JP2015217994A - 箱体移送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印字や印字検査をする際など箱が静止した状態を作出するラインであって、不適合品を下流へ渡さない省スペースに資する箱体移送装置を提供すること。【解決手段】第1コンベア20と第2コンベア30との間に設け、箱Bを3個等間隔に載置する載置ステーション101と、4個の等間隔に一列に移送方向に並んだ吸着ヘッド121を有し、ボックスモーションを繰り返して箱Bを順次下流へ移載する移載機構10と、を備え、載置ステーション101は第1面111と第2面112とに分離しており、更に、第1面111上にある箱Bを所定の基準に対して印字が適合か否かを判定する画像センサ部104と、不適合とされた箱Bが第2面112上に載置されたあと、第2面112を下降させる制御をおこない、吸着ヘッドに121よる当該箱Bの次回吸着を回避する制御部107と、を具備した箱体移送装置1。【選択図】図4

Description

本発明は、箱体移送装置に関し、特に、検品前後のライン構成を簡素化する箱体移送装置に関する。
製箱ラインの下流では、箱への製造年月日印字や内容物の収容確認(重量検査)などがおこなわれる。例えば、印字については、図5に示したように、第1コンベア、横取装置、間欠コンベア、不良品排出装置、受渡装置、第2コンベアによってラインが構成される。
第1コンベアは、内容物の収容された箱体を移送する。印字はレーザマーカやインクジェットプリンタ等によりおこなわれるが、種々の印字装置に対応できるように、印字の際には箱体が静止していることが好ましい。このため、間欠コンベアを第1コンベアとは別途設ける必要があり、その間欠駆動の静止時を利用して印字、更には、印字検査、印字不良品の除外がおこなわれる。
ここで、箱が移送方向に対して斜めであると印字不良が生じるため、横取装置が第1コンベアから間欠コンベアへ高速かつ的確な押し込みをおこない、また、間欠コンベアでは間仕切により姿勢が正されるようにしている。なお、印字不良があった場合には、不良品排出装置であるプッシャが箱を移送方向横からライン外へ押し出し、不良品が下流へ流れてしてしまうのを防止している。
間欠コンベア末端では、受渡装置が二つのベルトにて箱体を保持しつつ抜き取って第2コンベアへ送り出し、第2コンベアでは更に箱体を下流へ移送する。
従来は、このようにして不良品を排除し、品質の高い製品を出荷するようにしていた。
しかしながら、従来の技術では以下の問題点があった。
製箱工場では、様々な種類の内容物を様々な箱に収容、すなわち、製箱する。このとき、ラインでは内容物の収容だけでなく、箱の展開、内容物の計量、説明書の同封、糊付け、重量検査、ロットやRSSコードの印字、検品等、様々な工程が存在し、それぞれに複数の装置ないし機構を要する。
従って、限りある敷地内で如何にラインを省スペースで構築するかが生産効率に大きく影響する。換言すれば、従来では、ライン上の装置数ないし機構数をできだけ少なくしたいという潜在的な要請があった。
また、従来では箱体の重量を測定し、内容物が入っているか、規定量収容されているかなどの検品もおこなわれている。ここで、大抵の製箱ラインでは、複数の箱体がベルト上に載置され全体が移送されていく(動いていく)ため、連続駆動にせよ、間欠駆動にせよ、中途で個々の箱体の重量測定をすることが困難である。従って、ライン最末端に別途重量検査装置が設けられている。
しかしながら、このような重量検査装置は、事実上ラインとは別構成であるため、製箱装置メーカーは、別途この装置を他社から購入し、セットで販売する必要があった。従って、オーバースペックとなりがちで全体の構成も大がかりとなりやすいという問題点があった。
特開2011−032089号 特開2011−240510号 特開2003−026331号
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、印字や印字検査をする際など箱が静止した状態を作出するラインであって、不適合品を下流へ渡さない省スペースに資する箱体移送装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の箱体移送装置は、箱体を載置して移送する上流に位置する第1コンベアと、箱体を載置して移送する下流に位置する第2コンベアと、第1コンベアと第2コンベアとの間に設け、箱体をn個(ただしnは2以上の整数とする。)等間隔に載置する、両コンベアと載置面高さが揃った載置ステーションと、(n+1)個の等間隔に一列に移送方向に並んだ吸着ヘッドを有し、吸着、前記間隔一つ分の横移送、解放、回帰、を上昇下降運動も伴って繰り返し、第1コンベア下流端に到来した箱体は載置ステーション上の上流端へ移載し、載置ステーション上の箱体は順送りし、載置ステーション上の下流端の箱体は第2コンベア上流端へ移載する移載手段と、を備え、載置ステーションは、第1載置面体と、第1載置面体より下流にあって一つ分の箱体を載置する第2載置面体と、の少なくとも二つに分離しており、(原則第2は下流端だがそれ以外も含む)更に、第1載置面体上にある箱体を所定の基準に対して適合か不適合か判定する検品手段と、検品手段により不適合とされた箱体が第2載置面体上に移載されたあと、第2載置面体を下降させる制御をおこない、吸着ヘッドによる当該箱体の次回吸着を回避する制御手段と、を具備したことを特徴とする。
すなわち、請求項1にかかる発明は、箱印字や印字検査をする際など箱が静止した状態を作出するラインであって、不適合品を下流へ渡さない省スペースに資する箱体移送装置を提供することができる。換言すれば、従来このような静止した状態を作出するライン、特に検品ラインに必要であった、横取装置、間欠コンベア、受渡装置を不要とし、簡素な載置ステーションおよび移載手段が代替する。ライン幅も減縮される。
なお、前記間隔一つ分の横移送とは、吸着位置から解放・載置位置までが吸着ヘッド間隔分であることを意味し、横移送とはコンベアの移送方向に沿った方向をいう。
吸着、前記間隔一つ分の横移送、解放、回帰、を上昇下降運動も伴って繰り返し、とは、単に、吸着→鉛直上昇→横移送→鉛直下降→解放→鉛直上昇→横逆移送→鉛直下降→吸着→・・・の場合、すなわちボックスモーションの他、吸着→上昇しつつ横移送→下降しつつ横移送→解放→上昇しつつ横逆移送→下降しつつ横逆移送→吸着→・・・のように、斜め運動、すなわちアーチモーションも含まれるものとする。このような運動は2軸パラレルリンクロボットにより簡素かつ簡便に実現できる。特に、リンクロボットを用いると、精度よい位置出しが可能となるので好適である。
載置ステーションが第1載置面体と、第1載置面体より下流にあって一つ分の箱体を載置する第2載置面体との少なくとも二つに分離しており、とは、第2載置面体が載置ステーションの下流端に位置する場合をいうが、使用の態様により、必ずしも下流端でなく、中間に位置し、更に下流に載置面体が形成されていてもよいことを含むものとする。
なお、第2載置面体は下降後、適宜傾斜または回転して箱体を排出させる等してもよい。
請求項2に記載の箱体移送装置は、請求項1に記載の箱体移送装置において、検品手段により不適合とされた箱体が第2載置面体上に移載されたあと、移送方向に対して横から押し出しまたは引き抜き当該箱体を載置ステーション上から除外する除外手段を具備したことを特徴とする。
すなわち、請求項2にかかる発明は、プッシャ等の簡素な構成で不適合品をラインから排除することができる。見方を変えると、プッシャにより不適合品を排除するラインについて、仮にプッシャが故障している場合にはそれを発見しにくく、不適合品が下流に流れてしまうところ、第2載置面体の下降により、より確実に下流移送が防止される。すなわちフェールセーフが実現される。
なお、第2載置面体の下降は、使用の態様によって、プッシャにより排除される程度の位置としても、プッシャが干渉しなくなるまでの低さ(深さ)としてもよい。
請求項3に記載の箱体移送装置は、請求項1または2に記載の箱体移送装置において、検品手段は第1載置面体のいずれかの載置位置に設けた荷重測定手段であり、所定の基準は所定範囲内の重量であることを特徴とする。
すなわち、請求項3にかかる発明は、内容物の収容不良品、充填不良品を排除することができる。また、箱体は同一位置に静置されるので、ここにロードセルを設けて重量を検出でき、ライン上に簡便に荷重検査機構を組み込むことができる。従って、別途他社製品を組み込むことなく安価に装置を提供することができる。
請求項4に記載の箱体移送装置は、請求項1または2に記載の箱体移送装置において、検品手段は箱に印字ないし刻印されたロット番号その他の識別標識を識別する識別手段であり、所定の基準は画像パタンであることを特徴とする。
すなわち、請求項4にかかる発明は、印字不良品を排除することができる。
識別標識は、各箱体を一意に特定できる標識であるほかその箱体を含んだ一群を識別する標識であってもよく、広く、箱体に付される標識が含まれるものとする。
本発明によれば、印字や印字検査をする際など箱が静止した状態を作出するラインであって、不適合品を下流へ渡さない省スペースに資する箱体移送装置を提供することができる(請求項1)。また、不適合品の下流移送をより確実に防止することができる(請求項2)。また、内容物の収容不良品、充填不良品を安価に排除する、簡素簡略化したラインを構築できる(請求項3)。また、印字不良品を排除する、簡素簡略化したラインを構築できる(請求項4)。
本発明の箱体移送装置の正面図である。 図1に示した箱体移送装置の平面図である。 適合品が順送りされる移載の様子を示した説明図である。 不適合品がある場合の移載の様子を示した説明図である。 従来の印字検品機構の様子を示した平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、PTPシート、すなわち、錠剤を整然と配列した穴に小分けし金属箔により封入したプラスチックシート、が束ねられて収容された(製箱された)小箱にRSSコードを印字し、その印字検査および中身の重量検査をおこなう箱体移送装置について説明する。
図1は、本発明の箱体移送装置の正面図である。図2は、図1に示した箱体移送装置の平面図である。図3は、適合品が順送りされる移載の様子を示した説明図である。図4は、不適合品がある場合の移載の様子を示した説明図である。なお、各図において、説明の便宜上適宜構成を省略している。また、適宜縮尺を変えて描画してある。
箱体移送装置1は、大きく、移載機構10をはさみ、その上流の第1コンベア20と、下流の第2コンベア30とにより構成される。
第1コンベア20は、箱Bを略等間隔に載置する無端の載置ベルト201と、載置ベルト201を動かし箱Bを移送する駆動ローラ202と、最下流端の位置決めおよび箱Bの姿勢制御をおこなうストッパ203とにより構成される。第1コンベア20は連続駆動され、ストッパ203により箱Bが定位置で待機し移載機構10による吸着を待つ。
第2コンベア30は、箱Bを略等間隔に載置する無端の載置ベルト301と、載置ベルト301を動かし箱Bを移送する駆動ローラ302により構成される。第2コンベア30は、更に下流の設計に従って、連続駆動とすることもでき、間欠駆動とすることもできる。
移載機構10は、第1コンベア20と第2コンベア30との間に設け、箱Bの移載および検品をおこなう。具体的には、移載機構10は、載置ステーション101と、移載ロボット102と、画像センサ部103と、重量センサ部104と、プッシャ105と、下降駆動部106と、制御部107と、を有する。また、移載機構10に沿ってレーザマーカ40が配置されている。
載置ステーション101は、箱Bを3つ、間隔Lにてそれぞれ定位置に載置する。また、この載置面と、載置ベルト201と載置ベルト301とは、同じ高さとしており、後述の吸着が容易となるようにしている。なお、以降では、便宜上、箱Bの載置場所を、上流から、載置位置a、載置位置b、載置位置cとそれぞれ称することとする。
また、載置ステーション101は、載置位置aと載置位置bの箱B2つ分のスペースを第1面111、載置位置cの箱B1つ分のスペースを第2面112として、分離した構成としている。後述するように、第1面111は固定面であるが、第2面112は、不適合品が載置された場合に下降する。
移載ロボット102は、第1コンベア20下流端に到来し、ストッパ203により姿勢の正された箱を載置ステーション101上の載置位置aに、載置位置aにあった箱を載置位置bに、載置位置bにあった箱を載置位置cに、載置位置cにあった箱を第2コンベア30の上流端に、それぞれ同時に移載し、再び元の位置に戻る駆動を繰り返す。
詳細には、移載ロボット102は、4つの吸着ヘッド121と、これを間隔Lにて一列に取り付けたベース122と、ベース122をボックスモーションにて駆動する二軸パラレルロボット123とを有し、4つの吸着ヘッド121による箱B4つの同時吸着→上昇→間隔L分の下流への横移動→下降→箱B4つの同時解放→上昇→間隔L分の上流への横移動→下降→(吸着)→・・・を繰り返す(図3a〜f)。この吸着・解放により、箱Bが順送りされる。なお、吸着ヘッド121の箱Bの吸着および解放は、吸着ヘッド121に取り付けられたチューブ(図示せず)を介した、陰圧と常圧の切り替えに従う。
換言すると、従来は、第1コンベア20と第2コンベア30との間に、間欠コンベア、すなわち、間欠駆動する無端ベルト機構が採用され、箱Bは、載置面ないし載置台が移動することにより移送されていたところ、箱体移送装置1では、載置面は静止しており、吸着ヘッド121のピックアップにより上から移動する構成を採用している。
ここで、印字と印字検査、および、重量測定ついて説明する。
画像センサ部103は、撮像センサ131とパタン判定部132とにより構成されている。レーザマーカ40と撮像センサ131は、載置ステーション101の長手方向に沿ってそれぞれ載置位置a付近、載置位置b付近に配置されている。
レーザマーカ40は、載置位置aに移載されてきた箱BにRSSコードを印字する。撮像センサ131は、載置位置bに移載されてきた箱Bについて直前に印字されたRSSコードを撮像し、パタン判定部132は、撮像された画像に基づきパタン認識をおこない、RSSコードが正しく印字されているか否かを判断する。なお、レーザマーカ40へ入力する信号をパタン判定部132でも入力し、この信号に基づいてパタン認識させるようにしてもよい。
従来は、間欠コンベアによる停止、発進によって、箱の姿勢がずれ、印字の位置ずれや間延びが生じやすかった。これを防止するため、間仕切等で箱の姿勢を保持したまま移送することも可能であるが、この場合は、横取装置、すなわち、第1コンベアから間仕切間への箱の押し込みについて精度が要求され、いずれにせよ装置の複雑化を招きやすかった。
箱体移送装置1では、吸着ヘッド121および二軸パラレルロボット123により、精度よく位置出しがなされ、かつこれが維持されたまま順送りされるため好適な印字がおこなわれるという利点を有する。従って、そもそも印字ミスが生じにくく、また同時に、画像センサ部103も精度よく画像識別をおこなうことが可能となる。
重量センサ部104は、荷重センサ141と重量判定部142とにより構成されている。荷重センサ141は載置位置bに配置し箱Bの重量を測定し、重量判定部142は測定重量が所定範囲内であるかを判定する。荷重センサ141は載置位置b部分に表出させてもよく、センサに厚みがあるようであれば、適宜埋入深さを調整し、表面高さが載置位置aと同じになるように配置する。使用の態様により、載置面bの表層下に設けるようにしてもよい。必要な精度にて載置された箱の重さを測定できるものであれば、検出方法は特に限定されない。
従来の間欠コンベアであると、無端ベルト上に箱Bが複数載置され、かつ、全体が移動していくので、間欠コンベア上では重量測定できず、装置構成が冗長となるところ、箱体移送装置1では、間欠コンベア相当位置で測定が可能となる。また、上述したように、載置位置bにて測定が可能であるので、印字検査と同時に重量検査もおこなうことが可能となり、装置構成を重畳的に簡略化しラインの短縮化を実現できる。
箱Bへの印字が不適合である、または箱Bの重量が不適合(大抵は、PTPシートの枚数不足または錠剤の封入もれ)であると判断された場合、当該箱Bが載置位置cに移載されると、載置ステーション101に横付けされたプッシャ105がこれをステーション外へ押し出す(図4f)。これにより、不適合品が下流へ混入されなくなる。
ただし、プッシャ105が故障している場合には、不適合品が下流へ流れてしまう。特に、薬剤を収容した箱については、安全性の観点および製品管理の観点から不適合品を下流に絶対流さないという設計思想が必要とされる。そこで、箱体移送装置1では、箱Bへの印字が不適合である、または、箱Bの重量が不適合であると載置位置bにて判断された場合、当該箱Bが載置位置c上に解放されると、プッシャ105とは独立して、箱Bが吸着ヘッド121が吸着できない高さまで第2面112を下降させる制御を制御部107がおこなう(図4e)。
なお、本実施の形態では、第2面112が下がっても、プッシャ105により依然として箱Bが押し出される高さ(下げ幅はおおよそ5mm〜10mmである)に設定している(図4f)。すなわち、箱体移送装置1は、不適合品が載置位置cにやってくると、箱Bは吸着されず、かつ、プッシャ105によりライン外へ押し出される、という下流移載の防止機構を2重に実装している。特に、移載速度が速くなると、プッシャの故障自体を検知するようにしたとしても、ライン等の停止が間に合わず不適合品が下流へ移載されてしまう可能性が生じるが、第2面112を下げる制御は高速におこなうことができるので、十分な移載防止が実現される。
以上説明したように、本発明によれば、印字をする際など箱が静止した状態を作出するラインであって、不適合品を下流へ渡さない簡素簡略化したラインを構築しつつ、省スペースに資する箱体移送装置を提供することが可能となる。
なお、本発明は、上記の態様に限定されない。例えば、印字や印刷に変えて、ラベルを貼付するような場合の検品、および、不適合品の除外にも用いることができる。また、箱の糊付けが十分にされているか(フラップがめくれ上がっていないか)といった検品、および、不適合品の排除もおこなうことができる。
吸着ヘッドも5つ設け、印字の良否判断をおこなう載置場所と重量検査の載置場所を分けるようにしてもよい。反対に、印字、印字検査、および、重量検査を載置位置aにておこない、載置位置bで不適合品排除をおこなうようにして、吸着ヘッドを2つとすることもできる。印字や刻印も、ロット番号や消費期限としてもよく、また、レーザマーカでなくインクジェットプリンタを用いてもよい。
また、第2面については、下降後、一回転させて、不適合品を落下させて排除するようにしてもよい。
本発明は、従来に比して、装置の構成要素も少ないため故障要因も少なく、この点からも、高い信頼性を獲得しているといえる。
本発明は、印字検査や重量検査以外でも、箱を静止させておこなうのが好適な検品等に利用できる。例えば、音波をあてるような検品もおこなうことができる。
1 箱体移送装置
40 レーザマーカ
10 移載機構
101 載置ステーション
111 第1面
112 第2面
102 移載ロボット
121 吸着ヘッド
122 ベース
123 二軸パラレルロボット
103 画像センサ部
131 撮像センサ
132 パタン判定部
104 重量センサ部
141 荷重センサ
142 重量判定部
105 プッシャ
106 下降駆動部
107 制御部
20 第1コンベア
201 載置ベルト
202 駆動ローラ
203 ストッパ
30 第2コンベア
301 載置ベルト
302 駆動ローラ

Claims (4)

  1. 箱体を載置して移送する上流に位置する第1コンベアと、
    箱体を載置して移送する下流に位置する第2コンベアと、
    第1コンベアと第2コンベアとの間に設け、箱体をn個(ただしnは2以上の整数とする。)等間隔に載置する、両コンベアと載置面高さが揃った載置ステーションと、
    (n+1)個の等間隔に一列に移送方向に並んだ吸着ヘッドを有し、吸着、前記間隔一つ分の横移送、解放、回帰、を上昇下降運動も伴って繰り返し、第1コンベア下流端に到来した箱体は載置ステーション上の上流端へ移載し、載置ステーション上の箱体は順送りし、載置ステーション上の下流端の箱体は第2コンベア上流端へ移載する移載手段と、
    を備え、
    載置ステーションは、第1載置面体と、第1載置面体より下流にあって一つ分の箱体を載置する第2載置面体と、の少なくとも二つに分離しており、
    更に、
    第1載置面体上にある箱体を所定の基準に対して適合か不適合か判定する検品手段と、
    検品手段により不適合とされた箱体が第2載置面体上に移載されたあと、第2載置面体を下降させる制御をおこない、吸着ヘッドによる当該箱体の次回吸着を回避する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする箱体移送装置。
  2. 検品手段により不適合とされた箱体が第2載置面体上に移載されたあと、移送方向に対して横から押し出しまたは引き抜き当該箱体を載置ステーション上から除外する除外手段を具備したことを特徴とする請求項1に記載の箱体移送装置。
  3. 検品手段は第1載置面体のいずれかの載置位置に設けた荷重測定手段であり、所定の基準は所定範囲内の重量であることを特徴とする請求項1または2に記載の箱体移送装置。
  4. 検品手段は箱に印字ないし刻印されたロット番号その他の識別標識を識別する識別手段であり、所定の基準は画像パタンであることを特徴とする請求項1または2に記載の箱体移送装置。

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