JP2015211806A - ボール弁および圧力調理器 - Google Patents

ボール弁および圧力調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015211806A
JP2015211806A JP2014095969A JP2014095969A JP2015211806A JP 2015211806 A JP2015211806 A JP 2015211806A JP 2014095969 A JP2014095969 A JP 2014095969A JP 2014095969 A JP2014095969 A JP 2014095969A JP 2015211806 A JP2015211806 A JP 2015211806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
ball valve
ball
inner pot
valve seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014095969A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6121362B2 (ja
Inventor
陽介 野瀬
Yosuke Nose
陽介 野瀬
貴大 濱中
Takahiro Hamanaka
貴大 濱中
智士 山西
Satoshi Yamanishi
智士 山西
博丈 山口
Hirotake Yamaguchi
博丈 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zojirushi Corp filed Critical Zojirushi Corp
Priority to JP2014095969A priority Critical patent/JP6121362B2/ja
Publication of JP2015211806A publication Critical patent/JP2015211806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6121362B2 publication Critical patent/JP6121362B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

【課題】洗浄が困難な部位に付着物が付着することを抑制し、ボール弁の洗浄性を向上する。【解決手段】ボール弁60は、連通孔63を有する弁座61と、連通孔63を上方から閉塞可能なボール部材72と、ボール部材72を露出させる開口部79A〜79Cとを有するカバー部材73とを備える。そして、カバー部材73は、装着部48の外周部48aを覆う第1嵌合部74と、第1嵌合部74から内向きに突出して装着部48の上端を覆うとともに装着部48から突出した弁座61の外周部66全周に当接する第2嵌合部76とを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、ボール弁および圧力調理器に関する。
圧力調理器は、内鍋を着脱可能に配設する本体と、本体の上部を開放可能に覆う蓋体とを備える。蓋体には、内鍋の開口を閉塞する内蓋が着脱可能に配設されている。また、蓋体には、内鍋内の蒸気を外部に排出する排気通路が設けられ、この排気通路の入口を構成するボール弁が内蓋に配設されている。
内蓋には、ボール弁の装着部として、円筒状に突出するバーリング部が形成されている。ボール弁は、バーリング部の内側に配設される弁座と、バーリング部の外側を覆うように配設されるカバー部材とを備える。弁座には流体を通過可能な連通孔が設けられ、この連通孔が所定重量のボール部材によって閉塞される。その結果、内鍋を加熱手段で加熱することにより、内鍋内を大気圧より高い圧力に昇圧することができる。
内蓋には調理時の食材成分を含む付着物(汚れ)が付着する。そのため、内蓋は、調理後に蓋体から取り外され、洗浄されることが多い。付着物は、排気通路を構成するボール弁にも付着している。しかし、ボール弁は、弁座とカバー部材との間にバーリング部が介在するため、弁座とカバー部材との間の隙間にも付着物が付着している。そして、隙間に浸入した付着物は、洗浄が極めて困難である。
特開2013−236796号公報
本発明は、洗浄が困難な部位に付着物が付着することを抑制し、ボール弁の洗浄性を向上することを課題とする。
前記課題を解決する本発明のボール弁は、上向きに突出した筒状の装着部に装着されるボール弁であって、流体を通過可能な連通孔を有し、前記装着部の内側に配設される弁座と、前記弁座上に転動可能に配設され、前記連通孔を上方から閉塞可能なボール部材と、前記ボール部材を露出させる開口部と、前記装着部の外周部を覆う第1嵌合部と、前記第1嵌合部から内向きに突出して前記装着部の上端を覆うとともに前記装着部から突出した前記弁座の外周部全周と当接する第2嵌合部とを有するカバー部材とを備える。なお、このボール弁を用いる圧力調理器は、内鍋を有する調理器本体と、前記内鍋を加熱する加熱手段と、前記内鍋を含む前記調理器本体の上部を覆う蓋体と、上向きに突出した筒状の装着部を有し、前記蓋体に着脱可能に配設され、前記内鍋の開口を閉塞する内蓋と、前記蓋体に設けた排気通路と、前記内蓋の装着部に装着され、前記排気通路の一部を構成する前記ボール弁と、前記ボール弁の開口部を通して前記ボール部材を転動させる駆動手段とを備える。
ボール弁は、前記カバー部材の前記開口部の下端縁を、前記弁座の上端面の高さ以下に設定することが好ましい。また、前記カバー部材の前記開口部は、周方向に複数設けることが好ましい。
本発明のボール弁は、カバー部材に、装着部の外周部を覆う第1嵌合部と、装着部の上側において弁座の外周部全周と当接する第2嵌合部とを設けているため、弁座との間の隙間を実質的に無くすことができる。よって、洗浄が困難な部位に付着物が侵入して付着することを抑制できるため、ボール弁の洗浄性を向上できる。
また、カバー部材の開口部の下端縁を弁座の上端面の高さ以下にしているため、開口部を通した弁座の上端面の洗浄性を向上できる。また、カバー部材の開口部を周方向に複数設け、露出面積を広くしているため、弁体の上端面の洗浄性を更に向上できる。
本発明の実施形態の炊飯器を示す断面図。 内蓋の斜視図。 ボール弁の分解斜視図。 (A),(B)はボール弁の断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るボール弁60を搭載した圧力調理器である圧力式の炊飯器10を示す。この炊飯器10は、平面視円形状をなす内鍋11と、内鍋11を着脱可能に収容する炊飯器本体(調理器本体)12と、炊飯器本体12に回動可能に取り付けた蓋体20とを備えている。蓋体20は、内鍋11内と外部とを連通する排気通路32を備え、この排気通路32の入口(一部)にボール弁60が配設されている。
炊飯器本体12は、有底筒状をなす胴体13と、胴体13の上端開口を閉塞する肩体14とを有する本体外装体を備える。肩体14の中央には、内鍋11を着脱可能に配置するための開口部15が設けられ、この開口部15の下側に内鍋11を着脱可能に収容する内鍋収容部16が形成されている。内鍋収容部16の外面側には、内鍋11を電磁誘導加熱する第1加熱手段である誘導加熱コイル17がフェライトコア18を介して配設されている。また、内鍋収容部16の外側には、内鍋11の温度を検出する第1温度検出手段である鍋温度センサ19が、内鍋収容部16を貫通するように配設されている。
蓋体20は、内鍋11を含む内鍋収容部16の上方を覆うように、炊飯器本体12に対して開閉可能にヒンジ接続されている。この蓋体20は、炊飯器本体12の側に位置する下板21と、この下板21の外側を覆う上板22とを有する蓋外装体を備える。下板21には、炊飯器本体12に対して閉塞状態に維持するためのロック部材23が配設され、上板22には、ロック部材23の上部に位置するように操作部材24が配設されている。
蓋体20には、閉塞状態で内鍋11を臨む下側に放熱板25が配設され、この放熱板25の上側に第2加熱手段である蓋ヒータ26が配設されている。また、蓋体20の内部には、検出部が放熱板25に接触するように、放熱板25を介して内鍋11内の上部の温度を検出する第2温度検出手段である蓋温度センサ(図示せず)が配設されている。放熱板25の外周部には、内蓋28との間をシールする内蓋パッキン27が配設されている。
図1および図2に示すように、内蓋28は、蓋体20の放熱板25の下側に着脱可能に配設される。この内蓋28は、金属製の内蓋本体29と、内鍋11の上端開口の内周壁に密着する蓋パッキン30と、内蓋本体29の外周部に蓋パッキン30を固定するための枠体31とを備えている。そして、内蓋本体29の中央にボール弁60が配設されている。
蓋体20は、内鍋11内を臨む連通孔63から外部に露出する排出口46にかけて延びる排気通路32を備える。この排気通路32は、内蓋28に配設したボール弁60と、下板21に形成した弁収容部33と、放熱板25と内蓋28との間に形成される空隙39部と、空隙部39から上板22にかけて延びる連通部40と、排気通路32の出口を構成する蒸気口ユニット42とで構成される。
弁収容部33は、上向きに膨出された下端開口のドーム形状をなす。この弁収容部33は、ロック部材23の配設側に開口部が設けられ、この開口部がパッキン34により閉塞されている。このパッキン34の外側には、ボール弁60の駆動手段であるソレノイド35が配設されている。このソレノイド35は、通電によりロック部材23側に後退し、通電の遮断により進出するロッド36を備える。放熱板25には、弁収容部33の下端開口と対向する位置に通気孔37が設けられ、弁収容部33の下端開口との間がパッキン38により密閉されている。
空隙部39は、放熱板25と内蓋本体29との間の空間であり、外周部が内蓋パッキン27により密閉されている。連通部40は、放熱板25から下板21を経て上板22にかけて延びるように設けられている。この連通部40は、放熱板25および上板22に形成した通気孔と、下板21に形成した筒部とを備え、筒部と各通気孔とがパッキン41a,41bにより密閉されている。
蒸気口ユニット42は、上板22の背面側に形成した配設凹部43に着脱可能に配設される。蒸気口ユニット42は、受皿状をなす下ケース44と、下ケース44の上端開口を閉塞する上カバー45とを備える。下ケース44には、連通部40内に挿入配置される接続部44aが設けられ、この接続部44aがパッキン41bによりシールされる。上カバー45には、排気通路32の出口を構成する排出口46が設けられている。
図2および図3に示すように、ボール弁60を装着する内蓋本体29には、平面視長円形状をなすように上向きに膨出した膨出部47が設けられている。この膨出部47の中心には、平面視円筒状をなすように上向きに突出したバーリング部(装着部)48が設けられている。このバーリング部48は、一部に上向きに突出する位置決め部49が設けられている。
ボール弁60は、誘導加熱コイル17による内鍋11の加熱を伴い、内鍋11内を大気圧より高い圧力に昇圧可能とする密閉手段である。図3および図4(A),(B)に示すように、ボール弁60は、バーリング部48の内側に配設した弁座61と、弁座61上に転動可能に配設したボール部材72と、バーリング部48の外側に配設したカバー部材73とを備える。
弁座61は、ボール部材72を載置する上側の端壁部(上端面)62と、この端壁部62の外周部(外周縁)62aに連続する円筒状の外壁部(外周部)66とを備える筒体である。端壁部62の中心には、内鍋11内の流体(気体および液体)を通過可能な円形状の連通孔63が設けられている。また、端壁部62には、ボール部材72を連通孔63に向けて誘導するガイド板部64が、周方向に所定間隔をあけて複数(4個)設けられている。このガイド板部64は、連通孔63が位置する軸線側に、下方から上方へ向けて径方向外向きに傾斜するガイド縁65を備える。
外壁部66の全高は、バーリング部48の全高より高く設定され、バーリング部48に対して下側から装着すると、バーリング部48の上端から上方へ突出する。外壁部66の下端には、内蓋本体29の内側面に配置されるフランジ部67が形成されるとともに、その上面側に膨出部47に嵌合する長円形状の隆起部68が設けられている。また、隆起部68の上部には環状のシール溝69が設けられ、このシール溝69にバーリング部48の内面との間を液密にシールするシール部材(Oリング)70を配設される。また、外壁部66には、シール溝69の上方で、バーリング部48への装着状態でバーリング部48より上側に位置するように、周方向に延びる係止溝71が複数(3個)設けられている。
ボール部材72は、弁座61の連通孔63を上方から閉塞することによって、重量に応じた設定圧力(例えば1.30atm)まで内鍋11内を昇圧可能とする。このボール部材72は、ソレノイド35への通電によりロッド36が後退されると、ガイド板部64に誘導されて連通孔63を閉塞させる。この状態で、内鍋11内が設定圧力を超えて昇圧すると、その蒸気圧でボール部材72が浮き上がることで、連通孔63を通して内鍋11内の流体が排気される。ソレノイド35への通電の遮断によりロッド36が進出されると、ボール部材72を押圧して連通孔63から離反させ、連通孔63を開口させることにより、内鍋11内の圧力が大気圧に戻る。
カバー部材73は、バーリング部48に対して弁座61の反対(上)側から取り付けられ、ボール部材72を離脱不可能に覆う。このカバー部材73は、バーリング部48の外周部48aを覆う第1嵌合部74と、弁座61の外壁部(外周部)66を覆う第2嵌合部76と、内部のボール部材72を露出させる開口部79A〜79Cとを備える。
第1嵌合部74は、膨出部47上に載置される径方向外向きに突出した載置部75を下端に備える。第1嵌合部74の全高はバーリング部48の全高より高く形成される。第2嵌合部76は、第1嵌合部74の上端に連続して設けられている。第2嵌合部76は、第1嵌合部74から径方向内向きに突出され、バーリング部48の上端を覆う。また、第2嵌合部76の内周部は、バーリング部48の上端から突出した弁座61の外壁部66全周に実質的に当接する内径である。また、第2嵌合部76の上端は、弁体の端壁部62と面一に位置するように設定される。第2嵌合部76の下端には、弁座61の係止溝71に係止する係止爪77が設けられている。
第2嵌合部76の上部がドーム状をなすカバー本体78であり、このカバー本体78に周方向に所定間隔をあけて複数(3個)の開口部79A〜79Cが形成されている。各開口部79A〜79Cは、弁座61の連通孔63を通して流入した内鍋11内の流体を排気通路32の下流側へ流動させる。開口部79A〜79Cの下端縁79aは、弁座61の端壁部62と面一の高さに設定される。開口部79A〜79Cは、弁座61の端壁部62から上向きに延びる側面視長方形状である。各開口部79A〜79Cの周方向の横幅はボール部材72の直径より小さく、ボール部材72を脱落させない範囲で可能な限り大きく形成されている。本実施形態では、カバー本体78の壁による周方向の閉塞部分より、開口部79A〜79Cによる周方向の開口部分を大きくし、約57%が開口した状態になるように設定している。なお、図4(A)中左側は開口部79Aであり、右側が開口部79B,79Cである。開口部79Aは、ソレノイド35B,35Cより開口面積(横幅および高さ)が大きく、ソレノイド35のロッド36が挿通される。
カバー部材73には、第1嵌合部74の下端から開口部79A〜79C間であるカバー本体78にかけて延びるスリット80が設けられている。これにより、カバー部材73を弁座61およびバーリング部48に圧入して取り付ける際に、径方向外向きに弾性的に変形可能としている。また、第1嵌合部74の外周部には、径方向外向きに突出する抜止突部81が設けられている。カバー部材73の離脱を防止するために、抜止突部81と載置部75との間にリングバネ(図示せず)が配設される。
図1に示すように、この炊飯器10は、炊飯器本体12の前側上部に操作パネル部50が設けられ、その内部に位置するように操作基板51が配設されている。この操作基板51には、入力手段である複数のスイッチ52と、表示手段である液晶パネル53とが実装されている。また、内鍋収容部16の前側には制御基板54が配設されている。この制御基板54には、全体の制御手段であるマイコン(図示せず)が実装されている。
制御手段であるマイコンは、従来と同様に、操作パネル部50のスイッチ52の操作により、誘導加熱コイル17および蓋ヒータ26を制御して、予熱、昇温、沸騰維持、むらし等の各工程を有する炊飯処理を実行し、内鍋11にセットした飯米を炊飯して米飯を炊き上げる。また、所定温度に維持するように誘導加熱コイル17および蓋ヒータ26を制御する保温処理を実行し、炊き上げ米飯を保温する。
炊飯処理では、ボール弁60が開閉制御される。例えば、予熱工程の開始と同時にソレノイド35に通電され、ロッド36を後退させることにより、ボール部材72によって連通孔63が閉塞される。これにより、内鍋11内が大気圧より高い圧力に昇圧可能な状態になる。この状態で昇圧工程および沸騰維持工程を実行し、内鍋11内の水が無くなったこと(ドライアップ)を検出すると、むらし工程に移行する。このむらし工程では、ソレノイド35への通電が遮断され、ロッド36を進出させることにより、ボール部材72を連通孔63上から押し出す。その結果、内鍋11内が大気圧と平衡した常圧状態になる。
昇温工程および沸騰維持工程では、内鍋11内が沸騰することにより、内鍋11内が大気圧より高い昇圧状態になる。そして、内鍋11内の圧力が設定圧力を超えると、内鍋11内の蒸気圧によって連通孔63上からボール部材72が浮き上げられ、所定量の蒸気が排出される。これにより、内鍋11内が略設定圧力に維持(調圧)される。
内鍋11内の調圧中には、排気通路32の入口である連通孔63から飯米成分を含む蒸気が流入し、排気通路32の出口である蒸気口ユニット42の排出口46から排気される。また、炊飯中には、飯米成分を含む液状物(おねば)が連通孔63を通して排気通路32内に流入することがある。そして、蒸気および液状物に含まれる多くの飯米成分は、排気通路32の入口側であるボール弁60内および内蓋本体29の上面に付着する。この付着物は、菌が発生する原因になるため、ユーザには定期的(毎回)に内蓋28を取り外して、洗浄することが勧められている。
そして、本実施形態のボール弁60は、カバー部材73に、バーリング部48の外周部48aを覆う第1嵌合部74と、バーリング部48の上側において弁座61の外壁部66全周に当接する第2嵌合部76とを設けている。そして、第2嵌合部76の形成により、カバー部材73と弁座61との間の隙間を実質的に無くしている。そのため、洗浄が困難な部位に飯米成分を含む付着物が侵入して付着することを抑制できる。しかも、開口部79A〜79Cは、下端縁を弁座61の端壁部62と同一高さに設定しているため、汚れが付着し易く洗浄が困難な段差が弁座61とカバー部材73との間に形成されることを、最小限に抑えることができる。
また、ボール弁60を洗浄する際には、カバー部材73の開口部79A〜79Cを弁座61の端壁部62と面一に形成しているため、弁座61の端壁部62の洗浄性を向上できる。しかも、本実施形態では、周方向に複数の開口部79A〜79Cを設け、ボール部材72の露出面積を広くしているため、端壁部62の洗浄性を更に向上できる。よって、本実施形態の炊飯器10のように、食品を扱う製品での衛生を確保できる。
なお、本発明のボール弁60および圧力調理器は、前記実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、ボール弁60は、カバー部材73の開口部79A〜79Cの下端縁79aを弁座61の端壁部62と同一高さに設定したが、端壁部62より低い高さ(同一高さ以下)に設定してもよい。この場合、カバー部材73と弁座61との間には段差が生じるが、外側からの洗浄が可能であるため、洗浄性は確保できる。また、3つの開口部79A〜79Cを設けが、その数は希望に応じて変更が可能である。
また、前記実施形態では、飯米を炊飯する圧力炊飯器に本発明のボール弁60を適用したが、所定の食材を調理(煮炊き)する圧力式の調理器にも同様に適用可能であり、同様の作用および効果を得ることができる。
10…炊飯器(圧力調理器)
11…内鍋
12…炊飯器本体(調理器本体)
16…内鍋収容部
17…誘導加熱コイル(加熱手段)
20…蓋体
26…蓋ヒータ(加熱手段)
28…内蓋
32…排気通路
33…弁収容部
39…空隙部
40…連通部
42…蒸気口ユニット
46…排出口
48…バーリング部(装着部)
48a…外周部
60…ボール弁
61…弁座
62…端壁部(上端面)
62a…外周部
63…連通孔
64…ガイド板部
66…外壁部(外周部)
70…シール部材
72…ボール部材
73…カバー部材
74…第1嵌合部
76…第2嵌合部
78…カバー本体
79A〜79C…開口部
79a…下端縁

Claims (4)

  1. 上向きに突出した筒状の装着部に装着されるボール弁であって、
    流体を通過可能な連通孔を有し、前記装着部の内側に配設される弁座と、
    前記弁座上に転動可能に配設され、前記連通孔を上方から閉塞可能なボール部材と、
    前記ボール部材を露出させる開口部と、前記装着部の外周部を覆う第1嵌合部と、前記第1嵌合部から内向きに突出して前記装着部の上端を覆うとともに前記装着部から突出した前記弁座の外周部全周と当接する第2嵌合部とを有するカバー部材と
    を備えることを特徴とするボール弁。
  2. 前記カバー部材の前記開口部の下端縁を、前記弁座の上端面の高さ以下に設定したことを特徴とする請求項1に記載のボール弁。
  3. 前記カバー部材の前記開口部は、周方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボール弁。
  4. 内鍋を有する調理器本体と、
    前記内鍋を加熱する加熱手段と、
    前記内鍋を含む前記調理器本体の上部を覆う蓋体と、
    上向きに突出した筒状の装着部を有し、前記蓋体に着脱可能に配設され、前記内鍋の開口を閉塞する内蓋と、
    前記蓋体に設けた排気通路と、
    前記内蓋の装着部に装着され、前記排気通路の一部を構成する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のボール弁と、
    前記ボール弁の前記開口部を通して前記ボール部材を転動させる駆動手段と
    を備えることを特徴とする圧力調理器。
JP2014095969A 2014-05-07 2014-05-07 ボール弁および圧力調理器 Active JP6121362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014095969A JP6121362B2 (ja) 2014-05-07 2014-05-07 ボール弁および圧力調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014095969A JP6121362B2 (ja) 2014-05-07 2014-05-07 ボール弁および圧力調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015211806A true JP2015211806A (ja) 2015-11-26
JP6121362B2 JP6121362B2 (ja) 2017-04-26

Family

ID=54696480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014095969A Active JP6121362B2 (ja) 2014-05-07 2014-05-07 ボール弁および圧力調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6121362B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110200493A (zh) * 2018-02-28 2019-09-06 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 压力锅及烹饪器具
CN110279291A (zh) * 2019-07-08 2019-09-27 小熊电器股份有限公司 一种电炖盅

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005058384A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Zojirushi Corp 圧力炊飯ジャーの圧力弁
JP2013070989A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Ketaka Electric Co Ltd 炊飯器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005058384A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Zojirushi Corp 圧力炊飯ジャーの圧力弁
JP2013070989A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Ketaka Electric Co Ltd 炊飯器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110200493A (zh) * 2018-02-28 2019-09-06 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 压力锅及烹饪器具
CN110200493B (zh) * 2018-02-28 2022-05-06 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 压力锅及烹饪器具
CN110279291A (zh) * 2019-07-08 2019-09-27 小熊电器股份有限公司 一种电炖盅
CN110279291B (zh) * 2019-07-08 2024-02-13 小熊电器股份有限公司 一种电炖盅

Also Published As

Publication number Publication date
JP6121362B2 (ja) 2017-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101958846B1 (ko) 음식물 찜기
KR101904403B1 (ko) 전기조리기
US20030110954A1 (en) Food cooking vessel
JP5952080B2 (ja) 加熱調理器
JP6121362B2 (ja) ボール弁および圧力調理器
KR100845585B1 (ko) 조리용기 뚜껑
KR101292769B1 (ko) 전기조리기
JP2006255062A (ja) 炊飯器
CN102949083A (zh) 炊具或对炊具的改进
EP3698684B1 (en) Electric pressure cooker to prevent clogging of steam exhaust flow path
JP6018563B2 (ja) 調理器
KR20120115088A (ko) 뚜껑
CN210471873U (zh) 一种电锅
KR20050094730A (ko) 넘침 방지 냄비뚜껑 손잡이
KR100872895B1 (ko) 압력밥솥의 증기배출장치
JP2015100625A (ja) 調理器
CN209090843U (zh) 烹饪器具
JP5431399B2 (ja) 圧力調理器
JP6226853B2 (ja) 加熱調理器
KR200190006Y1 (ko) 증기 배출 장치
KR20160006331A (ko) 냄비 뚜껑 어셈블리
JP2012239501A (ja) 加熱調理器
CN211380762U (zh) 烹饪器具的锅具和烹饪器具
JP6038762B2 (ja) 調理器
KR101608315B1 (ko) 전기압력밥솥의 증기 커버체

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6121362

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250