JP2015213320A - 携帯装置およびその入力方法 - Google Patents

Abstract

【課題】文字と記号をより直接的に、単純にそして迅速に入力可能にする携帯装置及びその入力方法を提供する。
【解決手段】携帯装置は、タッチスクリーンと演算素子を含んでいる。タッチスクリーンは、タッチを感知してタッチ信号を生成し、入力領域４１にユーザインターフェースを表示する。この入力領域は入力スクロールバーと少なくとも一つのスイッチスクロールバーで確定される。入力スクロールバーは、第一の文字記号と少なくとも一つの第二の文字記号を有している。演算素子は、第一の文字記号を仮に変更する入力スクロールの目標とする入力スクロールバーに対応し、目標とする入力スクロールバーの少なくとも一つであり、入力信号を生成し、あるいは、タッチ信号を、第一の文字記号と、同時に変更する少なくとも一つのスイッチスクロールバーに対応させ、少なくとも一つの文字記号に対応する。
【選択図】図３

Description

この出願は、2014年5月5日付で出願された台湾特許出願第１０３１１５９２０号に基づく優先権を主張し、当該日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
（関連出願の相互参照）
適用できない。
本発明は、携帯装置およびその入力方法に関する。より好適には、本発明に係る携帯装置は、スクロールバーの使用を通じて入力キーによって表示される文字記号を変更することと、文字又は文字記号を入力することとを可能にする。

インターネットも同様に科学技術の急速な発展により、情報交換、通信およびエンターテインメントに対する要求もまた著しく増大している。これらの要求を満たすために、様々な種類の携帯装置は、消費者による使のために、大量に製造されている。共通に使用される携帯装置は、スマートフォン、デジタル個人秘書（ＰＤＡ）、タブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）、ラップトップＰＣ、マルチメディア演奏装置、衛星位置情報ナビゲーション装置などである。

詳細な説明の実施例としてスマートフォンを採用する。市場で入手可能な現在のスマートフォンの殆どは、タッチスクリーンを備えており、結果としてユーザはタッチスクリーンをタッチする事で操作可能である。図１を参照すると、ユーザがテキスト通信を実施する事、あるいはファイルを編集する事を要望する際は、ユーザインターフェースの仮想キーボード１は、ユーザによってクリック及び入力のために様々なキャラクタと記号を表現するためにスマートフォンによって作動する。しかしながら、従来の仮想キーボード１は一度に言語キャラクタ記号、デジタル記号、句読点記号および顔面表示記号の一つのみを表示することができるだけである。それゆえ、中国文字、英文字、数字および顔面表示記号を連続的に入力する必要のあるユーザは、全ての仮想キーボードのその時々の変更表示の際にスイッチボタン１１，１３、または１５をクリックしなければならない。このことは、入力過程のユーザの不便さを象徴する。例えば、実際にこの状況はアジア人ユーザに特に発生する傾向がある。実施例として、ユーザが中国（または日本または韓国）文字、英文字、及び数字をそれぞれ入力する事を望む際には、彼または彼女は、中国（または日本または韓国）文字、英文字、及び数字をそれぞれ入力する事を達成するために時々にスイッチボタン１１，１３、および１５をクリックする必要がある。

従って、ユーザが文字および/または記号間で切換え、より直接的に、単純に、素早く文字と記号を入力する事を可能にする使いやすい文字と記号の入力機構を提供する技術に対する緊急のニーズが存在する。

本発明の目的は、携帯装置とその入力方法を提供する。携帯装置は、仮想キーボードを表示し、この仮想キーボードは複数の入力スクロールバーと、スクロールバーの形式内の少なくとも一つのスイッチスクロールバーを表示する。少なくとも一つのスイッチスクロールバーの手段により、ユーザは総ての入力スクロールバーによって表示される文字または記号を同時に変更し得る。その上、ユーザは、さらに、単独の入力スクロールバーによって表示される文字または記号を一時的に変更するのみのため、及び文字または記号を入力するために、単独の入力スクロールバーをクリック及びスライドすることもできる。それによって、本発明に係る携帯装置とその入力方法は、ユーザが文字および／または記号間を切り替えることと、文字と記号をより直接的に、単純にそして迅速に入力することを可能にする。

前記目的を達成するために、本発明は携帯装置を開示する。この携帯装置は、タッチスクリーンと演算素子を含んでいる。このタッチスクリーンは、タッチ信号を生成してタッチを感知し、ユーザインターフェースを表示するよう構成される。ユーザインターフェースは、入力領域を含んでいる。この入力領域は、複数の入力スクロールバーと、少なくとも一つのスイッチスクロールバーで限定される。各入力スクロールバーは、第一の文字記号と、少なくとも一つの第二の文字記号を有している。演算素子、これは電気的にタッチスクリーンに連結されており、タッチはスライドする動作であり、タッチ信号は入力スクロールバーの中の目標スクロールバー、または入力領域の少なくとも一つのスイッチスクロールバーに対応することを決定するように設定される。タッチ信号は入力領域の入力スクロールバーの中の目標となる入力スクロールバーに対応する際に、演算素子は、目標入力スクロールバーの第一の文字記号を他の第一文字記号に変更し、目標入力スクロールバーの少なくとも一つの第二文字記号をスライド動作に対応する第一のスライド方向に沿って、他の少なくとも一つの第二文字記号に変更する結果、他の第一文字記号に対応する入力信号を生成する。この演算素子は、さらに、目標入力スクロールバーによって表示される他の第一の文字記号を、入力信号が生成される後に第一の文字記号に戻すように変更するよう設定され、ここで、他の第一の文字記号は少なくとも一つの第二の文字記号の一つに対応しており、他の少なくとも一つの第二の文字記号の一つは第一の文字記号に対応する。タッチ信号は、入力領域の少なくとも一つのスクロールバーに対応する際に、この演算素子はスライド動作に対応して第二のスライド方向に従って、第一の文字記号と、入力スクロールバーそれぞれの少なくとも一つの第二の文字記号を同時に変更する。

加えて、本発明はさらに、携帯装置の使用に伴う入力方法について開示している。携帯装置は、タッチスクリーンと演算素子を含んでいる。タッチスクリーンはタッチ信号を生成するタッチを感知し、ユーザインターフェースを表示する。ユーザインターフェースは、入力領域を含む。入力領域は、複数の入力スクロールバーと少なくとも一つのスイッチスクロールバーで限定される。入力スクロールバーはそれぞれ、第一の文字記号と、少なくとも一つの第二の文字記号を有する。入力方法は、演算素子によって実行され、以下の工程を含み、（ａ）タッチはスライド動作であり、タッチ信号は、入力スクロールバーの中の目標とする入力スクロールバーと対応し、あるいは入力領域の少なくとも一つのスイッチスクロールバーである事を決定する工程と、（ｂ）タッチ信号が入力領域の入力スクロールバーの中の目標とする入力スクロールバーに対応させる際に、目標とする入力スクロールバーの第一の文字記号を他の第一の文字記号に変更し、目標入力スクロールバーの少なくとも一つの第二の文字記号をスライド動作に対応する第一のスライド方向に従って他の少なくとも一つの第二の文字記号へ変更し、その結果として他の第一の文字記号に対応する入力信号を生成し、目標とする入力スクロールバーの後面で表示される他の第一の文字記号を入力信号が生成されてから第一の文字記号に変更し、ここで、他の第一の文字記号は少なくとも一つの第二の文字記号の一つに対応し、他の少なくとも一つの第二の文字記号の一つは第一の文字記号に対応する工程と、（ｃ）タッチ信号が入力領域の少なくとも一つのスイッチスクロールバーに対応する際に、同時にスライド動作に対応し、第二のスライド方向に従って、第一の文字記号とおのおの入力スクロールバーの少なくとも一つの第二の文字記号を同時に変化させる工程である。

詳細な技術と主題となる発明のために実施された実施例は、請求された発明の特徴をよく理解した当該技術に熟練者のために添付図面とともに以下のパラグラフで詳細に説明される。

従来の仮想キーボード1の構成図である。 本発明に係る第1および第２の実施例による仮想キーボード２の構成図である。 本発明に係る第1および第２の実施例における入力領域４１の構成図である。 ユーザによって使用される入力領域４１の実施の描写である。 ユーザによって使用される入力領域４１の実施の描写である。 本発明に係る入力領域４１の他の実施の描写である。 本発明に係る入力領域４１の他の実施の描写である。 ユーザによって使用される入力領域４１の他の実施の描写である。 ユーザによって使用される入力領域４１の他の実施の描写である。 ユーザによって使用される入力領域４１の他の実施の描写である。 ユーザによって使用される入力領域２の他の実施の描写である。 ユーザによって使用される入力領域２の他の実施の描写である。 本発明に係る第三実施例による入力方法のフローチャートダイヤグラムである。

以下の記載において、携帯装置とその入力方法に関する本発明は、実施例を参照して説明される。しかしながら、これらの実施例は、本実施例で記載されるいかなる特別な環境、出願または、特別な実施で本発明が限定することは意図されていない。それゆえ、本実施例の記載は、本発明を限定するよりはむしろ例証する目的のためのものであり、本発明の範囲は請求項によって決定される。そのうえ、以下の実施例と添付された図面において、本発明に関連しない要素は記載から省かれ、添付された個別の要素であって、次元に関するものであり、理解を取り除くためだけに図示され、しかしながら、実際の目盛では制限されない。

本発明の第一の実施例は、図２に示され、携帯装置２を描いている。携帯装置２はスマートフォン、デジタルパーソナル補助（ＰＤＡ）、タブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）、ラップトップ ＰＣ、衛星測位およびナビゲーション装置または幾つかの他の持ち運び可能な装置といってもいい。携帯装置２は、タッチスクリーン２１および演算素子２３を含む。演算素子２３は、タッチスクリーン２１と電気的に連結される。携帯装置２の他の構成要素、例えば、通信モジュール、表示駆動モジュール、電源モジュールおよび本発明との関連の低い他のモジュールは、単純化のために図面から全て省略されることに留意されたい。

タッチスクリーン２１は、様々な型のタッチスクリーンを採用する事ができ、例えば、静電容量型タッチスクリーン、抵抗型タッチスクリーン、電磁型タッチスクリーンまたは超音波型タッチスクリーンである。タッチスクリーン２１は、ユーザの指またはタッチペンによって生成されるタッチを感知し、従ってタッチ信号２０２を生成する。特に、ユーザの指がタッチスクリーン２１の上をタッチし、スライドする際は、この操作はタッチスクリーン２１がタッチ信号２０２を生成して感知されうる。

加えて、ユーザインターフェース４は、図３と図４Ａ〜４Ｂで示されるように、タッチスクリーン２１によって表示される。ユーザインターフェース４は、入力領域４１を含み、複数の入力スクロールバーＩＳＢと、少なくとも一つのスイッチスクロールバーＳＳＢとで定義される。入力スクロールバーＩＳＢおのおのは、第一の文字記号と少なくとも一つの第二の文字記号を有し、スクロールバーの形式で表示される。例えば、図３に示されるように、現在、入力スクロールバーそれぞれの第一の文字記号は英語の小文字であり、入力スクロールバーそれぞれの第二文字記号は、英語の大文字、デジタル記号、および句読点である。

演算素子２３は、タッチスクリーン２１からのタッチ信号２０２を受信し、このタッチはスライド動作であることに限定し、タッチ信号２０２が入力スクロールバーＩＳＢに対応するのか、入力領域４１のスイッチスクロールバーＳＳＢに対応するのかを決定する。タッチ信号２０２が入力領域４１の入力スクロールバーＩＳＢ内の目標とする入力スクロールバー（例えばＩＳＢ1）に対応する場合は、演算素子２３は、目標とするスクロールバーＩＳＢ１によって表示される第一の文字記号を他の第一の文字記号に変更し、少なくとも一つの第二の文字記号をスライド動作に対応して第一のスライド方向に従って、他の少なくとも一つの第二の文字記号に変更し、その結果、他の第一の文字記号に対応する入力信号を生成し、ユーザインターフェース４の他の第一の入力の特徴を記号である。

演算素子２３は、さらに、目標とする入力スクロールバーＩＳＢ1によって表示される他の第一の文字記号を元の第一文字記号に変更し、目標とする入力スクロールバーＩＳＢ１によって表示される他の少なくとも一つの第二の文字記号を、入力信号２０２が生成された後に、元の少なくとも一つの第二の文字記号に変更する。あるいは、目標とする入力スクロールバーＩＳＢ１が、他の第一の文字記号へユーザによってスライドされる際に、他の第一の文字記号は、元の少なくとも一つの第二文字記号に対応し、他の少なくとも一つの第二の文字記号の一つは、元の第一の文字記号に対応する。

更に特別に、目標となる入力スクロールバーＩＳＢ1がスクロールされていない際は、前記の「他の第一の文字記号」は、表示されている「元の少なくとも一つの第二の文字記号」の一つに対応する。同様に、目標とする入力スクロールバーＩＳＢ１はスクロールされておらず、前記の「その他の少なくとも一つの第二の文字記号」が「元の第一の文字記号」に対応する。

実施例が図３を参照して説明される。目標とする入力スクロールバーＩＳＢ1がユーザによって下向き方向にスライドされる際に、第一の文字記号は「ｓ」から他の第一の文字記号「＠」に変更され、二つの第二の文字記号は、「＠」と「Ｓ」から「Ｓ」と「ｓ」に変更される。そこで、演算素子２３はさらに変更された第一の文字記号「＠」に対応する入力信号（図示せず）を生成し、変更された第一の文字記号「＠」が入力であり、タッチスクリーン２１上に表示され、目標とする入力スクロールバーＩＳＢ１の第一の文字記号を「＠」から「ｓ」に変更し、二つの第二の文字記号を「Ｓ」と「ｓ」から「＠」と「Ｓ」に変更する。

さらに、図３と図４Ａ〜４Ｂを参照されたい。タッチ信号２０２が、入力領域４１のスイッチスクロールバーＳＳＢの一つに対応する際に、演算素子２３は典型的な第一の文字記号および、スイッチスクロールバーＳＳＢによって表示される少なくとも一つの典型的な第二の文字記号を変更し、同時に第一の文字記号と、スライド動作に対応して第二のスライド方向に従って入力スクロールバーISB各々によって表示される少なくとも一つの第二の文字記号とを変更する。実施例は、図３および図４Ａ〜４Ｂを参照して示される。スイッチスクロールバーＳＳＢは、典型的な第一の文字記号を「ａ」から「Ａ」にユーザが変更して上方向にスライドする際に、入力スクロールバーＩＳＢおのおのによって表示される第一の文字記号は、同時に「英語の小文字」から「英語の大文字」に変更し、同時に第二の文字記号が「デジタルおよび句読点記号」および「英語の大文字」から「英語の小文字」と「中国の音声記号」に変更する。

当然のことながら、前記の「第一の」スライド方向と「第二の」スライド方向における用語「第一の」および「第二の」は、記載の便宜上のためだけのものであり、時間あるいは方向を意味していない。換言すると「第一の」スライド方向と「第二の」スライド方向とは、それぞれ上方向へのスライドと、下方向へのスライドであり、二つのスライド方向は共に同じ、あるいは異なるものである。

詳細に、第一の文字記号と入力領域４１の入力スクロールバーＩＳＢそれぞれの少なくとも一つの第二の文字記号は、入力文字記号、デジタル記号、句読点記号、及び顔面表示記号それぞれについての言語のひとつである。例えば、言語入力文字記号が、英語の大文字、小文字、中国の発音の記号、及び日本の発音記号である。本実施例では、図３及び図４Ａ〜４Ｂに示されるとおり、「英語の小文字」、「英語の大文字」、「デジタル及び句読点」および「中国発音記号」は、入力領域４１の入力スクロールバーＩＳＢのおのおのの実施例を示している。しかしながら、他の実施例では、入力領域４１の入力スクロールバーＩＳＢそれぞれは、文字記号の他の種類の結合を表示する(例えば、「英文小文字」、「英文大文字」、「中国発音記号」、「日本の発音記号」、「顔面表示記号」、「デジタル‐句読点記号」等である。) これらの様々な組み合わせは、この実施例の記載に関する技術を有する通常の人々によって認識されており、それ以上は記載されない。

当然のことながら、本実施例では、二つのスイッチスクロールバーＳＳＢが存在し、このスイッチスクロールバーＳＳＢはそれぞれ入力領域４１の下段左側と下段右側に配置される。しかしながら、他の実施例の入力領域４１は、単独のスイッチスクロールバーＳＳＢのみから構成され、このスイッチスクロールバーＳＳＢは入力領域４１の下段左側と下段右側に配置される。加えて単純化のために二つの第二の文字記号はこの実施例の入力スクロールバーそれぞれによって展示され、しかしながら、二つ以上の第二の文字記号が他の実施例において入力スクロールバーそれぞれによって展示され、他の実施例では、入力スクロールバーおのおのが一つの第二の文字記号のみを展示する（図５Ａを参照）。なお、さらなる実施例で、第二の文字記号は、入力領域４１がユーザによってタッチされる前（図５Ｂ参照）には、入力スクロールバーおのおのによっては展示されず、第二の文字記号は、入力領域４１がユーザによってタッチされる際にのみ第二の文字記号が展示される。

例えば、図６Ａ〜６Ｃを参照されたい。第一の文字記号のみが、スイッチスクロールバーＳＳＢがユーザによってタッチされていない際に（図６参照）、入力スクロールバーＩＳＢおのおのによって展示される。しかしながら、スイッチスクロールバーＳＳＢがユーザにタッチされる（図６Ｂ参照）と直ぐに、入力スクロールバーそれぞれの第二の文字記号は入力領域４１で展示され、または、入力スクロールバーＩＳＢの一つが、表示された第二の文字記号に従って入力スクロールバーをユーザがスクロールするのを可能にするためにユーザ（図６Ｃ参照）によってタッチされると直ぐに入力領域４１に展示される。

単独のスイッチスクロールバーＳＳＢ及び入力スクロールバーＩＳＢそれぞれの設計や実施の差の依存度は、２以上の第二の文字記号／一つの文字記号／文字記号無が可能であることを示すことは、本実施例に係る技術について通常の知識を有する者に認識されている。これらの実施は前記の記載と同等の機能と作用であり、スイッチスクロールバーＳＳＢの数および第二の文字記号の表示タイミングのみ異なっており、その結果、実施は前記の記載に遠くない。

加えて、図７Ａと図７Ｂを参照されたい。入力領域４１は、携帯装置２がユーザによってどのように保持されているかにかかわりなく、まっすぐな方法で常に表示されうる。図７Ａおよび図７Ｂで示されるように、たとえ携帯装置２がユーザによってまっすぐまたは横方向に保持されているとしても入力領域４１は、携帯装置２内の動作感知素子（例えば重力センサまたはジャイロ）によって感知された変化に応じて調整されうる。

また第二実施例のために図３を参照されたい。この実施例は、第一の実施例から拡張された実施例であり、このためこの実施例は第一の実施例で記載されたすべての操作をまた実行することができ、対応する機能を全て有している。それゆえ、第一の実施例からの差異のみが以下に記載される。

図３、図４Ａ〜４Ｂ、図５Ａ〜５Ｂおよび図６Ａ〜６Ｃに示されるように、この実施例の入力領域４１は少なくとも一つの入力キーＩＫと少なくとも一つのカーソル動作スクロールバーＣＭＳＢをさらに含む。ユーザは、線を入れて完遂し、またはフォーマットして編集するために入力キーＩＫを使用することができる。例えば、ユーザは空白の入力キーＩＫ１を押すこともでき、それからテキストを入力し、あるいは、ユーザはラインフィード入力キーＩＫ２を押すこともでき、それからテキストを入力する。カーソル動作スクロールバーＣＭＳＢは、カーソル動作スクロールバーＣＭＳＢをスライドする方向（左、右、上または下方向）に従ってユーザインターフェース４上の入力カーソルの位置をユーザが変更することを可能にするのに使用する。少なくとも一つの入力キーＩＫおよび好くなくとも一つのカーソル動作スクロールバーＣＭＳＢは本発明の任意の設計として提供され、変更（例えば、少なくとも一つの入力キーＩＫおよび／または少なくとも一つのカーソル動作スクロールバーＣＭＳＢの追加、あるいは、除去）は、前記実施例に基づく技術についての知識を有するいかなる人によっても容易になしうるものであり、そこで、図面に描写された入力キーＩＫおよびカーソル動作スクロールバーＣＭＳＢは、本発明の範囲の限定を意図するものではない。

本発明の第三の実施例は、入力方法すなわち、図8に示されるフローチャートダイヤグラムである。この入力方法は、第一の実施例と第二の実施例で記載された携帯装置２に使用される。携帯装置は、タッチスクリーンと演算素子を含む。タッチスクリーンは、タッチを感知してタッチ信号を生成し、ユーザインターフェースに表示する。ユーザインターフェースは、入力領域を含む。入力領域は、複数の入力スクロールバーと少なくとも一つのスイッチスクロールバーによって定義される。入力スクロールバーそれぞれは、第一の文字記号および少なくとも一つの第二の文字記号を有し、スクロールバーの形式内で表示される。この入力方法は、演算素子によって実行される。

第一に、工程８０１は、タッチがスライド動作であり、タッチ信号は入力スクロールバーの中の目標とする入力スクロールバー、または入力領域の少なくとも一つのスイッチスクロールバーに対応することを演算素子が決定する事ができるように実行する。そこで、タッチ信号が入力領域の入力スクロールバーの中の目標とする入力スクロールバーに対応する際に、工程８０３は、目標とする入力スクロールバーによって表示される第一の文字記号が他の第一の文字記号に変更することと、目標とする入力スクロールバーによって表示される少なくとも一つの第二の文字記号を、スライド動作に対応して第一のスライド方向に従って、他の少なくとも一つの第二の文字記号に変更することを実行し、その結果、他の第一の文字記号に対応する入力信号として生成する。

そこで、工程８０５は、目標入力スクロールバーによって表示される他の第一の文字記号を第一の文字記号に演算素子がさらに変化する事ができるように実行する。そのうえ、目標とする入力スクロールバーが第二の文字記号を表示するように設計されるならば、目標とする入力スクロールバーによって表示される他の少なくとも一つの第二の文字記号もまた少なくとも一つの第二の文字記号に戻すように変更される。前記のとおり、目標とする入力スクロールバーＩＳＢ１は他の第一の文字記号にスライドされる際に、他の第一の文字記号は少なくとも一つの第二の文字記号の一つに対応し、少なくとも一つの第二の文字記号の一つは第一の文字記号に対応する。

加えて、タッチ信号が、入力領域の少なくとも一つのスイッチスクロールバーに対応する際に、工程８０７は、スライド動作に対応する第二のスライド方向に従って第一の文字記号と、入力スクロールバーそれぞれの少なくとも一つの第二の文字記号を同時に変化するよう実行される。

当然のことながら、前記の「第一」スライド方向および「第二」スライド方向における用語、「第一」、「第二」は、記載の都合のみのためであり、時間的にも方向的にも差異はない。換言すれば、第一」スライド方向および「第二」スライド方向はそれぞれ、上向きスライドまたは下向きスライドであり、二つのスライド方向は、同一でも異なっていてもよい。従って、工程８０３と工程８０７は、ユーザからスライドする方向に従って、目標とする入力スクロールバーによって描写されるか、あるいは入力スクロールバーそれぞれによって描写されて、第一の文字記号および少なくとも一つの第二の文字記号を変更してもよく、その結果として、ユーザがさらに文字あるいは記号を入力することが可能になる。

前記工程に加えてこの実施例の入力方法は、第一と第二の実施例における全ての操作を実行する事もでき、また、明らかにする全ての機能を有している。この実施例の入力方法が、これらの操作を実行して、これらの機能を如何にして有するかについては、第一の実施例と第二の実施例の説明に基づく通常の技術を有する者にとって常識であることから、これ以上ここでは記載しない。

前記記載に従って、ユーザによりユーザインターフェース上の入力スクロールバー、あるいはスイッチスクロールバーをスライドする事を通じて、本発明の携帯装置および入力方法は、第一の文字記号および入力スクロールバーの中の目標とする入力スクロールバーの少なくとも一つの第二の文字記号を変更し、それで文字または記号を入力し、あるいは同時に第一の文字記号および入力スクロールバーそれぞれの少なくとも一つの第二の文字記号を変更する。この事は、編集されたコンテンツに従って、ユーザがテキスト記号又は／および顔面表示記号の間をスイッチすることを可能にする。従って、従来の携帯装置や入力方法と比較して、本発明は、入力スクロールバーによって、より便利にそして直接に描写される文字記号の間でユーザがスイッチするのを可能にし、その結果、入力されたコンテンツを効果的に編集する。

前記開示物は、詳細な技術的内容であり、発明の特徴である。本分野の熟練した人々は、その特徴から離れることなく、記載される発明の開示や示唆に基づく様々な修正や置き換え進める事ができる。それでも、そのような修正や置き換えが前記の記載で十分に開示されていない場合、それらは実質的に追加された以下のクレームでカバーされる。

Claims (8)

1. 携帯装置であって、本携帯装置は、
   タッチスクリーンであって、このタッチスクリーンはタッチを感知してタッチ信号を生成してユーザインターフェースを表示するように配置され、このユーザインターフェースは入力境界を有し、この入力境界は複数の入力スクロールバーと少なくとも一つのスイッチスクロールバーで確定され、この入力スクロールバーはそれぞれ第一の文字記号及び少なくとも一つの第二の文字記号であるタッチスクリーンと、
   演算素子であって、この演算素子は前記タッチスクリーンと電気的に連結され、タッチはスライドする動作であってタッチ信号は入力領域の入力スクロールバーあるいは少なくとも一つのスイッチスクロールバーの中の目標とする入力スクロールバーに対応することで限定するように配置され、ここでこのタッチ信号は目標とする入力スクロールバーに対応する際に、この演算素子は目標とする入力スクロールバーの第一の文字記号を他の第一の文字記号に変更し、目標とする入力スクロールバーの少なくとも一つの第二の文字記号をスライド動作に対応し、第一のスライド方向に従って、他の少なくとも一つの第二の文字記号変更し、その結果他の第一の文字記号に対応する入力信号を生成し、この演算素子は目標とする入力スクロールバーによって表現される他の第一の文字記号を入力信号が生成された後に第一の文字記号に変更するようにさらに配置され、他の第一の文字記号は少なくとも一つの文字記号の一つに対応し、他の少なくとも一つの第二の文字記号の一つは第一の文字記号に対応し、タッチ信号が入力領域の少なくとも一つのスイッチスクロールバーに対応する際に、演算素子がスライド動作に対応して第二のスライド方向に従って第一の文字記号及び入力スクロールバーそれぞれの少なくとも一つの第二の文字記号を同時に変更する演算素子とを含む携帯装置。
2. 入力スクロールバーそれぞれによって表示される第一の文字記号と少なくとも一つの第二の文字記号は、言語入力の文字記号、デジタル記号、句読点記号、および顔面表示記号である請求項１記載の携帯装置。
3. 言語入力文字記号は、英語の小文字と、英語の大文字と、中国発音記号と、日本の発音アルファベット記号である請求項２記載の携帯装置。
4. 入力領域は、さらに少なくとも一つの入力キーおよび少なくとも一つのカーソル動作スクロールバーである請求項１記載の携帯装置。
5. 携帯装置使用のための入力方法であって、
   この携帯装置はタッチスクリーンと演算素子を含み、タッチスクリーンはタッチを感知してタッチ信号を生成してユーザインターフェースを表示するように配置され、このユーザインターフェースは入力境界を有し、この入力境界は複数の入力スクロールバーと少なくとも一つのスイッチスクロールバーで確定され、この入力スクロールバーはそれぞれ第一の文字記号及び少なくとも一つの第二の文字記号であり、この入力方法は演算素子によって実行されて以下の工程を含み、
   （ａ）タッチはスライドする動作であってタッチ信号は入力領域の入力スクロールバーあるいは少なくとも一つのスイッチスクロールバーの中の目標とする入力スクロールバーに対応することで限定する工程と、
   （ｂ）タッチ信号が入力領域の入力スクロールバーの中で目標となる入力スクロールバーに対応する際に、この演算素子は目標とする入力スクロールバーの第一の文字記号を他の第一の文字記号に変更し、目標とする入力スクロールバーの少なくとも一つの第二の文字記号をスライド動作に対応し、第一のスライド方向に従って、他の少なくとも一つの第二の文字記号変更し、その結果他の第一の文字記号に対応する入力信号を生成し、目標とする入力スクロールバーによって表現される他の第一の文字記号を入力信号が生成された後に第一の文字記号に変更するようにさらに配置され、他の第一の文字記号は少なくとも一つの文字記号の一つに対応し、他の少なくとも一つの第二の文字記号の一つは第一の文字記号に対応する工程と、
   （ｃ）タッチ信号が入力領域の少なくとも一つのスイッチスクロールバーに対応する際に、演算素子がスライド動作に対応して第二のスライド方向に従って第一の文字記号及び入力スクロールバーそれぞれの少なくとも一つの第二の文字記号を同時に変更する工程とからなる入力方法。
6. 入力スクロールバーそれぞれによって表示される第一の文字記号と少なくとも一つの第二の文字記号は、言語入力の文字記号、デジタル記号、句読点記号、および顔面表示記号である請求項５記載の入力方法。
7. 言語入力文字記号は、英語の小文字と、英語の大文字と、中国発音記号と、日本の発音アルファベット記号である請求項６記載の入力方法。
8. 入力領域は、さらに少なくとも一つの入力キーおよび少なくとも一つのカーソル動作スクロールバーである請求項５記載の入力方法。

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