JP2015211923A - 構造体と複数のスタッドを有するベースプレートを備えた履物 - Google Patents

構造体と複数のスタッドを有するベースプレートを備えた履物 Download PDF

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Abstract

【課題】構造体と複数のスタッドを有するベースプレートを備えた履物を提示する。【解決手段】履物が、前足領域、踵領域、前足領域と踵領域との間に位置する中足部、前足領域と踵領域を貫くように延びている長手方向軸、前側コバ、後側コバ、内側コバおよび外側コバを含むベースプレートと、ベースプレートの前足領域に配置された構造体であって、中足部および内側コバと隣接して配置された第1の内側前足パッド、並びに中足部および外側コバと隣接して配置された第1の外側前足パッドを含む構造体と、第1の内側前足パッド上に配置された第1の内側前足スタッドと、第1の外側前足パッド上に配置された第1の外側前足スタッドと、を備え、第1の内側前足パッドは、1つの点において第1の外側前足パッドに接続されているとともに第1の外側前足パッドの方向へ先細になっている一方で、第1の外側前足パッドは、第1の内側前足パッドの方向へ先細になっていることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は概して履物に関し、詳しくはクリート(滑り止め具)を備えた運動靴に関する。
クリートを有する履物は、これまでも提案されている。従来のクリートは、概して、スポーツシューズが地面を掴むことを補助するが、これらのクリートは、推進力を最適化するのと同時に着用者の足を安定させるものとは限らない。さらに言えば、従来のクリートは、必ずしも安定性と応答性をもたらすのと同時にスタッド(小突起)の圧力を緩和できるものでもない。
短距離走で一歩目を踏み出すときの推進力を最適化しかつ安定性と応答性をもたらすのと同時に、急に方向転換するときのスタッドの圧力を緩和することができるクリートを持つ運動靴を備えることが有利である。
構造体と複数のスタッドを有するベースプレートを備えた履物を開示する。構造体は、短距離走で一歩目を踏み出すときや、急に方向転換するときや、後方へ動くときのスタッドの圧力を緩和するとともに支持を改善する。
一態様においては、履物は、前足領域、踵領域、上記前足領域と踵領域を貫くように延びている長手方向軸、前側コバ、および後側コバを含むベースプレートと、上記ベースプレート上に配置された構造体であって、上記前足領域に上記中足部および内側コバと隣接して配置された内側前足パッド、上記前足領域に上記中足部および外側コバと隣接して配置された外側前足パッド、上記踵領域に上記内側コバと隣接して配置された内側踵パッド、上記踵領域に上記外側コバと隣接して配置された第1の外側踵パッド、上記内側前足パッドから第1の外側踵パッドまで延びている第1の斜めリブ、上記外側前足パッドから上記内側踵パッドまで延びている第2の斜めリブ、上記長手方向軸とほぼ平行にかつ上記内側コバと隣接して配置された内側中足バー、並びに上記長手方向軸とほぼ平行にかつ上記外側コバと隣接して配置された外側中足バーを含む構造体と、上記内側前足パッド上に配置された内側前足スタッドと、上記内側踵パッド上に配置された内側踵スタッドと、上記外側前足パッド上に配置された第1の外側前足スタッドと、第1の外側踵パッド上に配置された第1の外側踵スタッドと、を備え、上記内側中足バーは、第1の斜めリブ上の第1の点から第2の斜めリブ上の第2の点まで延在している一方で、上記外側中足バーは、第2の斜めリブ上の第3の点から第1の斜めリブ上の第4の点まで延在していることを特徴とする。
上記構造体は、上記踵領域に配置されかつ上記内側踵パッドから第1の外側踵パッドまで延びている踵リブをさらに含み得る。上記構造体は、第1の外側踵パッドに接続された第2の外側踵パッドをさらに含み得る。上記履物は、第2の外側踵パッドに接続された第2の外側踵スタッドをさらに含み得る。上記内側踵パッドは、内側踵スタッドの根元よりも広い表面積を有し得る一方で、第1の外側踵パッドは、第1の外側踵スタッドの根元よりも広い表面積を有し得る。履物は、上記外側前足パッド上に配置された第2の外側前足スタッドをさらに備え得る。上記内側前足パッドは、第1の点で上記外側前足パッドに接続されているとともに上記外側前足パッドの方向へ先細になっている一方で、上記外側前足パッドは、上記内側前足パッドの方向へ先細になっているとよい。上記構造体は、第1の点に配置された中心クリートを備え得る。
他の態様においては、履物は、前足領域、踵領域、上記前足領域と上記踵領域との間に位置する中足部、上記前足領域と踵領域を貫くように延びている長手方向軸、前側コバ、および後側コバを含むベースプレートと、上記ベースプレートの上記前足領域に配置された構造体であって、上記前側コバおよび内側コバと隣接して配置された第1の内側前足パッド、上記前側コバおよび外側コバと隣接して配置された第2の内側前足パッド、上記中足部および内側コバと隣接して配置された第1の外側前足パッド、並びに上記中足部および外側コバと隣接して配置された第2の外側前足パッドを含む構造体と、第1の内側前足パッド上に配置された第1の内側前足スタッドと、第2の内側前足パッド上に配置された第2の内側前足スタッドと、第1の外側前足パッド上に配置された第1の外側前足スタッドと、第2の外側前足パッド上に配置された第2の外側前足スタッドと、を備え、第1の内側前足パッドは、第1の点で第1の外側前足パッドに接続されているとともに第1の外側前足パッドの方向へ先細になっている一方で、第1の外側前足パッドは、第1の内側前足パッドの方向へ先細になっていることを特徴とする。上記構造体は、第1の点に配置された第1の中心クリートをさらに含み得る。第1の内側前足パッドは、第1の内側前足スタッドの根元よりも広い表面積を有し得る一方で、第1の外側前足パッドは、第1の外側前足スタッドの根元よりも広い表面積を有し得る。上記構造体は、第2の外側前足パッド上に第2の外側前足スタッドと隣接して配置された第3の外側前足スタッドをさらに含み得る。
上記構造体は、第1の内側前足パッドを第2の内側前足パッドに接続している内側前足バーをさらに含み得る。上記構造体は、第1の内側前足パッドを第2の外側前足パッドに接続している外側前足バーをさらに含み得る。第2の内側前足パッドは、第2の点で第2の外側前足パッドに接続しているとともに第2の外側前足パッドの方向へ先細になっている一方で、第2の外側前足パッドは、第2の内側前足パッドの方向へ先細になっているとよい。上記構造体は、第2の点に配置された第2の中心クリートをさらに含み得る。
他の態様においては、履物は、前足領域、踵領域、上記前足領域と上記踵領域との間に位置する中足部、上記前足領域と踵領域を貫くように延びている長手方向軸、前側コバ、および後側コバを含むベースプレートと、上記ベースプレート上に配置された構造体であって、上記前側コバおよび内側コバと隣接して配置された第1の内側前足パッド、上記前側コバおよび外側コバと隣接して配置された第2の内側前足パッド、上記前足領域に上記中足部および内側コバと隣接して配置された第1の外側前足パッド、上記前足領域に上記中足部および外側コバと隣接して配置された第2の外側前足パッド、第1の内側前足パッドから第2の内側前足パッドまで延びている内側前足バー、第1の外側前足パッドから第2の外側前足パッドまで延びている外側前足バー、上記踵領域に上記内側コバと隣接して配置された内側踵パッド、上記踵領域に上記外側コバと隣接して配置された第1の外側踵パッド、上記内側前足パッドから第1の外側踵パッドまで延びている第1の斜めリブ、上記外側前足パッドから上記内側踵パッドまで延びている第2の斜めリブ、上記内側前足バーとほぼ平行にかつ上記内側コバと隣接して配置された内側中足バー、上記外側前足バーとほぼ平行にかつ上記外側コバと隣接して配置された外側中足バーを含む構造体と、を備え得る。
履物は、上記内側前足パッド上に配置された内側前足スタッドと、上記内側踵パッド上に配置された内側踵スタッドと、上記外側前足パッド上に配置された第1の外側前足スタッドと、第1の外側踵パッド上に配置された第1の外側踵スタッドと、をさらに備え、上記内側中足バーは、第1の斜めリブ上の第1の点から第2の斜めリブ上の第2の点まで延在していて、上記外側中足バーは、第2の斜めリブ上の第3の点から第1の斜めリブ上の第4の点まで延在していることを特徴とする。第1の内側前足パッドが第5の点で第1の外側前足パッドに接続されていて、上記構造体は第5の点に配置された第1の中心スタッドを含み、第2の内側パッドが第6の点で第2の外側前足パッドに接続されていて、上記構造体は第6の点に配置されている第2の中心スタッドをさらに含み得る上記構造体は、上記踵領域に配置されかつ上記内側踵パッドから第1の外側踵パッドまで延びている踵リブをさらに備え得る。上記構造体は、上記後側コバと隣接して配置されかつ第1の外側踵パッドに接続された第2の外側踵パッドと、第2の外側踵パッドに配置された第2の外側踵スタッドと、をさらに含み得る。
当業者であれば、以下の詳細な説明および添付の図面を参照することによって、本発明の他のシステム、方法、特徴および利点が明らかとなろう。そのような追加のシステム、方法、特徴および利点のすべてが、以下の詳細な説明および概要に含まれるとともに、本発明の範囲に含まれ、添付の特許請求の範囲により保護されるべきことを意図している。
上記の概要と以下の詳細な説明は、添付の図面を参照しつつ読むことにより更によく理解されよう。なお、各図における構成要素は、正確な縮尺で寸法を示しているとは限らず、本発明の原理を示すことに重点を置いている。なお、各図に亘って示されている同様の参照番号は、互いに対応する部分(部品)を指し示している。
外側から見たスタッド付きベースプレートを備えた履物の一実施例を示す等角投影図。 外側から見たベースプレートの一実施例を示す側面図。 内側から見た履物の一実施例を示す等角投影図。 内側から見たベースプレートの一実施例を示す側面図。 一実施例におけるベースプレートの底面を示す平面図。 前足領域において曲がっているベースプレートの一実施例を示す図。 一実施例におけるベースプレートの上面を示す平面図。
構造体と複数のスタッドを有するベースプレートを備えた履物を開示する。図1〜図7は、ベースプレート102の一実施例を示す。ベースプレート102は、履物100に関連し得る。以下の詳細な説明は、サッカーシューズの形態の一実施例に関して検討するが、以下の説明の考え方は、ベースボールシューズ、ラグビーシューズおよびフットボールシューズ(これらの履物に限定しない)を含む種々の履物に関連し得ることに留意されたい。図1に示されている履物100は、左足用の履物である。しかし、以下の詳細な説明は、履物100が鏡写しにされた右足用の履物にも適用され得ることを理解されたい。
いくつかの実施例においては、ベースプレート102は、アッパー104に関連し得る。図1および図3は、アッパー104を点線で示している。図1は、外側から見た履物100を示す等角投影図である。図3は、内側から見た履物100を示す等角投影図である。アッパー104は、種々の周知の機構または方法によってベースプレート102にくっ付けられている。例えば、アッパー104は、ベースプレート102に縫い付けられているかベースプレート102に糊付けされている。アッパー104は、足を受けるように構成され得る。この実施例においては、アッパー104の一般的なデザインが示されている。いくつかの実施例においては、アッパー104は、他の種類のデザインにされる。
ベースプレート102およびアッパー104は、履物の製造に使用される当技術分野で周知の材料からつくられる。例えば、ベースプレート102は、エラストマ、シロキサン、天然ゴム、合成ゴム、アルミニウム、スチール(鋼鉄)、天然皮革、合成皮革、プラスチックまたは熱可塑性物質からつくられる。他の例においては、アッパー104は、ナイロン、天然皮革、合成皮革、天然ゴムまたは合成ゴムからつくられる。
簡潔に示すために、ベースプレート102は、図2および図4〜図7において他から分離して示されている。図2は、外側から見たベースプレート102の側面図である。図4は、内側から見たベースプレート102の側面図である。ベースプレート102は、上面206と底面208を含み得る。ベースプレート102は、該ベースプレート102の長さ方向に延びている長手方向軸Aを有し得る(図5参照)。ベースプレート102は、アッパー104にくっ付いているように構成され得る。また、ベースプレート102は、履物のミッドソールまたはインソールにくっ付いているように構成され得る。上面206が、ミッドソールまたはインソールと接触するように構成され得る。ベースプレート102は、着用者の前足付近に位置する前足領域107を含み得る。ベースプレート102は、前足領域107の反対側にあって着用者の踵付近に位置する踵領域111を含み得る。ベースプレート102は、前足領域107と踵領域111との間に位置する中足領域109を含み得る。ベースプレート102は、内側コバ112と、内側コバ112とは反対側にある外側コバ116と、を含み得る。ベースプレート102の中心領域は、内側コバ112と外側コバ116との間の中間点付近の領域を含み得る。ベースプレート102は、前側コバ110と、前側コバ110の反対側に位置する後側コバ114と、を含み得る。
底面108は、地面と接触するように構成され得る。例えば、底面108は、草、人工芝、土または砂と接触するように構成される。ベースプレート102は、これらの地面との静止摩擦力を増大させる装備を有し得る。そのような装備としては、例えば、複数のスタッドがある。複数のスタッドが配置されていることによって、着用者が斜め方向に走り、振り向き、止まり、加速し、または横方向へ動くときの静止摩擦力が大きくなり得る。スタッドについては、以下に詳述する。
ベースプレート102は、スタッド以外にも、地面と接触して静止摩擦力を増大させる構成要素を含み得る。いくつかの実施例においては、ベースプレート102は、スタッドよりも小さな静止摩擦エレメントを含む。例えば、ベースプレート102は、複数の歯168を含む。ベースプレート102上の静止摩擦エレメントは、地面と係合することによって、着用者が地上で前進するときのコントロール特性を高めることができる。これに加え、静止摩擦エレメントは、着用者が地面を削って横へ動くときの安定性を高めることができる。いくつかの実施例においては、静止摩擦エレメントは、ベースプレート102内に型成形されている。いくつかの実施例においては、ベースプレート102は、取り外し可能な静止摩擦エレメントを受けるように構成されている。図1〜図6に示されているように、複数の歯168が、前側コバ110に沿って前足領域107に配置されている場合がある。
ベースプレート102は、構造体118用の運搬プレートであり得る。構造体118は、ベースプレート102用のフレームないし留め具として機能し得る。構造体118は、ベースプレート102よりも剛性が高く応答性も高い材料からつくられている場合があり、その場合、ベースプレート102の動きに影響を与える。構造体118は、履物の製造に使われる当技術分野で周知の材料からつくられ得る。例えば、いくつかの実施例においては、ベースプレート102は、ナイロン11、植物由来のポリアミド・バイオプラスチックなどの再生可能材料からつくられる。構造体118は、ベースプレート102上に配置されたスタッドの圧力を緩和し得る。いくつかの実施例においては、ベースプレート102は、取り外し可能なスタッドを受けるように構成されている。他の実施例においては、ベースプレート102は、型成形されたスタッドと関連している。例えば、ベースプレート102は、型成形されたスタッドを受けるように構成されている。他の例においては、ベースプレート102は、型成形によりベースプレート102と一体に形成されたスタッドを含む。図1および図3に示されているように、構造体118は、ベースプレート102よりも高く配置され得る。他の実施例においては、構造体118の一部または全部がベースプレート102と面一に配置されている。
スタッドは、履物をつくるための当技術分野で周知の材料からつくられ得る。例えば、スタッドは、エラストマ、シロキサン、天然ゴム、合成ゴム、アルミニウム、スチール(鋼鉄)、天然皮革、合成皮革、プラスチックまたは熱硬化性材料からつくられる。いくつかの実施例においては、複数のスタッドは、同じ材料からつくられる。他の実施例においては、複数のスタッドは、様々な材料からつくられる。例えば、あるスタッドがアルミニウムからつくられる一方で、他のスタッドは熱可塑性材料からつくられる場合がある。いくつかの実施例においては、複数のスタッドは同じ形状を有する。他の実施例においては、複数のスタッドは様々な形状を有する。例えば、図1〜図7に示されている実施例は、様々な形状のスタッドを示している。いくつかの実施例においては、複数のスタッドは、同じ高さ、同じ幅、及び/又は同じ厚さを有する。他の実施例においては、複数のスタッドは、互いに異なる高さ、互いに異なる幅及び/又は互いに異なる厚さを有する。
いくつかの実施例においては、構造体118は、ベースプレート102の前足領域107に配置されている。他の実施例においては、構造体118は、ベースプレート102の踵領域111に配置されている。いくつかの実施例においては、構造体118は、ベースプレート102の中足領域109に配置されている。さらに他の実施例においては、構造体118は、ベースプレート102の前足領域107、中足領域および踵領域111のうちの2つ以上の領域に配置されている。
いくつかの実施例においては、ベースプレート102は、構造体118を収容するように構成されている。いくつかの実施例においては、ベースプレート102は、凹部を有する起伏面を含み、この凹部内へ構造体118が収容され得る。いくつかの実施例においては、前足領域107に配置された構造体118の一部が、第1の内側前足パッド120、第2の内側前足パッド122、第1の外側前足パッド124、第2の外側前足パッド、内側前足バー128および外側前足バー130を含む。いくつかの実施例においては、前足領域107と後側コバ114との間に配置された構造体118の一部が、第1の斜めリブ146、第2の斜めリブ148、内側中足バー150、外側中足バー152、内側踵パッド154、第1の外側踵パッド156および第2の外側踵パッド158を含む。いくつかの実施例においては、構造体118は、1つの部品からなる一体型構成要素として用意される。
第1の内側前足パッド120は、前足領域107に前側コバ110および内側コバ112と隣接して配置され得る。第1の外側前足パッド124は、前足領域107に前側コバ110および外側コバ116と隣接して配置され得る。第1の外側前足パッド124は、第1の内側コバ112よりも前側コバ110の近くに配置され得る。第1の内側前足パッド120は、第1の外側前足パッド124に接続されているとよい。いくつかの実施例においては、第1の内側前足パッド120は、外側コバ116の方向へ先細になっている。いくつかの実施例においては、第1の内側前足パッド120は、第1の外側前足パッド124の方向へ先細になっている。いくつかの実施例においては、第1の外側前足パッド124は、内側コバ112の方向へ先細になっている。いくつかの実施例においては、第1の外側前足パッド124は、第1の内側前足パッド120の方向へ先細になっている。第1の内側前足パッド120及び/又は第1の外側前足パッド124の寸法、形状及び/又は位置は、様々なファクタに基づいて選択され得る。例えば、第1の内側前足パッド120の寸法、形状及び/又は位置は、ベースプレート102にある程度の剛性をもたらし及び/又はある程度の圧力をもたらすように選択される。第1の内側前足パッド120および第1の外側前足パッド124が、第1の内側前足パッド120と第1の外側前足パッド124との接続点まで先細になっていることで、ベースプレート102が当該接続点において柔軟性(可撓性)を維持できるようになっているとよい。このような構成は、横方向の柔軟性をもたらし得る。
いくつかの実施例においては、第1の内側前足スタッド132は、第1の内側前足パッド120上に配置されている。いくつかの実施例においては、第1の外側前足スタッド136は、第1の外側前足パッド124上に配置されている。第1の内側前足スタッド132及び/又は第1の外側前足パッド124の寸法、形状及び/又は位置は、様々なファクタに基づいて選択され得る。例えば、第1の内側前足スタッド132の寸法、形状及び/又は位置は、つま先が離れているときにもある程度の穿通(力)をもたらすように選択され得る。いくつかの実施例においては、第1の内側前足パッド120は、第1の内側前足スタッド132の根元よりも広い表面積を有する。いくつかの実施例においては、第1の内側前足スタッド132の根元の寸法、形状及び/又は位置は、第1の内側前足パッド120の寸法、形状および位置に基づいて選択される。第1の内側前足スタッド132が根元から先端まで先細になっていることで、根元に安定性をもたらすとともに先端での穿通(力)が高められているとよい。第1の内側前足スタッド132は、円形の先端を有し得る。いくつかの実施例においては、第1の外側前足パッド124は、第1の外側前足スタッド136の根元よりも広い表面積を有する。いくつかの実施例においては、第1の外側前足スタッド136の根元の寸法、形状及び/又は位置は、第1の外側前足パッド124の寸法、形状および位置に基づいて選択される。第1の外側前足スタッド136が根元から先端まで先細になっていることで、根元に安定性をもたらすとともに先端の穿通(力)が高められているとよい。第1の外側前足スタッド136は、円形の先端を有し得る。
第2の内側前足パッド122は、前足領域107に中足領域109および内側コバ112と隣接して配置され得る。第2の外側前足パッド126は、前足領域107に中足領域109および外側コバ116と隣接して配置され得る。第2の内側前足パッド122は、第2の外側前足パッド126に接続されているとよい。いくつかの実施例においては、第2の内側前足パッド122は、外側コバ116の方向へ先細になっている。いくつかの実施例においては、第2の内側前足パッド122は、第2の外側前足パッド126の方向へ先細になっている。いくつかの実施例においては、第2の外側前足パッド126は、内側コバ112の方向へ先細になっている。いくつかの実施例においては、第2の外側前足パッド126は、第2の内側前足パッド122の方向へ先細になっている。第2の内側前足パッド122及び/又は第2の外側前足パッド126の寸法、形状及び/又は位置は、様々なファクタに基づいて選択され得る。例えば、第2の内側前足パッド122の寸法、形状及び/又は位置は、ベースプレート102にある程度の剛性をもたらし及び/又はある程度の圧力をもたらすように選択される。第2の内側前足パッド122および第2の外側前足パッド126が、第2の内側前足パッド122と第2の外側前足パッド126との接続点まで先細になっていることで、ベースプレート102が当該接続点において柔軟性を維持することができるとよい。このような構成を有することにより、横方向の柔軟性がもたらされ得る。
いくつかの実施例においては、第2の内側前足スタッド134は、第2の内側前足パッド122上に配置されている。いくつかの実施例においては、第2の外側前足スタッド138は、第2の外側前足パッド126上に配置されている。いくつかの実施例においては、第3の外側前足スタッド140は、選択的に、第2の外側前足パッド126上に配置されている。第2の内側前足スタッド134、第2の外側前足スタッド138及び/又は第3の外側前足スタッド140の寸法、形状及び/又は位置は、様々なファクタに基づいて選択され得る。例えば、第2の内側前足スタッド134の寸法、形状及び/又は位置は、つま先が離れているときにもある程度の穿通(力)をもたらすように選択される。他の例においては、第2の外側前足スタッド138および第3の外側前足スタッド140の寸法、形状及び/又は位置は、着用者が横へ動くときの安定性を向上させるとともに着用者の足の外側における静止摩擦力を高めるように選択される。いくつかの実施例においては、第2の内側前足スタッド134は孔133を含み、第2の外側前足スタッド138は孔137を含み、及び/又は第3の外側前足スタッド140は孔139を含む。孔133、孔137及び/又は孔139は、2009年9月24日に発行されたAugerらの米国特許出願公開第2009/0235558号明細書(発明の名称『Cleat Member for Article of Footwear』)に開示されている種々の特徴部を含む場合があり、上記明細書の全体が本願の参照となる。いくつかの実施例においては、第2の外側前足スタッド138と第3の外側前足スタッド140とは互いに、外側中足バー152とほぼ平行な方向に整列している。いくつかの実施例においては、第2の内側前足パッド122は、第2の内側前足スタッド134の根元よりも広い表面積を有する。いくつかの実施例においては、第2の内側前足スタッド134の根元の寸法、形状及び/又は位置は、第2の内側前足パッド122の寸法、形状および位置に基づいて選択される。第2の内側前足スタッド134が根元から先端まで先細になっていることで、根元に安定性をもたらすとともに先端での穿通(力)が高められているとよい。第2の内側前足スタッド134は、円形の先端を有し得る。
各図に示されているように、いくつかの実施例においては、第2の外側前足スタッド138と第3の外側前足スタッド140とは、これら2つのスタッドが単一の根元を共有するように、これらの根元において結合している。いくつかの実施例においては、第2の外側前足パッド126は、第2の外側前足スタッド138および第3の外側前足スタッド140の根元よりも広い表面積を有する。いくつかの実施例においては、第2の外側前足スタッド138及び/又は第3の外側前足スタッド140の根元の寸法、形状及び/又は位置は、第2の外側前足パッド126の寸法、形状および位置に基づいて選択される。第2の外側前足スタッド138が根元から先端まで先細になっていることで、根元に安定性をもたらすとともに先端での穿通(力)が高められているとよい。第2の外側前足スタッド138は、円形の先端を有し得る。第3の外側前足スタッド140が根元から先端まで先細になっていることで、根元に安定性をもたらすとともに先端での穿通(力)が高められているとよい。第3の外側前足スタッド140は、円形の先端を有し得る。いくつかの実施例においては、第2の外側前足スタッド138と第3の外側前足スタッド140の各々が、自己の根元を有する。そのような実施例においては、個別の根元が互いに接続されている場合もある。
いくつかの実施例においては、第1の中心スタッド142が、前足領域107の中心領域に配置される。いくつかの実施例においては、第1の中心スタッド142は、第1の内側前足パッド120と第1の外側前足パッド124とが接続する点に配置される。第1の中心スタッド142は、前方へ動くときに静止摩擦力をもたらし得る。いくつかの実施例においては、第1の中心スタッド142の根元の寸法、形状及び/又は位置は、様々なファクタに基づいて選択される。例えば、第1の中心スタッド142の根元の寸法、形状及び/又は位置は、第1の内側前足パッド120と第1の外側前足パッド124との接続点の寸法に基づいて選択される。第1の中心スタッド142の根元の寸法は、当該接続点の表面積と同じである場合もある。第1の中心スタッド142の幅が根元から先端まで先細になっていることで、根元に安定性をもたらすとともに先端での穿通(力)が高められているとよい。第1の中心スタッド142が有し得る一定の厚さは、第1の中心スタッド142の幅と比べて薄い。
いくつかの実施例においては、第2の中心スタッド144が、前足領域107の中心領域に配置されている。いくつかの実施例においては、第2の中心スタッド144は、第2の内側前足パッド122と第2の外側前足パッド126とが接続する点に配置されている。いくつかの実施例においては、第2の中心スタッド144と第1の中心スタッド142とは、ベースプレート102の中心領域に沿って実質的に整列している。いくつかの実施例においては、第2の中心スタッド144と第1の中心スタッド142とは、ベースプレート102の中心領域に沿って整列してはいない(若干ずれている)。第2の中心スタッド144は、前方へ動く際に静止摩擦力をもたらし得る。いくつかの実施例においては、第2の中心スタッド144の根元の寸法、形状及び/又は位置は、様々なファクタに基づいて選択される。例えば、第2の中心スタッド144の根元の寸法、形状及び/又は位置は、第2の内側前足パッド122と第2の外側前足パッド126との接続点の寸法に基づいて選択される。第2の中心スタッド144の根元の寸法が、当該接続点の表面積と同じ場合もある。第2の中心スタッド144の幅が根元から先端まで先細になっていることで、根元に安定性をもたらすとともに先端での穿通(力)が高められているとよい。いくつかの実施例においては、第2の中心スタッド144が一定の厚さを有し、この一定の厚さは、第2の中心スタッド144の幅と比べて薄くなっている。
内側前足バー128が第1の内側前足パッド120を第2の内側前足パッド122に接続させるように、内側前足バー128は、第1の内側前足パッド120から第2の内側前足パッド122まで延在し得る。内側前足バー128は、内側コバ112と隣接して配置され得る。内側前足バー128は、該内側前足バー128と隣接している内側コバ112の一部とほぼ平行な方向に延在し得る。つまり、内側前足バー128は、長手方向軸Aとほぼ平行な方向に延在し得る。いくつかの実施例においては、内側前足バー128は、ほぼ真直ぐに延びている。図5に示されているように、いくつかの実施例においては、内側前足バー128は、内側コバ112の湾曲に追従するように若干湾曲している。内側前足バー128の寸法、形状及び/又は位置は、様々なファクタに基づいて選択され得る。例えば、内側前足バー128の寸法、形状及び/又は位置は、ベースプレート102にある程度の剛性をもたらすと共にあるレベルの柔軟性を維持できるように選択される。図1〜図7に示されているように、内側前足バー128は、薄くて幅広であるとよい。さらに図1〜図7に示されているように、内側前足バー128は、平坦なプロファイルを有するとともに上面206と底面108の両方でベースプレート102とほぼ面一になっている場合がある。
外側前足バー130が第1の外側前足パッド124を第2の外側前足パッド126に接続させるように、該外側前足バー130は、第1の外側前足パッド124から第2の外側前足パッド126まで延在し得る。外側前足バー130は、外側コバ116と隣接して配置され得る。外側前足バー130は、該外側前足バー130と隣接している外側コバ116の一部とほぼ平行な方向に延在し得る。つまり、外側前足バー130は、長手方向軸Aとほぼ平行な方向に延在し得る。いくつかの実施例においては、外側前足バー130は、ほぼ真直ぐに延びている。図5に示されているように、いくつかの実施例においては、外側前足バー130は、外側コバ116の湾曲に追従するように若干湾曲している。外側前足バー130の寸法、形状及び/又は位置は、様々なファクタに基づいて選択され得る。例えば、外側前足バー130の寸法、形状及び/又は位置は、ベースプレート102にある程度の剛性をもたらすと共にあるレベルの柔軟性を維持できるように選択される。図1〜図7に示されているように、外側前足バー130は薄くて幅広であるとよい。さらに図1〜図7に示されているように、外側前足バー130は、平坦なプロファイルを有するとともに上面206と底面108の両方でベースプレート102とほぼ面一になっている場合がある。
第1の内側前足パッド120、内側前足バー128、第2の内側前足パッド122、第2の外側前足パッド126、外側前足バー130および第1の外側前足パッド124は、一体に結合されているとともに、前足領域107の周縁付近に位置しているとよい。この構成を有することで、着用者の体重による加圧が、前足領域107に配置された複数のスタッドに分散され得る。さらには、この結合を有することで、前足領域107内に剛性および支持がもたらされ得る。前足領域107におけるスタッドの寸法および形状に対して決められたパッドの寸法および形状は、着用者の体重を複数のスタッドに分散させることを支援し得る。各図に示されているように、そのようなパッドの一表面積は、該パッドの他の部分と比べて広い面積を有し得る。パッドの表面積が比較的広い場合には剛性をもたらし、パッドの表面積が比較的小さい場合には柔軟性をもたらし得る。例えば、第1の内側前足パッド120と第1の外側前足パッド124の表面積は、これら2つのパッドが互いに接続する位置において最小となる。同様に、第2の内側前足パッド122と第2の外側前足パッド126の表面積は、これら2つのパッドが互いに接続する位置において最小となる。これら4つのパッドの表面積が最小となる位置が前足領域107の中心に沿って整列していることで、前足領域107の中心に沿って柔軟性がもたらされ得る。このような柔軟性は、方向転換するときに支援し得る。
内側前足バー128と外側前足バー120とは、互いにほぼ平行になっているとよい。図6は、第1の位置にあるベースプレート102を実線で示している。前足領域107は、第1の位置にあるときに、曲げられている。この第1の位置となり得るのは、着用者が前足で地面を蹴っているときである。図6は、第2の位置を点線で示している。この第2の位置となり得るのは、着用者が前足で地面を蹴る前か蹴った後に、着用者の足が地面に対して平らになっているときである。矢印は、前足領域107が曲げられ得る方向を示している。図1〜図7に示されている実施例においては、図6に実線で示されている位置まで前足領域107が曲がり得るように、内側前足バー128と外側前足バー120とは共に薄くつくられているとよい。図1〜図7に示されている実施例においては、着用者の足が中足指節関節に沿って曲がることに伴い構造体118も曲がるように、内側前足バー128と外側前足バー120は、薄くできているとよい。しかし、前足領域107が弾性を有することで図6に点線で示されている位置まで構造体118がすぐに復帰するように、内側前足バー128と外側前足バー120は共に幅広につくられているとよい。このような弾性は片持ち効果を生じさせるが、この片持ち効果は、着用者が前足領域107を蹴り離すときに生じる推進力に加わる。以下に詳述するように、中足領域109に配置されたリブとバーは、中足領域109に剛性を加える。この剛性は、曲がることに対する抵抗を中足領域109に生じさせる。こうして、構造体118への加圧に起因して、構造体118が前足領域107で曲がり得るが、中足領域109における剛性は、加圧の大きさに応じて曲がってしまわないように抵抗し得る。
内側踵パッド154は、踵領域111に、内側コバ112と後側コバ114と隣接して配置され得る。第1の外側踵パッド156は、踵領域111に、外側コバ116と隣接して配置され得る。第2の外側踵パッド158は、踵領域111に、外側コバ116と後側コバ114と隣接して配置され得る。第2の外側踵パッド158は、第1の外側踵パッド156と後側コバ114との間に配置され得る。第1の外側踵パッド156と第2の外側踵パッド158は、外側中足バー152とほぼ平行な方向に整列しているとよい。第1の外側踵パッド156は、第2の外側踵パッド158と接続されているとよい。いくつかの実施例においては、第1の外側踵パッド156は、前側コバ110へ向けて及び後側コバ114へ向けて先細になっている。いくつかの実施例においては、第2の外側踵パッド158は、前側コバ110へ向けて及び後側コバ114へ向けて先細になっている。第1の外側踵パッド156と第2の外側踵パッド158とは、これら両方の外側踵パッドが先細になる一点で接続されていることで、当該接続点において柔軟性が高められているとよい。
いくつかの実施例においては、内側踵スタッド160は、内側踵パッド154上に配置される。いくつかの実施例においては、第1の外側踵スタッド162は、第1の外側踵パッド124上に配置される。いくつかの実施例においては、第2の外側踵スタッド164は、選択的に、第2の外側踵パッド158上に配置される。内側踵スタッド160、第1の外側踵スタッド162及び/又は第2の外側踵スタッド164の寸法、形状及び/又は位置は、様々なファクタに基づいて選択され得る。例えば、内側踵スタッド160の寸法、形状及び/又は位置は、着用者が後方へ動くときにある程度の大きさの静止摩擦力をもたらすように選択される。他の例においては、第1の外側踵スタッド162および第2の外側踵スタッド164の寸法、形状及び/又は位置は、着用者が横方向へ動くときに安定性をもたらすとともに、着用者の足の外側における静止摩擦力を高めるように、選択される。いくつかの実施例においては、内側踵スタッド160は孔159を含み、第1の外側踵スタッド162は孔161を含み、及び/又は第2の外側踵スタッド164は孔163を含む。孔159、孔161及び/又は孔163は、『Cleat Member for Article of Footwear』という発明の名称で2009年9月24日に発行されたAugerらの米国特許出願公開第2009/0235558号明細書に開示されている種々の特徴部を含む場合があり、上記明細書の全体が本願の参照となる。いくつかの実施例においては、第1の外側踵スタッド162と第2の外側踵スタッド164とは互いに、外側中足バー152とほぼ平行な方向に整列している。いくつかの実施例においては、第1の外側踵スタッド162と第2の外側踵スタッド164とは互いに、第2の外側前足スタッド138と第3の外側前足スタッド140とが互いに整列している方向とほぼ平行な方向に、整列している。いくつかの実施例においては、内側踵パッド154は、内側踵スタッド160の根元よりも広い表面積を有する。いくつかの実施例においては、内側踵スタッド160の根元の寸法、形状及び/又は位置は、内側踵パッド154の寸法、形状および位置に基づいて選択される。内側踵スタッド160が根元から先端まで先細になっていることで、根元に安定性をもたらすとともに先端における穿通(力)が高められているとよい。内側踵スタッド160は、円形の先端を有し得る。
各図に示されているように、いくつかの実施例においては、第1の外側踵スタッド162と第2の外側踵スタッド164は、各々の自己のパッド上に配置されているとともに、自己の根元を有する。他の実施例においては、第1の外側踵スタッド162と第2の外側踵スタッド164は、これら2つのスタッドが単一の根元を共有するように、これらの根元において結合されている。いくつかの実施例においては、第1の外側踵パッド156は、第1の外側踵スタッド162の根元よりも広い表面積を有する。いくつかの実施例においては、第2の外側踵パッド158は、第2の外側踵スタッド164の根元よりも広い表面積を有する。いくつかの実施例においては、第1の外側踵スタッド162の根元及び/又は第2の外側踵スタッド164の根元の寸法、形状及び/又は位置は、第1の外側踵パッド156及び/又は第2の外側踵パッド158の寸法、形状および位置に基づいて選択される。第1の外側踵スタッド162が根元から先端まで先細になっていることで、根元に安定性をもたらすとともに先端での穿通(力)が高められているとよい。第1の外側踵スタッド162は、円形の先端を有し得る。第2の外側踵スタッド164が根元から先端まで先細になっていることで、根元に安定性をもたらすとともに先端での穿通(力)が高められているとよい。第2の外側踵スタッド164は、円形の先端を有し得る。
踵リブ166は、内側踵パッド154を第1の外側踵パッド156に接続し得る。踵リブ166は、内側踵パッド154を第2の外側踵パッド158に接続し得る。踵リブ166は、内側踵パッド154から、第1の外側踵パッド156と第2の外側踵パッド158とが互いに接続する点まで延在し得る。この接続を有することにより、内側踵スタッド160、第1の外側踵スタッド162および第2の外側踵スタッド164の下に加わるスタッドの圧力が緩和され得る。踵リブ166は、長手方向軸Aとほぼ垂直な方向に延在し得る。図1,3,5と図7とを比較して判るように、踵リブ166は、ベースプレート102の底面108においてよりもベースプレート102の上面206において幅広になっている場合がある。図7に示されているように、踵リブ166は、該踵リブ166の上面が平坦になっているとともに、ベースプレート102の上面206とほぼ面一になっているとよい。図1,3,5に示されているように、踵リブ166の一部は、該踵リブ166一部の底面が丸まっているとともに、ベースプレート102の底面108から突出しているとよい。
第1の斜めリブ146は、第2の内側前足パッド122から第1の外側踵パッド156までの間に延在し得る。図1,3,5と図7とを比較して判るように、第1の斜めリブ146は、ベースプレート102の底面108においてよりも、ベースプレート102の上面206において幅広になっている場合がある。図7に示されているように、第1の斜めリブ146は、該第1の斜めリブ146の上面が平坦になっているとともに、ベースプレート102の上面206とほぼ面一になっているとよい。図1,3,5に示されているように、第1の斜めリブ146の一部が、該第1の斜めリブ146の底面が丸まっているとともに、ベースプレート102の底面108から突出しているとよい。第1の斜めリブ146の底面108から突出している部分の幅は、スタッドに向けて増大しているとよい。
第2の斜めリブ148は、第2の外側前足スタッド138から内側踵パッド154まで延在し得る。図1,3,5と図7とを比較して判るように、第2の斜めリブ148は、ベースプレート102の底面108においてよりもベースプレート102の上面206において幅広になっている場合がある。図7に示されているように、第2の斜めリブ148は、該第2の斜めリブ148の上面が平坦であるとともに、ベースプレート102の上面206とほぼ面一であるとよい。図1,3,5に示されているように、第2の斜めリブ148の一部は、該第2の斜めリブ148の一部の底面が丸まっているとともに、ベースプレート102の底面108から突出しているとよい。底面108から突出している第2の斜めリブ148の部分の幅は、スタッドに向けて増大しているとよい。
第1の斜めリブ146と第2の斜めリブ148とは、これら2つのリブがX字形の形状を形成するように、中心領域付近の中足領域109において交差しているとよい。第1の斜めリブ146と第2の斜めリブ148とは、これら2つのリブの交差点で接続されているとよい。第1の斜めリブ146と第2の斜めリブ148とによるX字形の構成および突出プロファイルを有することにより、曲げ運動する際に着用者の足のアーチ(土踏まず)を支持するアーチ剛性がもたらされ得る。図7に点線で示されているように、構造体118の重量を減少させるために、構造体118の上面の複数部分(第1の斜めリブ146と第2の斜めリブ148を含む)がその上面において中空になっているとよい。
内側中足バー150は、内側コバ112に近接して配置され得る。内側中足バー150は、第1の斜めリブ146と第2の斜めリブ148の両方に接続されているとよい。内側中足バー150の一端は、第2の内側前足パッド122と、第1の斜めリブ146と第2の斜めリブ148の交差点と、の間に位置する第1の点で、第1の斜めリブ146に接続されているとよい。内側中足バー150の反対側にある他端は、内側踵パッド154と、第1の斜めリブ146と第2の斜めリブ148の交差点と、の間に位置する第2の点で、第2の斜めリブ148と接続されているとよい。いくつかの実施例においては、内側中足バー150は、ほぼ真直ぐに延びている。図5に示されているように、いくつかの実施例においては、内側中足バー150は、若干湾曲している。内側中足バー150は、長手方向軸Aとほぼ平行な方向に延在し得る。内側中足バー150は、第2の内側前足パッド122と内側踵パッド154との間に延在するように、第1の斜めリブ146と第2の斜めリブ148に結び付いているとよい。この配置を有することで、第2の内側前足パッド122と内側踵パッド154との間の剛性が高められるとともに、第2の内側前足スタッド134と内側踵スタッド160の下に加わるスタッドの圧力が緩和され得る。図7に示されているように、内側中足バー150は、該内側中足バー150の上面が平坦であるとともに、ベースプレート102の上面206とほぼ面一になっているとよい。また、図1,3,5に示されているように、内側中足バー150は、該内側中足バー150の底面が丸まっているとともに、ベースプレート102の底面108から突出しているとよい。
外側中足バー152は、外側コバ116と隣接して配置され得る。外側中足バー152は、第1の斜めリブ146と第2の斜めリブ148の両方に接続されているとよい。外側中足バー152の一端が、第2の外側前足パッド124と、第1の斜めリブ146と第2の斜めリブ148の交差点と、の間に位置する第1の点で、第2の斜めリブ148に接続されているとよい。外側中足バー152の他端が、第1の外側踵パッド156と、第1の斜めリブ146と第2の斜めリブ148の交差点と、の間に位置する第2の点で、第1の斜めリブ146と接続されているとよい。いくつかの実施例においては、外側中足バー152は、若干湾曲している。図5に示されているように、いくつかの実施例においては、外側中足バー152は、ほぼ真直ぐに延びている。外側中足バー152は、長手方向軸Aとほぼ平行な方向に延在し得る。外側中足バー152と内側中足バー150とは、互いにほぼ平行になっているとよい。外側中足バー152は、第2の外側前足パッド126と第1の外側踵パッド156との間に延在するように、第1の斜めリブ146と第2の斜めリブ148に結び付いているとよい。この配置を有することで、第2の外側前足パッド126と第1の外側踵パッド156との間の剛性が高まるとともに、第2の外側前足スタッド138、第3の外側前足スタッド140および第1の外側踵スタッド162の下に加わるスタッドの圧力が緩和され得る。図1〜図7に示されているように、第1の外側踵パッド156が第2の外側踵パッド158に接続されている実施例においては、外側中足バー152の配置はまた、第2の外側踵スタッド164の下に加わるスタッドの圧力を緩和させることができる。図7に示されているように、外側中足バー152は、該外側中足バー152の上面が平坦になっているとともに、ベースプレート102の上面206とほぼ面一になっているとよい。また、図1,3,5に示されているように、外側中足バー152は、該外側中足バー152の底面が丸まっているとともに、ベースプレート102の底面108から突出しているとよい。内側中足バー150と外側中足バー152が協働して、中足領域109での捩じれに抵抗する捩じり剛性をベースプレート102にもたらし得る。
当業者であれば、本発明の範囲内において更に多くの実施形態や応用形態が適用され得ることが明らかであろう。従って、本発明は、添付の特許請求の範囲およびこれの均等物に照らすこと以外によっては制限されない。また、添付の特許請求の範囲を逸脱することなく、さまざまな変形や変更がなされ得る。

Claims (10)

  1. 前足領域、踵領域、上記前足領域と上記踵領域との間に位置する中足部、上記前足領域と踵領域を貫くように延びている長手方向軸、前側コバ、後側コバ、内側コバおよび外側コバを含むベースプレートと、
    上記ベースプレートの上記前足領域に配置された構造体であって、上記中足部および上記内側コバと隣接して配置された第1の内側前足パッド、並びに上記中足部および上記外側コバと隣接して配置された第1の外側前足パッドを含む構造体と、
    第1の内側前足パッド上に配置された第1の内側前足スタッドと、
    第1の外側前足パッド上に配置された第1の外側前足スタッドと、
    を備え、
    第1の内側前足パッドは、1つの点において第1の外側前足パッドに接続されているとともに第1の外側前足パッドの方向へ先細になっている一方で、第1の外側前足パッドは、第1の内側前足パッドの方向へ先細になっていることを特徴とする履物。
  2. 上記構造体は、上記点に配置された中心クリートをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の履物。
  3. 第1の内側前足パッドは、第1の内側前足スタッドの根元よりも広い表面積を有する一方で、第1の外側前足パッドは、第1の外側前足スタッドの根元よりも広い表面積を有することを特徴とする請求項1に記載の履物。
  4. 上記構造体は、第1の外側前足パッド上に第1の外側前足スタッドと隣接して配置された第2の外側前足スタッドをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の履物。
  5. 上記構造体は、
    上記前側コバおよび上記内側コバに隣接して配置された第2の内側前足パッドと、
    第2の内側前足パッド上に配置された第2の内側前足スタッドと、
    第1の内側前足パッドを第2の内側前足パッドに接続している内側前足バーと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の履物。
  6. 上記構造体は、
    上記前側コバおよび上記外側コバに隣接して配置された第2の外側前足パッドと、
    第2の外側前足パッド上に配置された第2の外側前足スタッドと、
    第1の外側前足パッドを第2の外側前足パッドに接続している外側前足バーと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の履物。
  7. 上記踵領域に上記内側コバに隣接して配置された内側踵パッドと、
    上記内側踵パッド上に配置された内側踵スタッドと、
    上記踵領域に上記外側コバに隣接して配置された第1の外側踵パッドと、
    第1の外側踵パッド上に配置された第1の外側踵スタッドと、
    をさらに備える請求項1に記載の履物。
  8. 第1の内側前足パッドから第1の外側踵パッドまで延びている第1の斜めリブと、
    第1の外側前足パッドから上記内側踵パッドまで延びている第2の斜めリブと、
    上記内側コバに隣接して配置され、第1の斜めリブ上の第1の点から第2の斜めリブ上の第2の点まで延びている内側中足バーと、
    上記外側コバに隣接して配置され、第2の斜めリブ上の第3の点から第1の斜めリブ上の第4の点まで延びている外側中足バーと、
    をさらに備える請求項7に記載の履物。
  9. 上記構造体は、上記踵領域に配置されかつ上記内側踵パッドから第1の外側踵パッドまで延びている踵リブをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の履物。
  10. 上記構造体は、上記後側コバと隣接して配置されかつ第1の外側踵パッドに接続された第2の外側踵パッドと、第2の外側踵パッド上に配置された第2の外側踵スタッドと、をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の履物。

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