JP2015207581A - 加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】チップの取り数を減少させることなく、ウェーハを加工できる加工方法を提供する。
【解決手段】ウェーハの加工方法は、ウェーハWの裏面Wbに形成された凹部4はウェーハWの厚み方向に完全切断するが該凹部4を囲繞する環状凸部5はウェーハWの厚み方向に完全切断しない第一カーフ7を形成する切削ステップと、ウェーハWの表面Wa側から第一カーフ7を透過する透過光14をもとに環状凸部5と凹部4の境界位置3を検出する境界位置検出ステップと、境界位置3に基づいてウェーハWの表面Waに切削ブレード12を切り込ませ環状凸部5と凹部4との境界を円形切削してデバイス領域1と外周余剰領域2とを分断する分断ステップとを備え、分断ステップを実施する際には、境界位置3に基づいて環状凸部4と凹部5との境界を円形切削できるため、チップの取り数を減少させることがない。
【選択図】図3

Description

本発明は、ウェーハを個々のチップに形成する加工方法に関する。
IC、LSI等のデバイスが分割予定ラインによって区画され表面に形成されたウェーハは、その裏面が研削され所定の厚みに形成された後、切削装置などによって個々のデバイスチップに分割され、携帯電話、パソコン等の電気機器に利用される。
研削により薄化されたウェーハは、剛性がなくなり、研削後の工程での取り扱いが困難となるため、例えばウェーハを搬送する際にウェーハ自体が破損することがある。そこで、ウェーハの取り扱いを容易にするため、下記の特許文献1では、ウェーハの裏面のうちデバイスが形成された表面のデバイス領域に相当する領域に凹部を形成し、凹部の外周側に、デバイスが形成されていない外周余剰領域を含むリング状の補強部を残存させる加工方法が提案されている。
リング状の補強部が形成されたウェーハを加工等した後は、例えば下記の特許文献2で示す環状凸部除去装置を用いて補強部を除去する。近年では、リング状の補強部を除去するのに際し、ウェーハの裏面側にテープを貼着し、ウェーハの表面側から凹部と環状凸部との境界を切削ブレードで円形切削している。
特開2007−19461号公報 特開2011−061137号公報
しかしながら、切削ブレードでウェーハの表面側から凹部と環状凸部との境界を円形切削する際には、ウェーハの表面側からは凹部と環状凸部との境界位置が判別できないため、ウェーハの外周縁位置と設計値とをもとにして凹部と環状凸部との境界を切削するようにしている。
また、ウェーハの外径サイズには微小なばらつきがあるとともに凹部の形成位置にもずれが生じている場合があるため、環状凸部を残存させないように十分な余裕をもって円形切削を実施しており、その結果、デバイス領域内を円形切削加工してデバイスを破損させてしまい、破損したデバイスの形成されたチップを破棄せざるを得なくなり、ウェーハからのデバイスの取り数が減少するという問題がある。
本発明は、上記の事情にかんがみてなされたものであり、チップの取り数を減少させることなく、ウェーハを加工できるようにすることを目的としている。
本発明は、表面の交差する複数の分割予定ラインで区画された各領域にそれぞれデバイスが形成されたデバイス領域と、該デバイス領域を囲繞する外周余剰領域とを有し、該デバイス領域に対応する裏面が所定の厚みへと研削された凹部と該凹部を囲繞する該外周余剰領域に対応した環状凸部とが形成されたウェーハの加工方法であって、該デバイス領域の最外周または最外側の少なくとも一の分割予定ラインに沿ってウェーハの表面に切削ブレードを切り込ませて切削し、該凹部はウェーハの厚み方向に完全切断するが該環状凸部はウェーハの厚み方向に完全切断しない第一カーフを形成する切削ステップと、該切削ステップを実施した後、ウェーハの裏面側から表面側に向かって光を照射し、該第一カーフを透過する透過光をもとにウェーハの表面側から該環状凸部と該凹部の境界位置を検出する境界位置検出ステップと、該境界位置検出ステップで検出した該境界位置に基づいてウェーハの表面に切削ブレードを切り込ませ、該環状凸部と該凹部との境界を円形切削して該デバイス領域と該外周余剰領域とを分断する分断ステップと、を備える。
本発明は、上記分断ステップを実施した後、ウェーハから上記環状凸部を除去する除去ステップを備えることが好ましい。
本発明は、上記切削ステップを実施する前にウェーハの裏面にテープを貼着するテープ貼着ステップを備え、該切削ステップでは、上記凹部はウェーハの厚み方向に完全切断するが上記環状凸部はウェーハの厚み方向に完全切断せずに裏面側に切残し部を形成する高さ位置において上記切削ブレードをウェーハの表面側から切り込ませて全ての分割予定ラインに沿って切削するようにしてもよい。
本発明は、上記除去ステップを実施した後、上記切削ステップにおいて未切削の分割予定ラインに沿ってウェーハの表面側から上記切削ブレードを切り込ませ、ウェーハを厚み方向に完全切断する後切削ステップと、少なくとも該後切削ステップを実施する前にウェーハの裏面にテープを貼着するテープ貼着ステップと、を備えてもよい。
本発明の加工方法では、切削ステップにおいて少なくともデバイス領域の最外周または最外側の一の分割予定ラインを切削ブレードで切削し凹部はウェーハの厚み方向に完全切断するが環状凸部はウェーハの厚み方向に完全切断しない第一カーフを形成し、境界位置検出ステップではウェーハの裏面から表面側に向けて光を照射して該第一カーフを透過する透過光に基づいて環状凸部と凹部との境界位置を検出する。したがって、分断ステップを実施する際には、検出した境界位置に基づいて、環状凸部と凹部との境界を判別した上でデバイス領域と外周余剰領域とを分断することができ、過度な余裕をもってウェーハの外周余剰領域を円形切削する必要がなくなるとともに、切削ブレードがウェーハのデバイス領域に切り込むことがないため、チップの取り数を減少させることなく、ウェーハを加工できる。
上記分断ステップを実施した後にウェーハから上記環状凸部を除去する除去ステップを実施するため、その後に分割予定ラインに沿って切削を行う場合は、環状凸部を切削せずに済み、切削ストロークを短くすることができる。
上記切削ステップでは、全ての分割予定ラインに沿ってウェーハの表面側から切削ブレードを切り込ませ、凹部はウェーハの厚み方向に完全切断するが環状凸部はウェーハの厚み方向に完全切断せずに裏面側に切残し部を形成することにより、後の工程でウェーハを切削する必要がなくなり、効率よくウェーハを個々のチップに分割することができる。
上記切削ステップにおいて切削していない未切削の分割予定ラインがあったとしても、上記除去ステップを実施した後、後切削を実施するため、未切削の分割予定ラインに沿ってウェーハの厚み方向に完全切断し、ウェーハを個々のチップに分割することができる。また、後切削ステップの実施前にウェーハの裏面にテープを貼着するテープ貼着ステップを実施することにより、ウェーハの完全切断後も各チップがばらばらにならず、テープに貼着された状態を維持することができる。
フレームに支持されたウェーハの一例を示す平面図である。 図1のa−a線断面図である。 切削ステップを示す平面図及び断面図である。 切削ステップの他の例を示す平面図及び断面図である。 境界位置検出ステップを示す平面図及び断面図である。 境界位置検出ステップの他の例を示す平面図及び断面図である。 分断ステップを示す断面図である。 除去ステップを示す断面図である。 後切削ステップを示す平面図である。
図1に示すウェーハWは、被加工物の一例であり、その表面Waにおいて縦横に交差する複数の分割予定ラインSで区画された各領域にそれぞれデバイスDが形成されたデバイス領域1と、デバイス領域1を囲繞する外周余剰領域2とを有している。図2に示すように、このウェーハWには、デバイス領域1に対応する裏面Wbが所定の厚みへと研削された凹部5と、凹部5を囲繞する外周余剰領域2に対応した環状凸部4とが形成されている。すなわち、デバイス領域1の裏面側に凹部5が形成され、凹部5の外周側に環状凸部4が形成されている。このようなウェーハWの形成には、例えば特開2007−19461号公報に記載された加工方法を用いることができる。以下では、ウェーハWを複数のチップに分割する加工方法について説明する。
(1)テープ貼着ステップ
まず、図2に示すように、ウェーハWの裏面Wbにテープ6を貼着する。このテープ6は、透明または半透明のテープであり、ウェーハWの凹部5の底面及び環状凸部4の底面に沿って貼着する。また、テープ6の外周部には、リング状のフレームFが貼着され、ウェーハWがテープ6を介してフレームFと一体となった状態となる。
(2)切削ステップ
図3に示すように、切削手段10を用いて、図1で示したデバイス領域1の最外周8または最外側9の少なくとも一の分割予定ラインSに沿ってウェーハWを切削する。切削手段10は、回転可能なスピンドル11と、スピンドル11の先端に着脱可能に装着された切削ブレード12とを少なくとも備えており、図示しないモータによりスピンドル11を所定の速度で回転させることにより、切削ブレード12を所定の速度で回転させることができる。ここで、最外側9の分割予定ラインSとは、デバイス領域1に形成された分割予定ラインSのうち縦方向または横方向のもっとも外側に位置する分割予定ラインを指す。一方、最外周8の分割予定ラインSとは、縦方向または横方向の分割予定ラインSのうちデバイス領域の最も外周側に位置する部分を指す。なお、図3以降では、図1及び図2に示したテープ6及びフレームFの図示を省略するが、切削ステップでは、ウェーハWの凹部5に嵌合する円形凸部と、当該円形凸部を囲繞し当該円形凸部の上面よりも低く環状凸部4を支持する環状の支持面とを有したテーブルでテープ6を介してウェーハWを保持し、当該テーブルの外周に配置されたクランプでフレームFを固定する。
図3に示すように、例えばウェーハWをX1方向に移動させつつ、切削手段10は、スピンドル11により切削ブレード12を回転させながら、例えば最外側9における一の分割予定ラインSに沿ってウェーハWの表面Waに切削ブレード12を切り込ませる。このとき、切削ブレード12で凹部5はウェーハWの厚み方向に完全切断するが、環状凸部4はウェーハWの厚み方向に完全切断しない位置に切削ブレード12の高さを位置づける。ウェーハWの裏面Wb側において環状凸部4を完全に切断せずに切残し部4aを残存させるようにして、一の分割予定ラインSに沿って切削溝となる第一カーフ7を形成する。第一カーフのうち凹部5に形成された部分のみが、表裏を貫通する。本ステップでは、1本の分割予定ラインSにつき、一端から他端までをすべて切削してもよいし、一端のみを切削してもよいし、一端及び他端のみを切削するようにしてもよい。
切削ステップでは、上記した例のほか、図4に示すように、ウェーハW1の全ての分割予定ラインSに沿って切削ブレード12で切削してもよい。この場合も上記同様、切削ブレード12で凹部5はウェーハW1の厚み方向に完全切断するが、環状凸部4はウェーハW1の厚み方向に完全切断しない位置に切削ブレード12の高さを位置づけ、ウェーハW1の裏面Wb側において環状凸部4を完全に切断せずに切残し部4aを残存させるようにして、全ての分割予定ラインSに切削溝を形成する。本ステップにおいて全ての分割予定ラインSに切削溝を形成することにより、後に分割予定ラインに沿った切削を行う必要がなくなる。
(3)境界位置検出ステップ
切削ステップを実施した後、図5に示すように、ウェーハWの下方に配置された光源13によって、ウェーハWの裏面Wb側から表面Wa側に向けて光を照射する。そうすると、その光は、裏面Wbに貼着されたテープ6(図2参照)を透過した後、第一カーフ7のうち完全切断された凹部5に形成された部分のみを透過する。ウェーハWの表面Waにおいては、例えば、図示しない撮像手段によって、透過した透過光14を検出する。光が透過した部分の両端は、凹部5の周縁であるため、その光の両端の位置を環状凸部4と凹部5との境界位置3として検出する。境界位置3を検出することにより、環状凸部4と凹部5との境界を判別することが可能となる。
また、図4で示した切削ステップで、ウェーハW1の全ての分割予定ラインSを切削した場合についても、図6に示すように、ウェーハW1の下方に配置された光源13が、ウェーハWの裏面Wb側から表面Wa側に向けて光を照射し、図示しない検出手段によって、分割予定ラインSにおいて切残し部4aを有する切削溝を透過する透過光14に基づいて環状凸部4と凹部5との境界位置3を検出する。
(4)分断ステップ
次に、境界位置検出ステップで検出した境界位置3に基づいて、ウェーハWのデバイス領域1と外周余剰領域2とを分断する。具体的には、図7に示すように、切削手段10のスピンドル11が回転し、切削ブレード12を例えば矢印B方向に回転させながら、切削手段10を鉛直方向に下降させ、回転する切削ブレード12を検出した境界位置3において環状凸部4が完全切断される深さまで切り込ませる。
切削ブレード12を境界位置に切り込ませた状態で、ウェーハWを例えば矢印A方向に少なくとも一回転させることにより、切削ブレード12で環状凸部4と凹部5との境界を円形切削する。このようにして、図5で示した幅Lを有する外周余剰領域2をデバイス領域1から分断する。また、全ての分割予定ラインSを切削したウェーハW1についても、分断ステップを実施することにより、外周余剰領域2をデバイス領域1から分断する。
(5)除去ステップ
分断ステップを実施した後、図8に示すように、ウェーハWから環状凸部4を除去する。環状凸部4を除去する方法は、特に限定されるものではなく、例えば、特開2011−061137号公報に提示されている環状凸部除去装置を用いて環状凸部4を除去することができる。環状凸部除去装置は、上下方向に移動可能な爪アセンブリ15を備えており、爪アセンブリ15は環状凸部4を引き上げる爪部15aを有している。
図8に示すように、爪アセンブリ15は、爪部15aを環状凸部4の下面に進入させるとともに、上方に引き上げてウェーハWから環状凸部4を除去する。このようにしてウェーハWは、図9に示すように、デバイス領域1のみが残存する。また、全ての分割予定ラインSを切削したウェーハW1についても、除去ステップを実施することにより、ウェーハWから環状凸部4を除去する。環状凸部4を除去することにより、後記の後切削ステップにおいて未切削の分割予定ラインSに沿って切削を行う場合は、環状凸部を切削しなくて済み、切削ストロークを短くすることができる。
(6)後切削ステップ
図3で示した切削ステップにおいて未切削の分割予定ラインSがある場合は、除去ステップを実施した後、図9に示すように、未切削の分割予定ラインSに沿ってウェーハWの表面Wa側から切削ブレード12を切り込ませて切削する。未切削の分割予定ラインSがあるウェーハWにおいては、図2で示した貼着ステップを少なくとも後切削ステップの前に実施する。なお、図4で示した全ての分割予定ラインSを切削したウェーハW1については、後切削ステップを実施しなくてよい。
具体的には、図9に示すように、例えばウェーハWをX1方向に移動させつつ、切削手段10は、スピンドル11により切削ブレード12を回転させながら、未切削の分割予定ラインSに沿ってウェーハWの表面Waに切削ブレード12を切り込ませる。このとき、ウェーハWの裏面Wbに貼着されたテープ6(図2参照)に至るまで切削ブレード12を切り込ませてウェーハWの厚み方向に完全切断して切断溝7aを形成する。ウェーハWの裏面Wbにテープ6が貼着されているため、完全切断後も各チップがばらばらにならず、全体としてウェーハWの形状が維持される。こうして、残りの未切削の分割予定ラインSに沿って切削ブレード12で切削し、ウェーハWを個々のデバイスDを有するチップに分割する。その後、各チップをピックアップして搬送する。
以上のとおり、本発明の加工方法では、ウェーハWのデバイス領域1と外周余剰領域2とを分断する分断ステップを実施する前に、凹部5はウェーハWの厚み方向に完全切断するが環状凸部4はウェーハWの厚み方向に完全切断しない第一カーフ7を形成する切削ステップと、第一カーフ7を透過する透過光14に基づいて環状凸部4と凹部5との境界位置3を検出する境界位置検出ステップとを順次実施する構成としたため、分断ステップを実施する際には、境界位置3に基づいて、環状凸部4と凹部5との境界を判別できる。したがって、外周余剰領域2の幅Lよりも内側に余裕をもって切削ブレード12を位置づけてデバイス領域1を切削ブレード12で切り込むことがないため、チップの取り数を減少させることがない。
1:デバイス領域 2:外周余剰領域 3:境界位置 4:環状凸部
4a:切残し部 5:凹部 6:テープ 7:第一カーフ(切削溝) 7a:切断溝
8:最外周 9:最外側
10:切削手段 11:スピンドル 12:切削ブレード
13:光源 14:透過光 15:爪アセンブリ 15a:爪部

Claims (4)

  1. 表面の交差する複数の分割予定ラインで区画された各領域にそれぞれデバイスが形成されたデバイス領域と、該デバイス領域を囲繞する外周余剰領域とを有し、該デバイス領域に対応する裏面が所定の厚みへと研削された凹部と該凹部を囲繞する該外周余剰領域に対応した環状凸部とが形成されたウェーハの加工方法であって、
    該デバイス領域の最外周または最外側の少なくとも一の分割予定ラインに沿ってウェーハの表面に切削ブレードを切り込ませて切削し、該凹部はウェーハの厚み方向に完全切断するが該環状凸部はウェーハの厚み方向に完全切断しない第一カーフを形成する切削ステップと、
    該切削ステップを実施した後、ウェーハの裏面側から表面側に向かって光を照射し、該第一カーフを透過する透過光をもとにウェーハの表面側から該環状凸部と該凹部の境界位置を検出する境界位置検出ステップと、
    該境界位置検出ステップで検出した該境界位置に基づいてウェーハの表面に切削ブレードを切り込ませ、該環状凸部と該凹部との境界を円形切削して該デバイス領域と該外周余剰領域とを分断する分断ステップと、を備えるウェーハの加工方法。
  2. 前記分断ステップを実施した後、ウェーハから前記環状凸部を除去する除去ステップを備える請求項1に記載のウェーハの加工方法。
  3. 前記切削ステップを実施する前にウェーハの裏面にテープを貼着するテープ貼着ステップを備え、
    該切削ステップでは、前記凹部はウェーハの厚み方向に完全切断するが前記環状凸部はウェーハの厚み方向に完全切断せずに裏面側に切残し部を形成する高さ位置において前記切削ブレードをウェーハの表面側から切り込ませて全ての分割予定ラインに沿って切削する請求項1または2に記載のウェーハの加工方法。
  4. 前記除去ステップを実施した後、前記切削ステップにおいて未切削の分割予定ラインに沿ってウェーハの表面側から前記切削ブレードを切り込ませ、ウェーハを厚み方向に完全切断する後切削ステップと、
    少なくとも該後切削ステップを実施する前にウェーハの裏面にテープを貼着するテープ貼着ステップと、を備える請求項2に記載のウェーハの加工方法。
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