JP2017161347A - 位置検出装置、位置検出システム、位置検出方法、および、位置検出プログラム - Google Patents

位置検出装置、位置検出システム、位置検出方法、および、位置検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ビーコン設置のコスト等を最小限に押さえ、高い位置計測精度を実現することができる位置検出装置等を提供する。【解決手段】位置検出装置400は、通信および移動が可能な自装置の位置を、外部より無線通信を介して受信する複数の位置情報を基に検出する位置検出部401と、検出された自装置の位置情報を、無線通信を介して外部に配信する位置通知部402とを備える。【選択図】 図12

Description

本発明は、移動通信端末の位置を検出するための位置検出装置等に関する。
近年、iBeacon(登録商標)等の普及に伴い、ビーコン(Beacon)を用いた技術が広く開発されている。ビーコンは、存在や位置を伝えるために発信する光、電波または信号等、またはこれらを発信する装置やそれを含むシステムという意味で用いられる。以下、ビーコンを発信する装置はペリフェラル端末、ビーコンを受信し所定の処理を実行する装置はセントラル端末と称呼する。ペリフェラル端末とセントラル端末との間はBluetooth(登録商標)等の無線通信を介して通信可能となっている。
ビーコンを用いた技術の1つとして、位置検出機能を用いたサービスがある。このサービスでは、まず、ペリフェラル端末を所定エリア内に少なくとも1つ設置する。設置されたペリフェラル端末は、所定エリア内において、自端末の位置情報を含むビーコン情報をブロードキャスト配信する。ビーコン情報の配信エリア内に移動してきたセントラル端末(主にユーザの通信端末、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等)は、ビーコン情報を受信することで各種サービスを受ける。各種サービスとは、博物館や美術館などの館内ガイド、スタンプラリー、更には、店舗でのクーポン配信、ポイント付与および決済等である。
ビーコン情報にはペリフェラル端末を識別可能なID(IDentifier)等が含まれている。セントラル端末は、ビーコン情報を基に、現在地から目的地までの経路や地図を提示したり、所定の店舗等で使用可能なクーポン等を当該セントラル端末のディスプレイ等に提示したりする。
特許文献1は、ビーコン情報を用いてデバイスの位置検出する技術について開示する。
特許文献2は、取り付け自在のビーコンを、任意のデバイス、人、動物などに接着又は付着させ、通信デバイス等を使用して位置を特定する技術について開示する。
特許文献3は、ビーコンから発する電界強度から距離を割り出し、三角測量を用いて位置を特定する技術を開示する。
この他、関連する技術として特許文献4がある。
特表2014−517943号公報 特開2014‐099857号公報 特表2014‐531973号公報 特開2014‐139568号公報
特許文献1〜3が開示するビーコンを用いたサービスは、主に屋内で実施され、屋内位置計測技術が用いられる。この技術は、距離の計測には複数のペリフェラル端末から受信する電波強度を利用する。即ち、各ペリフェラル端末が発する電界強度を基に、ペリフェラル端末からセントラル端末までの距離を割り出して、セントラル端末の位置を計測する。この技術では、複数のペリフェラル端末から電波強度の異なる信号を受信することで位置検出精度が向上する。よって、位置計測精度を上げるには、多くのペリフェラル端末が必要となる。屋内システムの規模にもよるが、ペリフェラル端末は、数十から数百個設置する必要がある。
しかし多くのペリフェラル端末を設置するにはコストがかかり、更にペリフェラル端末はその多くが電池駆動式であるため、電池交換の手間およびコストが必要となるという問題がある。
上記の問題点を鑑み、本発明は、ビーコン設置のコスト等を最小限に押さえ、高い位置計測精度を実現可能な位置検出装置等を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の形態に係る位置検出装置は、
通信および移動が可能な自装置の位置を、外部より無線通信を介して受信する複数の位置情報を基に検出する位置検出手段と、
検出された自装置の位置情報を、無線通信を介して外部に配信する位置通知手段
とを備える。
本発明の第2の形態に係る位置検出システムは、
上記に記載の少なくとも一つ以上の位置検出装置と、
定位置において自端末の位置情報を配信するペリフェラル端末
とを備える。
本発明の第3の形態に係る位置検出方法は、
通信および移動が可能な自装置の位置を、外部より無線通信を介して受信する複数の位置情報を基に検出し、
検出された自装置の位置情報を、無線通信を介して外部に配信する。
本発明の第4の形態に係る位置検出プログラムは、
通信および移動が可能な自装置の位置を、外部より無線通信を介して受信する複数の位置情報を基に検出し、
検出された自装置の位置情報を、無線通信を介して外部に配信する
ことをコンピュータに実現させる。
本発明によれば、ビーコン設置のコスト等を最小限に抑え、高い位置計測精度を実現することができる。
本発明の第1の実施形態における位置検出システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるペリフェラル端末の構成例を示す図である。 ペリフェラル端末等が備える位置記憶部の内部データの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるセントラル端末の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるペリフェラル端末の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるセントラル端末の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるセントラル端末の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるセントラル端末の動作例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるセントラル端末の構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるセントラル端末の位置記憶部が記憶するビーコン情報のデータ構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるセントラル端末の動作例を示す図である。 本発明の第4の実施形態における位置検出装置の構成例を示す図である。 本発明の各実施形態において使用可能な情報処理装置の構成例を示す図である。
次に図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は本発明の実施形態における構成を模式的に表している。更に以下に記載される本発明の実施形態は一例であり、その本質を同一とする範囲において適宜変更可能である。
<第1の実施形態>
(情報抽出装置)
本発明の第1の実施形態に係る位置検出システム100は、図1に示すように、ペリフェラル端末1_1、1_2、1_3(以下、1_1〜1_3と記載)と、セントラル端末2_1、2_2、2_3、2_4、2_5、2_6、2_7(以下、2_1〜2_7と記載)とを備えている。
(ペリフェラル端末)
ペリフェラル端末1_1〜1_3は、固定端末であり、屋内等のサービス対象エリア内のいずれかの定位置に配置される。ペリフェラル端末1_1〜1_3は、無線信号を介し、周囲にビーコン情報を配信する。
ペリフェラル端末1_1〜1_3の各々は、図2に示すように、位置検出部11、位置通知部12および位置記憶部13を備える。位置検出部11および位置通知部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)とメモリを含む制御回路等を含んで構成されている。位置記憶部13は、CPUに接続されるメモリである。
位置記憶部13は、ビーコン情報(位置情報)を格納する。ビーコン情報は、例えば、図3に示すように、「デバイスID」、「送信グループ」、「位置座標」のデータを備える。「デバイスID」は、ペリフェラル端末1_1〜1_3を識別可能なIDであり、UUID(Universally Unique Identifier)等を指す。「送信グループ」は、メジャー値、マイナー値等を指す。メジャー値とは、大きなグループ(例えば、関東と関西)、マイナー値はそれより小さなグループ(例えば、東京都と千葉県)を表すことが出来る値である。「位置座標」は、ペリフェラル端末1_1〜1_3の位置を示す3点座標値(x、y、z)等である。
位置検出部11は、自端末(ペリフェラル端末1_1〜1_3)の位置座標を検出し、位置記憶部13に格納する。この際、別装置を介して、ペリフェラル端末1_1〜1_3の位置検出用の無線信号を送信したり、ペリフェラル端末1_1〜1_3を、GPS(Global Positioning System)からの測位用信号を受信可能な位置に配置しても良い。または、位置検出は別装置に実行させ、手入力等にて位置記憶部13に格納してもよい。
位置通知部12は、位置記憶部13に格納されるビーコン情報を、無線通信を介して周辺に配信する。
(セントラル端末)
セントラル端末2_1〜2_7は、ユーザが所持するスマートフォン等の移動端末であり、屋内等をユーザの移動と共に移動する。
セントラル端末2_1〜2_7の各々は、図4に示すように、位置検出部21、位置通知部22、位置記憶部23、通信部24およびアプリケーション部25等を備える。位置検出部21、位置通知部22、通信部24およびアプリケーション部25は、例えば、CPUとメモリとを含む制御回路を含んで構成される。位置記憶部23は、CPUに接続されるメモリである。
位置検出部21は、ペリフェラル端末1_1〜1_3または自端末以外のセントラル端末2_1〜2_7(発信元端末)から発信される無線通信の電界強度、および、無線通信を介して受信するビーコン情報に含まれる発信元端末の位置座標等から、自端末と発信元端末との間の距離を割り出す。これを少なくとも3つ以上の発信元端末との間で実施し、三角測量を用いて自端末の位置を特定する。
位置通知部22および位置記憶部23は、図2の位置通知部12および位置記憶部13と同様である。即ち、本実施形態におけるセントラル端末は、ペリフェラル端末(ビーコン)としての機能も備える。
通信部24は、スマートフォンまたはタブレット等の通信端末として電話等の音声通信や、パケット通信を実行する。
アプリケーション部25は、スマートフォンまたはタブレット等の通信端末としてOSが必要とするアプリケーションや、ユーザが所望するアプリケーションを実行する。本実施形態においてはセントラル端末2_1〜2_7がペリフェラル端末としての機能を有するが、この機能をアプリケーション部25が制御しても良い。
(位置検出動作)
第1の実施形態に係る位置検出システム100におけるペリフェラル端末1_1〜1_3およびセントラル端末2_1〜2_7の動作について図面を参照して説明する。
まず、図5を参照して、ペリフェラル端末1_1〜1_3の各々の動作について説明する。
ステップS110において、ペリフェラル端末1_1〜1_3の各々の位置検出部11(図2参照)は、自端末の現在の位置を計測する。位置検出部11は、計測された位置座標を、自端末のIDおよび送信グループと共に、ビーコン情報として位置記憶部13(図3参照)に格納する。尚、位置検出部11は、位置計測にGPS(Global Positioning System)を使用してもよいし、屋内においては位置計測用の信号を受信していてもよい。または、位置検出部11は、管理者が所定の入力デバイスを介して手入力した位置情報を受信しても良い。
ステップS120において、位置通知部12は、位置記憶部13に格納されるビーコン情報を読み出し、読み出されたビーコン情報を無線通信を介して周囲に配信する。尚、ビーコン情報の配信は所定の間隔毎に行っても良い。これにより、ペリフェラル端末1_1〜1_3の周辺ではビーコン情報の取得が可能となる。
次に、図6を参照して、セントラル端末2_1〜2_7の各々の動作について説明する。
ステップS210において、セントラル端末2_1〜2_7の各々の位置検出部21は、無線通信にて配信されているビーコン情報を検出する。
ステップS220において、位置検出部21が、無線通信にて配信されているビーコン情報を3つ以上検出したか否かを判断する。3つ以上検出した場合(受信OK)、処理はステップS230へ進められる。3つ以上検出していない場合(受信NG)、処理はステップS210へ戻される。
ステップS230において、位置検出部21は、受信したビーコン情報の各々の信号強度を基に、ペリフェラル端末1_1〜1_3またはペリフェラル端末として機能しているセントラル端末2_1〜2_7からの距離を検出する。一般的にビーコンでは、信号強度を「Immediate」(ごく近い)、「Near」(近い)、「Far」(遠い)の3つの距離グループで設定する。距離としては、おおまかに、「Immediate」が数cm程度の範囲(半径)内、「Near」が1m程度の範囲内、「Far」が10m程度の範囲内となっている。
ステップS240において、位置検出部21は、検出された距離と、3つ以上のビーコン情報に含まれる送信元ペリフェラル端末1_1〜1_3またはセントラル端末2_1〜2_7の位置座標を基に、三角測量を用いて自端末の位置座標を算出する。位置検出部21は算出された位置座標、自端末のIDおよび送信グループと共に、ビーコン情報(図3参照)として位置記憶部23に格納する。位置検出部21はビーコン情報の検出終了をアプリケーション部25に通知する。
ステップS250において、検出終了の通知を受けたアプリケーション部25は、通信モードを、ビーコン情報を受信して自端末の位置を検出する通常モードからビーコン動作モードに切り替える。ビーコン動作モードは、ビーコン(ペリフェラル端末)としてビーコン情報を配信するモードである。尚、通信部24は、ビーコン動作モードにおいてビーコン情報を送信する機能を有してもよい。
ステップS260において、位置通知部22は、位置記憶部23に格納されるビーコン情報を、無線通信を介して周囲に配信する。
(具体例)
図1に示す位置検出システム100におけるペリフェラル端末1_1〜1_3およびセントラル端末2_1〜2_7の、ビーコン情報通知の具体的な動作について説明する。
先ず、図1の固定端末側のペリフェラル端末1_1〜1_3が、無線通信を介してビーコン情報を各々配信する。この場合、ペリフェラル端末1_1〜1_3の近隣に存在するセントラル端末2_1が、この3つのビーコン情報を受信し、受信する信号強度およびビーコン情報に含まれるペリフェラル端末1_1〜1_3各々の位置座標を基に、自端末の位置を検出する。検出が完了すると、セントラル端末2_1はビーコン動作モードに切り替わり、周囲にビーコン情報を配信する。
次に、ペリフェラル端末1_2、1_3およびビーコン動作モードのセントラル端末2_1の近隣に存在するセントラル端末2_2が、この近隣の3つのビーコン情報を受信し、受信する信号強度およびビーコン情報に含まれる位置座標を基に自端末の位置を検出する。検出が完了すると、セントラル端末2_2はビーコン動作モードに切り替わり、周囲にビーコン情報を配信する。
次に、ペリフェラル端末1_3およびビーコン動作モードのセントラル端末2_1、2_1の近隣に存在するセントラル端末2_3が、この近隣の3つのビーコン情報を受信し、受信する信号強度およびビーコン情報に含まれる位置座標を基に自端末の位置を検出する。検出が完了すると、セントラル端末2_3はビーコン動作モードに切り替わり、周囲にビーコン情報を配信する。
次に、ビーコン動作モードのセントラル端末2_1〜2_3の近隣に存在するセントラル端末2_4が、この近隣の3つのビーコン情報を受信し、受信する信号強度およびビーコン情報に含まれる位置座標を基に自端末の位置を検出する。検出が完了すると、セントラル端末2_4はビーコン動作モードに切り替わり、周囲にビーコン情報を配信する。
次に、ビーコン動作モードのセントラル端末2_1、2_3、2_4の近隣に存在するセントラル端末2_5が、この近隣の3つのビーコン情報を受信し、受信する信号強度およびビーコン情報に含まれる位置座標を基に自端末の位置を検出する。検出が完了すると、セントラル端末2_5はビーコン動作モードに切り替わり、周囲にビーコン情報を配信する。
次に、ビーコン動作モードのセントラル端末2_2、2_3、2_5の近隣に存在するセントラル端末2_6が、この近隣の3つのビーコン情報を受信し、受信する信号強度およびビーコン情報に含まれる位置座標を基に自端末の位置を検出する。検出が完了すると、セントラル端末2_6はビーコン動作モードに切り替わり、周囲にビーコン情報を配信する。
最後に、ビーコン動作モードのセントラル端末2_3、2_5、2_6の近隣に存在するセントラル端末2_7が、この近隣の3つのビーコン情報を受信し、受信する信号強度およびビーコン情報に含まれる位置座標を基に自端末の位置を検出する。検出が完了すると、セントラル端末2_7はビーコン動作モードに切り替わり、周囲にビーコン情報を配信する。
このようにしてペリフェラル端末1_1〜1_3近隣のセントラル端末2_1から順に、全てのセントラル端末2_1〜2_7がビーコン情報を検出することが出来るようになる。
上述したように、本発明の第1の実施形態によると、ビーコン設置のコスト等を最小限に押さえ、高い位置計測精度を実現することができる。これは、セントラル端末2_1〜2_7が、自端末の位置検出が完了すると、ビーコン動作モードに切り替わり、自らがペリフェラル端末としての機能を実行するからである。
<第2の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係る位置検出システム100においては、ペリフェラル端末1_1〜1_3は固定されており、セントラル端末20_1〜20_7は、移動は可能であるが、少なくとも一定期間は停止していることを前提としている。しかしながら、セントラル端末20_1〜20_7は、移動可能であり、移動するとその移動に合わせてビーコン情報を更新する必要がある。本発明の第2の実施形態においては、セントラル端末20_1〜20_7が移動する場合でもリアルタイムに位置情報を更新できる位置検出システムについて説明する。
本発明の第2の実施形態に係る位置検出システムは、ペリフェラル端末1_1〜1_3およびセントラル端末20_1〜20_7を備える。セントラル端末20_1〜20_7は、図7に示すように、位置検出部21、移動検知部26、位置通知部22、位置記憶部23、通信部24およびアプリケーション部25等を備える。位置検出部21、移動検知部26、位置通知部22、通信部24およびアプリケーション部25は、例えば、CPUとメモリとを含む制御回路を含んで構成される。位置記憶部23は、CPUに接続されるメモリである。
移動検知部26は、セントラル端末20_1〜20_7が移動したこと、または停止したことを検知する加速度センサ等である。移動検知部26は、移動を検知すると、位置検出部21にビーコン情報の更新を依頼する。
その他は第1の実施形態と同様である。
本発明の第2の実施形態に係る位置検出システムの動作について図8のフローチャートを参照して説明する。
ステップS201において、セントラル端末20_1〜20_7の移動検知部26は、セントラル端末20_1〜20_7が移動しているか、即ち、セントラル端末20_1〜20_7を所持するユーザ等が移動しているか否かを検知する。移動している場合、処理はステップS220へ進められ、ビーコン情報の更新処理が行われる。この検知は短い間隔で行われる方が、より精度の高い位置検出が可能となる。
ステップS210〜S260においては、第1の実施形態と同様である。
本発明の第2の実施形態によると、ビーコン設置のコスト等を最小限に押さえ、高い位置計測精度を実現することができる。これは、セントラル端末20_1〜20_7が、自端末の位置検出が完了すると、ビーコン動作モードに切り替わり、自らがペリフェラル端末としての機能を実行するからである。
更に、本発明の第2の実施形態によると、これは、セントラル端末20_1〜20_7が、自端末の移動を検知した際に、直ちに位置検出処理を実行し、ビーコン情報を更新する。これにより、リアルタイムで位置を計測できるようになり、測定の精度が高くなる。
<第3の実施形態>
本発明の第1の実施形態に係る位置検出システム100においては、図1に示すように、セントラル端末2_3は、複数の他のセントラル端末2_1、2_2、2_4、2_5、2_6からビーコン情報を取得することができる。しかしながら、第2の実施形態で説明したように、他のセントラル端末2_1、2_2、2_4、2_5、2_6は移動するため、移動開始における更新処理時等においては、正確な位置を含むビーコン情報が配信されないことも考えられる。または、他のセントラル端末2_1、2_2、2_4、2_5、2_6またはペリフェラル端末1_1〜1_3の故障により、更新されないまま誤った位置を含むビーコン情報が配信されることも考えられる。
よって、本発明の第3の実施形態においては、ビーコン情報に更新時間を付加し、より新しい更新時間を含む3つ以上のビーコン情報を基に自端末の位置を検出する位置検出システムについて説明する。
本発明の第3の実施形態に係る位置検出システムは、ペリフェラル端末1A_1〜1A_3およびセントラル端末20A_1〜20A_7を備える。セントラル端末20A_1〜20A_7は、図9に示すように、位置検出部21a、位置通知部22a、位置記憶部23a、通信部24およびアプリケーション部25等を備える。位置検出部21a、位置通知部22a、通信部24およびアプリケーション部25は、例えば、CPUとメモリとを含む制御回路を含んで構成される。位置記憶部23aは、CPUに接続されるメモリである。
位置記憶部23aは、ビーコン情報を格納する。ビーコン情報は、図10に示すように、「更新時刻」、「デバイスID」、「送信グループ」、「位置座標」等のデータを備える。「更新時刻」は、位置検出部21aが現在位置を更新した時刻、即ち、ビーコン情報を生成した直近の時刻である。その他のデータ項目は第1の実施形態と同様である。尚、ペリフェラル端末1A_1〜1A_3も同様のビーコン情報を格納する。
位置検出部21aは、3つ以上のビーコン情報を取得した際、ビーコン情報に含まれる更新時刻がより新しいもの、または、更新時刻が現在時刻から所定の範囲内(例えば1分以内)のものを選び、当該選ばれたビーコン情報を基に、自端末の位置を検出する。当該検出された時刻は位置記憶部23aに格納される
位置通知部22aは、ビーコン動作モードに切り替わった際、検出された時刻を含むビーコン情報を周囲に配信する。
その他は第1の実施形態または第2の実施形態と同様である。
本発明の第3の実施形態に係る位置検出システムの動作を図11に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS221において、位置検出部21aは、ビーコン情報を取得した際、ビーコン情報に含まれる更新時刻がより新しいもの、または、更新時刻が現在時刻から所定の時間内(例えば1分以内)のものを選び、当該選ばれたビーコン情報を3つ以上取得したか判断する。
ステップS241において、位置検出部21aは、検出した距離と複数のビーコン情報に含まれる位置座標とから、三角測量で自端末の位置座標を算出する。更に、この位置座標が更新された更新時刻を取得し、この更新時刻および位置座標を含むビーコン情報を生成する。当該ビーコン情報は位置記憶部23aに格納される。
ステップS261において、位置通知部22aは、更新時刻を含むビーコン情報を周囲に配信する。
その他のステップは第1の実施形態(図6参照)と同様である。
本発明の第3の実施形態によると、ビーコン設置のコスト等を最小限に押さえ、高い位置計測精度を実現することができる。これは、セントラル端末20A_1〜20A_7が、自端末の位置検出が完了すると、ビーコン動作モードに切り替わり、自らがペリフェラル端末としての機能を実行するからである。
更に、本発明の第3の実施形態によると、ペリフェラル端末1A_1〜1A_3およびセントラル端末20A_1〜20A_7は、更新時刻を含めたビーコン情報を周囲に配信する。これにより、最新のデータから位置検出を行うことができるようになり、より信頼性の高い位置計測が可能となる。
<第4の実施形態>
本発明の第4の実施形態に係る位置検出装置(セントラル端末)400は、図12に示すように、位置検出部401および位置通知部402を備える。
位置検出部401は、通信および移動が可能な自装置の位置を、外部より無線通信を介して受信する複数の位置情報を基に検出する。
位置通知部402は、検出された自装置の位置情報を、無線通信を介して外部に配信する。
位置検出装置400は複数存在することで、互いに位置情報を送信しあい、自装置の位置を検出する。
本発明の第4の実施形態によると、ビーコン設置のコスト等を最小限に押さえ、高い位置計測精度を実現することができる。これは、位置検出装置400が、自端末の位置検出が完了すると、ビーコン動作モードに切り替わり、自らがペリフェラル端末としての機能を実行するからである。
尚、上述した各実施形態は組み合わせて実施されても良い。例えば、第2の実施形態と第3の実施形態とは組み合わせて実施することも可能である。
(情報処理装置)
本発明の各実施形態において、各端末(装置、システムも含む)の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。各端末の各構成要素の一部又は全部は、例えば図13に示すような情報処理装置500とプログラムとの任意の組み合わせにより実現される。情報処理装置500は、一例として、以下のような構成を含む。
・CPU501
・ROM(Read Only Memory)502
・RAM(Random Access Memory)503
・RAM503にロードされるプログラム504
・プログラム504を格納する記憶装置505
・記録媒体506の読み書きを行うドライブ装置507
・通信ネットワーク509と接続する通信インタフェース508
・データの入出力を行う入出力インタフェース510
・各構成要素を接続するバス511
各実施形態における各端末の各構成要素は、これらの機能を実現するプログラム504をCPU501が取得して実行することで実現される。各端末の各構成要素の機能を実現するプログラム504は、例えば、予め記憶装置505やRAM503に格納されており、必要に応じてCPU501が読み出す。なお、プログラム504は、通信ネットワーク509を介してCPU501に供給されてもよいし、予め記録媒体506に格納されており、ドライブ装置507が当該プログラムを読み出してCPU501に供給してもよい。
各端末の実現方法には、様々な変形例がある。例えば、各端末は、構成要素毎にそれぞれ別個の情報処理装置500とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。また、各端末が備える複数の構成要素が、一つの情報処理装置500とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。
また、各端末の各構成要素の一部又は全部は、その他の汎用または専用の回路 、プロセッサ等やこれらの組み合わせによって実現される。これらは、単一のチップ によって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップ によって構成されてもよい。
各端末の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組み合わせによって実現されてもよい。
各端末の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントアンドサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。
1_1 :ペリフェラル端末
1_2 :ペリフェラル端末
1_3 :ペリフェラル端末
1A_1 :ペリフェラル端末
1A_2 :ペリフェラル端末
1A_3 :ペリフェラル端末
2_1 :セントラル端末
2_2 :セントラル端末
2_3 :セントラル端末
2_4 :セントラル端末
2_5 :セントラル端末
2_6 :セントラル端末
2_7 :セントラル端末
11 :位置検出部
12 :位置通知部
13 :位置記憶部
20_1 :セントラル端末
20_7 :セントラル端末
20A_1 :セントラル端末
20A_7 :セントラル端末
21 :位置検出部
21a :位置検出部
22 :位置通知部
22a :位置通知部
23 :位置記憶部
23a :位置記憶部
24 :通信部
25 :アプリケーション部
26 :移動検知部
100 :位置検出システム
400 :位置検出装置
401 :位置検出部
402 :位置通知部
500 :情報処理装置
501 :CPU
503 :RAM
504 :プログラム
505 :記憶装置
506 :記録媒体
507 :ドライブ装置
508 :通信インタフェース
509 :通信ネットワーク
510 :入出力インタフェース
511 :バス

Claims (7)

  1. 通信および移動が可能な自装置の位置を、外部より無線通信を介して受信する複数の位置情報を基に検出する位置検出手段と、
    検出された前記自装置の位置情報を、前記無線通信を介して前記外部に配信する位置通知手段
    とを備える位置検出装置。
  2. 前記通信を行う状態と、前記自装置の位置を検出する状態とを切り替えるアプリケーション手段
    を備える請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 自装置の移動を検出する移動検知手段を備え、
    前記アプリケーション手段は、前記移動の検出時において、前記切り替えを行う
    請求項1または請求項2に記載の位置検出装置。
  4. 前記位置情報には当該位置情報の更新時刻が含まれ、
    前記位置検出手段は、複数の前記更新時刻が新しい位置情報を基に、自装置の位置を検出する
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の位置検出装置。
  5. 請求項1乃至請求項4に記載の少なくとも一つ以上の位置検出装置と、
    定位置において自端末の位置情報を配信するペリフェラル端末
    とを備える位置検出システム。
  6. 通信および移動が可能な自装置の位置を、外部より無線通信を介して受信する複数の位置情報を基に検出し、
    検出された前記自装置の位置情報を、前記無線通信を介して前記外部に配信する
    位置検出方法。
  7. 通信および移動が可能な自装置の位置を、外部より無線通信を介して受信する複数の位置情報を基に検出し、
    検出された前記自装置の位置情報を、前記無線通信を介して前記外部に配信する
    ことをコンピュータに実現させるための位置検出プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018205100A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 チームラボ株式会社 位置測定用の端末装置,コンピュータプログラム,及びシステム
JP2019169051A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 株式会社日立国際電気 作業安全管理システム及び作業安全管理方法

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