JP2015216499A - 基準信号発生装置および基準信号発生方法 - Google Patents

基準信号発生装置および基準信号発生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成により高精度の基準信号を発生する基準信号発生装置、および基準信号発生方法を提供する。【解決手段】基準信号発生装置1は、放送波からパイロット信号を抽出する前後において、同じ局部発振信号を用いて周波数変換を行い、抽出したパイロット信号に基づいて基準信号を発生するように制御する制御部30を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、基準信号発生装置および基準信号発生方法に関するものである。より詳細には、本発明は、放送波から抽出したパイロット信号に基づいて基準信号を発生する装置に関するものである。また、本発明は、そのような装置により基準信号を発生する方法にも関するものである。
地上デジタルテレビジョン放送に用いる放送波は、周波数偏差±0.4Hz以下という高い周波数精度を有している。この放送波には、受信機において同期を行うため、および復調を行うために、CP(Continual Pilot)と呼ばれるパイロット信号が挿入されている。このCP信号を放送波から取り出せば、周波数精度の高い信号を得ることができる。
特開2006−295908号公報
しかしながら、地上デジタルテレビジョン放送で使用されているUHF帯の放送波から直接CP信号を抽出する際、以下のような問題が生じる。
まず、地上デジタルテレビジョン放送に採用されている直交周波数分割多重(OFDM)方式では、5617本の搬送波が約1kHz間隔で配置されている。このため、CP信号を取り出す際には、通過帯域幅±500Hz程度の狭帯域なバンドパスフィルタにより、目的のCP信号のみを抽出する必要がある。このように、CP信号を抽出するためには、狭帯域フィルタを使用することが必須である。しかしながら、UHF帯において、このような狭帯域のフィルタを製作することは困難である。
また、地上デジタルテレビジョン放送を受信するための所要C/N比(搬送波対ノイズ比)は、約22dBである。この受信の所要C/N比が良好でないと、CP信号はノイズの中に埋もれてしまう。
さらに、放送が行われているチャンネルは、地域によって異なることがある。このため、UHF帯の全てのテレビのチャンネルにおいて、CP信号の抽出に対応できるようにする必要がある。
上述のように、地上デジタルテレビジョン放送においては、高い周波数精度が要求される。このため、地上デジタルテレビジョン放送に用いる基準信号発生器には、一般的に、安定性の高い周波数精度を持つルビジウム発振器が使用される(例えば特許文献1参照)。しかしながら、ルビジウム発振器は、高い周波数精度を有する一方、運搬および設置の際の取扱いが容易ではなく、また高価でもある。このような発振器を中継放送局において使用するのは、価格、取扱方法、および信頼性において、課題が残る。
したがって、本発明の目的は、簡易な構成により高精度の基準信号を発生する基準信号発生装置、および基準信号発生方法を提供することにある。
上記目的を達成する第1の観点に係る基準信号発生装置の発明は、
放送波からパイロット信号を抽出する前後において、同じ局部発振信号を用いて周波数変換を行い、当該抽出したパイロット信号に基づいて基準信号を発生するように制御する制御部を備えることを特徴とするものである。
また、前記制御部は、前記パイロット信号を抽出する前後において同じ局部発振信号を用いた周波数変換を、段階的に複数回行うように制御してもよい。
また、前記制御部は、前記抽出したパイロット信号の周波数を変換してから分周することにより1秒パルス信号を生成し、当該生成した1秒パルス信号に基づいて前記基準信号を発生するように制御してもよい。
また、所定の周波数の信号を発振する発振器をさらに備え、
前記制御部は、前記生成した1秒パルス信号に基づいて前記発振器が発振する信号の周波数を制御することにより、前記基準信号を発生するように制御してもよい。
また、GPS衛星から送信される信号を受信するGPS受信部を備え、
前記制御部は、前記生成した1秒パルス信号および前記GPS受信部が受信した信号に基づく1秒パルス信号のうち一方が得られない時は、もう一方の1秒パルス信号に基づいて前記基準信号を発生するように制御してもよい。
上記目的を達成する第2の観点に係る基準信号発生方法の発明は、
放送波からパイロット信号を抽出するステップと、
前記パイロット信号を抽出する前後において、同じ局部発振信号を用いて周波数変換を行うステップと、
当該抽出したパイロット信号に基づいて基準信号を発生するように制御するステップと、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成により高精度の基準信号を発生する基準信号発生装置、および基準信号発生方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る基準信号発生装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 第1実施形態におけるCP信号抽出処理の例を説明する図である。 第1実施形態におけるCP信号抽出処理の他の例を説明する図である。 第1実施形態における1PPS信号生成処理の例を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る基準信号発生装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る基準信号発生装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る基準信号発生装置1は、UHF帯テレビアンテナ10、受信部20、制御部30、および発振器40を備えている。この基準信号発生装置1は、以下説明するように、地上デジタルテレビジョン放送に用いられるUHF帯の放送波を受信して、精度の高い基準信号を発生する。
UHF帯テレビアンテナ10は、地上デジタルテレビジョン放送に用いられるUHF帯の放送波を受信する。受信部20は、UHF帯テレビアンテナ10が受信した放送波を、デジタル処理可能な帯域の信号に変換および復調するなどして、制御部30が信号処理可能な受信信号にする。
制御部30は、基準信号発生装置1を構成する各機能部をはじめとして、基準信号発生装置1の全体を制御および管理する。また、本実施形態において、制御部30は、受信部20が受信した受信信号に各種の信号処理を施すなど、各種の演算処理を行うことができる。特に、本実施形態において、制御部30は、受信信号からパイロット信号(CP信号)を抽出したり、抽出したCP信号から、1秒パルス(1 Pulse Per Second:1PPS)信号を生成したりする。また、本実施形態において、制御部30は、生成した1PPS信号に基づいて、発振器40が発振する基準信号の周波数を制御する。これらの処理については、さらに後述する。制御部30は、例えばCPUのようなプロセッサまたはマイコンなどの任意の処理装置を含んで構成することができる。
また、制御部30は、任意のメモリ装置などにより構成される記憶部を含んで構成することができる。この記憶部は、制御部30が上述したような信号処理および各種の演算処理などを行う際のアルゴリズム、およびルックアップテーブル(LUT)のような各種の参照テーブルなども記憶する。また、制御部30は、必要に応じて各種の信号処理の結果など種々の情報を記憶部に記憶させたり、必要に応じて記憶部に記憶された各種情報を読み出したりすることができる。
さらに、制御部30は、各種制御に必要な制御信号を発振するための発振器も適宜含んで構成されるものとして説明する。このような、制御部30に含まれる発振器が発振する信号については、さらに後述する。
発振器40は、所定の周波数の信号を発振する任意の好適な発振器により構成することができる。制御部30は、発振器40が発振する信号の周波数を制御することにより、基準信号を発生するように制御する。制御部30による発振器40の制御についても、さらに後述する。
以下、本実施形態に係る基準信号発生装置1は、上述のように、UHF帯テレビアンテナ10、受信部20、制御部30、および発振器40を含んで構成されるものとして説明する。しかしながら、本発明はこのような実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明に係る基準信号発生装置は、上述した各機能部のうち一部を、基準信号発生装置1の外部に設けてもよい。また、例えば、制御部30が行う後述の各処理のうち少なくとも一部を、専用のハードウェアにより構成される機能部が担うようにしてもよい。このように、本発明に係る基準信号発生装置は、種々の構成態様を想定することができる。
本実施形態に係る基準信号発生装置1は、以下説明するように、(1)受信した放送波からCP信号を抽出し、(2)抽出したCP信号から1PPS信号を生成する。そして、このように生成した1PPS信号に基づいて、基準信号を発生する。以下、それぞれの処理について説明する。
(1)CP信号抽出処理
まず、本実施形態に係るCP信号抽出処理について説明する。
図2は、本発明の実施形態におけるCP信号抽出処理の例を説明する図である。図2は、本発明の実施形態に係るCP信号抽出処理において、制御部30が行う処理を示している。
図1で説明したように、基準信号発生装置1においては、UHF帯テレビアンテナ10が地上デジタルテレビジョン放送に用いられるUHF帯の放送波を受信して、受信部20が制御部30による信号処理が可能な受信信号を出力する。このようにして受信部20から出力された受信信号は、制御部30に入力される。
上述したように、放送波からCP信号を抽出するためには、狭帯域のCP信号抽出用フィルタが必要となる。しかしながら、地上デジタルテレビジョン放送波に使用されるUHF帯域の周波数では、狭帯域のバンドパスフィルタは実現が困難である。このため、受信信号の周波数を、10MHz程度の低い周波数に周波数変換することが必要である。
したがって、図2に示すように、本実施形態に係るCP信号抽出処理が開始すると、制御部30は、入力された受信信号に周波数変換を施す(ステップS11)。ステップS11においては、入力された周波数f1の受信信号を、周波数f2の局部発振信号を用いて周波数変換(受信周波数変換)する。
本実施形態においては、周波数変換を行う際の局部発振信号を、受信用(入力側)の周波数変換と送信用(出力側)の周波数変換とで、同一にする。このため、制御部30は、周波数f2の局部発振信号を生成し(ステップS12)、この局部発振信号を2つに分配し(ステップS12)、この局部発振信号を用いて周波数変換を行う(ステップS11)。
ステップS12において局部発振信号を生成する際には、制御部30は、制御部30に含まれる発振器を用いて信号を生成する。
ここで、ステップS12において生成された周波数f2の局部発振信号に、Δf1の周波数偏差がある場合、ステップS11における周波数変換後の周波数は、以下の式(1)のようになる。すなわち、ステップS11の受信周波数変換において、局部発振信号の周波数偏差分のΔf1は、そのまま局部発振信号の周波数f2に加算される。
Figure 2015216499
ステップS11において周波数変換されたら、制御部30は、CP信号を抽出するためのフィルタリングを行う(ステップS14)。ステップS14においては、制御部30自らがフィルタリングを行うようにしてもよいし、制御部30が好適なフィルタを制御して行うようにしてもよい。
ステップS14においてフィルタリングが行われたら、制御部30は、再度、周波数変換(送信周波数変換)を行って(ステップS15)、CP信号を出力する。ステップS15においては、ステップS12において生成してステップS13で分配した局部発振信号を使用して周波数変換を行う。すなわち、本実施形態においては、同じ局部発振信号を使用して、受信周波数変換および送信周波数変換を行う。このため、ステップS15で行う周波数変換においても周波数偏差はΔf1となる。したがって、ステップS15における周波数変換後の周波数は、以下の式(2)のようになる。
Figure 2015216499
すなわち、本実施形態に係るCP信号抽出処理においては、局部発振信号の周波数偏差は打ち消される。このため、抽出したCP信号においては、周波数変換による周波数偏差は発生しない。このように、受信周波数変換部と送信周波数変換部とにおいて同一の局部発振信号を使用することにより、高精度な周波数精度を保ったままCP信号を抽出することができる。
このように、本実施形態において、制御部30は、放送波からパイロット信号を抽出する前後において、同じ局部発振信号を用いて周波数変換を行い、その抽出したパイロット信号に基づいて基準信号を発生するように制御する。
このようにして、本実施形態によれば、CP信号を簡易な方法で抽出することが可能になる。また、本実施形態によれば、回路を簡略化するとともに、機器を小型化することができる。したがって、本実施形態に係る基準信号発生装置1は、経済的に有利である。
図2においては、受信周波数変換および送信周波数変換を、それぞれ1回ずつ行う例について説明した。しかしながら、CP信号の抽出を全てのテレビジョンチャンネルに対応させるためには、図2に示したような周波数変換を複数回の行う方式が有用である。周波数変換を複数回行う場合でも、周波数変換の段階ごとに同一の局部発振信号を使用することにより、全体として周波数偏差は打ち消される。このため、抽出したCP信号には周波数偏差は発生しないようになる。以下、そのような例について説明する。
図3は、本発明の実施形態におけるCP信号抽出処理の他の例を説明する図である。図3も、本発明の実施形態に係るCP信号抽出処理において、制御部30が行う処理を示している。
図3に示すように、ステップS21において受信信号の周波数変換(受信周波数変換1)を行う際は、制御部30は、ステップS22で生成してステップS23で分配した局部発振信号1を用いて周波数変換を行う。例えば、ステップS21において、入力された周波数f1の受信信号を、周波数偏差を含んで周波数f2’の局部発振信号を用いて周波数変換を行うと、ステップS21における周波数変換後の周波数はf2’−f1になる。
ステップS21において周波数変換されたら、制御部30は、周波数変換された受信信号にバンドパスフィルタリングを行う(ステップS24)。ステップS24においては、制御部30自らがフィルタリングを行うようにしてもよいし、制御部30が好適なフィルタを制御して行うようにしてもよい。
ステップS24においてフィルタリングが行われたら、制御部30は、次の段階の周波数変換(受信周波数変換2)を行う(ステップS25)。図3に示すように、ステップS25において周波数変換2を行う際は、制御部30は、ステップS26で生成してステップS27で分配した局部発振信号を用いて周波数変換を行う。例えば、ステップS25において、入力された受信信号を、周波数偏差を含んで周波数f3’の局部発振信号を用いて周波数変換を行うと、ステップS25における周波数変換後の周波数は、以下の式(3)のようになる。
Figure 2015216499
ステップS25において周波数変換されたら、制御部30は、CP信号を抽出するためのフィルタリングを行う(ステップS28)。
ステップS28においてフィルタリングが行われたら、制御部30は、再度、周波数変換(送信周波数変換1)を行う(ステップS29)。ステップS29においては、ステップS26において生成してステップS27で分配した局部発振信号2を使用して周波数変換を行う。したがって、ステップS29における周波数変換後の周波数は、以下の式(4)のようになる。
Figure 2015216499
ステップS29において周波数変換されたら、制御部30は、周波数変換された送信信号にバンドパスフィルタリングを行う(ステップS30)。
ステップS30においてフィルタリングが行われたら、制御部30は、再度、周波数変換(送信周波数変換2)を行って(ステップS31)、CP信号を出力する。ステップS31においては、ステップS22において生成してステップS23で分配した局部発振信号1を使用して周波数変換を行う。したがって、ステップS31における周波数変換後の周波数は、以下の式(5)のようになる。
Figure 2015216499
このように、本実施形態において、制御部30は、放送波からパイロット信号を抽出する前後において同じ局部発振信号を用いた周波数変換を、段階的に複数回行うように制御してもよい。
周波数変換を段階的に複数回行った場合でも、それぞれの周波数変換の段階にて同じ局部発振信号を使用することにより、図2で説明した例と同様に、局部発振信号の周波数偏差は打ち消される。したがって、本実施形態によれば、高精度な局部発振器を使用することなく、低価格な発振器を使用することにより、高い周波数精度を有するCP信号を抽出することが可能となる。
すなわち、本実施形態によれば、10MHz程度の低い周波数へと周波数変換するため、狭帯域なバンドパスフィルタは、水晶フィルタなどの比較的安価なフィルタを採用することで実現することができる。また、本実施形態によれば、狭帯域なバンドパスフィルタを用いてCP信号を抽出することにより、受信信号のC/N比が良好でない場合でも、そのC/N比を改善することができる。さらに、本実施形態によれば、ステップS22において生成する局部発振信号1の周波数を変更することにより、受信場所に応じたUHF帯の任意のテレビジョンチャンネルに対応したCP信号の抽出が可能になる。
(2)1PPS信号生成処理
次に、本実施形態に係る1PPS信号生成処理について説明する。
図4は、本発明の実施形態における1PPS信号生成処理の例を説明する図である。図4は、本発明の実施形態に係る1PPS信号生成処理において、制御部30が行う処理を示している。
放送波から抽出したCP信号は、安定性の高い周波数精度を持つ。しかしながら、このように抽出したCP信号は、受信チャンネルにより周波数が異なるため、そのままでは基準信号としては使用できないことも想定される。したがって、本実施形態では、簡易な構成により、CP信号から、一般的に使用されている基準信号である1秒パルス(1PPS)信号を生成する。
図4に示すように、1PPS信号生成処理が開始すると、制御部30は、UHF帯のCP信号を基準クロックとして入力し、CP信号の周波数に応じた周波数同調ワードを設定することにより、ダイレクトデジタルシンセシスを行う(ステップS41)。ステップS41においては、制御部30自らがダイレクトデジタルシンセシスを行うようにしてもよいし、制御部30が好適なダイレクトデジタルシンセサイザ(DDS)を制御して行うようにしてもよい。以下、DDSを用いてダイレクトデジタルシンセシスを行う場合について説明する。
ステップS41のダイレクトデジタルシンセシスにより、周波数16.777216MHzの信号が得られるようにする。ステップS41のダイレクトデジタルシンセシスが行われたら、制御部30は、得られた信号を、1/16777216(=1/224)分周する(ステップS42)。ステップS42において信号が分周されると、出力周波数は1Hzとなり、制御部30は、1PPS信号を出力することができる。
上述したように、放送波から抽出したCP信号は、受信チャンネルにより周波数が異なる。しかしながら、本実施形態に係る1PPS信号生成処理によれば、受信チャンネルに応じた周波数同調ワードを設定することで、地上デジタルテレビジョン放送波の任意のチャンネルを受信することで、1PPS信号を生成することができる。
以下、本実施形態に係る1PPS信号生成処理における周波数同調ワードの算出について説明する。
CP信号の周波数は、[中心周波数]+(39/14)MHzであり、UHFの13チャンネルの場合、473+1/7+39/14MHz=475.92857142857…となる。
上述のように、ステップS41において、CP信号をダイレクトデジタルシンセシスの基準クロック信号としてDDSに入力する。ここで、DDSの仕様により、基準クロック信号をDDS内部で1/2にする。これにより、基準クロック周波数は、237.9642857142857…MHzとなる。
DDSの分解能が48ビットである場合、周波数同調ワードは、以下のように算出することができる。
周波数同調ワード=DDS出力周波数/(基準クロック/248
=16.777216MHz/(237.9642857MHz/281,474,976,710,656)
=19,844,853,897,696
この場合、DDS出力周波数は、以下のようになる。
DDS出力周波数=周波数同調ワード×(基準クロック/248
=19,844,853,897,696×(237.9642857MHz/281,474,976,710,656)
=16.7772159999998MHz
この結果は、上述したDDS出力周波数16.777216MHzに対して、−1.21×10-14の誤差を有することになる。
なお、ステップS41のダイレクトデジタルシンセシスを行った後に出力される信号の周波数を可能な限り高くすると、周波数誤差を少なくすることができる。このことを説明するために、出力される信号の周波数が高くない場合として、例えば、ステップS41のダイレクトデジタルシンセシスによって直接1Hz信号を出力する場合について検討する。
この場合、上述したのと同様の計算により、周波数同調ワードは、以下のように算出することができる。
周波数同調ワード=DDS出力周波数/(基準クロック/248
=1Hz/(237.9642857MHz/281,474,976,710,656)
=1,182,845
この場合、上述したのと同様の計算により、DDS出力周波数は、以下のように算出することができる。
DDS出力周波数=周波数同調ワード×(基準クロック/248
=1,182,845×(237.9642857MHz/281,474,976,710,656)
=0.9999996050273Hz
この結果は、1Hzに対して、−3.95×10-7の誤差を有することになる。
一方、抽出したCP信号の周波数偏差すなわち受信信号の周波数偏差は、放送波の中継においては許容値を±0.4Hz以下とすることが定められている。例えばUHF帯の52チャンネルにおいては、中心周波数が707MHzであるため、周波数偏差は最大で0.4Hz/707MHz=0.57×10-9になる。
抽出したCP信号から1PPSを生成する際、上述のようにDDS出力周波数が1Hzに対して−3.95×10-7の誤差を有するような場合、これよりも高い精度の基準信号を生成することはできない。この場合、抽出したCP信号の周波数偏差(0.57×10-9)よりも、1PPS信号を生成する際の周波数偏差(−3.95×10-7)の方が誤差として大きくなり、DDSの出力は1PPS信号を生成するのに不適となる。
したがって、本実施形態では、DDS出力周波数をある程度高くして、出力周波数の誤差を小さく抑えるようにする。上述した例では、ステップS41においてCP信号の周波数を2の24乗(16777216)MHzとし、ステップS42において16.777216MHzを16777216分の1にすることにより、1Hzの信号(1PPS信号)を生成している。すなわち、上述した例では、ステップS41においてDDS出力周波数を16.777216MHzとすることで、ステップS42において例えばカウンタ用のICなどが分周を行うことを容易にしている。
このように、本実施形態では、一旦、DDS出力周波数を16.777216MHzとしてから、さらに分周することにより、1PPS信号を生成する。したがって、本実施形態によれば、CP信号から1PPS信号を生成する過程において、信号の周波数精度を高く維持するようにできる。
このように、本実施形態において、制御部30は、放送波から抽出したパイロット信号の周波数を変換してから分周することにより1秒パルス信号を生成し、その生成した1秒パルス信号に基づいて基準信号を発生するように制御するのが好適である。
このように、本実施形態においては、一般的に使用されている基準信号である1秒パルス(1PPS)信号を、CP信号に基づいて、簡易な方法で生成することができる。したがって、本実施形態に係る基準信号発生装置1においては、放送波から抽出したCP信号の周波数が受信チャンネルによって異なっても、1PPS信号を生成することができる。
次に、上述のようにして生成した1PPS信号に基づいて、基準信号発生装置1が基準信号を発生する処理について説明する。
地上デジタルテレビジョン放送の中継放送局では、周波数基準として基準信号発生器を使用し、中継放送局を構成する各々の機器の発振回路を基準信号に同期させている。このようにすることで、中継放送局より出力される電波の周波数精度は、基準信号発生器の周波数精度と同等になる。
本実施形態に係る基準信号発生装置1は、上述したように、(1)地上デジタルテレビジョン放送波からCP信号を抽出し、(2)抽出したCP信号から1PPS信号を生成する。そして、基準信号発生装置1は、生成した1PPS信号を基準として発振器を制御することにより、上位局と同等の周波数精度を持つ基準信号を発生する。
図1〜図4において説明したように、本実施形態に係る基準信号発生装置1は、制御部30において、放送波による受信信号からCP信号を抽出し、CP信号に基づいて1PPS信号を生成する。本実施形態に係る基準信号発生装置1において、制御部30は、図1に示したように、生成された1PPS信号を基準として発振器40の周波数を制御することで、基準信号を発生する。
このように、本実施形態において、制御部30は、放送波から抽出したパイロット信号に基づいて生成した1秒パルス信号に基づいて、発振器40が発振する信号の周波数を制御することにより、基準信号を発生するように制御するのが好適である。
本実施形態によれば、放送波を受信することにより、基準信号発生装置1が発生する基準信号の周波数精度は、上位局の周波数精度と同等になる。このため、本実施形態に係る基準信号発生装置1は、高価なルビジウム発振器を使用することなく、安価な水晶発振器などを使用することにより、高精度な基準信号を発生することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る基準信号発生装置について説明する。
図5は、第2実施形態に係る基準信号発生装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
図5に示すように、第2実施形態に係る基準信号発生装置2は、上述した第1実施形態に係る基準信号発生装置1において、さらにGPSアンテナ50、およびGPS受信部60を備えるものである。これらの相違点以外は、本実施形態は、上述した第1実施形態と同様の構成および処理により実施することができるため、第1実施形態と同じ内容になる説明は、適宜省略する。
GPSアンテナ50は、GPS衛星から送信されるGPS信号を受信する。GPS受信部60は、GPSアンテナ50が受信したGPS信号を、デジタル処理可能な帯域の信号に変換および復調するなどして、制御部30が信号処理可能な受信信号にする。図5に示すように、GPS受信部60から出力される受信信号は、制御部30に入力される。このように、本実施形態に係る基準信号発生装置2において、制御部30は、第1実施形態に係る基準信号発生装置1と同様に地上デジタルテレビジョン放送波からCP信号を抽出するとともに、GPS信号も受信する。
すなわち、基準信号発生装置2において、制御部30は、GPS受信機60から得られるGPS信号に基づく1PPS信号、および第1実施形態と同様にCP信号に基づいて生成した1PPS信号という、2系統の1PPS信号を受信することができる。このため、本実施形態では、制御部30は、2系統の1PPS信号を常時監視し、2系統の1PPS信号が両方とも入力されている時は、どちらの系統の信号を優先的に使用するかを選択する。このような優先度は、予め設定したものを制御部30の記憶部に記憶しておくことができ、当該設定を後から変更できるようにしてもよい。
このような構成により、本実施形態に係る基準信号発生装置2は、何らかの原因によりGPS信号が受信不可となった場合でも、放送波から抽出したCP信号に基づいて1PPS信号を生成することができる。このため、基準信号発生装置2は、GPS信号が受信不可な時でも、生成した1PPS信号により、発生する基準信号の周波数安定度を維持することができる。
このように、第2実施形態に係る基準信号発生装置2は、GPS衛星から送信される信号を受信するGPS受信部60を備えている。この場合、制御部30は、放送波から抽出したパイロット信号に基づいて生成した1秒パルス信号およびGPS受信部60が受信した信号に基づく1秒パルス信号のうち一方が得られない時、もう一方の1秒パルス信号に基づいて基準信号を発生するように制御する。
本実施形態によれば、2系統の1PPS信号を使用することができるため、いずれかの系統の1PPS信号が得られなくなった時でも、もう一方の系統の1PPS信号を使用して、発振器の周波数を校正することができる。このように、本実施形態によれば、常時1PPS信号を得ることが可能となる。したがって、本実施形態に係る基準信号発生装置2は、高価なルビジウム発振器を使用することなく、安価な水晶発振器などを使用することにより、高精度な基準信号を発生することができる。
本発明を諸図面および実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形および修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各機能部、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の機能部やステップなどを1つに組み合わせたり、あるいは分割したりすることが可能である。また、上述した本発明の実施形態は、それぞれ説明した実施形態に忠実に実施することに限定されるものではなく、適宜、各特徴を組み合わせたり、一部を省略したりして実施することもできる。
また、本発明は、基準信号発生装置1または2のような装置を用いて基準信号を発生する方法として実施することもできる。この場合、本発明による基準信号発生方法は、放送波からパイロット信号を抽出するステップと、パイロット信号を抽出する前後において、同じ局部発振信号を用いて周波数変換を行うステップと、抽出したパイロット信号に基づいて基準信号を発生するように制御するステップと、を含むことを特徴とする。
1,2 基準信号発生装置
10 UHF帯テレビアンテナ
20 受信部
30 制御部
40 発振器
50 GPSアンテナ
60 GPS受信部

Claims (6)

  1. 放送波からパイロット信号を抽出する前後において、同じ局部発振信号を用いて周波数変換を行い、当該抽出したパイロット信号に基づいて基準信号を発生するように制御する制御部を備える、基準信号発生装置。
  2. 前記制御部は、前記パイロット信号を抽出する前後において同じ局部発振信号を用いた周波数変換を、段階的に複数回行うように制御する、請求項1に記載の基準信号発生装置。
  3. 前記制御部は、前記抽出したパイロット信号の周波数を変換してから分周することにより1秒パルス信号を生成し、当該生成した1秒パルス信号に基づいて前記基準信号を発生するように制御する、請求項1または2に記載の基準信号発生装置。
  4. 所定の周波数の信号を発振する発振器をさらに備え、
    前記制御部は、前記生成した1秒パルス信号に基づいて前記発振器が発振する信号の周波数を制御することにより、前記基準信号を発生するように制御する、請求項3に記載の基準信号発生装置。
  5. GPS衛星から送信される信号を受信するGPS受信部を備え、
    前記制御部は、前記生成した1秒パルス信号および前記GPS受信部が受信した信号に基づく1秒パルス信号のうち一方が得られない時は、もう一方の1秒パルス信号に基づいて前記基準信号を発生するように制御する、請求項3または4に記載の基準信号発生装置。
  6. 放送波からパイロット信号を抽出するステップと、
    前記パイロット信号を抽出する前後において、同じ局部発振信号を用いて周波数変換を行うステップと、
    当該抽出したパイロット信号に基づいて基準信号を発生するように制御するステップと、
    を含む、基準信号発生方法。
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