JP2015207751A - 電磁シールド部材及び電磁シールド部材付電線モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】曲げ容易な部分を含む筒状部と、筒状部内に収容される電線の端部の電気接続部分を覆う電磁シールド筐体部との接続構造の簡易化を図ることを目的とする。
【解決手段】電磁シールド部材12は、電線60を収容可能な筒形状に形成され、その延在方向の少なくとも一部に曲げ部(例えば、スリット形成部42)が設けられた筒状部40と、筒状部40の一端部に設けられ、電線60の端部の電気接続部分(例えば、コネクタ64)を収容可能な電磁シールド筐体部22とを含む第1電磁シールド部材20を備える。金属の板材が、筒状部40と電磁シールド筐体部22との間で繋がったままの状態で、筒状部40をなす形状及び電磁シールド筐体部22をなす形状に曲げられることで第1電磁シールド部材20が形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、電磁ノイズを遮蔽する電磁シールド部材に関する。
特許文献1及び2は、導電シートの四方の外縁部のうちの第1外縁部とこの反対側の第2外縁部とを合わせることで、導電シートを筒状に形成した電磁シールド具を開示している。
この電磁シールド具には、好ましくは、複数のスリットによって構成される並列スリット群が形成されている。これにより、筒状に形成された電磁シールド具を、その曲げ部における扁平な形状への変形を抑制しつつ、曲げることができる。
また、筒状に形成された電磁シールド具は、例えば、筐体の開口の縁に形成されたシールド枠部に外嵌めされた状態で、その外周にかしめリングをかしめ固定することによって、筐体のシールド枠部に固定される。
特開2013−149895号公報 特開2013−162728号公報
ところで、上記のような電磁シールド具内に収容される電線は、電気機器等に接続する必要がある。電線及びその端部の電気接続部分をより完全に電磁的に遮蔽するためには、端部の電気接続部分を電磁シールド筐体で覆い、当該電磁シールド筐体と筒形状の電磁シールド具とを一体的に連結するとよい。
しかしながら、特許文献1及び2では、筒形状の電磁シールド具を、電磁シールド筐体のシールド枠部に外嵌めし、この外周にかしめリングを固定している。このため、部品点数及び接続作業工数が多くなり、コスト増を招く。また、部品点数増によって重量増を招く恐れもある。
そこで、本発明は、曲げ容易な部分を含む筒状部と、筒状部内に収容される電線の端部の電気接続部分を覆う電磁シールド筐体部との接続構造の簡易化を図ることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係る電磁シールド部材は、電線を収容可能な筒形状に形成され、その延在方向の少なくとも一部に曲げ部が設けられた筒状部と、前記筒状部の一端部側及び他端部側のそれぞれに設けられ、前記電線の一端部及び他端部のそれぞれの電気接続部分を収容可能な一対の電磁シールド筐体部と、を備え、金属の板材が、前記筒状部と前記一対の電磁シールド筐体部との各間で繋がったままの状態で、前記筒状部をなす形状、前記一対の電磁シールド筐体部をなす形状に曲げられて形成されているものである。
また、上記課題を解決するため、第2の態様に係る電磁シールド部材は、電線を収容可能な筒形状に形成され、その延在方向の少なくとも一部に曲げ部が設けられた筒状部と、前記筒状部の一端部側に設けられ、前記電線の端部の電気接続部分を収容可能な電磁シールド筐体部と、を含む第1電磁シールド部材を備え、金属の板材が、前記筒状部と前記電磁シールド筐体部との間で繋がったままの状態で、前記筒状部をなす形状及び前記電磁シールド筐体部をなす形状に曲げられることで前記第1電磁シールド部材が形成されているものである。
第3の態様は、第2の態様に係る電磁シールド部材であって、前記第1電磁シールド部材とは別体に、筒形状に形成され、前記筒状部の他端部に接続された第2電磁シールド部材をさらに備える。
第4の態様は、第3の態様に係る電磁シールド部材であって、前記第2電磁シールド部材の外周に塗装膜が形成されており、前記筒状部の他端部が前記第2電磁シールド部材の一端部内に内嵌めされているものである。
第5の態様は、第4の態様に係る電磁シールド部材であって、前記筒状部の他端部にその外周側に突出する抜止め外向突起部が形成され、前記第2電磁シールド部材の一端部にその内周側に突出し、前記抜止め外向突起部に抜止め係止可能な抜止め内向突起部が形成されているものである。
第6の態様は、第4の態様に係る電磁シールド部材であって、前記筒状部の他端部にその内周側に向けて凹む受凹部が形成され、前記第2電磁シールド部材の一端部に、その内周側に突出し、前記受凹部に嵌込み可能な嵌込凸部が形成されているものである。
第7の態様は、第4の態様に係る電磁シールド部材であって、前記筒状部の他端部にその外周側に突出する嵌込凸部が形成され、前記第2電磁シールド部材の一端部に、その外周側に向けて凹み、前記嵌込凸部を嵌込み可能な受凹部が形成されているものである。
第8の態様は、第4〜第7のいずれか1つの態様に係る電磁シールド部材であって、前記筒状部の他端部に、その他端部の内外周方向への弾性変形を容易にするスリットが、前記筒状部の延在方向に沿って形成されているものである。
第9の態様は、第4〜第6のいずれか1つの態様に係る電磁シールド部材であって、前記筒状部の他端部内に、前記筒状部の他端部を外周側に広がるように弾性的に付勢する付勢部材が設けられているものである。
第10の態様は、第1〜第9のいずれか1つの態様に係る電磁シールド部材であって、前記曲げ部は、複数のスリットが前記筒状部の周方向において並列に並んで形成された部分とされたものである。
第11の態様は、第1〜第10のいずれか1つの態様に係る電磁シールド部材であって、前記電磁シールド筐体部が、前記電線の端部の電気接続部分としてのコネクタを、相手側のコネクタに接続可能な態様で収容する筐体本体部と、前記筐体本体部から前記筒状部に向けて徐々に細くなる中継部と、を備える。
第12の態様は、請求項1〜請求項11のいずれか1つの態様に係る電磁シールド部材であって、前記電磁シールド筐体部は、前記筒状部の周方向の一部に応じた形状で延在する部分筒形状部を含み、前記筒状部の周方向の前記一部と前記電磁シールド筐体部の前記部分筒形状部とが連続して繋がっているものである。
第13の態様に係る電磁シールド部材付電線モジュールは、第1〜第12のいずれか1つの態様に係る電磁シールド部材と、延在方向中間部の少なくとも一部が前記筒状部に収容されると共に、端部に設けられた電気接続部分が前記電磁シールド筐体部に収容された電線と、を備える。
第1〜第13の態様によると、曲げ容易な曲げ部を含む筒状部と電磁シールド筐体部とが金属の板材を曲げることによって形成されるため、筒状部と電磁シールド筐体部との接続構造の簡易化を図ることができる。
第3の態様によると、前記筒状部の他端部に、第1電磁シールド部材とは別体である第2電磁シールド部材が接続されているため、電線をより長尺に亘って電磁シールドすることができる。
第4の態様によると、第2電磁シールド部材の外周に塗装膜が形成されている場合でも、第1電磁シールド部材と第2電磁シールド部材とを容易に電気的に接続することができる。
第5の態様によると、筒状部と第2電磁シールド部材とを容易に抜止めした状態で保持することができる。
第6の態様によると、嵌込凸部が受凹部に嵌込むことで、筒状部と第2電磁シールド部材との接続状態をより確実に維持することができる。また、電磁シールド部材の外周側への嵌込凸部等の突出を抑制できるため、電磁シールド部材の構成のコンパクト化が可能となる。
第7の態様によると、嵌込凸部が受凹部に嵌込むことで、筒状部と第2電磁シールド部材との接続状態をより確実に維持することができる。また、電磁シールド部材の内周側への嵌込凸部等の突出を抑制できるため、筒状部及び第2電磁シールド部材内の電線収容空間をなるべく広くすることができる。
第8の態様によると、筒状部の他端部を縮径変形させた状態で第2電磁シールド部材内に挿入して、筒状部の他端部をその弾性力によって拡径変形させることができる。これにより、筒状部と第2電磁シールド部材とをより確実に接続できる。
第9の態様によると、付勢部材によって、筒状部の他端部が電磁シールド部材に押付けられる。これにより、筒状部と第2電磁シールド部材とをより確実に接続できる。
第10の態様によると、前記曲げ部は、複数のスリットが前記筒状部の周方向において並列に並んで形成された部分とされているため、扁平につぶれることなく曲がりやすい。
また、電磁シールド筐体部のうち、電線の端部の電気接続部分としてのコネクタを収容する筐体本体部は比較的大きくなりがちである。そこで、第11の態様のように、筐体本体部と筒状部とを、筒状部に向けて徐々に細くなる中継部で繋ぐことで、筐体本体部と筒状部とを容易に連続的な形状で繋ぐことができる。
第12の態様によると、前記筒状部の周方向の前記一部と前記電磁シールド筐体部の前記部分筒形状部とが連続して繋がっているため、その部分で、筒状部と電磁シールド筐体部との間の隙間をより小さくできると共に、それらの間での抵抗値をなるべく小さくすることができる。
第1実施形態に係る電磁シールド部材付電線モジュールの一端側部分を示す概略斜視図である。 電磁シールド部材付電線モジュールの一端側部分を車両に組付けた状態を示す概略側面図である。 第1電磁シールド部材の元となる板材を示す展開図である。 第2電磁シールド部材の一例を示す断面図である。 筒状部と第2電磁シールド部材との接続部分に係る第1変形例を示す概略断面図である。 第1変形例に係る筒状部の端部を示す概略斜視図である。 筒状部と第2電磁シールド部材との接続部分に係る第2変形例を示す概略断面図である。 筒状部と第2電磁シールド部材との接続部分に係る第3形例を示す概略断面図である。 筒状部と第2電磁シールド部材との接続部分に係る第4変形例を示す概略断面図である。 第4変形例に係る付勢部材を示す説明図である。 第2実施形態に係る電磁シールド部材付電線モジュールを示す概略側面図である。 筒状部と電磁シールド筐体部とが繋がる部分に係る第5変形例を示す部分概略斜視図である。 同上の変形例に係る電磁シールド部材の元となる板材を示す展開図である。
<第1実施形態>
以下、第1実施形態に係る電磁シールド部材及び電磁シールド部材付電線モジュールについて説明する。図1は電磁シールド部材付電線モジュール10の一端側部分を示す概略斜視図であり、図2は電磁シールド部材付電線モジュール10の一端側部分を車両に組付けた状態を示す概略側面図である。
<全体構成>
この電磁シールド部材付電線モジュール10は、第1電磁シールド部材20と第2電磁シールド部材50とを含む電磁シールド部材12と、電線60とを備える。
電線60は、車両に搭載された電気部品16と他の電気部品とを電気的に接続する配線材である。ここでは、3本の電線60が束ねられている。各電線60は、銅、銅合金、アルミニウム、或は、アルミニウム合金等の芯線の周りに絶縁被覆が押出被覆等によって形成された構成とされている。
電線60の一端部は、コネクタ64に接続されており、当該コネクタ64が電気部品16側の相手側コネクタに接続されることで、電線60が電気部品16に接続される。すなわち、本実施形態においては、コネクタ64が、電線60の端部の電気接続部分である。電線の端部に、丸形端子等の端子が直接接続され、当該端子が電線60の端部の電気接続部分として構成されていてもよい。電線60の他端部は、一端部の接続構成と同様構成又は周知構成を含む他の構成によって、他の電気部品に接続される。
電磁シールド部材12は、第1電磁シールド部材20と、第2電磁シールド部材50とを備える。
第1電磁シールド部材20は、電線60の一端部及びコネクタ64を覆って、電線60の一端部及びコネクタ64を電磁的にシールドするための部材である。また、第1電磁シールド部材20は、電気部品16の導電性筐体17(通常は、金属筐体)に電気的に接続され、もって、本電磁シールド部材12を接地する役割をも果す。
第2電磁シールド部材50は、電線60の延在方向中間部を覆って電磁的にシールドするための部材である。第2電磁シールド部材50は、第1電磁シールド部材20を介して電気部品16の導電性筐体17に電気的に接続されることで接地される。
<第1電磁シールド部材の外形状>
第1電磁シールド部材20は、電磁シールド筐体部22と、筒状部40とを備えており、筒状部40の一端部に、電磁シールド筐体部22が設けられた構成とされている。
電磁シールド筐体部22は、コネクタ64と、電線の端部のうち当該コネクタ64から延出する一端部を収容可能に構成されている。
より具体的には、電磁シールド筐体部22は、筐体本体部24と、中継部28とを備える。
筐体本体部24は、コネクタ64よりも大きい直方体箱形状に形成されている。
筐体本体部24を囲む面のうちの1つの面24f1(ここでは、天井面部分)に、ネジ挿通孔24aが形成されている。そして、筐体本体部24内にコネクタ64を配設した状態で、ネジSを前記ネジ挿通孔24aに挿通させてコネクタ64のネジ孔に螺合させることで、コネクタ64が筐体本体部24内に一定位置で固定される。
また、筐体本体部24を囲む面のうちの他の1つの面であって上記面24f1の隣の面24f2(ここでは、四方を囲む側面のうちの1つ)に開口25が形成されている。ここでは、開口25は、面24f2に対して24f1に近い部分で半分程度開口する方形開口形状に形成されている。そして、筐体本体部24内に固定されたコネクタ64のうちの接続側の部分(当該コネクタ64に組込まれた端子が外部に向く部分)が当該開口25を通じて外部に臨むようになっている。これにより、コネクタ64が、相手側のコネクタに接続可能な態様で筐体本体部24内に収容保持される。
また、上記面24f1から開口25が向く面に向けて固定片26が延出している。固定片26には、ネジ挿通孔26aが形成されている。そして、開口25を、電気部品16の相手側のコネクタ周りに配設するようにして、筐体本体部24を電気部品16の一側面に当接させた状態で、コネクタ64を、開口25を通じて電気部品16の相手側にコネクタに接続できるようになっている。また、このようにコネクタ64を接続した状態、固定片26が電気部品16の導電性筐体17の他の面(図2では上向き面)に沿って配設される。この状態で、ネジSをネジ挿通孔26aに挿通して、導電性筐体17のネジ孔に螺合させることで、第1電磁シールド部材20が電気部品16に対して固定される。また、固定片26が導電性筐体17の他の面に接触した状態で維持されることで、第1電磁シールド部材20が固定片26を通じて導電性筐体17に接地されることになる。なお、固定片は、筐体本体部の他の部分、例えば、開口の側方等に設けられていてもよい。
中継部28は、筐体本体部24から筒状部40に向けて徐々に細くなる形状に形成されている。すなわち、通常、コネクタ64は、電線60又は電線60の束よりも大きいため、筐体本体部24は、筒状部40よりも大きくなる。そこで、筐体本体部24と筒状部40との間に、筐体本体部24の下方開口から筒状部40の一端部開口に向けて徐々に細くなる中継部28を介在させている。ここでは、中継部28は、角錐形状の頂部を切り落したような形状、より具体的には、4角錐形状の頂部を切り落したような形状に形成されている。
また、中継部28と筒状部40との間には、余剰部吸収部30が設けられている。余剰部吸収部30は、中継部28と筒状部40との間で、三角形状に折曲げられつつ外方に向けて突出する形状に形成されている。余剰部吸収部30は、中継部28と筒状部40とを1枚の板材32によって形成する際に、余剰となる部分を吸収する部分である。板材の折曲げ方によっては、余剰部吸収部30は、存在しない場合もあり得る。
筒状部40は、電線60を収容可能な筒形状に形成されると共に、その延在方向の少なくとも一部に曲げ部が設けられた構成とされている。
より具体的には、筒状部40は、曲げ部としてのスリット形成部42と、スリット無し部46とを備える。
スリット形成部42は、複数のスリット43が周方向において並列に並んで形成された部分である。
一方、スリット無し部46は、筒状部40の延在方向においてスリット形成部42に隣接する筒状の部分である。この部分は、板材32の合せ目部分を除き、その周方向においてスリット無く連続するように形成されている。
例えば、筒状部40は、その延在方向において間隔を空けて並ぶ複数(ここでは3つ)のスリット形成部42を有している。筒状部40は、1つのスリット形成部42のみを有していてもよい。
スリット43各々は、筒状部40の延在方向に沿って切目を形成することによって形成されている。筒状部40の延在方向は、筒状部40の軸心方向でもある。なお、スリット43各々が、筒状部40の延在方向に対して斜めの方向に沿って形成されていてもよい。
また、本実施形態では、スリット形成部42各々において、複数のスリット43は周方向において等間隔で形成されている。図1,2が示す例では、スリット形成部42ごとに5つのスリット43が等間隔で形成されている。また、スリット形成部42における周方向の縁部が対向する部分で、当該縁部同士は接合されていない。このため、当該縁部が対向する部分でも、スリットが設けられているといえる。従って、スリット形成部42ごとに6つのスリットが全周方向を6等分する間隔で形成されている。もちろん、スリット形成部42ごとに6つ以上のスリット43が形成される例、または、スリット形成部42ごとに2つないし4つのスリット43が形成される例なども考えられる。
本筒状部40において、スリット形成部42各々におけるスリット43各々の間の帯状部44各々は、他の部分よりも曲がりやすい。そのため、筒状部40は、曲げ方向の外力が加わると、一部の帯状部44が外周面側へ突出するように曲がることにより、全体として見るとその曲がった帯状部44を内側にして曲がる。
すなわち、筒状部40は、スリット形成部42で曲げやすい。図1の仮想線(二点鎖線)は、スリット形成部42各々で曲がった状態の筒状部40を示す。
さらに、スリット形成部42が形成する曲げ部の内側において、帯状部44が外周面側へ突出するように曲がるため、その曲げ部は扁平につぶれない。従って、筒状部40は、スリット形成部42において扁平につぶれることなく曲がりやすい筒体である。
この実施形態では、スリット形成部4各々におけるスリット43各々の間の帯状部44各々が、予め外周面側へ突出した形状に曲げられている。図1が示す例では、帯状部44各々は、スリット43の延在方向における中央部分で外周面側へ突出して湾曲した形状に曲げられている。これにより、スリット43各々が開いた状態になっている。
帯状部44各々は、予め外周面側へ突出した形状に曲げられていることにより、スリット43の延在方向において伸縮するように変形しやすい。そのため、筒状部40は、スリット形成部42においてより曲がりやすい。
なお、筒状部40の曲げ部が、上記のようにスリット形成部42であることは必須ではない。例えば、筒状部の延在方向の少なくとも一部に、環状太径部と環状細径部とが交互に形成された蛇腹形状の曲げ部を設けてもよい。この場合でも、筒状部は、当該曲げ部で容易に曲ることができる。
スリット無し部46は、スリット43が形成されていない筒状の部分である。ここでは、スリット無し部46は、筒状部40の両端部及びスリット形成部42の各間に設けられている。
筒状部40の他端部にスリット無し部46は、第2電磁シールド部材50に対して連結される。
なお、筒状部40を形成する板材32の両縁部は、本スリット無し部46において、連結される。これにより、板材32が、筒状に維持される。ここでは、スリット無し部46において、板材32の両縁部は、外方に張り出して形成されて互いに対向して重ね合され、この状態で、連結されている。この連結は、例えば圧着、リベット留め、溶接または接着剤による接着などによって行われる。
なお、スリット無し部46には、上記スリット形成部との境界以外の領域に亘りそれぞれ異なる直線に沿う複数の折目47が形成されている。複数の折目47は、例えば、筒状部40の元になる板材32に対するプレス加工によって事前に形成される。
本実施形態におけるスリット無し部46各々において、折目47各々は、隣接するスリット形成部42におけるスリット43各々の端から延びて形成されている。これら折り目47各々は、スリット無し部46の外周面側から見て山折りされている折り目(山折り目)である。従って、本筒状部40は、多角形筒形状をなしている。もっとも、筒状部40は、円筒状、楕円筒状をなしていてもよい。
<第1電磁シールド部材の元となる板材>
図3は第1電磁シールド部材20の元となる板材32を示す展開図である。
第1電磁シールド部材20は、1枚の金属の板材32が、筒状部40と電磁シールド筐体部22との間で繋がったままの状態で、筒状部40をなす形状及び電磁シールド筐体部22をなす形状に曲げられることで形成されている。なお、1枚の金属の板材32は、曲げ加工される前の状態で1つと認識されるものであればよく、従って、重ね合された金属箔を含む場合等、複数層構造のものを含む。
すなわち、板材32は、金属の板材を打抜き加工等することによって形成されている。第1電磁シールド部材20の軽量化を図るためには、板材32は、アルミニウムを主成分とする金属の板材であることが好ましい。
板材32は、上記筐体本体部24を形成するための第1領域33と、中継部28を形成するための第2領域34と、余剰部吸収部30を形成するための第3領域35と、筒状部40を形成するための第4領域36とが繋がった1枚の板材として構成されている。
第1領域33は、筐体本体部24の周囲4方を囲む4つの領域部分33a、33b、33c、33dと、筐体本体部24の上方を塞ぐ領域部分33eとを備える。
4つの領域部分33a、33b、33c、33dは、それぞれ方形状に形成されており、一列に繋がるように形成されている。領域部分33dは、領域部分33bよりも小さい方形状に形成されており、この領域部分33dの上方に上記開口25が形成されるようになっている。
また、領域部分33eは、領域部分33bの上方に繋がるように形成されている。また、領域部分33eの先端部には、上記固定片26を形成するための領域部分33fが延設されている。領域部分33e、33fには、上記ネジ挿通孔24a、26aが形成されている。
そして、本第1領域33を、各領域部分33a、33b、33c、33d、33e間の折目Lで折曲げることで、直方体状をなす筐体本体部24が形成される。
また、第2領域34は、中継部28の周囲4方を囲む4つの領域部分34a、34b、34c、34dを備える。各領域部分34a、34b、34c、34dは、等脚台形状に形成されており、それぞれの下底(一対の平行な辺のうち長い側の辺)を連続させると共に、それぞれの上底(一対の平行な辺のうち短い側の辺)を連続させ、さらに、隣接する領域間で斜辺を共有する態様で、一列に繋がるように形成されている。
また、領域部分35bの下底は、第1領域33の領域部分33bの1つの辺(領域部分33eに対向する辺)と供給する態様で連続しており、これにより、第1領域33と第2領域34とが繋がっている。
そして、第2領域34の領域部分35bを、第1領域33の領域部分33bに対して折目Lで折曲げると共に、第2領域34を、各領域部分34a、34b、34c、34d間の折目Lで折曲げることで、筐体本体部24に対して繋がった状態で、中継部28が形成される。
第3領域35は、第2領域34と第4領域36とを繋ぐ部分である。説明の便宜上、第3領域35については、第4領域36を説明してから説明する。
第4領域36は、方形状に形成されている。第4領域36には、各スリット形成部42に対応する複数列において、複数のスリット43が並列状に形成されている。そして、その両側部を突合わせるようにして筒形状に丸めることによって、筒状部40が形成される。
第3領域35は、第2領域34のうち第1領域33とは反対側の辺と第4領域36の一端側の辺とを繋ぐ部分である。第3領域35のうち第2領域34側の部分は、その各領域部分34a、34b、34c、34dの上底が曲りつつ連続する形状に合わせた形状に形成されている。また、第3領域35のうち第4領域36側の部分は、第4領域36の一端側の直線状の辺形状に合わせた直線形状に形成されている。第3領域35は、これらの部分間で板状に延在する多角形状に形成されている。また、この第3領域35には、第2領域34の各領域部分34a、34b、34c、34d間の部分から第4領域に向けて切目を形成することで、分割スリット35sが形成されている。これにより、第3領域35は、第2領域34の各領域部分34a、34b、34c、34dの境界延長上で、分割スリット35sによって、複数の領域部分35a、35b、35c、35dに分割されている。これにより、各領域部分35a、35b、35c、35dは、外側に突出するように三角突起状に変形することができ、もって、第2領域34のうち第1領域33とは反対側の辺と第4領域36の一端側の辺とを近づけて配設できるようになっている。
上記板材32は、筒状部40と電磁シールド筐体部22との間で繋がった状態のままで、筒状部40をなす形状及び電磁シールド筐体部22をなす形状に曲げられる。具体的には、第1領域33が筐体本体部24を形成するように直方体箱状に折られると共に、第2領域34が中継部28を形成するように、四角錐の頂部を切除したような形状に折られる。また、第4領域36が筒状部40を形成するように筒形状に曲げられ、第3領域35が中継部28と筒状部40との間で外向きに三角形状に折れ曲るように折られる。これにより、中継部28のうち細くなる側の端部に、筒状部40が余剰部吸収部30を介して連続した状態で、第1電磁シールド部材20が形成される。
ここでは、中継部28の4つの領域部分34a、34b、34c、34dの全てが余剰部吸収部30を介して筒状部40の一端部に繋がっている。このため、中継部28と筒状部40とを容易に連結した状態で、第1電磁シールド部材20を形成することができる。
もっとも、中継部28と筒状部40とは、その周方向の少なくとも一部において直接又は余剰部吸収部30を介して繋がっていればよい。これにより、それらの接続構造の簡易化を図ることができるからである。
なお、上記板材32の縁同士の連結部分は、例えば圧着、リベット留め、溶接または接着剤による接着などによって連結される。当該連結を容易かつ確実に行うため、板材32の辺と辺との連結部分の少なくとも一方には、外方に延出する連結片32pが形成されていることが好ましい(図3において2点鎖線で示す箇所参照)。
<第2電磁シールド部材>
図1及び図2に示すように、第2電磁シールド部材50は、第1電磁シールド部材20とは別体に形成された部材であり、アルミニウムを主成分とする金属の筒部材等、導電性筒部材によって形成されている。ここでは、第2電磁シールド部材50は、円筒形状に形成されている。もっとも、第2電磁シールド部材50は、筒状部40の形状に応じて多角形筒状に形成されていてもよいし、その他、楕円筒状に形成されていてもよい。
また、第2電磁シールド部材は、樹脂層の間に金属層(金属箔層等)を設けた3相構造の筒形状に形成されていてもよい。
さらに、図4に示すように、第2電磁シールド部材50Bは、一対の半割筒部材52Bを合体させた部材であってもよい。
ここでは、半割筒部材52Bは、金属等で形成された部材であり、半割筒本体部53Bと、仕切部56Bとを備える。
半割筒本体部53Bは、筒(ここでは円筒)をその延在方向に沿った面で半割にした形状に形成されている。半割筒本体部53Bの周方向一側部には、当該一側部から内周側に寄った位置で外方に延出する板状の延出片53Baが形成されている。
また、仕切部56Bは、半割筒本体部53Bの内周部の周方向中間部からその径方向に向けて延出する板状に形成されている。
そして、一対の半割筒本体部53Bのそれぞれの周方向一側部の延出片53Baを、一対の半割筒本体部53Bのそれぞれの周方向他側部の内周部に重ね合せるようにして、一対の半割筒部材52Bを合体させる。この際、一対の半割筒本体部53Bの仕切部56Bの先端部を重ね合せるようにする。
この状態で、一対の半割筒部材52Bの合体状態を維持することで、第2電磁シールド部材50Bが構成される。なお、一対の半割筒部材52Bの合体状態は、それらの周りに巻付けられた金属バンド、樹脂バンド等の結束部材によって、又は、溶接等によって維持することができる。
この第2電磁シールド部材50Bでは、一対の半割筒本体部53B内の空間を、仕切部56Bによって仕切ることができる。このため、例えば、仕切部56Bによって仕切られた一方の空間に高圧回路用の電線60Aを収容し、他方の空間に低圧回路用の電線60Bを収容することができる。これにより、第2電磁シールド部材50B内で、高圧回路用の電線60Aと低圧回路用の電線60Bとを電磁的にシールドすることができる。
なお、本第2電磁シールド部材50Bを用いる場合において、その端部に筒状部40を挿入する場合には、その端部において仕切部56Bを省略しておくとよい。
第2電磁シールド部材50は、真っ直ぐ延びる形状であってもよいし、途中で曲る形状であってもよい。通常、第2電磁シールド部材50は、真っ直ぐな一定形状又はその途中で曲る一定形状に保持された部材である。
この第2電磁シールド部材50は、上記第1電磁シールド部材20の筒状部40の他端部に接続される。これにより、筒状部40の他端部から延出する電線60を、本第2電磁シールド部材50が覆う。つまり、電線60は、第1電磁シールド部材20と第2電磁シールド部材50とによって連続的に覆われる。
この第2電磁シールド部材50の外周には、塗装膜52が形成されている。塗装膜52は、本電磁シールド部材付電線モジュールを他の配線材から区別する役割、保護する役割等の目的で形成されるものである。もっとも、塗装膜52が形成されていることは必須ではない。
第2電磁シールド部材50は、第1電磁シールド部材20を介して接地される。通常塗装膜は非導電性を呈するため、第2電磁シールド部材50に塗装膜52が形成されている場合には、当該塗装膜52が第2電磁シールド部材50と第1電磁シールド部材20との間に絶縁体として介在しないようにすることが好ましい。
そこで、筒状部40の他端部は、第2電磁シールド部材50の一端部内に内嵌めして、筒状部40の他端部の外周面と第2電磁シールド部材50の一端部の内周面とが直接的に接触するようにすることが好ましい(図1及び図2参照)。これにより、第2電磁シールド部材50が第1電磁シールド部材20に対して良好に電気的に接触し、第2電磁シールド部材50がより確実に第1電磁シールド部材20を介して接地される。
<効果等>
以上のように構成された電磁シールド部材12及び電磁シールド部材付電線モジュール10によると、曲げ容易な曲げ部であるスリット形成部42を含む筒状部40と電磁シールド筐体部22とが1枚の金属の板材を曲げることによって形成されるため、筒状部40と電磁シールド筐体部22との接続構造の簡易化を図ることができる。
例えば、曲げ部を含む筒状部と電磁シールド筐体部とが全く別体で形成されている場合には、全く分離している両者を連結した状態で保持する作業及びその保持のための別部材が必要となるが、本実施形態では、筒状部40と電磁シールド筐体部22が繋がった状態で形成されるため、それらの接続構造の簡易化、ひいては、接続作業の容易化、接続のための別部材の小部品点数化による軽量化、低コスト化等を実現できる。
なお、筒状部と電磁シールド筐体部の少なくとも一部が繋がった状態であれば、全く別部材を接続する場合よりも、その接続構造の簡易化等を実現できる。このため、1枚の金属の板材によって第1電磁シールド部材が形成された結果、筒状部と電磁シールド筐体部の少なくとも一部が繋がった状態であればよい。
また、筒状部40と電磁シールド筐体部22とは繋がって形成されるため、それらの間での電気抵抗を小さく保つこともできる。
また、筒状部40は、曲げ部としてスリット形成部42を含むため、本電磁シールド部材付電線モジュール10の配線レイアウトの自由度の向上、配線作業性の向上等を実現できる。
また、電磁シールド筐体部22のうちコネクタ64を収容する筐体本体部24は比較的大きくなりがちである。そこで、筐体本体部24と筒状部40とを、筒状部40に向けて徐々に細くなる中継部28で繋ぐことで、筐体本体部24と筒状部40とを容易に連続的な形状で繋ぐことができる。
また、筒状部40の他端部に、第1電磁シールド部材20とは別体である第2電磁シールド部材50が接続されているため、電線60をより長尺に亘って電磁シールドすることができる。
また、第2電磁シールド部材50の外周に塗装膜52が形成されている場合、筒状部40の他端部を第2電磁シールド部材50の一端部に内嵌めすることで、両者をより確実に電気的に接続しつつ、両者を物理的に連結することができる。
<変形例>
第1電磁シールド部材20の筒状部40と第2電磁シールド部材50とを接続する際、筒状部40が第2電磁シールド部材50から抜けてしまわないようにすることが好ましい。
そこで、図5及び図6に示す第1変形例のようにすることが好ましい。第1変形例では、筒状部40に対応する筒状部140の端部が外側に曲げ返されており、これにより、筒状部140の端部に環状の抜止め外向突起部142が形成されている。また、筒状部140の端部がその内外周方向に容易に弾性変形できるように、筒状部140の端部にその延在方向に沿ったスリット144が形成されている。ここでは、スリット144は、筒状部140の端部の周方向において間隔をあけて複数箇所に形成されている。
なお、一対の半割筒部材52Bによって構成された第2電磁シールド部材50Bを用いる場合には、一対の半割筒本体部53B間のスリットを利用して第2電磁シールド部材50の端部がその内外周方向に容易に弾性変形できるように構成できるため、新たにスリットを設けなくてもよい。
また、第2電磁シールド部材50に対応する第2電磁シールド部材150の一端部には、その内周側に突出する環状の抜止め内向突起部152が形成されている。抜止め内向突起部152の内径寸法は、筒状部140の外径寸法と同じであるか小さく(好ましくは、僅かに小さく)、かつ、抜止め外向突起部142の外径寸法よりも小さいことが好ましい。
そして、筒状部140の端部を縮径変形させつつ、当該筒状部140の端部を第2電磁シールド部材150内に挿入する。そして、抜止め外向突起部142が抜止め内向突起部152を越える迄、筒状部140を挿入すると、筒状部140の端部が自己の弾性力によって元の外径に戻るように変形する。これにより、抜止め外向突起部142が抜止め内向突起部152に対して第2電磁シールド部材150の奥側から抜止め係止する。これにより、筒状部140の端部が第2電磁シールド部材150に対して容易かつ確実に抜止め状態に保持される。
なお、上記構成では、筒状部140の弾性力によって、筒状部140が抜止め内向突起部152に押付けられて接触する。この部分での電気的抵抗をなるべく小さくするために、抜止め内向突起部152及び筒状部140のうち抜止め内向突起部152が接触する部分の少なくとも一方に、電気的抵抗を小さくするためのメッキ(錫メッキ,銅メッキ等)を施しておくか、或は、電気的抵抗を小さくする導電性部材(銅板)等を半田付等で接合しておくことが好ましい。かかるメッキ或は他の導電性部材の接合は、下記の各変形例においても同様になされていることが好ましい。
また、図7に示す第2変形例では、筒状部40に対応する筒状部240の端部に外周側から見て内側に凹む環状の受凹部242が形成されている。また、筒状部240の端部には、上記スリット144と同様にスリット244が形成されている。
また、第2電磁シールド部材50に対応する第2電磁シールド部材250の一端部には、その内周側に突出する環状の嵌込凸部252が形成されている。嵌込凸部252の内径寸法は、受凹部242の外径寸法と同じであるか小さく(好ましくは、僅かに小さく)設定されていることが好ましい。
そして、筒状部240の端部を縮径変形させつつ、当該筒状部240の端部を第2電磁シールド部材250内に挿入する。そして、受凹部242が嵌込凸部252に達すると、筒状部240の端部が自己の弾性力によって元の外径に戻ろうとする。これにより、嵌込凸部252が受凹部242に嵌り込み、筒状部240の端部が第2電磁シールド部材250に対して容易かつ確実に抜止め状態に保持される。この状態では、嵌込凸部252の内周部が受凹部242の外周部に接触するので、筒状部240と第2電磁シールド部材250とが電気的に接触した状態に維持される。
この第2変形例では、受凹部242及び嵌込凸部252の外周側への突出を抑制できるため、電磁シールド部材のコンパクト化が可能となる。
また、図8に示す第3変形例では、筒状部40に対応する筒状部340の他端部にその外周側に突出する環状の嵌込凸部342が形成されている。また、筒状部340の端部には、上記スリット144と同様にスリット344が形成されている。
また、第2電磁シールド部材50に対応する第2電磁シールド部材350の一端部に、その外周側で凹む環状の受凹部352が形成されている。受凹部352の内径寸法は、嵌込凸部342の外径寸法と同じであるか小さく(好ましくは、僅かに小さく)設定されていることが好ましい。
そして、筒状部340の端部を縮径変形させつつ、当該筒状部340の端部を第2電磁シールド部材350内に挿入する。そして、嵌込凸部342が受凹部352に達すると、筒状部340の端部が自己の弾性力によって元の外径に戻ろうとする。これにより、嵌込凸部342が受凹部352に嵌り込み、筒状部340の端部が第2電磁シールド部材350に対して容易かつ確実に抜止め状態に保持される。この状態では、嵌込凸部342の外周部が受凹部352の内周部に接触するので、筒状部340と第2電磁シールド部材350とが電気的に接触した状態に維持される。
この第3変形例では、第2電磁シールド部材の内周側への嵌込凸部342等の突出を抑制できるため、筒状部340及び第2電磁シールド部材350内の電線収容用空間をなるべく広くすることができるというメリットがある。
また、図9及び図10に示す第4変形例では、第3変形例を前提として、筒状部340他端部内に、筒状部340の他端部を外周側に広げるように弾性的に付勢する付勢部材360が設けられている。
ここでは、付勢部材360は、弾性を有する部材(例えば、鋼等)によって形成されたC字状の部材である。かかる付勢部材360は、例えば、細長棒状部材又は板状部材をC字状に曲げることによって形成される。
付勢部材360の初期形状における曲率半径は、嵌込凸部342の内径寸法よりも大きく設定されている(図10において実線で示す付勢部材360参照)。そして、付勢部材360を縮径変形させることによって、嵌込凸部342の内径寸法と同程度の外径寸法の環状形状に弾性変形させることができるようになっている。
この付勢部材360は、嵌込凸部342の内側の環状凹み内に配設された状態で、筒状部340の端部内に収容される。そして、筒状部340の端部が縮径変形させるのに伴って、付勢部材360も縮径変形できる。嵌込凸部342が受凹部352に嵌め込まれた状態では、付勢部材360は、嵌込凸部342の内側から元の外径寸法に戻ろうとし、この力が、筒状部340の端部をその径方向外側に拡径変形させる力として作用する。これにより、嵌込凸部342が受凹部352により確実に嵌り込み、筒状部340の端部が第2電磁シールド部材350に対してより確実に抜止め状態に保持される。また、筒状部340と第2電磁シールド部材350とがより確実に電気的に接触した状態に維持される。
なお、本付勢部材360は、上記第1〜第3変形例に適用されてもよい。この場合、付勢部材360が筒状部140、240、340内でずれてしまわないように、付勢部材360の一部を筒状部140、240、340内に半田付等で固定しておくことが好ましい。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る電磁シールド部材及び電磁シールド部材付電線モジュールについて説明する。なお、本第2実施形態の説明において、第1実施形態で説明したものと同様構成部分については、同一符号を付してその説明を省略することがある。図11は本実施形態に係る電磁シールド部材付電線モジュール410を示す概略側面図である。
電磁シールド部材付電線モジュール410は、電磁シールド部材420と、電線60とを備える。
電線60は、上記第1実施形態で説明したものと同様構成である。ここでは、複数の電線60が束ねられており、その両端部にコネクタ64が接続されている。
電磁シールド部材420は、筒状部440と、一対の電磁シールド筐体部422とを備えている。
電磁シールド筐体部422は、上記第1実施形態の電磁シールド筐体部22と同様構成とされ、その内部にコネクタ64が収容されて固定されている。
また、筒状部440は、上記第1実施形態の筒状部40と同様構成とされており、その内部に電線60が収容されている。
本実施形態では、上記第1実施形態とは異なり、一対の電磁シールド筐体部422が、筒状部440の一端側及び他端側のそれぞれに設けられている。筒状部440の一端部と一方の電磁シールド筐体部422とは、上記第1実施形態で説明したのと同様構成によって、繋がって形成されている。また、筒状部440の他端部と他方の電磁シールド筐体部422とも、上記第1実施形態で説明したのと同様構成によって、繋がって形成されている。従って、金属の板材が、筒状部440と一対の電磁シールド筐体部422との各間で繋がったままの状態で、前記筒状部440をなす形状、一対の電磁シールド筐体部422をなす形状に曲げられることによって、電磁シールド部材420が形成されている。このため、一対のコネクタ64間を接続する電線56は、第1実施形態で説明したような第2電磁シールド部材50内を通らずに、上記筒状部440を通って配設されることになる。
この第2実施形態によると、上記第1実施形態と同様の作用効果に加えて、次の作用効果を奏する。
すなわち、別途第2電磁シールド部材等を接続する必要がなくなるため、部品点数の削減、軽量化及び組立の簡易化が可能となる。また、コネクタ64間の電線60を覆う筒状部440と、その両端の電磁シールド筐体部422との接触による電気的接続箇所を無くすることができるため、筒状部440からアース接続部分に至る抵抗値を低下させることが可能となる。
また、電磁シールド部材420の全体が板材によって形成されているため、両端にコネクタ64が取付けられた電線60に対して、金属板材を折曲げつつ電磁シールド部材420を形成して当該電磁シールド部材420を後付することが容易となる。
<その他の変形例>
図12は筒状部540と電磁シールド筐体部522とが繋がる部分に係る第5変形例を示す部分概略斜視図であり、図13は、電磁シールド部材の元となる板材532を示す展開図である。
本第5変形例では、電磁シールド筐体部22に対応する電磁シールド筐体部522は、筒状部40に対応する筒状部540の周方向の一部に応じた形状で延在する部分筒形状部分522cを含む。そして、筒状部540の周方向の前記一部と、電磁シールド筐体部422の前記部分筒形状部分522cとが連続して繋がっている。
より具体的には、板材532のうち筒状部540と電磁シールド筐体部522を形成するための部分は、上記筐体本体部24に対応する筐体本体部524を形成するための第1領域533と、筐体本体部524から筒状部540に向けて徐々に細くなる中継部528を形成するための第2領域534と、筒状部540を形成するための第4領域536とが繋がった1枚の板材部分を含む。ここでは、上記第1実施形態と異なり、余剰部吸収部を形成するための第3領域は省略されている。
第1領域533は、筐体本体部524の周囲4方を囲む4つの領域部分533a、533b、533c、533dを含む。4つの領域部分533a、533b、533c、533dは、それぞれ方形状に形成されており、一列に繋がるように形成されている。なお、筐体状の部分のその他を形成するための構成は、上記第1実施形態で説明したものと同様である。
また、第2領域534は、中継部528の周囲4方を囲む4つの領域部分534a、534b、534c、534dを備える。各領域部分534a、534b、534c、534dは、台形状に形成されており、それぞれの下底(一対の平行な辺のうち長い側の辺)が領域部分533a、533b、533c、533dに連続して繋がっている。また、領域部分534bの上底(一対の平行な辺のうち長い側の辺)の幅方向中央部は、第4領域536に連続して繋がっており、その両端部には切れ目が形成されている。他の領域部分534a、534c、534dの上底(一対の平行な辺のうち長い側の辺)は、第4領域536から分断されている。
第4領域536は、上記第4領域36と同様に形成されている。
そして、上記第1領域533及び第2領域534を折目Lで折って、電磁シールド筐体部522を形成すると共に、第4領域536を筒形状に丸めて筒状部540を形成する。この際、領域部分533bと領域部分534bとを平面をなすように連続させると共に、それらの幅方向中央部を、筒状部540と同じ曲率半径を描くように部分筒形状に曲げて、部分筒形状部分522cを形成する。すると、筒状部540と部分筒形状部分522cが連続して繋がった状態となる。
なお、領域部分534a、534c、534dの上底は、筒状部540の端部周囲を囲むように配設される。
この変形例によると、筒状部540と部分筒形状部分522cが連続して繋がる部分で、それらの間の隙間をより小さくできると共に、それらの間での抵抗値をなるべく小さくすることができる。
なお、本変形例は、上記第1実施形態及び第2実施形態のいずれにも適用可能である。
また、上記各実施形態及び変形例において、コネクタの位置、コネクタの接続方向、ネジ止位置は、上記例に限られない。例えば、コネクタが電磁シールド筐体部22の上方を向くように配設されていてもよい。
なお、図3及び図13において展開図を示しているが、あくまで例示であり他の展開方法を除外するものではない。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。変形例同士の組み合わせはもちろん、例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10、410 電磁シールド部材付電線モジュール
12 電磁シールド部材
20 第1電磁シールド部材
22、422、522 電磁シールド筐体部
24、524 筐体本体部
28、528 中継部
30 余剰部吸収部
32 板材
40、140、240、340、440、540 筒状部
42 スリット形成部
144、244、344 スリット
50、50B、150、250、350 第2電磁シールド部材
52 塗装膜
60 電線
64 コネクタ
142 抜止め外向突起部
152 抜止め内向突起部
242 受凹部
252 嵌込凸部
342 嵌込凸部
352 受凹部
360 付勢部材
420 電磁シールド部材
522c 部分筒形状部分

Claims (13)

  1. 電線を収容可能な筒形状に形成され、その延在方向の少なくとも一部に曲げ部が設けられた筒状部と、
    前記筒状部の一端部側及び他端部側のそれぞれに設けられ、前記電線の一端部及び他端部のそれぞれの電気接続部分を収容可能な一対の電磁シールド筐体部と、
    を備え、
    金属の板材が、前記筒状部と前記一対の電磁シールド筐体部との各間で繋がったままの状態で、前記筒状部をなす形状、前記一対の電磁シールド筐体部をなす形状に曲げられて形成されている、電磁シールド部材。
  2. 電線を収容可能な筒形状に形成され、その延在方向の少なくとも一部に曲げ部が設けられた筒状部と、
    前記筒状部の一端部側に設けられ、前記電線の端部の電気接続部分を収容可能な電磁シールド筐体部と、を含む第1電磁シールド部材を備え、
    金属の板材が、前記筒状部と前記電磁シールド筐体部との間で繋がったままの状態で、前記筒状部をなす形状及び前記電磁シールド筐体部をなす形状に曲げられることで前記第1電磁シールド部材が形成されている、電磁シールド部材。
  3. 請求項2に記載の電磁シールド部材であって、
    前記第1電磁シールド部材とは別体に、筒形状に形成され、前記筒状部の他端部に接続された第2電磁シールド部材をさらに備える電磁シールド部材。
  4. 請求項3に記載の電磁シールド部材であって、
    前記第2電磁シールド部材の外周に塗装膜が形成されており、前記筒状部の他端部が前記第2電磁シールド部材の一端部内に内嵌めされている、電磁シールド部材。
  5. 請求項4に記載の電磁シールド部材であって、
    前記筒状部の他端部にその外周側に突出する抜止め外向突起部が形成され、
    前記第2電磁シールド部材の一端部にその内周側に突出し、前記抜止め外向突起部に抜止め係止可能な抜止め内向突起部が形成されている、電磁シールド部材。
  6. 請求項4に記載の電磁シールド部材であって、
    前記筒状部の他端部にその内周側に向けて凹む受凹部が形成され、
    前記第2電磁シールド部材の一端部に、その内周側に突出し、前記受凹部に嵌込み可能な嵌込凸部が形成されている、電磁シールド部材。
  7. 請求項4に記載の電磁シールド部材であって、
    前記筒状部の他端部にその外周側に突出する嵌込凸部が形成され、
    前記第2電磁シールド部材の一端部に、その外周側に向けて凹み、前記嵌込凸部を嵌込み可能な受凹部が形成されている、電磁シールド部材。
  8. 請求項4〜請求項7のいずれか1項に記載の電磁シールド部材であって、
    前記筒状部の他端部に、その他端部の内外周方向への弾性変形を容易にするスリットが、前記筒状部の延在方向に沿って形成されている、電磁シールド部材。
  9. 請求項4〜請求項8のいずれか1項に記載の電磁シールド部材であって、
    前記筒状部の他端部内に、前記筒状部の他端部を外周側に広がるように弾性的に付勢する付勢部材が設けられている、電磁シールド部材。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の電磁シールド部材であって、
    前記曲げ部は、複数のスリットが前記筒状部の周方向において並列に並んで形成された部分である、電磁シールド部材。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の電磁シールド部材であって、
    前記電磁シールド筐体部が、前記電線の端部の電気接続部分としてのコネクタを、相手側のコネクタに接続可能な態様で収容する筐体本体部と、前記筐体本体部から前記筒状部に向けて徐々に細くなる中継部と、を備える、電磁シールド部材。
  12. 請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の電磁シールド部材であって、
    前記電磁シールド筐体部は、前記筒状部の周方向の一部に応じた形状で延在する部分筒形状部を含み、
    前記筒状部の周方向の前記一部と前記電磁シールド筐体部の前記部分筒形状部とが連続して繋がっている、電磁シールド部材。
  13. 請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の電磁シールド部材と、
    延在方向中間部の少なくとも一部が前記筒状部に収容されると共に、端部に設けられた電気接続部分が前記電磁シールド筐体部に収容された電線と、
    を備える電磁シールド部材付電線モジュール。
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