JP2015218505A - 土台水切部材の取り付け構造及び土台水切部材 - Google Patents

土台水切部材の取り付け構造及び土台水切部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2015218505A
JP2015218505A JP2014103500A JP2014103500A JP2015218505A JP 2015218505 A JP2015218505 A JP 2015218505A JP 2014103500 A JP2014103500 A JP 2014103500A JP 2014103500 A JP2014103500 A JP 2014103500A JP 2015218505 A JP2015218505 A JP 2015218505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foundation
building
base
draining
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014103500A
Other languages
English (en)
Inventor
翔太 金子
Shota Kaneko
翔太 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Housing Corp
Original Assignee
Toyota Housing Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Housing Corp filed Critical Toyota Housing Corp
Priority to JP2014103500A priority Critical patent/JP2015218505A/ja
Publication of JP2015218505A publication Critical patent/JP2015218505A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

【課題】防蟻性能を有すると共に建物の断熱性能を低下させることなく施工性を向上させた土台水切部材の取り付け構造及び土台水切部材を得ることを目的とする。
【解決手段】建物10の基礎外周部25と外壁パネル62の外壁面材34との間に形成される空間123を覆うように取り付けられた土台水切本体部132と、土台水切本体部132の上部に土台水切本体部132と一体的に設けられると共に建物上側へ付勢されることで外壁面材34の下端部122に当接された土台水切上端部126と、土台水切本体部132の上部に土台水切本体部132と一体的に設けられると共に外壁パネル62へ取り付けられた土台水切側面部128と、土台水切本体部132の下部に土台水切本体部132と一体的に設けられると共に建物下側へ付勢されることで基礎外周部25の上端面50に当接された天端押さえ部130と、を有する土台水切部材124の取り付け構造。
【選択図】図4

Description

本発明は、土台水切部材の取り付け構造及び土台水切部材に関する。
下記特許文献1には、建物の外壁面材及び外壁フレームで構成された外壁パネルと基礎との間に設けられた土台水切部材が開示されている。具体的には、この土台水切部材は、建物の基礎上に設置された土台とこの土台の建物外側に取り付けられた外壁パネル内に設けられた固定板と、この固定板の下端から建物外側へと延出された水切板と、固定板の下端から土台まで建物内側へと延出されると共に土台との当接部から建物上下方向下側へと延出された防蟻用固定板と、で構成されている。この防蟻用固定板は、基礎と基礎の建物外側に設けられる基礎立ち上がり部断熱材との間に挟められるように取り付けられているため、基礎立ち上がり部断熱材の建物外側面上を通過して建物内部へと移動する蟻の進路を阻むことができる。つまり、蟻の建物内部への侵入を土台水切部材によって防止することができる。
特開2000−204685号公報
上記先行技術による場合、土台水切部材を建物へと取り付ける際は、あらかじめ防蟻用固定板を基礎と基礎立ち上がり部断熱材との間に取り付けておく必要がある。このため、外壁パネルを建物へ取り付ける際、基礎にあらかじめ取り付けられることで基礎から突出している土台水切部材の固定板を外壁パネル内に挿入しなければならず、施工性が低下する。また、土台が鉄骨で構成された建物の場合、この土台と当接する土台水切部材を介して熱橋(ヒートブリッジ)が起こり、土台と外壁との間で熱が伝導することで建物の断熱性能が低下する可能性がある。さらに、基礎立ち上がり部断熱材の上端面は開放されているため、この上端面から蟻が基礎立ち上がり部断熱材の内部へと侵入して断熱材に穴を開けることで建物の断熱性能が低下する可能性がある。
本発明は上記問題を考慮し、防蟻性能を有すると共に建物の断熱性能を低下させることなく施工性を向上させた土台水切部材の取り付け構造及び土台水切部材を得ることを目的とする。
請求項1記載の発明に係る土台水切部材の取り付け構造は、建物の基礎外周部と外壁パネルの建物外側面を構成する外壁面材との間に形成される空間を覆うように取り付けられた土台水切本体部と、前記土台水切本体部の上部に前記土台水切本体部と一体的に設けられると共に前記外壁パネルへ取り付けられた土台水切側面部と、前記土台水切側面部の上部に土台水切側面部と一体的に設けられると共に建物上下方向上側へ付勢されることで前記外壁面材の下端部に当接された土台水切上端部と、前記土台水切本体部の下部に一方の端部を介して前記土台水切本体部と一体的に設けられると共に建物上下方向下側へ付勢されることで前記基礎外周部の上端面に当接された天端押さえ部と、を有している。
請求項2記載の発明に係る土台水切部材の取り付け構造は、請求項1に記載の土台水切部材の取り付け構造において、前記基礎外周部は、建物上下方向で上方に延出された基礎立ち上がり部の建物外側面に設けられた基礎立ち上がり部断熱材を備えている。
請求項3記載の発明に係る土台水切部材の取り付け構造は、請求項2に記載の土台水切部材の取り付け構造において、前記基礎立ち上がり部断熱材の建物外側には仕上げ材が設けられており、前記土台水切側面部は前記外壁パネルと当接する当接面を有すると共に、前記土台水切本体部は前記天端押さえ部の前記一方の端部から建物上下方向に沿って延出されかつ前記仕上げ材と当接する垂直部を有しており、前記当接面から前記仕上げ材の建物外側面までの水平方向での寸法が前記当接面から前記垂直部までの水平方向での寸法よりも大きく設定されている。
請求項4記載の発明に係る土台水切部材の取り付け構造は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の土台水切部材の取り付け構造において、前記基礎外周部の前記上端面には、一部が前記天端押さえ部に載置されると共に前記天端押さえ部を建物上下方向で下方側へと付勢する基礎天端気密材が設けられている。
請求項5記載の発明に係る土台水切部材の取り付け構造は、請求項4記載の土台水切部材の取り付け構造において、前記基礎天端気密材は断熱材により構成され、前記断熱材は前記基礎外周部の前記上端面と前記基礎外周部の上方に設けられる床大梁との間の隙間を埋めるように配設されている。
請求項6記載の発明に係る土台水切部材の取り付け構造は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の土台水切部材の取り付け構造において、前記天端押さえ部は、前記一方の端部と反対側の他方の端部が前記基礎外周部の前記上端面と当接しかつ前記一方の端部が前記他方の端部よりも建物上下方向上側に位置するように傾斜されている。
請求項7記載の発明に係る土台水切部材は、一方の側面が開口した箱型形状に形成された土台水切本体部と、前記土台水切本体部の前記開口の上部に前記土台水切本体部と一体的に設けられると共に垂直に沿って延出された土台水切側面部と、前記土台水切側面部の上部に前記土台水切側面部と一体的に設けられると共に水平に沿って延出された土台水切上端部と、前記土台水切本体部の前記開口の下部に前記土台水切本体部と一体的に設けられると共に前記開口側に設けられる一方の端部と反対側の他方の端部が前記土台水切本体部と離れる方向に延出しかつ前記一方の端部が前記他方の端部よりも建物上下方向上側に位置するように傾斜された天端押さえ部と、を備えている。
請求項1記載の本発明によれば、この土台水切部材は天端押さえ部が建物上下方向下側へと付勢された構成とされていると共に土台水切上端部が建物上下方向上側へ付勢されている。すなわち、土台水切部材は外壁面材と基礎外周部との間に形成される空間に取り付けられた状態では天端押さえ部が付勢力によって基礎外周部の上端面に当接する。同時に、土台水切上端部が付勢力によって外壁面材の下端部と当接する。これにより、土台水切部材は外壁面材及び基礎外周部への取付け作業を行うことなく基礎外周部の上端面及び外壁面材の下端部に支持されて外壁パネルと基礎外周部との間に形成される空間に保持される。
また、前述のとおり土台水切部材の土台水切上端部は外壁面材の下端部に当接すると共に天端押さえ部は基礎外周部の上端面に当接していることで、土台水切部材と外壁面材との間及び土台水切部材と基礎外周部との間には隙間がそれぞれ形成されない構成とされる。このため、外壁面材と土台水切部材との間及び基礎外周部と土台水切部材との間からの蟻の侵入を抑制することができる。
請求項2記載の本発明によれば、基礎立ち上がり部の建物外側面に基礎立ち上がり部断熱材が取り付けられることで、建物外部から基礎外周部への熱の伝導が抑制される。したがって、基礎外周部を含めた建物の断熱性能を向上させることができる。
請求項3記載の本発明によれば、土台水切側面部の当接面を外壁パネルと当接させると、垂直部が基礎外周部の基礎立ち上がり部断熱材の仕上げ材と強干渉するため、基礎立ち上がり部断熱材が板厚方向で圧縮される。この強干渉及び基礎立ち上がり部断熱材の圧縮の反力により垂直部と仕上げ材とが密着される。このため、基礎外周部と土台水切部材との間からの蟻の侵入を抑制することができる。また、基礎外周部の基礎立ち上がり部断熱材が天端押さえ部と垂直部とで建物外部へ開放されない構成とされる。したがって、一般的に比較的柔軟な素材で構成される基礎立ち上がり部断熱材へ建物外部から蟻が侵入し、基礎立ち上がり部断熱材が蟻により侵食されるのを抑制することができる。
請求項4記載の本発明によれば、天端押さえ部が基礎天端気密材により基礎外周部の上端面へ押さえつけられる。したがって、天端押さえ部と基礎外周部の上端面とが離間するのを抑制することができる。
請求項5記載の本発明によれば、断熱材で構成された基礎天端気密材により天端押さえ部と基礎外周部の上端面とが離間するのを抑制することができる。また、基礎外周部と床大梁との間に形成される隙間が断熱材で構成された基礎天端気密材で埋められることで、この隙間を通じた建物内外での熱の伝導が抑制される。
請求項6記載の本発明によれば、天端押さえ部の一方の端部のみが基礎外周部の上端面と当接する構成のため、天端押さえ部と基礎外周部の上端面との間の摩擦力が低減される。すなわち、土台水切部材を基礎外周部と外壁面材との間に形成される空間にセットする場合は、建物外側から建物内側へ向かって土台水切部材をこの空間に押し込むことで取り付けられるが、天端押さえ部と基礎外周部の上端面との間の摩擦力が上述の構成によって低減されることで押し込む際の抵抗力が減少する。したがって、土台水切部材が押し込み易くなり、取り付けが容易となる。
請求項7記載の本発明によれば、土台水切部材は土台水切上端部、土台水切側面部及び天端押さえ部が本体部を含めて一体的に形成されている。したがって、土台水切部材の建物への取り付け作業が容易となる。
請求項1記載の土台水切部材の取り付け構造は、防蟻性能を有すると共に建物の断熱性能を低下させることなく施工性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の土台水切部材の取り付け構造は、建物の断熱性能をより向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の土台水切部材の取り付け構造は、より防蟻性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項4記載の土台水切部材の取り付け構造は、より一層防蟻性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項5記載の土台水切部材の取り付け構造は、建物の断熱性能を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項6記載の土台水切部材の取り付け構造は、現場作業における施工性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項7記載の土台水切部材の土台水切部材は、防蟻性能を有すると共に建物の断熱性能を低下させることなく施工性を向上させることができるという優れた効果を有する。
一実施形態に係る土台水切部材の取り付け構造を有する建物の一部を示す拡大断面図である。 一実施形態に係る土台水切部材の取り付け構造を有する建物の外壁パネルを建物上下方向で切断した状態を示す拡大断面図である。 一実施形態に係る土台水切部材の取り付け構造を有する建物の外壁パネルを水平方向で切断した状態を示す拡大断面図である。 一実施形態に係る土台水切部材を示す拡大断面図である。 (A)は一実施形態に係る土台水切部材の空間への取り付け前の状態を示す拡大断面図であり、(B)は(A)に対し空間への取り付け後の状態を示す拡大断面図である。 対比例に係る土台水切部材の取り付け構造を有する建物の一部を示す拡大断面図である。
以下、図1〜図5を用いて、本発明に係る土台水切部材の取り付け構造及び土台水切部材の一実施形態について説明する。
図1に示されるように、建物10は、地盤18に設けられた基礎12と、基礎12の上方に設けられた躯体フレーム14と、躯体フレーム14に取り付けられた外壁パネル62と、を含んで構成されている。この基礎12は、地盤表面16に対して地盤18を所定深さ掘削したところに砕石20が敷き詰められ、この砕石20上に平面視で矩形状のフーチング22が打設されている。フーチング22の幅方向中間部には、フーチング22の長手方向に沿って建物上下方向で上方に延出された基礎立ち上がり部24が立設されている。このフーチング22及び基礎立ち上がり部24を建物外周に沿って帯状に連続配置することにより、建物10の下部構造即ち基礎12が形成されるようになっている。そして、基礎12より建物内側の地盤18の地盤表面16は、防湿コンクリート42で覆われている。
基礎立ち上がり部24の建物上下方向に沿った建物外側面26には基礎立ち上がり部断熱材としての第一基礎立ち上がり部断熱材28が取り付けられている。同様に、建物内側側面30には第二基礎立ち上がり部断熱材32が取り付けられている。この第一基礎立ち上がり部断熱材28及び第二基礎立ち上がり部断熱材32は、それぞれ一例として硬質ウレタンフォームで構成されている。また、第一基礎立ち上がり部断熱材28は基礎立ち上がり部24の建物外側面26の全面に取り付けられ、第二基礎立ち上がり部断熱材32は建物内側側面30の全面に取り付けられている。なお、建物外側面26に取り付けられる第一基礎立ち上がり部断熱材28は後述する外壁面材34の意匠面36と略同一面上に断熱材外側面38が位置するように板厚が設定される。また、建物内側側面30に取り付けられる第二基礎立ち上がり部断熱材32は必要とされる断熱性能が確保できる程度の板厚に設定されている。さらに、第一基礎立ち上がり部断熱材28の断熱材外側面38には、仕上げ材としてのモルタル40が塗布されている。このモルタル40と第一基礎立ち上がり部断熱材28と第二基礎立ち上がり部断熱材32と基礎立ち上がり部24とで基礎外周部25が構成されている。
躯体フレーム14は、躯体フレーム14の四隅に立設された柱44(図3参照)と、柱44の上端部に取り付けられる天井フレーム46(図2参照)と、柱44の下端部に取り付けられる床フレーム48とで箱状に形成されている。また、躯体フレーム14の柱44の下端部は基礎外周部25の上端面50と結合されており、躯体フレーム14の荷重が柱44から基礎外周部25を介して地盤18へと伝達される。
床フレーム48は、平面視で略矩形状に形成されており、床フレーム48の四隅に設けられた図示しない仕口と、この仕口同士を連結する長短二種類の床大梁52と、によって外枠が形成されている。また、床大梁52の上面54に床下材56が設けられている。そして、床下材56の建物上方には、床板58が設けられている。
床大梁52と基礎外周部25の上端面50とは離間していると共に、床大梁52と基礎外周部25の上端面50との間には基礎天端気密材60が設けられている。この基礎天端気密材60は一例としてグラスウールで構成されており、床大梁52と基礎外周部25の上端面50との間を埋めるように設けられている。
図2に示されるように、床大梁52の建物外側には、外壁パネル62が設けられている。外壁パネル62は、外壁フレーム64と外壁面材34とにより構成されている。外壁フレーム64は、間柱65と、支持金物66と、L型アングル材68と、横桟70と、により構成されている。間柱65は、角柱状に形成されており、かつ、間柱65は建物上下方向を長手方向として複数配置されている。また、複数の間柱65同士は、天井フレーム46の外枠を構成する天井大梁72及び床大梁52の長手方向に沿って間隔を空けて設けられている。さらに、間柱65は、金属より熱伝導率の低い材質で構成されており、本実施形態では木材により構成されている。
支持金物66は、建物上下方向上側に位置する取付部74と、取付部74の下方に設けられる延出部76によって構成されている。この取付部74は、略箱状かつこの略箱形状における建物上下方向上側に位置する上面及び建物10側に設けられて天井フレーム46と当接する側面75と対向する位置の側面が取り除かれた形状に形成されている。
延出部76は、取付部74の建物上下方向下側に位置する下面80から建物上下方向に沿って下側に延出されている。この延出部76は、建物上下方向に直交する面で切断した断面が略U字状に形成されており、断面略U字状の開口が建物内側に向けられるように設けられている。
延出部76の建物上下方向下側には、延出部76の対向する側面が建物上下方向下側に延出した間柱挟持部82が設けられている。間柱挟持部82には、板厚方向に貫通された図示しない締結用穴が建物上下方向に沿って複数並んで設けられている。そして、間柱挟持部82に間柱65の上端部84が挿入されている。この状態で、複数のビス86を締結用穴内に挿入し締結することによって支持金物66は間柱65の上端部84に固定される。なお、支持金物66は、上端部84と同様に間柱65の下端部88にも取り付けられた構成とされており、下端部88に取り付けられた支持金物66は、上端部84における支持金物66と建物上下方向に直交する面で面対称となるように取り付けられている。
支持金物66の取付部74の側面75には、板厚方向に貫通された図示しないボルト締結穴が設けられている。このボルト締結穴は、躯体フレーム14の天井大梁72及び床大梁52の建物外側面89にあらかじめ設けられている板厚方向に貫通された図示しない支持金物固定穴と同一軸上の位置に設けられている。これにより、支持金物66のボルト締結穴と躯体フレーム14の支持金物固定穴とにボルト92を挿通させてナット94で締結することで、支持金物66は天井大梁72及び床大梁52に取り付けられる。
間柱65の上端部84の端部面96には、連結延設部材としてのL型アングル材68が取り付けられている。このL型アングル材68は、建物上下方向に沿って立設されたアングル材側面91とアングル材側面91の下縁98からアングル材側面91に対し直交する方向に延出されたアングル材底面100とで断面がL字型に形成されている。また、L型アングル材68は間柱65の長手方向と直交する方向に延設されている。
L型アングル材68は、L型アングル材68の断面内側が建物内側方向へと向けられると共に、アングル材底面100の建物上下方向で下側の断面外側面101と間柱65の端部面96とが当接されている。そして、アングル材底面100の板厚方向に貫通された図示しないビス締結穴にビス86を挿通させて締め付けることで、間柱65へ取り付けられている。
また、L型アングル材68は、天井大梁72及び床大梁52の長手方向に沿って間隔を空けるように複数設けられている他の間柱65にも前述と同様の構成で取り付けられている。さらに、間柱65の下端部88には、上端部84と同様の構成でL型アングル材68が取り付けられている。したがって、複数の間柱65の上端部84同士及び下端部88同士はそれぞれL型アングル材68を介して連結されている。
間柱65の上端部84に取り付けられたL型アングル材68は、アングル材側面91の建物内側面が躯体フレーム14の天井大梁72の建物外側面89と接する。これと共に、アングル材底面100の建物上下方向で上側の断面内側面103が天井板102と間隙を有して設けられている。また、間柱65の下端部88に取り付けられたL型アングル材68は、アングル材側面91の建物内側面が躯体フレーム14の床大梁52の建物外側面89と接すると共に、アングル材底面100の断面内側面103が床板58と接する位置に設けられている。
支持金物66の延出部76と天井大梁72の建物外側面89及び床大梁52の建物外側面89との間には、間隙104が設けられている。この間隙104内には、間隙用断熱材106が設けられている。
間柱65の建物外側面105には、一例として木材で構成された横桟70が複数設けられている。この横桟70は角柱状に形成されていると共に、建物上下方向と直交する方向を長手方向として取り付けられていると共に、隣接する横桟70同士が建物上下方向で間隔を空けるように間柱65へ取り付けられている。
図3に示されるように、複数の間柱65同士の間には、空間108が形成されると共に、空間108内に内側断熱材110が設けられる。この内側断熱材110は、一例として繊維系断熱材で構成されており、空間108を埋めるように設けられている。
外壁フレーム64の建物外側には、通気胴縁112が複数設けられている。この通気胴縁112は、角柱状に形成されていると共に、間柱65と対向する位置に建物上下方向を長手方向として横桟70へ取り付けられている。
外壁パネル62の建物外側面を構成する外壁面材34は、意匠面36を建物外側に向けて通気胴縁112の建物外側面113に図示しないねじ等により取り付けられている。したがって、通気胴縁112と接合されている箇所以外では、外壁面材34は横桟70と間隙114を有している。つまり、外壁面材34は、外壁面材34の裏面に取り付けられた通気胴縁112によって支持されている。また、間柱65の建物内側には、内壁下地118が取り付けられており、この内壁下地118の建物内側には室内側の壁である内壁面材120が取り付けられている。
図4に示されるように、外壁面材34の下端部122と基礎外周部25との間には、空間123が形成されており、この空間123には、土台水切部材124が取り付けられている。土台水切部材124は、一方の側面に開口としての開口部155を有する箱型形状に形成されたた土台水切本体部132と、この土台水切本体部132の上部に土台水切本体部132と一体的に設けられると共に水平に沿って延出された土台水切上端部126と、を有している。また、土台水切本体部132の開口部155の上部に土台水切本体部132と一体的に設けられると共に垂直に沿って延出された土台水切側面部128と、土台水切本体部132の開口部155の下部に土台水切本体部132と一体的に設けられると共に開口部155側に設けられる端部159と反対側の端部168が土台水切本体部132と離れる方向に延出しかつ端部159が端部168よりも建物上下方向上側に位置するように傾斜された天端押さえ部130と、を備えている。
土台水切上端部126の建物側の端部134には、土台水切上端部126と略直交する向きで土台水切側面部128が取り付けられている。さらに、土台水切側面部128の建物上下方向で下側の下端部137には、土台水切側面部128と略直交する向きで下方延伸部138が取り付けられている。土台水切上端部126の建物外側端部140には、建物上下方向に沿って下側へ延伸された立ち上がり部142が形成されている。同様に、下方延伸部138における土台水切上端部126の建物外側端部140と対向する位置には、建物上下方向に沿って上側へ延伸された立ち上がり部142が形成されている。これにより、断面が略C形状に形成されており、この断面略C形状の断面開口部144が建物外側へ向けられた向きに設けられている。
土台水切側面部128と外壁パネル62の通気胴縁112とは、後述する防鼠網146を介してビス86によって接合されている。具体的には、土台水切側面部128に設けられた板厚方向に貫通された図示しない締め付け孔にビス86が断面開口部144から挿入されて通気胴縁112と締結されることで、土台水切部材124は通気胴縁112ひいては外壁パネル62へ固定されている。この断面開口部144は、建物外側から取り付けられたキャップ150によって塞がれている。
下方延伸部138には、土台水切本体部132が一体的に接合されている。この土台水切本体部132は、断面が略C形状とされかつ断面開口部152が建物10側に向けられるように設けられている。この土台水切本体部132の本体部下面133には、板厚方向に貫通された通気孔154が形成されている。
本体部下面133の建物側端部156には、建物上下方向に沿って形成された垂直部158と、この垂直部158の建物上下方向で上方に設けられる一方の端部としての端部159から垂直部158と略直交するように建物10側へ延出された天端押さえ部130が接合されている。なお、土台水切側面部128の当接面164から垂直部158の基礎当接面166までの水平方向の寸法Bは、土台水切側面部128の当接面164からモルタル40の建物外側面167までの水平方向での寸法Aよりも小さく設定されている。したがって、土台水切側面部128の当接面164を通気胴縁112と接合させると、垂直部158の基礎当接面166がモルタル40の建物外側面167と強干渉し、第一基礎立ち上がり部断熱材28が板厚方向で圧縮される。この強干渉及び第一基礎立ち上がり部断熱材28の圧縮の反力により基礎当接面166とモルタル40の建物外側面167とが密着するように構成されている。
図5に示されるように、土台水切部材124の天端押さえ部130は、天端押さえ部130における他方の端部としての建物10側の端部168が垂直部158の端部159よりも建物上下方向で下側に位置するように傾斜されている。この傾斜は、図5(A)、(B)に示されるように、本実施形態では空間123に取り付けられる前の天端押さえ部130の端部168は空間123に取り付けられた状態での端部168の位置よりも建物上下方向で下側に下がった状態となるように形成されている。なお、本実施形態ではこの下がり量は一例として1mmとされている。これにより、土台水切部材124を空間123に取り付けた場合は、天端押さえ部130の端部168が建物上側へ弾性変形すると共に弾性変形の反力によって天端押さえ部130の端部168と基礎外周部25の上端面50とが密着されている。さらに、天端押さえ部130は、その一部が基礎外周部25の上端面50と基礎天端気密材60と間に挟みこまれるように取り付けられている(図4参照)。換言すると、基礎天端気密材60の一部が天端押さえ部130に載置されている。このため、基礎天端気密材60の反発力によって天端押さえ部130が建物上下方向下側へと押さえつけられてより一層天端押さえ部130の端部168と基礎外周部25の上端面50とが密着されている。
土台水切上端部126及び土台水切側面部128と天端押さえ部130とは、土台水切本体部132を介して一体的に形成されている。また、土台水切部材124は外壁面材34の下端部122に沿って建物10の外周に連続的に設けられている。なお、この土台水切部材124は、複数の土台水切部材124が長手方向で連結された構成とされている。具体的には、それぞれの土台水切部材124は土台水切本体部132の断面内側に取り付けられる土台水切本体部132の断面形状と略相似形に形成されたつなぎ材174を介して連結されている。
図4に示されるように、外壁パネル62の外壁面材34と通気胴縁112との間には、防鼠網146が取り付けられている。この防鼠網146は、建物上下方向で下側の端部176が天端押さえ部130と近接する位置まで延出されている。これにより、仮に本体部下面133の通気孔154から鼠が侵入した場合でも、鼠の建物10内部への侵入を抑制することができる。
(作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
ここで、図6に示される対比例を用いながら、本実施形態の作用並びに効果を説明することにする。なお、対比例中、本実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
図6に示されるように、建物200は、基礎12と、基礎12の上方に気密パッキン202を介して設けられた土台204と、土台204の建物外側に設けられる外壁パネル206とを有している。基礎立ち上がり部24の第一基礎立ち上がり部断熱材28の建物外側面167には、モルタル40が塗布されている。
外壁パネル206は、土台204の建物外側に取り付けられる防風用下地板208と、この防風用下地板208の建物外側に取り付けられる通気胴縁210と、この通気胴縁210の建物外側に設けられる外壁面材212とで構成されている。
外壁パネル206と基礎12との間には、土台水切部材214が取り付けられている。この土台水切部材214は、建物上下方向で上側に延出された固定板216と、この固定板216の下端部218から建物外側に延出されて設けられた水切板220と、固定板216の下端部218から建物内側へ向かって延出されて設けられた防蟻用固定板217と、により構成されている。
固定板216は、通気胴縁210の下端部222と外壁面材212の下端部224との間に設けられており、釘やビス等で通気胴縁210の下端部222へ固定されている。
水切板220は、断面が略L字状に形成されており、基礎12の第一基礎立ち上がり部断熱材28と間隔を有しかつ第一基礎立ち上がり部断熱材28及びモルタル40を上方から覆うように配置されている。
防蟻用固定板217は、固定板216の下端部218から水平且つ建物内側へと延出された通気片226と、この通気片226における固定板216側と反対側の端部から建物上下方向で下側へ延出しかつ断面形状がL字状に形成された連結片228と、この連結片228の建物下側の端部から建物上下方向で下側へと延出された防蟻用固定片230とにより構成されている。通気片226には、板厚方向に貫通された貫通孔232が複数かつ互いに所定間隔を開けて形成されている。また、この貫通孔232を閉塞するように図示しない網状蓋が取り付けられている。
防蟻用固定片230は、基礎12の基礎立ち上がり部24と第一基礎立ち上がり部断熱材28との間に取り付けられている。これにより、蟻等が地盤18から第一基礎立ち上がり部断熱材28やモルタル40のひび割れの内部を通過して第一基礎立ち上がり部断熱材28の上面まで到達した場合でも、土台204や通気胴縁210への侵入が防止される。
しかしながら、土台水切部材214は、あらかじめ防蟻用固定片230を基礎立ち上がり部24と第一基礎立ち上がり部断熱材28との間に挿入しておく必要がある。このため、外壁パネル206を建物200へ取り付ける際、基礎12にあらかじめ土台水切部材214があることで基礎12から突出されている土台水切部材214の固定板216を外壁パネル206の内部に挿入するように施工しなければならず、施工性が低下する。また、土台204が鉄骨で構成された建物の場合、この土台204と当接する土台水切部材214を介して熱橋(ヒートブリッジ)が起こることで、土台204と外壁パネル206との間で熱が伝導して建物200の断熱性能が低下する可能性がある。さらに、第一基礎立ち上がり部断熱材28の上端面231は開放されているため、この上端面231から蟻が第一基礎立ち上がり部断熱材28の内部へと侵入して第一基礎立ち上がり部断熱材28に穴を開けることで建物200の断熱性能が低下する可能性がある。
これに対し、図1に示されるように、本発明によれば、この土台水切部材124は天端押さえ部130が建物上下方向下側へと付勢された構成とされていると共に土台水切上端部126が建物上下方向上側へ付勢されている。すなわち、土台水切部材124は外壁面材34と基礎外周部25との間に形成される空間123に取り付けられた状態では天端押さえ部130が付勢力によって基礎外周部25の上端面50に当接する。同時に、土台水切上端部126が付勢力によって外壁面材34の下端部122と当接する。これにより、土台水切部材124は外壁面材34及び基礎外周部25への取付け作業を行うことなく基礎外周部25の上端面50及び外壁面材34の下端部122に支持されて外壁パネル62と基礎外周部25との間に形成される空間123に保持される。
また、前述のとおり土台水切部材124の土台水切上端部126は外壁面材34の下端部122に当接すると共に天端押さえ部130は基礎外周部25の上端面50に当接していることで、土台水切部材124と外壁面材34との間及び土台水切部材124と基礎外周部25との間には隙間がそれぞれ形成されない構成とされる。このため、外壁面材34と土台水切部材124との間及び基礎外周部25と土台水切部材124との間からの蟻の侵入を抑制することができる。これにより、防蟻性能を有すると共に建物10の断熱性能を低下させることなく施工性を向上させることができる。
さらに、土台水切部材124は床フレーム48と当接しない構成とされていることから、土台水切部材124を介して床フレーム48と外壁パネル62との間での熱橋を抑制することができる。
さらにまた、基礎立ち上がり部24の建物外側面26には、第一基礎立ち上がり部断熱材28が取り付けられることで、建物外部と基礎外周部25との熱の伝導が抑制される。したがって、基礎外周部25を含めた建物10の断熱性能をより向上させることができる。
また、土台水切側面部128の当接面164を外壁パネル62における通気胴縁112の建物外側面113と当接させると、垂直部158が基礎外周部25の第一基礎立ち上がり部断熱材28のモルタル40と強干渉するため、第一基礎立ち上がり部断熱材28が板厚方向で圧縮される。この強干渉及び第一基礎立ち上がり部断熱材28の圧縮の反力により垂直部158とモルタル40の建物外側面167とが密着される。このため、基礎外周部25と土台水切部材124との間からの蟻の侵入を抑制することができる。また、基礎外周部25の第一基礎立ち上がり部断熱材28が天端押さえ部130と垂直部158とで建物外部へ開放されない構成とされる。したがって、比較的柔軟な素材で構成される第一基礎立ち上がり部断熱材28へ建物外部から蟻が侵入し、第一基礎立ち上がり部断熱材28が蟻により侵食されるのを抑制することができる。これらのことより、より防蟻性能を向上させることができる。
さらに、天端押さえ部130が基礎天端気密材60により建物下方側、すなわち基礎外周部25の上端面50へ押さえつけられる。したがって、天端押さえ部130と基礎外周部25の上端面50とが離間するのを抑制することができる。これにより、より一層防蟻性能を向上させることができる。
さらにまた、断熱材で構成された基礎天端気密材60により天端押さえ部130と基礎外周部25の上端面50とが離間するのを抑制することができる。同時に、基礎外周部25と床大梁52との間に形成される隙間が断熱材で構成された基礎天端気密材60で埋められることで、この隙間を通じた建物内外での熱の伝導が抑制される。これにより、建物10の断熱性能を向上させることができる。
また、天端押さえ部130の一方の端部168のみが基礎外周部25の上端面50と当接する構成のため、天端押さえ部130と基礎外周部25の上端面50との間の摩擦力が低減される。すなわち、土台水切部材124を基礎外周部25と外壁面材34との間に形成される空間123にセットする場合は、建物外側から建物内側へ向かって土台水切部材124を空間123に押し込むことで取り付けられる。この際、天端押さえ部130と基礎外周部25の上端面50との間の摩擦力が上述の構成によって低減されることで押し込む際の抵抗力が減少する。したがって、土台水切部材124が押し込み易くなり、取り付けが容易となる。これにより、現場作業における施工性を向上させることができる。
さらに、土台水切部材124は土台水切上端部126、土台水切側面部128及び天端押さえ部130が土台水切本体部132を含めて一体的に形成されている。したがって、土台水切部材124の建物10への取り付け作業が容易となる。これにより、防蟻性能を有すると共に建物10の断熱性能を低下させることなく施工性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 建物
24 基礎立ち上がり部
25 基礎外周部
26 建物外側面
28 第一基礎立ち上がり部断熱材(基礎立ち上がり部断熱材)
34 外壁面材
40 モルタル(仕上げ材)
50 上端面
52 床大梁
60 基礎天端気密材
62 外壁パネル
122 下端部
123 空間
124 土台水切部材
126 土台水切上端部
128 土台水切側面部
130 天端押さえ部
132 土台水切本体部
155 開口部(開口)
158 垂直部
159 端部
164 当接面
167 建物外側面
168 端部

Claims (7)

  1. 建物の基礎外周部と外壁パネルの建物外側面を構成する外壁面材との間に形成される空間を覆うように取り付けられた土台水切本体部と、
    前記土台水切本体部の上部に前記土台水切本体部と一体的に設けられると共に前記外壁パネルへ取り付けられた土台水切側面部と、
    前記土台水切側面部の上部に土台水切側面部と一体的に設けられると共に建物上下方向上側へ付勢されることで前記外壁面材の下端部に当接された土台水切上端部と、
    前記土台水切本体部の下部に一方の端部を介して前記土台水切本体部と一体的に設けられると共に建物上下方向下側へ付勢されることで前記基礎外周部の上端面に当接された天端押さえ部と、
    を有する土台水切部材の取り付け構造。
  2. 前記基礎外周部は、建物上下方向で上方に延出された基礎立ち上がり部の建物外側面に設けられた基礎立ち上がり部断熱材を備えている、
    請求項1記載の土台水切部材の取り付け構造。
  3. 前記基礎立ち上がり部断熱材の建物外側には仕上げ材が設けられており、
    前記土台水切側面部は前記外壁パネルと当接する当接面を有すると共に、前記土台水切本体部は前記天端押さえ部の前記一方の端部から建物上下方向に沿って延出されかつ前記仕上げ材と当接する垂直部を有しており、
    前記当接面から前記仕上げ材の建物外側面までの水平方向での寸法が前記当接面から前記垂直部までの水平方向での寸法よりも大きく設定された、
    請求項2記載の土台水切部材の取り付け構造。
  4. 前記基礎外周部の前記上端面には、一部が前記天端押さえ部に載置されると共に前記天端押さえ部を建物上下方向で下方側へと付勢する基礎天端気密材が設けられた、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の土台水切部材の取り付け構造。
  5. 前記基礎天端気密材は断熱材により構成され、前記断熱材は前記基礎外周部の前記上端面と前記基礎外周部の上方に設けられる床大梁との間の隙間を埋めるように配設された、
    請求項4記載の土台水切部材の取り付け構造。
  6. 前記天端押さえ部は、前記一方の端部と反対側の他方の端部が前記基礎外周部の前記上端面と当接しかつ前記一方の端部が前記他方の端部よりも建物上下方向上側に位置するように傾斜された、
    請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の土台水切部材の取り付け構造。
  7. 一方の側面が開口した箱型形状に形成された土台水切本体部と、
    前記土台水切本体部の前記開口の上部に前記土台水切本体部と一体的に設けられると共に垂直に沿って延出された土台水切側面部と、
    前記土台水切側面部の上部に前記土台水切側面部と一体的に設けられると共に水平に沿って延出された土台水切上端部と、
    前記土台水切本体部の前記開口の下部に前記土台水切本体部と一体的に設けられると共に前記開口側に設けられる一方の端部と反対側の他方の端部が前記土台水切本体部と離れる方向に延出しかつ前記一方の端部が前記他方の端部よりも建物上下方向上側に位置するように傾斜された天端押さえ部と、
    を備えた土台水切部材。
JP2014103500A 2014-05-19 2014-05-19 土台水切部材の取り付け構造及び土台水切部材 Pending JP2015218505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014103500A JP2015218505A (ja) 2014-05-19 2014-05-19 土台水切部材の取り付け構造及び土台水切部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014103500A JP2015218505A (ja) 2014-05-19 2014-05-19 土台水切部材の取り付け構造及び土台水切部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015218505A true JP2015218505A (ja) 2015-12-07

Family

ID=54778120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014103500A Pending JP2015218505A (ja) 2014-05-19 2014-05-19 土台水切部材の取り付け構造及び土台水切部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015218505A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017210824A (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 トヨタホーム株式会社 建物の気密構造
JP2018090988A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 大和ハウス工業株式会社 気密シート取付方法及び気密構造
JP2019056245A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 トヨタホーム株式会社 断熱基礎構造及びその施工方法
JP7333988B1 (ja) 2022-10-14 2023-08-28 株式会社ハウゼコ 防蟻構造体及び防蟻構造体の施工方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017210824A (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 トヨタホーム株式会社 建物の気密構造
JP2018090988A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 大和ハウス工業株式会社 気密シート取付方法及び気密構造
JP2019056245A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 トヨタホーム株式会社 断熱基礎構造及びその施工方法
JP7333988B1 (ja) 2022-10-14 2023-08-28 株式会社ハウゼコ 防蟻構造体及び防蟻構造体の施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6283335B2 (ja) 外装構造
JP6208795B2 (ja) 笠木通気部品
JP2015218505A (ja) 土台水切部材の取り付け構造及び土台水切部材
JP5329174B2 (ja) 外断熱構造
KR102280637B1 (ko) 내진성능을 갖는 오픈조인트패널 난연조립체
JP6339774B2 (ja) 建物の防湿構造
JP6473433B2 (ja) 外壁の構造
JP6148050B2 (ja) 建物の壁構造
JP5158685B2 (ja) 取付部材の取付構造及び簡易構造物
JP5894562B2 (ja) 建物の出隅構造
JP7050430B2 (ja) 外壁パネル、外壁構造および外壁施工方法
JP7201501B2 (ja) バルコニー設置構造
JP5166939B2 (ja) 建物の開口部の構造
JP6777128B2 (ja) 手摺の防水構造
JP7254594B2 (ja) バルコニー構造
JP2015048645A (ja) 耐震補強枠の取付構造
JP2016108859A (ja) 目地構造
JP6433777B2 (ja) 建物の基礎気密構造及び基礎気密施工方法
JP2016186193A (ja) 外壁構造体の施工方法、及び外壁構造体
JP6040047B2 (ja) Alcパネルの取付構造およびalcパネルの取付方法
JP2016102308A (ja) 水切構造
JP6401508B2 (ja) 建物の防湿構造
JP2015183477A (ja) 庇取付け構造および方法
JP5666841B2 (ja) 外装材間の防水構造
JP2023086477A (ja) 外装パネルの取付構造