JP2015215284A - コンベア搬送物監視方法および監視装置 - Google Patents
コンベア搬送物監視方法および監視装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015215284A JP2015215284A JP2014099356A JP2014099356A JP2015215284A JP 2015215284 A JP2015215284 A JP 2015215284A JP 2014099356 A JP2014099356 A JP 2014099356A JP 2014099356 A JP2014099356 A JP 2014099356A JP 2015215284 A JP2015215284 A JP 2015215284A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- images
- image
- conveyed
- slit light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
Abstract
Description
搬送物がない状態で前記コンベアの搬送面にスリット光を照射しつつ、前記コンベアの搬送面におけるスリット光が当たっている部分を含む領域をテレビカメラにて撮影し、画像処理して基本パターンを取得する工程と、
前記コンベアにより搬送物を搬送している際に前記コンベアの搬送面にスリット光を照射しつつ、前記コンベアの搬送面にスリット光が当たっている部分を含む領域をテレビカメラにて撮影し、画像処理して実パターンを取得する工程と、
前記基本パターンと前記実パターンとを比較して複数の差分画像を取得し、これら差分画像から搬送物を検出する工程と
を有することを特徴とするコンベア搬送物監視方法。
前記実パターンと前記基本パターンとを比較し、最も画像の一致率の高い基本パターンを求め、前記実パターンの各画像と前記基本パターンの各画像との差分をとり、得られた差分画像の集合から差分画像の時系列変化を求め、搬送物を検出することを特徴とする(2)に記載のコンベア搬送物監視方法。
前記コンベアの搬送面にスリット光を照射する光源と、
前記コンベアの搬送面におけるスリット光が当たっている部分を含む領域を撮影するテレビカメラと、
前記テレビカメラで撮影した画像を処理する画像処理部と、
搬送物がない状態で前記コンベアの搬送面に前記光源からスリット光を照射しつつ、前記コンベアの搬送面におけるスリット光が当たっている部分を含む領域をテレビカメラにて撮影し、画像処理して得られた基本パターンを記憶しておき、前記コンベアにより搬送物を搬送している際に前記コンベアの搬送面にスリット光を照射しつつ、前記コンベアの搬送面にスリット光が当たっている部分を含む領域をテレビカメラにて撮影し、画像処理して得られた実パターンを前記基本パターンと比較して複数の差分画像を取得し、これら差分画像から搬送物を検出する制御部と
を具備することを特徴とするコンベア搬送物監視装置。
前記制御部は、前記実パターンと前記基本パターンとを比較し、最も画像の一致率の高い基本パターンを求め、前記実パターンの各画像と前記基本パターンの各画像との差分をとり、得られた差分画像の集合から差分画像の時系列変化を求め、搬送物を検出することを特徴とする(9)に記載のコンベア搬送物監視装置。
図1は本発明の一実施形態に係るコンベア搬送物監視装置を示す概略構成図、図2は本発明の一実施形態に係るコンベア搬送物監視装置が用いられるコンベアを示す側面図である。
a:コンベアを構成するエプロン1単位(コンベア片10a)の枚数
e:エプロン1単位の長さ(m)
v:コンベア搬送速度(m/s)
N:カメラフレームレート(f/s)とすると、
コンベア1周回分の画像枚数n2およびエプロン1単位分の画像枚数n1は、それぞれ(1)式および(2)式で表される。
n2=(a×e/v)×N ・・・(1)
n1=(e/v)×N ・・・(2)
すなわち、エプロン1単位分のn1枚の画像がa組得られる。
2 レーザー発振器(スリット状光源)
3 テレビカメラ
4 画像処理装置(画像処理部)
5 制御部
6 警報装置
10 エプロン型コンベア(コンベア)
10a コンベア片
10b リンク
11 剪断屑(搬送物)
Claims (14)
- 凹凸状を有するコンベア上を、前記コンベアの搬送面が一部露出した状態で搬送される搬送物を監視するコンベア搬送物監視方法であって、
搬送物がない状態で前記コンベアの搬送面にスリット光を照射しつつ、前記コンベアの搬送面におけるスリット光が当たっている部分を含む領域をテレビカメラにて撮影し、画像処理して基本パターンを取得する工程と、
前記コンベアにより搬送物を搬送している際に前記コンベアの搬送面にスリット光を照射しつつ、前記コンベアの搬送面にスリット光が当たっている部分を含む領域をテレビカメラにて撮影し、画像処理して実パターンを取得する工程と、
前記基本パターンと前記実パターンとを比較して複数の差分画像を取得し、これら差分画像から搬送物を検出する工程と
を有することを特徴とするコンベア搬送物監視方法。 - 前記コンベアは、複数のコンベア片がリンクでつなげられて構成されており、前記スリット光は、長さ方向の範囲が前記コンベア片の長さを一度で照射できる範囲となるように、かつ、幅方向の範囲が前記コンベアのうち実質的に搬送物が載置される範囲を一度で照射できる範囲となるように斜めに照射され、前記テレビカメラは、その撮影範囲がスリット光の照射範囲を一画面に収められる範囲になるよう設置されることを特徴とする請求項1に記載のコンベア搬送物監視方法。
- 前記基本パターンは、前記コンベア1周回を前記テレビカメラで撮影し、得られた画像n2枚を順番に並べ、これら画像から、任意の前記コンベア片分の画像n1枚を抜き出して、コンベア片の枚数分のn1枚の画像の組を取得し、これら各組のn1枚の画像のそれぞれについて同じ特徴を持つ画像を決定し、このように決定された前記コンベア片1単位分の画像の集合として得られ、
前記実パターンと前記基本パターンとを比較し、最も画像の一致率の高い基本パターンを求め、前記実パターンの各画像と前記基本パターンの各画像との差分をとり、得られた差分画像の集合から差分画像の時系列変化を求め、搬送物を検出することを特徴とする請求項2に記載のコンベア搬送物監視方法。 - 前記差分画像に搬送物の同一部分が所定時間以上映っている場合に、搬送物の異常である搬送物の詰りが発生したと判定することを特徴とする請求項3に記載のコンベア搬送物監視方法。
- 搬送物の検出画像から搬送物の面積を求め、それを積分することで時間当たりの搬送物の搬送量を計算することを特徴とする請求項3に記載のコンベア搬送物監視方法。
- 前記コンベアの上流側と下流側の2か所で搬送物の搬送量を検出し、上流側に対して下流側の搬送量が少なくなった場合に、これらの間で搬送物の異常である搬送物の詰りが発生したと判定することを特徴とする請求項5に記載のコンベア搬送物監視方法。
- 搬送物に異常が発生した場合に、警報を発する工程をさらに有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のコンベア搬送物監視方法。
- 凹凸状を有するコンベア上を、前記コンベアの搬送面が一部露出した状態で搬送される搬送物を監視するコンベア搬送物監視装置であって、
前記コンベアの搬送面にスリット光を照射する光源と、
前記コンベアの搬送面におけるスリット光が当たっている部分を含む領域を撮影するテレビカメラと、
前記テレビカメラで撮影した画像を処理する画像処理部と、
搬送物がない状態で前記コンベアの搬送面に前記光源からスリット光を照射しつつ、前記コンベアの搬送面におけるスリット光が当たっている部分を含む領域をテレビカメラにて撮影し、画像処理して得られた基本パターンを記憶しておき、前記コンベアにより搬送物を搬送している際に前記コンベアの搬送面にスリット光を照射しつつ、前記コンベアの搬送面にスリット光が当たっている部分を含む領域をテレビカメラにて撮影し、画像処理して得られた実パターンを前記基本パターンと比較して複数の差分画像を取得し、これら差分画像から搬送物を検出する制御部と
を具備することを特徴とするコンベア搬送物監視装置。 - 前記コンベアは、複数のコンベア片がリンクでつなげられて構成されており、前記光源は、前記スリット光が、長さ方向の範囲が前記コンベア片の長さを一度で照射できる範囲となるように、かつ、幅方向の範囲が前記コンベアのうち実質的に搬送物が載置される範囲を一度で照射できる範囲となるように斜めに照射されるように設置され、前記テレビカメラは、その撮影範囲がスリット光の照射範囲を一画面に収められる範囲になるよう設置されることを特徴とする請求項8に記載のコンベア搬送物監視装置。
- 前記基本パターンは、前記コンベア1周回を前記テレビカメラで撮影し、得られた画像n2枚を順番に並べ、これら画像から、任意の前記コンベア片分の画像n1枚を抜き出して、コンベア片の枚数分のn1枚の画像の組を取得し、これら各組のn1枚の画像のそれぞれについて同じ特徴を持つ画像を決定し、このように決定された前記コンベア片1単位分の画像の集合として得られ、
前記制御部は、前記実パターンと前記基本パターンとを比較し、最も画像の一致率の高い基本パターンを求め、前記実パターンの各画像と前記基本パターンの各画像との差分をとり、得られた差分画像の集合から差分画像の時系列変化を求め、搬送物を検出することを特徴とする請求項9に記載のコンベア搬送物監視装置。 - 前記制御部は、前記差分画像に搬送物の同一部分が所定時間以上映っている場合に、搬送物の異常である搬送物の詰りが発生したと判定することを特徴とする請求項10に記載のコンベア搬送物監視装置。
- 前記制御部は、搬送物の検出画像から搬送物の面積を求め、それを積分することで時間当たりの搬送物の搬送量を計算することを特徴とする請求項10に記載のコンベア搬送物監視装置。
- 前記光源および前記テレビカメラは、前記コンベアの上流側と下流側の2か所に設置され、前記制御部は、これら2か所で搬送物の搬送量を検出し、上流側に対して下流側の搬送量が少なくなった場合に、これらの間で搬送物の異常である搬送物の詰りが発生したと判定することを特徴とする請求項12に記載のコンベア搬送物監視装置。
- 前記制御部が搬送物に異常が発生したと判定した場合に、警報を発する警報装置をさらに具備することを特徴とする請求項8から請求項13のいずれか1項に記載のコンベア搬送物監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014099356A JP6206318B2 (ja) | 2014-05-13 | 2014-05-13 | コンベア搬送物監視方法および監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014099356A JP6206318B2 (ja) | 2014-05-13 | 2014-05-13 | コンベア搬送物監視方法および監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015215284A true JP2015215284A (ja) | 2015-12-03 |
JP6206318B2 JP6206318B2 (ja) | 2017-10-04 |
Family
ID=54752290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014099356A Expired - Fee Related JP6206318B2 (ja) | 2014-05-13 | 2014-05-13 | コンベア搬送物監視方法および監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6206318B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110187668A (zh) * | 2019-06-03 | 2019-08-30 | 珠海格力智能装备有限公司 | 基于输送机的异常运行状态的控制方法、装置和系统 |
JP7477847B2 (ja) | 2022-03-07 | 2024-05-02 | 矢崎総業株式会社 | センサ装置、センサシステム、及びセンシング方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04135657A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ごみ破砕機内滞留検出装置 |
JPH06127663A (ja) * | 1992-10-21 | 1994-05-10 | Nippon Steel Corp | ベルトコンベア上の粉粒塊状物の積載状態の測定方法及びコンベア蛇行制御方法 |
JPH1196378A (ja) * | 1997-09-17 | 1999-04-09 | Niigata Eng Co Ltd | 積荷位置姿勢認識装置 |
JP2004340822A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Fuji Heavy Ind Ltd | 異物検出装置及び異物検出方法 |
-
2014
- 2014-05-13 JP JP2014099356A patent/JP6206318B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04135657A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ごみ破砕機内滞留検出装置 |
JPH06127663A (ja) * | 1992-10-21 | 1994-05-10 | Nippon Steel Corp | ベルトコンベア上の粉粒塊状物の積載状態の測定方法及びコンベア蛇行制御方法 |
JPH1196378A (ja) * | 1997-09-17 | 1999-04-09 | Niigata Eng Co Ltd | 積荷位置姿勢認識装置 |
JP2004340822A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Fuji Heavy Ind Ltd | 異物検出装置及び異物検出方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110187668A (zh) * | 2019-06-03 | 2019-08-30 | 珠海格力智能装备有限公司 | 基于输送机的异常运行状态的控制方法、装置和系统 |
JP7477847B2 (ja) | 2022-03-07 | 2024-05-02 | 矢崎総業株式会社 | センサ装置、センサシステム、及びセンシング方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6206318B2 (ja) | 2017-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6554355B2 (ja) | ベルトコンベアの監視システム | |
JP6478234B2 (ja) | ロボットシステム | |
US9656301B2 (en) | Sorting system for damaged product | |
US20170225200A1 (en) | Inspection and sorting system | |
US10994230B2 (en) | Arrangement and method for separating out and removing screenings from wastewater | |
JP6734306B2 (ja) | 物品搬送システムおよびロボットシステム | |
JP6295980B2 (ja) | ベルトコンベアのベルト表面付着物除去方法 | |
JP6549655B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JP2007230706A (ja) | ベルトコンベアの縦裂き検知方法および装置 | |
US20170035069A1 (en) | Shrimp processing system and methods | |
JP2019184380A (ja) | 撮像装置及び撮像装置を用いた検査システム | |
JP2017526340A5 (ja) | ||
JP6206318B2 (ja) | コンベア搬送物監視方法および監視装置 | |
JP2000042499A (ja) | 異物除去装置 | |
JP2011117866A (ja) | 外観検査装置 | |
JP6413243B2 (ja) | 品質管理システム、品質管理方法、及び、プログラム | |
US10189649B2 (en) | Conveying system | |
JP5524598B2 (ja) | 異物排除装置 | |
JP6027047B2 (ja) | 検査システム及びptp包装機 | |
JP5902067B2 (ja) | 紙粉の付着量検査方法および紙粉付着量検査装置 | |
JP2014025809A (ja) | 疵検出方法および疵検出装置 | |
JP2004219358A (ja) | 鋼片の表面疵検出装置 | |
JP2007078455A (ja) | シート材検査装置 | |
JP2007187497A (ja) | 圧延コイルの内径つぶれ検出方法および装置 | |
JP6117580B2 (ja) | 物品検査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160927 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161124 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170418 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170714 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20170721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170808 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170821 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6206318 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |