JP6822248B2 - 情報処理システム、情報処理方法および携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法および携帯端末に関する。
無線によるデータ通信が可能な携帯端末の普及に伴い、携帯端末の識別情報を活用したサービスの提供が進んでいる。例えばレストランのオーナーは、自身のレストランにビーコンを設置し、ビーコンから一定間隔で識別情報を送信させる。携帯端末のユーザは、レストランに接近することにより、ビーコンから送信される識別情報を受信する。携帯端末はビーコンから受信した識別情報に基づき、レストランのクーポン情報を取得することが出来る。
携帯端末は、検知した識別情報に対応するビーコン等の検知対象を特定するため、特定すべき識別情報に関連する検知対象の識別情報一覧をあらかじめ携帯端末に登録しておくことができる。検知対象は固有の識別情報を有するので、携帯端末は、検知した識別情報と、あらかじめ自身に登録した識別情報一覧とを照合することにより、検知した識別情報に対応する検知対象を特定することが出来る。例えば特許文献1には、自身の携帯端末と近距離通信可能な携帯端末をグループ化し、グループ中の自身の携帯端末のみサーバと通信可能とする技術が開示されている。
特開2008−011038号公報 特開2009−017217号公報 特開2007−201921号公報
検知対象の数が増えると、携帯端末に登録する検知対象の識別情報も多くなる。しかしながら、携帯端末に登録可能な識別情報の数は、携帯端末のOS(Operating System)により制約を受ける場合がある。例えばショッピングモールのテナントである複数店舗に設置された複数のビーコンを検出できる様、ショッピングモール利用者の携帯端末に一度に登録しようとする場合、携帯端末に登録可能な識別情報の数を超えるため利用者に対しショッピングモール側で用意したサービスが提供できないという問題が生じる。
開示の技術は、携帯端末に登録可能な識別情報の数を超える検知対象を検知することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、情報処理システムは、携帯端末のOSに登録数の制約が存在する第1識別情報と、制約が存在しない第2識別情報とにより検知対象を識別する、携帯端末、検知対象、情報処理装置を有し、携帯端末は、情報処理装置から受信した第1識別情報の一部であって、第1検知対象に固有の第11識別情報と、第1識別情報の一部であって、第2検知対象に固有の第12識別情報と、第1識別情報の一部であって、第1検知対象、第2検知対象に共通の第13識別情報、および第2識別情報の一部であって、第1検知対象に固有の第21識別情報とを有する通知情報と、第11識別情報の検知を割り当てるルール情報とを格納するメモリと、第12識別情報を除く第11識別情報および第13識別情報を格納するOSと、ルール情報に基づき第11識別情報を検知した場合に、対応する第13識別情報および第21識別情報を配信する配信回路とを有する。
本件の開示する技術の一つの態様によれば、携帯端末に登録可能な識別情報の数を超える検知対象を検知することが出来るという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態における、識別情報取得システムの一例である。 図2は、サーバ2のハードウェアブロック図である。 図3は、携帯端末3のハードウェアブロック図である。 図4は、検知対象4のハードウェアブロック図である。 図5は、識別情報取得システム1の機能ブロック図である。 図6は、携帯端末3が検知を担当する、検知対象4が局所化情報を発信する様子を示す概念図である。 図7は、通知情報41の具体例である。 図8は、識別情報取得システム1を構成するサーバ2と携帯端末3との間のシーケンスと、各シーケンスに対応する担当ルール割り振り情報42および担当ルール発火情報43の具体例である。 図9は、サーバ2が各携帯端末3に担当ルールを割り振る処理フローである。 図10は、携帯端末3が検知対象4を検知した場合のサーバ2での処理フローである。 図11は、各携帯端末3に割り当てる担当ルールを変更する場合の携帯端末3での処理フローである。 図12は、他の携帯端末3または検知対象4から送信される検知対象信号の携帯端末3での検知処理フローである。 図13は、ルール発火後の携帯端末3からの通知処理フローである。 図14は、通知情報41の具体例である。 図15は、携帯端末3に割り当てた担当ルールを変更する処理の他の実施形態である。 図16は、検知対象4から携帯端末3までの距離に応じて、識別情報を通知する際の電波強度を調整する処理に関する他の実施形態である。 図17は、検知対象4を検知可能な携帯端末3が検知対象のエリア内に複数存在する場合の他の実施形態である。 図18は、局所化情報を発信する携帯端末3が検知対象のエリアの外に出た場合の処理に関する他の実施形態である。 図19は、局所化情報を受信した携帯端末3の認証処理である。
以下、本発明の実施形態について具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における、識別情報取得システムの一例である。図1において識別情報取得システム1は、サーバ2、携帯端末3(以下、単に端末3ともいう)、検知対象4、ネットワーク5を有する。識別情報取得システム1は、識別情報を処理管理する情報処理システムの一つである。
サーバ2は、識別情報取得システム1を機能させるための識別情報管理等、ネットワークに接続された端末等の情報を管理する。サーバ2は例えば汎用コンピュータである。携帯端末3は、携帯電話、スマートフォン等のデータ通信可能な無線端末である。識別情報取得システム1において、携帯端末3は携帯端末3a〜3eを含む。検知対象4は、位置情報等を固有の識別情報と共に発信するものである。検知対象4は例えばあらかじめ情報が設定されたビーコン信号を一定周期で無線送信するビーコンである。ビーコン信号は例えば、各検知対象を識別するための識別情報や検知対象が設置された位置を示す設置位置情報、またはビーコン信号の送信時間などを含む。検出対象4は、ビーコンの他、NFC(Near Field Communication)、QR(Quick Response)コード、WiFiなどであってもよい。また後述の通り、検知対象4から発信される信号を受信可能な範囲をエリア6と定義しているが、例えばGPS信号を検知するために割り当てられた領域を検知対象としてもよい。検知対象の検知は、無線による検知の他、音波や光による検知を含む。
識別情報取得システム1において、検知対象4は検知対象4a、4bを含む。また図1において、エリア6a、6bはそれぞれ、検知対象4a、4bから送信されるビーコン信号を携帯端末3が受信可能な範囲である。図1の場合、携帯端末3b、3cは検知対象4aから送信されるビーコン信号を受信可能なエリア6aにあり、携帯端末3d、3eは検知対象4bから送信されるビーコン信号を受信可能なエリア6bにある。サーバ2および携帯端末3はそれぞれネットワーク5に有線または無線で接続されている。
検知対象4が送信する識別情報は、例えばiBEACONの場合、RFC4122規格で規定されたUUID(Universally Unique IDentifier)に、major番号、minor番号を付与したものである。検知対象4は、それぞれ固有のUUIDを有する。携帯端末3は、検知対象4が配信する信号を検知するため、検知したい検知対象4の識別情報を自身のOSに登録しておく必要がある。
しかしながら、各携帯端末3が自身のOSに登録可能なUUIDの数には制限があるため、本実施形態では各検知対象4のUUIDを局所化された識別情報である局所化情報に置換する。ここで局所化とは、複数の検知対象4に対し、共通のUUIDを仮想的に割り当てることを言う。局所化により複数の検知対象4に割り当てられるUUIDが1つとなるので、携帯端末3は、登録可能なUUIDの制限を受けることなく、各検知対象4の局所化された情報を登録することが出来る。局所化によりUUIDが統一されるため、サーバ2は、各検知対象4に対応する局所化情報として、固有のmajor番号またはminor番号を付与する。
携帯端末3はそれぞれ、担当する検知対象4の識別情報と、各検知対象4の局所化情報とをサーバ2から取得する。携帯端末3は、担当する検知対象4から送信される情報を取得可能なエリア6に入ると、検知対象4の識別情報を取得する。携帯端末3が割り当てられた検知対象4のエリア6に入ると、携帯端末3は割り当てられた検知対象4を検知したことをサーバ2に通知する。
サーバ2は、携帯端末3からの検知信号を受信すると、携帯端末3に対し、局所化情報を送信するよう指示する指示信号を送る。サーバ2から指示信号を受信した携帯端末3は、局所化情報の送信を開始する。他の携帯端末は、携帯端末3から受信した局所化情報を受信すると、サーバ2からあらかじめ取得した、局所化情報に基づき、仮想的に検知対象4の設置位置を特定することが出来る。
以上の通り識別情報取得システム1は、携帯端末3に登録可能なUUIDの数に制限があっても、当該制限数を超える検知対象4による識別情報の取得が可能となる。
図2は、サーバ2のハードウェアブロック図である。サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)12、メモリ13、ストレージ14、ネットワークIF(InterFace)15を有する。CPU12、メモリ13、ストレージ14、およびネットワークIF15は、バス16により互いに接続され、データ通信可能となっている。メモリ13およびストレージ14はそれぞれ、情報を記憶する記憶部の一つである。
CPU12は、ストレージ14またはメモリ13に記憶されたソフトウェアプログラムを読み出して実行する。メモリ13は、ストレージ14から読み出したデータや、ネットワークIF15により外部から受信したデータなどを一時的に記憶する。ストレージ14は、OS(Operating System)やソフトウェアプログラム、プログラムの実行時に参照されるデータなどを記憶する。ネットワークIF15は、ネットワーク5を介して他の装置とデータの送受信を行う。
図3は、携帯端末3のハードウェアブロック図である。携帯端末3は、CPU22、メモリ23、ストレージ24、ネットワークIF25、センサ26、ディスプレイ27を有する。CPU22、メモリ23、ストレージ24、ネットワークIF25、センサ26、ディスプレイ27は、バス28により互いに接続され、データ通信可能となっている。メモリ23およびストレージ24はそれぞれ、情報を記憶する記憶部の一つである。
CPU22は、ストレージ24またはメモリ23に記憶されたソフトウェアプログラムを読み出して実行する。メモリ23は、ストレージ24から読み出したデータや、ネットワークIF25により外部から受信したデータなどを一時的に記憶する。ストレージ24は、OSやソフトウェアプログラム、プログラムの実行時に参照されるデータなどを記憶する。ネットワークIF25は、ネットワーク5を介して他の装置とデータの送受信を行う。またネットワークIF25は、後述する局所化情報を配信する配信回路として機能する。センサ26は、例えば携帯端末3の動きを検知する加速度センサや、GPS(Global Positioning System)センサである。ディスプレイ27は、検知対象4からの信号検知情報や識別情報に基づく店舗のクーポン情報等を表示する。
図4は、検知対象4のハードウェアブロック図である。検知対象4は、CPU32、メモリ33、送信モジュール35を有する。CPU32、メモリ33、および送信モジュール35は、バス36により互いに接続され、データ通信可能となっている。メモリ33は情報を記憶する記憶部の一つである。
CPU32は、メモリ33に記憶されたソフトウェアプログラムを読み出して実行する。メモリ33は、検知対象4の固有識別情報や設置位置情報、ソフトウェアプログラムなどを記憶する。送信モジュール35は、メモリ33に記録された情報を外部に無線送信する。
図5は、識別情報取得システム1の機能ブロック図である。識別情報取得システム1の機能は、サーバ2および携帯端末3により実現される。
識別情報取得システム1の機能ブロックにおいて、サーバ2は通知情報41、担当ルール割り振り情報42、担当ルール発火情報43、ルール配信部44、ルール発火情報管理部45を有する。
通知情報41、担当ルール割り振り情報42、担当ルール発火情報43は、サーバ2におけるメモリ13またはストレージ14に記憶されている。通知情報41は、検知対象4ごとの固有識別情報と局所化情報との対応関係を示す情報である。担当ルール割り振り情報42は、どの携帯端末3をどの検知対象4の検知担当に割り振るかを示す情報である。担当ルール発火情報43は、各携帯端末3が、検知対象4または他の携帯端末3を検知している状況を示す情報である。ここで発火とは、あらかじめ予定していたイベントが発生したことである。
ルール配信部44、ルール発火情報管理部45は、メモリ13またはストレージ14に記憶されたプログラムをCPU12が実行することにより実現する機能ブロックである。ルール配信部44は、通知情報41、担当ルール割り振り情報42、および担当ルール発火情報43に基づき、各携帯端末3に担当ルールおよび通知情報41を配信する。担当ルールは、携帯端末3に対し検知対象となる検知対象4を携帯端末3のOSに登録するものである。ルール発火情報管理部45は、各携帯端末3から受信した発火情報に基づき、担当ルール割り振り情報42および担当ルール発火情報43を更新する。
以上の通りサーバ2は、各検知対象4に割り当てる局所化情報および各携帯端末3の検知対象4の検知状況を管理することが出来る。
識別情報取得システム1の機能ブロックにおいて、各携帯端末3はルール情報49、通知情報50、ルール受信部46、発火情報通知部47、通知発信部48を有する。
ルール情報49、通知情報50は、各携帯端末3におけるメモリ23またはストレージ24に記憶されている。ルール情報49は、自身の携帯端末3がどの検知対象4の検知を担当するかを示す担当ルールに関する情報である。通知情報50は、サーバ2から受信した通知情報41を携帯端末3のメモリ23またはストレージ24に記憶させたものである。
ルール受信部46、発火情報通知部47、通知発信部48は、メモリ23またはストレージ24に記憶されたプログラムをCPU22が実行することにより実現する機能ブロックである。ルール受信部46は、サーバ2から受信した通知情報41および担当ルールに基づき、ルール情報49および通知情報50を更新する。発火情報通知部47は、自身の携帯端末3が担当する検知対象4から送信された固有識別情報、または他の携帯端末3から送信された、局所化情報を受信したことをサーバ2に通知する。通知発信部48は、自身の携帯端末3が担当する検知対象4を検知後、通知情報50に基づき検知対象4に対応する局所化情報を外部に発信する。
以上の通り各携帯端末3は、自身が担当する検知対象4を検知した場合には、サーバ2が管理する局所化情報に基づき、検知対象4に代わって、局所化情報を発信することが出来る。
図6は、携帯端末3が検知を担当する、検知対象4が局所化情報を発信する様子を示す概念図である。
図6(a)は、各検知対象4および各検知対象4が発信する固有識別情報を受信可能なエリア6の概念図である。図6(a)において、検知対象4のエリアは6である。
図6(b)は、携帯端末3が担当する検知対象4のエリアに入った場合の概念図である。図6(b)において、携帯端末3aは、検知対象4の検知を担当する。携帯端末3bは、検知対象4以外の検知を担当する。携帯端末3aは、検知対象4のエリア6に入ると、検知対象4を検知する。携帯端末3aは、検知対象4を検知後、検知対象4の固有識別情報に対応する、局所化情報を発信する。エリア7aは、携帯端末3aから発信される局所化情報を受信可能なエリアである。携帯端末3bは、エリア7aの中に位置する。携帯端末3bは、通知情報50および携帯端末3aから受信した局所化情報に基づき、検知対象4を検知することが出来る。
図6(c)は、検知対象4のエリア6の中に検知対象4を検知可能な携帯端末3が存在しない場合の概念図である。前述の通り、検知対象4を検知するために携帯端末3に登録可能な固有識別情報の数には制限がある。図6(c)において、携帯端末3bは検知対象4のエリア6の中に存在しているが、携帯端末3bは検知対象4の固有識別情報を担当ルールとして記憶していない。サーバ2は、いずれの検知対象4も検知しない携帯端末3bに対して担当ルール変更を行う。担当ルール変更により検知対象4が検知可能となった携帯端末3bは、エリア6において検知対象4を検知する。携帯端末3bは、検知対象4を検知後、検知対象4の固有識別情報に対応する局所化情報をエリア7bの範囲で発信する。以上の通り識別情報取得システム1は、携帯端末3に登録可能な固有識別情報の数を超える検知対象4が設置されている場合であっても、携帯端末3に検知対象4を検知させることが出来る。
図7は、通知情報41の具体例である。図7において、通知情報41は、識別情報71、局所化情報72を有する。識別情報71は、各現場に設置されている検知対象4の固有識別情報である。局所化情報72は、各現場に設置された検知対象4に対応する局所化情報である。サーバ2は、アクセスのある携帯端末3に対し、通知情報41を送信する。
図8は、識別情報取得システム1を構成するサーバ2と携帯端末3との間のシーケンスと、各シーケンスに対応する担当ルール割り振り情報42および担当ルール発火情報43の具体例である。シーケンス図の各ステップに合わせて、担当ルール割り振り情報42および担当ルール発火情報43の変化の様子を説明する。
携帯端末3aはサーバ2に対し、自身のリソース情報を送信する(ステップS1)。サーバ2は携帯端末3aに対し、担当ルールとして、テーブル42aに示す通り検知対象4aを割り振ると共に、通知情報41を送信する(ステップS2)。
携帯端末3bはサーバ2に対し、自身のリソース情報を送信する(ステップS3)。サーバ2は携帯端末3bに対し、担当ルールとして、テーブル42bに示す通り検知対象4bを割り振ると共に、通知情報41を送信する(ステップS4)。
携帯端末3cはサーバ2に対し、自身のリソース情報を送信する(ステップS5)。サーバ2は携帯端末3cに対し、担当ルールとして、テーブル42cに示す通り検知対象4cを割り振ると共に、通知情報41を送信する(ステップS6)。テーブル42aからテーブル42cに示す通り、各携帯端末3への検知対象4の割り振り情報は、担当ルール割り振り情報42として、サーバ2に記録される。各携帯端末3は、受信した担当ルールおよび通知情報41に基づき、自身のルール情報49および通知情報50を更新する。
携帯端末3aが検知対象4aを検知すると、携帯端末3aは自身のルール情報49に基づき、検知対象4aを検知したことを通知するための検知ルールをサーバ2に送信する(ステップS7)。サーバ2はテーブル43aに示す通り、携帯端末3aが検知対象4aを検知したことを担当ルール発火情報43として記憶する。携帯端末3aは、検知対象4aを検知したことをサーバ2に通知後、自身の通知情報50に基づき、局所化情報”1”を配信する。
携帯端末3bは、携帯端末3aが配信する局所化情報”1”を検知すると、検知したことを通知するための検知ルールをサーバ2に送信する(ステップS8)。サーバ2は、テーブル43bに示す通り、携帯端末3bが局所化情報”1”を検知したことを担当ルール発火情報43として記憶する。携帯端末3bは、局所化情報”1”および通知情報41に基づき、検知対象4aを検知したと判定する。
携帯端末3aは、移動等により検知対象4aを検知できなくなると、検知対象4aを喪失したことを通知するための喪失ルールをサーバ2に送信する(ステップS9)。サーバ2は、テーブル43cに示す通り、携帯端末3aが検知対象4aを検知したという情報を削除し、担当ルール発火情報43として記憶する。携帯端末3aは、検知対象4aを喪失すると、局所化情報”1”の配信を止める。
携帯端末3bは、携帯端末3aによる局所化情報”1”の送信停止により識別情報が受信できなくなるため、識別情報を喪失したことを通知する喪失ルールをサーバ2に送信する(ステップS10)。サーバ2は、テーブル43dに示す通り、携帯端末3bが局所化情報”1”を検知したという情報を削除し、担当ルール発火情報43として記憶する。
サーバ2は、一定時間検知対象を検知しない携帯端末3がある場合、携帯端末3の担当検知対象を変更する。携帯端末3cは、一定期間検知対象を検知していないため、担当ルール割り振り情報42として、テーブル42dに示す通り検知対象4bを割り振る(ステップS11)。テーブル42dに示す情報は、担当ルール割り振り情報42として、サーバ2に記録される。
携帯端末3cは、担当ルール変更後、検知対象4bを検知する。携帯端末3cは、検知対象4bを検知したことを通知するための検知ルールをサーバ2に送信する(ステップS12)。サーバ2は受信した検知ルールに基づき、テーブル43eの通り、携帯端末3cが検知対象4bを検知したことを担当ルール発火情報43として記録する。携帯端末3cは、自身の通知情報50に基づき、局所化情報”2”を配信する。
携帯端末3aは、検知対象4aを喪失後、携帯端末3cから送信される、局所化情報”2”を検知する。携帯端末3aは、局所化情報”2”を検知したことを示す検知ルールをサーバ2に送信する(ステップS13)。サーバ2は、テーブル43fの通り、携帯端末3aが局所化情報”2”を検知したことを担当ルール発火情報43として記録する。
以上の通り識別情報取得システム1は、局所化情報に基づき、携帯端末3に検知対象4を検知させることが出来る。
図9は、サーバ2が各携帯端末3に担当ルールを割り振る処理フローである。サーバ2は、受信信号が携帯端末3からのアクセスか否かを判定する(ステップS21)。携帯端末3からのアクセスである場合(ステップS21:YES)、サーバ2は携帯端末3の端末IDとリソース情報を取得する(ステップS22)。サーバ2は、携帯端末3の検知担当として検知対象4を割り振る担当ルールを決定し、通知情報41と共に携帯端末3に担当ルールを送信する(ステップS23)。サーバ2は、各携帯端末3に対する担当ルール割り振り情報42を作成し、サーバ2の記憶領域に保存する(ステップS24)。
携帯端末3からのアクセスでない場合(ステップS21:NO)、サーバ2は携帯端末3への担当ルール割り振り処理開始から一定時間経過したか否かを判定する(ステップS25)。一定時間経過している場合(ステップS25:YES)、サーバ2は担当ルール発火情報43を参照し、割り当てた担当ルールが発火していない携帯端末3を抽出する(ステップS26)。サーバ2は、抽出した携帯端末3の情報に基づき、各携帯端末3に割り当てる担当ルールを選択し直し、担当ルール割り振り情報42に保存する(ステップS27)。サーバ2は、選択し直した担当ルール割り振り情報42に基づき、各携帯端末3に担当ルールを送信する(ステップS28)。
以上の通りサーバ2は、各携帯端末3での検知対象4の検知状況に基づき、各携帯端末3に割り当てる検知担当の検知対象4をタイムリーに変更することが出来る。
図10は、携帯端末3が検知対象4を検知した場合のサーバ2での処理フローである。サーバ2は各携帯端末3の端末IDと検知ルールを取得する(ステップS31)。受信した検知ルールが検知対象4を検知したことを通知するものである場合(ステップS32:YES)、サーバ2は、担当ルール発火情報に携帯端末3が検知対象4を検知したことを記録する(ステップS33)。受信した検知ルールが検知対象4を検知したことを通知するものでない場合(ステップS32:NO)、サーバ2は、担当ルール発火情報から、携帯端末3が検知対象4を検知した記録を削除する(ステップS34)。
以上の通りサーバ2は、携帯端末3から受信する検知ルールに基づき、担当ルール発火情報を更新する。
図11は、各携帯端末3に割り当てる担当ルールを変更する場合の携帯端末3での処理フローである。携帯端末3は、サーバ2から担当ルールの変更を受信していない場合(ステップS41:NO)、例えばショッピングモールへの入店等をトリガとして、自身の端末IDとリソース情報をサーバ2に送信する(ステップS42)。携帯端末3は、サーバ2から送信された担当ルールおよび対応局所化情報41を受信する(ステップS43)。携帯端末3は、受信した担当ルールおよび対応局所化情報41に基づき、携帯端末3のルール情報49を更新すると共に(ステップS44)、携帯端末3の通知情報50を更新する(ステップS45)。
携帯端末3は、サーバ2から担当ルールの変更を受信した場合(ステップS41:YES)、新しい担当ルールをサーバ2から受信する(ステップS46)。携帯端末3は、受信した担当ルールに基づき、ルール情報49を更新する(ステップS47)。
以上の通り携帯端末3は、担当ルール割り当て変更に伴って、ルール情報および通知情報を更新することが出来る。
図12は、他の携帯端末3または検知対象4から送信されるビーコン信号の携帯端末3での検知処理フローである。携帯端末3は、定期的に他の携帯端末3または検知対象4から送信されるビーコン信号の検知状況を確認する(ステップS51)。携帯端末3は、あらかじめ受信した担当ルール49に基づいてビーコン信号を検知した場合(ステップS51:YES)、ルール発火の検知を通知する検知ルールをサーバ2に送信する(ステップS52)。一方携帯端末3は、あらかじめ受信したルール情報49に基づいてビーコン信号を検知できない場合(ステップS51:NO)、ルール発火の喪失を通知する喪失ルールをサーバ2に送信する(ステップS53)。サーバ2は、各携帯端末3から受信した検知ルールまたは喪失ルールに基づき、各携帯端末3の現在位置を認識することが出来る。
図13は、ルール発火後の携帯端末3からの通知処理フローである。携帯端末3は、図12の処理フローによりルール発火をサーバ2に通知後、発火したルールが携帯端末3のルール情報49に記録されている担当ルールか否かを判定する(ステップS61)。携帯端末3は、発火ルールが担当ルールである場合(ステップS61:YES)、発火ルールの内容が検知か否かを判定する(ステップS62)。携帯端末3は、発火ルールの内容が検知である場合(ステップS62:YES)、携帯端末3の通知情報50を参照し、通知情報50に記録されている局所化情報を通知発信する(ステップS63)。一方携帯端末3は、発火ルールが検知でない場合(ステップS62:NO)、局所化情報の通知発信を停止する(ステップS64)。携帯端末3は、発火ルールが担当ルールでない場合(ステップS61:NO)、局所化情報の通知発信処理は行わない。
以上の通り携帯端末3は、発火ルールが担当ルールか否かに応じて、局所化情報の通知発信処理を実行することが出来る。
図14は、対応局所化情報41の具体例である。テーブル80は、それぞれの検知対象4に割り当てられた固有識別情報である。テーブル80において、列81は検知対象4の符号、列82は固有識別情報のUUID、列83は固有識別情報のmajor番号、列84は固有識別情報のminor番号である。携帯端末3は、列82のUUIDをルール情報49として記録しておくことにより、検知対象4から送信される識別情報の通知信号を検知することが出来る。列82に示す通り、検知対象4に割り当てられたUUIDはそれぞれ異なるので、UUIDのみで検知対象4を特定することが出来る。major番号およびminor番号はUUIDの予備的情報である。テーブル80において、検知対象4のmajor番号およびminor番号はそれぞれ、列83、84の通り”1”となっている。
テーブル90は、テーブル80の固有識別情報に対応する、局所化情報である。テーブル90において、列91は局所化された符号、列92は局所化情報のUUID、列93は局所化情報のmajor番号、列94は局所化情報のminor番号である。局所化情報において、列92に示す通りUUIDをすべて同じ符号とし、列93に示す通りmajor番号を固有の番号としている。携帯端末3は、通知情報41として、UUIDを同じ符号にした局所化情報を記憶することにより、携帯端末3に記憶可能なUUIDの制限の影響を受けることなく、検知すべき検知対象4の識別情報を記録することが出来る。
(第2の実施形態)
図15は、携帯端末3に割り当てた担当ルールを変更する処理の他の実施形態である。図15(a)において、エリア6aは検知対象4aのエリア、エリア7bは携帯端末3bのエリアである。携帯端末3a、3bは検知対象4aを検知する担当ルールが割り当てられており、携帯端末3cには検知対象4a以外を検知する担当ルールが割り当てられている。携帯端末3bは、検知対象4aの固有識別情報に対応する、局所化情報を発信する。携帯端末3a、3cは、エリア7bの中にいるため、検知対象4aの近くにいると判定することが出来る。図15(b)において、携帯端末3bは移動により、エリア6aの外に位置している。携帯端末3bはエリア6aの外に出ると、局所化情報の通知を停止する。携帯端末3bは、局所化情報の通知の停止をサーバ2に通知する。一度特定の検知対象4または携帯端末3のエリアに入った携帯端末3が、再び同じエリアに入る可能性は低いと考えられる。よって、一度特定のエリアに入った携帯端末3以外の携帯端末3に、当該エリアに対応する検知対象4の検知を担当させた方が、検知の可能性は高くなる。そこで、サーバ2は、受信した通知に基づき、通知を停止した固有識別情報に対応する検知対象4以外の検知対象4を検知するよう、担当ルール割り振り情報42を修正する。
図15(c)において、サーバ2は全ての携帯端末3に対し、修正後の担当ルール割り振り情報42に基づき、変更後の担当ルールを配信する。変更後の担当ルールを受信した携帯端末3aおよび携帯端末3bは、検知対象4a以外の検知対象4を検知するよう、ルール情報49を修正する。
以上の通り識別情報取得システムは、携帯端末3の識別情報通知の停止をトリガとして、各携帯端末3に割り振られた検知対象4を検知するための担当ルールを変更することが出来る。
(第3の実施形態)
図16は、検知対象4から携帯端末3までの距離に応じて、識別情報を通知する際の電波強度を調整する処理に関する他の実施形態である。図16(a)は検知対象4aと携帯端末3bとの距離が近い場合のエリア7bの大きさである。図16(b)は検知対象4aと携帯端末3bとの距離が遠い場合のエリア7bの大きさである。
図16(a)の通り、検知対象4aと携帯端末3bとの距離が近い場合、携帯端末3bは検知対象4bが固有識別情報を発信するのと同程度の電波強度により、局所化情報を発信する。この結果携帯端末3bは、検知対象4aのエリア6aがカバーする範囲と同程度の範囲であるエリア7bをカバーすることが出来る。
図16(b)の通り、検知対象4aと携帯端末3bとの距離が遠い場合、携帯端末3bは検知対象4aからの距離が遠くなるほど局所化情報を発信する電波強度を小さくする。電波強度を検知対象4aからの距離に応じて小さくすることにより、携帯端末3bはエリア7bのカバーエリアが、エリア6aの範囲内に出来るだけ重なるようにすることが出来る。
図16に示す通り検知対象4aと携帯端末3bとの距離に応じて携帯端末3bの電波強度を調整するには、検知対象4aと携帯端末3bとの距離を把握する必要がある。例えばBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)規格を実装することにより、携帯端末3bは検知対象4aから受信する信号の電波強度に応じて、検知対象4aからの距離を把握する。把握した検知対象4aからの距離に応じて、携帯端末3bは局所化情報を発信する際の電波強度を調整することが出来る。携帯端末3bは、検知対象4aからの距離に応じて電波強度を調整することにより、エリア7bのカバーエリアがエリア6aのカバーエリアを大きく逸脱することがなくなる。
(第4の実施形態)
図17は、検知対象4を検知可能な携帯端末3が検知対象4のエリア内に複数存在する場合の他の実施形態である。図17(a)は、検知対象4aのエリア6aの中に、検知対象4aを検知した携帯端末3bおよび携帯端末3cが存在する場合である。なお図17において、エリア6aに対応する信号を発信する検知対象4aは、その図示を省略する。携帯端末3bおよび携帯端末3cは、それぞれ検知対象4aを検知する担当ルールを記憶している。携帯端末3bおよび携帯端末3cは、エリア6aに入ると検知対象4aを検知し、サーバ2に検知対象4aを検知したことを通知する。携帯端末3bおよび携帯端末3cは、サーバ2への通知後、検知対象4aの固有識別情報に対応する、局所化情報をそれぞれエリア7bおよびエリア7cの範囲に発信する。ビーコンのエリアを複数の端末のエリアでカバーすることにより、識別情報取得システムは、ビーコンと端末とのエリアのずれに伴うカバーエリアの漏れを小さくすることが出来る。
図17(b)は検知対象4aのエリア6aの中に、検知対象4aを検知した携帯端末3bおよび携帯端末3cが存在し、いずれか一方の端末のみが局所化情報を発信している場合である。携帯端末3bおよび携帯端末3cは、エリア6aにおいて検知対象4aを検知すると、検知したことを通知する検知ルールをサーバ2に送信する。サーバ2は、複数の携帯端末3bおよび3cからビーコン検知の通知を受信すると、携帯端末3bまたは携帯端末3cのいずれか一つの端末に、局所化情報を発信するように指示する指示信号を送信する。携帯端末3bおよび携帯端末3cは、サーバ2から受信した指示信号に応じて、局所化情報を発信または停止する。サーバ2は、携帯端末3bおよび携帯端末3cからビーコン検知を通知する検知ルールを受信する際に、それぞれの端末と検知対象4aとの距離に関する距離情報を受信してもよい。サーバ2は、端末から受信した検知対象4aとの距離情報に基づき、検知対象4aに最も近い端末にのみ局所化情報を発信するよう指示してもよい。識別情報取得システムは、ビーコンを検知した複数の端末のうちいずれか一つの端末に局所化情報を発信させることにより、システム全体での消費電力を削減することが出来る。また識別情報取得システムは、ビーコンに最も近い端末に局所化情報を発信させることにより、ビーコンと端末との位置のずれに伴うカバーエリアの漏れを小さくすることが出来る。
(第5の実施形態)
図18は、局所化情報を発信する携帯端末3が検知対象4のエリアの外に出た場合の処理に関する他の実施形態である。図18(a)は、検知対象4aを検知した携帯端末3bおよび携帯端末3cのうち、携帯端末3cが局所化情報を発信開始後、携帯端末3cがエリア6aの外に出た場合である。なお図18において、エリア6aの範囲で固有識別情報を発信する検知対象4aは、その図示を省略する。
携帯端末3cは、移動によりエリア6aの外に出た場合、検知対象4aの検知を喪失したことを通知する喪失通知信号をサーバ2へ送信する。サーバ2は、携帯端末3bからも検知対象4aを検知していることを通知する検知通知信号をあらかじめ受信している。サーバ2は当該通知情報に基づき、携帯端末3bに対し、局所化情報を発信する様、指示信号を送信する。指示信号を受信した携帯端末3bは、携帯端末3cに代わり、局所化情報の発信を開始する。以上の通り識別情報取得システムは、1の端末による局所化情報の発信停止後速やかに、他の端末による局所化情報の発信を再開することが出来る。
図18(b)は、局所化情報を検知する端末が存在し、識別情報を発信する端末がビーコンのエリアの外に出た場合である。なお、エリア6aの範囲で固有識別情報を発信する検知対象4aは、その図示を省略する。図18(b)において携帯端末3cは、検知対象4aの局所化情報をエリア7cで発信している。携帯端末3a、携帯端末3bおよび携帯端末3dは、エリア7cにおいて携帯端末3cから発信される局所化情報を受信している。携帯端末3aは担当ルールが検知対象4aであるが、エリア6aの外のため、エリア7cにより検知対象4aを検知できている。一方、携帯端末3bおよび携帯端末3dは、検知対象4a以外が担当ルールとして割り当てられている。
携帯端末3cは、移動によりエリア6aの外に出た場合、検知対象4aの検知を喪失したことをサーバ2に通知する。サーバ2は、携帯端末3a、携帯端末3bおよび携帯端末3dが局所化情報を受信していることを携帯端末3a、携帯端末3bおよび携帯端末3dからの通知信号により認識している。サーバ2は、当該通知情報に基づき、局所化情報を受信している携帯端末3bおよび携帯端末3dに対し、検知する検知対象を検知対象4aにするよう担当ルールの変更を通知する通知信号を送信する。携帯端末3bおよび携帯端末3dの担当ルールを検知対象4aに変更するのは、検知対象4aに対応する局所化情報を受信している端末であれば、検知対象4aの固有識別情報を検知する可能性が高いためである。携帯端末3aは、担当ルールが検知対象4aであるが、検知対象4aを検知できていないことがわかっているため、担当ルール変更の対象とはならない。
担当ルールが変更された携帯端末3bおよび携帯端末3dのうち、エリア6aの内部にある携帯端末3bは検知対象4aの固有識別情報を受信する。検知対象4aの固有識別情報を受信した携帯端末3bは、検知対象4aの固有識別情報に対応する、局所化情報を発信する。
以上の通り、識別情報取得システムは、1の端末による局所化情報の発信停止後速やかに、他の端末による局所化情報の発信を再開することが出来る。
(第6の実施形態)
図19は、局所化情報を受信した携帯端末3の認証処理である。図19において識別情報取得システムは、サーバ2、サーバ8、検知対象4a、携帯端末3b、携帯端末3cを有する。なお、エリア6aの範囲で固有識別情報を発信する検知対象4aは、その図示を省略する。
携帯端末3bは検知対象4aの固有識別情報を検知すると、サーバ2に通知する。通知を受けたサーバ2は、局所化情報として発信すべきminor番号”1234”を携帯端末3bに通知する(ステップS71)。通知を受けた携帯端末3bは、検知対象4aの局所化情報の一部として、minor番号”1234”を発信する。
局所化情報を発信する携帯端末3bのエリア7bに他の携帯端末3cが入ってきた場合、携帯端末3cは携帯端末3bから受信した、局所化情報の一部であるminor番号”1234”をサーバ2に送信する(ステップS72)。サーバ2は、携帯端末3bに発信を指示したminor番号と、携帯端末3cから受信したminor番号が同一であるかを検証する。同一であることが確認できた場合、サーバ2は、携帯端末3bから発信される信号の受信を許可する信号を携帯端末3cに送信する。
サーバ2は、携帯端末3cが受信する局所化情報を他のサーバ8に送信する(ステップS73)。サーバ8は、携帯端末3に対し他のサービスを提供するためのサーバであってもよい。携帯端末3cは、サーバ8が提供するサービスを利用するため、局所化情報のうち、サーバ2が発行したminor番号”1234”をサーバ8に送信する(ステップS74)。サーバ8は、サーバ2からあらかじめ受信したminor番号と、携帯端末3cから受信したminor番号とを比較検証することにより、携帯端末3cがサービスを利用可能な端末であることを確認することが出来る。
1:識別情報取得システム
2:サーバ
3:携帯端末
4:検知対象
41:通知情報
42:担当ルール割り振り情報
43:担当ルール発火情報
44:ルール配信部
45:ルール発火情報管理部
46:ルール受信部
47:発火情報通知部
48:通知発信部
49:ルール情報
50:通知情報

Claims (6)

  1. 第1携帯端末のOSに登録数の制約が存在する第1識別情報と、前記制約が存在しない第2識別情報とにより検知対象を識別する、前記第1携帯端末、前記検知対象、および情報処理装置を有する情報処理システムであって、
    前記第1携帯端末は、
    前記情報処理装置から受信した
    前記第1識別情報の一部であって、第1検知対象に固有の第11識別情報と、
    前記第1識別情報の一部であって、第2検知対象に固有の第12識別情報と、
    前記第1識別情報の一部であって、前記第1検知対象、前記第2検知対象に共通の第13識別情報、および前記第2識別情報の一部であって、前記第1検知対象に固有の第21識別情報とを有する通知情報と、
    前記第11識別情報の検知を割り当てる第1ルール情報と
    を格納する第1メモリと、
    前記第12識別情報を除く前記第11識別情報および前記第13識別情報を格納するOSと、
    前記第1ルール情報に基づき前記第11識別情報を検知した場合に、対応する前記第13識別情報および前記第21識別情報を配信する配信回路と
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第1携帯端末とは異なる第2携帯端末をさらに有し、前記第2携帯端末は、
    前記通知情報と、
    前記第12識別情報の検知を割り当てる第2ルール情報とが格納された第2メモリと、
    前記第11識別情報を除く前記第12識別情報および前記第13識別情報を格納するOSとを有し、
    前記第13識別情報および前記第21識別情報を受信した場合、前記通知情報に基づき前記第1検知対象を認識する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記情報処理装置は、
    前記通知情報を記憶する第3メモリと、
    前記第1携帯端末へ前記第1ルール情報および前記通知情報を送信し、前記第2携帯端末へ前記第2ルール情報および前記通知情報を送信するルール配信部と、
    前記第1携帯端末および前記第2携帯端末が前記第1検知対象または前記第2検知対象を検知したことを通知する検知通知信号を受信した場合に、検知状況を前記第3メモリに書き込むルール発火情報管理部と
    を有する、請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記ルール発火情報管理部は、前記検知通知信号に基づき、前記検知対象の割り振り先を示す担当ルール割り振り情報を生成する、請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 携帯端末のOSに登録数の制約が存在する第1識別情報と、前記制約が存在しない第2識別情報とにより検知対象を識別する、前記携帯端末、前記検知対象、情報処理装置を有する情報処理システムの情報処理方法であって、
    前記携帯端末に、
    前記情報処理装置から受信した
    前記第1識別情報の一部であって、第1検知対象に固有の第11識別情報と、
    前記第1識別情報の一部であって、第2検知対象に固有の第12識別情報と、
    前記第1識別情報の一部であって、前記第1検知対象、前記第2検知対象に共通の第13識別情報、および前記第2識別情報の一部であって、前記第1検知対象に固有の第21識別情報とを有する通知情報と、
    前記第1識別情報の検知を割り当てるルール情報と、
    を第1メモリに書き込み、
    前記第12識別情報を除く前記第11識別情報および前記第13識別情報をOSに格納し、
    前記ルール情報に基づき前記第11識別情報を検知した場合に、対応する前記第13識別情報および前記第21識別情報を配信する
    処理を実行させる情報処理方法。
  6. OSに登録数の制約が存在する第1識別情報と、前記制約が存在しない第2識別情報とにより検知対象を識別する携帯端末であって、
    前記第1識別情報の一部であって、第1検知対象に固有の第11識別情報と、
    前記第1識別情報の一部であって、第2検知対象に固有の第12識別情報と、
    前記第1識別情報の一部であって、前記第1検知対象、前記第2検知対象に共通の第13識別情報、および前記第2識別情報の一部であって、前記第1検知対象に固有の第21識別情報とを有する通知情報と、
    前記第1識別情報の検知を割り当てるルール情報と
    を格納するメモリと、
    前記第12識別情報を除く前記第11識別情報および前記第13識別情報を格納するOSと、
    前記ルール情報に基づき前記第11識別情報を検知した場合に、対応する前記第13識別情報および前記第21識別情報を配信する配信回路と
    を有することを特徴とする携帯端末。
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