JP2015217658A - 液体吐出ヘッドユニット、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘッドチップのつなぎ目部分での画質低下を低減させた液滴吐出ヘッドユニットを提供する。【解決手段】液滴を吐出する複数のノズルが配列され、各ノズルに対応する複数の圧電素子PZTを有する複数のヘッドチップ101を長尺方向に並べ、ヘッドチップ101の圧電素子PZTの列は、圧電素子PZTに与える駆動波形の給電部に対して近い側と遠い側とがあり、ヘッドチップ並び方向において隣り合う2つのヘッドチップ101、101は、駆動波形の給電部に対して近い側同士、又は、駆動波形の給電部に対して遠い側同士が、ヘッドチップ並び方向で重複して配置されている。【選択図】図8
Description
本発明は液体吐出ヘッドユニット、画像形成装置に関する。
画像形成装置として、例えば液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)を記録ヘッドに用いた液体吐出記録方式の画像形成装置、例えばインクジェット記録装置が知られている。また、画像形成装置としては、記録ヘッドが移動しない状態で液滴を吐出して画像を形成するライン型ヘッドを用いるライン型画像形成装置がある。
ライン型画像形成装置で使用する用紙幅相当分のノズル列長さを有するフルライン型ヘッドや用紙幅の半分相当分のノズル列長さを有する長尺ヘッド(両者を併せて単に「長尺ヘッド」という。)としては、複数の短尺ヘッド(ヘッドチップ)を用紙幅方向に複数個並べて配列したマルチアレイヘッドなどが知られている(特許文献1)。
ところで、ヘッドチップの複数のノズルに対応する各圧力発生手段(駆動素子)に駆動波形を与えるとき、複数の圧力発生手段に対応する複数のスイッチング手段に対し、スイッチング手段の並び方向に対応して一方側から駆動波形を供給する片側供給を行う構成が知られている。
このとき、駆動波形の供給側から遠くなる位置のスイッチング手段を介して与えられる圧力発生手段ほど駆動波形のなまりが大きくなる。そのため、駆動波形の供給側に近い側のスイッチング手段を介して駆動波形が与えられる圧力発生手段に対応するノズルと、駆動波形の供給側から遠い側のスイッチング手段を介して駆動波形が与えられる圧力発生手段に対応するノズルとでは、滴吐出特性とが異なる。
その結果、上述したように複数のヘッドチップを配列して長尺ヘッド(これを「液体吐出ヘッドユニット」という)を構成した場合、並び方向で隣り合うヘッドチップのつなぎ目で滴吐出特性が異なって、つなぎ目部分での画像品質が低下するという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、ヘッドチップのつなぎ目部分での画質低下を低減することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液体吐出ヘッドユニットは、
液滴を吐出する複数のノズルが配列され、各ノズルに対応する複数の圧力発生手段を有する複数のヘッドチップを長尺方向に並べた液体吐出ヘッドユニットであって、
前記ヘッドチップの前記圧力発生手段の列は、前記圧力発生手段に与える駆動波形の給電部に対して近い側と遠い側とがあり、
ヘッドチップ並び方向において隣り合う2つの前記ヘッドチップは、前記駆動波形の給電部に対して近い側同士、又は、前記駆動波形の給電部に対して遠い側同士が、ヘッドチップ並び方向で重複して配置されている
構成とした。
液滴を吐出する複数のノズルが配列され、各ノズルに対応する複数の圧力発生手段を有する複数のヘッドチップを長尺方向に並べた液体吐出ヘッドユニットであって、
前記ヘッドチップの前記圧力発生手段の列は、前記圧力発生手段に与える駆動波形の給電部に対して近い側と遠い側とがあり、
ヘッドチップ並び方向において隣り合う2つの前記ヘッドチップは、前記駆動波形の給電部に対して近い側同士、又は、前記駆動波形の給電部に対して遠い側同士が、ヘッドチップ並び方向で重複して配置されている
構成とした。
本発明によれば、ヘッドチップのつなぎ目部分での画質低下を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る液体吐出ヘッドユニットについて図1を参照して説明する。図1は同液体吐出ヘッドユニットの模式的平面説明図である。
この液体吐出ヘッドユニット100は、複数のヘッドチップ101をベース部材102上に長尺方向、ここではノズル配列方向に沿って千鳥状に並べて配置したものである。
ここで、ヘッドチップ101の一例について図2及び図3を参照して説明する。図2は同ヘッドチップのノズル配列方向と直交する方向(液室長手方向)に沿う断面説明図、図3は同ヘッドチップのノズル配列方向(液室短手方向)に沿う断面説明図である。
このヘッドチップ101は、例えば2枚のSUS基板1A、1Bで構成した流路板1と、流路板1の一面に接合した振動板部材2と、流路板1の他面に接合したノズル板3とを有している。
これらによって液滴(液体の滴)を吐出する複数のノズル4がそれぞれ通路5を介して通じる個別流路としての複数の個別液室6、個別液室6に液体を供給する供給路を兼ねた流体抵抗部7、流体抵抗部7を介して個別液室6に通じる液導入部8を形成している。
そして、液導入部8に振動板部材2に形成した供給口9を介してフレーム部材17に形成した共通液室10から液体を供給する。
振動板部材2は各個別液室6に対応してその壁面を形成する各振動領域(ダイアフラム部)2aを有し、振動領域2aの面外側(液室6と反対面側)に島状凸部2bが設けられている。そして、振動板部材2の島状凸部2bに振動領域2aを変形させる圧力発生手段(駆動素子、アクチュエータ手段)としての積層型圧電部材12の圧電柱12Aの上端面(接合面)を接合している。また、積層型圧電部材12の反対面はベース部材13に接合している。
ここで、圧電部材12は、圧電層21と内部電極22A、22Bとを交互に積層したものである。内部電極22A、22Bは、それぞれ端面、即ち圧電部材12の振動板部材2に略垂直な側面に引き出して、この側面に形成された端面電極(外部電極)23、24に接続し、端面電極(外部電極)23、24間に電圧を印加することで積層方向の変位を生じる。ここで、外部電極23を個別外部電極(個別電極)とし、外部電極24を共通外部電極(共通電極)として使用する。
この圧電部材12は、ハーフカットダイシングによって溝31(図3)を加工して1つの圧電部材12に対して所要数の柱状の圧電素子(圧電柱)12A、12Bを所定の間隔で櫛歯状に形成したものである。なお、圧電部材12の圧電柱12A、12Bは、同じものであるが、駆動波形を与えて駆動させる圧電柱を駆動柱12A、駆動波形を与えないで単なる支柱として使用する圧電柱を非駆動柱12Bとして区別している。また、圧電部材12の端部の非駆動柱12Bは共通電極を外部に取り出すために幅広に形成した非駆動柱12Baとし、内部電極23、24がいずれも両端面まで形成されている。
また、圧電部材12には駆動柱12Aに与える駆動信号を伝達するめの可撓性を有する配線基板(信号伝達手段)としてのFPC15が接続されている。
FPC15には、駆動柱12Aの個別外部電極23に接続する、駆動信号を伝達する配線である個別電極配線と、端部の非駆動圧電柱12Baに取り出される複数の駆動柱12Aの共通電極24に接続された共通取出電極に接続する共通電極配線とを有している。
このFPC15には、駆動柱12Aに対して画像データに応じて駆動信号を出力する駆動IC(ドライバIC)16が搭載されている。
ノズル板3には各個別液室6に対応して直径10〜35μmのノズル4を形成し、流路板1に接着剤接合している。そして、このノズル板3の液滴吐出側面(吐出方向の表面:吐出面、又は液室6側と反対の面)には撥液層を設けている。
さらに、これらの圧電部材12、ベース部材13及びFPC15などで構成される圧電アクチュエータの外周側には、例えばエポキシ系樹脂或いはポリフェニレンサルファイトで射出成形により形成したフレーム部材17を接合している。
そして、このフレーム部材17には前述した共通液室10を形成している。更に、フレーム部材17には、共通液室10に外部から液体を供給するための供給口19を形成し、この供給口19は更に図示しないサブタンクやインクカートリッジなどの液体供給源に接続される。
このように構成したヘッドチップ101においては、例えば、圧電部材12の駆動柱12Aに与える電圧を基準電位から下げることによって駆動柱12Aが収縮し、振動板部材2の振動領域2aが変形して個別液室6の容積が膨張する。これにより、個別液室6内に液体(インク)が流入する。
その後、圧電部材12の駆動柱12Aに与える電圧を上げて駆動柱12Aを積層方向に伸長させ、振動板部材2の振動領域2aをノズル4方向に変形させて個別液室6の容積を収縮させる。これにより、個別液室6内のインクが加圧され、ノズル4から液滴が吐出される。
そして、圧電部材12の駆動柱12Aに印加する電圧を基準電位に戻すことによって振動板部材2の振動領域2aが初期位置に復元し、個別液室6が膨張して負圧が発生するので、このとき、共通液室10から個別液室6内にインクが充填される。そこで、ノズル4のメニスカス面の振動が減衰して安定した後、次の液滴吐出のための動作に移行する。
次に、液体吐出ヘッドユニットを駆動するヘッド駆動制御装置について図4を参照して説明する。図4は1つのヘッドチップに係るヘッド駆動制御装置の説明に供するブロック回路図である。
1つのヘッドチップ101には、前述したように、各ノズル4に対応して圧力発生手段である駆動柱12A(ここでは、「圧電素子PZT」という。)が配置されている。
一方、駆動波形生成回路601は、例えば図5に示すような駆動波形を生成して出力する。この駆動波形生成部601で生成された駆動波形は、ヘッドチップ101の駆動IC16にFPC15などの配線手段を介して供給され、駆動IC16内に含まれるアナログスイッチで構成したスイッチ手段SWを介して、各圧電素子PZTに与えられる。
波形選択制御回路602は、画像データに応じてスイッチ手段SWのON/OFFを制御する信号を出力する。これにより、スイッチ手段SWがON状態になった圧電素子PZTに駆動波形(駆動信号)が入力される。
ここで、駆動IC16の複数のスイッチ手段SWの列に対する駆動波形(駆動信号)の供給(給電)は片側(列の一方の端部側)から行うようにしている。これにより、ノズル配列方向に並ぶ複数の圧電素子PZTの列は、駆動波形の給電部側(具体的には駆動IC16の駆動波形入力部162を給電部とする。)に近い端部側(給電部側端部)と遠い端部側(給電部側と反対側端部)とがあることになる。
具体的には、例えば図11に示すように、ノズル列に対応した圧電素子PZTに、制御装置300で生成した駆動信号をFPC15経由で給電している。FPC15はノズル列の片側にのみ接続されていて、駆動信号の電流は、制御装置300からFPC15を通じて駆動信号配線301、駆動IC16、個別配線302、圧電素子PZT、共通電極配線303を経由し、FPC15を通じて制御装置300に戻る。
図4に戻って、駆動波形生成回路601から供給される駆動波形を駆動IC16の各スイッチ手段SWに対して供給する供給回路は、駆動信号配線と、駆動IC内配線の合成抵抗成分Rと、共通電極配線の抵抗成分R1と、スイッチ手段SWがON状態にされている圧電素子PZTの容量成分Cとで構成されるRCローパスフィルタ(LPF)の回路となる。
このLPFを駆動波形が通過することによって、駆動波形の高周波成分がカットされる。そのため、駆動波形の給電部側から遠くなるほど駆動波形が通るLPFの段数が増加し、図6に示すように、駆動波形のなまりが生じる。特に、同時に駆動する圧電素子PZTの数が多くなるほど、LPFの数が多くなって、駆動波形のなまり量も大きくなる。
この駆動波形のなまりによって滴速度Vjが低下することになる。そのため、図7に示すように、駆動波形の給電部側に近いノズルから遠い(給電部側と反対側の)ノズルに向かうに従って滴速度Vjが低下していくことになる。
そこで、本実施形態におけるヘッドチップの配置と滴速度について図8も参照して説明する。図8は同説明に供する液体吐出ヘッドユニットの模式的平面説明図及び同ヘッドユニットにおける滴速度Vjの変化を説明する説明図である。
本実施形態の液体吐出ヘッドユニット100では、図8(a)に示すように、ヘッドチップ並び方向において、隣り合う2つのヘッドチップ101は、駆動波形の給電部側に対して近い給電部側端部同士、又は、駆動波形の給電部側に対して遠い給電部側と反対側端部同士が、ヘッドチップ並び方向で重複して、隣り合って配置されている構成としている。
これにより、図8(b)に示すように、ヘッドチップ並び方向において、隣り合う2つのヘッドチップ101は、滴速度Vjが逆方向に変化することになる。したがって、例えば、各ヘッドチップ101の滴速度Vjの変化量がほぼ同じとすると、液体吐出ヘッドユニット100全体での滴速度Vjは、個々のヘッドチップ101の滴速度Vjの最大変化量が1つのヘッドチップ101の滴速度Vjの変化量で収まることになる。
そして、隣り合うヘッドチップ101,101のつなぎ目部分における滴速度Vjがほぼ同じになるので、滴速度Vjの差によるスジが目立たなくなり、つなぎ目部分における画質の低下を低減することができて、画質を向上することができる。
ここで、比較例の液体吐出ヘッドユニットについて図9を参照して説明する。図9は同説明に供する液体吐出ヘッドユニットの模式的平面説明図及び同ヘッドユニットにおける滴速度Vjの変化の説明に供する説明図である。
この比較例では、図9(a)に示すように、複数のヘッドチップ101はいずれも駆動波形の給電部側端部を同じ側にして配置されている。
この構成では、ヘッドチップ並び方向において隣り合うヘッドチップ101、101では、一方のヘッドチップ101の給電側端部と他方のヘッドチップ101の給電部側と反対側端部とが隣り合うことになる。
したがって、図9(b)に示すように、例えば、滴速度Vjが速い給電部側端部と滴速度Vjが遅い給電部と反対側端部とがつなぎ目部分で隣り合うことになり、つなぎ目部分での滴速度Vjの変化が大きくなる。
そのため、ヘッドチップ101、101のつなぎ目部分で滴速度の差によるスジが発生して画像品質が低下することになる。
次に、本発明の第2実施形態に係る液体吐出ヘッドユニットについて図10を参照して説明する。図10は同液体吐出ヘッドユニットの模式的平面説明図である。
本実施形態では、複数のヘッドチップ101は、ノズル配列方向をヘッドチップ並び方向に対して傾斜させて配置されている。
このようにヘッドチップ101を斜めに配置することで、ノズル間隔を印刷に必要なドット間隔よりも広くすることができ、ヘッドチップの製作が容易になる。
なお、上記各実施形態において、複数のヘッドチップ101は、実験などで予め滴速度Vjの低下量を測定しておき、特性に近いもの同士を組み合わせることが好ましい。
次に、本発明に係る画像形成装置の一例について図12及び図13を参照して説明する。図12は同画像形成装置の説明図、図13は同装置の記録ヘッドユニットの平面説明図である。
この画像形成装置は、ライン型画像形成装置である。給紙トレイ401に積載された被記録媒体である用紙400は、給紙コロ402によって、破線で図示する搬送経路に沿って搬送される。搬送経路に搬送された用紙400は、タイミング合わせ兼スキュー補正ローラ(所謂レジストローラ)対403を経由して、ベルト搬送ユニット404へ搬送される。
ベルト搬送ユニット404は、所定のタイミングにて駆動される搬送ローラ405と、テンションローラ406と、これらローラ405、406間に掛け回された無端状の搬送ベルト407を備えている。
なお、ベルト搬送ユニット404の搬送ベルト407で用紙400を保持するには、静電吸着や空気吸引による吸着等による手段や、その他の公知の手段を用いることができる。
用紙400は、ベルト搬送ユニット404で記録ヘッドユニット200に対向して搬送され、記録ヘッドユニット200が画像データに応じて駆動されて液滴が吐出されることで、画像が形成される。
記録ヘッドユニット200は、前記第1実施形態に係る複数の液体吐出ヘッドユニット100で構成され、図13に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のインク滴を吐出する液体ヘッドユニット211Y、211M、211C、211Kを備えている。
そして、記録ヘッドユニット200にて画像が形成された用紙400は、デカーラユニット409に搬送されて、デカール(カール矯正)される。
デカーラユニット409を通過した用紙400は、そのまま排紙の場合、分離爪410によって、搬送経路411を経て、排紙ローラ412へ搬送されて排紙される。
また、反転排紙又は裏面印字(両面印刷)する場合は、分離爪410が図示の位置から反時計回りに切り替えられ、搬送経路413を通過し、ガイド部材414を経て、叩きコロ415に送られる。叩きコロ415に送られた用紙400は、回転方向を切り替えた叩きコロ415によって、逆向きに搬送される。
そして、そのまま反転排紙の場合は、第2分離爪416を経て、搬送経路417を通過して、排紙ローラ412へ送られて排紙される。
また、裏面印字する場合は、叩きコロ415によって逆向き搬送された用紙400は、図示の位置から反時計回りに切り替えられた第2分離爪416と両面反転ローラ418の間を経て、搬送経路419を通過して、レジストローラ対403へ送られる。
また、記録ヘッドユニット200の性能を維持回復するため、維持回復ユニット408が備えられている。維持回復ユニット408は、記録ヘッドユニット200の各ヘッドチップのノズル面をキャッピングするキャップ420、キャップ420に接続された図示しない吸引ポンプ、キャップ420内にインクを吸引したときヘッドに残留するインクを払拭するワイパ421を備えている。
ここでは、維持回復動作を行うときには、記録ヘッドユニット200が上昇し、維持回復ユニット408が記録ヘッドユニット200の各記録ヘッドの下方まで移動して、維持回復動作が行われる。また、維持回復ユニット408のキャップ420は、待機時には、記録ヘッドユニット200の各ヘッドチップの湿度を保つ保湿キャップも担っており、非印刷時には、記録ヘッドユニット200が上昇して、維持回復ユニット408は記録ヘッドユニット200の下方まで移動して、保湿キャッピングを行う。
このように本発明に係る液体吐出ヘッドユニットを備えることでヘッドチップ配列方向における画質の低下が抑制されて高画質画像を形成することができる。
1 流路板
2 振動板部材
3 ノズル板
4 ノズル
6 個別液室
10 共通液室
12 圧電部材
12A 駆動柱(圧電素子PZT;圧力発生手段)
15 FPC
16 駆動IC
100 液体吐出ヘッドユニット
101 ヘッドチップ
200 記録ヘッドユニット
211Y、211M、211C、211K 液体吐出ヘッドユニット
400 用紙(被記録媒体)
404 ベルト搬送ユニット
601 駆動波形生成回路
2 振動板部材
3 ノズル板
4 ノズル
6 個別液室
10 共通液室
12 圧電部材
12A 駆動柱(圧電素子PZT;圧力発生手段)
15 FPC
16 駆動IC
100 液体吐出ヘッドユニット
101 ヘッドチップ
200 記録ヘッドユニット
211Y、211M、211C、211K 液体吐出ヘッドユニット
400 用紙(被記録媒体)
404 ベルト搬送ユニット
601 駆動波形生成回路
Claims (3)
- 液滴を吐出する複数のノズルが配列され、各ノズルに対応する複数の圧力発生手段を有する複数のヘッドチップを長尺方向に並べた液体吐出ヘッドユニットであって、
前記ヘッドチップの前記圧力発生手段の列は、前記圧力発生手段に与える駆動波形の給電部に対して近い側と遠い側とがあり、
ヘッドチップ並び方向において隣り合う2つの前記ヘッドチップは、前記駆動波形の給電部に対して近い側同士、又は、前記駆動波形の給電部に対して遠い側同士が、ヘッドチップ並び方向で重複して配置されている
ことを特徴する液体吐出ヘッドユニット。 - 前記複数のヘッドチップは、ノズル配列方向をヘッドチップ並び方向に対して傾斜させて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッドユニット。
- 請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッドユニットを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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JP6299424B2 (ja) | 2018-03-28 |
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