した場合、上記欠点が顕著に現れる点である。
そこで、本発明に係る軸シールは、シールエレメント、又は、シールエレメントとガスケットを、被挟持部材として、アウターケースとインナーケースにて挟持した軸シールであって、上記インナーケース又はアウターケースの被挟持部材挟圧面に、局部的に挟持面圧を増加させるための突部を設けた軸シールであって、上記突部が、アキシャル方向から見て、偏心円突条、楕円突条、多角形突条のいずれかである。
また、アウターケースと、インナーケースと、該アウターケースとインナーケースに挟持されるシールエレメント及びガスケットから成る軸シールであって、上記インナーケース又はアウターケースの被挟持部材挟圧面に、局部的に挟持面圧を増加させるための突部を設けた軸シールであって、上記突部が、アキシャル方向から見て、偏心円突条、楕円突条、多角形突条のいずれかである。
また、上記インナーケースが第1軸心直交壁部を有し、上記アウターケースが第2軸心直交壁部を有し、上記第1軸心直交壁部と第2軸心直交壁部にて上記シールエレメント及びガスケットを挟持し、上記第1軸心直交壁部の被挟持部材挟圧面、又は、上記第2軸心直交壁部の被挟持部材挟圧面に、上記突部を設けたものである。
また、アウターケースと、インナーケースと、該アウターケースとインナーケースに挟持されるシールエレメントから成る軸シールであって、上記インナーケース又はアウターケースの被挟持部材挟圧面に、上記シールエレメントに局部的に挟持面圧を増加させるための突部を設けた軸シールであって、上記突部が、アキシャル方向から見て、偏心円突条、楕円突条、多角形突条のいずれかである。
また、上記インナーケースが第1軸心直交壁部を有し、上記アウターケースが第2軸心直交壁部を有し、上記第1軸心直交壁部と第2軸心直交壁部にて上記シールエレメントを挟持し、上記第1軸心直交壁部の被挟持部材挟圧面、又は、上記第2軸心直交壁部の被挟持部材挟圧面に、上記突部を設けたものである
本発明の軸シールによれば、シールエレメントを確実に回り止め及び抜け止めすることができる。そして、ガスケットの厚さ寸法を減少させ、又は、ガスケットを省略することができて、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
本発明の第1の実施の形態の使用状態を示す要部断面図である。 未使用状態の要部断面図である。 インナーケースをアキシャル方向から見た側面図である。 第2の実施の形態を示す要部断面図である。 第3の実施の形態を示す要部断面図である。 第4の実施の形態を示す要部断面図である。 従来例を示す要部断面図である。
以下、図示の実施の形態に基づいて本発明を詳説する。
図1・図2は、本発明の第1の実施の形態を示す。この軸シールは、回転用又は往復動用の軸Aの密封に使用される。シールエレメント3とガスケット10を、被挟持部材として、アウターケース7とインナーケース6にて挟持した軸シールである。具体的には、アウターケース7と、インナーケース6と、アウターケース7とインナーケース6に挟持されるシールエレメント3及びガスケット10から成る。インナーケース6の被挟持部材挟圧面4に、局部的に挟持面圧を増加させるための突部5が設けられる。
インナーケース6が第1軸心直交壁部1を有し、アウターケース7が第2軸心直交壁部2を有する。アウターケース7のかしめによって、インナーケース6、アウターケース7、シールエレメント3、及び、ガスケット10が、圧接一体化され、第1軸心直交壁部1と第2軸心直交壁部2にてシールエレメント3及びガスケット10を挟持する。第1軸心直交壁部1の被挟持部材挟圧面8に、突部5が設けられる。自由状態で全体にわたって略同一厚さ寸法のシールエレメント3が、突部5によって、局部的に圧縮されて、シールエレメント3の挟持面圧が局部的に増加するので、シールエレメント3を回り止め(回転軸シールの場合)又は抜け止め(往復動シールの場合)することができる。
図3に示すように、突部5が、アキシャル方向から見て、偏心円突条5a(図3(A))、楕円突条5b(図3(B))、多角形突条5c(図3(C))のいずれかである。また、図示省略するが、突部5を、アキシャル方向から見て、(周方向に)散点状、又は、放射状突条とするも良い。さらに、被挟持部材挟圧面4をローレット加工面としたり、ブラスト加工粗面とするも良い(図示省略)。
図4は、第2の実施の形態を示す。アウターケース7の被挟持部材挟圧面4に、シールエレメント3に局部的に挟持面圧を増加させるための突部5が設けられる。アキシャル方向から見て、アウターケース7の挟圧面4には、図3と同様の形状の突部5が設けられている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
上述のように、インナーケース6又はアウターケース7に突部5を設けることにより、第1の実施の形態、第2の実施の形態のように、ガスケットの肉厚を薄くでき、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
図5は、本発明の第3の実施の形態を示す。この軸シールは、シールエレメント3を、被挟持部材として、アウターケース7とインナーケース6にて挟持した軸シールである。具体的には、アウターケース7と、インナーケース6と、アウターケース7とインナーケース6に挟持されるシールエレメント3から成る。インナーケース6の被挟持部材挟圧面4に、シールエレメント3に局部的に挟持面圧を増加させるための突部5が設けられる。アウターケース7のかしめによって、インナーケース6、アウターケース7、シールエレメント3が、圧接一体化され、第1軸心直交壁部1と第2軸心直交壁部2にてシールエレメント3を挟持する。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図6は、第4の実施の形態を示す。アウターケース7の被挟持部材挟圧面4に、シールエレメント3に局部的に挟持面圧を増加させるための突部5が設けられる。第2軸心直交壁部2の被挟持部材挟圧面9に、突部5が設けられる。その他の構成は、第3の実施の形態と同様である。
なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、多角形突条5cは、図3(C)に示した12角形以外に、6角形、8角形等であっても良い。
以上のように、本発明は、シールエレメント3、又は、シールエレメント3とガスケット10を、被挟持部材として、アウターケース7とインナーケース6にて挟持した軸シールであって、上記インナーケース6又はアウターケース7の被挟持部材挟圧面4に、局部的に挟持面圧を増加させるための突部5を設けたので、シールエレメント3を確実に回り止め及び抜け止めすることができる。そして、ガスケット10の厚さ寸法を減少させ、又は、ガスケット10を省略することができて、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
また、アウターケース7と、インナーケース6と、該アウターケース7とインナーケース6に挟持されるシールエレメント3及びガスケット10から成る軸シールであって、上記インナーケース6又はアウターケース7の被挟持部材挟圧面4に、上記シールエレメント3に局部的に挟持面圧を増加させるための突部5を設けたので、シールエレメント3を確実に回り止め(回転軸シールの場合)又は抜け止め(往復動シールの場合)することができる。そして、ガスケット10の厚さ寸法を減少させることができて、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
また、上記インナーケース6が第1軸心直交壁部1を有し、上記アウターケース7が第2軸心直交壁部2を有し、上記第1軸心直交壁部1と第2軸心直交壁部2にて上記シールエレメント3及びガスケット10を挟持し、上記第1軸心直交壁部1の被挟持部材挟圧面8、又は、上記第2軸心直交壁部2の被挟持部材挟圧面9に、上記突部5を設けたので、シールエレメント3を確実に回り止め及び抜け止めすることができる。そして、ガスケット10の厚さ寸法を減少させることができて、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
また、アウターケース7と、インナーケース6と、該アウターケース7とインナーケース6に挟持されるシールエレメント3から成る軸シールであって、上記インナーケース6又はアウターケース7の被挟持部材挟圧面4に、上記シールエレメント3に局部的に挟持面圧を増加させるための突部5を設けたので、シールエレメント3を確実に回り止め及び抜け止めすることができる。そして、ガスケット10を省略することができて、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
また、上記インナーケース6が第1軸心直交壁部1を有し、上記アウターケース7が第2軸心直交壁部2を有し、上記第1軸心直交壁部1と第2軸心直交壁部2にて上記シールエレメント3を挟持し、上記第1軸心直交壁部1の被挟持部材挟圧面8、又は、上記第2軸心直交壁部2の被挟持部材挟圧面9に、上記突部5を設けたので、シールエレメント3を確実に回り止め及び抜け止めすることができる。そして、ガスケット10を省略することができて、コンパクト化及びコストダウンを図ることができる。
また、上記突部5が、アキシャル方向から見て、偏心円突条5a、楕円突条5b、多角形突条5cのいずれかであるので、シールエレメント3の回り止めをすることができ、かつ、流体のラジアル方向への漏洩を一層確実に防止できる。
1 第1軸心直交壁部
2 第2軸心直交壁部
3 シールエレメント
4 被挟持部材挟圧面
5 突部
5a 偏心円突条
5b 楕円突条
5c 多角形突条
6 インナーケース
7 アウターケース
8 被挟持部材挟圧面
9 被挟持部材挟圧面
10 ガスケット

Claims (6)

  1. シールエレメント(3)、又は、シールエレメント(3)とガスケット(10)を、被挟持部材として、アウターケース(7)とインナーケース(6)にて挟持した軸シールであって、上記インナーケース(6)又はアウターケース(7)の被挟持部材挟圧面(4)に、局部的に挟持面圧を増加させるための突部(5)を設けたことを特徴とする軸シール。
  2. アウターケース(7)と、インナーケース(6)と、該アウターケース(7)とインナーケース(6)に挟持されるシールエレメント(3)及びガスケット(10)から成る軸シールであって、上記インナーケース(6)又はアウターケース(7)の被挟持部材挟圧面(4)に、局部的に挟持面圧を増加させるための突部(5)を設けたことを特徴とする軸シール。
  3. 上記インナーケース(6)が第1軸心直交壁部(1)を有し、上記アウターケース(7)が第2軸心直交壁部(2)を有し、上記第1軸心直交壁部(1)と第2軸心直交壁部(2)にて上記シールエレメント(3)及びガスケット(10)を挟持し、上記第1軸心直交壁部(1)の被挟持部材挟圧面(8)、又は、上記第2軸心直交壁部(2)の被挟持部材挟圧面(9)に、上記突部(5)を設けた請求項2記載の軸シール。
  4. アウターケース(7)と、インナーケース(6)と、該アウターケース(7)とインナーケース(6)に挟持されるシールエレメント(3)から成る軸シールであって、上記インナーケース(6)又はアウターケース(7)の被挟持部材挟圧面(4)に、上記シールエレメント(3)に局部的に挟持面圧を増加させるための突部(5)を設けたことを特徴とする軸シール。
  5. 上記インナーケース(6)が第1軸心直交壁部(1)を有し、上記アウターケース(7)が第2軸心直交壁部(2)を有し、上記第1軸心直交壁部(1)と第2軸心直交壁部(2)にて上記シールエレメント(3)を挟持し、上記第1軸心直交壁部(1)の被挟持部材挟圧面(8)、又は、上記第2軸心直交壁部(2)の被挟持部材挟圧面(9)に、上記突部(5)を設けた請求項4記載の軸シール。
  6. 上記突部(5)が、アキシャル方向から見て、偏心円突条(5a)、楕円突条(5b)、多角形突条(5c)のいずれかである請求項1,2,3,4又は5記載の軸シール。
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