JP2015212003A - 締付ソケット及びソケット切り替え方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソケットの切換動作を簡略化した締付ソケット及びソケット切り替え方法を提供する。
【解決手段】内側ソケット3を外側ソケット2と重なる前進位置Aに付勢するコイルスプリング9と、外側ソケット2に設けたカムピン11と、内側ソケット3にワンウェイクラッチ10を介して一方向にのみ回転可能に設けたカムスリーブ8と、を備える。そして、カムスリーブ8は、外側ソケット2に対面するスリーブ周面に、円周方向及び軸方向に間隔をあけて配置され、カムピン11との係合により、内側ソケット3の軸方向位置を前進位置A及び後退位置Bとする前進側係合部A1及び後退側係合部Rと、スリーブ周面に沿って前進側係合部A1と後退側係合部Rとを連結するように配置され、カムピン11が摺動することによりカムスリーブ8をワンウェイクラッチ10で設定した回転方向に回転させるカム溝12と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、径が異なる2種類の締結部材(ボルトなど)を締付けたり緩めたりすることが可能な締付ソケット及びソケット切り替え方法に関する。
従来からナットランナなどの先端に取付けるソケットとして、2種類の径の異なる締結部材に対応できるものが提案されている(特許文献1参照)。このようなソケットは、小径のボルトなどを締付ける場合には、スプリングの弾発力で内側ソケットを前進位置に突出せしめてソケットピンの先端と外側ソケットの先端を揃え、且つスチールボールをインナーピンの面取り部に当てて内側ソケットが後退するのを阻止した状態で使用される。
また、大径のボルトなどを締付ける場合には、筒体をスプリングに抗して若干後退せしめ、筒体の大径凹部をスチールボールの位置に一致させ、この状態で内側ソケット(インナーピン)を押込み位置に押し込み、インナーピンの溝部とスチールボールとが一致した時点で筒体をスプリングの弾発力で前進せしめてロックする。これによりソケットピンを後退させて外側ソケットを出現させて、この状態で使用するようにしている。
特開2003−245863号公報
しかしながら、上記従来例では、内側ソケットをスチールボール、筒体及びスプリングからなるロック機構により後退位置に保持するようにしている。このため、内側ソケットから外側ソケットに切換える際には、内側ソケットを前進位置から後退位置に押込む動作とロック機構の一時解除動作とを必要とし、ソケット切換の動作が煩雑であるという課題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ソケットの切換動作を簡略化した締付ソケット及びソケット切り替え方法を提供することを目的とする。
本発明は、外側ソケットの内側に内側ソケットを軸方向に相対移動可能に設けた締付ソケットである。そして、内側ソケットを外側ソケットと重なる前進位置に付勢する付勢手段と、外側ソケット及び内側ソケットの一方に設けられたカムピンと、外側ソケット及び内側ソケットの他方に対してワンウェイクラッチを介して一方向にのみ回転可能に設けられたカムスリーブと、を備える。そして、カムスリーブは、外側ソケット及び内側ソケットの一方に対面するスリーブ周面に、円周方向及びスリーブ軸方向に間隔をあけて配置され、カムピンとの係合により、内側ソケットの軸方向位置を前進位置及び後退位置とする前進側係合部及び後退側係合部を備える。また、カムスリーブは、スリーブ周面に沿って前進側係合部と後退側係合部とを連結するように配置され、カムピンが摺動することにより当該カムスリーブをワンウェイクラッチで設定された回転方向に回転させるカム溝を備えるようにしている。
したがって、本発明では、付勢手段に抗して内側ソケットの押込み移動及び押込み解除に伴う付勢手段による内側ソケットの付勢移動により、カムスリーブをワンウェイクラッチにより設定された回転方向へ回転移動させて、内側ソケットの軸方向位置を前進位置と後退位置との間で交互に設定するようにしている。このため、内側ソケットの押し込み移動及び付勢手段による付勢移動のみの簡略化した動作で、ソケットサイズの切換動作を実現できる。
本発明の第1実施例を示す締付ソケットの断面図である。 図1に示す締付ソケットのA方向矢視図である。 カムスリーブの展開図である。 ワンウェイクラッチの説明図である。 内側ソケットが後退位置に設定された締付ソケットを示す断面図である。 図5に示す締付ソケットにおけるカムスリーブとカムピンとの係合状態を示す説明図である。 締付ソケットのナットランナ及びロボットハンドへの搭載状態を示す概略図である。 締付ソケットが使用される作業エリアの一例を示す説明図である。 サイズ交換位置において、締付ソケットを外側ソケットから内側ソケットにサイズ交換する要領の説明図(A)及びカム溝とカムピンとの係合状態を説明する説明図(B)である。 同じく、図9に続く、締付ソケットを外側ソケットから内側ソケットにサイズ交換する要領の説明図(A)及びカム溝とカムピンとの係合状態を説明する説明図(B)である。 同じく、図10に続く、締付ソケットを外側ソケットから内側ソケットにサイズ交換する要領の説明図(A)及びカム溝とカムピンとの係合状態を説明する説明図(B)である。 同じく、図11に続く、締付ソケットを内側ソケットから外側ソケットにサイズ交換する要領の説明図(A)及びカム溝とカムピンとの係合状態を説明する説明図(B)である。 同じく、図12に続く、締付ソケットを内側ソケットから外側ソケットにサイズ交換する要領の説明図(A)及びカム溝とカムピンとの係合状態を説明する説明図(B)である。 本発明の第2実施例を示す締付ソケットの断面図である。
以下、本発明の締付ソケット及びソケット切り替え方法を実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した締付ソケットの第1実施例を示す断面図、図2は図1のA方向矢視図、図3はカムスリーブの展開図、図4はワンウェイクラッチの説明図である。
図1において、締付ソケット1は、一端をナットランナN(図7参照)への装着部2Aとし、他端をボルト頭部などが嵌り込む嵌合孔6が形成された外側ソケット2と、外側ソケット2内に収容されて前進位置と押込み位置の間を軸方向に移動可能であり且つ外側ソケット2と共に一体に回転する内側ソケット3と、を備える。
外側ソケット2には、図2に示すように、設定された大径のボルト頭部などが嵌り込む六角形状の嵌合孔6が形成されている。嵌合孔6は、六角形状をなしているが多角形であってもよい。また、外側ソケット2の中間部には、嵌合孔6につながり円形断面となった小径穴7が軸方向に形成されている。
内側ソケット3は、図2に示すように、設定された小径のボルト頭部などが嵌り込む六角形状の嵌合孔4が形成されている。また、内側ソケット3は、外側ソケット2の嵌合孔6と嵌合する六角形状の外周部を備えて、外側ソケット2と一体に回転するよう外側ソケット2に内蔵されている。また、内側ソケット3は、外側ソケット2の嵌合孔6内において軸方向に移動可能であり、後述するように、外側ソケット2の開口端側の前進位置と嵌合孔6の底部側の押込み位置の間で移動する。
内側ソケット3は、その背面から軸方向に延びた軸部5を一体に備える。軸部5は外側ソケット2の嵌合孔6から小径穴7内に突出させた状態で配置される。軸部5には、筒状のカムスリーブ8を回転可能に嵌合させている。カムスリーブ8は、軸部5先端側に係合させたCリング5Aにより抜け止めされている。内側ソケット3の軸部5先端のCリング5Aには、小径穴7の底部に着座したコイルスプリング9の他端がばね座9Aを介して着座している。このため、内側ソケット3は、コイルスプリング9により前進位置に押出すよう付勢されている。
カムスリーブ8と軸部5との間には、カムスリーブ8の回転方向を一方向に規制するワンウェイクラッチ10を配置している。ワンウェイクラッチ10は、例えば、図3に示すように、軸部5外周面とカムスリーブ8内周面とに係合する多数のセグメント10Bを備えて、カムスリーブ8の回転方向を一方向に規制するようにしている。このため、カムスリーブ8は、内側ソケット3と共に軸方向に一体となって移動可能であり、また、内側ソケット3に対して一方向にのみ回転可能となっている。ワンウェイクラッチ10は、上記構造に限定されるものでなく、別の構造を備えるものであってもよい。
カムスリーブ8の外周には、外側ソケット2から小径穴7内に突出させて設けたカムピン11に係合するカム溝12が形成されている。カム溝12は、後述するように、カムピン11との係合により、内側ソケット3の前進位置Aと、後退位置B(図5参照)と、当該後退位置Bの前後に配置された押込み位置C(図12(A)参照)と、を設定する。そして、カム溝12は、外部から内側ソケット3に加えられる押込みによる後退移動と、コイルスプリング9による前進移動と、に応じて、後述するように、内側ソケット3を前進位置A、押込み位置C、後退位置B、押込み位置C、前進位置Aの順に案内するよう、これらの位置を接続して形成している。図4は、カム溝12を展開して示すものであり、また、図中の矢印はワンウェイクラッチ10によるカムスリーブ8の回転方向を示している。
カム溝12は、コイルスプリング9による内側ソケット3の押出し移動時にカムピン11と係合して内側ソケット3を前進位置Aに設定する複数(例えば、2個)の前進側係合部A1を備える。前進側係合部A1は、カムスリーブ8の上方(軸部5の先端側)に位置させて設定され、内側ソケット3がコイルスプリング9により突出されて外側ソケット2の内側に位置するように設定している。
また、カム溝12は、後退側係合部Rの一部として、コイルスプリング9に対抗して内側ソケット3を押込み移動させた時にカムピン11と係合して内側ソケット3を押込み位置Cに設定する複数(例えば、2対4個)の押込み係合部C1,C2を備える。押込み係合部C1,C2は、カムスリーブ8の下方(軸部5の最基端側)に位置させて設定され、内側ソケット3をコイルスプリング9に対抗して外力により押し込んで、それ以上の押込みを阻止するよう設定している。押込み係合部C1,C2は、隣り合う一対が一組となって、後述する後退係合部B1のカムスリーブ8回転方向の前後に夫々配置されている。
また、カム溝12は、後退側係合部Rの一部として、1対の押込み係合部C1,C2の間に位置させて、コイルスプリング9による押出し移動によりカムピン11と係合して内側ソケット3を後退位置Bに設定する複数(例えば、2個)の後退係合部B1を備える。後退係合部B1は、カムスリーブ8の下方(軸部5の基端側)の押込み係合部C1,C2よりも若干上方(軸部5の基端側よりも先端側)に位置させて設定され、内側ソケット3を外側ソケット2内の引込んだ奥側(押込み位置Cよりも手前側)に位置するよう設定している。
後退側係合部Rは、上記した、後退係合部B、押込み係合部C1,C2、押込み係合部C1から後退係合部B1への案内溝13及び後退係合部B1から押込み係合部C2への案内溝13から構成され、これらを総称するものである。後退側係合部Rは、カムピン11を押込み係合部C1から傾斜した案内溝13によりカムスリーブ8を若干回転させて後退係合部B1へ係合させる機能と、カムピン11を後退係合部B1から傾斜した案内溝13によりカムスリーブ8を若干回転させて押込み係合部C2へ離脱させる機能と、を備える。このため、一対の案内溝13は、カムピン11と係合することにより当該カムスリーブ8をワンウェイクラッチ10で設定された回転方向に回転させる、逆向きに傾斜した構成としている。
また、カム溝12は、前進側係合部A1と後退側係合部Rとの間をスリーブ周面の両方向に沿って夫々連結して配置されている。そして、前進側係合部A1から後退側係合部Rへ接続するカム溝12と後退側係合部Rから前進側係合部A1へ接続するカム溝12とは、逆向きに傾斜した構成としている。このため、カム溝12は、前進側係合部A1から後退側係合部Rへ及び後退側係合部Rから前進側係合部A1へカムピン11の係合位置を切換る際に、カムピン11と週動することにより当該カムスリーブ8をワンウェイクラッチ10で設定された回転方向に回転させる。
以上の構成の締付ソケット1においては、以下のようにして内側ソケット3を前進位置Aと後退位置Bとの間で切換え移動させることができる。図1は、カムピン11がカムスリーブ8の前進側係合部A1に係合(図4参照)して、内側ソケット3が前進位置Aに設定された、内側ソケット使用状態を示している。また、図5は、カムピン11がカムスリーブ8の後退係合部B1に係合(図6参照)して、内側ソケット3が後退位置Bに設定された、外側ソケット使用状態を示している。
内側ソケット3を図1に示す前進位置Aから図5に示す後退位置Bに変更するには、内側ソケット3を押込むことにより、図4の前進側係合部A1でカムピン11に係合しているカムスリーブ8を押込み、カムピン11と押込み係合部C1とを係合させる。カムスリーブ8は、傾斜したカム溝12がカムピン11と摺動することにより、ワンウェイクラッチ10で設定された回転方向に回転される。次いで、内側ソケット3の押込みを解除することにより、図6に示すように、傾斜した案内溝13がカムピン11と係合し、カムスリーブ8をワンウェイクラッチ10で設定された回転方向に回転させる。そして、カムピン11を後退係合部B1を係合させ、内側ソケット3を後退位置Bに移動させることができる。
また、内側ソケット3を図5に示す後退位置Bから図1に示す前進位置Aに変更するには、内側ソケット3を押込むことによりカムスリーブ8を押込み、カムピン11を後退係合部B1から離脱させる。次いで、カムピン11を、傾斜した案内溝13と係合させて、カムスリーブ8をワンウェイクラッチ10で設定された回転方向に回転させて、押込み係合部C2と係合させる。次いで、内側ソケット3の押込みを解除することにより、カムピン11は傾斜したカム溝12と係合し、カム溝12と摺動することにより、カムスリーブ8をワンウェイクラッチ10で設定された回転方向に回転させる。その後に、図1に示すように、前進側係合部A1に係合して、内側ソケット3を前進位置Aに移動させることができる。
内側ソケット3を前進位置A、押込み位置C、後退位置B、押込み位置C、前進位置Aの順に案内する動作は、カムスリーブ8と軸部5との間に設けたワンウェイクラッチ10のカムスリーブ8を常に一方向にのみ回転させる作用により、逆行することなくこの順に実行することができる。
以上の構成の締付ソケット1は、例えば、図7に示すように、ロボットハンドHに装着されたナットランナNのツール軸に締付ソケット1の装着部2Aを嵌合させることにより、ナットランナNに装着される。そして、例えば、図8に示す作業エリアで使用される。則ち、締付ソケット1を装着したナットランナNを、ロボットハンドHにより、ボルト・ナット供給部LとワークWの締付箇所Sとの間で反復移動させる。
そして、ロボットハンドHにより、ボルト・ナット供給部Lから供給されたボルト・ナットを、締付ソケット1の外側ソケット2若しくは内側ソケット3の嵌合孔4、6に装着して受取り、ワークWの締付箇所Sへ搬送し、ナットランナNにより締付ソケット1を駆動して、ワークWに対してボルト・ナットの締付作業を実行する。
また、ボルト・ナット供給部Lから供給されるボルト・ナットのサイズが変更されると、ロボットは、締付ソケット1のボルト・ナットのサイズを変更するために、ワークWの締付箇所Sからボルト・ナット供給部Lに近接して設けられているサイズ交換位置PにナットランナNを搬送する。そして、サイズ交換位置Pにおいて、ロボットハンドHを後述するように作動させて、サイズ交換作業が実施される。サイズ交換作業が終了すると、ロボットは、ナットランナNをボルト・ナット供給部Lへ搬送して、サイズが変更されたボルト・ナットの供給を受け、前述と同様に、ボルト・ナット供給部LとワークWの締付箇所Sとの間を反復移動して、ボルト・ナットの締付け作業を実行する。
サイズ交換位置Pには、治具から突出させたプランジャピンP1が設置されている(図9参照)。プランジャピンP1は、内側ソケット3の嵌合孔4に嵌り込む外径寸法を備えると共に、内側ソケット3の前進位置Aから押込み位置Cまでの間の長さ寸法を超える長さ寸法を備えている。
次に、サイズ交換位置Pでのボルトナットサイズの大径から小径へのソケット切り替え方法について、説明する。図9に示す締付ソケット1は、図9(B)に示すように、カムピン11がカムスリーブ8の後退係合部B1に係合して、ボルトナットサイズが大径の外側ソケット2を選択している。この状態において、ロボットハンドHによりナットランナNを下降させて、外側ソケット2の嵌合部6をプランジャピンP1に嵌合させ、さらに外側ソケット2を下降させることにより、内側ソケット3の嵌合部4の底部にプランジャピンP1を当接させる。
この状態からさらに外側ソケット2を下降させると、内側ソケット3の底部がプランジャピンP1に当接することにより停止状態となり、外側ソケット2のみがコイルスプリング9に抗して下方に移動され、内側ソケット3は外側ソケット2内で相対的に上方にスライド移動される。これにより、カムピン11とカム溝12の後退係合部B1との係合が解除され、図10(B)に示すように、カムピン11は、案内溝13と係合することによりカムスリーブ8をワンウェイクラッチ10で設定した回転方向に回転させる。そして、カムピン11は回転方向に位置する押込み係合部C2に係合して、外側ソケット2の下降が停止される。同時に、内側ソケット3の外側ソケット2内での相対的な上方へのスライド移動が停止される。
この状態において、ロボットハンドHによりナットランナNを上昇させると、外側ソケット2が上昇されることにより、内側ソケット3はコイルスプリング9を伸長させつつ外側ソケット2内で前進位置Aに向かってスライド移動する。同時に、図11(B)に示すように、カムピン11は、カム溝12内を摺動することにより、カムスリーブ8をワンウェイクラッチ10で設定した回転方向に回転させ、カム溝12の先に位置する前進側係合部A1に向かって移動する。
そして、カムピン11が前進側係合部A1に係合することにより、内側ソケット3の外側ソケット2内でのスライド移動が停止されると共にプランジャピンP1との係合が離脱され、内側ソケット3は外側ソケット2と一体となって上昇される。この状態では、内側ソケット3は、図11(A)に示すように、前進位置Aに設定され、ボルトナットサイズが小径の内側ソケット3が選択された状態となる。
次に、サイズ交換位置Pでのボルトナットサイズの小径から大径へのソケット切り替え方法について、説明する。図11に示す締付ソケット1は、図11(B)に示すように、カムピン11がカムスリーブ8の前進側係合部A1に係合して、ボルトナットサイズが小径の内側ソケット3を選択している。この状態において、ロボットハンドHによりナットランナNを下降させて、内側ソケット3の嵌合部4にプランジャピンP1に嵌合させ、その嵌合部4の底部にプランジャピンP1を当接させる。
この状態からさらに外側ソケット2を下降させると、内側ソケット3はプランジャピンP1に係合されることにより、外側ソケット2内でコイルスプリング9に抗して相対的に上方に移動される。これにより、カムピン11と前進側係合部A1との係合が解除され、図12(B)に示すように、カムピン11は、カム溝12と摺動することにより、カムスリーブ8をワンウェイクラッチ10で設定した回転方向に回転させる。そして、カムピン11は、回転方向に位置する押込み係合部C1に係合して、外側ソケット2の下降が停止される。
この状態において、ロボットハンドHによりナットランナNを上昇させると、外側ソケット2が上昇されることにより、内側ソケット3はコイルスプリング9を伸長させつつ外側ソケット2内で後退位置Bに向かってスライド移動する。同時に、図13(B)に示すように、カムピン11は、傾斜した案内溝13と係合し、カムスリーブをワンウェイクラッチ10で設定した回転方向に回転させて、後退係合部B1に向かって移動する。
そして、カムピン11が後退係合部B1に係合することにより、内側ソケット3の外側ソケット2内でのスライド移動が停止されると共にプランジャピンP1との係合が離脱され、内側ソケット3は外側ソケット2と一体となって上昇される。この状態では、内側ソケット3は、図13(A)に示すように、後退位置Bに設定され、締付けソケット1は、ボルトナットサイズが大径の外側ソケット2が選択された状態となる。
以上のように、本実施例においては、内側ソケット3を外側ソケット2の内側に重なるように位置する前進位置Aに付勢する付勢手段としてのコイルスプリング9と、外側ソケット2に設けられたカムピン11と、内側ソケット3に対してワンウェイクラッチ10を介して一方向にのみ回転可能に設けられたカムスリーブ8と、を備える。そして、カムスリーブ8は、外側ソケット2に対面するスリーブ周面に、円周方向及びスリーブ軸方向に間隔をあけて配置され、カムピン11との係合により、内側ソケット3の軸方向位置を前進位置A及び後退位置Bとする前進側係合部A1及び後退側係合部Rを備える。また、カムスリーブ8は、前進側係合部A1と後退側係合部Rとの間をスリーブ周面の両方向に沿って夫々連結して配置され、カムピン11と摺動することにより当該カムスリーブ8をワンウェイクラッチ10で設定された回転方向に回転させる、逆向きに傾斜した一対のカム溝12を備える。
即ち、締付けソケット1は、付勢手段に抗して内側ソケット3の押込み移動及び押込み解除に伴う付勢手段による内側ソケット3の付勢移動により、カムスリーブ8をワンウェイクラッチ10により設定された回転方向へ回転させて、内側ソケット3の軸方向位置を前進位置Aと後退位置Bとの間で交互に設定するようにしている。このため、内側ソケット3の押し込み移動及び付勢手段による付勢移動のみの簡略化した動作で、ソケットサイズの切換動作を実現できる。また、内側ソケット3の押し込み移動及び付勢手段による付勢移動は、作業エリアに設けたプランジャピンP1等に内側ソケット3を係合させて、外側ソケット2をプランジャピンP1に向かって押付けるものであればよく、設備への設置が容易かつ安価で省スペースなラインを構成できる。
また、締付けソケット1は、付勢手段としてのコイルスプリング9とワンウェイクラッチ10とカムスリーブ8及びカムピン11による構成であるため、部品点数が少なく構造が簡単であり、そのメンテナンスも容易となる。また、外側ソケット2は、従来例に示すようなロック解除の機構を外周に備えないため、締結体へのアクセス時に外側ソケット2が締結体の周辺部材と干渉することを回避することができる。また、外側ソケット2は、従来例に示すようなロック解除の機構を外周に備えないため、その肉厚を任意に設定でき、ボルトの締付時におけるソケット自体の剛性の確保が容易となる。
また、後退側係合部Rは、カムピン11との係合により内側ソケット3を後退位置Bに設定する後退係合部B1と、後退係合部B1に対してワンウェイクラッチ10で設定した回転方向の前後位置において、カムピン11と係合して内側ソケット3を後退係合部B1よりも押込んだ押込み位置Cに設定すると共に、カム溝12に連通し且つ後退係合部B1に夫々案内溝13を介して連通する押込み係合部C1,C2と、により形成している。このため、付勢手段としてのコイルスプリング9を圧縮させて設定する後退位置Bを備えるものであっても、内側ソケット3の押し込み移動及び付勢手段による付勢移動のみの簡略化した動作で、内側ソケット3の軸方向位置を、押込み位置C、後退位置B、押込み位置Cの順に設定して、内側ソケットを後退位置とし且つ後退位置から離脱させることができる。
図14は、第2実施例の締付ソケット1を示す断面図である。本実施例の締付ソケット1においては、外側ソケット2の内周にワンウェイクラッチ10Aを介して一方向に回転可能に装着したカムスリーブ8Aを備えるものである。そして、カムスリーブ8Aの内周面に第1実施例と同様に、前進側係合部A1、押込み係合部C1,C2及び後退係合部B1を備えるカム溝12Aを形成し、このカム溝12Aに内側ソケット3の軸部5に設けたカムピン11Aを係合させるようにしたものである。
また、本実施例におけるカムスリーブ8Aは、外側ソケット2に対して軸方向には移動しないよう形成され、カムピン11Aが内側ソケット3と共に軸方向に移動するようにしている。このため、カム溝12Aに設ける前進側係合部A1、押込み係合部C1,C2及び後退係合部B1は、第1実施例とは上下方向に逆転された位置に配置される。即ち、内側ソケット3が前進位置Aにおいてカムピン11Aと係合する前進側係合部A1は、外側ソケット2の先端側に近い位置に配置され、内側ソケット3が押込み位置Cにおいてカムピン11Aと係合する押込み係合部C1,C2は、外側ソケット2の先端側から遠い位置に配置される。また、内側ソケット3が後退位置Bにおいてカムピン11Aと係合する後退係合部B1は、押込み係合部C1,C2よりも若干だけ外側ソケット2の先端に近い位置に配置される。その他の構成は、第1実施例と同様に構成している。
本実施例においても、内側ソケット3の押し込み及び押込み解除のみの簡略化した動作で、ソケットサイズの切換動作を実現できる。また、内側ソケット3の押し込み及び押込み解除は、作業エリアに設けたプランジャピンP1等に内側ソケット3を係合させて、外側ソケット2をプランジャピンP1に向かって押付けるものであればよく、設備への設置が容易かつ安価で省スペースなラインを構成できる。
本実施形態においては、以下に記載する効果を奏することができる。
(ア)外側ソケット2の内側に内側ソケット3を軸方向に相対移動可能に設けた締付ソケット1である。そして、内側ソケット3を外側ソケット2と重なる前進位置Aに付勢する付勢手段としてのコイルスプリング9と、外側ソケット2及び内側ソケット3の一方に設けられたカムピン11と、外側ソケット2及び内側ソケット3の他方に対してワンウェイクラッチ10を介して一方向にのみ回転可能に設けられたカムスリーブ8と、を備える。そして、カムスリーブ8は、外側ソケット2及び内側ソケット3の一方に対面するスリーブ周面に、円周方向及びスリーブ軸方向に間隔をあけて配置され、カムピン11との係合により、内側ソケット3の軸方向位置を前進位置A及び後退位置Bとする前進側係合部A1及び後退側係合部Rを備える。また、カムスリーブ8は、スリーブ周面に沿って前進側係合部A1と後退側係合部Rとを連結するように配置され、前進側係合部A1から後退側係合部Rへ及び後退側係合部Rから前進側係合部A1へカムピン11の係合位置を切換る際に、カムピン11が摺動することにより当該カムスリーブ8をワンウェイクラッチ10で設定された回転方向に回転させるカム溝12を備えるようにしている。
即ち、付勢手段に抗して内側ソケット3の押込み移動及び押込み解除に伴う付勢手段による内側ソケット3の付勢移動により、カムスリーブ8をワンウェイクラッチ10により設定された回転方向へ回転移動させて、内側ソケット3の軸方向位置を前進位置Aと後退位置Bとの間で交互に設定するようにしている。このため、内側ソケット3の押し込み移動及び付勢手段による付勢移動のみの簡略化した動作で、ソケットサイズの切換動作を実現できる。
また、内側ソケット3の押し込み及び付勢手段による付勢移動は、作業エリアに設けたプランジャピンP1等に内側ソケット3を係合させて、プランジャピンP1により内側ソケット3を移動させるものであればよく、設備への設置が容易かつ安価で省スペースなラインを構成できる。また、内側ソケット3の軸方向位置を前進位置Aと後退位置Bとの間で交互に設定する機構を、ナットランナNにより回転駆動されて外部からは操作できない外側ソケット2内に内蔵させることができる。
(イ)後退側係合部Rは、カムピン11との係合により内側ソケット3を後退位置Bに設定する後退係合部B1と、後退係合部B1に対してワンウェイクラッチ10で設定した回転方向の前後位置において、カムピン11と係合して内側ソケット3を後退係合部B1よりも押込んだ押込み位置Cに設定すると共に、カム溝12に連通し且つ後退係合部B1に夫々案内溝13を介して連通する押込み係合部C1,C2と、により形成されている。このため、付勢手段としてのコイルスプリング9を圧縮させて設定する後退位置Bを備えるものであっても、内側ソケット3の押し込み移動及び付勢手段による付勢移動のみの簡略化した動作で、内側ソケット3の軸方向位置を、押込み位置C、後退位置B、押込み位置Cの順に設定して、内側ソケット3を後退位置Bとし且つ後退位置Bから離脱させることができる。
(ウ)第1実施例では、カムスリーブ8は、内側ソケット3にワンウェイクラッチ10を介して一方向に回転可能に配置され、外周に設けた各係合部A1,B1,C1,C2及びカム溝12に外側ソケット2に設けたカムピン11が係合するようにしている。このため、カムスリーブ8及びワンウェイクラッチ10が内側ソケット3にコンパクトにアセンブリでき、外側ソケット2のサイズを小型化できる。また、カムスリーブ8をワンウェイクラッチ10と共に内側ソケット3に組付けてアセンブリした状態で外側ソケット2に組付け、カムピン11を外側ソケット2からカムスリーブ8のカム溝12に係合させることにより、組立を容易とできる。
(エ)第2実施例では、カムスリーブ8Aは、外側ソケット2にワンウェイクラッチ10Aを介して一方向に回転可能に配置され、内周に設けた各係合部A1,B1,C1,C2及びカム溝12Aに内側ソケット3に設けたカムピン11Aが係合するようにしている。このような構成であっても、内側ソケット3の押し込み移動及び付勢手段による付勢移動のみの簡略化した動作で、ソケットサイズの切換動作を実現できる。また、内側ソケット3の押し込み移動及び付勢手段による付勢移動は、作業エリアに設けたプランジャピンP1等に内側ソケット3を係合させてプランジャピンP1により内側ソケット3を移動させるものであればよく、設備への設置が容易かつ安価で省スペースなラインを構成できる。
(オ)内側ソケット3は、前進位置Aから押込み位置Cを経由して後退位置Bに移動され、また、後退位置Bから押込み位置Cを経由して前進位置Aに移動されるように構成されている。このため、内側ソケット3の押し込み移動及び付勢手段による付勢移動のみの簡略化した動作で、ソケットサイズの切換動作を実現できる。
(カ)内側ソケット3の外側ソケット2内での移動、即ちソケット切り替え方法は、作業エリアに設けたプランジャピンP1に内側ソケット3を係合させて、外側ソケット2をプランジャピンP1に向かって押付けるものである。即ち、作業エリアにプランジャピンP1を設置するのみで、内側ソケット3の外部からの押込み移動及び付勢手段による付勢移動を実現できるため、設備への設置が容易かつ安価で省スペースなラインを構成できる。
A 前進位置
A1 前進側係合部
B 後退位置
B1 後退係合部(後退側係合部)
C 押込み位置
C1,C2 押込み係合部(後退側係合部)
H ロボットハンド
N ナットランナ
W ワーク
1 締付ソケット
2 外側ソケット
3 内側ソケット
4,6 嵌合孔
5,5A 軸部
7 小径孔
8,8A カムスリーブ
9 コイルスプリング(付勢手段)
10,10A ワンウェイクラッチ
11,11A カムピン
12,12A カム溝
13 案内溝(後退側係合部)

Claims (7)

  1. 外側ソケットの内側に内側ソケットを軸方向に相対移動可能に設けた締付ソケットであり、
    前記内側ソケットを前記外側ソケットと重なる前進位置に付勢する付勢手段と、
    前記外側ソケット及び前記内側ソケットの一方に設けられたカムピンと、
    前記外側ソケット及び前記内側ソケットの他方に対してワンウェイクラッチを介して一方向にのみ回転可能に設けられたカムスリーブと、を備え、
    前記カムスリーブは、前記外側ソケット及び前記内側ソケットの一方に対面するスリーブ周面に、円周方向及びスリーブ軸方向に間隔をあけて配置され、前記カムピンとの係合により、前記内側ソケットの軸方向位置を前進位置及び後退位置とする前進側係合部及び後退側係合部と、
    前記スリーブ周面に沿って前記前進側係合部と前記後退側係合部とを連結するように配置され、前記前進側係合部から前記後退側係合部へ及び前記後退側係合部から前記前進側係合部へ前記カムピンの係合位置を切換る際に、前記カムピンが摺動することにより当該カムスリーブを前記ワンウェイクラッチで設定された回転方向に回転させるカム溝と、を備えることを特徴とする締付ソケット。
  2. 前記後退側係合部は、
    前記カムピンとの係合により前記内側ソケットを前記後退位置に設定する後退係合部と、
    前記後退係合部に対して前記ワンウェイクラッチで設定した回転方向の前後位置において、前記カムピンと係合して前記内側ソケットを前記後退係合部よりも押込んだ押込み位置に設定すると共に、前記カム溝に連通し且つ前記後退係合部に夫々案内溝を介して連通する押込み係合部と、により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の締付ソケット。
  3. 前記カムスリーブは、前記内側ソケットに前記ワンウェイクラッチを介して一方向に回転可能に配置され、外周に設けた前記各係合部及び前記カム溝に前記外側ソケットに設けた前記カムピンが係合するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の締付ソケット。
  4. 前記カムスリーブは、前記外側ソケットに前記ワンウェイクラッチを介して一方向に回転可能に配置され、内周に設けた前記各係合部及び前記カム溝に前記内側ソケットに設けた前記カムピンが係合するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の締付ソケット。
  5. 前記内側ソケットは、前記前進位置から前記押込み位置を経由して前記後退位置に移動され、また、前記後退位置から前記押込み位置を経由して前記前進位置に移動されるように構成されることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一つに記載の締付ソケット。
  6. 前記内側ソケットの前記外側ソケット内での移動は、作業エリアに設けたプランジャピンに前記内側ソケットを係合させて、前記外側ソケットをプランジャピンに向かって押付けるものであることを特徴とする請求項5に記載の締付ソケット。
  7. 請求項5に記載された締付ソケットにおけるソケット切り替え方法であって、
    作業エリアに設けたプランジャピンに前記内側ソケットを係合させて、前記外側ソケットをプランジャピンに向かって押付けて、前記内側ソケットを前記外側ソケット内で移動させることにより、内側ソケットと外側ソケットとを切り替えることを特徴とするソケット切り替え方法。
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