JP2015208399A - 前すべり防止用パッド及び前すべり防止用パッド内蔵女性靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】日本女性が欧米女性用靴を履いても、前すべりが生じないと共に欧米女性と同様なフィット感で歩くことができる前すべり防止用パッド及び前すべり防止用パッド内蔵女性靴を得る。【解決手段】足の内側となる内側縁に、足の親指と第1中足骨骨頭51aとが接続する内側足根小球領域Aが入る大きさで欠けさせた内側切欠部103と、足の外側となる外側縁に、足の小指と第5中足骨骨頭とが接続する外側足根小球領域Bが入る大きさで欠けさせた外側切欠部105とを形成した前すべり防止用パッド100を欧米女性用パンプス300の中底200に貼り付ける。【選択図】図1

Description

この発明は、日本女性が欧米女性用靴を履いても前すべりが生じないと共に欧米女性用靴のデザイン性を損なわない前すべり防止用パッド及び前すべり防止用パッド内蔵女性靴に関する。
欧米人が履くパンプス、ハイヒール等の欧米女性用靴は、デザイン性、安定性等から日本女性にも人気がある。
しかし、日本人の足の爪先は、親指(足の第1指ともいう)が長いエジプト型が多い。逆に欧米人は足の第2指が長いギリシャ型が多い。
また、日本人の足は、足幅が広く、かつ中足部が短く、足の踵部には丸みが少ない。逆に欧米人の足は足幅が狭くて中足部が長く、踵部に丸みがある。
このため、図7に示すように欧米女性用靴の一種である欧米女性用パンプス300を中足部が短い日本女性が履くと、中足部が長い足に対応するように設計された靴の土踏まず対応部分に足の土踏まず位置が合わず、足が前にすべり、指先がつまり、足の踵と欧米女性用パンプス300の踵後端との間に隙間が生じてフィット感がなくなる。結果として指先が痛くなったり、足の踵の皮膚が破れたりする。
前述の前すべりを防止するものに例えば、特許文献1が開示されている。この特許文献1の前すべり防止インソールは、緩衝効果のある素材で形成し、足の第1指と足の第2指とで挟む突起を有して靴の中底の土踏み部に載置される形状である。そして、足をこの前すべり防止インソールに置いて、突起を足の第1指と足の第2指とで挟んで前すべりを防止している。
特開2013−240644号公報
しかしながら、特許文献1の前すべり防止インソールは、靴の中底のインソール上に置かれるものであるから靴を脱いだときにパッドが見えることになる。
このため、高価な靴に使用するのが敬遠されていた。特に欧米女性用靴は値段が高価であるから特に敬遠され、購入をあきらめる場合が多い。
また、特許文献1は、足の第1指と足の第2指とで挟む突起で前すべりを防止するものであるから、第1指と足の第2指との間の股足が痛くなる場合があった。
本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、日本女性が欧米女性規格の靴を履いても前すべりが生じないと共に欧米女性と同様なフィット感で歩くことができる前すべり防止用パッド及び前すべり防止用パッド内蔵女性靴を得ることを目的とする。
本発明は、ヒールを有する靴(300)の中底(200)の表面に挿入される足の指部の付根から土踏まず部の後端までの範囲に渡って貼り付けられるウレタンスポンジ製の前すべり防止用パッドであって、
前記中底(200)の前記範囲に対応する形状であり、
足の内側となる内側縁に、前記足の親指と第1中足骨骨頭(51a)とが接続する内側足根小球領域Aが入る大きさで欠けさせられた内側切欠部(103)が形成され、
前記足の外側となる外側縁に、前記足の小指と第5中足骨骨頭(55a)とが接続する外側足根小球領域(B)が入る大きさで欠けさせられた外側切欠部(105)が形成されていることを要旨とする。
また、本発明は、ヒールを有する靴(300)の中底(200)の表面に挿入される足の指部の付根から土踏まず部の後端までの範囲に渡って貼り付けられるウレタンスポンジ製の前すべり防止用パッドであって、
前記範囲に対応する形状であり、足の内側となる内側縁に、前記足の親指と第1中足骨骨頭(51a)とが接続する内側足根小球領域(A)が入る大きさで欠けさせられた内側切欠部(103)が形成され、かつ前記足の外側となる外側縁に、前記足の小指と第5中足骨骨頭(55a)とが接続する外側足根小球領域(B)が入る大きさで欠けさせられた外側切欠部(105)が形成された表層(100A)と、
前記表層(100A)における裏面の第2中足骨(52)の中央付近と第3中足骨(53)の中央付近となる領域に設けられてしずく型の凸部(101)を形成するための凸部形成部材(101A)と
を備えたことを要旨とする。
さらに、中敷(150)と中底(200)との間に、この中底(200)の表面に挿入される足の指部の付根から土踏まず部の後端までの範囲にウレタンスポンジ製の前すべり防止用パッド(100)を貼り付けた足幅が狭く中足部が長くかつ踵部の幅が狭いヒールを有する女性用靴において、
前記前すべり防止用パッド(100)は、
前記範囲に対応する形状であり、
足の内側となる内側縁に、前記足の親指と第1中足骨骨頭(51a)とが接続する内側足根小球領域(A)が入る大きさで欠けさせられた内側切欠部(103)が形成され、
前記足の外側となる外側縁に、前記足の小指と第5中足骨骨頭(55a)とが接続する外側足根小球領域Bが入る大きさで欠けさせられた外側切欠部(105)が形成されていることを要旨とする。
以上のように本発明の前すべり防止用パッドによれば、足の内側となる内側縁に、足の親指と第1中足骨骨頭(51a)とが接続する内側足根小球領域(A)が入る大きさで欠けさせた内側切欠部(103)と、足の外側となる外側縁に、足の小指と第5中足骨骨頭(55a)とが接続する外側足根小球領域(B)が入る大きさで欠けさせた外側切欠部(105)とを有しているので、例えば足幅が狭く、中足部が長くかつ踵部が狭い欧米女性用の靴に装着して足を入れた場合は、中底に傾斜があっても足の外側足根小球領域(B)及び内側足根小球領域Aが中底(200)を押圧する。また中底の不踏まず部に前すべり防止用パッドを入れることによって厚みが出て不踏まず部の長さを短くする。
このため、足が前にずれないので、日本女性であっても欧米女性と同じように足の踵部と欧米女性用靴の踵の間に隙間を生じない。
従って、日本女性であっても欧米女性が履いているのと同じように見える。また、前すべりしないので、歩いても足が痛くなることがない。
また、前すべり防止用パッドには、しずく型の凸部を設けているので、足のアーチが保たれるから歩いても疲れない。
本実施の形態の前すべり防止用パッド内蔵女性靴の斜視図である。 本実施の形態の前すべり防止用パッド100を貼り付けた中底200を足裏側から見た平面図である。 図1のI方向から見た場合の側面図である。 本実施の形態の前すべり防止用パッド100の説明図である。 前すべり防止用パッド100の裏面図である 前すべり防止用パッド100を用いた場合の効果を説明する説明図である。 従来の欧米女性用パンプス300を日本女性が履いた場合の説明図である。
本実施の形態においては、足幅が狭く、かつ中足部が長くて踵部が狭い欧米女性用のパンプスを一例にして説明する。
図1は本実施の形態の前すべり防止用パッドを用いた欧米女性用のパンプスの斜視図である。図1においては足の骨格を示して説明する。
図1に示すように、欧米女性用パンプス300は、中底200に本実施の形態の前すべり防止用パッド100が貼り付けられ、この上に中敷150が貼り付けられる。
この前すべり防止用パッド100の説明の前に、足の骨格名称について説明する。足は図1に示すように、前足部20と、中足部22と、後足部23とから構成されている。
なお、実施の形態では、足の骨格は解剖学的な名称を用いないで、義肢装具等の製造業界で使用している名称で説明する。
前足部20は、第1末節骨27と第2末節骨28と第3末節骨29と第4末節骨30と第5末節骨31並びに第2中節骨35、第3中節骨36、第4中節骨37、第5中節骨38と、第1基節骨41と第2基節骨42と第3基節骨43と第4基節骨44と第5基節骨45とからなる範囲をいう。
中足部22は、第1中足骨51と第2中足骨52と第3中足骨53と第4中足骨54と第5中足骨55と第1楔状骨61と第2楔状骨62と第3楔状骨63と立方骨71と舟状骨73とを含む範囲をいう。
なお、前述の前足部20と中足部22との接続分を踏付部26と称する。踏付部26は、第1基節骨41、第2基節骨42、第3基節骨43、第4基節骨44、第5基節骨45の各々の骨底付近と、第1中足骨51、第2中足骨52、第3中足骨53、第4中足骨54、第5中足骨55の各々の骨頭付近とからなる範囲である。また、後足部23は、距骨75と踵骨77とからなる範囲である。
また、第1中足骨骨頭51aと第1基節骨骨底41bとの接続領域を内側足根小球領域Aと称する。また、第5中足骨骨頭55aと第5基節骨骨底45bとの接続領域を外側足根小球領域Bと称する。
一方、前すべり防止用パッド100は、図1に示すように、足の内側となる縁に内側足根小球領域Aが入るように略半円状の切欠部(以下内側切欠部103という)が形成され、かつ足の外側に外側足根小球領域Bが入るように略半円状の切欠部(以下外側欠部105という)が形成されている。また、前すべり防止用パッド100は、図1に示すように表面に、しずく形の凸部101が設けられている。
そして、この前すべり防止用パッド100は、図1に示すように欧米女性用パンプス300の中底200上に貼り付けられる。
図2は本実施の形態の前すべり防止用パッド100を貼り付けた中底200を足裏側から見た平面図である。図2においては、足の骨格を示して説明する。
図2に示すように、中底200は前足部20を含む中底前足部対応領域210と、中足部22に対応する中足部対応領域220と、後足部23に対応する後足部対応領域230とからなる。但し、中底前足部対応領域210は中底の先端領域211を含む。
図2に示すように、前すべり防止用パッド100は、第1基節骨41の中央付近、第2基節骨42の中央付近、第3基節骨43のやや骨底側付近、第4基節骨44の骨頭付近、第5未節骨31付近を結ぶラインLaから第1中足骨骨底51bの端付近、第2中足骨骨底52bの端付近、第3中足骨骨底53b付近、第4中足骨骨底54b付近、第5中足骨骨底55b付近を通るラインLbの範囲に対応する形状にされて貼り付けられている。
つまり、前すべり防止用パッド100は、足の指部の付根付近から土踏まず部の後端までの範囲に渡って貼り付けられる。
そして、前すべり防止用パッド100の内側切欠部103に足裏の内側足根小球領域Aが収まり、かつ外側切欠部105に足裏の外側足根小球領域Bが収まっている。この内側切欠部103の大きさは500円玉の半分、外側切欠部105は10円玉の半分程度である。
また、第2中足骨52の中央付近と第3中足骨53の中央付近にはしずく形の凸部101が位置している。これによって横アーチ81を保つことができる。
図3は図1のI方向から見た場合の側面図である。但し、図3においては中敷150については図示しない。
図3に示すように前すべり防止用パッド100を中底200に貼り付けた欧米女性用パンプス300に足を入れた場合は、内側切欠部103が第1中足骨骨頭51aと第1基節骨骨底41bとの接続領域である内側足根小球領域Aに位置している。
このため、前すべりがあっても内側足根小球領域Aが中底200を押圧することになるから前すべりを防止できる。
また、足の外側からみた場合の断面図については図示しないが、前すべり防止用パッド100を中底200に貼り付けた欧米女性用パンプス300に足を入れた場合は、外側切欠部105が外側足根小球領域Bに位置するので、内側足根小球領域Aが中底200を押圧する。
従って、内側切欠部103によって足裏の内側足根小球領域Aが中底200を押圧すると共に、外側切欠部105によって足裏の外側足根小球領域Bが押圧されるので、前すべりを防止できることになる。
(前すべり防止用パッド100の詳細説明)
図4は本実施の形態の前すべり防止用パッド100の説明図である。図4(a)は前すべり防止用パッド100の表面図である。図4(b)は図4(a)のI―I方向から見た場合の側面図である。図4(c)は図4(a)のa-a断面図である。
図4(a)、図4(b)、図4(c)に示すように、本実施の形態の前すべり防止用パッド100は、表層100A(ウレタンスポンジ)と、しずく型の凸部101を形成するための凸部形成部材101A(ウレタンスポンジ:カーボン含む)とからなる多層構造にされている。
図4(a)に示すように、本実施の形態の前すべり防止用パッド100は靴の23cmタイプにおいては縦長が約150mm(148mm〜153mm:好ましくは150mm)であり、前側縁100aの横幅は約70mm(68mm〜72mm:好ましくは70mm)であり、後側縁100bの横幅は約50mm(48mm〜52mm:好ましくは50mm)にされている。
また、足の内側となる内側縁には、内側足根小球領域Aに対応する内側切欠部103が形成されている。この内側切欠部103は幅が約46mm(45mm〜47mm:好ましくは46mm)で、後側の奥行が約15mm(14mm〜16mm:好ましくは15mm)で、前側の奥行が約10mm(9mm〜11mm:好ましくは10mm)にされている。
また、足の外側となる外側縁には、外側足根小球領域Bに対応する外側切欠部105が形成されている。この外側切欠部105は幅が約34mm(33mm〜35mm:好ましくは34mm)で、後側の奥行が約20mm(19mm〜21mm:好ましくは20mm)で、前側の奥行が約10mm(9mm〜11mm:好ましくは10mm)にされている。
さらに、しずく形の凸部101は、幅が約38mm(36mm〜39mm:好ましくは38mm)で、長さが約50mm(49mm〜51mm:好ましくは50mm)にされている。
また、図4(b)に示すように、I―I方向から見た場合は、本実施の形態の前すべり防止用パッド100は、底面からしずく形の凸部101の頂点までの高さが約12mm(11mm〜13mm:好ましくは12mm)にされている。
そして、図4(a)、(b)に示すように、しずく形の凸部101の中央から略後側付近となる位置fを通って後側縁100bに平行となる後側ラインLfから後側縁100bに向かって次第に薄くなっている。
また、内側切欠部103の略前側、外側切欠部105の略前側を結ぶ前側ラインLeから前側縁100aに向かって次第に薄くなっている。
そして、前側ラインLeと後側ラインLfとの間の厚みは、図4(b)に示すように、約3mm(2.9mm〜3.1mm:好ましくは3mm)にされている。
つまり、足裏の土踏まず部の盛り上がり部分は厚めにされて、両端側は次第に薄くなるようにされている。このため、フィット感が増す。
また、図4(c)のa-a断面図に示すように、前すべり防止用パッド100は、ウレタン製の表層100Aとしずく形の凸部101を形成するための凸部形成部材101Aとからなる多層構造にされている。
しずく形の凸部101は、図4(a)に示すように、長軸が約50mm(49mm〜51mm:好ましくは50mm)にされている。また、凸部形成部材101Aの長軸は約42mm(41mm〜43mm;好ましくは42mm)にされている。この凸部形成部材101Aにはカーボンが含まれている。
そして、このような前すべり防止用パッド100の裏側を図5に示す。図5に示すように、前すべり防止用パッド100を裏側から見た場合は、凸部形成部材101Aは茸型をしている。これは2個の凸部形成部材101A同士を連結させて表層100A(例えばウレタンスポンジ)の裏側において金型で熱圧着成型して切り離しているためである。
(前すべり防止用パッド100を用いた場合の効果)
上記のような前すべり防止用パッド100を中敷150に貼り付けた欧米女性用パンプス300とした場合には、日本女性が履くと内側切欠部103によって足裏の内側足根小球領域Aが中底200を押圧すると共に、外側切欠部105によって足裏の外側足根小球領域Bが中底200を押圧する。このため、図6に示すように、前すべりがなくなり、足の踵と欧米女性用パンプス300のアッパーの踵部分とに隙間が無くなる。
このため、日本女性が欧米女性用パンプス300を履いても前すべりが生じないと共に痛みを生じることなく欧米女性と同様なフィット感で歩くことができる
なお、上記実施の形態では靴の23cmタイプの前すべり防止用パッド100として説明したが、靴の24cm、25cm・・の場合は、内側切欠部103、105の位置は数mm程度ずれる。つまり、靴の大きさが異なっても、内側足根小球領域Aに対応する内側切欠部103が形成され、かつ外側足根小球領域Bに対応する外側切欠部105が形成される。
20 前足部
22 中足部
23 後足部
100 前すべり防止用パッド
200 中底
300 欧米女性用パンプス

Claims (12)

  1. ヒールを有する靴(300)の中底(200)の表面に挿入される足の指部の付根から土踏まず部の後端までの範囲に渡って貼り付けられるウレタンスポンジ製の前すべり防止用パッドであって、
    前記中底(200)の前記範囲に対応する形状であり、
    足の内側となる内側縁に、前記足の親指と第1中足骨骨頭(51a)とが接続する内側足根小球領域(A)が入る大きさの切欠けの内側切欠部(103)が形成され、
    前記足の外側となる外側縁に、前記足の小指と第5中足骨骨頭(55a)とが接続する外側足根小球領域(B)が入る大きさの切欠けの外側切欠部(105)が形成されていることを特徴とする前すべり防止用パッド。
  2. 足の第2中足骨(52)の中央付近と第3中足骨(53)の中央付近とを持ち上げるためのしずく型の凸部(101)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の前すべり防止用パッド。
  3. ヒールを有する靴(300)の中底(200)の表面に挿入される足の指部の付根から土踏まず部の後端までの範囲に渡って貼り付けられるウレタンスポンジ製の前すべり防止用パッドであって、
    前記範囲に対応する形状であり、足の内側となる内側縁に、前記足の親指と第1中足骨骨頭(51a)とが接続する内側足根小球領域(A)が入る大きさの切欠の内側切欠部(103)が形成され、かつ前記足の外側となる外側縁に、前記足の小指と第5中足骨骨頭(55a)とが接続する外側足根小球領域(B)が入る大きさの切欠の外側切欠部(105)が形成された表層(100A)と、
    前記表層(100A)における裏面の第2中足骨(52)の中央付近と第3中足骨(53)の中央付近となる領域に設けられてしずく型の凸部(101)を形成するための凸部形成部材(101A)と
    を有することを特徴とする前すべり防止用パッド。
  4. 前記しずく型の凸部(101)は、カーボンを含んだウレタンスポンジ製の前記凸部形成部材(101A)と前記表層(100A)とが熱圧着成型されて構成されていることを特徴とする請求項3記載の前すべり防止用パッド。
  5. 前記表層(100A)は、
    前記内側欠部(103)の親指と第1中足骨骨頭(51a)との接続付近と前記小指と第5中足骨骨頭との接続付近とを結ぶライン(La)から爪先側に向かって次第に薄くされていることを特徴とする請求項3又は4記載の前すべり防止用パッド。
  6. 前記表層(100A)は、
    第1中足骨骨底(51b)から第5中足骨骨底(55b)を結ぶ直線(Lb)から踵部側に向かって次第に薄くされていることを特徴とする請求項3又は4記載の前すべり防止用パッド。
  7. 中敷(150)と中底(200)との間に、この中底(200)の表面の挿入される足の指部の付根から土踏まず部の後端までの範囲にウレタンスポンジ製の前すべり防止用パッド(100)を貼り付けた足幅が狭く中足部が長くかつ踵部の幅が狭いヒールを有する女性用靴において、
    前記前すべり防止用パッド(100)は、
    前記範囲に対応する形状であり、
    足の内側となる内側縁に、前記足の親指と第1中足骨骨頭(51a)とが接続する内側足根小球領域(A)が入る大きさの切欠けの内側切欠部(103)が形成され、
    前記足の外側となる外側縁に、前記足の小指と第5中足骨骨頭(55a)とが接続する外側足根小球領域Bが入る大きさの切欠けの外側切欠部(105)が形成されていることを特徴とする前すべり防止用パッド内蔵女性靴。
  8. 足の第2中足骨(52)の中央付近と第3中足骨(53)の中央付近とを持ち上げるためのしずく型の凸部(101)を形成していることを特徴とする請求項7記載の前すべり防止用パッド内蔵女性靴。
  9. 前すべり防止用パッド(100)は、
    前記範囲に対応する形状であり、足の内側となる内側縁に、前記足の親指と第1中足骨骨頭(51a)とが接続する内側足根小球領域(A)が入る大きさの切欠けの内側切欠部(103)が形成され、かつ前記足の外側となる外側縁に、前記足の小指と第5中足骨骨頭(55a)とが接続する外側足根小球領域Bが入る大きさの切欠けの外側切欠部(105)が形成された表層(100A)と、
    前記表層(100A)における裏面の第2中足骨(52)の中央付近と第3中足骨(53)の中央付近となる領域に設けられてしずく型の凸部(101)を形成するための凸部形成部材(101A)と
    を有することを特徴とする請求項7記載の前すべり防止用パッド内蔵女性靴。
  10. 前記しずく型の凸部(101)は、カーボンを含んだウレタンスポンジ製の前記凸部形成部材(101A)と前記表層(100A)とが熱圧着成型されて構成されていることを特徴とする請求項9記載の前すべり防止用パッド内蔵女性靴。
  11. 前記表層(100A)は、
    前記内側欠部(103)の親指と第1中足骨骨頭(51a)との接続付近と前記小指と第5中足骨骨頭との接続付近とを結ぶライン(La)から爪先側に向かって次第に薄くされていることを特徴とする請求項9記載の前すべり防止用パッド内蔵女性靴。
  12. 前記表層(100A)は、
    第1中足骨骨底(51b)から第5中足骨骨底を結ぶ直線(Lb)から踵部側に向かって次第に薄くされていることを特徴とする請求項9記載の前すべり防止用パッド内蔵女性靴。
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