JP2015213136A - 半導体装置 - Google Patents

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Kazutaka Koshiishi
和孝 輿石
片桐 光昭
Mitsuaki Katagiri
光昭 片桐
大 佐々木
Masaru Sasaki
大 佐々木
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Abstract

【課題】電源電圧の変動を抑制して電源の品質を保つことが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置100は、第1の電位が供給される導電体層103が形成された基板101と、導電体層103上に設けられ、所定の誘電率を有する誘電体層104と、誘電体層104上に設けられ、且つ、第1の電位とは異なる第2の電位が供給される再配線部106を含む半導体チップ105と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に電源補償容量を含む半導体装置に関する。
近年、半導体装置の動作速度の高速化および高集積化に伴い、信号に含まれるノイズや信号が入力されるタイミングのずれが半導体装置の動作に与える影響が大きくなっている。
例えば、配線基板上に半導体チップが形成された半導体装置では、配線基板上に、半導体チップに各種の信号を入出力するための信号配線や、半導体チップを駆動する電力を供給するための電源配線などが形成され、電源配線には電源の変動に基づく誤動作を抑えるために電源補償容量が設けられている。
電源が変動すると、信号配線によって半導体チップに入力される信号が閾値以上であるか否かの判定を正確に行うことができなくなり、その結果、半導体チップが正常に動作しなくなる場合がある。
このため、半導体装置の設計では、信号の品質を考慮することが重要である。例えば、特許文献1に記載の半導体装置は、半導体チップに信号が入力されるタイミングがずれることを抑制するために、外部電極と半導体チップとを接続する複数の配線の長さが概ね同じとなるようにしている。
特開2011−249582号公報
しかしながら、特許文献1に記載の半導体装置では、電源の品質、例えば電源電圧の変動については考慮されておらず、半導体装置が安定して動作することが困難な場合があるということを本願発明者は明らかにした。以下、この問題が起こるメカニズムについて説明する。
一般的に、半導体装置の設計において、半導体チップに供給される電源電圧は、一定であることが前提とされていた。しかしながら、実際には、電源電圧は必ずしも一定ではなく、半導体チップの動作状況に応じて変動している。
電源電圧が変動すると、信号の電圧が閾値以上であるか否かの判定に誤りが起きやすくなったり、電源配線の近くに配置された信号配線に影響を及ぼして信号のジッタの原因となったりし、その結果、半導体装置の動作が不安定になりやすい。
なお、近年、半導体チップの高性能化に伴って、半導体チップの消費電流が増大し、その結果、半導体チップに供給される電流の変化量が大きくなっている。電源電圧の変動量は、半導体チップに供給される電流の変化量と電源インピーダンスとの積で表されるため、半導体チップに供給される電流の変化量が大きくなると、電源電圧の変動量は増大する。
また、半導体製造技術の微細化に伴って、電源電圧は低下しているため、電圧の変化量が小さくても、半導体装置に与える影響は大きくなっている。
さらに、半導体製造技術の微細化に伴って、配線間の距離は近くなっているため、信号配線の近くに配置された電源配線に印加されている電源電圧の変動による信号のジッタが発生しやすくなっており、半導体装置の動作が不安定になりやすい。
本発明による半導体装置は、
基板と、
前記基板上の第1の面に形成された第1の導電体層と、
前記基板上の第2の面に設けられ、前記第1の導電体層に第1の電位を供給する第1の外部接続端子と、
前記第1の導電体層上に設けられた誘電体層と、
前記誘電体層上に設けられると共に、前記第1の導電体層と対向するように設けられた第2の導電体層を有する半導体チップと、
前記第2の面に設けられ、前記第2の導電体層に前記第1の電位と異なる第2の電位を供給する第2の外部接続端子と、を備える。
また、本発明による半導体チップは、
第1の辺および前記第1の辺に対向する第2の辺、前記第1の辺とは異なる方向に延在する第3の辺および前記第3の辺に対向する第4の辺によって定義される半導体チップであって、
前記第1の辺および前記第2の辺の中間位置にパッドを配置すべく形成されたセンター領域に、前記第1の辺に平行となるように配置された複数のパッドと、
前記第1の辺と前記センター領域との間を埋めるように形成された第1の導電体層と、
前記第2の辺と前記センター領域との間を埋めるように形成された第2の導電体層と、を備える。
本発明によれば、第1の導電体層と第2の導電体層とが、所定の誘電率を有する誘電体層を介して対向して配置されるため、誘電体層が電荷を蓄えることができる。これにより、誘電体層に蓄えられた電荷の容量を補償容量として用いることで電源インピーダンスが低減されるため、電源電圧の変動を抑制して電源の品質を向上させることが可能になる。
本発明の第1の実施形態にかかる半導体装置100の断面構成を模式的に示す図である。 図1の半導体装置100の基板101の第2面F2の構成を説明するための図である。 図1の半導体装置100の基板101の第1面F1の構成を説明するための図である。 図1の半導体装置100の半導体チップ105の一面の構成を説明するための図である。 図4の第1の変形例の半導体チップ105aについて説明するための平面図である。 半導体チップ105aのA−B断面を模式的に示す図である。 半導体チップ105aのC−D断面を模式的に示す図である。 図4の第2の変形例の半導体チップ105bについて説明するための平面図である。 半導体チップ105bのE−F断面図である。 図1の半導体装置100の第2面F2と半導体チップ105の再配線部106との接続について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態にかかる半導体装置200の断面構成を模式的に示す図である。 半導体装置100の電源容量と電源インピーダンスとの関係について説明するための図である。 半導体装置200の変形例にかかる半導体装置300の断面構成を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して説明する。なお、本明細書および図面において、同一の機能を有する構成要素については同じ符号を付することにより重複説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる半導体装置100の構成を模式的に示す断面図である。
図1に示す半導体装置100は、基板101と、ボール(例えば、ハンダボール)102と、接地層103と、ダイアタッチ材104と、半導体チップ105と、再配線部106と、ボンディングワイヤ108と、封止部材109aおよび109bとを有する。なお、再配線部106は、ウエハレベルテスト(PWテスト)のテスト工程の後に、後工程にて形成された配線を含むものとする。
基板101の一方の面には、半導体装置100の外部と半導体チップ105との間で信号の入出力を行うための接続端子であるボール102と、ボール102と半導体チップ105とを接続するための各種配線(図1では図示せず)とが形成されている。ここで、ボール102は、基板上に形成されたランド107に電気的に接続されているものとする。そして基板101の他方の面には、接地層103(第1の導電体層)が形成されている。なお、基板101の面のうち、接地層103が形成された面を第1面F1、ボール102が形成された面を第2面F2と称する。
ダイアタッチ材104は、接地層103上に設けられ、所定の誘電率を有する誘電体で形成された接着層(誘電体層)である。ダイアタッチ材104は、基板101と半導体チップ105とを接着するために用いられ、接地層103と再配線部106との間に設けられている。
半導体チップ105は、パッケージ化された集積回路であり、一方の面に再配線部106が形成されている。半導体チップ105は、再配線部106が形成された面が、ダイアタッチ材104を用いて、基板101の接地層103が形成された第1面F1と接着される。これにより、半導体チップ105は、再配線部106上に設けられることになる。
再配線部106は、半導体チップ105内の電源インピーダンスを低減するために形成されている。具体的には、再配線部106は、基板101の第2面F2に形成されたボール102とボンディングワイヤ108を介して接続された再配線層(第2の導電体層)によって構成される。再配線部106と接続されたボール102を外部電源と接続すると、外部電源から再配線部106に電力が供給されることになる。再配線部106は、半導体チップ105の素子形成面の表面に形成されている。このため、再配線部106は、ダイアタッチ材104上に設けられることになる。
なお、ボール102は、上記電源以外にも各種の信号、例えば、入出力データ、当該データのストローブ、クロック、アドレス系信号、および制御系信号等が供給されるが、これらはボール102、基板101内の配線(図示せず)およびボンディングワイヤ108を介して半導体チップ105の対応するパッドに接続されている。
また、基板101上であって半導体チップ105が形成されていない領域、および半導体チップ105の上部領域には、封止部材109aが設けられており、半導体チップ105は、封止部材109aによって基板101上に封止されている。なお、ボンディングワイヤ108は、通常、封止部材109aと同じ封止部材109aによって封止されているが、異なる封止部材109bであってもよい。封止部材109aおよび109bは、例えばエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂からなる。半導体チップ105や、ボンディングワイヤ108などは、封止部材109aまたは109bによって覆われ、外界から保護されている。
上記の構成により、ダイアタッチ材104を介して対向する接地層103および再配線部106にコンデンサが形成される。このコンデンサの容量は、半導体チップ105に供給する電力の補償容量として用いることができる。この容量の大きさは、半導体チップ105の面積、ダイアタッチ材104の厚さ、およびダイアタッチ材104の誘電率に依存する。具体的には、半導体チップ105の面積が大きいほど、容量は大きくなり、ダイアタッチ材104の厚さが薄いほど、容量は大きくなり、ダイアタッチ材104の誘電率が高いほど、容量は大きくなる。半導体チップ105と基板101との間で形成される容量は、半導体チップ105内部に設けられた補償容量よりも、その容量が大きいことが望ましい。
ダイアタッチ材104の誘電率および厚さとダイアタッチ材104に蓄えることのできる電荷の容量との関係を以下の表1に示す。なお、ダイアタッチ材104の面積は、全て50mmとしている。
以下、半導体装置100のより詳細な構成について説明する。
図2は、図1の基板101の第2面F2の構成について説明するための図である。
基板101は、基板101を貫通する四隅が丸い略矩形の開口部111が中央部に設けられている。基板101の第2面F2には、この開口部111の2つの長辺のそれぞれに沿って、各種配線間を接続するための金属電極である複数のボンディングパッド112が並設されている。また、基板101には、複数の層間で配線を行うための孔であり、基板101を貫通するビア113が形成されている。
また、第2面F2には、複数のボール102が形成されている。半導体装置100を設計する段階で、各ボール102には、グランド、外部電源、または外部の信号配線と接続されることが決定される。そして、グランドと接続されるボール102aは、ビア113を介してグランド配線114により第1面F1上に形成された接地層103と接続されており、外部電源と接続されるボール102bは、電源配線115によりボンディングパッド112と接続されている。また、外部の信号配線と接続されるボール102cは、第2面F2に形成された信号配線116によりボンディングパッド112と接続されている。ボール102と接続されていないボンディングパッド112は、ビア113を介して第1面F1上に形成された接地層103と接続されている。なお、ボール102aは、接地層103に第1の電位を供給する第1の外部接続端子の一例であり、ボール102bおよび102cは、第2の電位を供給する第2の外部接続端子の一例である。
図3は、図1の基板101の第1面F1上に形成された接地層103の構成について説明するための図である。
接地層103には、中央部に四隅が丸い略矩形の開口部121が形成されている。この開口部121は、基板101の開口部111と連通している。また、接地層103には、基板101のビア113と対応する位置に複数のビア122が形成されており、各ビア122は、基板101のビア113と連通している。接地層103は、各ビア122を介して、第2面F2に形成されたボール102またはボンディングパッド112と接続されている。
図4は、図1の半導体チップ105の一面の構成を説明するための図である。
半導体チップ105は、第1の辺S1および第1の辺に対抗する第2の辺S2、第1の辺S1とは異なる方向に延在する第3の辺S3および第3の辺S3に対向する第4の辺S4によって定義される。
半導体チップ105の一面には、基板101の開口部111と対応する位置であって、第1の辺S1および第2の辺S2の中間位置に、複数のボンディングパッド131を配置すべく形成されたセンター領域CAが設けられている。このセンター領域CAには、第1の辺S1に平行となるように2列に並んで複数のボンディングパッド131が配置されている。
また、半導体チップ105のボンディングパッド131が形成された面上には、絶縁膜110を介して、外部電源と接続される導電体層を含む再配線部106が形成されている。この再配線部106は、第1の辺S1とセンター領域CAとの間を埋めるように形成された第1再配線部106aと、第2の辺S2とセンター領域CAとの間を埋めるように形成された第2再配線部106bとを含む。第1再配線部106aおよび第2再配線部106bは、それぞれ第3の辺S3と第4の辺S4の近傍まで連続して形成されている。また、第1再配線部106aおよび第2再配線部106bは、センター領域CAを介して電気的に接続されており、センター領域CAの面積よりも、第1再配線部106aおよび第2再配線部106bの面積は、それぞれ大きい。
なお、本例では、ボンディングパッド131が半導体チップ105のセンターであって、かつ長辺方向に沿って2列配置されたものについて説明したが、半導体チップ105のセンターであって、かつ長辺方向に沿って1列配置されたものであってもよい。また、部分的に1列および2列の組み合わせであってもよい。
図5A〜図5Cは、図4の変形例を示す図である。図5Aは、半導体チップ105の変形例を示す平面図であり、図5Bは、図5Aの半導体チップ105のA−B断面図であり、図5Cは、図5Aの半導体チップ105のC−D断面図である。半導体チップ105は、ボンディングパッド131から配線層で引き出されたボンディングパッド131aを、再配線部106に開けられた開口部に設けて、ワイヤボンディングするものであってもよい。なお、再配線部106は、絶縁膜110を介して半導体チップ105上に形成されている。
また、図6Aおよび図6Bは、図4の他の変形例を示す図である。図6Aは、半導体チップ105の変形例を示す平面図であり、図6Bは、図6AのE−F断面図である。半導体チップ105は、再配線部106上にさらにワイヤボンディング用パッド131bとしてNi/Auのパッドを設けるものであってもよい。
図7は、基板101と半導体チップ105との接続について説明するための図である。
半導体装置100を第2面F2側から見ると、第2面F2の開口部111と対応する部分には、半導体チップ105上にボンディングパッド131が設けられている。第2面F2のボンディングパッド112と半導体チップ105のボンディングパッド131とは、同数設けられており、ボンディングワイヤ108を介して1対1で接続されている。また、外部電源と接続されたボール102は、再配線部106と接続されたボンディングパッド131と接続されており、再配線部106は、半導体チップ105に設けられた電源配線(図示せず)と接続されている。これにより、外部電源から供給される電力は、ボール102、電源配線115、ボンディングパッド112、ボンディングワイヤ108、ボンディングパッド131、再配線部106を介して、半導体チップ105の各部に供給される。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態にかかる半導体装置(100)は、基板(101)と、基板(101)上の第1の面(F1)に形成された第1の導電体層(103)と、基板(101)上の第2の面(F2)に設けられ、第1の導電体層(103)に第1の電位を供給する第1の外部接続端子(102a)と、第2の面(F2)に設けられ、第1の外部接続端子(102a)とは別に設けられた第2の電位を供給する第2の外部接続端子(102b)と、第1の導電体層(103)上に設けられた誘電体層(104)と、誘電体層(104)上に設けられると共に、第1の導電体層(103)と対向するように設けられた第2の導電体層(106)を有する半導体チップ(105)とを有する。
これにより、誘電体層(104)を介して第1の導電体層(103)と第2の導電体層(106)とが対向して配置されるため、第1の外部接続端子(102a)に外部電源が接続されると、誘電体層(104)によってコンデンサが形成される。このため、電源インピーダンスが低減し、半導体チップ(105)に供給される電流の変動が大きいときであっても、このコンデンサ容量が電源容量の補償容量として機能し、したがって、電源電圧の変動を抑制して電源の品質を向上させることが可能になる。なお、半導体チップ(105)と基板(101)との間で形成される容量は、半導体チップ(105)内部に設けられた補償容量よりも、その容量が大きいことが望ましい。
また、本実施形態にかかる半導体チップ(105)は、第1の辺(S1)および第1の辺に対向する第2の辺(S2)、第1の辺とは異なる方向に延在する第3の辺(S3)および第3の辺に対向する第4の辺(S4)によって定義される半導体チップ(105)であって、第1の辺(S1)および第2の辺(S2)の中間位置にパッドを配置すべく形成されたセンター領域(CA)に、第1の辺(S1)に平行となるように配置された複数のパッド(131)と、第1の辺(S1)とセンター領域(CA)との間を埋めるように形成された第1の導電体層(106a)と、第2の辺(S2)とセンター領域(CA)との間を埋めるように形成された第2の導電体層(106b)とを有する。
また、本実施形態にかかる半導体チップ(105)では、第1の導電体層(106a)および第2の導電体層(106b)が、それぞれ第3の辺(S3)と第4の辺(S4)の近傍まで連続して形成されている。
また、本実施形態にかかる半導体チップ(105)では、第1の導電体層(106a)および第2の導電体層(106b)が、センター領域(CA)を介して電気的に接続されている。
また、本実施形態にかかる半導体チップ(105)では、センター領域(CA)の面積よりも、第1の導電体層(106a)および第2の導電体層(106b)の面積は、それぞれ大きい。
また、複数のパッド(131)は、センター領域(CA)において、第1の辺と平行に2列となるように配置されている。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態にかかる半導体装置200の構成を模式的に示す断面図である。
図8に示す半導体装置200は、基板201と、ボール202と、接地層203と、ダイアタッチ材204と、半導体チップ205と、再配線部206と、ランド207と、ボンディングワイヤ208と、封止部材209aおよび209bと、絶縁膜210とを有する。
基板201の一方の面である第1面F21には、接地層203が形成されている。また、基板201の他方の面である第2面F22には、半導体装置200の外部と半導体チップ205との間で信号の入出力を行うための接続端子であるボール202と、ボール202と半導体チップ205とを接続するための各種配線(図8では図示せず)とが形成されている。
ダイアタッチ材204は、接地層203上に設けられ、所定の誘電率を有する誘電体で形成された接着層(誘電体層)である。ダイアタッチ材204は、接地層203と再配線部206とを接着する。
半導体チップ205は、パッケージ化された集積回路であり、一方の面に、絶縁膜210を介して再配線部206が形成されている。半導体チップ205は、再配線部206が形成された面が、ダイアタッチ材204を用いて、基板201の接地層203が形成された第1面F1と接着される。これにより、半導体チップ205は、再配線部206上に設けられることになる。
再配線部206は、半導体チップ205内の電源インピーダンスを低減するために形成されている。具体的には、再配線部206は、基板201の第2面F22に形成されたボール202とボンディングワイヤ208を介して接続された再配線層(第2の導電体層)によって構成される。再配線部206と接続されたボール202を外部電源と接続すると、外部電源から再配線部206に電力が供給されることになる。再配線部206は、半導体チップ205の素子形成面の表面に形成されている。このため、電源層230は、ダイアタッチ材204上に設けられることになる。
また、基板201上であって半導体チップ205が形成されていない領域、および半導体チップ205の上部領域には、封止部材208が設けられており、半導体チップ205は、封止部材208によって基板201上に封止されている。
半導体装置200は、半導体装置100と同等な構成に加えて、外部電源と接続されるボール202を再配線部206に電気的に接続するための2系統の電流経路を有する。一方の電流経路は、ボンディングワイヤ207を介した経路であり、他方の電流経路は、再配線部206に設けられたバンプ211(半田ボール)および基板201に設けられたビア212を介した経路である。バンプ211は、導電性を有する突起であり、再配線部206は、このバンプ211を用いて、フリップチップで基板201に接続されている。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態にかかる半導体装置(200)は、外部電源接続端子(202)と再配線部(206)とを電気的に接続するための2系統の電流経路を有する。具体的には、2系統の電流経路のうちの少なくとも1つは、再配線部(206)に設けられたバンプ(211)と基板(201)に設けられたビア(212)とを用いた経路である。これにより、外部電源からの電流が、第1外部接続端子(202)から再配線部(206)へ2系統の電流経路に分かれて流れるため、電源インダクタンスを低減することが可能であり、また、再配線部(206)と接地層(203)との結合が強くなるため、実効的な自己インダクタンスを低減することが可能になる。したがって、より確実に、電源電圧の変動を抑制して電源の品質を向上させることが可能になる。
(効果)
図9は、電源容量と電源インピーダンスZ_magとの関係を示す図である。横軸は周波数、縦軸は、電源インピーダンスZ_magを示す。この図に示されたように、電源容量を増加させるほど、電源インピーダンスZ_magが低減することがわかる。
なお、電源インピーダンスZ_magを低減する方法としては、バイパスコンデンサを設けることが考えられるが、近年、半導体チップのサイズは縮小され、半導体チップ内の配線は高密度化しているため、バイパスコンデンサを設けるスペースを確保することは困難である。これに対して、本願の各実施形態のように、基板と半導体チップとの間に電源容量を形成することにより、バイパスコンデンサを設けるスペースを必要とすることなく、電源電圧の変動を抑制することが可能になる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態で説明した本願発明の構成や詳細には、本願発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、上記第1の実施形態では、半導体チップ105に再配線部106を設け、基板101上に接地層103を設け、補償容量を形成した。また上記第2の実施形態では、半導体チップ205に再配線部206を設け、基板201上に接地層203を設け、補償容量を形成した。しかしながら、本発明はかかる例に限定されず、誘電体層として機能する接着層を介して、電位の異なる2つの導電体層が形成されればよい。なお、補償容量を形成するためには、半導体チップ上の再配線部または基板上の導電層の一方は固定電位であればよく、VDD,DQ入出力バッファの電源であるVDDQ,DQバッファのリファレンス電圧として用いられるVref_DQ、コマンド・アドレス系信号が入力されるCAバッファのリファレンス電圧として用いられるVref_CA、VDD電圧よりも高い電圧であるVPPを用いてもよい。
また、上記実施形態では、ボール102またはボール202を外部接続端子として有するBGA(Ball Grid Array)型の半導体装置について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、上記実施形態で説明した半導体装置は、ボール102またはボール202の代わりに平面電極パッドが格子状に並べられたLGA(Land Grid Array)型の半導体装置であってもよい。
また、上記実施形態では、1つの基板上に1枚の半導体チップを有する半導体装置について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、1つの基板上に2枚の半導体チップが積層されたDDP(Dual Die Package)構造の半導体装置に、本発明の技術を適用することも可能である。
さらに、2枚以上の半導体チップが、当該半導体チップのシリコン基板を貫通するTSV(Through Silicon Via)を備えて積層された半導体装置に、本発明の技術を適用することも可能である。
また、上記第2の実施形態では、複数の系等の電流経路のうちの少なくとも1系統の電流経路がバンプを用いてフリップチップにより形成されることとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、複数系統の電流経路の全てがフリップチップにより形成されてもよい。
さらに、第2の実施形態では、再配線層に電源を供給する電源端子のみをフリップチップ実装するものについて説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、図10に示す半導体装置300のように、半導体チップのバンプがすべてフリップチップ実装される構造としてもよい。図10は、第2の実施形態の変形例にかかる半導体装置300の断面構成を模式的に示す図である。半導体装置300では、基板101上のパッド307と、半導体チップ105上のパッド331とは、ハンダにて接続する構造となる。なお、補償容量用の電源端子については、図10に示すように、中央部以外の部分にて設けるように、半導体装置300を変形することもできる。
また、上記第1および第2の実施形態では、半導体チップのパッドがチップの中央部分に配置されている、いわゆるセンターパッドの構造を有する半導体装置について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、半導体チップのパッドが、チップの対向する2辺に沿って配置される、いわゆるエッジパッドの半導体チップに本発明の技術を適用することもできる。この場合、対向するエッジパッドの間に再配線部が配置される構造となる。
100,200 半導体装置
101,201 基板
102,202 ボール
103,203 接地層
104,204 ダイアタッチ材
105,205 半導体チップ
106,206 再配線部
107,207 ランド
108,208 ボンディングワイヤ
109,209 封止部材
110,210 絶縁膜
211 バンプ(半田ボール)
212 ビア
F1 第1面
F2 第2面

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板上の第1の面に形成された第1の導電体層と、
    前記基板上の第2の面に設けられ、前記第1の導電体層に第1の電位を供給する第1の外部接続端子と、
    前記第1の導電体層上に設けられた誘電体層と、
    前記誘電体層上に設けられると共に、前記第1の導電体層と対向するように設けられた第2の導電体層を有する半導体チップと、
    前記第2の面に設けられ、前記第2の導電体層に前記第1の電位と異なる第2の電位を供給する第2の外部接続端子と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1の外部接続端子と前記第1の導電体層とを電気的に接続する電流経路を少なくとも2系統有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記2系統の電流経路のうちの少なくとも1つは、前記電源層に設けられたバンプと前記基板に設けられたビアとを用いた経路であることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2の導電体層は、前記半導体チップの配線を再配置する再配線部に含まれていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記第1の導電体層、誘電体層、および第2の導電体層で形成される補償容量は、前記半導体チップ内で形成される補償容量よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  6. 第1の辺および前記第1の辺に対向する第2の辺、前記第1の辺とは異なる方向に延在する第3の辺および前記第3の辺に対向する第4の辺によって定義される半導体チップであって、
    前記第1の辺および前記第2の辺の中間位置にパッドを配置すべく形成されたセンター領域に、前記第1の辺に平行となるように配置された複数のパッドと、
    前記第1の辺と前記センター領域との間を埋めるように形成された第1の導電体層と、
    前記第2の辺と前記センター領域との間を埋めるように形成された第2の導電体層と、を備えることを特徴とする半導体チップ。
  7. 前記第1の導電体層および前記第2の導電体層は、それぞれ前記第3の辺と第4の辺の近傍まで連続して形成されていることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記第1の導電体層と前記第2の導電体層は、前記センター領域を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  9. 前記センター領域の面積よりも、前記第1の導電体層および前記第2の導電体層の面積は、それぞれ大きいことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  10. 前記複数のパッドは、前記センター領域において、前記第1の辺に平行に、2列になるように配置されていることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
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