JP2015211339A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナエレメントの一部を構成する回路基板を変更することなくアンテナ特性を調整可能な携帯端末を提供する。【解決手段】一方のアンテナエレメントを構成するメインアンテナ部51と回路基板20のグランドパターン52を利用して構成される他方のアンテナエレメントとを有するダイポールアンテナ50と、グランドパターン52に電気的に接続される地線54とが設けられている。そして、地線54は、長手方向の一端54aにて、グランドパターン52の開放端側の端部52aに電気的に接続され、長手方向の他端54bが他方のアンテナエレメントの給電点側に向かうように配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、アンテナを介して無線通信を行う携帯端末に関するものである。
ダイポールアンテナを採用する携帯端末では、電波の波長λに対してλ/4の長さとなるアンテナエレメントを2本設置し、λ/2の長さとなるアンテナを構成することで、電波受信特性や電波送信特性等のアンテナ特性を確保している。そして、今日の携帯端末では、小型化の要求から、一方のアンテナエレメント(メインアンテナ部)をλ/4の長さとし、他方のアンテナエレメントを、回路基板のグランドパターンや筐体等を利用してλ/4の長さとして、λ/2の長さとなるダイポールアンテナを構成することが主流となっている。
例えば、下記特許文献1に開示されるリーダライタでは、RFID用のダイポールアンテナの帯域内周波数について、その最高周波数が無線LANで使用される周波数範囲の最低周波数を(n+0.3)で除した値以下であり、且つ、その最低周波数が無線LANで使用される周波数範囲の最高周波数を(n+0.7)で除した値以上であるように、ダイポールアンテナを構成するエレメントを形成している。これにより、RFID用アンテナと無線LAN用アンテナとが近接して配置される構成であっても、互いの電波が影響を及ぼし合うことを回避している。
特開2009−225310号公報
ところで、メインアンテナ部(一方のアンテナエレメント)が、Wi−Fi(登録商標)やGPS、WAN等の複数の帯域周波数アンテナ機能を有しており、他方のアンテナエレメントとしてメイン基板のグランドパターンを利用する携帯端末の場合、アンテナ特性を良くするメイン基板の長さが周波数帯域ごとに異なることとなる。すなわち、複合アンテナを有する携帯端末の場合では、基板ひとつに対して様々な周波数帯域を使用するため、全ての周波数帯域でアンテナ特性を良くすることは困難であり、他の周波数帯域でのアンテナ特性が悪くなる場合がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、アンテナエレメントの一部を構成する回路基板を変更することなくアンテナ特性を調整可能な携帯端末を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、グランドパターン(52)を有する回路基板(20)と、一方のアンテナエレメント(51)と前記グランドパターンを利用して構成される他方のアンテナエレメントとを有するダイポールアンテナ(50)と、を備える携帯端末(10)であって、前記グランドパターンに電気的に接続される地線(54,61,71)を備え、前記地線は、長手方向の一端(54a,71a)にて、前記グランドパターンのうち前記他方のアンテナエレメントの開放端側となる端部(52a)に電気的に接続され、長手方向の他端(54b,71b)が前記他方のアンテナエレメントの給電点側に向かうように配置されることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、一方のアンテナエレメントと回路基板のグランドパターンを利用して構成される他方のアンテナエレメントとを有するダイポールアンテナと、グランドパターンに電気的に接続される地線とが設けられている。そして、地線は、長手方向の一端にて、グランドパターンのうち他方のアンテナエレメントの開放端側となる端部に電気的に接続され、長手方向の他端が他方のアンテナエレメントの給電点側に向かうように配置されている。
これにより、他方のアンテナエレメントは、グランドパターンに相当する部分に対して地線に相当する部分を折り返すように構成される。このため、ダイポールアンテナへの給電時に、地線を流れる電流とグランドパターンの開放端側を流れる電流とが逆位相の関係となり、グランドパターンの開放端側を流れる電流が地線を流れる電流により相殺される。その結果、他方のアンテナエレメントとしての長さが、グランドパターンの長さから地線の長さを引いたものとなる。すなわち、地線の長さに応じて他方のアンテナエレメントの長さを調整できるので、様々な周波数帯域を使用する場合でも、アンテナエレメントの一部を構成する回路基板を変更することなくアンテナ特性を調整することができる。
請求項2の発明では、地線が形成される地線用基板は、地線を含む平面が回路基板の基板面に対して直交し、かつ、回路基板の外縁に沿うように配置されている。
これにより、地線とグランドパターンとが容量結合可能に対向しないので、地線およびグランドパターンの容量結合に起因するアンテナ特性の低下を確実に防止することができる。特に、地線用基板を回路基板に近づけて配置できるため、地線を設けることによる携帯端末の大型化を抑制することができる。
請求項3の発明では、地線が形成される地線用基板は、地線を含む平面が回路基板の基板面に対して平行となるように配置されている。そして、回路基板には、裏面側まで設けられる絶縁領域が、地線に対向する部位に配置されている。
これにより、地線とグランドパターンとが容量結合可能に対向しないので、地線およびグランドパターンの容量結合に起因するアンテナ特性の低下を確実に防止することができる。特に、地線用基板を回路基板に近づけて配置できるため、地線を設けることによる携帯端末の大型化を抑制することができる。
請求項4の発明では、地線は、回路基板の基板面上に配置されており、回路基板には、長手方向の一端と開放端側となる端部とを電気的に接続する接続部を除き、裏面側まで設けられる絶縁領域が、地線とグランドパターンとの間に配置されている。
このようにしても、地線とグランドパターンとが容量結合可能に対向しないので、地線およびグランドパターンの容量結合に起因するアンテナ特性の低下を確実に防止することができる。
請求項5の発明では、一方向に断続的に配列される複数の導体が設けられ、複数の導体のうち一端側導体が開放端側となる端部に電気的に接続されている。そして、地線は、複数の導体のうちの少なくとも連続して配置される一部が導体間の導通により一端側導体に電気的に接続されることで構成される。
これにより、導通する導体の個数に応じて、逆位相の電流が流れる地線の長さ、すなわち、他方のアンテナエレメントの長さを容易に調整できる。このため、アンテナ特性を向上させたい周波数帯域に対応する波長に合わせて導通する導体の個数を調整することで、同じ回路基板を採用する場合でも、所望の周波数帯域についてそのアンテナ特性を向上させることができる。
請求項6の発明では、地線は、長手方向に伸縮可能な導体により構成されている。これにより、地線の伸縮に応じて、他方のアンテナエレメントの長さを容易に調整できる。このため、アンテナ特性を向上させたい周波数帯域に対応する波長に合わせて地線の伸縮度合を調整することで、同じ回路基板を採用する場合でも、所望の周波数帯域についてそのアンテナ特性を向上させることができる。
請求項7の発明では、アンテナ特性を向上させる周波数帯域ごとに地線の長手方向の他端の位置を示す表示が設けられている。このため、その表示に基づいて、所望の周波数帯域に対応する位置まで地線の長手方向の他端を伸ばすことで、その周波数帯域についてアンテナ特性を確実に向上させることができる。
図1(A)は、携帯端末の電気的構成を例示するブロック図であり、図1(B)は、図1(A)の情報コード読取部を概略的に例示するブロックであり、図1(C)は、図1(A)の非接触通信部を概略的に例示するブロック図である。 地線を用いた調整後アンテナ長さの調整を説明する説明図である。 第1実施形態における地線とグランドパターンとの位置関係を概略的に示す斜視図である。 使用する周波数帯域の代表周波数と調整後アンテナ長さとの関係を示す図表である。 第1実施形態の第1変形例における地線とグランドパターンとの位置関係を概略的に示す斜視図である。 第1実施形態の第2変形例における地線とグランドパターンとの位置関係を概略的に示す斜視図である。 第2実施形態における携帯端末の要部を示す説明図である。 第2実施形態の第1変形例における地線とグランドパターンとの位置関係を概略的に示す平面図である。 第3実施形態における携帯端末の要部を示す説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の携帯端末を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る携帯端末10は、ユーザによって携帯されて様々な場所で用いられて、外部機器と無線通信可能な携帯型の情報端末として構成されている。この携帯端末10は、アンテナを介して送受信される電波を媒介としてRFIDタグ(無線タグ)に記憶されている情報を読み取る無線タグリーダとしての機能に加えて、バーコードや二次元コードなどの情報コードCを読み取る情報コードリーダとしての機能を備え、読み取りを二方式で行いうる構成となっている。
携帯端末10の外郭を構成する筐体(図示略)内には、各種部品(各種電気部品等)がメイン基板20aやキーボード基板20b等に実装されて収容されており、メイン基板20aには、携帯端末10全体を制御する制御部21が設けられている。なお、本実施形態では、メイン基板20aおよびキーボード基板20bがフレキシブル基板20cを介して電気的に接続されており、これら各基板20a〜20cをまとめて1つの回路基板20とする。
制御部21は、マイコンを主体として構成されるものであり、CPU、システムバス、入出力インタフェース等を有し、メモリ22とともに情報処理装置を構成している。また、制御部21には、図1(A)に示すように、LED23、表示部24、キー操作部25、バイブレータ26、ブザー27、外部インタフェース28などが接続されている。
キー操作部25は、制御部21に対して操作信号を与える構成をなしており、制御部21は、この操作信号を受けて操作信号の内容に応じた動作を行う。また、LED23、表示部24、バイブレータ26およびブザー27は、制御部21によって制御される構成をなしており、それぞれ、制御部21からの指令を受けて動作する。外部インタフェース28は、外部装置との間でのデータ通信を行うためのインタフェースとして構成されており、制御部21と協働して通信処理を行う構成をなしている。また、筐体内には、電源部29が設けられており、この電源部29やバッテリ29aによって制御部21や各種電気部品に電力が供給されるようになっている。
また、制御部21には、情報コード読取部30および非接触通信部40が接続されている。
情報コード読取部30は、情報コードを光学的に読み取るように機能するもので、図1(B)に示すように、CCDエリアセンサからなる受光センサ33、結像レンズ32、複数個のLEDやレンズ等から構成される照明部31などを備えた構成をなしており、制御部21と協働して読取対象Rに付された情報コードC(バーコードや二次元コード)を読み取るように機能する。
この情報コード読取部30によって読み取りを行う場合、まず、制御部21によって指令を受けた照明部31から照明光Lfが出射され、この照明光Lfが読取口を通って読取対象Rに照射される。そして、照明光Lfが情報コードCにて反射した反射光Lrは読取口を通って装置内に取り込まれ、結像レンズ32を通って受光センサ33に受光される。読取口と受光センサ33との間に配される結像レンズ32は、情報コードCの像を受光センサ33上に結像させる構成をなしており、受光センサ33はこの情報コードCの像に応じた受光信号を出力する。受光センサ33から出力された受光信号は、画像データとしてメモリ22に記憶され、情報コードCに含まれる情報を取得するためのデコード処理に用いられるようになっている。なお、情報コード読取部30には、受光センサ33からの信号を増幅する増幅回路や、その増幅された信号をデジタル信号に変換するAD変換回路等が設けられているがこれらの回路については図示を省略している。
非接触通信部40は、後述するダイポールアンテナ50及び制御部21と協働して外部機器との間で複数の周波数帯域の電波(電磁波)による無線通信を行うように構成されている。具体的には、非接触通信部40は、公知の電波方式で伝送を行う回路として構成されており、図1(C)にて概略的に示すように、発振器41、変調器42、復調器43などを備えてなるものである。なお、非接触通信部40には、これら以外の公知構成(例えば、増幅器、フィルタ回路、整合回路等)も設けられているが、図1(C)ではこれらについては図示を省略している。
本実施形態では、非接触通信部40にて利用可能な周波数帯域として、例えば、Wi−Fi(2.4GHz帯)、Wi−Fi(5GHz帯)、GPS(1575.42GHz帯)、WAN(2100GHz帯)が用意されている。また、非接触通信部40は、例えば、RFIDタグとの間で所定の周波数帯域にて電波(電磁波)による通信を行う場合には、RFIDタグに記憶されるデータの読取り、或いはRFIDタグに対するデータの書込みを行なうように機能する。
次に、本実施形態に係る携帯端末10にて利用されるアンテナの詳細構成について図2〜図4を参照して説明する。なお、図2は、地線54を用いた調整後アンテナ長さLの調整を説明する説明図であり、図2(A)は回路基板20の側面図に相当し、図2(B)は回路基板20の平面図に相当する。図3は、第1実施形態における地線54とグランドパターン52との位置関係を概略的に示す斜視図である。図4は、使用する周波数帯域の代表周波数と調整後アンテナ長さLとの関係を示す図表である。
本実施形態では、携帯端末10にて利用されるアンテナとして、一対のアンテナエレメントを有する半波長ダイポールアンテナ(以下、単にダイポールアンテナ50ともいう)が採用されている。このダイポールアンテナ50は、図2に示すように、一方のアンテナエレメントとしてメイン基板20aに実装されるメインアンテナ部51を備えている。このメインアンテナ部51は、上述したWi−Fi等の複数の帯域周波数アンテナ機能を有するように例えば種々の延長コイル等を用いて構成されている。
また、ダイポールアンテナ50は、他方のアンテナエレメントとして回路基板20の内層等に形成されるグランドパターン52を利用するように構成されている。このグランドパターン52には、フレキシブル基板等により構成される地線用基板53の地線54が電気的に接続されている。
地線用基板53は、地線54を含む平面(図2(B)にて紙面に直交する方向)が回路基板20の基板面に対して直交し、かつ、回路基板20の外縁に沿うように配置されている。グランドパターン52は、各基板20a〜20cがそれぞれ有するグランドパターンを電気的に接続したものであることから、地線54からみて回路基板20の位置にあるものをグランドパターン52とみなすことができる。このため、地線54およびグランドパターン52は、概念的に図3に示す位置関係となるように配置されることとなる。地線54は、その長手方向の一端54aにて、グランドパターン52のうち他方のアンテナエレメントの開放端側(図2の右側)となる端部52aにはんだ等の接続部55を介して電気的に接続されている。このため、地線54は、その長手方向の他端54bが他方のアンテナエレメントの給電点側(図2の左側)に向かうように配置されることとなる。
このように構成されるダイポールアンテナ50では、図2(A)に示すように、給電時に、地線54を流れる電流Ibと、グランドパターン52のうち地線54と同じ長さの開放端側を流れる電流Iaとが、逆位相の関係となる。このため、グランドパターン52の開放端側を流れる電流Iaが、地線54を流れる電流Ibにより相殺される。その結果、他方のアンテナエレメントとしての長さが、グランドパターン52の長さLaから地線54の長さLbを引いた調整後アンテナ長さLとなる。すなわち、地線54の長さLbに応じて他方のアンテナエレメントの長さを調整することができる。
このため、例えば、Wi−Fi(2.4GHz帯)を主に使用する仕様でアンテナ特性を向上させる場合には、調整後アンテナ長さLを、以下の関係式(1)から導き出すことで、調整後アンテナ長さLが3.1cmとなる地線54を用意して組み付けることで対応できる。
L=λ/4=c/(4・f) ・・・(1)
なお、伝播速度cは、光速であり、3.0×10m/sである。
また、Wi−Fi(5GHz帯)を主に使用する仕様では、調整後アンテナ長さLが1.4cmとなる地線54を用意し、GPS(1575.42GHz帯)を主に使用する仕様では、調整後アンテナ長さLが4.8cmとなる地線54を用意し、WAN(2100GHz帯)を主に使用する仕様では、調整後アンテナ長さLが3.6cmとなる地線54を用意して組み付けることで対応できる。上述した使用する周波数帯域の代表周波数と調整後アンテナ長さLとの関係を図4にまとめる。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯端末10では、一方のアンテナエレメントを構成するメインアンテナ部51と回路基板20のグランドパターン52を利用して構成される他方のアンテナエレメントとを有するダイポールアンテナ50と、グランドパターン52に電気的に接続される地線54とが設けられている。そして、地線54は、長手方向の一端54aにて、グランドパターン52の開放端側の端部52aに電気的に接続され、長手方向の他端54bが他方のアンテナエレメントの給電点側に向かうように配置されている。
これにより、地線54の長さLbに応じて他方のアンテナエレメントの長さ(調整後アンテナ長さL)を調整できるので、様々な周波数帯域を使用する場合でも、アンテナエレメントの一部を構成する回路基板20を変更することなくアンテナ特性を調整することができる。
特に、地線54が形成される地線用基板53は、地線54を含む平面が回路基板20の基板面に対して直交し、かつ、回路基板20の外縁に沿うように配置されている。
これにより、地線54とグランドパターン52とが容量結合可能に対向しないので、地線54およびグランドパターン52の容量結合に起因するアンテナ特性の低下を確実に防止することができる。特に、地線用基板53を回路基板20に近づけて配置できるため、地線54を設けることによる携帯端末10の大型化を抑制することができる。
図5は、第1実施形態の第1変形例における地線54とグランドパターン52との位置関係を概略的に示す斜視図である。図6は、第1実施形態の第2変形例における地線54とグランドパターン52との位置関係を概略的に示す斜視図である。
地線54は、地線用基板53により、当該地線54を含む平面が回路基板20の基板面に対して直交し、かつ、回路基板20の外縁に沿うように配置されることに限らず、グランドパターン52と容量結合しないように配置されればよい。
具体的には、地線用基板53および回路基板20を、例えば、第1実施形態の第1変形例として、図5に例示するように構成することができる。すなわち、地線用基板53は、地線54を含む平面が回路基板20の基板面に対して平行となるように配置され、回路基板20には、地線54に対向する部位に表面側から裏面側まで設けられる絶縁領域が配置される。ここで、上記絶縁領域は、例えば、回路基板20に形成される貫通穴(図5のハッチング領域S参照)により構成することもできるし、表面層から裏面層まで設けられる絶縁層により構成することもできる。
このようにしても、地線54とグランドパターン52とが容量結合可能に対向しないので、地線54およびグランドパターン52の容量結合に起因するアンテナ特性の低下を確実に防止することができる。特に、地線用基板53を回路基板20に対して平行に近づけて配置できるため、地線54を設けることによる携帯端末10の大型化を抑制することができる。
また、第1実施形態の第2変形例として、図6に例示するように、地線54を回路基板20の基板面上に配置することもできる。この場合には、回路基板20には、地線54の長手方向の一端54aとグランドパターン52の開放端側の端部52aとを電気的に接続する接続部55を除き、上述したような絶縁領域(図6のハッチング領域S参照)が、地線54とグランドパターン52との間に配置されている。
このようにしても、地線54とグランドパターン52とが容量結合可能に対向しないので、地線54およびグランドパターン52の容量結合に起因するアンテナ特性の低下を確実に防止することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る携帯端末について、図7を用いて説明する。なお、図7は、第2実施形態における携帯端末10の要部を示す説明図である。
本第2実施形態では、調整後アンテナ長さLを調整する地線の長さを調整できる点が主に上記第1実施形態と異なる。このため、第1実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る携帯端末10のダイポールアンテナ50では、上記第1実施形態に対して、上述した地線用基板53に代えて地線用基板60を採用している。この地線用基板60には、図7に示すように、一方向(図7の左右方向)に断続的に配列される複数の導体P(P〜P)が設けられている。各導体Pは、それぞれ同じ長さであって等間隔となるように配置されており、各導体P間には、両側の導体P同士の接続状態を切り替え可能な連結スイッチSW(SW〜SWn−1)が配置されている。そして、各導体Pのうち一端に配置される導体(以下、一端側導体Pともいう)が接続部55を介してグランドパターン52の開放端側の端部52aに電気的に接続されている。
そして、本実施形態における地線61は、複数の導体Pのうちの少なくとも連続して配置される一部が導体P間の導通により一端側導体Pに電気的に接続されることで構成される。例えば、図7に例示するように2個の連結スイッチSW,SWのみを導通状態に切り替えることで、3個の導体P〜Pが電気的に接続されて、一端側導体Pから導体Pまでの長さの地線61を形成することができる。また、k個の連結スイッチSW〜SWのみを導通状態に切り替えた場合には、k+1個の導体P〜Pk+1が電気的に接続されて、一端側導体Pから導体Pk+1までの長さの地線61を形成することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯端末10では、地線61は、複数の導体P(P〜P)のうちの少なくとも連続して配置される一部が導体P間の導通により一端側導体Pに電気的に接続されることで構成される。
これにより、導通する導体Pの個数に応じて、逆位相の電流が流れる地線61の長さ、すなわち、他方のアンテナエレメントの長さを容易に微調整できる。このため、アンテナ特性を向上させたい周波数帯域に対応する波長に合わせて導通する導体Pの個数を調整することで、同じ回路基板20を採用する場合でも、所望の周波数帯域についてそのアンテナ特性を向上させることができる。
特に、他方のアンテナエレメントの長さを容易に微調整できるので、電波法の改正による帯域周波数変化があってもアンテナ特性改善が容易にでき、海外出荷時に使用する周波数帯域が変化した場合でも容易に特性改善が可能となる。
なお、地線61の長さは、連結スイッチSWの切り替えに応じて調整することに限らず、連結スイッチSWを廃止し、接続すべき導体P間を0Ω抵抗実装によるショート等を用いて電気的に接続することで調整してもよい。
また、各導体Pの配列方向の長さを、利用する複数の周波数帯域に応じてそれぞれ個別に設定することで、電気的接続箇所を減らすようにしてもよい。具体的には、例えば、図4に示す4種類の周波数帯域を利用する場合には、一端側導体Pのみにより形成される地線61により調整後アンテナ長さLが4.8cmとなるように一端側導体Pの配線方向長さが設定される。また、接続した導体P,Pにより形成される地線61により調整後アンテナ長さLが3.6cmとなるように導体Pの配線方向長さが設定される。また、接続した導体P〜Pにより形成される地線61により調整後アンテナ長さLが3.1cmとなるように導体Pの配線方向長さが設定される。また、接続した導体P〜Pにより形成される地線61により調整後アンテナ長さLが1.4cmとなるように導体Pの配線方向長さが設定される。
このように各導体P〜Pの配線方向長さが設定される構成では、例えば、Wi−Fi(2.4GHz帯)を主に使用する仕様でアンテナ特性を向上させる場合には、導体P、導体Pおよび導体Pを電気的に接続する。これにより、接続した導体P〜Pにより形成される地線61により調整後アンテナ長さLが3.1cmとなり、上記Wi−Fi(2.4GHz帯)でのアンテナ特性を向上させることができる。また、Wi−Fi(5GHz帯)を主に使用する仕様でアンテナ特性を向上させる場合には、導体P、導体P、導体Pおよび導体Pを電気的に接続する。これにより、接続した導体P〜Pにより形成される地線61により調整後アンテナ長さLが1.4cmとなり、上記Wi−Fi(5GHz帯)でのアンテナ特性を向上させることができる。また、GPS(1575.42GHz帯)を主に使用する仕様でアンテナ特性を向上させる場合には、導体間接続を行わない。これにより、一端側導体Pのみにより形成される地線61により調整後アンテナ長さLが4.8cmとなり、上記GPS(1575.42GHz帯)でのアンテナ特性を向上させることができる。また、WAN(2100GHz帯)を主に使用する仕様でアンテナ特性を向上させる場合には、導体Pおよび導体Pを電気的に接続する。これにより、接続した導体P,Pにより形成される地線61により調整後アンテナ長さLが3.6cmとなり、上記WAN(2100GHz帯)でのアンテナ特性を向上させることができる。
図8は、第2実施形態の第1変形例における地線61とグランドパターン52との位置関係を概略的に示す平面図である。
本実施形態では、地線61を構成するための複数の導体P(P〜P)は、地線用基板60により、当該地線61を含む平面が回路基板20の基板面に対して直交し、かつ、回路基板20の外縁に沿うように配置されているが、これに限らず、グランドパターン52と容量結合しないように配置されればよい。例えば、地線用基板60は、上記第1実施形態の第1変形例と同様にして、地線61を含む平面が回路基板20の基板面に対して平行となるように配置され、回路基板20には、地線61に対向する部位に表面側から裏面側まで設けられる絶縁領域Sが配置されてもよい。
また、地線61を構成するための複数の導体P(P〜P)は、上記第1実施形態の第2変形例と同様に、回路基板20の基板面上に配置することもできる。
具体的には、図8に示すように、一端側導体Pの長手方向の一端とグランドパターン52の開放端側の端部52aとを電気的に接続する接続部55を除き、上述したような絶縁領域(図8のハッチングS参照)が、各導体P(P〜P)が配列される領域とグランドパターン52との間に配置されている。
このようにしても、地線61とグランドパターン52とを容量結合させることなく、所望の周波数帯域についてそのアンテナ特性を向上させることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る携帯端末について、図9を用いて説明する。なお、図9は、第3実施形態における携帯端末の要部を示す説明図である。
本第3実施形態では、地線を構成する要素を変更した点が主に上記第2実施形態と異なる。このため、第2実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る携帯端末10のダイポールアンテナ50では、上記第2実施形態に対して、上述した地線用基板60に代えて地線用基板70を採用している。この地線用基板70は、上記第1実施形態における地線用基板53と同様に回路基板20の外縁に沿うように配置されており、当該地線用基板70には、図9に示すように、長手方向に伸縮可能なロッドアンテナが地線71として設けられている。この地線71は、径の異なる複数の略円筒状の導体が連結することで伸縮自在に構成されている。
地線71は、その長手方向の一端71aが接続部55を介してグランドパターン52に電気的に接続され、この接続部55が接続されるロッド部分が地線用基板70に固定されている。これにより、地線71は、グランドパターン52や地線用基板70に対して、伸縮方向(図9の左右方向)に伸縮可能に地線用基板70に支持されることとなる。
そして、地線用基板70には、アンテナ特性を向上させる周波数帯域ごとに地線71の長手方向の他端71bの位置を示すリブ等の表示(目安)が設けられている。なお、図9の例では、他端71bの位置を示すリブ状の表示72が地線用基板70に2つ設けられているが、これに限らず、周波数帯域ごとに表示72が設けられてもよい。
例えば、図4に示す4種類の周波数帯域を利用する場合には、地線用基板70に対して、調整後アンテナ長さLが1.4cmとなる他端71bの位置と、調整後アンテナ長さLが3.1cmとなる他端71bの位置と、調整後アンテナ長さLが3.6cmとなる他端71bの位置と、調整後アンテナ長さLが4.8cmとなる他端71bの位置と、に対応する箇所にそれぞれ表示72が設けられる。
このように、本実施形態に係る携帯端末10では、地線71は、長手方向に伸縮可能なロッドアンテナ(導体)により構成されている。これにより、地線71の伸縮に応じて、他方のアンテナエレメントの長さを容易に調整できる。このため、アンテナ特性を向上させたい周波数帯域に対応する波長に合わせて地線71の伸縮度合を調整することで、同じ回路基板20を採用する場合でも、所望の周波数帯域についてそのアンテナ特性を向上させることができる。
また、製品出荷後であっても、筐体開封後に地線71を伸縮させてその長さを調整することで、出荷時と異なる周波数帯域のアンテナ特性を向上させることができる。
特に、アンテナ特性を向上させる周波数帯域ごとに地線71の長手方向の他端71bの位置を示す表示72が設けられているため、その表示72に基づいて、所望の周波数帯域に対応する位置まで地線の長手方向の他端71bを伸ばすことで、その周波数帯域についてアンテナ特性を確実に向上させることができる。
なお、地線71は、地線用基板70に支持されることに限らず、例えば、筐体内部の側面に支持されるように固定されてもよい。この場合には、筐体内部の側面に地線71の長手方向の他端71bの位置を示す表示72を設けることで上記効果を奏する。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る携帯端末について説明する。
本第4実施形態では、地線61の長さが制御部21の制御に応じて調整される点が主に上記第2実施形態と異なる。
本実施形態に係る携帯端末10のダイポールアンテナ50では、上記連結スイッチSWとして、制御部21の制御に応じて接続状態を切り替え可能なバススイッチを採用している。このバススイッチは、例えば、通常は、オープン状態(非接続状態)であり、接続用電圧(例えば3V)が印加されると導体P同士を接続する接続状態になるように構成されている。
そして、例えば、図7に示すように3個の導体P〜Pを電気的に接続して地線61を形成する場合には、導体Pおよび導体P間と導体Pおよび導体P間とのバススイッチのみに上記接続用電圧を印加する。
このように、制御部21の制御に応じて、地線61の長さ、すなわち、他方のアンテナエレメントの長さを容易に調整できるので、連結スイッチSWの切替作業等を都度行うことなく、個々の通信処理にて使用する周波数帯域に応じてその周波数帯域のアンテナ特性を向上させることができる。
なお、本発明は上記各実施形態および変形例に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)本発明に係るダイポールアンテナ50は、無線タグリーダ機能および情報コードリーダ機能の両機能を有する携帯端末10に採用されることに限らず、回路基板のグランドパターンや大地、ケース、車体等を利用して他方のアンテナエレメントを構成する携帯端末に採用されてもよい。
(2)回路基板20は、メイン基板20aおよびキーボード基板20bがフレキシブル基板20cを介して電気的に接続されることで構成されることに限らず、例えば、1つの基板から構成されてもよいし、さらに多くの基板から構成されてもよい。
10…携帯端末
20…回路基板
50…ダイポールアンテナ
51…メインアンテナ部(一方のアンテナエレメント)
52…グランドパターン
53,60,70…地線用基板
54,61,71…地線
55…接続部
72…表示
L…調整後アンテナ長さ
P…導体
S…絶縁領域
SW…連結スイッチ

Claims (7)

  1. グランドパターンを有する回路基板と、
    一方のアンテナエレメントと前記グランドパターンを利用して構成される他方のアンテナエレメントとを有するダイポールアンテナと、
    を備える携帯端末であって、
    前記グランドパターンに電気的に接続される地線を備え、
    前記地線は、長手方向の一端にて、前記グランドパターンのうち前記他方のアンテナエレメントの開放端側となる端部に電気的に接続され、長手方向の他端が前記他方のアンテナエレメントの給電点側に向かうように配置されることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記地線は、前記回路基板とは異なる地線用基板に形成されており、
    前記地線用基板は、前記地線を含む平面が前記回路基板の基板面に対して直交し、かつ、前記回路基板の外縁に沿うように配置されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記地線は、前記回路基板とは異なる地線用基板に形成されており、
    前記地線用基板は、前記地線を含む平面が前記回路基板の基板面に対して平行となるように配置され、
    前記回路基板には、裏面側まで設けられる絶縁領域が、前記地線に対向する部位に配置されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  4. 前記地線は、前記回路基板の基板面上に配置され、
    前記回路基板には、前記長手方向の一端と前記開放端側となる端部とを電気的に接続する接続部を除き、裏面側まで設けられる絶縁領域が、前記地線と前記グランドパターンとの間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  5. 一方向に断続的に配列される複数の導体を備えており、
    前記複数の導体のうち一端に配置される一端側導体が前記開放端側となる端部に電気的に接続され、
    前記地線は、前記複数の導体のうちの少なくとも連続して配置される一部が導体間の導通により前記一端側導体に電気的に接続されることで構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の携帯端末。
  6. 前記地線は、前記長手方向に伸縮可能な導体により構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の携帯端末。
  7. アンテナ特性を向上させる周波数帯域ごとに前記地線の前記長手方向の他端の位置を示す表示が設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載の携帯端末。
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