JP2015210296A - 表示装置 - Google Patents

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Kazunori Shimoyama
和則 下山
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Abstract

【課題】表示装置の表示品位を向上させること。
【解決手段】一実施形態に係る表示装置は、第1基板と、第2基板と、液晶層とを備える。上記第1基板は、半導体層及びこの半導体層と対向するゲート電極を有するスイッチング素子と、上記半導体層と上記ゲート電極との間に位置しシリコン窒化物によって形成された第1層間絶縁膜と、上記スイッチング素子と電気的に接続された画素電極と、第1配向膜とを備える。上記第2基板は、画素を区画するブラックマトリクスと、このブラックマトリクスにより区画された領域に配置されたカラーフィルタと、上記第1配向膜と対向する第2配向膜とを備える。上記液晶層は、上記第1配向膜と上記第2配向膜との間に保持される。この表示装置において、上記第1層間絶縁膜の膜厚は、240nm以上かつ260nm以下の範囲で定められる。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、表示装置に関する。
表示装置の一例として、液晶表示装置は、画素ごとに設けられる画素電極やこの画素電極と電気的に接続されたスイッチング素子などを有するアレイ基板と、アレイ基板に対向して配置される対向基板と、これらアレイ基板と対向基板との間に封入される液晶分子を含む液晶層と、を備えている。
この種の表示装置において、表示領域に入射した外光が対向基板あるいはアレイ基板の各層にて反射されることにより生成される反射光、及び、バックライト光がアレイ基板及び対向基板を透過することにより生成される透過光の色付きは、表示装置の品位を低下させる一因となる。このため、反射光及び透過光の色付きを抑制する要望が高まっている。
特開2007−248987号公報
本発明の一態様における目的は、表示品位を向上させることが可能な表示装置を提供することである。
一態様における表示装置は、第1基板と、第2基板と、液晶層とを備える。上記第1基板は、半導体層及びこの半導体層と対向するゲート電極を有するスイッチング素子と、上記半導体層と上記ゲート電極との間に位置しシリコン窒化物によって形成された第1層間絶縁膜と、上記スイッチング素子と電気的に接続された画素電極と、第1配向膜とを備える。上記第2基板は、画素を区画するブラックマトリクスと、このブラックマトリクスにより区画された領域に配置されたカラーフィルタと、上記第1配向膜と対向する第2配向膜とを備える。上記液晶層は、上記第1配向膜と上記第2配向膜との間に保持される。この表示装置において、上記第1層間絶縁膜の膜厚は、240nm以上かつ260nm以下の範囲で定められる。
また、他の一態様における表示装置は、第1基板と、上記第1基板と対向する第2基板と、上記第1基板と上記第2基板との間に保持された液晶層とを備える。上記第1基板は、半導体層と、この半導体層と対向するゲート電極と、上記半導体層と上記ゲート電極との間に位置しシリコン窒化物によって形成された層間絶縁膜と、画素電極とを備える。この表示装置において、上記第1層間絶縁膜の膜厚は、240nm以上かつ260nm以下の範囲で定められる。
また、さらに他の一態様における表示装置は、第1基板と、上記第1基板と対向する第2基板と、上記第1基板と上記第2基板との間に保持された液晶層とを備える。上記第1基板は、シリコン窒化物によって形成された第1絶縁膜と、上記第1絶縁膜上に配置されシリコン酸化物によって形成された第2絶縁膜と、上記第2絶縁膜上に配置され樹脂材料によって形成された第3絶縁膜と、上記第3絶縁膜上に配置され上記第1絶縁膜よりも薄い膜厚を有しシリコン窒化物によって形成された第4絶縁膜とを備える。この表示装置において、上記第1絶縁膜の膜厚は240nm以上かつ260nm以下の範囲で定められ、上記第4絶縁膜の膜厚は140nm以上かつ160nm以下の範囲で定められる。
図1は、一実施形態に係る表示装置の構成の一部を示す断面図である。 図2は、一実施形態に係る液晶表示パネルの構成を示す断面図である。 図3は、図1に示す第1,第4絶縁膜の膜厚が異なる8種類の表示装置における反射光の色相を実測した結果を示す図である。 図4は、上記8種類の表示装置における反射光の色相をシミュレーションした結果を示す図である。 図5は、上記第1絶縁膜の膜厚が異なる4種類の表示装置における透過光の色度を実測した結果を示す図である。 図6は、上記第1,第4絶縁膜の膜厚が異なる8種類の表示装置における透過光の色度をシミュレーションした結果を示す図である。 図7は、上記第1,第4絶縁膜の膜厚が異なる3種類の表示装置における透過光の色度を実測した結果を示す図である。 図8は、上記第1絶縁膜の膜厚に応じて必要なカラーフィルタの透過率を示す図である。
一実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、発明の主旨を保っての適宜変更であって容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有される。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表す場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、同一又は類似の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略することがある。
本実施形態においては、表示装置の一例として液晶表示装置を開示する。この液晶表示装置は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話端末、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータ、ゲーム機器等の種々の装置に用いることができる。
図1は、本実施形態に係る液晶表示装置1の構成の一部を示す断面図である。液晶表示装置1は、例えば、アクティブマトリクスタイプの透過型の液晶表示パネルLPNと、バックライトBLとを備える。液晶表示パネルLPNは、画像を表示するアクティブエリアACTを有する。このアクティブエリアACTは、多数の画素PXを含む。図1においては、1つの画素PXに対応する構成のみを示している。
液晶表示パネルLPNは、アレイ基板ARと、アレイ基板ARに対向して配置された対向基板CTと、これらアレイ基板ARと対向基板CTとの間に保持された液晶層LQとを備える。アレイ基板ARは、光透過性を有する第1絶縁基板10を備える。第1絶縁基板10としては、ガラス基板や樹脂基板などを用いることができる。バックライトBLは、アレイ基板ARの背面側に配置されている。バックライトBLとしては、例えば光源として発光ダイオード(LED)を利用したものなど、種々のタイプを用いることができる。
本実施形態においては、対向基板CTと対向する第1絶縁基板10の表面(内面)を第1主面10Aと呼び、バックライトBLと対向する第1絶縁基板10の表面(外面)を第2主面10Bと呼ぶ。また、これら第1主面10A及び第2主面10Bと平行にX方向及びこのX方向に直交するY方向を定義する。
図示した例の液晶表示パネルLPNは、FFS(Fringe Field Switching)モードあるいはIPS(In-Plane Switching)モードに適用可能な構成であり、アレイ基板ARが画素電極PE及び共通電極CEを備える。このような構成の液晶表示パネルLPNでは、画素電極PE及び共通電極CEの間に形成される横電界(例えば、フリンジ電界のうちの基板の主面にほぼ平行な電界)を主に利用して液晶層LQに含まれる液晶分子がスイッチングされる。
アレイ基板ARは、第1絶縁基板10の第1主面10A側に、アンダーコート層11、第1絶縁膜12、第2絶縁膜13、第3絶縁膜14、第4絶縁膜15、スイッチング素子SW、画素電極PE、共通電極CE、第1配向膜AL1を備える。さらに、アレイ基板ARは、図示しないが、スイッチング素子SWに制御信号を供給するゲート配線や映像信号を供給するソース配線などの各種配線を備えている。なお、図1においては、スイッチング素子SWの一例として、シングルゲート型かつトップゲート型の薄膜トランジスタを示しているが、スイッチング素子の例は図示した例に限らない。
第1絶縁基板10の第1主面10Aは、アンダーコート層11によって覆われている。アンダーコート層11は、シリコン酸化物(SiO)、シリコン酸窒化物(SiON)などの単層体あるいは積層体によって形成されている。
スイッチング素子SWの半導体層SCは、アンダーコート層11の上に配置されている。半導体層SCは、例えば、ポリシリコンによって形成されている。但し、半導体層SCは、アモルファスシリコンや酸化物半導体などの他の材料によって形成されていてもよい。なお、アンダーコート層11を省略して、半導体層SCが第1絶縁基板10の第1主面10A上に直接設けられてもよい。
半導体層SCは、第1絶縁膜12によって覆われている。また、第1絶縁膜12は、アンダーコート層11の上にも配置されている。スイッチング素子SWの第1電極WGは、第1絶縁膜12の上に形成され、半導体層SCの上方に位置している。なお、第1電極WGは、ゲート電極とも呼ばれる。第1電極WGは、例えば、ゲート配線Gと一体的に形成され、第2絶縁膜13によって覆われている。また、この第2絶縁膜13は、第1絶縁膜12の上にも配置されている。第1電極WG(ゲート配線G)は、モリブデン、タングステン、アルミニウム、チタン、銅などの金属材料或いはこれらの金属材料を含む合金等によって形成されている。一例として、第1電極WGは、モリブデン・タングステンによって形成されている。
第1絶縁膜12は、例えば、シリコン窒化物(SiN)などで形成された絶縁性の窒化膜である。第1絶縁膜12は、半導体層SCとゲート電極との間に位置する第1層間絶縁膜であり、層間窒化膜などとも呼ばれる。第2絶縁膜13は、例えば、シリコン酸化物(SiO)などで形成された絶縁性の酸化膜である。
スイッチング素子SWの第2電極WS及び第3電極WDは、第2絶縁膜13の上に形成されている。第2電極WSは、ソース電極とも呼ばれる。また、第3電極WDは、ドレイン電極とも呼ばれる。第2電極WSは、例えば、ソース配線Sと一体的に形成されている。第2電極WS(ソース配線S)及び第3電極WDは、第1電極WGと同様の材料にて形成されている。一例として、第2電極WS(ソース配線S)及び第3電極WDは、チタン及びアルミニウムの積層体によって形成されている。これらの第2電極WS及び第3電極WDは、それぞれ第1絶縁膜12及び第2絶縁膜13を貫通する第1コンタクトホールCH1及び第2コンタクトホールCH2を通して半導体層SCにコンタクトしている。
スイッチング素子SWは、第3絶縁膜14によって覆われている。この第3絶縁膜14は、第2絶縁膜13の上にも配置されている。第3絶縁膜14は、例えば、透明な樹脂材料によって形成されている。
共通電極CEは、第3絶縁膜14の上に形成されている。このような共通電極CEは、透明な導電材料、例えば、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)やインジウム・ジンク・オキサイド(IZO)などによって形成されている。この共通電極CEの上には、第4絶縁膜15が配置されている。また、この第4絶縁膜15は、第3絶縁膜14の上にも配置されている。
第4絶縁膜15は、例えば、シリコン窒化物(SiNx)などで形成された絶縁性の窒化膜である。第4絶縁膜15は、共通電極CEと画素電極PEとの間に位置する第2層間絶縁膜であり、容量窒化膜などとも呼ばれる。
第3絶縁膜14及び第4絶縁膜15には、第3電極WDまで貫通した第3コンタクトホールCH3が形成されている。共通電極CEは、この第3コンタクトホールCH3には延出していない。
画素電極PEは、第4絶縁膜15の上に形成され、共通電極CEと対向している。この画素電極PEは、第3コンタクトホールCH3を介してスイッチング素子SWの第3電極WDと電気的に接続されている。また、この画素電極PEには、1又は複数のスリットPSLが形成されている。このような画素電極PEは、透明な導電材料、例えば、ITOやIZOなどによって形成されている。なお、画素電極PE、共通電極CEおよび第4絶縁膜15は、画素PXを駆動するための電荷を保持する保持容量を構成する。
画素電極PEは、第1配向膜AL1によって覆われている。また、この第1配向膜AL1は、第4絶縁膜15も覆っている。このような第1配向膜AL1は、水平配向性を示すポリイミドなどの材料によって形成され、アレイ基板ARの液晶層LQに接する面に配置されている。
一方、対向基板CTは、光透過性を有する第2絶縁基板20を備える。第2絶縁基板20としては、ガラス基板や樹脂基板などを用いることができる。本実施形態においては、アレイ基板ARと対向する第2絶縁基板20の表面(内面)を第1主面20Aと呼び、第1絶縁基板10の他方の表面(外面)を第2主面20Bと呼ぶ。対向基板CTは、第2絶縁基板20の第1主面20A側に、各画素PXを区画するブラックマトリクス21、カラーフィルタ22、オーバーコート層23などを備える。
ブラックマトリクス21は、第2絶縁基板20の第1主面20Aに配置される。ブラックマトリクス21は、アクティブエリアACTにおいて各画素PXを区画し、開口領域APを形成するものであって、アレイ基板ARに設けられたゲート配線Gやソース配線S、さらにはスイッチング素子SWなどの配線部に対向する。
カラーフィルタ22は、開口領域APに形成され、ブラックマトリクス21の上にも延在している。このカラーフィルタ22は、互いに異なる複数の色に着色された樹脂材料によって形成されている。カラーフィルタ22は、例えば、顔料あるいは染料を母材である樹脂材料に含ませることで着色することができる。例えば一表示画素を赤、緑および青の3色の副画素で構成する場合、カラーフィルタ22は、赤色、緑色および青色の3色にそれぞれ着色された樹脂材料によって形成されている。或いは、透過率を向上させるなどのために、一画素を、例えば赤、緑、青および白の4色のサブ画素で構成する場合、カラーフィルタ22は、赤色、緑色、青色にそれぞれ着色された樹脂材料によって形成されるのに加えて、白色あるいは透明の樹脂材料によって形成される。なお、白色の副画素においては、カラーフィルタとして機能する樹脂材料を除去してもよい。異なる色のカラーフィルタ22間の境界は、ブラックマトリクス21上に位置している。
オーバーコート層23は、カラーフィルタ22を覆っている。このオーバーコート層23は、ブラックマトリクス21やカラーフィルタ22の表面の凹凸を平坦化する。このようなオーバーコート層23は、透明な樹脂材料によって形成されている。また、オーバーコート層23は、第2配向膜AL2によって覆われている。この第2配向膜AL2は、水平配向性を示すポリイミドなどの材料によって形成され、対向基板CTの液晶層LQに接する面に配置されている。
上述したようなアレイ基板ARと対向基板CTとは、第1配向膜AL1及び第2配向膜AL2が向かい合うように配置されている。このとき、アレイ基板ARと対向基板CTの間には、一方の基板に形成された柱状スペーサにより、所定のセルギャップが形成される。アレイ基板ARと対向基板CTとは、セルギャップが形成された状態でシール材によって貼り合わせられている。液晶層LQは、これらのアレイ基板ARの第1配向膜AL1と対向基板CTの第2配向膜AL2との間に封入された液晶分子を含む液晶組成物によって構成されている。
アレイ基板ARの外面、すなわち第1絶縁基板10の第2主面10Bには、第1偏光板PL1を含む第1光学素子OD1が配置されている。また、対向基板CTの外面、すなわち第2絶縁基板20の第2主面20Bには、第2偏光板PL2を含む第2光学素子OD2が配置されている。第1偏光板PL1の第1偏光軸(あるいは第1吸収軸)と第2偏光板PL2の第2偏光軸(あるいは第2吸収軸)とは、例えば互いに直交するクロスニコルの位置関係にある。
第1配向膜AL1及び第2配向膜AL2は、アレイ基板AR及び対向基板CTの基板主面(X−Y平面)と平行な面内において、互いに平行な方位に配向処理(例えば、ラビング処理や光配向処理)されている。
第1偏光板PL1の第1偏光軸は、例えば、第1配向膜AL1の配向処理方向と平行な方位に設定され、第2偏光板PL2の第2偏光軸は、第1配向膜AL1の配向処理方向と直交する方位に設定されている。
図2は、複数の画素PX1乃至PX3を含む液晶表示パネルLPNの構成を概略的に示す断面図である。なお、ここでは、一表示画素が赤、緑および青の3色の副画素で構成される場合について説明する。例えば、画素PX1は緑色を表示する副画素であり、画素PX2は青色を表示する副画素であり、画素PX3は赤色を表示する副画素である。
アレイ基板ARにおいて、共通電極CEは、画素PX1乃至PX3に亘って形成されている。画素電極PE1乃至PE3は、共通電極CEと向かい合っている。画素電極PE1は画素PX1に配置され、画素電極PE2は画素PX2に配置され、画素電極PE3は画素PX3に配置されている。
対向基板CTにおいて、カラーフィルタ22は、緑色カラーフィルタ221、青色カラーフィルタ222、及び、赤色カラーフィルタ223を有している。緑色カラーフィルタ221は画素PX1に配置され、青色カラーフィルタ222は画素PX2に配置され、赤色カラーフィルタ223は画素PX3に配置されている。
以上のような構成の液晶表示装置1の動作について説明する。
画素電極PEと共通電極CEとの間に電位差を形成するような電圧が印加されていないオフ時においては、液晶層LQに電圧が印加されていない状態であり、画素電極PEと共通電極CEとの間に電界が形成されていない。このため、液晶層LQに含まれる液晶分子は、X−Y平面内において、第1配向膜AL1及び第2配向膜AL2の配向処理方向に初期配向する。以下、液晶分子が初期配向する方向を初期配向方向と称する。
オフ時には、バックライトBLからのバックライト光の一部は、第1偏光板PL1を透過し、液晶表示パネルLPNに入射する。液晶表示パネルLPNに入射した光は、第1偏光板PL1の第1偏光軸と直交する直線偏光である。このような直線偏光の偏光状態は、オフ時の液晶表示パネルLPNを通過した際にほとんど変化しない。このため、液晶表示パネルLPNを透過した直線偏光は、第1偏光板PL1に対してクロスニコルの位置関係にある第2偏光板PL2によって吸収される(黒表示)。
一方、画素電極PEと共通電極CEとの間に電位差を形成するような電圧が印加されたオン時においては、液晶層LQに電圧が印加された状態であり、画素電極PEと共通電極CEとの間にフリンジ電界が形成される。このため、液晶分子は、X−Y平面内において、初期配向方向とは異なる方位に配向する。
このようなオン時には、第1偏光板PL1の第1偏光軸と直交する直線偏光は、液晶表示パネルLPNに入射し、その偏光状態は、液晶層LQを通過する際に液晶分子の配向状態(あるいは、液晶層のリタデーション)に応じて変化する。このため、オン時においては、液晶層LQを通過した少なくとも一部の光は、第2偏光板PL2を透過する(白表示)。
ここで、図1に示すように、第1絶縁膜12の膜厚をd1と定義し、第4絶縁膜15の膜厚をd2と定義する。本実施形態において、膜厚d1は、例えば240nm以上かつ260nm以下の範囲で定める(240nm≦d1≦260nm)。また、本実施形態において、膜厚d2は、膜厚d1よりも薄く、例えば140nm以上かつ160nm以下の範囲で定める(140nm≦d2≦160nm)。以下、このように膜厚d1,d2を定める理由について説明する。
アクティブエリアACTに入射する外光の一部は、対向基板CTにおいて、例えばブラックマトリクス21などで反射される。また、開口領域APを通ってアレイ基板ARに到達する外光の一部は、アレイ基板ARの各層にて多重反射し、再び開口領域APを通って外部に向けて反射される。このような表示装置においては、画像を表示していないOFF状態で、反射光が赤みを帯びた色相を有するものとなり、反射光の色付きを抑制する要望が高まっている。なお、ここにいう赤みを帯びた色相とは、例えば、L*軸(明度)及びa*軸,b*軸(色相・彩度)からなる色空間にて色を表現するL*a*b*表色系において、a*の値がプラス方向に大きいことを指す。
発明者の実験及びシミュレーションにより、反射光の色相が上述のように赤みを帯びる原因として、アレイ基板ARにおける多重反射の影響、特に窒化膜である第1絶縁膜12及び第4絶縁膜15の影響が大きいことが判明した。そこで、発明者は、これら第1絶縁膜12及び第4絶縁膜15の膜厚d1,d2と反射光の色相との関係を評価した。
図3は、膜厚d1,d2が異なる8種類の液晶表示装置1(1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1h)のアクティブエリアACTに外光を照射し、その反射光の色相を実測した結果を示す。横軸はa*であり、縦軸はb*である。
液晶表示装置1a,1b,1c,1dにおける第4絶縁膜15の膜厚d2は、いずれも約200nmである。また、第1絶縁膜12の膜厚d1は、液晶表示装置1aが約230nmであり、液晶表示装置1bが約250nmであり、液晶表示装置1cが約280nmであり、液晶表示装置1dが約300nmである。
一方、液晶表示装置1e,1f,1g,1hにおける第4絶縁膜15の膜厚d2は、いずれも約150nmである。また、第1絶縁膜12の膜厚d1は、液晶表示装置1eが約230nmであり、液晶表示装置1fが約250nmであり、液晶表示装置1gが約280nmであり、液晶表示装置1hが約300nmである。なお、外光としては、a*,b*が実質的に零である自然光を用いた。
図3から明らかなように、第4絶縁膜15の膜厚d2が約200nm、約150nmのいずれの場合であっても、a*の値は、第1絶縁膜12の膜厚d1を大きくするに連れて大きくなる結果となった。また、b*の値は、第1絶縁膜12の膜厚d1が約250nmのときに最も大きくなり、それよりも膜厚d1を厚くすると急激に下がる結果となった。
(a*,b*)=(0,0)である原点に近づくほど、反射光の色相はニュートラル(白色)となる。すなわち、この実測結果においては、第4絶縁膜15の膜厚d2によらず、第1絶縁膜12の膜厚d1が約250nmのときに最も反射光の色相がニュートラルになることが判る。
図4は、上記の液晶表示装置1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g,1hのアクティブエリアACTに入射する外光について、反射光の色相をシミュレーションした結果を示す。なお、外光としては、a*,b*が実質的に零である自然光を想定した。
図4から判るように、シミュレーションにおいても、第4絶縁膜15の膜厚d2によらず第1絶縁膜12の膜厚d1が約250nmのときに最も反射光の色相がニュートラルになる結果が得られた。
これらの結果から、第1絶縁膜12の膜厚d1を約250nmとすることにより、反射光の色付きが抑制され、ニュートラルに近い反射色相を実現できることが判る。なお、膜厚d1は厳密に250nmに一致させる必要はなく、250nmを中心として±10nm程度の範囲(240nm≦d1≦260nm)であれば、その反射色相は座標上の原点に近く、反射光の色付きを抑制する十分な効果が得られる。さらに、膜厚d1をより250nmに近い範囲、例えば245nm≦d1≦255nmの範囲で定めることで、反射光の色付きを抑制する効果をより一層高めることができる。
一方で、液晶表示装置において、第2主面10B側から入射してアレイ基板ARの各層を通過する透過光が黄色みを帯びた色度を有するものとなり、透過光の色付きを抑制する要望も高まっている。そこで、発明者は、上述の液晶表示装置1a,1b,1c,1d(膜厚d2=200nmかつ膜厚d1=230,250,280,300nm)について、アレイ基板ARの透過光の色度を実測した。この実測の結果を図5に示す。
図5において、横軸はXYZ表色系における混色比xであり、縦軸は同表色系における混色比yである。この実測結果から、透過光の色度は、膜厚d1が約250nmの付近を下限(屈曲点)として、膜厚d1に応じて変化することが判る。XYZ表色系においては、混色比x及び混色比yが小さくなるほど青みが増す。混色比xに関しては、液晶表示装置1a〜1dのうち液晶表示装置1b,1cが同等程度に小さい。また、混色比yに関しては、上記の屈曲点を形成する液晶表示装置1bが最も小さい。すなわち、この実測結果においては、膜厚d1が約250nmの液晶表示装置1bにおいて、最も透過光が青みを帯びることが判る。
図6は、上記の液晶表示装置1a,1b,1c,1d(膜厚d2=200nm)および液晶表示装置1e,1f,1g,1h(膜厚d2=150nm)のアレイ基板ARについて、第2主面10B側からの透過光の色度をシミュレーションした結果を示す。
図6から判るように、反射光の色相に関しては膜厚d2による違いが殆ど生じなかったが、透過光の色度に関しては膜厚d2による顕著な違いが生じた。しかしながら、膜厚d2が約200nm,約150nmのいずれの場合であっても、膜厚d1が約250nmのときに混色比xおよび混色比yが最も小さくなり、透過光の青みが最も強くなる結果が得られた。しかも、膜厚d2が150nmの場合には、膜厚d2が200nmの場合よりもさらに透過光の青みが増すことが判った。
図7は、液晶表示装置1d(膜厚d1=300nm,膜厚d2=200nm)、液晶表示装置1h(膜厚d1=300nm,膜厚d2=150nm)および液晶表示装置1f(膜厚d1=250nm,膜厚d2=150nm)のアレイ基板ARについて、透過光の色度を実測した結果を示す。
液晶表示装置1d,1hの実測結果によれば、第4絶縁膜15の膜厚d2を約200nmから約150nmに薄膜化することで、混色比xが平均して約0.004(0.4%)、混色比yが平均して約0.009(0.9%)小さくなる(つまり青みが増す方向に色度がシフトする)ことが判った。また、液晶表示装置1d,1fの実測結果によれば、第4絶縁膜15の膜厚d2を約200nmから約150nmに薄膜化するとともに、第1絶縁膜12の膜厚d1を約300nmから約250nmに薄膜化することで、混色比xが平均して約0.008(0.8%)、混色比yが平均して約0.019(1.9%)小さくなる(つまり青みがさらに増す方向に色度がシフトする)ことが判った。
図5,図7の実測結果および図6のシミュレーション結果から明らかなように、膜厚d1を約250nm±10nmとすることでアレイ基板ARの透過光の青みを強めることができる。XYZ表色系においては、混色比x,yが約0.333(すなわちx=y=z)の点が最も彩度の低い白色点となる。青色の色相と黄色の色相は、この白色点を挟んで対峙する位置にある。すなわち、上述のようにアレイ基板ARの透過光が黄色みを帯びる場合であっても、膜厚d1を約250nmとして透過光の青みを強めることで、この透過光の色合いを補正することが可能となる。
なお、膜厚d1が厳密に250nmに一致しなくとも、反射光に関して上述した膜厚d1の範囲(240nm≦d1≦260nm,より好ましくは245nm≦d1≦255nm)であれば、透過光の色度を補正するための十分な効果が得られる。
また、図6のシミュレーション結果や図7の実測結果から判るように、第4絶縁膜15の膜厚d2を約150nmとした場合には、膜厚d2を約200nmとする場合に比べて、混色比x,yを小さくすることができる。このことから、第4絶縁膜15の膜厚d2を約150nmとした場合には、透過光の青みをより一層強めることができる。なお、膜厚d2は厳密に150nmに一致させる必要はなく、150nmを中心として±10nm程度の範囲(140nm≦d2≦160nm)であれば、透過光の青みを強める十分な効果が得られる。
以上説明したように、第1絶縁膜12の膜厚d1を調整すること、さらには第4絶縁膜15の膜厚d2を調整することにより、アクティブエリアACTの反射光の色相やアレイ基板ARの透過光の色度が改善され、表示品位の高い液晶表示装置を得ることができる。また、このような膜厚d1,d2の調整は既存の設備で実施可能であり、新たな製造設備を導入する必要が無く、製造工程への負荷も小さい。
なお、発明者による他の実験及びシミュレーションにより、酸化膜である第2絶縁膜13の膜厚は反射光の色相および透過光の色度に殆ど影響を与えないことが判った。液晶表示装置1が例えば第1絶縁膜12および第2絶縁膜13を挟む導電層により画素PXの保持容量を形成する構造を有する場合などには、適切な保持容量を確保するために第1絶縁膜12の膜厚d1に応じて第2絶縁膜13の膜厚を調整しなければならない場合も生じ得る。このような場合であっても、第2絶縁膜13の膜厚は上述の通り反射光の色相や透過光の色度に殆ど影響を与えないため、第1絶縁膜12の膜厚d1および第4絶縁膜15の膜厚d2の調整により、第2絶縁膜13の膜厚によらず反射光の色相やアレイ基板ARの透過光の色度を改善することができる。
ここで、本実施形態のように、アレイ基板ARの透過光に青みを帯びさせる他の利点について説明する。
近年、アレイ基板及び対向基板の配向膜の配向処理方法として、光配向法が利用されるケースが増えている。光配向法においては、例えばポリイミドである配向膜を成膜した後に、この配向膜を高温下に晒す加熱プロセスが必要となる。この加熱プロセスは、アレイ基板における退色を招き、透過光の色度が黄色みを帯びる原因となる。従来においては、このようなアレイ基板の退色を考慮して、青色のカラーフィルタの明度を向上させる場合があった。カラーフィルタの明度は、例えば顔料などに比べて透過率が高い染料にてカラーフィルタを着色することにより向上させていた。しかしながら、染料により着色されたカラーフィルタは、顔料により着色されたカラーフィルタに比べて熱による退色の度合いが大きい。したがって、カラーフィルタを染料にて着色し、かつ対向基板側の配向膜を光配向法により配向処理する場合には、上記の加熱プロセスによるカラーフィルタの退色を考慮して、更に青色の明度を向上させる対策が必要であった。
これに対して、本実施形態のように第1絶縁膜12の膜厚d1および第4絶縁膜15の膜厚d2を調整して透過光に青みを持たせれば、青色のカラーフィルタ22を顔料にて着色する場合であっても、十分な明度を得ることができる。この効果の具体例につき、図8を用いて説明する。
図8は、第1絶縁膜12の膜厚d1が約300nmの場合と、液晶表示装置1fのように膜厚d1が約250nmの場合のそれぞれにおいて、目標となる画素PXの色を実現するために必要なカラーフィルタ22の透過率を示す。具体的には、実線の曲線CB1、曲線CG1および曲線CR1は、それぞれ第1絶縁膜12の膜厚d1が約300nmの場合に必要な青色、緑色および赤色のカラーフィルタ22の透過率を示す。一方、破線の曲線CB2および曲線CG2は、それぞれ膜厚d1が約250nmの場合に必要な青色および緑色のカラーフィルタ22の透過率を示す。曲線CB1および曲線CB2から明らかなように、第1絶縁膜12の膜厚d1を約300nmから約250nmに薄膜化することで、青色のカラーフィルタ22に必要な透過率を下げることが可能となる。また、曲線CG1および曲線CG2から明らかなように、緑色のカラーフィルタ22に関しても、第1絶縁膜12の膜厚d1を約300nmから約250nmに薄膜化することで、必要な透過率を下げることが可能となる。
曲線CB2および曲線CG2が示す透過率は、顔料により着色されたカラーフィルタ22であっても実現可能な範囲内にある。したがって、第1絶縁膜12の膜厚d1を250nm付近で定めることで、カラーフィルタ22の着色材として熱による退色の度合いが小さい顔料を用いることができる。これにより、光配向法を用いる場合の加熱プロセスのようにカラーフィルタ22が高温に晒される場合であっても、カラーフィルタ22の退色を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態にて開示した構成は、適宜変形して実施することができる。
例えば、図1においてはスイッチング素子SWの一例としてトップゲート型かつシングルゲート型の薄膜トランジスタを開示したが、スイッチング素子SWは、ボトムゲート型の薄膜トランジスタやダブルゲート型の薄膜トランジスタなど他種の素子であってもよい。
また、図1においてはIPSモードやFFSモードに適用可能な液晶表示パネルLPNの構成を例示したが、液晶表示パネルLPNは、他の表示モード、例えば、TN(Twisted Nematic)モード、OCB(Optically Compensated Bend)モード、VA(Vertical Aligned)モードなどの主として縦電界を利用するモードに適用可能な構成を備えてもよい。
また、図1においては透過型の液晶表示パネルLPNを備えバックライトBLからの放射光を選択的に透過することで画像を表示する液晶表示装置1を例示したが、反射型の液晶表示パネルを備え対向基板側から入射する外光を選択的に反射することで画像を表示する液晶表示装置、あるいは、透過表示機能及び反射表示機能を備えた半透過型の液晶表示装置についても本実施形態を適用可能である。
なお、本実施形態或いはその変形例において述べた態様によりもたらされる他の作用効果について本明細書の記載から明らかなもの、又は当業者において適宜想到し得るものついては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
1…液晶表示装置、10…第1絶縁基板、11…アンダーコート層、12…第1絶縁膜(第2窒化膜)、13…第2絶縁膜、14…第3絶縁膜、15…第4絶縁膜(第1窒化膜)、20…第2絶縁基板、21…ブラックマトリクス、22…カラーフィルタ、23…オーバーコート層、LPN…液晶表示パネル、PX…画素、AR…アレイ基板、CT…対向基板、PE…画素電極、CE…共通電極、SW…スイッチング素子、SC…半導体層、AL1…第1配向膜、AL2…第2配向膜、d1…第1絶縁膜の膜厚、d2…第4絶縁膜の膜厚

Claims (6)

  1. 半導体層及びこの半導体層と対向するゲート電極を有するスイッチング素子と、前記半導体層と前記ゲート電極との間に位置しシリコン窒化物によって形成された第1層間絶縁膜と、前記スイッチング素子と電気的に接続された画素電極と、第1配向膜と、を備えた第1基板と、
    画素を区画するブラックマトリクスと、このブラックマトリクスにより区画された領域に配置されたカラーフィルタと、前記第1配向膜と対向する第2配向膜と、を備えた第2基板と、
    前記第1配向膜と前記第2配向膜との間に保持された液晶層と、
    を備え、
    前記第1層間絶縁膜の膜厚が240nm以上かつ260nm以下の範囲で定められた、表示装置。
  2. 前記第1基板は、さらに、共通電極と、前記共通電極と前記画素電極の間に位置し前記第1層間絶縁膜よりも薄い膜厚を有しシリコン窒化物によって形成された第2層間絶縁膜と、を備えた、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2層間絶縁膜の膜厚が140nm以上かつ160nm以下の範囲で定められた、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記カラーフィルタは、顔料を含む樹脂材料によって形成された青色カラーフィルタを含む、請求項1に記載の表示装置。
  5. 半導体層と、この半導体層と対向するゲート電極と、前記半導体層と前記ゲート電極との間に位置しシリコン窒化物によって形成された層間絶縁膜と、画素電極と、を備えた第1基板と、
    前記第1基板と対向する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、
    を備え、
    前記層間絶縁膜の膜厚が240nm以上かつ260nm以下の範囲で定められた、表示装置。
  6. シリコン窒化物によって形成された第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜上に配置されシリコン酸化物によって形成された第2絶縁膜と、前記第2絶縁膜上に配置され樹脂材料によって形成された第3絶縁膜と、前記第3絶縁膜上に配置され前記第1絶縁膜よりも薄い膜厚を有しシリコン窒化物によって形成された第4絶縁膜と、を備えた第1基板と、
    前記第1基板と対向する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に保持された液晶層と、
    を備え、
    前記第1絶縁膜の膜厚が240nm以上かつ260nm以下の範囲で定められ、前記第4絶縁膜の膜厚が140nm以上かつ160nm以下の範囲で定められた、表示装置。
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CN114690464A (zh) * 2022-03-21 2022-07-01 Tcl华星光电技术有限公司 显示面板及其制作方法

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