JP2015209033A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタの着脱が容易な小型の車両用空調装置を実現する。【解決手段】該車両用空調装置10は、空気通路12を有するケース11、フィルタ20を着脱する着脱用開口部13、着脱用開口部と対向する対向壁113から着脱用開口部にかけて形成された下側ガイド部142、対向壁側に形成された下側装着部142a、下側装着部との交差角が上側で180度よりも大きくなるように下側装着部の着脱用開口部側に形成された下側軌道部142b、上側ガイド部141、対向壁側に形成された上側装着部141a、下側装着部との間隔が着脱用開口部側に向けて拡がるように上側装着部の着脱用開口部側に形成された第1の上側軌道部141b、下側装着部との間隔が着脱用開口部側に向けて狭まるように第1の上側軌道部よりも着脱用開口部側に形成された第2の上側軌道部141cを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、車両における冷暖房およびフロントガラスなどの曇り止めを行うための車両用空調装置に関するものである。
車両用空調装置は、エバポレータによって冷却された冷気と、ヒータコアによって加熱された暖気とを混合室において混合して空調用空気とし、この空調用空気を車室に吹出すことで乗員に快適な冷暖房を行い、またフロントガラス、サイドガラスなどの曇り止めを行う。車両用空調装置による冷暖房には、大別すると車内の空気(内気)を車両用空調装置の送風機によって循環させつつ冷暖房を行う内気循環モードと、送風機によって車外から取入れた空気(外気)を冷却や加熱等して冷暖房を行う外気取入れモードとがある。
車両用空調装置は、インテークドアによって外気の取入れと内気の取入れとを切り替え、インテークドアの下流に配設された車両用空調装置の送風機が空気をエバポレータへと送風する。インテークドアと送風機との間にはフィルタが配設され、このフィルタは、外気を取入れるときには外気中の粉塵等を除去し、内気を循環させるときには内気中の粉塵等を除去する。フィルタは車両の製造工程において所定の位置に装着され、また保守点検時には清掃または交換が行われる。したがってフィルタ着脱は容易であることが望まれる。
ところが車両用空調装置は、一般に運転席や助手席近傍の狭いスペースに配設され、またフィルタを着脱するための着脱用開口部はインストルメントパネル、グローブボックス近傍等の狭いスペースに配設される。こうした配置上の制約はフィルタ着脱作業に制約を生じる。さらに通気抵抗および騒音を低減するため、フィルタと送風機との間隔をある程度確保しなければならず、着脱用開口部の配置上の制約が生じ得る。したがってフィルタの着脱の作業性はさらに低下する可能性がある。
こうしたフィルタ着脱の作業性低下等を解消もしくは軽減できる車両用空調装置を実現するため、例えば特許文献1は、フィルタの着脱を容易にするため、互いに相対して配設された下ガイド部および上ガイド部を備えた車両用空調装置を開示している。
この車両用空調装置1は、図8に示すように、フィルタ3の下面部を載置するために水平に伸びた棚状の下ガイド部5を有している。上ガイド部6は、奥側(着脱用開口部と対向する側)近傍に配設されてフィルタ3を保持するための装着ガイド部6a、および装着ガイド部6aと着脱用開口部との間に配設されてフィルタ3の着脱角度を規制するための傾きガイド部を備えている。
装着ガイド部6aは、下ガイド部5と平行に配設され、下ガイド部5との間隔がフィルタ3の厚さより若干広い。傾きガイド部は、第1傾きガイド部6bおよび第2傾きガイド部6cを備えている。第2傾きガイド部6cは、装着ガイド部6aから着脱用開口部7に向け徐々に下ガイド部5から離間しており(上側に向けて高くなっており)、第1傾きガイド部6bは、第2傾きガイド部6cの頂点6t(上ガイド部の頂点6t)から着脱用開口7に向け、徐々に下ガイド部5に近づいている(高さが低くなっている。)。すなわち上ガイド部6の傾きガイド部(第1傾きガイド部6bおよび第2傾きガイド部6c)は上側に凸に形成されている。
したがって、図9(a)に示すように、フィルタ3を着脱用開口部7から挿入するときには、挿入角度を第1傾きガイド部6bの傾斜角度まで傾けることができる(着脱用開口部7の斜め下方から着脱できる。)。フィルタ3が挿入されて、その先端部3aが上ガイド部の頂点6tに達すると(図9(c))、それ以後の挿入角度は第2傾きガイド部6cで規定されて徐々に水平に近づく(図9(d))。やがてフィルタ先端部3aが装着ガイド部6aに達してフィルタは略水平になる(図9(e))。さらにフィルタ先端部3aを上ガイド部の装着ガイド部6aと下ガイド部5との間へと挿入していくと、フィルタ先端部3aは装着ガイド部6aの奥側端部に達し(図9(f))、フィルタ3の装着は完了する(フィルタ3は空気通路の所定の位置に保持される。)。なおフィルタ3の取外しは逆の手順で行われる。
特開2012−236437号公報
しかし車両用空調装置1では、上ガイド部6は上側に凸に形成されており、下ガイド部5と上ガイド部の頂点6tとの間隔が広くなるため(上ガイド部6が高くなるため)、車両用空調装置1の小型化が阻害され得る。
また平板型インテークドア2よりも通気抵抗が低いバレル型インテークドア2’を採用して、車両用空調装置1を小型化する場合には(図10)、バレル型インテークドアの回転軸2cと上ガイド部6(特に第1傾きガイド部6b)との間隔を狭めなければならない。しかし上ガイド部6の位置は高いので、バレル型インテークドアの回転軸2cと上ガイド部6との干渉を避けるためには、着脱用開口7に対する回転軸2cの位置を高くしなければならない。そうすると車両用空調装置の小型化は阻害されてしまう。
加えて回転軸2cと上ガイド部6との間隔を確保するために着脱用開口部7の位置を低く設定すると、フィルタ3と送風機4との間隔が狭くなって、通気抵抗および通気騒音が増大する。
また車両用空調装置1では、下ガイド部5と上ガイド部6との間隔は、着脱用開口部7から奥側に向け徐々に増大し途中で最大になった後、装着ガイド部6aに向け減少している。したがってフィルタ3を挿入する際、フィルタ先端部3aが装着ガイド部6aに達するまでの間、確実にフィルタを支えることができる下ガイド部5は着脱用開口部近傍7aのみとなり(図9(a)〜(d))、下ガイド部5のガイド機能は充分とはいえない。
すなわちフィルタ先端部3aが装着ガイド部6aに達するまでの間、フィルタ3には着脱用開口部近傍7aを支点として、重力による回転力Fが生じる。この回転力Fは、図9(a)に示すフィルタ3の挿入当初には(フィルタの重心3gが着脱用開口部の外側にあるときには)、フィルタ先端部3aを上昇させるように作用する(フィルタ先端部3aが第1傾きガイド部6bと接するように作用する。)。
しかし図9(b)に示すように、フィルタの重心3gが着脱用開口部の内側に達すると(フィルタ先端部3aが空気通路の略中央よりも若干奥側に到達すると)、回転力Fの方向が逆転して、フィルタ先端部3aは第1傾きガイド部6bから離れて下降しようとする(フィルタ3の姿勢が不安定になり、フィルタ外側端部3bが上昇しようとする。)。
ところが着脱用開口部7の周辺に配設された搭載機器とフィルタとの干渉を避けるためには、フィル先端部3aが上ガイド部の頂点6tに達するまで、フィルタ外側端部3bが持ち上がらないようにしなければならない。したがって作業者はフィルタ外側端部3bに下向きの力を加えなければならない。しかしフィルタ3を挿入すればするほど、フィルタの重心3gは着脱用開口部近傍7aより奥側に移動するから、フィルタ外側端部3bを上昇させる回転力Fが強くなる。このとき着脱用開口部近傍7aとフィルタ外側端部3bとの距離は短くなっているから、回転力Fに対向する力を与えることは極めて難しい。
こうしたことはフィルタ3の取外しにおいても同様であり、作業者は、フィルタ3を着脱する際、フィルタ3の着脱方向の力だけでなく、フィルタ外側端部3bに下向きの力を加える必要があり、着脱作業は容易ではない。
そこで、本発明は、フィルタを傾斜して着脱する車両用空調装置において、小型化することができ、フィルタを着脱する際に下ガイド部等の広い領域でフィルタの底面側等を支えて(下ガイド部等のガイド機能を高めて)、フィルタ着脱過程におけるフィルタの姿勢を安定させることができる車両用空調装置を実現することを課題とした。
上記課題を解決するために、本発明に係る車両用空調装置(請求項1)は、空気通路を内部に形成したケース、ケースに形成されてフィルタを空気通路と交差して着脱するための着脱用開口部、着脱用開口部と相対する空気通路の対向壁から着脱用開口部にかけて形成されてフィルタの着脱をフィルタの下側でガイドする下側ガイド部、およびフィルタの着脱をフィルタの上側でガイドする上側ガイド部を備えている。
ここで下側ガイド部は、対向壁側に形成されてフィルタの装着位置を規制する下側装着部、および着脱用開口部側に形成された下側軌道部を備えており、下側装着部および下側軌道部は上側における交差角度が180度よりも大きくなるように形成されている。
したがって、下側軌道部の着脱用開口部側は下側装着部よりも下側に位置することとなるので、着脱用開口部からフィルタを挿入すると、下側軌道部は、フィルタの底部と接触してフィルタを安定した姿勢で下側装着部に向け円滑に導くことができる。
また上側ガイド部は、対向壁側に形成されてフィルタの装着位置を規制する上側装着部、この上側装着部よりも着脱用開口部側において、下側装着部との間隔が上側装着部側から着脱用開口部側に向けて拡がるように形成された第1の上側軌道部、およびこの第1の上側軌道部よりも着脱用開口部側に、下側装着部との間隔が第1の上側軌道部側から着脱用開口部側に向けて狭まるように形成された第2の上側軌道部を備えている。
したがって、フィルタが着脱用開口部から挿入されてフィルタ先端部が第2の上側軌道部に到達すると、第2の上側軌道部は、フィルタの上部と面接触(または線接触)して、フィルタを安定した姿勢で対向壁側の第1の上側軌道部に向けガイドすることができる。こうしてフィルタ先端部が第1の上側軌道部に到達すると、第1の上側軌道部は、フィルタ先端部を下側軌道部に向け押し下げることができ、やがてフィルタ先端部を上側装着部へと円滑に導くことができる。
下側ガイド部および上側ガイド部を備えるガイド部では、第1の上側軌道部と第2の上側軌道部との境界領域(上側ガイド頂部)が最も上側に位置している。ここで上側ガイド頂部は、着脱用開口部よりも対向壁の近傍に位置している。したがって、着脱用開口部と対向壁との間の空気通路の中間領域におけるガイド部の高さを低くして、該中間領域に例えばインテークドアの回転軸を配設することができ、その結果、車両用空調装置の小型化が可能となる。
上側ガイド部は、さらに第2の上側軌道部よりも着脱用開口部側に第3の上側軌道部を備えていてもよい(請求項2)。ここで第2の上側軌道部と第3の上側軌道部との交差角度は、上側ガイド部の下側において180度よりも大きく形成されている。そして第3の上側軌道部と下側軌道部との間隔は、着脱用開口部側から第2の上側軌道部に向け狭まっている。したがって第3の上側軌道部は、着脱用開口部から挿入されたフィルタの先端部側を第2の上側軌道部に向けて円滑にガイドすることができる。
下側装着部および下側軌道部は、対向壁側から着脱用開口部側へ向けた長さ(フィルタ挿入方向における長さ)が略等しくてもよい(請求項3)。このように形成された下側装着部および下側軌道部との境界領域は、着脱用開口部と対向壁との略中間に位置することとなる。
そうすると、空気通路内に装着されるフィルタは、その重心が着脱用開口部と対向壁との略中間よりも対向壁に近くなることがあるとしても、それはフィルタの装着が完了する直前となる。したがって下側軌道部は、フィルタの挿入過程の殆どにおいて、フィルタの底部との面接触(または線接触)を維持し続けて、フィルタを安定した姿勢で下側装着部および上側装着部に向けガイドすることができる。
さらに本発明に係る車両用空調装置は、フィルタを空気通路から取外すための開口内ガイド部を備えていてもよい(請求項4)。ここで上側ガイド部よりも下側に位置する着脱用開口部の上側縁部は、上側ガイド部との間が面(平面または曲面)で連接されている。したがって装着状態のフィルタを取外すとき、フィルタの着脱開口部側は開口内ガイド部の面によってガイドされて、容易かつ円滑なフィルタの取外しが可能となる。
上記構成を有する本発明は、車両用空調装置の小型化を可能とし、フィルタを着脱する際のガイド機能を高めて、フィルタ着脱過程におけるフィルタの姿勢を安定させることができ、さらにガイド部に装着されたフィルタを容易に取外すことができる車両用空調装置を実現することができる。
本発明に係る車両用空調装置の断面概略構成を説明するための図である。 図1に示す車両用空調装置に装着されるフィルタの概略構成を説明するための斜視図である。 図1に示す車両用空調装置のガイド部近傍における断面概略構成を説明するための図である。 図1に示す車両用空調装置をグローブボックスの奥に取付けた様子を説明するための図である。 図1に示す車両用空調装置のガイド部への、フィルタの装着を説明するための図である。 図1に示す車両用空調装置の着脱用開口部近傍に形成された開口内ガイド部近傍における断面概略構成を説明するための図である。 図1に示す車両用空調装置におけるガイド部の変形例を説明するための図である。 従来の車両用空調装置の断面概略構成の例を示す図である。 図8に示す従来の車両用空調装置におけるフィルタの着脱を説明するための図である。 図8に示す従来の車両用空調装置においてバレル型インテークドアを使用する場合の、バレル型インテークドアの回転軸と上ガイド部との関係を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る車両用空調装置ついて説明する。
<<車両用空調装置の全体概略構成>>
図1に示す車両用空調装置10は、ケース11、ケース11の内部に形成された空気通路12、空気通路12に装着されるフィルタ20(図2参照)を着脱するためにケース11に設けられた着脱用開口部13、フィルタ20をガイドするためのガイド部14を有し、さらにガイド部14の下方には送風機15が配設される。
空気通路12は、車外の空気を取り入れるための外気取入れ口121および車内の空気を取り入れるための内気取入れ口122を有している。ガイド部14は、上側に配設された上側ガイド部141および下側に配設された下側ガイド部142を有している。空気通路12は、ガイド部14を通過した空気を送風機15へと導くための内部通気口(ベルマウス)123を有している。
車両用空調装置10は、例えばグローブボックスの進行方向前方に配設される。この場合、フィルタ20の装着はインストルメントパネルにグローブボックスを取付ける前に行われる(フィルタ交換持には、グローブボックスは取外される。)。
図1中、着脱用開口部13の右上方に記された401はグローブボックス40の奥壁である。グローブボックス奥壁401の上側縁部は、着脱用開口部の上側縁部131より若干上方で且つ室内側に配設されており、グローブボックス奥壁401の下側縁部(図示せず)は、着脱用開口部の下側縁部132より下方に配設されている。すなわち着脱用開口部の上側縁部131と下側縁部132との間隔はフィルタ20の厚さより広く形成されており、フィルタ20の円滑な着脱が可能となっている。
<インテークドア>
図1に示すように、外気取入れ口121および内気取入れ口122の近傍には、バレル型インテークドア(以下、インテークドア)30が配設されている。インテークドア30は、回転軸301、この回転軸301を中心軸とする曲面で形成されたドア周壁302、ドア周壁302と回転軸301の両端側との間に介在する扇形状の周壁支持部303を備えている(周壁支持部303のかなめ部は回転軸301と連結されている。)。
したがってドア周壁302は、インテークドア30の回転に伴って外気取入れ口121および内気取入れ口122の近傍を摺動する。ドア周壁302が外気取入れ口121を塞ぐと、内気取入れ口122の開口率は最大となり、送風機15は内気取入れ口122から空気を取り入れることができる。こうして取り入れられた空気は、ドア周壁302の内側を通流したのち、ガイド部14に装着されたフィルタ20、内部通気口(ベルマウス)123および送風機15を通過する。送風機15を通過した空気は、さらにエバポレータ(図示せず)へと通流して冷却される。
ドア周壁302が内気取入れ口122を塞いだときには、外気取入れ口121の開口率は最大となり、送風機15によって外気取入れ口121から取り入れられた空気はエバポレータへと通流する。このようにインテークドア30は内気循環モードまたは外気取入れモードの切換をする。
<ガイド部>
ガイド部14は、空気通路12の通気方向と交差するように(典型的には略直交するように)フィルタ20を装着するためのものである。ガイド部14近傍における空気通路12の壁部の断面形状は略長方形状である。この略長方形状の一辺側(図1においては右側)に着脱用開口部13が配設されており、着脱用開口部13と対向する側の空気通路12の内壁は対向壁113となっており、そしてフィルタ挿入方向の左右側は空気通路12の側壁となっている。
左右の側壁の内側には、上側ガイド部141および下側ガイド部142が形成されている。図3に示すように上側ガイド部141は、対向壁113側から着脱用開口部13の上側に向け配設されている。一方、下側ガイド部142は、対向壁113側から着脱用開口部の下側縁部132側にかけて配設されている。
上側ガイド部141は、少なくとも、対向壁113側近傍に上側装着部141aと、上側装着部141aから着脱用開口部13側に向け配設された第1の上側軌道部141bと、第1の上側軌道部141bから着脱用開口部13側に配設された第2の上側軌道部141cとを有している。
対向壁113から回転軸301近傍までの領域における上側ガイド部141は、その大半が第2の上側軌道部141cによって構成される。第2の上側軌道部141cは、第1の上側軌道部141bよりも長く、第1の上側軌道部141bとの境界(上側ガイド頂部141t)から少なくともインテークドアの回転軸301近傍に至る長さを有している(ガイド部14の構成要素の長さとはフィルタ20の着脱方向における長さである。)。
下側ガイド部142は、対向壁113側から、対向壁113と着脱用開口部13との略中間領域にかけて配設された下側装着部142a、および下側装着部142aから着脱用開口部の下側縁部132側にかけて配設された下側軌道部142bを有している。そして下側装着部142aと下側軌道部142bとの境界領域(下側ガイド中央部142c)は回転軸301の略直下方向に配設されている。下側ガイド部142は上側に凸に形成されおり、下側装着部142aと下側軌道部142bとがなす角は、図3に示すように(図3中のθ1)上側において180度より大きく(例えば187度)、そして下側軌道部142bは第2の上側軌道部141cと略平行している。
上側装着部141aおよび下側装着部142aは略平行に配設されている。第1の上側軌道部141bと下側装着部142aとの間隔は、着脱用開口部13側に向け拡がる一方、第2の上側軌道部141cと下側装着部142aとの間隔は着脱用開口部13側に向けて狭まっている。すなわち上側ガイド部141と下側装着部142aと間隔は、上側ガイド頂部141tにおいてもっとも広くなっている。また回転軸301近傍における上側ガイド部141と下側ガイド部142との間隔は上側装着部141aと下側装着部142aとの間隔と略等しい。
<フィルタ>
図2に示すようにフィルタ20は、平面視における輪郭形状が略長方形状となる枠体を成している。枠体の4つの壁部は、両側壁をなす第1の側壁部201および第2の側壁部202、着脱時に作業者がフィルタを把持する把持部側壁部203、そして把持部側壁部203と対向した奥側壁部204である。フィルタ20は枠体内に濾体(フィルタエレメント)21を保持する。
フィルタ20の厚さ(第1の側壁部201および第2の側壁部202の高さ)は、上側装着部141aと下側装着部142aとの間隔より若干短い。第1の側壁部の底面201aは、第1の側壁部201の厚さを短辺とし、長辺が第1の側壁部201の長さと略等しい長方形状をなし、第1の側壁部の上面201bも同様な長方形状をなしている。第2の側壁部の底面202aおよび上面202bも同様である。
把持部側壁部203の外側は把持部外壁203aを形成しており、内側は把持部内壁203bを形成している。把持部外壁203aおよび把持部内壁203bは、把持部側壁部203の上面側において溝部203cで隔たれている。一方、把持部側壁部203の底面203d側では、把持部外壁203aおよび把持部内壁203bは一体的に形成されている。把持部外壁203aおよび把持部内壁203bの上面は、第1の側壁部の上面201b(および第2の側壁部の上面202b)と略同じ平面上に位置づけられている。
把持部側壁部の底面203dは、第1の側壁部の底面201a(および第2の側壁部の底面202a)よりも下方に位置づけられている。第1の側壁部の底面201aおよび第2の側壁部の底面202aは、把持部側壁部203近傍において、把持部側壁部の底面203dと曲面によって連接している。
<<フィルタの着脱>>
車両用空調装置10は、インストルメントパネル50に設けられたグローブボックス40の奥(進行方向前方)に配設されている。グローブボックス奥壁401を取外すと、図4に示すように車両用空調装置10の着脱用開口部13および送風機15を収納するケース151が見える。作業者は、グローブボックス奥壁401のさらに奥に見える着脱用開口部13にフィルタを着脱しなければならない。図5はこの着脱を説明するための図である。
<フィルタ挿入当初>
図5(a)に示すように、着脱用開口部13へフィルタ20を挿入する。そうするとフィルタ20の奥側壁部204における、第1の側壁部の底面201aおよび第2の側壁部の202aは、着脱用開口部13近傍において下側軌道部142bの上面と点接触する。
このときフィルタ20には、奥側壁部204を支点として、把持部側壁部203側に上下動可能な遊び(図5(a)中の矢印X0方向)が生じて、フィルタ20の挿入方向は略次の2つの方向の間となる。すなわち挿入方向は、下側軌道部142bの上面と交差する方向(図5(a)中の矢印X1)と、下側軌道部142bの上面と略平行する方向(図5(a)中の矢印X2)と間となる。
このようにガイド部14は、フィルタ20の挿入当初における挿入角度に幅をもたせることができる。作業者は、この幅の範囲内でフィルタ20を挿入すればよいから、グローブボックスの奥等の狭いスペースであっても、フィルタ20を容易に挿入することができる。
また挿入当初フィルタ20は、挿入方向の両端側(把持部側壁部203および奥側壁部204近傍)で支えられて姿勢が安定している。したがって作業者は、把持部側壁部203を把持してフィルタ20の挿入方向を図5(a)中の矢印X1およびX2で示す範囲内に維持するだけで、フィルタ20を下側軌道部142bの上面へと挿入することができる(フィルタ20を容易に挿入することができる。)。
さらにフィルタ20を挿入していけば、図5(b)に示すように、フィルタ20の第1の側壁部の底面201aおよび第2の側壁部の底面202aと、下側軌道部142bの上面とを面接触させることができる。したがってフィルタ20の挿入方向を下側軌道部142bの傾斜(矢印X2の方向)に略収束させることができる。すなわち車両用空調装置10はガイド部14のガイド機能を高めることができる(作業者はフィルタ20を容易に挿入することができる。)。
<フィルタ挿入途中>
図5(c)に示すように、フィルタ20が7〜8割程度ガイド部14に挿入されるまで、フィルタ20の重心点Gは下側軌道部142b上に位置している。このときフィルタ20の第1の側壁部の底面201aおよび第2の側壁部の底面202aは、下側軌道部142bの上面と面接触しているから、フィルタ20は下側軌道部142b上で安定している。加えて、フィルタ20の第1の側壁部の上面201bおよび第2の側壁部の上面202bは、第1の上側軌道部141bの下面と面接触しているから、フィルタ20は、その挿入方向が収束して行く(X2方向へと収束して行く。)。
このときフィルタ20に作用する力は、フィルタ20を挿入する作業者の力、およびフィルタ20の重心点Gに重力が作用してフィルタ20を下側軌道部142b上で着脱用開口部13へと移動させる力の二つの力であり、これら二つの力は方向が180度相違する。したがって、フィルタ20を挿入しようとする力が重心点Gに作用する重力によって向きを変えられることはなく、作業者はフィルタ20を容易に挿入することができる。
フィルタ20の挿入によって奥側壁部204が上側ガイド頂部141tに到達するまで、奥側壁部204と下側装着部142aとの間隔は広がり続ける。このときフィルタ20の重心点Gは、下側ガイド中央部142cよりも着脱用開口部13側に位置しており、把持部側壁部203が重力によって上下動することはない(図5(c))。したがって作業者はフィルタ20を円滑に挿入することができる。
<フィルタ挿入方向の変化>
フィルタ20を挿入し続けると、奥側壁部204は、やがて上側ガイド頂部141tを通過したのち、図5(d)に示すように第1の上側軌道部141bと接する。そうするとフィルタ20の挿入方向は、X2方向からX1方向に向け変化する(奥側壁部204は下側装着部142aへと近づき、把持部側壁部203は上昇する。)。
このときフィルタ20の重心点Gは、まだ下側軌道部142b上に位置しており、フィルタ20の挿入方向の変化は、第1の上側軌道部141bによって規定されたもので、重心点Gに作用する重力によるものではない。したがってフィルタ20の挿入方向に上下動は生じ難い。もちろん把持部内壁203bは、まだ着脱用開口部の上側縁部131よりも外側に位置している。
奥側壁部204が、第1の上側軌道部141bを通過して、図5(e)に示すように、上側装着部141aに到達するころ、フィルタ20の重心点Gは下側ガイド中央部142cよりも対向壁113側に移動する。そうするとフィルタ20の第1の側壁部の底面201aおよび第2の側壁部の底面202aは下側装着部142aと接する(フィルタ20の挿入方向はX2方向からX1方向へと変化する。)。このとき把持部側壁部の溝部203cの内部に、着脱用開口部の上側縁部131が位置づけられる。
<フィルタ装着の完了>
さらにフィルタ20が挿入されて、図5(f)に示すように、奥側壁部204が上側装着部141aおよび下側装着部142aの間に位置づけられ、且つ対向壁113に当接すると(または略当接すると)、フィルタ20の装着作業は完了する。
このとき把持部側壁部の溝部203cの内部には、着脱用開口部の上側縁部131が位置づけられることはもとより、把持部側壁部の把持部外壁203aは着脱用開口部の上側縁部131の外側表面と略当接する。あるいは、把持部外壁203aは、着脱用開口部13を閉塞する(着脱用開口部13の蓋部材となる)ように構成されていてもよい。
<フィルタ取外し>
フィルタ20の取外しは次のように行われる。作業者は把持部側壁部203を把持して、フィルタ20をガイド部14から取外す。取外し当初、奥側壁部204の位置は上側装着部141aおよび下側装着部142aで規制されているため、フィルタ20は下側装着部142a上を摺動して着脱用開口部13へと移動する(矢印X1と逆方向)。
奥側壁部204が上側装着部141aから抜出る直前(図5(e))または抜出たころ(図5(d))に、フィルタ20の重心点Gは下側ガイド中央部142cよりも着脱用開口部13へと移動する。そうすると奥側壁部204と上側装着部141aの下面とが摺動し始める。
ところで図6に示すように、着脱用開口部の上側縁部131の内側には、上側ガイド部14に向けた開口内ガイド部133が形成されている。開口内ガイド部の開口内ガイド面(平面および曲面の一方または双方を有する面)133aは、実質的な段差を有さず、上側ガイド部14から上側縁部131の端部に向けて形成されている。
したがって奥側壁部204と上側装着部141aの下面とが摺動し始めるころ、フィルタ20の把持部内壁203bは、その上面で開口内ガイド部の開口内ガイド面133aと摺動して、着脱用開口部の上側縁部131の下側に向け円滑に移動する。こうしてフィルタ20の取外し作業の円滑化が実現される。
なお開口内ガイド部の開口内ガイド面133aは、着脱用開口部13近傍の少なくとも左右側壁近傍に形成されていればよい(もちろん着脱用開口部13の左右側壁の間に連続的に形成されていてもよい。)。
さらに奥側壁部204が上側ガイド頂部141t近傍を通過した後には(図5(c))、フィルタ20の第1の側壁部の底面201aおよび第2の側壁部の底面202aが下側軌道部142bと接し、またフィルタ20の第1の側壁部の上面201bおよび第2の側壁部の上面202bが第2の上側軌道部141cと接する。したがってフィルタ20は、下側軌道部142bおよび第2の上側軌道部141cによって円滑にガイドされ取外されていく。
さらに奥側壁部204が下側ガイド中央部142c近傍を通過すると、図5(b)に示すように、作業者は、フィルタ20の第1の側壁部の底面201aおよび第2の側壁部の底面202aが下側軌道部142bと接するようにして、フィルタ20を円滑に取外すことができる。こうしてフィルタ20が取外されていけばいくほど、取外し角度が拡がる。
奥側壁部204が着脱用開口部13に近づくと、フィルタ20は、図5(a)に示すような状態となる。したがって作業者は、把持部側壁部203を把持してフィルタ20の取外し方向を図5(a)中の矢印X1、X2で示す範囲内で、作業しやすい方向を選びながら、フィルタ20を取外すことができる。
<変形例>
本発明に係る車両用空調装置は、そのガイド部14が図7に示すように第2の上側軌道部141cよりも着脱用開口部13側に、さらに第3の上側軌道部141dを備えていてもよい。
第2の上側軌道部141cと第3の上側軌道部141dとの境界領域には、上側ガイド部変曲点141eが配設される。この上側ガイド部変曲点141eは、好ましくは下側ガイド中央部142cの略上方で、インテークドアの回転軸301(図示せず)の略直下かつ近傍に配設される。上側ガイド部変曲点141eと下側ガイド中央部142cとの間隔は、上側装着部141aと下側装着部142aとの間隔と略等しい。第3の上側軌道部141dは、図7に示すように(図7中のθ2)第2の上側軌道部141cとの交差角度が下側において180度よりも大きい(例えば187度であり、第3の上側軌道部141dは、たとえば下側装着部142aと略平行に配設される。)。
第3の上側軌道部141dの開口側端部141fは、着脱用開口部の上側縁部131よりも上側に配設されており、また第3の上側軌道部141dと下側ガイド部142との間隔は、着脱用開口部13側から、上側ガイド部変曲点141e(下側ガイド中央部142c近傍)に向け徐々に狭くなっている。
したがって第3の上側軌道部141dを有するガイド部14は、着脱用開口部13から挿入されたフィルタ20をより円滑にガイドして、空気通路12の所定に位置に装着することを可能とし、また所定位置に装着されたフィルタ20を、より円滑に取出すことを可能とする。
以上説明した本発明に係る車両用空調装置は、その趣旨を変更することなく適宜変形して実施することができる。例えば、下側装着部と下側軌道部とは連続的に形成されていなくてもよい。この場合でも下側装着部と下側軌道部との間には、三次元空間において幾何学的な交差および交差角度が存在する。第2の上側軌道部および第3の上側軌道部との関係なども同様である。
本発明に係る車両用空調装置は、工業的に製造することができ、また商取引の対象とすることができるから、経済的価値を有して産業上利用することができる発明である。
10 車両用空調装置
11 ケース
12 空気通路
13 着脱用開口部
20 フィルタ
113 対向壁
131 着脱用開口部の上側縁部
133 開口内ガイド部
141 上側ガイド部
141a 上側装着部
141b 第1の上側軌道部
141c 第2の上側軌道部
141d 第3の上側軌道部
142 下側ガイド部
142a 下側装着部
142b 下側軌道部

Claims (4)

  1. ケースと、
    前記ケースの内部に形成された空気通路と、
    前記ケースに形成され、前記空気通路と交差して装着されるフィルタを着脱するための着脱用開口部と、
    前記空気通路のうち前記着脱用開口部と相対する対向壁から前記着脱用開口部にかけて形成され、前記フィルタの着脱を前記フィルタの下側でガイドする下側ガイド部と、
    前記下側ガイド部の上側に形成され、前記フィルタの着脱をガイドする上側ガイド部と、
    前記下側ガイド部のうち前記対向壁側に形成され、前記フィルタの装着位置を規制する下側装着部と、
    前記下側ガイド部のうち前記下側装着部よりも前記着脱用開口部側に、前記下側装着部との上側における交差角度が180度よりも大きくなるように形成された下側軌道部と、
    前記上側ガイド部のうち前記対向壁側に形成され、前記フィタの装着位置を規制する上側装着部と、
    前記上側ガイド部のうち前記上側装着部よりも前記着脱用開口部側に、前記下側装着部との間隔が前記上側装着部側から前記着脱用開口部側に向けて拡がるように形成された第1の上側軌道部と、
    前記上側ガイド部のうち前記第1の上側軌道部よりも前記着脱用開口部側に、前記下側装着部との間隔が前記第1の上側軌道部側から前記着脱用開口部側に向けて狭まるように形成された第2の上側軌道部と
    を備えたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置において、
    前記上側ガイド部は、さらに前記第2の上側軌道部よりも前記着脱用開口部側に、前記第2の上側軌道部との下側における交差角度が180度よりも大きくなるように形成された第3の上側軌道部
    を備えたことを特徴とする車両用空調装置。
  3. 前記下側ガイド部の下側装着部および下側軌道部は、前記対向壁側から着脱用開口部側へ向けた長さが略等しいことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  4. 請求項1ないし3の何れかに記載の車両用空調装置において、
    前記着脱用開口部の上側である上側縁部は前記上側ガイド部よりも下側に位置し、
    前記上側ガイド部と前記上側縁部との間を平面および曲面の双方または一方で連接して、前記フィルタを前記空気通路から取外すときに前記フィルタの前記着脱開口部側を前記上側縁部へと導く開口内ガイド部を備えたことを特徴とする車両用空調装置。
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