JP2015206571A - 送風システム - Google Patents

送風システム Download PDF

Info

Publication number
JP2015206571A
JP2015206571A JP2014088742A JP2014088742A JP2015206571A JP 2015206571 A JP2015206571 A JP 2015206571A JP 2014088742 A JP2014088742 A JP 2014088742A JP 2014088742 A JP2014088742 A JP 2014088742A JP 2015206571 A JP2015206571 A JP 2015206571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
air
information
blowing
position information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014088742A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6269289B2 (ja
Inventor
正彦 丹羽
Masahiko Niwa
正彦 丹羽
大典 小野寺
Daisuke Onodera
大典 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014088742A priority Critical patent/JP6269289B2/ja
Publication of JP2015206571A publication Critical patent/JP2015206571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6269289B2 publication Critical patent/JP6269289B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 本発明は、空間に設けた送風機の送風方向に天井クレーンなどの運搬装置が位置する場合に、送風機の運転状態を変更して送風機を有効に制御する。【解決手段】 空間に設けた送風機と、送風機の下方に設けられ移動して物を運搬する運搬装置と、運搬装置の位置を検出する位置検出センサーと、送風機の運転を制御する制御装置とを備え、制御装置は、送風機の送風方向に運搬装置が位置した場合には、送風機の運転状態を変更する送風システム。【選択図】 図1

Description

本発明は、大空間のサーキュレーション用または換気補助用の送風機を用いた送風システムに関する。
大空間の冷暖房では、空間内で空気調和装置を運転しても、対象とする空間が広いため上下方向または水平方向において温度ムラが生じることがある。また、同様に大空間の換気においても、換気装置を運転しても対象とする空間が広いため新鮮な空気が行き渡らず空間内の空気を満遍なく換気することができず換気ムラが生じることがある。従来からこのような温度ムラまたは換気ムラを減少させるために、空間内の空気を送風する送風システムが用いられている。その方法として、例えば特許文献1には、空間の天井付近にて高速エアージェット流を俯角方向に発生させ、天井付近に停滞している暖かい空気を下方へ搬送する送風システムが開示されている。
特開平6−201155(請求項1、段落「0014」、図1)
特許文献1に記載の送風システムでは、天井付近から下方へ向かう送風方向に障害物がないため、送風気流は乱れることなく下方へ流れることができる。しかしながら、工場や倉庫などにおいては、大型の物品または重い物品などを運搬する目的で、空間の上部に天井クレーンが設置され使用されることが多い。そのため、このような天井クレーンが設置された空間において、天井付近から下方へ向って送風しても、移動する天井クレーンの位置によっては送風方向に天井クレーンが位置し送風気流に天井クレーンが干渉してしまい、空間の下方まで効果的に送風できず無駄な送風をしてしまうという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、空間に設けられた送風機の送風方向に天井クレーンなどの移動する運搬装置が位置するかどうかを判断し、その判断結果に基づいて送風機の運転状態を変更し、送風機を効率的に制御する送風システムを得るものである。
本発明にかかる送風システムは、空間に設けられた送風機と、送風機の下方に設けられ移動して物を運搬する運搬装置と、運搬装置の位置を検出する位置検出センサーと、送風機の運転を制御する制御装置とを備え、制御装置は、位置検出センサーで検出した運搬装置の位置情報と送風機の配置位置情報とに基づいて、送風機の運転状態を変更することを特徴とする。
本発明に係る送風システムは、空間に設けた送風機の送風方向に天井クレーンなどの移動する運搬装置が位置するかどうかを判断し、その判断結果に基づいて送風機の運転状態を変更し、送風機を効率的に制御することができる。
本発明の実施の形態1に係る送風システムが適応された空間の側面模式図である。 本発明の実施の形態1に係る送風システムが適応された空間の平面模式図である。 本発明の実施の形態1に係る送風機の正面図である。。 本発明の実施の形態1に係る送風機の左側面断面図である。。 本発明の実施の形態1に係る送風機の左側面図である。。 本発明の実施の形態1に係る送風システムのブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る送風システムが適応された空間の平面模式図で、天井クレーンの移動に基づいて送風機の運転を停止した場合を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る送風システムが適応された空間の側面模式図で、天井クレーンの移動に基づいて送風機の運転を停止した場合を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る送風システムが適応された空間の側面模式図で、天井クレーンの移動に基づいて送風機の送風方向を変更した場合を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る送風システムが適応された空間の側面模式図である。 本発明の実施の形態2に係る送風システムが適応された空間の側面模式図で、天井クレーンの移動に基づいて送風機の運転を停止した場合を示す模式図である。 本発明の実施の形態3に係る送風システムが適応された空間の側面模式図である。 本発明の実施の形態3に係る送風システムが適応された空間の側面模式図で、天井クレーンの移動に基づいて送風機の風速(または風量)を変更した場合を示す模式図である。
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1に係る送風システムが適応された空間の側面模式図、図2は本発明の実施の形態1に係る送風システムが適応された空間の平面模式図である。
図1および図2に示すように、空間2は、天井2a、床2bおよび側壁2cによって閉ざされた大きな空間で、例えば倉庫や工場などの大きな空間である。空間2の天井2a付近には、天井2aから吊りボルト等で吊り下げられた送風機3が設置されている。送風機3は、床2cからほぼ同じ高さ(Z方向)で、送風機3の前後方向(X方向)および左右方向(Y方向)に間隔を空けてそれぞれほぼ等間隔の所定間隔の位置に複数設置されている。また空間2の上部には、大型の物品または重い物品などを運搬するための天井クレーン4が据え付けされている。天井クレーン4は、空間2の上部に平行して設けられた2本の走行レール4aと、2本の走行レール4aの間を繋ぎ走行レール4aに垂直に設けられるとともに走行レール4aに沿ってX方向へ自在に移動できる横行レール4bと、横行レール4bに設けられ横行レール4bに沿ってY方向へ自在に移動できるトロリ4cと、トロリ4cに固定され物品を上下方向に持ち上げたり下げたりする巻上機4dを備えて構成される。
送風機3の配置について説明する。送風機3は天井2aから吊り下げられて設置されているので、送風機3は天井クレーン4の動作の邪魔にならないように天井クレーン4より上方に設置されている。また、図1に示すように、全ての送風機3の送風方向は、ほぼ同一方向で、全て斜め下方に向かっている。更に、図2に示すように、横行レール4bとほぼ平行の直線上に(Y方向に)等間隔に配置された複数の送風機3を一つの送風機群3nとすると、横行レール4bの移動可能方向(X方向)に送風機群3nが間隔を空けて複数配置されている。このように、空間2にはほぼ同一の水平面上(Z方向の高さが同じ平面上)に広く送風機3が配置され、天井2a付近の空気を下方に向かって送風することで、例えば冬期の暖房時において、上昇して天井2a付近に滞留する暖かい空気を下方へ吹き降ろし、作業者がいる床2b付近の温度を上昇させ、効率よく空間2の床2b付近を暖房できる。尚、3a〜3cは送風機3から吹き出される空気流の風速分布を表し、送風機3から吹き出された空気流が届く範囲を示している。3aが風速1.0m/s以上の範囲、3bが風速0.5m/s以上1.0m/s未満の範囲、3cが風速0.3m/s以上0.5m/s未満の範囲を示している。
次に送風機3について説明する。図3は本発明の実施の形態1に係る送風機3の正面図、図4は送風機3の左側面断面図、図5は送風機3の左側面図である。図3〜図5に示すように送風機3は、外殻を形成する細長直方体の箱状の筐体6を有し、この筐体6の中には筐体6の長手方向に並んで設けられた複数の送風ユニット7が内蔵されている。送風ユニット7は、円筒状の風路8と、この風路8の中に配置されたプロペラファン9と、このプレペラファン9を駆動する電動機10とで構成されている。筐体6の背面側Eには吸込口11が形成されている。一方、筐体6の前面側Fには筐体6の長手方向に沿って細長く延びる吹出口12が平行して二つ形成されている。送風ユニット7の電動機10の下流側に、断面が略三角形のガイド14が電動機10側に凸部を向けて配置されている。ガイド14は風路8内を通過した気流を上下方向に2分割させ、吹出口12にスムーズに空気を導いている。
筐体6の両端には取付足21、22があり、筐体6と回転軸50、57を介して接続され、筐体6は取付足21、22に対して回転軸50、57を中心に回転自在になっている。また、回転軸50、57を中心とする回転動作は、筐体6の中には設けられた送風角度調整用の電動機15によって行われ、外部から入力される送風角度情報に基づく指令に基づいた電動機15の動作により送風角度(俯仰角度)を変更して調整することで、送風機3の風向を外部から任意に調整できる。電動機15はステッピングモータを使用することで、情報入力部32(詳細は後述)で入力した送風角度に調整され、停止とともにその送風角度が維持される。天井2bへの送風機3の設置は、天井2aから吊り下げられた吊りボルト27に取付足21、22を固定することで行われる。
送風ユニット7における風の流れは、図4に矢印にて示すように、保護ガード13から送風機3内に進入した空気が吸込口11を通って各送風ユニット7の各風路8内に入り、プロペラファン9により風路8内を移動し、ガイド14によって上下に2つの吹出口12へ分流されて、吹出口12から帯状の気流となって自由空間に放出される。なお、吸込口11と比べ吹出口12の開口面積が小さくなっているため、吸い込まれた空気は送風機3内で加速されて自由空間に吹き出される。このため、本実施の形態1に係る送風機3を用いることで、より遠くかつ所定の方向に空気を送風することが出来る。なお、本発明に用いる送風機3の構成は図3〜5に限ったものではなく、空気を送風できるものであればよい。
次に実施の形態1に係る本発明の送風システム全体について説明する。図6は、本発明の実施の形態1に係る送風システムのブロック図である。図6に示すように、本発明の実施の形態1に係る送風システムは、空間2に配置された複数の送風機群3n、制御装置30、位置検出センサー31および情報入力部32とを備えて構成されている。位置検出センサー31は、天井クレーン4の位置を検出する赤外線式のセンサーで、走行レール4aに沿って複数設置され、横行レール4bのX方向(横行レール4bの移動可能方向)の位置を検出する。なお、位置検出センサー31は、赤外線式の位置センサーに限ぎらず接触式または磁気式など他の方式の位置センサーでもよく、カメラ画像による画像認識などの手段を用いてもよい。情報入力部32は、人が外部から情報を任意に入力する入力部で、入力する情報としては、空間2に配置される複数の送風機群3nのX方向のそれぞれの配置位置情報、複数の送風機群3nの送風角度情報、および複数の送風機群3nと横行レール4bのとの間の鉛直方向の距離情報(Z方向の距離情報)としての鉛直方向距離情報である。なお、送風角度情報はY方向に投影した見た角度である。
制御装置30は、制御部30a、送風機駆動部30bおよび送風角度駆動部30cを備えている。制御部30aの入力側には位置検出センサー31と情報入力部32が接続され、位置検出センサー31から位置検出センサー31で検出した天井クレーン4の横行レール4bのX方向の位置情報が制御部30aへ入力され、情報入力部32から情報入力部32で入力された送風機群3nのX方向の配置位置情報および送風機3の送風角度情報および送風機群3nと天井クレーン4との鉛直方向距離情報(Z方向の距離情報)が制御部30aに入力される。制御部30aの出力側には送風機駆動部30bおよび送風角度駆動部30cが接続されている。制御部30aは、入力された横行レール4bの位置情報、送風機群3nの配置位置情報、送風角度情報、および送風機群3nと横行レール4bとの間の鉛直方向距離情報(Z方向の距離情報)に基づいて、送風機駆動部30bおよび送風角度駆動部30cへ駆動指令を出力する。送風機駆動部30bおよび送風角度駆動部30cは送風機群3nの送風機3に接続されている。送風機駆動部30bは、送風機群3nの送風機3の電動機10の駆動を行い、送風のON/0FFや送風する風速(または風量)の変更を行う。また送風角度駆動部30cは、送風機群3nの送風機3の電動機15の駆動を行い、送風機3の筐体6の向きを動かして送風角度を変更し、送風機群3nごとに吹出口12から吹き出す空気流の送風方向を変更し、電動機15を停止させることでその送風角度を維持する。
次に制御内容について説明する。図7および図8は本発明の実施の形態1に係る送風システムで、天井クレーン4の移動に基づいて送風機3の運転を停止した場合を示す空間の模式図で、図7は平面模式図、図8側面模式図である。また、図9は本発明の実施の形態1に係る送風システムが適応された空間の側面模式図で、天井クレーン4の移動に基づいて送風機3の送風方向を変更した場合を示す模式図である。制御部30aは、位置検出センサー31から入力された横行レール4bのX方向の位置情報と、情報入力部32から入力された送風機群3nのX方向の配置位置情報、送風角度情報および送風機群3nと天井クレーン4との間の鉛直方向距離情報(Z方向の距離情報)とに基づいて、全ての送風機群3nに対して、その送風機群3nの送風方向に横行レール4bが位置しているかどうかを計算し判断する。
図7に示すように横行レール4bが移動した場合、送風機群3nの送風方向に横行レール4bが位置する場合には、制御部30aは送風方向に横行レール4bが位置している送風機群3nに対応する送風機駆動部30bに停止指令を出し、対応する送風機群3n(送風方向に横行レール4bが位置している送風機群3n)の運転を一旦停止させる(図8)。そして、運転を一旦停止した後、所定の時間経過しても横行レール4bの位置に変化がない場合には、送風方向に横行レール4bが位置している送風機群3nに対応する送風角度駆動部30cに角度変更の指令を出し、対応する送風機群3n(送風方向に横行レール4bが位置している送風機群3n)の送風方向に横行レール4bが位置しなくなるように送風角度を変更し送風方向を変更する。そして送風方向を変更した後、一旦停止していた送風機群3nの運転を再開させる(図9)。送風機群3nの運転を一旦停止した後に送風機群3nの送風方向の変更を開始させるまでに所定時間経過させることで、横行レール4bが短時間に往復する場合に、その頻繁な動作に応答して送風機群3nの送風方向の変更動作が不要に頻繁に実施されることを防止している。
また、運転を停止している間に横行レール4bが移動し、制御部30aが運転を一旦停止している送風機群3nの送風方向に横行レール4bが位置しないと判断した場合には、対応する送風機駆動部30bへ運転を開始する駆動指令を出し、対応する一旦停止していた送風機群3nの運転を再開させる。また、送風方向を変更して運転をしている送風機群3nについては、送風方向を変更して運転開始した後、横行レール4bが移動し、制御部30aが送風方向を変更した送風機群3nについて変更前の当初の送風角度(情報入力部32によって入力された送風角度)の送風方向に横行レール4bが位置しないと判断した場合には、送風角度駆動部30cへ指令を出し、送風方向を変更して運転をしている送風機群3nの送風角度を変更前の当初の送風角度(情報入力部32によって入力された送風角度)に戻し、変更前の当初の送風方向に戻す。
本実施の形態1の示す送風システムでは、横行レール4bと平行に並べた(Y方向に並べた)複数の送風機3から構成される送風機群3nが横行レールの移動可能方向(X方向)に間隔をあけて複数配置されているので、送風機駆動部30bおよび送風角度駆動部30cは送風機群3nごとに対応して設ければよく、制御部30aは、送風機群3nごとに一括して送風機3の運転状態または送風角度(送風方向)を制御している。
尚、本実施の形態1では、送風機群3nの送風方向が全てほぼ同じ向きの場合(情報入力部32によって入力された送風角度が全て同じ場合)、および全ての送風機群3nの設置高さ(Z方向)が同じ場合を示したが、送風機群3nごとに送風方向や設置高さ(Z方向)が異なっていてもよい。また、個々の送風機3ごとに対応する送風機駆動部30bおよび送風角度駆動部30cをそれぞれ設ければ、送風機群3nごとに一括した運転制御とする必要がなく、全ての送風機3の送風方向が異なっていてもよく、また全ての送風機3が横行レール4bに平行な直線上に並んでいなくてもよく(Y方向に直線上に並んでいなくてもよい)、また全ての送風機3の設置高さ(Z方向)が異なっていてもよい。その場合、個々の送風機3についてのX方向の配置位置情報および個々の送風機3と横行レール4bのとの間の鉛直方向距離情報(Z方向の距離情報)を入力するようにすればよい。
また、本実施の形態1では、送風方向に横行レール4bが位置する場合には、横行レール4bが送風方向に位置する送風機群3nの運転を停止させたが、別の実施例として送風機群3nの運転を停止させずに風速(または風量)を減少させて運転させてもよい。この場合には送風機群3nの送風角度は変更しなくてよい。更に、情報入力部32で送風機3の送風到達距離と送風機3への駆動指令値との関係テーブル情報を入力できるようにすれば、送風方向に横行レール4bが位置する場合に、制御部30aが、送風方向に横行レール4bが位置する送風機群3nから横行レール4bまでの距離Lを計算し、関係テーブルを参照してその送風機群3nの送風到達距離が距離L以下になるように駆動指令値を算出してその送風機群3nの風速(または風量)を調整してもよい。この場合、各送風機群3nを全て同じ送風機3を使用する必要はないが、各送風機群3nのごとにその中の送風機3は同じ性能の送風機3を使用すると、送風機群3nごとの関係テーブルだけでよく送風機群3nごとに一括して制御しやすい。もちろん、全ての各送風機3ごとに関係テーブルを入力し、各送風機3ごとに送風到達距離が距離L以下になるように制御してもよい。
以上の構成の送風システムによれば、空間2の天井2a付近に所定間隔を空けて複数設けられる送風機3と、複数の送風機3の下方に設けられ物を運搬する天井クレーン4と、天井クレーン4の移動する横行レール4bの位置を検出する複数の位置検出センサー31と、複数の送風機3の運転を制御する制御装置30と複数の送風機3の配置位置情報とを備え、制御装置30は位置検出センサー31の検出値に基づいて検出した横行レール4bの位置と送風機3の配置位置情報に基づいて、複数の送風機3の中の一部の送風機3の運転状態を変更することで、横行レール4bの移動位置に応じて複数の送風機3を効率的に有効に制御することができる。
また、運転状態を変更させる送風機3は、複数の送風機3の中で送風方向に横行レール4bが位置する送風機3だけなので、全ての送風機3の運転状態を変更することなく最小限の送風機3の運転状態を変更するだけであるため、横行レール4bの移動位置に応じて複数の送風機3を効率的に有効に制御することができるとともに、空間2の全体の送風状態の性能低下を最小限にできる。
また、送風方向に横行レール4bが位置した場合の送風機3の運転状態の変更として送風機3の運転を停止させるので、送風する空気流が横行レール4bに当たってしまい空間2の全体の送風に有効でなくなってしまった送風機3の運転を停止することができ不要な電力消費を防止するとともに、横行レール4bに風速の速い空気流を当てないので横行レール4bに堆積している埃をまき散らしてしまうことを極力防止することができる。また、送風機3の運転状態の変更を、運転を停止させるのではなく風速(または風量)を低減させるようにすれば、空間2の全体の送風状態の変化を最小限にし、空間2の全体の送風性能低下を更に最小限にできる。
また、位置検出センサー31に基づいて検出した横行レール4bの位置、複数の送風機3の配置位置情報、複数の送風機3と横行レール4bとの間の鉛直方向距離情報および複数の送風機3の送風角度情報に基づき、制御部30aが送風機3の送風方向に横行レール4bが位置するかしないを判断し、送風機3の送風方向に横行レール4bが位置する場合には、送風方向に横行レール4bが位置する送風機3の運転状態を変更するので、複数の送風機3の送風角度が個別に異なっていても、送風機3の設置高さ(Z方向)に位置が異なっていても、個々の送風機3の送風方向と横行レール4bとの位置関係を比較して送風機3の送風方向に横行レール4bが位置するかどうかを判断できる。そのため、空間2に設けられた複数の送風機3の送風方向や設置高さ(Z方向)を目的に応じて自由に設置でき、送風機3の設置が制約されることなく、横行レール4bの移動位置に応じて複数の送風機3を効率的に有効に制御することができる。
また、複数の送風機3は遠隔操作で送風角度を変更させる角度変更手段であるモータ15を有しているので、送風機3の送風方向に横行レール4bが位置する場合には、送風方向に横行レール4bが位置する送風機3の送風方向を変更するので、空間2の全体の送風状態の性能低下をほとんど生じさせることなく、横行レール4bの移動位置に応じて複数の送風機3を効率的に有効に制御することができる。
また、送風方向に横行レール4bが位置する場合、横行レール4bが送風方向に位置する送風機3の運転を一旦停止し、その後所定の時間経過した後、運転を一旦停止している送風機3の送風角度を送風方向に横行レール4bが位置しない角度まで変更し、横行レール4bを送風方向から外す。そして、送風方向を変更後に、停止していた送風機3の運転を再開させるので、空間2の全体の送風状態の性能低下をほとんど生じさせることなく、横行レール4bの移動位置に応じて複数の送風機3を効率的に有効に制御することができるとともに、横行レール4bに風速の速い空気流を当てないので横行レール4bに堆積している埃をまき散らしてしまうことを極力防止することができる。
更に、送風機3の送風到達距離と送風機3への駆動指令値との関係テーブル情報を備えれば、送風方向に横行レール4bが位置する場合に、制御装置30が横行レール4bが送風方向に位置する送風機3から横行レール4bまでの距離Lを計算し、関係テーブルを参照してその送風機3の送風到達距離が距離L以下になるように駆動指令値を算出してその送風機3の風速(または風量)を調整するので、送風機3を停止させることがなく、空間2の全体の送風状態の変化を最小限にし、空間2の全体の送風状態の性能低下を更に最小限にできるとともに、横行レール4bに堆積している埃をまき散らしてしまうことも防止できる。
また、空間2において、横行レール4bとほぼ平行の直線上に(Y方向に)に並べて送風機3を配置した送風機群3nを横行レール4bの可動方向(X方向)に間隔を空けて複数設けた送風機3のレイアウトにしたので、送風方向に横行レール4bがないかどうかの判断およびその判断結果による運転状態(送風機3のON/0FF、風速(または風量)または送風角度)の変更を送風機群3nごとに一括して実施すればよく、送風システムを簡素化することができる。
実施の形態2.
図10は本発明の実施の形態2に係る送風システムが適応された空間の側面模式図である。図10に示すように、空間2に設置されている複数の送風機3の送風方向は、全て床2bに向かってほぼ鉛直方向になっている。送風機3については、電動機15を備えず外部からの遠隔操作で送風角度を変更できない点のみが実施の形態1の送風機3とは異なる。そのため、情報入力部32についても、空間2に配置される複数の送風機3のX方向の配置位置情報のみ入力され、送風機3の送風角度情報および送風機群3nと天井クレーン4との鉛直方向距離情報(Z方向の距離情報)は不要で入力しない点で実施の形態1と異なる。また、制御装置30ついても、制御部30aおよび送風機駆動30bで構成され、送風角度駆動部30cを備えていない点で実施の形態1とは異なる。尚、上記以外の構成(制御内容は除く)については、実施の形態1と構成と同じであり、説明を省略する。
次に制御内容について説明する。図11は、本発明の実施の形態2に係る送風システムが適応された空間の側面模式図で、天井クレーン4の移動に基づいて送風機3の運転を停止した場合を示す模式図である。制御部30aは、位置検出センサー31から入力された横行レール4bの位置情報および情報入力部32から入力された送風機群3nのX方向の配置位置情報に基づいて、全ての送風機群3nに対して、その送風機群3nのX方向の配置位置に横行レール4bのX方向の位置が一致しているかどうかを判断し、送風機群3nと横行レール4bの位置が一致している場合には、全ての送風機群3nの中で位置が一致している送風機群3nに対応する送風機駆動部30bに停止指令を出し、対応する送風機群3n(横行レール4bの位置と一致している送風機群3n)の運転を一旦停止させる(図11)。
運転を一旦停止している間に横行レール4bが移動し、制御部30aが停止している送風機群3nと横行レール4bの位置が一致しないと判断した場合には、対応する送風機駆動部30bに駆動指令を出し、一旦停止していた送風機群3nの運転を再開させる。
尚、本実施の形態2では、送風機群3nの配置位置と横行レール4bの位置が一致する場合には、位置が一致する送風機群3nの運転を停止させたが、送風機群3nの運転を停止させずに風速(または風量)を減少させて運転させてもよい。上記以外の制御については実施の形態1と同様なので説明を省略する。
尚、個々の送風機3ごとに対応する送風機駆動部30bを設ければ、送風機群3nごとに一括した運転制御とする必要がなく、複数の送風機3が横行レール4bに平行な直線上に並んでいなくてもよい(Y方向に直線上に並んでいなくてもよい)。その場合、個々の送風機3についてのX方向の配置位置情報を入力するようにすればよい。
以上の構成の送風システムによれば、送風機3の配置位置情報および横行レール4bの位置情報によって送風機3の送風方向に横行レール4bが位置するかどうか判断できるので、送風角度情報や複数の送風機3と横行レール4bとの間の鉛直方向距離情報が必要なく、送風システムを簡素化することができる。
実施の形態3.
図12は本発明の実施の形態3に係る送風システムが適応された空間の側面模式図である。図12に示すように、空間2の天井2a付近には、天井2aに複数の送風機3が設置されている。全ての送風機3は、床2bからほぼ同じ高さ(Z方向)で送風方向もほぼ水平で同じ方向を向き、その送風方向に沿って順に並んで設置されている。送風機3の送風方向の上流側にある側壁(上流側)2caには、空間2の外から空間2の中へ空気を供給する給気用換気扇40が設けられている。また、送風機3の送風方向の下流側にある側壁(下流側)2cbには、空間2の中から空間2の外へ空気を排出する排気用換気扇風機41が設けられている。給気用換気扇40および排気用換気扇41は送風機3とほぼ同じ高さに設置され、給気用換気扇40から空間2に供給された空気は送風機3によって順番に天井2aに沿って運ばれ、排気用換気扇41から空間2の外へ排出される。特に、夏期において天井2a付近に溜まった温度の高い空気を空間2の外へ排出し、温度の低い外の空気を空間2の中に取り込むので、効果的に空間2の温度を下げることができる。
送風機3は実施の形態1と同様に、横行レール4bとほぼ平行の直線上に(Y方向に)等間隔に配置された複数の送風機3を一つの送風機群3nとすると、横行レール4bの移動可能方向(X方向)に送風機群3nが間隔を空けて複数配置されている。このようにして、空間2にはほぼ同一の水平面上(Z方向の高さが同じ平面上)に広く送風機3が配置されている。情報入力部32では、送風機3の送風到達距離と送風機3への駆動指令値との関係テーブル情報を入力、および送風機群3nの配置位置情報を入力する。なお、上記以外の構成(制御内容は除く)については、実施の形態1と構成は同じであり、説明を省略する。
次に制御内容について説明する。図13は本発明の実施の形態1に係る送風システムで、天井クレーン4の移動に基づいて送風機3の風速(または風量)を変更した場合を示す空間の模式図である。制御部30aは、位置検出センサー31で検出した横行レール4bの位置、および情報入力部32から入力された送風機群3nの配置位置情報並びに送風機3の送風到達距離と送風機3への駆動指令値との関係テーブル情報に基づいて、送風方向に横行レール4bが位置する全ての送風機群3nに対して、送風機群3nから横行レール4bまでの距離Lをそれぞれ計算し、送風機3の送風到達距離と送風機3への駆動指令値との関係テーブル情報を基に、運転している送風機群3nの送風到達距離と距離Lと比較する。そして制御部30aは、その比較によって、送風機群3nの送風到達距離の範囲に横行レール4bが位置しているかどうかを判断する。
図13に示すように横行レール4bが移動して送風機群3nの送風到達距離の範囲に横行レール4bが位置する場合、制御部30aは、送風到達距離の範囲に横行レール4bが位置している送風機群3nに対応する送風機駆動部30bに風速(または風量)を変更する駆動指令を出し、対応する送風機群3n(送風到達距離の範囲に横行レール4bが位置している送風機群3n)の風速(または風量)を減少させる(図13)。このとき、制御部30aは、送風機3の送風到達距離と送風機3への駆動指令値との関係テーブル情報を基に、送風到達距離がL以下となるように駆動指令を出し、風速(または風量)を減少させる。
そして、風速(または風量)を減少させた後、横行レール4bが移動し、風速(または風量)を減少させた送風機群3nについて変更前の当初の風速(または風量)に戻しても送風到達距離の範囲に横行レール4bが位置しないと判断した場合には、送風機駆動部30bへ風速(または風量)を変更する駆動指令を出し、風速(または風量)を減少させた送風機群3nの風速(または風量)を変更前の当初の風速(または風量)に戻す。
以上の構成の送風システムによれば、制御装置30が送風方向に位置する送風機3から横行レール4bまでの距離Lを計算し、関係テーブルを参照してその送風機3の送風到達距離が距離L以下になるように駆動指令値を出してその送風機3の風速(または風量)を調整するので、送風機3を停止させることがなく、空間2の全体の送風状態の性能低下を最小限にできるとともに、横行レール4bに堆積している埃をまき散らしてしまうことも防止することができる。
尚、実施の形態1〜3では、空間2に配置される複数の送風機3のそれぞれのX方向の配置位置情報、複数の送風機3と天井クレーン4との間の鉛直方向距離情報(Z方向の距離情報)、送風機3の送風到達距離と送風機3への駆動指令値との関係テーブル情報は、情報入力部32を介して外部から制御装置30へ常時任意に入力可能とする構成を示したが、情報の変更が発生しないような状況であれば、情報入力部32を設けず制御装置30に設けたメモリに予め記憶させておいたり制御プログラムの中に予め組み込んでおいていてもよい。同様に、空間2に配置する送風機3には送風角度を変更する電動機15を備えず、外部からの遠隔操作で送風角度を変更できないが、設置時にねじ固定により送風角度を選択できる送風機3を使用する場合には、設置時の送風機3の送風角度情報について、情報入力部32を設けて入力しなくても、制御装置30に設けたメモリに予め記憶させておいたり、制御プログラムの中に予め組み込んでおいていてもよい。
また、実施の形態1〜3では、送風機3の送風にとって大きな障害となるのは一般的に面積の大きい横行レール4bであるため、送風機3の送風方向に横行レール4bが位置するかしないかを判断していた。そのため、送風機3の配置位置情報および横行レール4bの位置情報は、X方向の位置情報(横行レール4bの移動可能方向)だけに基づいていた。しかし、トロリ4cの面積が大きい場合も考えられ、その場合には、送風機3の送風方向に横行レール4bおよびトロリ4cが位置するかどうかを判断するとよい。そのためには、送風機3の配置位置情報および横行レール4bの位置情報は、X方向の位置情報に加え、トロリ4cの移動可能方向であるY方向(X方向およびZ方向とそれぞれ90°をなすの方向)の位置情報が必要で、送風機3の配置位置情報としてX方向およびY方向の位置情報を入力するとともに、位置検出センサー31を走行レール4aおよび横行レール4bに沿って配置して、横行レール4bのX方向の位置およびトロリ4cのX方向およびY方向の位置を検出して比較すればよい。
また、送風機3から吹き出される空気流は送風機3から離れるほど放射状に多少広がって幅を有しているので、実施の形態1〜3における送風機3の送風方向とは、送風される空気流の中心軸方向だけでなく放射状に広がって流れる方向も含む。
また、実施の形態1〜3では、送風機駆動部30bおよび送風角度駆動部30cを制御装置30に備えた例を示したが、制御装置30の外に設けてもよい。なお、送風機駆動部30bは、インバータもしくはリレーや半導体スイッチング素子などの開閉器などである。
2 空間
2a 天井
2b 床
2c 側壁
2ca 側壁(上流側)
2cb 側壁(下流側)
3 送風機
3a 風速
3b 風速
3c 風速
3n 送風機群
4 天井クレーン(運搬装置)
4a 走行レール(運搬装置)
4b 横行レール(運搬装置)
4c トロリ(運搬装置)
4d 巻上機
6 筐体
7 送風ユニット
8 風路
9 プロペラファン
10 電動機
12 吹出口
13 保護ガード
14 ガイド
15 電動機
21 取付足
22 取付足
27 吊りボルト
30 制御装置
30a 制御部
30b 送風機駆動部
30c 送風角度駆動部
31 位置検出センサー
32 情報入力部
50 回転軸
57 回転軸
E 背面側
F 前面側

Claims (10)

  1. 空間に設けられた送風機と、前記送風機の下方に設けられ移動して物を運搬する運搬装置と、前記運搬装置の位置を検出する位置検出センサーと、前記送風機の運転を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記位置検出センサーで検出した前記運搬装置の位置情報と前記送風機の前記配置位置情報とに基づいて、前記送風機の運転状態を変更することを特徴とする送風システム。
  2. 前記制御装置は、前記位置検出センサーで検出した前記運搬装置の位置情報と前記送風機の前記配置位置情報とを比較し、前記送風機の送風方向に前記運搬装置が位置する場合には、送風方向に前記運搬装置が位置する前記送風機の運転状態を変更することを特徴とする請求項1に記載の送風システム。
  3. 前記送風機の前記配置位置情報は前記運搬装置の移動可能方向における配置位置情報で、
    前記制御装置は、前記位置検出センサーで検出した前記運搬装置の移動可能方向の位置情報と前記送風機の前記配置位置情報とを比較し、前記運搬装置の位置と前記送風機の配置位置とが一致する場合には、前記運搬装置の位置と一致する前記送風機の運転状態を変更することを特徴とする請求項1に記載の送風システム。
  4. 更に、前記送風機の送風角度情報と、前記送風機から前記運搬装置までの鉛直方向距離情報を備え、
    前記送風機の前記配置位置情報は前記運搬装置の移動可能方向における配置位置情報で、
    前記制御装置が、前記位置検出センサーで検出した前記運搬装置の移動可能方向の位置情報と、前記送風機の配置位置情報、前記送風角度情報および鉛直方向距離情報とに基づいて算出した前記送風機の送風方向とを比較し、前記送風機の送風方向に前記運搬装置が位置する場合には、前記制御装置の送風方向に前記運搬装置が位置する前記送風機の運転状態を変更することを特徴とする請求項2に記載の送風システム。
  5. 前記送風機の運転状態の変更は、前記送風機の運転停止、前記送風機の風速の減少または前記送風機の送風方向の変更の少なくともいずれか一つを行うことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載の送風システム。
  6. 前記送風機の送風方向に前記運搬装置が位置する場合には、前記制御装置は送風方向に前記運搬装置が位置する前記送風機の送風方向を変更し、送風方向から前記運搬装置を外すことを特徴とする請求項4に記載の送風システム。
  7. 更に、前記送風機の送風到達距離と駆動指令値との関係テーブルを備え、
    前記送風機の送風方向に前記運搬装置が位置する場合には、前記制御装置は送風方向に前記運搬装置が位置する前記送風機の前記駆動指令値を前記関係テーブルに基づいて変更し、送風到達距離を前記運搬装置までの距離以下とすることを特徴とする請求項2または請求項4のどちらか一方に記載の送風システム。
  8. 前記送風機の前記配置位置情報を外部から入力する情報入力部を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の送風システム。
  9. 前記送風角度情報または前記鉛直方向距離情報の少なくともどちらか一方を外部から入力する情報入力部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の送風システム。
  10. 前記関係テーブルの情報を外部から入力する情報入力部を備えていることを特徴とする請求項7に記載の送風システム。
JP2014088742A 2014-04-23 2014-04-23 送風システム Active JP6269289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014088742A JP6269289B2 (ja) 2014-04-23 2014-04-23 送風システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014088742A JP6269289B2 (ja) 2014-04-23 2014-04-23 送風システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015206571A true JP2015206571A (ja) 2015-11-19
JP6269289B2 JP6269289B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=54603486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014088742A Active JP6269289B2 (ja) 2014-04-23 2014-04-23 送風システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6269289B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109580262A (zh) * 2017-09-28 2019-04-05 奥克斯空调股份有限公司 一种空调测试装置
CN110160221A (zh) * 2019-04-19 2019-08-23 青岛海尔空调器有限总公司 送风装置及其控制方法、控制装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000046390A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd クリーンルーム設備の空調制御方法及びグレーチングユニット
JP2004299813A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Fujitsu Display Technologies Corp 気流制御方法及び気流制御構造
JP2005170623A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Toyota Industries Corp 自動倉庫
JP2009184776A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Murata Mach Ltd 自動倉庫と自動倉庫へのクリーンエアの供給方法
WO2009107200A1 (ja) * 2008-02-26 2009-09-03 三菱電機株式会社 送風装置
JP2010272828A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Hitachi Plant Technologies Ltd 液晶基板の保管倉庫室

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000046390A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd クリーンルーム設備の空調制御方法及びグレーチングユニット
JP2004299813A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Fujitsu Display Technologies Corp 気流制御方法及び気流制御構造
JP2005170623A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Toyota Industries Corp 自動倉庫
JP2009184776A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Murata Mach Ltd 自動倉庫と自動倉庫へのクリーンエアの供給方法
WO2009107200A1 (ja) * 2008-02-26 2009-09-03 三菱電機株式会社 送風装置
JP2010272828A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Hitachi Plant Technologies Ltd 液晶基板の保管倉庫室

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109580262A (zh) * 2017-09-28 2019-04-05 奥克斯空调股份有限公司 一种空调测试装置
CN110160221A (zh) * 2019-04-19 2019-08-23 青岛海尔空调器有限总公司 送风装置及其控制方法、控制装置
CN110160221B (zh) * 2019-04-19 2022-07-19 青岛海尔空调器有限总公司 送风装置及其控制方法、控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6269289B2 (ja) 2018-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100917301B1 (ko) 공조용 토출 장치 시스템, 배출열 반송 장치 시스템 및이들을 구비한 공조 시스템
WO1987003356A1 (en) Clean room
JP5490485B2 (ja) 大型空間室の置換換気設備
JP6269289B2 (ja) 送風システム
US9217576B2 (en) Backflow prevention apparatus of clean room
JP2010008004A5 (ja)
JP2015114085A (ja) 空調システム
JP2020024072A (ja) 環境制御システムおよび空気調和装置
KR960024092A (ko) 공기조화기
JPWO2020241284A5 (ja)
US10941954B2 (en) Air-conditioning system
JPWO2011086676A1 (ja) ステータの冷却装置
JP2019049400A (ja) 倉庫
US20210048199A1 (en) Air-conditioning system
JP4126619B2 (ja) 物品保管設備
JP2014098550A (ja) 給気装置
JP2016148493A (ja) 大空間用空調システム
JP6511991B2 (ja) 冷蔵倉庫
JP7439426B2 (ja) 環境制御システム
JP7224996B2 (ja) クリーンルームの空調システム
JP5976424B2 (ja) 局所空調システム、その制御装置
JP2005140479A (ja) 夜間換気システム
JP2011169508A (ja) 木材乾燥機
JP2018187542A (ja) 塗装ブース
KR101919827B1 (ko) 대공간용 환기 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6269289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250