JP2015207865A - 同期確立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マスターステーションに不要な負荷をかけることなくスレーブステーションにおける同期確立の短縮化を図ることができる同期確立方法及び同期確立システムを提供する。
【解決手段】1秒のメッセージの周期をスロット「0」からスロット「99」までの100個のタイムスロットに分割し、その一部であるスロット「90」から「99」までの10個を高速同期確立モードに割り当て、高速同期確立モードにおいて、マスターステーション6−1とスレーブステーション6−2,6−3との間でSync2、Delay_Req/Delay_Respの各メッセージの送受信を行うことによりスレーブステーション6−2,6−3における同期確立を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、Ethernet(登録商標)等のローカルネットワーク経由で機器間の同期を取るプロトコルであるIEEE1588Ver.2に準拠した通信システムに用いて好適な同期確立方法及び同期確立システムに関する。
上述したIEEE1588Ver.2では、マスターとなる基地局(以下、“マスターステーション”と呼ぶ)とスレーブとなる基地局(以下、“スレーブステーション”と呼ぶ)間の同期確立の際に、マスターステーションから1秒毎に“Sync”というメッセージを送信するよう定義している。
図9は、1台のマスターステーションと2台のスレーブステーションとの間の同期メッセージのやりとりを示すシーケンス図である。なお、マスターステーションとスレーブステーション(1),(2)はEthernet(登録商標)を経由して相互に接続されている。
まずマスターステーションは、スレーブステーション(1)、(2)に対して送信時刻T1の情報を載せたSyncメッセージを送信する。スレーブステーション(1)は、送信時刻T1の情報を載せたSyncメッセージを受信すると、受信時刻T2との差(T2−T1)を計算し、続いて時刻T3でマスターステーションに対してDelay_Reqというメッセージを送信する。マスターステーションは、スレーブステーション(1)からのDelay_Reqを受信すると、受信時刻T4の情報を載せたDelay_Respメッセージをスレーブステーション(1)に対して送信する。スレーブステーション(1)は、受信時刻T4の情報を載せたDelay_Respメッセージを受信すると、Delay_Reqの送信時刻(T3)と該Delay_Reqのマスターステーションでの受信時刻(T4)との差(T4−T3)を計算する。即ち、マスターステーションとスレーブステーション(1)間のDelay_Reqの遅延時間を計算する。
スレーブステーション(2)もスレーブステーション(1)と同様に、送信時刻T1の情報を載せたSyncメッセージを受信すると、受信時刻T2’との差(T2’−T1)を計算し、続いて時刻T3’でマスターステーションに対してDelay_Reqを送信する。マスターステーションは、スレーブステーション(2)からのDelay_Reqを受信すると、受信時刻T4’の情報を載せたDelay_Respメッセージをスレーブステーション(2)に対して送信する。スレーブステーション(2)は、受信時刻T4’の情報を載せたDelay_Respメッセージを受信すると、Delay_Reqの送信時刻(T3’)と該Delay_Reqのマスターステーションでの受信時刻(T4’)との差(T4’−T3’)を計算する。即ち、マスターステーションとスレーブステーション(2)間のDelay_Reqの遅延時間を計算する。なお、メッセージの送信については、マルチキャスト又はユニキャストに限定されるものではない。
スレーブステーションの処理負荷は、Delay_ReqとDelay_Respをユニキャスト化すことで、対マスターステーションの処理のみとなる。マスターステーションは、全スレーブステーションのDelay_ReqとDelay_Respを処理する必要があり、これらが集中したときにマスターステーションのリソースが不足(例えば、CPU(Central Processing Unit)の能力不足)する懸念がある。同期システムのスレーブステーションの収容台数はマスターステーションのリソースの能力によって決まることになる。
なお、1秒毎にSyncを送信することで同期確立に時間がかってしまうことから、IEEE1588Ver.2には、短時間で同期確立ができるオプションも定義されている。このオプションを使用した場合のSyncを、ここでは仮にSync2と呼ぶ。
上述した技術即ちローカルネットワークを用いて同期確立を採るようにした技術として、例えば特許文献1に記載されたものがある。即ち、特許文献1に記載された同期化方法は、移動通信網における複数の基地局の同期化方法であって、複数の基地局に、時間情報を、ローカルネットワーク(LAN)を介して伝送し、これらの時間情報を受信するそれぞれの基地局のクロック発生器を、受信時点と当該時間情報の時間情報内容に基づいて調整し、それぞれの基地局に対する、無線時間フレームに係わる機能シーケンスの送信を、クロック発生器の信号に基づいて制御するものである。
特表2003−509973号公報
しかしながら、IEEE1588Ver.2において、短時間で同期確立ができるオプションを使用した場合、Sync2に対してDelay_Reqも短周期で返すことになるので、スレーブステーションの台数が多くなるに従いマスターステーションにおける負荷が増加し、マスターステーションのリソース能力を超えた場合には同期確立が不能になるという課題がある。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、マスターステーションに不要な負荷をかけることなくスレーブステーションにおける同期確立の短縮化を図ることができる同期確立方法及び同期確立システムを提供することを目的とする。
本発明の同期確立方法は、マスターステーションとスレーブステーションとの間でネットワークを介して同期確立を行う同期確立方法であって、メッセージ周期を所定数のタイムスロットに分割するステップと、前記所定数のタイムスロットの一部を前記スレーブステーションの1のスレーブステーションに割り当てるステップと、前記割り当てたタイムスロットにおいて、前記マスターステーションと前記1のスレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行うことにより同期確立を行うステップと、を有する。
上記方法によれば、メッセージの周期(例えば、1秒)を所定数のタイムスロット(例えば、スロット「0」からスロット「99」までの100個)に分割し、その一部(例えば、スロット「90」からスロット「99」までの10個)をスレーブステーションの1のスレーブステーションに割り当て、割り当てたタイムスロットにおいて、マスターステーションと1のスレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行うことにより1のスレーブステーションにおける同期確立を行うので、マスターステーションに不要な負荷をかけることなくスレーブステーションにおける同期確立の短縮化を図ることが可能となる。
本発明の同期確立方法は、マスターステーションとスレーブステーションとの間でネットワークを介して同期確立を行う同期確立方法であって、メッセージ周期を所定数のタイムスロットに分割するステップと、前記所定数のタイムスロットの一部を高速同期確立モードに割り当てるステップと、前記高速同期確立モードにおいて、前記マスターステーションと前記スレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行うことにより同期確立を行うステップと、を有する。
上記方法によれば、メッセージの周期(例えば、1秒)を所定数のタイムスロット(例えば、スロット「0」からスロット「99」までの100個)に分割し、その一部(例えば、スロット「90」からスロット「99」までの10個)を高速同期確立モードに割り当て、高速同期確立モードにおいて、マスターステーションとスレーブステーションとの間で所定のメッセージ(例えば、Sync2、Delay_Req/Delay_Resp)の送受信を行うことによりスレーブステーションにおける同期確立を行うので、マスターステーションに不要な負荷をかけることなくスレーブステーションにおける同期確立の短縮化を図ることが可能となる。
上記方法において、前記高速同期確立モードに入る前に、前記スレーブステーションから前記マスターステーションに対して高速同期確立モード要求を送信するステップと、前記高速同期確立モード要求に応じて、前記マスターステーションから前記スレーブステーションに対して高速同期確立モード許可を送信するステップと、を有する。
上記方法によれば、高速同期確立モードに対する要求と許可をメッセージ制にすることで、許容可能な台数を超えた要求があった場合に、マスターステーションが許可を与えないようにでき、これによって、マスターステーションにおける不要な負荷を抑えることが可能となる。
上記方法において、前記高速同期確立モードにおいて、前記マスターステーションと前記スレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行い、前記スレーブステーションにて補正可能と判断した場合に該スレーブステーションで使用するクロックの位相(タイムスタンプ)とレートの補正を行う。
上記方法によれば、マスターステーションとスレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行い、補正可能と判断した場合にクロックの位相(タイムスタンプ)とレートの補正を行うので、劣悪なネットワーク状況下であっても正常な補正が可能となる。
上記方法において、前記高速同期確立モードにおいて、前記マスターステーションと前記スレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行う毎に、前記スレーブステーションにて遅延時間の測定結果の保存を行い、前記測定結果の中から最適な値を用いて前記スレーブステーションで使用する同期信号の位相とレートの補正を行う。
上記方法によれば、マスターステーションとスレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行う毎に、スレーブステーションにて遅延時間の測定結果の保存を行い、保存した測定結果の中から最適な値を用いて同期信号の位相とレートの補正を行うので、劣悪なネットワーク状況下であっても正常な補正が可能となり、また該補正を一度で済ませることから、同期補正の処理負荷の低減が可能となる。
上記方法において、前記最適な値は、例えば最小値である。
上記方法によれば、高精度で同期信号の補正を行うことが可能となる。
上記方法において、保存値が存在しない場合も含め伝播遅延値が保存値から大きく外れている場合、伝播遅延の前記保存値を一旦破棄し、前記高速同期確立モードに入る。
本発明の同期確立システムは、マスターステーションとスレーブステーションとの間でネットワークを介して同期確立を行う同期確立システムであって、メッセージ周期を所定数のタイムスロットに分割し、前記所定数のタイムスロットの一部を前記スレーブステーションの1のスレーブステーションに割り当て、前記割り当てたタイムスロットにおいて、前記マスターステーションと前記1のスレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行うことにより同期確立を行う。
本発明によれば、マスターステーションに不要な負荷をかけることなくスレーブステーションにおける同期確立の短縮化を図ることができる。
本発明の実施の形態における通信システムの概略構成を示す図 図1の通信システムのマスターステーションとスレーブステーションそれぞれの概略構成を示すブロック図 図1の通信システムのスレーブステーションにおける同期確立処理を示すフローチャート 図1の通信システムの高速同期確立モードにおけるタイムスロット制御を説明するための図 図1の通信システムのマスターステーションとスレーブステーションとの間の高速同期確立モードの要求・許可の動作の一例を示すシーケンス図 図1の通信システムのスレーブステーションにおける高速同期確立モードを示すシーケンス図 図1の通信システムのスレーブステーションにおける同期維持モードを示すシーケンス図 図1の通信システムのスレーブステーションにおける高速同期確立モードの変形例を示すシーケンス図 1台のマスターステーションと2台のスレーブステーションとの間の同期メッセージのやりとりを示すシーケンス図
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における通信システムの概略構成を示す図である。同図において、本実施の形態における通信システム1は、交換装置であるIP−PBX主装置2と、Ethernet(登録商標)3を経由してIP−PBX主装置2と有線接続されるIP−DECTセルステーション4と、Ethernet(登録商標)3を経由してIP−PBX主装置2と有線接続されるIP電話端末5とを有する。IP−DECTセルステーション4は、IP−DECT子機端末7の無線通信を可能にする3台のステーション(基地局)6−1〜6−3を有する。ここで、IPは“Internet Protocol”、PBXは“Private Branch eXchanges”、DECTは“Digital Enhanced Cordless Telecommunications”である。
3台のステーション6−1〜6−3は、それぞれEthernet(登録商標)3に接続されており、IP−PBX主装置2との通信及び各ステーション6−1〜6−3間での通信を可能にしている。本実施の形態では3台のステーション6−1〜6−3のうち、ステーション6−1はマスターとして設定されており、残りの2台のステーション6−2,6−3はスレーブとして設定されている。ステーション6−1〜6−3に対するマスター、スレーブの設定はIP−PBX主装置2にて行われる。以下、ステーション6−1をマスターステーション6−1と呼び、ステーション6−2,6−3をそれぞれスレーブステーション6−2,6−3と呼ぶ。
マスターステーション6−1とスレーブステーション6−2,6−3は、IP−DECT子機端末7がこれらのステーション6−1〜6−3間でシームレスに通信が行えるように(即ち、通信が途切れることなくハンドオーバーされるように)、Ethernet(登録商標)3を経由して同期がとられる。なお、本実施の形態ではIP−DECTセルステーション4におけるステーションの台数を3台としたが、この台数に限定はない。但し、スレーブステーション6−2,6−3がマスターステーション6−1と同期をとる関係上、スレーブステーションの台数はマスターステーション6−1のリソース能力(例えば、CPUの処理能力)以内となる。
図2は、マスターステーション6−1とスレーブステーション6−2,6−3それぞれの概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、マスターステーション6−1とスレーブステーション6−2,6−3はそれぞれ同一の構成を採り、ソフトウェア的にマスターとして設定されるか、スレーブとして設定されるかの違いだけである。前述したように、本実施の形態ではステーション6−1をマスターに設定し、ステーション6−2,6−3をスレーブに設定している。以下、マスターステーション6−1を例に挙げてその構成について説明する。
図2において、マスターステーション6−1は、DECT無線部10と、イーサネット(登録商標)PHY(PHysical laYer)−LSI(Large Scale Integration)11と、記憶部12と、状態表示部13と、CPU(Central Processing Unit)14とを有する。DECT無線部10は、図1に示すIP−DECT子機端末7との間でDECT方式の無線通信を行うためのハードウェア(HW)とソフトウェア(SW)とで構成される。イーサネットPHY−LSI11は、イーサネット(登録商標)PHYと同期制御部ハードウェアを有する。CPU14は、VoIP(Voice Over Internet Protocol)処理、TCP(Transmission Control Protocol)−IP(Internet Protocol)、MAC(Media Access Control)、同期制御部ソフトウェアを有する。CPU14のVoIP処理は、IP−DECT子機端末7との間で無線通信した双方向音声データをVoIPパケットに変換する。CPU14のTCP−IP及びMACと、イーサネットPHY−LSI11のイーサネットPHYは、VoIPパケットをEthernet(登録商標)経由で他のVoIP機器と通信するための各レイヤである。
イーサネットPHY−LSI11の同期制御部ハードウェアは、IEEE1588 Ver.2に準拠したハードウェア・アクセラレータであり、内部に持つTimeStamp(タイムスタンプ)の時刻情報及びクロックレートを、IEEE1588 Ver.2プロトコルによってタイミングマスタに同期させるためのハード機能を有する。
CPU14の同期制御部ソフトウェアは、イーサネットPHY−LSI11の同期制御部ハードウェアを制御して、IEEE1588 Ver.2プロトコルによる同期を実現するためのソフトウェアである。この同期制御部ソフトウェアは、Master(マスター)/Slave(スレーブ)の2つのモードを有する。本実施の形態では、マスターステーション6−1の同期制御部ソフトウェアにはマスターモードが設定され、スレーブステーション6−2,6−3それぞれの同期制御部ソフトウェアにはスレーブモードが設定される。記憶部12は、スレーブステーション6−2,6−3それぞれにおけるネットワーク状況データの記録用に用いられる。状態表示部13は、診断結果の表示(LED)に使用する。
マスターステーション6−1とスレーブステーション6−2,6−3との間の同期メッセージのやりとりは図9のシーケンス図に示した通りであるので、説明は省略する。なお、図9のマスターステーションはマスターステーション6−1に対応し、図9のスレーブステーション(1)はスレーブステーション6−2に対応し、スレーブステーション(2)はスレーブステーション6−3に対応する。
図3は、スレーブステーション6−2,6−3それぞれにおける同期確立処理を示すフローチャートである。なお、スレーブステーション6−2,6−3では、同様の同期確立処理が行われるので、主にスレーブステーション6−2について説明する。同図において、スレーブステーション6−2のCPU14は、まず伝播遅延値を確認する(ステップS1)。即ち、図9に示すSyncの遅延時間(T2−T1)と、Delay_Reqの遅延時間(T4−T3)の平均値を求め、その結果を伝播遅延値とする。なお、スレーブステーション6−3においては、図9に示すSync(T1)の遅延時間(T2’−T1)と、Delay_Req、Delay_Resp(T4’)の遅延時間(T4’−T3’)の平均値を求め、その結果を伝播遅延値とする。
スレーブステーション6−2のCPU14は、伝播遅延値を確認した後、伝播遅延値が保存値から大きく外れているか、または、保存値が存在しないかどうか判定する(ステップS2)。即ち、伝播遅延値と保存値との差が所定の閾値を超えているかどうか判定する。この場合、伝播遅延値と比較する保存値は例えば学習値であり、スレーブステーション6−2のCPU14の同期制御部ソフトウェアに保存されている。ステップS2の判定において、保存値が存在しない場合も含め伝播遅延値が保存値から大きく外れていると判断した場合(即ち、伝播遅延値と保存値との差が所定の閾値を超えると判断した場合(「Yes」と判断した場合)、スレーブステーション6−2のCPU14は、伝播遅延の保存値を一旦破棄し(ステップS2−1)、高速で同期を確立する高速同期確立モードに入る(ステップS3)。これに対して、伝播遅延値が保存値から大きく外れていないと判断した場合(即ち、伝播遅延値と保存値との差が所定の閾値以下と判断した場合(「No」と判断した場合)、スレーブステーション6−2のCPU14は、通常の速度で同期を確立する同期確立モードに入る(ステップS4)。
同期確立モード及び高速同期確立モードのいずれか一方のモードに入った後、同期維持モードに入り、今回確認した伝播遅延値を保存する(ステップS5)。次いで、同期維持されているかどうか判定し(ステップS6)、同期維持されている場合(ステップS6で「Yes」と判断した場合)、ステップS5に戻る。これに対して、同期維持されていない場合(ステップS6で「No」と判断した場合)は、同期が外れたとしてステップS1に戻り、再度伝播遅延値を確認し、上記同様の処理を行う。
IEEE1588Ver.2における同期メッセージは、同期維持・同期捕捉(初めて同期をとるという意味合い)時、共に1秒周期としている。但し、同期捕捉時間短縮のため、短周期でメッセージ交換するオプション規定が有る。同期維持・同期捕捉時、共に1秒よりも短い周期にすることで、ネットワーク環境が悪い(例えば、ジッタが大きい)場合に有効である。
本実施の形態では、メッセージの1秒周期をスロット「0」からスロット「99」までの100個のタイムスロットに分割し、その一部であるスロット「90」からスロット「99」までの10個を全てのスレーブステーションで共有する高速同期確立モード専用に割り当てるようにしている。同期補足に時間がかかりそうなスレーブステーションを順次高速同期確立モードに入れて高速に同期確立する。
図4は、高速同期確立モードにおけるタイムスロット制御を説明するための図である。同図は、スレーブステーション6−3(Slave3)が高速同期確立をする例を示している。前述したように、IEEE1588Ver.2規格のメッセージ周期の1秒間を100個のタイムスロットに分割し、各ステーションにタイムスロットを割り当てる。この場合、同期維持モードでは、スロット「0」にはマスターステーション6−1から全てのスレーブステーション6−2〜6−89に向けて送信されるSyncメッセージに割り当てられる。スロット「1」にはスレーブステーション6−2が割り当てられ、マスターステーション6−1との間で通信するDelay_Req、Delay_Respに使用される。スロット「2」にはスレーブステーション6−3が割り当てられ、マスターステーション6−1との間で通信するDelay_Req、Delay_Respに使用される。以後同様となり、スロット「88」にはスレーブステーション6−88が割り当てられ、スロット「89」にはスレーブステーション6−89が割り当てられる。なお、図4にはスレーブステーション6−4〜6−89を示しているが、本実施の形態ではこれらのスレーブステーション6−4〜6−89は有していない。
一方、高速同期確立モードでは、スロット「90」〜「99」に1台〜数台のスレーブステーションが割り当てられる。この一部のタイムスロット(スロット「90」〜「99」)を高速同期確立モード専用として全ステーションで共有する。図4では、スレーブステーション6−3(Slave3)が高速同期確立モードを使用している。この一部のタイムスロットを全ステーションで共有するため、高速同期確立モードに一度に入る台数は1台か、リソースが許せば数台も可能である。なお、対象となるスレーブステーションの台数が限られるため、マスターステーション6−1が短周期で送信するSync2はマルチキャストでなくユニキャストで送信するようにしてもよい。高速同期確立モードでは、20msecのセット(Sync2,Delay_Req,Delay_Respの1組のメッセージ)を5回繰り返すようにしている。
図5は、マスターステーション6−1とスレーブステーション6−2,6−3との間の高速同期確立モードの要求・許可の動作の一例を示すシーケンス図である。この図では、スレーブステーション6−3が高速同期確立モードを要求しており、マスターステーション6−1に対して高速同期確立モード要求を送信することで、マスターステーション6−1から高速同期確立モード許可が送信される。スレーブステーション6−3は、マスターステーション6−1からの高速同期確立モード許可を受信すると、高速同期確立モードに入る。そして、同期確立が完了すると、マスターステーション6−1に対して高速同期確立モード完了報告を送信する。マスターステーション6−1は、スレーブステーション6−3からの高速同期確立モード完了報告を受けると、スレーブステーション6−3に対して同期維持モード・スロット割り当てを送信する。
スレーブステーション6−3による高速同期確立モード中はスレーブステーション6−2から高速同期確立モード要求が送信されても受け付けられることはない。スレーブステーション6−3による高速同期確立モードが完了して、マスターステーション6−1から同期維持モード・スロット割り当てが行われた後は、スレーブステーション6−2から高速同期確立モード要求があると、マスターステーション6−1はその要求を許可する。これにより、スレーブステーション6−2において高速同期確立が行われる。
このように、高速同期確立モード専用スロットは全ステーションで共有するが、一度に限られた台数しか使用できないため、高速同期確立モードの要求・許可メッセージ制とする。許容可能な台数を超えた要求にはマスターステーションが許可を与えず、リソースに空きが出るまで待たせておく。なお、高速同期確立モード用のSync2はネットワークリソース節約のため、高速同期確立モード許可中だけの送信でもよい。
図6は、スレーブステーション6−2における高速同期確立モードを示すシーケンス図である。劣悪なネットワーク状況下では、同期確立するためのメッセージの伝播時間にジッタが生じて正常に補正ができない場合が多発する。特に、同期確立中にこのような状況になると、1秒周期の通常の同期確立では収束に非常に時間がかかってしまう。これに対し、高速同期確立では短周期で同期確立のメッセージ(Sync2,Delay_Req,Delay_Resp)をマスターステーションとスレーブステーションとの間で交換して、補正の頻度を上げるので、収束時間を早めることができる。
高速同期確立モードではSync2、Delay_Req及びDelay_Respを1セットとする短周期の同期メッセージの送受信を20msec毎に5セットまで繰り返して各セットにおいて補正を行うが、正常に補正ができないセット(ある判定基準によって補正不可と判断したセット)があっても通常の同期確立に必要な1秒の周期を要することなく、以降のセットにて補正を行うことが可能となる。図6は、1番目のセットと4番目のセットで正常補正できていないが1秒の周期を要することなく2番目のセットと5番目のセットで正常補正が行われる例を示している。同期確立が収束せず正常補正できない場合(例えば、結果的に同期捕捉に至らなかった場合や同期維持中に同期が外れた場合など)、スレーブステーション6−2のCPU14が、その旨を状態表示部13に表示する。
図7は、スレーブステーション6−2,6−3それぞれにおける同期維持モードを示すシーケンス図である。同期維持モードは同期確立した後に行われる。同期維持モードでは、マスターステーション6−1が短周期のSync2をマルチキャストで送信し、スレーブステーション6−2,6−3それぞれがそれを受信して保存する。即ち、スレーブステーション6−2においては(T2−T1)を保存し、スレーブステーション6−3においては(T2’−T1)を保存する。スレーブステーション6−2は、5セット分のSync2を受信した後、保存した(T2−T1)の中から補正に最適なものを選択し、自身で使用する同期信号の位相とレートを補正する。スレーブステーション6−3も同様に、5セット分のSync2を受信した後、保存した(T2’−T1)の中から補正に最適なものを選択し、自身で使用する同期信号の位相とレートを補正する。なお、短周期のSyncのメッセージは、高速同期引き込みモードが無い場合は止めておいてもよい(ネットワークリソースの節約のため)。
このように実施の形態における通信システム1によれば、メッセージの1秒周期をスロット「0」からスロット「99」までの100個のタイムスロットに分割し、その一部であるスロット「90」から「99」までの10個を高速同期確立モードに割り当て、高速同期確立モードにおいて、マスターステーション6−1とスレーブステーション6−2,6−3との間でSync2、Delay_Req/Delay_Respの各メッセージの送受信を行うことによりスレーブステーション6−2,6−3における同期確立を行うので、マスターステーションに6−1に不要な負荷をかけることなくスレーブステーション6−2,6−3における同期確立の短縮化を図ることができる。
また、高速同期確立モードに入る前に、スレーブステーション6−2,6−3からマスターステーション6−1に対して高速同期確立モード要求を送信し、この高速同期確立モード要求に応じて、マスターステーション6−1からスレーブステーション6−2,6−3に対して高速同期確立モード許可を送信するといった、高速同期確立モードに対する要求と許可をメッセージ制にしたので、許容可能な台数(スレーブステーションの台数)を超えた要求があった場合に、マスターステーション6−1が許可を与えないようにでき、これによって、マスターステーション6−1における不要な負荷を抑えることができる。
また、高速同期確立モードにおいて、マスターステーション6−1とスレーブステーション6−2,6−3との間で所定のメッセージの送受信を行う毎に、スレーブステーション6−2,6−3にて該スレーブステーション6−2,6−3で使用する同期信号の位相とレートの補正を行うので、劣悪なネットワーク状況下であっても正常な補正を行える。
(実施の形態の変形例)
図8は、スレーブステーション6−2における高速同期確立モードの変形例を示すシーケンス図である。前述した図6に示す高速同期確立モードは、Sync2、Delay_Req及びDelay_Respを1セットとする短周期の同期メッセージの送受信を20msec毎に5セットまで繰り返して各セットにおいて補正を行うようにしたが、本変形例では、セット毎に(T2−T1)及び(T4−T3)を保存し、5セット行った後に、保存した5セット分の(T2−T1)及び(T4−T3)の中から最適なものを選択して補正を行うようにしたものである。最適な値の選択方法としては、例えば(T2−T1)及び(T4−T3)の最小値を使用する方法が挙げられる。
このように、高速同期確立モードにおいて、マスターステーション6−1とスレーブステーション6−2,6−3との間で所定のメッセージの送受信を行う毎に、スレーブステーション6−2,6−3にて遅延時間の測定結果の保存を行い、測定結果の中から最適な値を用いてスレーブステーション6−2,6−3で使用する同期信号の位相とレートの補正を行うので、劣悪なネットワーク状況下であっても正常な補正が可能となり、また該補正を一度で済ませることから、同期補正の処理負荷を低減できる。
本発明は、マスターステーションに不要な負荷をかけることなくスレーブステーションにおける同期確立の短縮化を図ることができるといった効果を有し、例えばIEEE1588Ver.2に準拠した通信システムへの適用が可能である。
1 通信システム
2 IP−PBX主装置
4 IP−DECTセルステーション
5 IP電話端末
6−1 マスターステーション
6−2,6−3 スレーブステーション
7 IP−DECT子機端末
10 DECT無線部
11 イーサネットPHY−LSI
12 記憶部
13 状態表示部
14 CPU
本発明は、Ethernet(登録商標)等のローカルネットワーク経由で機器間の同期を取るプロトコルであるIEEE1588Ver.2に準拠した通信システムに用いて好適な同期確立方法に関する。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、マスターステーションに不要な負荷をかけることなくスレーブステーションにおける同期確立の短縮化を図ることができる同期確立方法を提供することを目的とする。
本発明の同期確立方法は、マスターステーションとスレーブステーションとの間でネットワークを介して同期確立を行う同期確立方法であって、メッセージ周期を所定数のタイムスロットに分割するステップと、前記所定数のタイムスロットの一部を高速同期確立モードに割り当てるステップと、前記高速同期確立モードにおいて、前記マスターステーションと前記スレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行うことにより同期確立を行うステップと、前記高速同期確立モードに入る前に、前記スレーブステーションから前記マスターステーションに対して高速同期確立モード要求を送信するステップと、前記高速同期確立モード要求に応じて、前記マスターステーションから前記スレーブステーションに対して高速同期確立モード許可を送信するステップと、を有する。
上記方法によれば、メッセージの周期(例えば、1秒)を所定数のタイムスロット(例えば、スロット「0」からスロット「99」までの100個)に分割し、その一部(例えば、スロット「90」からスロット「99」までの10個)を高速同期確立モードに割り当て、高速同期確立モードにおいて、マスターステーションとスレーブステーションとの間で所定のメッセージ(例えば、Sync2、Delay_Req/Delay_Resp)の送受信を行うことによりスレーブステーションにおける同期確立を行うので、マスターステーションに不要な負荷をかけることなくスレーブステーションにおける同期確立の短縮化を図ることが可能となる。また、高速同期確立モードに対する要求と許可をメッセージ制にすることで、許容可能な台数を超えた要求があった場合に、マスターステーションが許可を与えないようにでき、これによって、マスターステーションにおける不要な負荷を抑えることが可能となる。

Claims (8)

  1. マスターステーションとスレーブステーションとの間でネットワークを介して同期確立を行う同期確立方法であって、
    メッセージ周期を所定数のタイムスロットに分割するステップと、
    前記所定数のタイムスロットの一部を前記スレーブステーションの1のスレーブステーションに割り当てるステップと、
    前記割り当てたタイムスロットにおいて、前記マスターステーションと前記1のスレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行うことにより同期確立を行うステップと、
    を有する同期確立方法。
  2. マスターステーションとスレーブステーションとの間でネットワークを介して同期確立を行う同期確立方法であって、
    メッセージ周期を所定数のタイムスロットに分割するステップと、
    前記所定数のタイムスロットの一部を高速同期確立モードに割り当てるステップと、
    前記高速同期確立モードにおいて、前記マスターステーションと前記スレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行うことにより同期確立を行うステップと、
    を有する同期確立方法。
  3. 請求項2に記載の同期確立方法であって、
    前記高速同期確立モードに入る前に、
    前記スレーブステーションから前記マスターステーションに対して高速同期確立モード要求を送信するステップと、
    前記高速同期確立モード要求に応じて、前記マスターステーションから前記スレーブステーションに対して高速同期確立モード許可を送信するステップと、
    を有する同期確立方法。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の同期確立方法であって、
    前記高速同期確立モードにおいて、前記マスターステーションと前記スレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行い、前記スレーブステーションにて補正可能と判断した場合に該スレーブステーションで使用するクロックの位相とレートの補正を行う同期確立方法。
  5. 請求項2又は請求項3に記載の同期確立方法であって、
    前記高速同期確立モードにおいて、前記マスターステーションと前記スレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行う毎に、前記スレーブステーションにて遅延時間の測定結果の保存を行い、前記測定結果の中から最適な値を用いて前記スレーブステーションで使用する同期信号の位相とレートの補正を行う同期確立方法。
  6. 請求項5に記載の同期確立方法であって、
    前記最適な値は、最小値である同期確立方法。
  7. 請求項2又は請求項3に記載の同期確立方法であって、
    保存値が存在しない場合も含め伝播遅延値が保存値から大きく外れている場合、伝播遅延の前記保存値を一旦破棄し、前記高速同期確立モードに入る同期確立方法。
  8. マスターステーションとスレーブステーションとの間でネットワークを介して同期確立を行う同期確立システムであって、
    メッセージ周期を所定数のタイムスロットに分割し、
    前記所定数のタイムスロットの一部を前記スレーブステーションの1のスレーブステーションに割り当て、
    前記割り当てたタイムスロットにおいて、前記マスターステーションと前記1のスレーブステーションとの間で所定のメッセージの送受信を行うことにより同期確立を行う、
    同期確立システム。
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