JP2015206601A - 走行支援ウェアラブル端末、走行支援サーバ、および走行支援方法 - Google Patents

走行支援ウェアラブル端末、走行支援サーバ、および走行支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015206601A
JP2015206601A JP2014085239A JP2014085239A JP2015206601A JP 2015206601 A JP2015206601 A JP 2015206601A JP 2014085239 A JP2014085239 A JP 2014085239A JP 2014085239 A JP2014085239 A JP 2014085239A JP 2015206601 A JP2015206601 A JP 2015206601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
terminal
state
traveling state
travel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014085239A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6357003B2 (ja
Inventor
舞 鍬守
Mai Kuwamori
舞 鍬守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2014085239A priority Critical patent/JP6357003B2/ja
Publication of JP2015206601A publication Critical patent/JP2015206601A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6357003B2 publication Critical patent/JP6357003B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)

Abstract

【課題】走行中のユーザの状態に応じた支援をする走行支援ウェアラブル端末、走行支援サーバ、および走行支援方法を提供すること。【解決手段】走行支援ウェアラブル端末10、及び走行支援サーバ30の作用効果について説明する。本発明のユーザに装着される走行支援ウェアラブル端末10は、走行状態取得部11がユーザの走行中の状態である走行状態を取得する。走行状態記憶部12は、ユーザの走行状態の基準となる基準情報を記憶する。走行状態比較部13は、走行状態取得部11により取得した走行状態と、走行状態記憶部12によって記憶された基準情報とを比較する。通知部14は、走行状態比較部13により、走行状態取得部11により取得した走行状態と適正な走行状態とが異なると判断された場合に、通知部14は、走行支援ウェアラブル端末10と接続する端末20に通知する。【選択図】図2

Description

本発明は、走者を支援するための走行支援ウェアラブル端末、走行支援サーバ、および走行支援方法に関する。
近年、ランニングシューズ型のウェアラブル端末が知られており、このウェアラブル端末は平均速度、及び走った距離を取得することで、ユーザのランニングを支援することができる。例えば、特許文献1に記載の携帯型速度・距離計は、GPS受信機を用いて、平均移動速度や移動距離を求めることができる。
特開平11−132786号公報
ユーザがマラソン大会に参加するような場合、ユーザがそのコースに初めて訪れることが想定される。このような場合、ユーザはコースについて熟知していない場合がある。また、ユーザが安定して走るためには、走行中の支援が重要となる。しかし、従来の携帯型端末の技術では、速度や移動距離を算出することにとどまり、走行中のユーザの状態に応じた支援をすることができない。
そこで、本発明は上述の課題を解決するために、走行中のユーザの状態に応じた支援をするための走行支援ウェアラブル端末、走行支援サーバ、および走行支援方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の走行支援ウェアラブル端末は、ユーザに装着される走行支援ウェアラブル端末であって、ユーザの走行中の状態である走行状態を取得する走行状態取得手段と、ユーザの走行状態の基準となる基準情報を記憶する走行状態記憶手段と、走行状態取得手段により取得した走行状態と、走行状態記憶手段によって記憶された基準情報とを比較する走行状態比較手段と、走行状態比較手段により、走行状態取得手段により取得した走行状態と適正な走行状態とが異なると判断された場合に、その比較結果に基づいた情報を出力する出力手段と、を備える。
また、本発明の走行支援方法は、ユーザ走行状態の基準となる基準情報を記憶する走行状態記憶手段を備え、ユーザに装着されるウェアラブル端末の走行支援方法であって、ユーザの走行状態を取得する走行状態取得ステップと、走行状態取得ステップにより取得した走行状態と、走行状態記憶手段によって記憶されている基準情報とを比較する走行状態比較ステップと、走行状態比較ステップにより、走行状態取得ステップにより取得した走行状態と基準情報とが異なると判断された場合に、その比較結果に基づいた情報を出力する出力ステップと、を含む。
この発明によれば、走行支援ウェアラブル端末を装着しているユーザの走行状態が基準となる走行状態と異なる場合(走行状態が適正でない場合)に、端末にユーザの走行状態が適正でない旨を通知する。したがって、例えばユーザの保有する端末に対して通知する場合には、ユーザの走行状態が適正でない旨を通知することにより、ユーザに走行ペース等について注意を喚起することができる。あるいは、例えば応援者の保有する端末に対して通知する場合には、ユーザの走行状態が適正でない旨を通知することにより、応援者は走行中のユーザはサポートが必要であることを把握することができる。
また、本発明の走行支援ウェアラブル端末の走行状態記憶手段は、所定回数前に取得した走行状態を基準情報として走行状態記憶手段に記憶させてもよい。この構成によれば、所定回数前に取得した走行状態が基準となる走行状態となる。よって、その日のユーザの状態にあわせた適切な走行状態を基準とした走行状態の判断が可能となる。
また、本発明の走行支援ウェアラブル端末の走行状態取得手段は、ユーザが走る速度を取得し、走行状態比較手段は、走行状態取得手段により取得された走行状態が基準情報と異なると判断した場合に、走行状態取得手段により取得された速度が、基準速度と異なると判断し、出力手段は、基準速度と異なると判断されると、その比較結果に基づいた情報を出力する。この構成によれば、ユーザの走行状態に加えてユーザの走る速度に基づいた通知処理を行なうことで、走行状態の柔軟な判断が可能となる。すなわち、走行状態が適正ではない場合であっても、その速度が適正な場合が有り、そういった場合には、通知処理を行なわないことで、ユーザや応援者に対して適切な通知処理を行なうことができる。
また、本発明の走行支援ウェアラブル端末は、ユーザの移動する経路の情報を記憶する経路記憶手段と、ユーザの位置を取得する位置情報取得手段と、をさらに備え、出力手段は、経路記憶手段により記憶された情報と位置情報取得手段により取得した位置情報に基づいて、ウェアラブル端末と接続する端末に比較結果に基づいた情報を出力してもよい。この構成によれば、ユーザの位置情報を取得し、ユーザの移動する経路とユーザの位置情報とに基づいて、端末に現在地の周囲の情報を通知することが可能となる。よって、例えば、ユーザ又は応援者の端末に、給水ポイントが近くにあること等を通知することが可能となる。
また、本発明の走行支援ウェラブル端末における出力手段は、前記走行状態比較手段による比較の結果、所定回数連続して基準条件を満たしていないと判断された場合に、その比較結果に基づいた情報を端末に出力してもよい。この構成によれば、ユーザの走行状態が所定回数連続して適当でない場合に端末にその旨を通知する。よって、例えば1回バランスを崩した場合であっても、次の時点で走行状態が回復していれば通知しないため、走行状態をより適切に判断した通知が可能となる。
また、本発明の走行支援サーバは、ウェアラブル端末及び端末と通信する接続する走行支援サーバであって、走行支援サーバは、ウェアラブル端末からユーザの位置及びユーザの走行状態と走行状態の基準となる基準情報との比較結果を取得する状況取得手段と、端末に通知する通知条件を記憶する通知条件記憶手段と、通知条件記憶手段に記憶された通知条件、状況取得手段が取得したユーザの位置、及び比較結果に基づいて、端末に通知するか否かを決定する通知決定手段と、通知決定手段により前記端末に通知を行うと決定した場合、端末に対して、前記比較結果に基づいた情報を通知する状態通知手段と、を備える。この構成によれば、ユーザの走行状態に応じてサーバが端末へ通知する。よって、走行支援ウェアラブル端末が負担している機能を軽減するとともに、確実に端末に走行状態の比較結果に基づいた情報を通知することが可能となる。例えば、端末がユーザ自身に保持されている場合、ユーザに走行状態の比較結果に基づいた情報を通知することができ、端末がユーザを支援する応援者に保持されている場合、応援者に通知することができる。
また、前記端末は、前記ユーザとは異なる応援者により保持されており、本発明の走行支援サーバは、端末からその位置を示す端末位置情報を取得する端末情報取得手段をさらに備え、通知手段は、ユーザと応援者とが所定範囲内にいることを示す情報を、前記ユーザに保持されるユーザ端末または前記端末の少なくともいずれか一方に通知してもよい。この構成によれば、ユーザの走行状態及び位置情報並びに端末の位置情報(応援者の位置情報)に応じて、前記ユーザに保持されるユーザ端末または前記端末の少なくともいずれか一方に通知する。このように、ユーザの走行状態に加えて走行中のユーザと応援者との位置情報に基づいた通知を行うことが可能となる。よって、走行中のユーザ及び応援者がお互いの位置関係を知ることが可能となり、支援を容易にすることが可能となる。例えば、応援者は端末に通知された情報に基づいて、応援者の位置から走行中のユーザの地点への移動を容易にすることができる。
本発明によれば、ユーザが走行中の走行状態に応じた適切な支援が可能となる。
第1実施形態の走行支援ウェアラブル端末10及び端末20の概要を示す概要図である。 第1実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末10の機能を示すブロック図である。 第1実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末10のハードウェア構成図である。 第1実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末10が取得する足の踏込の圧力の変化の一例を示す図である。 第1実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末10が端末20へ通知する場合の基本となる処理を示すフローチャート図である。 第1実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末10が端末20へ通知する際に、リズムに加えて速度を判断する場合の処理を示すフローチャート図である。 第1実施形態に係る複数回リズムが乱れている場合に端末20へ通知する際の処理を示すフローチャート図である。 第1実施形態に係るユーザが走行している地点の位置情報を判断し、給水ポイントを知らせる場合の処理を示すフローチャート図である。 第2実施形態に係る走行支援サーバ30、走行支援ウェアラブル端末10及び端末20の概要を示す概要図である。 第2実施形態に係る走行支援サーバ30の機能を示すブロック図である。 第2実施形態に係る走行支援サーバ30のハードウェア構成図である。 第2実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末10の機能を示すブロック図である。 第2実施形態に係る端末20の機能を示すブロック図である。 第2実施形態に係る走行支援サーバ30が通知する場合の処理を示すフローチャート図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
本実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末は、ユーザの足に装着される靴型のウェアラブル端末である。走行支援ウェアラブル端末は、ユーザが走っている状態(以下、「走行状態」という。)の安定性や変化を検出し、他の端末に通知する。なお、本実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末では無線通信を用いて他の端末に対して通知を行うことができる。無線通信としては、例えば、Wi-Fi(Wireless Fidelity)、LTE(Long Term Evolution)、3G、またはBluetooth(登録商標)等がある。また、この走行支援ウェアラブル端末は、ユーザの実際の位置情報や向いている方位情報を取得することができ、例えば、地磁気センサやGPS等を利用することにより、ユーザの位置情報を取得することができる。
図1〜図8を参照して、第1実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末10について説明する。図1は、走行支援ウェアラブル端末10と端末20の概要を示す図である。図1に示すように、走行支援ウェアラブル端末10は、例えば、靴型(シューズ型)のデバイスであって、足の踏込を検知する圧力センサを搭載している。例えば、図1の靴のソール部分に圧力センサを備えるように構成される。走行支援ウェアラブル端末10と端末20は、無線通信するために例えばBluetoothによりペアリングされている。図1は、端末20はスマートフォン型の携帯通信端末として示しているが、走行支援ウェアラブル端末10と接続可能な端末であればスマートフォン型の携帯通信端末に限られない。例えば、端末20は、ユーザ自身が保有する腕に装着する腕時計型端末等あってもよいし、ユーザを応援する人が保有する携帯端末であってもよい。
図2は、走行支援ウェアラブル端末10の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、走行支援ウェアラブル端末10は、機能的には、走行状態取得部11(走行状態取得手段)、走行状態記憶部12(走行状態記憶手段)、走行状態比較部13(走行状態比較手段)、通知部14(出力手段)、経路記憶部15(経路記憶手段)、及び位置情報取得部16(位置情報取得手段)を備える。
図3は、走行支援ウェアラブル端末10のハードウェア構成図である。走行支援ウェアラブル端末10は、物理的には、図3に示すように、CPU101、主記憶装置であるRAM102及びROM103、データ送受信デバイスである無線通信モジュール104、ハードディスク、フラッシュメモリ等に例示される補助記憶装置105、入力デバイスであるタッチパネル及びキーボード等に例示される入力装置106、ディスプレイ等の出力装置107などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図2に示した各機能は、図3に示すCPU101、RAM102等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで無線通信モジュール104、入力装置106、出力装置107を動作させるとともに、RAM102や補助記憶装置105におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
再び、図2を参照し、走行支援ウェアラブル端末10の各機能部について詳細に説明する。なお、端末20は走行支援ウェアラブル端末10を装着しているユーザによって所有される場合もあるし、走行支援ウェアラブル端末10を装着するユーザを応援するユーザによって所有される場合もある。
走行状態取得部11は、ユーザの走行状態を取得する部分である。走行状態とは、足の踏込のリズム(以下、単に「リズム」という。)あるいは測定パターンにより表される。リズムとは、例えば一定期間の足の踏込の回数(足が踏み込む回数)とするが、後述する足の運びにかかる時間等をリズムとしてもよい。
ここで、リズムの具体的取得方法について説明する。はじめに、走行状態取得部11は、圧力センサで走行支援ウェアラブル端末10に加わった圧力を取得する。走行状態取得部11は、圧力を取得する際に圧力を検出した時間も取得する。そして、走行状態取得部11は、圧力が加えられた回数及び圧力を検出した時間の差分から求められる時間間隔から単位時間あたりの踏込の回数(リズム)を取得する。そして、走行状態取得部11は、取得したリズムを走行状態比較部13に出力する。
つぎに、測定パターンの取得方法について説明する。ここでの測定パターンとは、足の運びにかかる時間の変動及び足の踏込の圧力の大きさの変動である。図4は、ユーザが走っている時の圧力の測定パターンを示す図である。図4に示すように、人間は走行時の足の運びの中で、足が地面についた瞬間から足を離すまでの間に、足の踏込の圧力が変化する。例えば、図4では、時間t1で右足が着地した状態、時間t2で右足を離した状態、時間t3で左足が着地した状態、時間t4で左足を離した状態である。時間t2と時間t3の間は、ユーザの両足ともに地面についておらず、身体が宙に浮いている状態である。本実施形態のリズムでは、例えば時間t1から時間t3、つまり右足が着地してから左足が着地するまでを1つの測定パターンとする。
なお、測定パターンは、例えば時間t1から時間t3の間にかかる走行状態取得部11が取得した時間の時間t1から時間t3にかかる時間(時間間隔)の変化であってもよいし、時間t1から時間t3の間に変化する圧力の変化であってもよい。また、時間t1から時間t3までの測定パターンの場合には、図4に示すように右足の圧力や足の運びにかかる時間を取得することとなるが、この測定パターンに限られない。例えば、右足が着地してから左足が離陸するまでの時間t1から時間t4までのパターンを測定パターンとしてもよい。この場合には、両足の圧力の変化や足の運びにかかる時間等を取得することになる。
圧力の変化を測定パターンとするのは、走行中のユーザは疲れてくると、足の踏込の圧力が小さくなる、足先の圧力の増大する、引きずるように歩くことにより圧力がかかる場所が足の中心や全体になる、という状態が考えられるからである。また、時間の変化を測定パターンとするのは、走行中のユーザは疲れてくると、足の運びが遅くなる状態が考えられるからである。
また、走行状態取得部11は、ユーザの全ての足の運びについてリズムを取得してもよいし、例えば、30秒毎、1分毎のタイミングでリズムを取得することとしてもよい。測定パターンを取得する際に、走行状態を取得開始時が足の運びの途中である場合には、その途中からの足の運びの測定パターンを取得し、取得する時間間隔における平均をとってもよい。あるいは、後述するユーザが設定した経路の決められた地点で測定パターンのリズムを取得することとしてもよい。また、一定時間のリズムの平均を算出し、該平均をその時間内におけるリズムとしてもよい。リズムの平均とは測定パターンの圧力の変化の平均あるいは時間間隔の平均等である。
さらに、走行状態取得部11は、ユーザの走行速度を、靴等に備わっているGPSから位置情報を一定時間ごとに取得し、位置情報の変化とその間の所要時間とから走行速度を算出することにより取得してもよい。あるいは、走行支援ウェアラブル端末10が、走行(移動)スピードを検知する速度センサ等の機能を搭載し、走行状態取得部11は速度センサによりユーザの走行速度を取得してもよい。
走行状態記憶部12は、走行時の基準となる走行状態(リズムや測定パターン)を記憶する部分である。例えば、基準となるリズム(基準リズム)は、ユーザがあらかじめ登録したリズムであってもよいし、所定回数前に走行状態取得部11が取得したリズムであってもよい。基準リズムはこれらに限られず、ユーザにとって基準となるリズムであればよい。走行状態記憶部12は、所定回数前に走行状態取得部11が取得したリズムを基準リズムとして、定期的に基準リズムを更新することになる。また、測定パターンとして足の踏込の圧力の大きさの変動を取得する場合には、基準となる圧力の強さの変動(以下、「基準圧力」という)を記憶する。
また、走行状態記憶部12は、走行時の基準となる速度(以下、「基準速度」という。)を記憶してもよい。例えば、ユーザはあらかじめ希望する速度の数値を指定して登録してもよいし、所定回数前に走行状態取得部11が取得した速度を基準速度としてもよい。基準速度はこれらに限られず、ユーザにとって基準となる速度であればよい。
走行状態比較部13は、走行状態取得部11から取得した走行状態と走行状態記憶部12に記憶されている基準情報(基準となる走行状態)とを比較する部分である。例えば、走行状態比較部13は、リズムを刻む回数が単位時間あたり一定回数以上ずれているか、測定パターンあたりの圧力の強さの変化が一定以上ずれているか等を判断する。この走行状態比較部13は、所定時間当たりのリズムを比較してもよいし、測定パターンごと比較を行ってもよい。また、所定回数の測定パターンの平均を比較してもよい。また、比較できる要素であればこれらに限られない。走行状態比較部13は、その比較した結果である比較結果(以下、「比較結果」という。)を通知部14に通知する。
経路記憶部15は、ユーザの移動経路、例えばマラソンのコース等を記憶する部分である。経路の情報には、例えば、スタート地点、ゴール地点、坂道、及び給水ポイント等の位置情報が含まれる。ユーザはあらかじめ移動経路に関する情報を経路記憶部15に記憶させておく。これにより、後述する位置情報取得部16が取得した情報に基づいて、例えばマラソンのコースにおける給水ポイント等についてユーザが保有する端末20等に対して通知することができる。
位置情報取得部16は、走行支援ウェアラブル端末10の位置、つまりユーザがいる地点の情報を取得する部分である。例えば、位置情報(地点の情報)は、走行支援ウェアラブル端末10に搭載されているGPSのセンサ等によって取得する。なお、走行支援ウェアラブル端末10の位置が取得できれば、センサはGPSに限られない。
通知部14は、走行状態比較部13から通知された走行状態の比較の結果に基づいた情報を端末20に通知する部分である。例えば、通知部14は、走行状態比較部13によりリズムを刻む回数が基準リズムと単位時間あたり一定回数以上ずれていると判断されると(適正なリズムでない場合)、リズムがずれている旨を端末20に通知する。あるいは、測定パターンにおける圧力の強さの変化が基準圧力と一定以上ずれていれば(踏込の圧力が一定以上基準よりも強い、あるいは踏込の圧力が一定以上基準よりも弱い場合)、端末20にその情報を通知する。また、通知部14は、適正なリズムでない場合に通知することに限らなくてもよい。例えば、通知部14は、走行中のユーザの走行状態(リズムまたは測定パターン)を、定期的に端末20に送信するとともに、測定したリズムや測定パターンが基準からずれている場合には、基準からずれた走行状態である旨を、通常とは異なる方法(例えば、振動で通知)で通知するようにしてもよい。
また、通知部14は、経路記憶部15に記憶されている経路に関する情報と位置情報取得部16が取得した走行支援ウェアラブル端末10の位置情報とに基づいた情報を、端末20に対して通知する。例えば、通知部14は、位置情報取得部16が取得したユーザの走行している地点が、給水ポイントから所定距離範囲内であることを示す情報など、ユーザの周辺に関する情報を通知する。
また、通知部14は、走行状態比較部13による比較結果が適正なリズムでないと判断されている場合にのみ、給水ポイントが所定距離範囲内にある旨を通知することとしてもよい。あるいは、走行状態比較部13による比較結果が適正なリズムでないと判断されている場合に、給水ポイントが所定距離範囲内でない場合には、通常とは異なる方法により、ユーザに給水ポイントが遠いことを通知してもよい。なお、上記では給水ポイントを例としているが、給水ポイントに限らず、ゴール地点等であってもよく、ユーザの走行している地点の位置と経路情報のポイントとなる点との位置関係から、ユーザはどの地点を走行しているのかを把握することができる地点を基準とすればよい。例えば、ゴール地点との位置関係の場合には、あとゴールまでどのくらいの距離があるか、あるいはコース全体に対してどれくらい走ったかといった、全体との相関関係を把握するためのものが考えられる。
上記「通知する」とは、電子メールのように情報を送信することとしてもよいし、例えば走行中のユーザと応援する人が近傍であることを知らせる場合には、ユーザ所有の端末20を光らせる、あるいは端末20を振動(バイブ)させてもよい。異なる方法による通知とは、例えば、端末20にユーザの状態を定期的にメールにより送信する場合、ユーザの走行が適正な走行状態でない場合にのみ、メールの送信に加えて端末20を光らせることをいう。あるいは端末20にユーザの状態を定期的にメールにより送信する場合、ユーザが適正な走行状態の場合には音が鳴らさない着信通知とし、ユーザの走行が適正な走行状態でない場合には着信通知の音を大きくして通知することをいう。このように走行状態が適正でない場合に異なる通知となるようにすることで、ユーザは走行状態が適正ではないことを迅速に知ることができる。また、例えば光による通知の場合には光の色を変更させ、振動(バイブ)による通知の場合には、振動パターンを変更させるといった通知が考えられる。また通知はこれらに限られず、これらを組み合わせたものであってもよいし、ユーザが認識できる通知方法であればよい。このように通知することにより、応援者の位置や応援者との位置の相関関係をユーザは認識することができる。また、応援者も迅速に移動し、支援や応援を行うことができる。
図5は、走行支援ウェアラブル端末10から端末20へ通知する場合の基本となる走行支援ウェアラブル端末10の走行支援方法の処理を示すフローチャート図である。なお、本例においては、走行状態としてリズムを扱っている。
走行状態取得部11は、足の踏込のリズム(回数:走行状態)を取得する(S101、走行状態取得ステップ)。走行状態比較部13は走行状態記憶部12を参照して、走行状態取得部11が取得したリズムと走行状態記憶部12が記憶している基準リズムとを比較する(S102、走行状態比較ステップ)。そして、走行状態比較部13は、比較結果からユーザの走行状態が適正なリズムでない(リズムが乱れている)と判断した場合(S103:YES)、ユーザの走行状態が適正でない旨を通知部14に出力する。通知部14は、走行状態比較部13からの出力に応じ端末20に、ユーザの走行状態が適正でない旨を通知する(S104、出力ステップ)。この場合の端末20がユーザの保有するデバイス、例えば腕時計型のデバイス等である場合、ユーザ自身がペースの乱れを認識することができ、ペース配分を意識することにつながる。
なお、基準リズムと異なると判断した場合であっても、坂道、スタート地点、ゴール地点、給水ポイントの前後では走行状態が乱れることが想定されるため、あらかじめ定めた経路・エリア(平坦な道のようにリズムが乱れない場所)において、走行状態が適正であるかどうかを判断するようにしてもよい。
走行状態比較部13は、比較結果からユーザの走行状態が適正なリズムである(リズムが乱れていない)と判断した場合(S103:NO)、足の踏込のリズムを取得するステップに戻り(S101、走行状態取得ステップ)、測定パターンが取得できるまで待機する。そして、例えば所定周期ごとにリズムの取得を繰り返す。
図6は、リズムの乱れだけでなく、速度(ペース)も加味して走行支援ウェアラブル端末10から端末20へ通知する場合の走行支援ウェアラブル端末10の走行支援方法の処理を示すフローチャート図である。
走行状態取得部11は、足の踏込のリズム及び速度を取得する(S201、走行状態取得ステップ)。走行状態比較部13は走行状態記憶部12を参照し、走行状態取得部11が取得したリズムと走行状態記憶部12が記憶している基準リズムとを比較する(S202、走行状態比較ステップ)。また、走行状態比較部13は、比較結果からユーザの走行状態が適正なリズムでない(リズムが乱れている)と判断した場合(S203:YES)、さらに走行状態取得部11が取得した速度と走行状態記憶部12が記憶している基準速度とを比較する(S204)。走行状態比較部13は、走行状態記憶部12が記憶している基準速度と所定値以上異なると判断した場合(S204:YES)、走行状態比較部13はユーザの走行状態が適正でない旨を通知部14に出力する。通知部14は、走行状態比較部13からの出力に応じて、端末20にユーザの走行状態が適正なリズムでない旨を通知する(S205、通知ステップ)。
一方、走行状態比較部13が、比較結果から走行状態取得部11が取得したリズムが適正であると判断した場合には(S203:NO)、足の踏込のリズム及び速度を取得するステップに戻る(S201、走行状態取得ステップ)。
また、走行状態比較部13が、比較結果から走行状態取得部11が取得した速度が基準速度から所定値範囲内のずれであると判断した場合(S204:NO)、足の踏込のリズム及び速度を取得するステップに戻る(S201、走行状態取得ステップ)。このように、リズムが乱れている場合であっても、速度が基準速度から所定値範囲内のずれであれば通知しない。このような処理をすることで、例えば、坂道のような足の踏込が強くなりリズムが乱れることが想定される場合であっても、速度が一定である場合には、比較結果に応じた情報を通知しないことにより、ユーザの走行状態の実態により即した柔軟かつ適切な通知が可能となる。
図7は、取得したリズムが基準リズムと所定回数(複数回)連続して乱れている場合に、走行支援ウェアラブル端末10から端末20へ通知する場合の走行支援ウェアラブル端末10の走行支援方法の処理を示すフローチャート図である。
走行状態取得部11は、足の踏込のリズムを取得する(S301、走行状態取得ステップ)。走行状態比較部13は、走行状態記憶部12を参照して、走行状態取得部11が取得したリズムと走行状態記憶部12が記憶している基準リズムとを比較する(S302、走行状態比較ステップ)。また、走行状態比較部13は、比較結果からユーザの走行状態が適正なリズムでない(リズムが乱れている)と判断した場合(S303:YES)、適正なリズムでない(リズムが乱れている)回数(以下、「リズム不適正回数」という。)に1加算する(S304)。
そして、走行状態比較部13は、比較結果が所定回数(複数回)連続して適正なリズムでないという結果であるかどうかを判断する(S305)。走行状態比較部13は、リズム不適正回数が所定回数に達して、適正なリズムが所定回数連続したと判断した場合には(S305:YES)、その旨を通知部14に出力する。通知部14は、走行状態比較部13からの出力に応じて端末20に、ユーザの走行状態が適正なリズムでない旨を通知する(S306、通知ステップ)。また、リズム不適正回数が所定回数に達することなく、走行状態比較部13による比較結果が所定回数(複数回)連続して適正なリズムでないという結果でないと判断する場合(S305:NO)、S301に戻り、走行状態取得部11は、その取得タイミングに合わせて、リズムの取得処理を行なう。
一方、走行状態比較部13が、比較結果からユーザの走行状態が適正なリズムである(リズムが乱れていない)と判断した場合(S303:NO)、走行状態比較部13はリズム不適正回数を0にリセットして、走行状態取得部11は、その取得タイミングに合わせて、リズムの取得処理を行なう(S301)。
走行状態取得部11がユーザの走行状態を取得した場合、例えばバランスを崩した場合等に1回だけリズムが適正でないという比較結果となる場合が考えられる。一方、所定回数連続してリズムが適正でないような場合には、定常的にユーザの走行状態が乱れていると考えられる。よって、所定回数連続して走行状態が適正でないような場合に端末20に通知するとすることで、ユーザの走行状態の実態により即した適切な通知が可能となる。なお、所定回数の連続性を見るのではなく、所定時間内に連続してリズムが適正でない場合としてもよいし、所定時間内にリズム不適正回数が所定回数に達した場合としてもよい。
図8は、走行支援ウェアラブル端末10を所有するユーザに、所定のポイントの地点を通知する場合の走行支援ウェアラブル端末10の走行支援方法の処理を示すフローチャート図である。
走行状態取得部11は、足の踏込のリズムを取得する(S401、走行状態取得ステップ)。走行状態比較部13は走行状態記憶部12を参照して、走行状態取得部11がリズムと走行状態記憶部12が記憶している基準リズムとを比較する(S402、走行状態比較ステップ)。また、走行状態比較部13は、比較結果から走行状態が適正なリズムでない(リズムが乱れている)と判断した場合(S403:YES)、さらに経路記憶部15に記憶されている経路における給水ポイントの位置情報及び位置情報取得部16により取得されたユーザが走行している地点の位置情報に基づいて、周辺に給水ポイントがあるかどうかを判断する(S404)。具体的には、例えばユーザが走行している地点の位置情報から給水ポイントが所定距離範囲内にあるかどうかを判断する。走行状態比較部13が所定距離範囲内に給水ポイントがあると判断した場合(S404:YES)、通知部14は端末20に給水ポイントを通知する(S405、通知ステップ)。この場合の端末20がユーザの保有する腕時計型のデバイス等である場合、ユーザ自身が、給水ポイントが近いことや、給水ポイントの地点を認識することができる。走行状態比較部13が所定距離範囲内に給水ポイントがないと判断した場合(S404:NO)、走行状態比較部13は給水ポイントが所定距離範囲内になるまで、給水ポイントとユーザの位置情報の距離との判断を繰り返す(S404)。
走行状態比較部13が、比較結果からユーザの走行状態が適正なリズムである(リズムが乱れていない)と判断した場合(S403:NO)、走行状態取得部11は、足の踏込のリズムを取得するステップに戻り、所定周期をもって処理を繰り返す(S401、走行状態取得ステップ)。リズムが乱れていない場合は、ユーザの走行状態が適正である場合が考えられる。ユーザの走行状態が適正である場合には、ユーザは水を欲していないことが想定される。よって、そのような場合には通知する必要がない。
なお、給水ポイントがユーザが走行している地点から所定距離範囲内である場合の処理として説明したが、所定距離範囲外である場合に通知することとしてもよい。走行中のユーザは給水ポイントが所定距離範囲外であることが認識できれば、応援者の端末20に対して水を要求するといった対応がとり得るからである。より具体的には、走行状態比較部13が、走行状態比較部13による比較結果がユーザの走行状態が適切でなくユーザが走行している地点から給水ポイントが所定距離範囲外であると判断した場合に、応援者の端末20に走行中のユーザが水を欲している旨を通知する。
また、ユーザの走行状態にかかわらず走行状態比較部13がユーザが走行している地点と給水ポイントとが近い場合に端末20に通知することとしてもよい。あるいは、ユーザの走行状態としてリズムではなく、ユーザの走行速度と基準速度とを比較して給水ポイントを知らせることとしてもよいし、リズム及び走行速度両方を比較して給水ポイントを知らせることとしてもよい。
次に、本実施形態の走行支援ウェアラブル端末10の作用効果について説明する。ユーザに装着される走行支援ウェアラブル端末10において、走行状態取得部11は、走行状態を定期的に取得する。そして、走行状態比較部13は、走行状態取得部11により取得した走行状態と、走行状態記憶部12によって記憶されている、ユーザの走行状態の基準となる基準情報とを比較する。そして、走行状態比較部13により、走行状態が適正な走行状態と異なると判断された場合に、通知部14は、走行支援ウェアラブル端末10と接続する端末20に通知する。
これにより、走行支援ウェアラブル端末10を装着しているユーザの走行状態が基準となる走行状態と異なる場合(走行状態が適正でない場合)に、端末20にユーザの走行状態が適正でない旨を通知する。したがって、例えばユーザの保有する端末20に通知する場合には、ユーザの走行状態が適正でない旨を通知することにより、ユーザに走行ペース等について注意を喚起することができる。あるいは、例えば応援者の保有する端末20に通知する場合には、ユーザの走行状態が適正でない旨を通知することにより、応援者は走行中のユーザはサポートが必要であることを把握することができる。
また、走行支援ウェアラブル端末10の走行状態記憶部12は、所定回数前に取得した走行状態を基準情報として走行状態記憶部12に記憶させてもよい。これにより、所定回数前に取得した走行状態が基準となる走行状態となる。よって、その日のユーザの状態にあわせた適切な走行状態を基準とした走行状態の判断が可能となる。
また、走行支援ウェアラブル端末10の走行状態取得部11は、ユーザが地面に足を踏込むリズムを走行状態として取得してもよい。これにより、ユーザの走行状態として足を踏み込むリズムを取得する。よって、ユーザの走行状態を確実に取得し、走行状態の判断が可能となる。
また、走行支援ウェアラブル端末10の走行状態取得部11は、リズムに加えてユーザの走行速度を走行状態として取得してもよい。これにより、ユーザの走行状態として足を踏み込むリズムに加えてユーザの走行速度を取得する。よって、ユーザの走行状態を確実に取得するとともに、走行状態の柔軟な判断が可能となる。
また、走行支援ウェアラブル端末10は、ユーザの移動経路の情報を記憶する経路記憶部15と、ユーザの位置を取得する位置情報取得部16と、をさらに備えていてもよい。通知部14は、経路記憶部15により記憶された情報と位置情報取得部16により取得した位置情報に基づいて、走行支援ウェアラブル端末10と接続する端末20に比較結果に基づいた情報を通知してもよい。これにより、ユーザの位置情報を取得し、ユーザの移動する経路とユーザの位置情報とに基づいて、端末20に現在地の周囲の情報を通知することが可能となる。よって、例えば、ユーザ又は応援者の端末20に、給水ポイントが近くにあること等を通知することが可能となる。
また、通知部14は、走行状態比較部13による走行状態取得部11によって取得した走行状態と走行状態記憶部12によって記憶された適正な走行状態との比較の結果、所定回数連続して基準条件を満たしていない場合に、その比較結果に基づいた情報を通知してもよい。これにより、ユーザの走行状態が所定回数連続して適当でない場合に端末20にその旨を通知する。よって、例えば1回バランスを崩した場合であっても、次の時点で走行状態が回復していれば通知しない。すなわち、走行状態をより適切に判断した通知が可能となる。
[第2実施形態]
つぎに、第2実施形態に係る走行支援サーバ30について説明する。図9は、走行支援ウェアラブル端末10、端末20、及び走行支援サーバ30の関係を示す概要図である。図9に示すように、走行支援サーバ30は、走行支援ウェアラブル端末10と端末20とを接続するサーバである。走行支援サーバ30は、第1実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末10の通知部14の機能を走行支援ウェアラブル端末10に代わって行う点が第1実施形態と異なる。ここでは、この異なる点の詳細について説明する。
図10は、第2実施形態に係る走行支援サーバ30の機能構成を示すブロック図である。図9に示すように走行支援サーバは、状況取得部31(状況取得手段)、通知条件記憶部32(通知条件記憶手段)、端末情報取得部33(端末情報取得手段)、通知決定部34(通知決定手段)、及び状態通知部35(状態通知手段)を備える。
図11は、走行支援サーバ30のハードウェア構成図である。走行支援サーバ30は、物理的には、図11に示すように、CPU301、主記憶装置であるRAM302及びROM303、データ送受信デバイスである無線通信モジュール304、ハードディスク、フラッシュメモリ等に例示される補助記憶装置305、入力デバイスであるタッチパネル及びキーボード等に例示される入力装置306、ディスプレイ等の出力装置307などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図10に示した各機能は、図11に示すCPU301、RAM302等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU301の制御のもとで無線通信モジュール304、入力装置306、出力装置307を動作させるとともに、RAM302や補助記憶装置305におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図10における各構成要件について説明する。
状況取得部31は、通信部17から送信された比較結果及び走行中のユーザの位置情報を受信し、また、取得した比較結果及び位置情報を通知決定部34に出力する部分である。なお、状況取得部31は、応援者の所有する端末20から走行中のユーザに関する情報の検索要求が走行支援サーバ30に対してなされると、当該走行支援サーバ30からの取得指示が出力され、当該指示に基づいてユーザの走行状態を取得することとしてもよい。
また、状況取得部31が取得した情報はメモリ等に記憶される。そのため、端末20が走行支援サーバ30に接続し、状況取得部31が取得した走行支援ウェアラブル端末10の比較結果や走行支援ウェアラブル端末10の位置情報を検索することが可能である。例えば、応援者が走行中のユーザの状態を知りたい場合等には、端末20から走行支援サーバ30に直接アクセスし、走行支援ウェアラブル端末10の比較結果や位置情報を検索することが考えられる。
通知条件記憶部32は、走行支援サーバ30が走行支援ウェアラブル端末10及び端末20に通知する条件(以下、「通知条件」という。)を記憶する部分である。例えば、ユーザの走行状態が適切でない場合であって、走行支援ウェアラブル端末10と端末20とが所定距離範囲内に近づいた場合に通知するという条件を記憶する。なお、通知条件はこれに限られない。例えば、ユーザの走行地点が、給水ポイント等の所定距離範囲内であることを通知条件としてもよい。あるいは、走行支援ウェアラブル端末10と端末20とが常に所定距離範囲内にあることを前提とし、所定距離範囲からはずれた場合を通知条件としてもよい。
端末情報取得部33は、端末通信部22から端末20の位置情報を取得(受信)する部分である。例えば、定期的に取得してもよいし、走行中のユーザの比較結果が適正でないと判断されたタイミングで取得することとしてもよい。また、端末情報取得部33は、取得した端末20の情報を通知決定部34に出力する。
通知決定部34は、状況取得部31から出力された走行支援ウェアラブル端末10の走行状態およびその位置情報、端末情報取得部33から出力された端末20の位置情報及び通知条件記憶部32に記憶された通知条件に基づいて走行支援ウェアラブル端末10と端末20とに通知するか否かを決定する部分である。具体的には、状況取得部31が取得した走行状態に基づいて、リズムがずれているなど走行状態が適切ではないと判断され、端末情報取得部33が取得した位置情報に基づいて、走行支援ウェアラブル端末10と端末20との距離が所定範囲内である場合に、通知が要であると決定される。
状態通知部35は、通知決定部34の決定に従って、端末20に、互いに近くにいることなどの情報を通知する部分である。なお、端末20に通知する場合に限られず、ユーザが端末20と同機能を有する腕時計型デバイス(ユーザ端末)を装着しており、その腕時計型デバイスに対しても通知するようにしてもよい。
図12は、第2実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末10の機能構成を示すブロックである。図12に示すように、走行支援ウェアラブル端末10は、機能的には、走行状態取得部11(走行状態取得手段)、走行状態記憶部12(走行状態記憶手段)、走行状態比較部13(走行状態比較手段)、通信部17、経路記憶部15(経路記憶手段)、及び位置情報取得部16(位置情報取得手段)を備える。走行支援ウェアラブル端末10は、第1実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末10の通知部14に代えて通信部17を備える。以下、その相違点となる通信部17について説明し、第1実施形態に係る走行支援ウェアラブル端末10と同一の機能ブロックについてはその説明を省略する。
通信部17は、走行状態比較部13による比較結果及び位置情報取得部16によるユーザの位置情報を、公衆通信網などのネットワークを介して走行支援サーバ30に送信する部分である。
図13は、第2実施形態に係る端末20の機能構成を示すブロックである。図13に示すように端末20は、端末位置情報取得部21と端末通信部22とを備える。
端末位置情報取得部21は、端末20の位置、つまり応援者等がいる地点の情報を取得する部分である。例えば、応援者等が保有する端末20に搭載されているGPSのセンサ等によって取得する。なお、端末20の位置が取得できれば、センサはGPSに限られない。端末位置情報取得部21は取得した位置情報を端末通信部22に出力する。
端末通信部22は、端末位置情報取得部21から出力された端末20の位置情報を走行支援サーバ30に対して通知(送信)する部分である。
図14は、走行支援ウェアラブル端末10と端末20とが近傍にいる場合に走行支援サーバ30が通知する処理を示すフローチャート図である。
状況取得部31は、走行支援ウェアラブル端末10において判断された走行状態の比較結果及び位置情報を定期的又は端末20から検索要求があった時に取得するととともに(S501)、端末20の位置情報を取得する(S502)。通知決定部34は、通知条件記憶部32を参照し、走行支援ウェアラブル端末10の比較結果及び位置情報並びに端末20の位置情報に基づいて、ユーザの走行状態が適正であるか否かを判断する(S503)。さらにユーザの走行状態が適正ではない場合には(S503:YES)、走行支援ウェアラブル端末10と端末20とが所定距離範囲内であるかを判断する(S504)。走行支援ウェアラブル端末10と端末20とが所定距離範囲内である場合(S504:YES)、ユーザと応援者とが所定範囲内にいることを示す情報を、ユーザ装着の腕時計型デバイスと端末20とに通知する(S505)。ユーザの走行状態が適正である場合(S503:NO)、又は走行支援ウェアラブル端末10と端末20とが所定距離範囲内でない場合(S504:NO)、状態通知部35は、走行支援ウェアラブル端末10の位置及びリズムの比較結果を取得するステップに戻る(S501)。なお、端末20とユーザ装着の腕時計型デバイスに通知する場合に限られず、いずれか一方に通知することとしてもよい。
つぎに、第2の実施形態の走行支援サーバ30の作用効果について説明する。
走行支援サーバ30は、走行支援ウェアラブル端末10及び走者であるユーザを支援する応援者が保持する端末20と通信する。通知条件記憶部32は端末20に通知する通知条件を記憶している。状況取得部31は、走行支援ウェアラブル端末10からユーザの位置及びユーザの走行状態と走行状態の基準となる基準情報との比較結果を取得し、通知決定部34は、通知条件記憶部32に記憶された通知条件、状況取得部31が取得したユーザの位置、比較結果に基づいて、通知の要否を決定する。そして、状態通知部35は、通知決定部34により通知を行うと決定した場合、走行状態が適当であるかを示す情報や、ユーザと応援者との位置関係を示す情報を、端末20または腕時計型デバイスに通知する。これにより、ユーザの走行状態に応じて走行支援サーバ30が端末20またはユーザ装着の腕時計型デバイスへ通知することができ、走行支援ウェアラブル端末10が負担している機能を軽減するとともに、確実に端末20に通知することが可能となる。
また、走行支援サーバ30は、応援者が保持する端末20からその位置を示す端末位置情報を取得する端末情報取得部33をさらに備え、状態通知部35は、ユーザと応援者との所定範囲内にいることを示す情報を、応援者が保持する端末20に通知してもよい。この構成によれば、ユーザの走行状態、ユーザの位置情報、および端末の位置情報(応援者の位置情報)に応じて、ユーザと応援者との所定班内にいることを示す情報を端末20に通知することができる。これにより、ユーザの走行状態に加えて走行中のユーザと応援者の位置情報に基づいて、ユーザ装着の腕時計型デバイスと端末20とに通知することが可能となる。すなわち、走行中のユーザ及び応援者がお互いの位置関係を知ることが可能となり、支援を容易にすることが可能となる。
10…走行支援ウェアラブル端末、11…走行状態取得部、12…走行状態記憶部、13…走行状態比較部、14…通知部、15…経路記憶部、16…位置情報取得部、17…通信部、20…端末、30…走行支援サーバ、31…状況取得部、32…通知条件記憶部、33…端末情報取得部、34…通知決定部、35…状態通知部、104…無線通信モジュール、105…補助記憶装置、106…入力装置、107…出力装置。

Claims (8)

  1. ユーザに装着される走行支援ウェアラブル端末であって、
    前記ユーザの走行中の状態である走行状態を取得する走行状態取得手段と、
    前記ユーザの走行状態の基準となる基準情報を記憶する走行状態記憶手段と、
    前記走行状態取得手段により取得した走行状態と、前記走行状態記憶手段によって記憶された前記基準情報とを比較する走行状態比較手段と、
    前記走行状態比較手段により、前記走行状態取得手段により取得した走行状態と基準情報とが異なると判断された場合に、その比較結果に基づいた情報を出力する出力手段と、
    を備える走行支援ウェアラブル端末。
  2. 前記走行状態取得手段は、所定回数前に取得した走行状態を基準情報として前記走行状態記憶手段に記憶させる、請求項1に記載の走行支援ウェアラブル端末。
  3. 前記走行状態取得手段は、ユーザが走る速度を取得し、
    前記走行状態比較手段は、前記走行状態取得手段により取得された走行状態が基準情報と異なると判断した場合に、前記走行状態取得手段により取得された速度が、基準速度と異なると判断し、
    前記出力手段は、前記速度が基準速度と異なると判断されると、その比較結果に基づいた情報を出力する、請求項1または2に記載の走行支援ウェアラブル端末。
  4. 前記ユーザが移動する経路の情報を記憶する経路記憶手段と、
    前記ユーザの位置を取得する位置情報取得手段と、
    をさらに備え、
    前記出力手段は、前記経路記憶手段により記憶された情報と前記位置情報取得手段により取得した位置情報に基づいて、前記ウェアラブル端末と接続する端末に比較結果に基づいた情報を出力する、請求項1から3いずれか一項に記載の走行支援ウェアラブル端末。
  5. 前記出力手段は、前記走行状態比較手段による比較の結果、所定回数連続して基準条件を満たしていないと判断された場合に、その比較結果に基づいた情報を出力する、請求項1から4いずれか一項に記載の走行支援ウェアラブル端末。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のウェアラブル端末及び端末と通信する走行支援サーバであって、
    前記走行支援サーバは、
    前記ウェアラブル端末から前記ユーザの位置及びユーザの走行状態と走行状態の基準となる基準情報との比較結果を取得する状況取得手段と、
    前記端末に通知する通知条件を記憶する通知条件記憶手段と、
    前記通知条件記憶手段に記憶された通知条件、前記状況取得手段が取得した前記ユーザの位置、及び前記比較結果に基づいて、前記端末に通知するか否かを決定する通知決定手段と、
    前記通知決定手段により前記端末に通知を行うと決定した場合、前記端末に対して、前記比較結果に基づいた情報を通知する状態通知手段と、
    を備える走行支援サーバ。
  7. 前記端末は、前記ユーザとは異なる応援者により保持されており、
    前記端末からその位置を示す端末位置情報を取得する端末情報取得手段をさらに備え、
    前記通知手段は、ユーザと応援者とが所定範囲内にいることを示す情報を、前記ユーザに保持されるユーザ端末または前記端末の少なくともいずれか一方に通知する、請求項6に記載の走行支援サーバ。
  8. ユーザの走行状態の基準となる基準情報を記憶する走行状態記憶手段を備え、前記ユーザに装着されるウェアラブル端末の走行支援方法であって、
    前記ユーザの走行状態を取得する走行状態取得ステップと、
    前記走行状態取得ステップにより取得した走行状態と、前記走行状態記憶手段によって記憶されている前記基準情報とを比較する走行状態比較ステップと、
    前記走行状態比較ステップにより、前記走行状態取得ステップにより取得した走行状態と前記基準情報とが異なると判断された場合に、その比較結果に基づいた情報を出力する出力ステップと、
    を含む走行支援方法。
JP2014085239A 2014-04-17 2014-04-17 走行支援ウェアラブル端末、走行支援サーバ、および走行支援方法 Active JP6357003B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014085239A JP6357003B2 (ja) 2014-04-17 2014-04-17 走行支援ウェアラブル端末、走行支援サーバ、および走行支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014085239A JP6357003B2 (ja) 2014-04-17 2014-04-17 走行支援ウェアラブル端末、走行支援サーバ、および走行支援方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015206601A true JP2015206601A (ja) 2015-11-19
JP6357003B2 JP6357003B2 (ja) 2018-07-11

Family

ID=54603507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014085239A Active JP6357003B2 (ja) 2014-04-17 2014-04-17 走行支援ウェアラブル端末、走行支援サーバ、および走行支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6357003B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018143412A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 株式会社ノーニューフォークスタジオ 歩行教示システム、歩行教示方法
WO2019035444A1 (ja) * 2017-08-16 2019-02-21 日本電信電話株式会社 足底圧測定器、情報提供装置及び情報提供方法
JP2019030552A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 カシオ計算機株式会社 運動支援装置、電子時計、運動支援方法、及びプログラム
CN110462554A (zh) * 2017-04-06 2019-11-15 华为技术有限公司 终端的控制方法及装置
JP2019216798A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 カシオ計算機株式会社 運動支援装置、運動支援方法及び運動支援プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155493A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Sharp Corp 通信端末
JP2009224898A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Toshiba Corp 移動通信装置
JP2013221821A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Seiko Epson Corp 情報処理装置、移動体、走行支援システム及び走行支援方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155493A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Sharp Corp 通信端末
JP2009224898A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Toshiba Corp 移動通信装置
JP2013221821A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Seiko Epson Corp 情報処理装置、移動体、走行支援システム及び走行支援方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018143412A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 株式会社ノーニューフォークスタジオ 歩行教示システム、歩行教示方法
CN110462554A (zh) * 2017-04-06 2019-11-15 华为技术有限公司 终端的控制方法及装置
JP2019030552A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 カシオ計算機株式会社 運動支援装置、電子時計、運動支援方法、及びプログラム
WO2019035444A1 (ja) * 2017-08-16 2019-02-21 日本電信電話株式会社 足底圧測定器、情報提供装置及び情報提供方法
JPWO2019035444A1 (ja) * 2017-08-16 2020-05-28 日本電信電話株式会社 足底圧測定器、情報提供装置及び情報提供方法
US11666244B2 (en) 2017-08-16 2023-06-06 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Foot sole pressure measurement instrument, information provision device, and information provision method
JP2019216798A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 カシオ計算機株式会社 運動支援装置、運動支援方法及び運動支援プログラム
JP7119616B2 (ja) 2018-06-15 2022-08-17 カシオ計算機株式会社 運動支援装置、運動支援方法及び運動支援プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6357003B2 (ja) 2018-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6357003B2 (ja) 走行支援ウェアラブル端末、走行支援サーバ、および走行支援方法
EP2721541B1 (en) An athletic performance monitoring device
US10591310B2 (en) Travel information providing method, travel information providing apparatus, and non-transitory recording medium
US9999389B2 (en) Activity meter, activity amount measurement device, portable terminal, information sharing assistance device, information sharing system, activity assistance device, and activity assistance system
US9699634B2 (en) Method and apparatus for emergency contact management
JP6377950B2 (ja) 携帯機器及び情報処理システム
WO2021106770A1 (ja) 誘導支援装置、誘導支援システム、及び履物
JP2015087134A (ja) 道路情報共有方法、道路情報共有システム、道路情報共有装置及び道路情報共有プログラム
JP2018163124A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム、およびナビゲーション機能付き靴
JP5441154B2 (ja) 通信端末装置、サーバ装置、及び、プログラム
JPH1040483A (ja) 所在検出システム
WO2016104181A1 (ja) 情報処理装置、携帯端末、情報処理装置の制御方法およびプログラム
CN107073323B (zh) 运动信息测定装置和运动辅助方法
US20170136338A1 (en) Exercise information measuring apparatus, program, and control method
JP2016181248A (ja) 表示制御装置および表示制御システム
JP2016150095A (ja) 運動情報測定装置、運動情報測定装置の制御方法、運動情報測定装置の制御プログラム
JP2017161347A (ja) 位置検出装置、位置検出システム、位置検出方法、および、位置検出プログラム
JP2016125936A (ja) 位置情報通知システム、電子機器及びサーバ装置
JP6775143B2 (ja) 警告システム及び警告方法
US10755181B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and information processing system for status recognition
EP3528010A1 (en) Electronic device, control device, control program and operation method of electronic device
JP2010005127A (ja) 生体情報測定システム及び生体情報受信装置
JP6212321B2 (ja) 活動量測定装置、活動量測定補助装置
JP5993239B2 (ja) 携帯通信装置、通信システム及び報知方法
CN106767829A (zh) 野泳自动导航方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6357003

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250