JP2015218404A - 繊維製品およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面に露出している生地の一方面にステッカーが接着された繊維製品であって、当該ステッカーを生地から剥がれにくくすることができる繊維製品を提供する。
【解決手段】一方面2Aと他方面2Bを有し、少なくとも一方面2Aが表面に露出した生地2と、生地2の一方面2Aに接着された第1ステッカー3と、生地2の他方面2Bに接着された第2ステッカー4とを有する繊維製品1であって、第2ステッカー4は、第1ステッカー3の外縁を含む少なくとも一部と重なって、生地2に接着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣料や携行品などの繊維製品とその製造方法に関するものである。
従来、繊維製品用の熱転写ラベルや熱転写マーク等のステッカーが知られており、例えば特許文献1、2には、繊維製品にデザインや識別機能を付与する熱転写マークが開示され、特許文献3、4には、繊維製品に滑り性や遠赤外線放射効果を付与する熱転写ラベルや熱転写マークが開示されている。
特開2004−011054号公報 特開2009−203590号公報 特開2002−069869号公報 特開2011−194761号公報
熱転写ラベルや熱転写マーク等のステッカーは、繊維製品を構成する生地に貼着して使用する場合、繊維製品を使用し続けていくうちに、生地が歪められたり引っ張られたりすることによって、ステッカーの外縁が捲れ上がって、ステッカーが剥がれてしまうことがある。この場合、繊維製品の見栄えが悪くなったり、またステッカーが有する識別機能などの本来の機能が発揮されなくなってしまい、好ましくない。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、表面に露出している生地の一方面にステッカーが接着された繊維製品であって、当該ステッカーを生地から剥がれにくくすることができる繊維製品を提供することにある。
前記課題を解決することができた本発明の繊維製品とは、一方面と他方面を有し、少なくとも一方面が表面に露出した生地と、生地の一方面に接着された第1ステッカーと、生地の他方面に接着された第2ステッカーとを有し、第2ステッカーは、第1ステッカーの外縁を含む少なくとも一部と重なって生地に接着されているところに特徴を有する。
本発明の繊維製品は、生地を挟んで一方面に第1ステッカーが接着され、他方面に第1ステッカーの外縁を含む少なくとも一部と重なって第2ステッカーが接着されているため、例えば生地を第1ステッカーと反対側に引っ張ったりして、第1ステッカーから離れる方向に生地に力が加わっても、第2ステッカーの存在によって生地が押さえ付けられ、生地が第1ステッカーの外縁から離れて捲れ上がりにくくなる。そのため、第1ステッカーが生地から剥がれにくくなる。また、生地を挟んで第1ステッカーと第2ステッカーを接着することで、接着剤が生地に浸透して生地を横断するように接着剤層が形成されやすくなり、第1ステッカーと第2ステッカーの接着強度の向上も期待できる。
第2ステッカーは、第1ステッカーと重なって第1ステッカーの外縁より外方に延在し、生地に接着されていることが好ましい。このように第2ステッカーが生地に接着されていれば、生地を第1ステッカーと反対側に引っ張っても、第2ステッカーの存在により、生地が第1ステッカーの外縁から離れるように作用しにくくなり、第1ステッカーが生地から剥がれにくくなる。
第2ステッカーは、第1ステッカーの全体と重なって生地に接着されていることが好ましい。このように第2ステッカーが生地に接着されていれば、第2ステッカーがより広範囲に生地に接着され、それによって、第1ステッカーが生地から剥がれにくくなる。
第1ステッカーが接着される生地の一方面は、繊維製品の外側表面に露出していることが好ましい。本発明の繊維製品は、第1ステッカーが剥がれにくくなっているため、第1ステッカーが接着される生地の一方面が繊維製品の外側表面に露出していれば、長期間にわたって繊維製品の見栄えが維持される。
第1ステッカーが剥がれにくくなるという本発明の効果がより奏されるようにする点から、生地は織布または編布から構成されていることが好ましい。織布や編布は一般にある程度の伸長性を有しているが、本発明によれば、このような生地に対して第1ステッカーを接着した場合であっても、生地から第1ステッカーが剥がれにくくすることができる。
第1ステッカーと第2ステッカーは、ホットメルト接着剤により生地に接着されていることが好ましい。ホットメルト接着剤を用いることにより、生地に対して、第1ステッカーと第2ステッカーを所望の位置に正確に貼り付けやすくなり、また第1ステッカーと第2ステッカーの生地への接着強度を高めることが容易になる。
本発明はまた、本発明の繊維製品を好適に製造することができる製造方法を提供する。すなわち本発明の繊維製品の製造方法は、第1ホットメルト接着剤層を有する第1ステッカーを生地の一方面に積層し、加熱圧着することにより、第1ステッカーを第1ホットメルト接着剤層を介して剥離強度Pとなるように生地の一方面に接着する工程と、第2ホットメルト接着剤層を有する第2ステッカーを、生地の他方面に第1ステッカーと重なるように積層し、加熱圧着することにより、第1ステッカーを前記剥離強度Pよりも大きい剥離強度Qとなるように生地の一方面に接着するとともに、第2ステッカーを第2ホットメルト接着剤層を介して生地の他方面に接着する工程とを有するものであることが好ましい。本発明の繊維製品の製造方法はまた、第2ホットメルト接着剤層を有する第2ステッカーを生地の他方面に積層し、加熱圧着することにより、第2ステッカーを第2ホットメルト接着剤層を介して剥離強度Pとなるように生地の他方面に接着する工程と、第1ホットメルト接着剤層を有する第1ステッカーを、生地の一方面に第2ステッカーと重なるように積層し、加熱圧着することにより、第2ステッカーを前記剥離強度Pよりも大きい剥離強度Qとなるように生地の他方面に接着するとともに、第1ステッカーを第1ホットメルト接着剤層を介して生地の一方面に接着する工程とを有するものであってもよい。このような製造方法によれば、第1ステッカーと第2ステッカーを生地の一方面と他方面の所望の位置に正確に接着しやすくなり、また第1ステッカーと第2ステッカーを好適に生地に接着することが可能となる。
本発明の繊維製品の製造方法は、第1ホットメルト接着剤層を有する第1ステッカーを生地の一方面に積層するとともに、第2ホットメルト接着剤層を有する第2ステッカーを生地の他方面に前記第1ステッカーと重なるように積層し、加熱圧着することにより、第1ステッカーを第1ホットメルト接着剤層を介して生地の一方面に接着するとともに、第2ステッカーを第2ホットメルト接着剤層を介して生地の他方面に接着する工程を有するものであってもよい。このような製造方法によれば、本発明の繊維製品を簡便に製造することができる。
本発明の繊維製品は、生地を挟んで一方面に第1ステッカーが接着され、他方面に、第1ステッカーの外縁を含む少なくとも一部と重なって第2ステッカーが接着されているため、第2ステッカーの存在によって、第1ステッカーが生地から剥がれにくくなる。
本発明の繊維製品の一例を表し、繊維製品の一部を抜き出して示した斜視図を表す。 図1のA−A断面図を表す。 本発明の繊維製品の他の一例を表し、繊維製品の一部を抜き出して示した斜視図を表す。 図3のB−B断面図を表す。
本発明は、ステッカーが付された繊維製品に関するものである。繊維製品としては、上衣、下衣、下着、靴下、帽子、マフラー、手袋、スポーツ用ウェア等の衣料や、カバン、袋等の携行品などが挙げられる。
本発明の繊維製品は、一方面と他方面を有する生地と、生地の一方面に接着された第1ステッカーと、生地の他方面に接着された第2ステッカーとを有する。生地は繊維製品の一部を構成し、例えば、織布、編布、不織布等からなる。ステッカーが接着される生地は、少なくとも一方面が繊維製品の表面に露出している。例えば繊維製品が衣料の場合、生地の一方面は衣料の外側表面に露出していても、内側表面(着用者側表面)に露出していてもよく、どちらも繊維製品の表面に相当する。また、生地の一方面と他方面の両方が繊維製品の表面に露出していてもよい。
第1ステッカーは生地の一方面に接着され、第2ステッカーは生地の他方面に接着されている。すなわち、第1ステッカーは第1接着剤層により生地の一方面に接着され、第2ステッカーは第2接着剤層により生地の他方面に接着されている。第1ステッカーは、例えば、第1基材層に第1接着剤層が積層されて構成され、第2ステッカーは、例えば、第2基材層に第2接着剤層が積層されて構成される。第1基材層と第2基材層は、例えば、織布、編布、不織布等の布材料や、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタン等の樹脂フィルムから構成される。
第1ステッカーと第2ステッカーは、全体が生地と重なるように、生地の一方面または他方面に接着される。また、第1ステッカーと第2ステッカーは、第1ステッカーと第2ステッカーが接着される生地よりも小さい面積で形成されることが好ましい。例えば、第1ステッカーと第2ステッカーの面積はそれぞれ、第1ステッカーと第2ステッカーが接着される生地の面積の30%以下であることが好ましく、20%以下であることがより好ましく、10%以下であることがさらに好ましい。なお、第1ステッカーと第2ステッカーは、生地に密着して接着されることが好ましく、この点から、第1ステッカーと第2ステッカーが接着される生地は、第1ステッカーと第2ステッカーが接着される部分で、生地の繋ぎ目が存在しないことが好ましい。すなわち、第1ステッカーと第2ステッカーが接着される生地は、第1ステッカーと第2ステッカーが接着される部分で、単一の生地から構成されていることが好ましい。
第1ステッカーと第2ステッカーは、ホットメルト接着剤により生地に接着されていることが好ましい。ホットメルト接着剤を用いることにより、生地に対して、第1ステッカーと第2ステッカーを所望の位置に正確に貼り付けやすくなり、また第1ステッカーと第2ステッカーの生地への接着強度を高めることが容易になる。
第1ステッカーと第2ステッカーの外観は特に限定されない。第1ステッカーと第2ステッカーは、識別機能を有するものであっても、そうでなくてもよい。例えば、第1ステッカーと第2ステッカーは、商品名、ブランド、製造または販売会社名等の商品の識別表示であったり、チーム名やチームのロゴ、マーク、エンブレム、使用者名、使用者の氏名等の記入欄、ゼッケン等の使用者の識別表示であったり、製品仕様や取扱方法、認証、保証等の製品機能表示であったり、デザイン(キャラクター、模様等)を付与するもの等であってもよい。これらの表示は、例えば、地に文字列が表されてもよく、ロゴで表されてもよい。第1ステッカーと第2ステッカーは、無地であってもよく、有色または無色であってもよい。これらの表示は、第1ステッカーの第1基材層や第2ステッカーの第2基材層に施されることが好ましい。
第1ステッカーと第2ステッカーの外縁形状も特に限定されず、多角形、角の丸まった多角形、円形、楕円形等でもよく、不定形でもよい。
第1ステッカーは、表面に露出している生地の一方面に接着され、繊維製品の外部から見える位置に取り付けられるものであるため、識別機能を有するものが好ましい。従って、第1ステッカーは、商品を識別表示するもの、使用者を識別表示するもの、製品機能を表示するもの、デザイン等であることが好ましい。
第2ステッカーは生地の他方面に接着されるが、生地の他方面は繊維製品の表面に露出していてもそうでなくてもよい。第2ステッカーが繊維製品の外部から見えない位置に取り付けられる場合(すなわち、生地の他方面が他の部材に覆われるなどして繊維製品の表面に露出していない場合)、第2ステッカーは無地あるいは無色透明であることが製造上簡便である。第2ステッカーが繊維製品の外部から見える位置に取り付けられる場合(すなわち、生地の他方面が繊維製品の表面に露出している場合)は、第2ステッカーは無地あるいは無色透明であってもよいが、第2ステッカーは、第1ステッカーと同様に識別機能を有するものであったり、デザインであってもよい。
第1ステッカーおよび/または第2ステッカーは、繊維製品に識別機能以外の機能を付与するものであってもよい。例えば、防汚、撥水、滑り止め、滑り性向上、消臭、冷却、温熱(遠赤外線放射)等の機能を付与するものであってもよい。
本発明の繊維製品は、第1ステッカーが、表面に露出した生地の一方面に接着され、第2ステッカーが、第1ステッカーの外縁を含む少なくとも一部と重なって、生地の他方面に接着されている。すなわち、第2ステッカーは、第1ステッカーと重なって少なくとも第1ステッカーの外縁まで延在し、生地の他方面に接着されている。本発明の繊維製品は、このように第2ステッカーが生地の他方面に接着されることにより、第1ステッカーが生地から剥がれにくくなる。従って、第1ステッカーを設けることによる機能が、長期間にわたり好適に発揮されるようになる。なお、第2ステッカーが、第1ステッカーの外縁を含む少なくとも一部と重なって、生地の他方面に接着されるとは、第2ステッカーが、第1ステッカーの外縁を含む少なくとも一部と重なって設けられるとともに、第1ステッカーの外縁を含む少なくとも一部と重なる部分で生地の他方面に接着されることを意味する。
例えば、第2ステッカーが設けられずに第1ステッカーだけが生地に設けられる場合、繊維製品の使用の際に生地が歪められたり引っ張られたりすることで、生地と第1ステッカーとを互いに引き離すような力が加わりやすくなる。この場合、繊維製品を使用し続けていくと、第1ステッカーの外縁が生地から捲れ上がり、やがて第1ステッカー全体が生地から剥がれてしまう。しかし本発明のように、第2ステッカーを、第1ステッカーの外縁と重なるように生地の他方面に接着すると、例えば、生地を第1ステッカーと反対側に引っ張っても、第2ステッカーの存在によって生地が押さえ付けられ、生地が第1ステッカーの外縁から離れるように作用しにくくなる。その結果、第1ステッカーの外縁が生地から離れて捲れ上がりにくくなり、第1ステッカーが生地から剥がれにくくなる。
本発明の繊維製品はまた、生地を挟んで第1ステッカーと第2ステッカーを接着することで、接着剤が生地に浸透して生地を横断するように接着剤層が形成されやすくなり、第1ステッカーと第2ステッカーの接着強度が向上することも期待できる。そのため、第1ステッカーと第2ステッカーが接着される生地が、撥水性であったり毛羽立ちの多い生地のように接着しにくい生地であっても、第1ステッカーと第2ステッカーを当該生地に対して接着強度を高めて接着することが可能となる。
第2ステッカーは、第1ステッカーの外縁の全体と重なって、生地の他方面に接着していることが好ましく、第1ステッカーの全体と重なって、生地の他方面に接着していることがより好ましい。このように第2ステッカーが生地に接着されていれば、第2ステッカーがより広範囲に生地に接着され、それによって、第1ステッカーが生地から剥がれにくくなる。また、第1ステッカーと第2ステッカーはそれぞれ、全体が生地に接着していることが好ましい。
第2ステッカーは、第1ステッカーと重なって第1ステッカーの外縁より外方に延在し、生地の他方面に接着されていることが好ましい。このように第2ステッカーが生地に接着されていれば、生地を第1ステッカーと反対側に引っ張っても、第2ステッカーの存在により、生地が第1ステッカーの外縁から離れるように作用しにくくなり、第1ステッカーが生地から剥がれにくくなる。この場合、第2ステッカーが第1ステッカーの外縁より外方に延在する長さは、1mm以上が好ましく、3mm以上がより好ましく、5mm以上がさらに好ましく、また50mm以下が好ましく、30mm以下がより好ましく、20mm以下がさらに好ましい。第2ステッカーが第1ステッカーの外縁より1mm以上外方に延在して接着されていれば、第1ステッカーが生地から剥がれにくくなる。第2ステッカーが第1ステッカーの外縁より50mm以下外方に延在して接着されていれば、第2ステッカーが過剰に広く設けられず、第2ステッカーによって繊維製品が広範囲にごわつくことが防止される。第2ステッカーは、より好ましくは、第1ステッカーの全周囲を取り囲むように、第1ステッカーの外縁より外方に延在し、生地に接着される。
第2ステッカーが、第1ステッカーと重なって第1ステッカーの外縁より外方に延在し、生地の他方面に接着されている場合、繊維製品は、第1ステッカーと第2ステッカーが重なって形成された低伸長領域と、低伸長領域の周囲に形成され、第2ステッカーが重なって形成された中伸長領域と、中伸長領域の周囲に形成され、第1ステッカーと第2ステッカーがいずれも重ならない高伸長領域を有することが好ましい。なお、低伸長領域と中伸長領域と高伸長領域は、JIS L 1096 8.14.1「伸長率」のB法(定荷重法)により測定した伸長率が、相対的に低い領域と中間の領域と高い領域をそれぞれ意味する。このように繊維製品が形成されていれば、中伸長領域の存在により、第1ステッカーの外縁を挟んだ内外で生地が大きく歪みにくくなり、第1ステッカーが生地から剥がれにくくなる。
第1ステッカーと第2ステッカーは、第1ステッカーと第2ステッカーが接着される生地よりも厚さが薄いことが好ましい。このように繊維製品が構成されていれば、繊維製品は、第1ステッカーと第2ステッカーが接着された部分でもある程度の柔軟性が確保され、取り扱い性や着用感が向上する。
第1ステッカーと第2ステッカーと生地の厚さは、JIS L 1018の附属書5「繊維製品−生地及び繊維製品の厚さ測定」に従って測定する。生地の厚さ(T3)は、第1ステッカーと第2ステッカーがいずれも重ならない生地のみの部分を、厚さ試験機で測定することにより求める。第2ステッカーの厚さ(T2)は、第2ステッカーと生地が重なる部分(なお当該部分では第1ステッカーは重ならない)の厚さを厚さ測定機で測定することにより得られた値から、生地の厚さ(T3)を減ずることにより求める。なお、第2ステッカーの全体が第1ステッカーと重なっている場合は、生地から第1ステッカーを剥がすことにより、第2ステッカーと生地が重なる部分の厚さを測定する。第1ステッカーの厚さ(T1)は、第1ステッカーと第2ステッカーと生地が重なる部分の厚さを厚さ測定機で測定することにより得られた値から、生地の厚さ(T3)と第2ステッカーの厚さ(T2)を減ずることにより求める。
本発明の繊維製品は、第1ステッカーが接着される生地の一方面が、繊維製品の外側表面に露出していることが好ましい。例えば、繊維製品が衣料である場合、着用者側表面とは反対側の外側表面に生地の一方面が露出していることが好ましく、繊維製品がカバンや袋等である場合は、カバンや袋の内部側の表面とは反対側の外側表面に生地の一方面が露出していることが好ましい。本発明の繊維製品は、第1ステッカーが剥がれにくくなっているため、第1ステッカーが接着される生地の一方面が繊維製品の外側表面に露出していれば、長期間にわたって繊維製品の見栄えが維持される。
第1ステッカーが剥がれにくくなるという本発明の効果がより奏されるようにする点から、第1ステッカーと第2ステッカーが接着される生地は、織布または編布から構成されていることが好ましい。織布や編布は一般にある程度の伸長性を有しているため、このような生地にステッカーを接着する場合、ステッカーが剥がれやすくなる。しかし本発明の繊維製品は、上記に説明したように、生地を挟んで第1ステッカーと第2ステッカーが貼着されているため、生地が織布または編布から構成されていても、当該生地から第1ステッカーが剥がれにくくなる。また、生地が織布または編布から構成されていれば、織布または編布を構成する糸の間を通って接着剤が生地に浸透しやすくなり、生地を横断するように接着剤層が形成されやすくなる。そのため、第1ステッカーと第2ステッカーの接着強度も向上しやすくなる。
次に本発明の繊維製品の構成例について、図面を参照して説明する。なお、本発明は図面に示された実施態様に限定されるものではない。図1および図2には、本発明の繊維製品の構成例を示した。図1は、繊維製品の一部を抜き出して示した斜視図を表し、図2は、図1のA−A断面図を表す。
繊維製品1は、生地2を挟んで第1ステッカー3と第2ステッカー4が接着されて構成されている。図面では、第1ステッカー3としてエンブレムが設けられている。生地2は、一方面2Aと他方面2Bを有し、少なくとも一方面2Aが表面に露出している。第1ステッカー3は、図2に示すように、第1基材層31に第1接着剤層32が積層されて構成され、第1接着剤層32により生地2の一方面2Aに接着されている。第1基材層31にはエンブレムのデザインが施されている。第2ステッカー4は、第2基材層41に第2接着剤層42が積層されて構成され、第2接着剤層42により生地2の他方面2Bに接着されている。そして、第2ステッカー4は、第1ステッカー3の外縁を含む少なくとも一部と重なって、生地2に接着されている。
図1および図2では、第2ステッカー4は第1ステッカー3の全体と重なって第1ステッカー3の外縁より外方に延在し、生地2に接着されている。このように繊維製品1が構成されることにより、例えば生地2を第2ステッカー4側に引っ張っても、第2ステッカー4の存在によって生地2が第1ステッカー3の外縁から離れにくくなり、第1ステッカー3が生地2から剥がれにくくなる。また、第1接着剤層32と第2接着剤層42が生地2を浸透して生地2を横断するように接着層が形成されやすくなり、第1ステッカー3と第2ステッカー4の接着強度を高めやすくなる。
図3および図4には、本発明の繊維製品の別の構成例を示した。図3は、繊維製品の一部を抜き出して示した斜視図を表し、図4は、図3のB−B断面図を表す。なお図3および図4に係る説明において、図1および図2に係る説明と重複する部分の説明は省略する。
図3および図4に示した繊維製品は、図1および図2に示した繊維製品とは、第2ステッカーの設置態様が異なる。図3および図4では、第2ステッカー4は、第1ステッカー3の外縁を含む一部と重なって生地2に接着されており、第1ステッカー3の外縁より外方には延在していない。このように第2ステッカー4が設けられても、第2ステッカー4の存在によって生地2が第1ステッカー3の外縁に押さえ付けられ、第1ステッカー3が生地2から剥がれにくくなる。
本発明の繊維製品は、第1ステッカーが剥がれにくく形成されているため、スポーツ用ウェア等の激しい動きを伴う衣料に特に好適に適用される。スポーツ用ウェアとしては、ユニフォーム、ジャージ、スパッツ、水着、レオタード、スケート用ウェア、自転車競技用ウェア、体操着等が挙げられる。
次に本発明の繊維製品を好適に製造することができる製造方法について説明する。本発明の繊維製品は、第1ホットメルト接着剤層を有する第1ステッカーを生地の一方面に積層し、加熱圧着することにより、第1ステッカーを第1ホットメルト接着剤層を介して剥離強度Pとなるように生地の一方面に接着する工程(第1接着工程)と、第2ホットメルト接着剤層を有する第2ステッカーを、生地の他方面に第1ステッカーと重なるように積層し、加熱圧着することにより、第1ステッカーを前記剥離強度Pよりも大きい剥離強度Qとなるように生地の一方面に接着するとともに、第2ステッカーを第2ホットメルト接着剤層を介して生地の他方面に接着する工程(第2接着工程)とを有する方法により製造することが好ましい(第1製造方法)。以下、本発明の繊維製品の製造方法について詳しく説明する。
本発明の繊維製品の製造方法では、第1ステッカーと第2ステッカーとして熱転写シート(すなわち熱転写マークや熱転写ラベル)が用いられ、第1ステッカーと第2ステッカーを生地の一方面と他方面に重ねて加熱圧着することにより生地に接着される。すなわち、第1ステッカーは一方面に第1ホットメルト接着剤層を有し、第2ステッカーは一方面に第2ホットメルト接着剤層を有する。
第1接着工程では、第1ステッカーを、第1ホットメルト接着剤層が生地の一方面に接するようにして積層し、第1ステッカーと生地とを加熱圧着する。第1接着工程は、第1ステッカーを生地の一方面に仮接着することを目的に行われる。第1加熱工程は、例えば、第1ステッカーと生地を積層した状態で、加熱したロール間を通したり、あるいは加熱したブロックや板を当てることにより行う。第1ステッカーと生地とを加熱圧着することにより、第1ステッカーが第1ホットメルト接着剤層を介して生地の一方面に接着される。この際、第1ステッカーは、剥離強度Pとなるように生地に接着される。
第1接着工程に引き続き第2接着工程を行う。第2接着工程では、第2ステッカーを、第1ステッカーと重なるように、第2ホットメルト接着剤層が生地の他方面に接するようにして積層し、第1ステッカーと第2ステッカーと生地とを加熱圧着する。第2接着工程により、第1ステッカーと第2ステッカーが生地に本接着される。第2ステッカーと第1ステッカーの位置関係に関する説明は上記の通りであり、第2ステッカーは、第1ステッカーの外縁を含む少なくとも一部と重なるように配置すればよく、好ましくは、第1ステッカーと重なって第1ステッカーの外縁より外方に延在するように配置すればよい。第2接着工程は、例えば、第1ステッカーと第2ステッカーと生地を積層した状態で、加熱したロール間を通したり、あるいは加熱したブロックや板を当てることにより行う。第1ステッカーと第2ステッカーと生地とを加熱圧着することにより、第2ステッカーが第2ホットメルト接着剤層を介して生地の他方面に接着される。またこれと同時に、生地の一方面に仮接着されていた第1ステッカーが、生地の一方面に本接着されるようになる。この際、第1ステッカーは、第1接着工程での剥離強度Pよりも大きい剥離強度Qとなるように生地に接着される。
上記のような製造方法により、本発明の繊維製品を好適に製造することができる。すなわち、第1ステッカーと第2ステッカーを生地の一方面と他方面の所望の位置に正確に接着しやすくなるとともに、第1ステッカーと第2ステッカーを所望の接着強度で好適に生地に接着しやすくなる。
剥離強度Pと剥離強度Qは、例えば、JIS L 1066 7.d)「ウレタン衣料生地試験方法 剥離強さ」に従い測定する。ただし、当該JISに規定される前処理は行わないこととする。剥離強度Pと剥離強度Qの具体的な値は、剥離強度Qが剥離強度Pよりも大きい限り特に限定されない。剥離強度Qが剥離強度Pよりも大きくなるようにするためには、第1接着工程と第2接着工程において、加熱圧着する際の温度、圧力、時間の少なくとも1つを調整すればよい。例えば、加熱圧着する際の温度を、第1接着工程よりも第2接着工程の方が高くなるようにしたり、加熱圧着する際の圧力を、第1接着工程よりも第2接着工程の方が高くなるようにしたり、第2接着工程において加熱圧着する時間を第1接着工程よりも長くすればよい。
第1接着工程と第2接着工程で加熱圧着する際の温度を変える場合は、例えば、第2接着工程で加熱圧着する温度を第1接着工程での温度よりも5℃以上高くすることが好ましく、10℃以上高くすることがより好ましい。第1接着工程と第2接着工程で加熱圧着する際の圧力を変える場合は、例えば、第2接着工程で加熱圧着する圧力を第1接着工程での圧力よりも30kPa以上高くすることが好ましく、50kPa以上高くすることがより好ましい。第1接着工程と第2接着工程で加熱圧着する時間を変える場合は、例えば、第2接着工程で加熱圧着する時間を第1接着工程で加熱圧着する時間よりも1.2倍以上長くすることが好ましく、1.4倍以上長くすることがより好ましい。なお、製造上簡便に剥離強度Qが剥離強度Pよりも大きくなるようにする点からは、第1接着工程と第2接着工程の加熱圧着する時間を調整することが好ましい。加熱圧着する時間を調整することにより、第1接着工程と第2接着工程で共通の加熱圧着装置を使用して、その都度温度や圧力設定を変えることなく、第1接着工程と第2接着工程を連続的に行うことができるようになる。また、生地の損傷も防ぎやすくなる。
第1ステッカーに過剰の熱負荷がかかるのを防止する点から、第1接着工程で加熱圧着する際は生地の一方面側からのみ加熱し、第2接着工程で加熱圧着する際は生地の他方面側からのみ加熱することが好ましい。このように加熱圧着することにより、第2接着工程では第2ステッカーと生地を介して第1ステッカーが加熱されることとなり、第1ステッカーに過剰な熱負荷がかかるのを防止することができる。その結果、第1ステッカーが加熱されすぎることによる熱劣化を防ぐことができる。
本発明の繊維製品は、第2ステッカーを生地にまず仮接着して、その後、第1ステッカーを第2ステッカーと重なるように生地の両面に配置し、第1ステッカーと第2ステッカーを生地に本接着するものであってもよい。すなわち、本発明の繊維製品の製造方法は、第2ホットメルト接着剤層を有する第2ステッカーを生地の他方面に積層し、加熱圧着することにより、第2ステッカーを第2ホットメルト接着剤層を介して剥離強度Pとなるように生地の他方面に接着する工程(第1接着工程)と、第1ホットメルト接着剤層を有する第1ステッカーを、生地の一方面に第2ステッカーと重なるように積層し、加熱圧着することにより、第2ステッカーを前記剥離強度Pよりも大きい剥離強度Qとなるように生地の他方面に接着するとともに、第1ステッカーを第1ホットメルト接着剤層を介して生地の一方面に接着する工程(第2接着工程)とを有するものであってもよい(第2製造方法)。
第2製造方法は、第1ステッカーと第2ステッカーを貼る順番が逆になる点を除き、基本的に上記の第1製造方法と同様である。従って、第1製造方法に係る説明と重複する部分の説明を省略する。
第2製造方法では、第1接着工程において、第2ステッカーを生地に仮接着する。この際、第2ステッカーは、剥離強度Pとなるように生地に接着される。第1接着工程に続いて行われる第2接着工程では、第1ステッカーを、第2ステッカーと重なるように生地の一方面に積層し、第1ステッカーと第2ステッカーと生地とを加熱する。第1ステッカーは、外縁を含む少なくとも一部が、第2ステッカーと重なるように配置すればよく、好ましくは、第2ステッカーが第1ステッカーを覆い、第2ステッカーにより第1ステッカーが囲まれるように、第1ステッカーを配置すればよい。第2接着工程により、第1ステッカーと第2ステッカーが生地に本接着される。この際、第2ステッカーは、第1接着工程での剥離強度Pよりも大きい剥離強度Qとなるように生地に接着される。第2製造方法では、第2ステッカーに過剰の熱負荷がかかるのを防止する点から、第1接着工程で加熱圧着する際は生地の他方面側からのみ加熱し、第2接着工程で加熱圧着する際は生地の一方面側からのみ加熱することが好ましい。
このような製造方法によっても、本発明の繊維製品を好適に製造することができる。すなわち、第1ステッカーと第2ステッカーを生地の一方面と他方面の所望の位置に正確に接着しやすくなるとともに、第1ステッカーと第2ステッカーを所望の接着強度で好適に生地に接着しやすくなる。
本発明の繊維製品は、第1ステッカーと第2ステッカーを一度に生地の両面に接着するものであってもよい。すなわち、第1ホットメルト接着剤層を有する第1ステッカーを生地の一方面に積層するとともに、第2ホットメルト接着剤層を有する第2ステッカーを生地の他方面に第1ステッカーと重なるように積層し、加熱圧着することにより、第1ステッカーを第1ホットメルト接着剤層を介して生地の一方面に接着するとともに、第2ステッカーを第2ホットメルト接着剤層を介して生地の他方面に接着する工程を有するものであってもよい(第3製造方法)。第3製造方法では、生地の両面から、第1ステッカーと第2ステッカーを加熱圧着することが好ましい。第3製造方法によれば、本発明の繊維製品を簡便に製造することができる。
1:繊維製品
2:生地、2A:一方面、2B:他方面
3:第1ステッカー、31:第1基材層、32:第1接着剤層
4:第2ステッカー、41:第2基材層、42:第2接着剤層

Claims (9)

  1. 一方面と他方面を有し、少なくとも前記一方面が表面に露出した生地と、
    前記生地の一方面に接着された第1ステッカーと、
    前記生地の他方面に接着された第2ステッカーとを有し、
    前記第2ステッカーは、前記第1ステッカーの外縁を含む少なくとも一部と重なって、前記生地に接着されていることを特徴とする繊維製品。
  2. 前記第2ステッカーは、前記第1ステッカーと重なって前記第1ステッカーの外縁より外方に延在し、前記生地に接着されている請求項1に記載の繊維製品。
  3. 前記第2ステッカーは、前記第1ステッカーの全体と重なって、前記生地に接着されている請求項1または2に記載の繊維製品。
  4. 前記生地の一方面が、繊維製品の外側表面に露出している請求項1〜3のいずれか一項に記載の繊維製品。
  5. 前記生地は織布または編布から構成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の繊維製品。
  6. 前記第1ステッカーと前記第2ステッカーは、ホットメルト接着剤により前記生地に接着されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の繊維製品。
  7. 請求項6に記載の繊維製品を製造する方法であって、
    第1ホットメルト接着剤層を有する第1ステッカーを生地の一方面に積層し、加熱圧着することにより、第1ステッカーを第1ホットメルト接着剤層を介して剥離強度Pとなるように生地の一方面に接着する工程と、
    第2ホットメルト接着剤層を有する第2ステッカーを、生地の他方面に前記第1ステッカーと重なるように積層し、加熱圧着することにより、第1ステッカーを前記剥離強度Pよりも大きい剥離強度Qとなるように生地の一方面に接着するとともに、第2ステッカーを第2ホットメルト接着剤層を介して生地の他方面に接着する工程とを有することを特徴とする繊維製品の製造方法。
  8. 請求項6に記載の繊維製品を製造する方法であって、
    第2ホットメルト接着剤層を有する第2ステッカーを生地の他方面に積層し、加熱圧着することにより、第2ステッカーを第2ホットメルト接着剤層を介して剥離強度Pとなるように生地の他方面に接着する工程と、
    第1ホットメルト接着剤層を有する第1ステッカーを、生地の一方面に前記第2ステッカーと重なるように積層し、加熱圧着することにより、第2ステッカーを前記剥離強度Pよりも大きい剥離強度Qとなるように生地の他方面に接着するとともに、第1ステッカーを第1ホットメルト接着剤層を介して生地の一方面に接着する工程とを有することを特徴とする繊維製品の製造方法。
  9. 請求項6に記載の繊維製品を製造する方法であって、
    第1ホットメルト接着剤層を有する第1ステッカーを生地の一方面に積層するとともに、第2ホットメルト接着剤層を有する第2ステッカーを生地の他方面に前記第1ステッカーと重なるように積層し、加熱圧着することにより、第1ステッカーを第1ホットメルト接着剤層を介して生地の一方面に接着するとともに、第2ステッカーを第2ホットメルト接着剤層を介して生地の他方面に接着する工程を有することを特徴とする繊維製品の製造方法。
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JPS58160217U (ja) * 1982-04-15 1983-10-25 有限会社浅田織布工場 リバ−シブル繊維製品
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