JP2015206084A - 熱処理設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加熱室において加熱された被処理物を、搬送ユニットにより冷却室に搬送させる熱処理設備において、搬送ユニットに、加熱室や冷却室との間で被処理物を受け渡しする受渡し室の他に、加熱された被処理物を所定の温度で保温させる保温室を設けた場合においても、搬送ユニットを移動させるためのスペースを小さくできるようにする。
【解決手段】 加熱室10において加熱された被処理物Wを、搬送ユニット30により冷却室20に搬送させる熱処理設備において、搬送ユニットに、前記の加熱室及び冷却室との間で被処理物を受け渡しする受渡し室31と、加熱室において加熱された被処理物を所定の温度で保温させる保温室32とを設けるにあたり、この保温室を前記の受渡し室に対して搬送ユニットの移動方向の少なくとも片側に連結させた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被処理物を加熱させる加熱室と、加熱された被処理物を冷却させる冷却室とを分離して設け、前記の加熱室において加熱された被処理物を、搬送ユニットによって前記の冷却室に搬送させるようにした熱処理設備に関するものである。特に、前記の搬送ユニットに、前記の加熱室及び前記の冷却室との間で被処理物を受け渡しする受渡し室と、前記の加熱室において加熱された被処理物を所定の温度で保温させる保温室とを設けた熱処理設備において、前記の搬送ユニットを加熱室と冷却室との間で移動させる際に、搬送ユニットを移動させるためのスペースを小さくできるようにした点に特徴を有するものである。
従来、浸炭焼入れ等を行う熱処理設備としては、被処理物を長い連続炉内に順々に導入させ、この連続炉内において被処理物を順々に移動させて、被処理物に対して加熱、均熱等の熱処理を連続的に行うようにした連続炉形式の熱処理設備と、独立したバッチ炉内において被処理物を移動させずに加熱、均熱等の熱処理を行うようにしたバッチ炉式の熱処理設備とが知られている。
ここで、連続炉形式の熱処理設備の場合、被処理物を一定した熱処理パターンで連続して熱処理するため、生産性は良好であるが、昇温,降温等の熱処理パターンが一定化し、近年のように様々な種類の製品を少量生産するという要請に対して柔軟に対応することができないという問題があった。
一方、前記のバッチ炉式の熱処理設備では、1つの炉において加熱、均熱等の熱処理の条件を変更させて熱処理を行うため、1つの被処理物の処理に多くの時間が必要になって、生産性が悪いという問題があった。
このため、近年においては、特許文献1に示されるように、被処理物を加熱させる加熱室と、加熱された被処理物を冷却させる冷却室とを分離して設け、前記の加熱室と冷却室との間を移動する搬送ユニットにより、加熱室において加熱された被処理物を前記の冷却室に搬送させるようにしたものが提案されている。
しかし、前記の搬送ユニットを加熱室に接続させて、加熱室において加熱された被処理物を搬送ユニットに導入させた後、この搬送ユニットを冷却室の位置に移動させて冷却室に接続させ、加熱された被処理物をこの搬送ユニットから冷却室に導入させるようにした場合、加熱された被処理物を搬送ユニットに導入させた後、加熱された被処理物を搬送ユニットから冷却室に導入させるまでに時間がかかり、その間に加熱された被処理物の温度が低下してしまい、被処理物を冷却室において焼入れする場合に、被処理物の温度が所定温度以下になって焼入れ不良が発生し、製品の品質が低下するという問題があった。
また、特許文献2においては、前記の搬送ユニットにおいて、加熱室や冷却室との間で被処理物の受け渡しを行う受渡し室を設けると共に、加熱室や冷却室と対面する前記の受渡し室の対面側と反対側の位置に、加熱された被処理物を保温させる保温室を受渡し室と連続して設け、加熱室において加熱された被処理物を、搬送ユニットにおける受渡し室を通して保温室に導入させ、この保温室において加熱された被処理物を保温させた状態で、搬送ユニットを冷却室の位置に移動させ、保温室において保温された被処理物を、保温室から前記の受渡し室を通して冷却室に導入させるようにしたものが提案されている。
しかし、このように搬送ユニットにおいて、加熱室や冷却室と対面する受渡し室の対面側と反対側の位置に保温室を設けたるようにすると、この搬送ユニットの移動方向と交差する方向における搬送ユニットの長さが長くなり、この搬送ユニットを加熱室と冷却室との間で移動させる場合に、移動用のスペースを大きくすることが必要になり、熱処理設備の面積が大きくなるという問題があった。また、この熱処理設備において、加熱室を複数設ける場合、加熱室や冷却室と対面する受渡し室の対面側と反対側の位置に保温室を設けているため、加熱室を搬送ユニットの移動方向と交差する両側に配置させることができず、搬送ユニットの片側において、搬送ユニットの移動方向に沿って複数の加熱室を配置させることが必要なり、熱処理設備の長さが長くなるという問題もあった。
特開2013−64184号公報 特開2006−63363号公報
本発明は、被処理物を加熱させる加熱室と、加熱された被処理物を冷却させる冷却室とを分離して設け、前記の加熱室において加熱された被処理物を、搬送ユニットによって前記の冷却室に搬送させるようにした熱処理設備における前記のような様々な問題を解決することを課題とするものである。
そして、本発明においては、前記の搬送ユニットに、前記の加熱室及び前記の冷却室との間で被処理物を受け渡しする受渡し室と、前記の加熱室において加熱された被処理物を所定の温度で保温させる保温室とを設けた場合において、前記の搬送ユニットを加熱室と冷却室との間で移動させる際に、搬送ユニットを移動させるためのスペースを小さくさせることを課題とするものである。
本発明においては、上記のような課題を解決するため、被処理物を加熱させる加熱室と、加熱された被処理物を冷却させる冷却室とが分離して設けられると共に、前記の加熱室と冷却室との間を移動して、加熱室において加熱された被処理物を前記の冷却室に搬送させる搬送ユニットが設けられた熱処理設備において、前記の搬送ユニットに、前記の加熱室及び前記の冷却室との間で被処理物を受け渡しする受渡し室と、前記の加熱室において加熱された被処理物を所定の温度で保温させる保温室とを設け、この保温室を前記の受渡し室に対して搬送ユニットの移動方向の少なくとも片側に連結させるようにした。
本発明の熱処理設備のように、加熱室と冷却室との間を移動する搬送ユニットに、加熱室及び冷却室との間で被処理物を受け渡しする受渡し室と、加熱室において加熱された被処理物を所定の温度で保温させる保温室とを設けるにあたり、この保温室を受渡し室に対して搬送ユニットの移動方向の少なくとも片側に連結させると、加熱室や冷却室と対面する受渡し室の対面側と反対側の位置に保温室を設けた場合に比べて、この搬送ユニットの移動方向と交差する方向における搬送ユニットの長さが短くなり、搬送ユニットを加熱室と冷却室との間で移動させるための移動用のスペースを小さくすることができる。
また、本発明の熱処理設備においては、前記の保温室を、前記の受渡し室に対して搬送ユニットの移動方向の両側に連結させるようにすることもできる。
また、本発明の熱処理設備のように、前記の受渡し室に対して、保温室を搬送ユニットの移動方向に連結させるようにすると、搬送ユニットの移動方向と交差する搬送ユニットの両側の何れにも、前記の加熱室や冷却室を設けることができるようになる。このため、加熱室を複数設けるにあたり、前記のように移動する搬送ユニットの移動方向に対して、加熱室をその両側に分けて配置させることができ、数多くの加熱室を配置させる場合にも、搬送ユニットを移動させて被処理物を搬送させる距離を短くして、搬送ユニットの移動方向における熱処理設備の長さを小さくすることができる。
ここで、本発明の熱処理設備において、被処理物を非酸化雰囲気下において熱処理して浸炭処理等を行う場合には、前記の搬送ユニットにおける受渡し室を、前記の加熱室及び冷却室に密封状態で連結させる連結部を設け、この連結部を前記の加熱室に連結させ、加熱室において非酸化雰囲気下で加熱された被処理物を、非酸化雰囲気下で前記の連結部から前記の受渡し室を経由して前記の保温室に導く一方、前記の連結部を前記の冷却室に連結させ、前記の保温室において非酸化雰囲気下で所定の温度に保温された被処理物を、非酸化雰囲気下で前記の受渡し室を経由して前記の連結部から冷却室に導くようにすることができる。なお、前記の非酸化雰囲気とは、加熱された被処理物が酸化されない雰囲気を意味し、例えば、真空等の減圧雰囲気や、不活性ガス等を用いた不活性雰囲気を意味する。
また、本発明の熱処理設備において、前記のように被処理物を非酸化雰囲気下において熱処理して浸炭処理等を行う場合には、前記の加熱室と冷却室とにそれぞれ密封式の開閉扉を設け、前記の搬送ユニットの受渡し室との間で被処理物を受け渡す際に、それぞれ前記の開閉扉を開閉させるようにすると共に、前記の搬送ユニットにおける受渡し室と保温室との間に密封式の開閉扉を設け、受渡し室と保温室との間で被処理物を移動させる際に、この開閉扉を開閉させるようにすることができる。
また、本発明の熱処理設備においては、前記の搬送ユニットに被処理物移送装置を設け、この被処理物移送装置により、被処理物を前記の加熱室及び冷却室と前記の受渡し室との間で移送させ、また被処理物を前記の受渡し室と保温室との間で移送させるようにすることができる。
本発明における熱処理設備においては、加熱室において加熱された被処理物を前記の冷却室に搬送させる搬送ユニットにおいて、加熱室及び冷却室との間で被処理物を受け渡しする受渡し室に対して、加熱室において加熱された被処理物を所定の温度で保温させる保温室を搬送ユニットの移動方向に連結させるようにしたため、加熱室や冷却室と対面する受渡し室の対面側と反対側の位置に保温室を設けた場合に比べて、この搬送ユニットの移動方向と交差する方向における搬送ユニットの長さが短くなり、搬送ユニットを加熱室と冷却室との間で移動させるための移動用のスペースを小さくして、熱処理設備の面積を小さくすることができる。
本発明の一実施形態に係る熱処理設備において、搬送ユニットを移動させる片側に、複数の加熱室と冷却室を直線状に配列させた状態を示した概略平面図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、搬送ユニットにおける受渡し室の開閉扉を開けて、被処理物を受渡し室内に搬入させた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、被処理物が搬入された受渡し室の開閉扉を閉じて、搬送ユニットを適当な加熱室の位置に導いた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、搬送ユニットを加熱室に向けてスライドさせて、受渡し室を連結部により加熱室に連結させた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、受渡し室の開閉扉と加熱室の開閉扉とを開けて、受渡し室内における被処理物を、連結部を通して加熱室内に搬入させた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、被処理物を加熱室内に搬入させた状態で、受渡し室の開閉扉と加熱室の開閉扉とを閉じて、搬送ユニットを加熱室から離れる方向にスライドさせた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、搬送ユニットを被処理物が加熱処理された加熱室の位置に導き、搬送ユニットを加熱室に向けてスライドさせて、受渡し室を連結部により加熱室に連結させた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、受渡し室の開閉扉と加熱室の開閉扉とを開けて、加熱室内において加熱処理された被処理物を、連結部を通して受渡し室内に搬入させた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、受渡し室と保温室との間の開閉扉を開け、加熱処理されて受渡し室内に搬入された被処理物を、受渡し室から保温室内に搬入させた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、加熱処理された被処理物を保温室内に搬入させた状態で、各開閉扉を閉じて、搬送ユニットを加熱室から離れる方向にスライドさせた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、加熱処理された被処理物を保温室内において所定の温度で保温させた状態で、搬送ユニットを冷却室の位置に移動させ、この搬送ユニットを冷却室に向けてスライドさせて、受渡し室を連結部により冷却室に連結させた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、受渡し室と保温室との間の開閉扉を開け、所定の温度で保温させた被処理物を保温室から受渡し室内に搬入させた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、受渡し室の開閉扉と冷却室の開閉扉とを開けて、受渡し室内に搬入された所定の温度の被処理物を、連結部を通して冷却室内に搬入させた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、被処理物を冷却室内に搬入させた状態で、各開閉扉とを閉じて、搬送ユニットを冷却室から離れる方向にスライドさせた状態を示した概略断面説明図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、移動される搬送ユニットの両側に加熱室を配置させた変更例を示した概略平面図である。 上記の実施形態に係る熱処理設備において、搬送ユニットにおける保温室を、受渡し室に対して搬送ユニットの移動方向両側に連結させた変更例を示した概略平面図である。
以下、本発明の実施形態に係る熱処理設備を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る熱処理設備は下記の実施形態に示したものに限定されず、発明の要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施できるものである。
この実施形態に係る熱処理設備においては、図1に示すように、被処理物Wを非酸化雰囲気下で加熱させる複数(図に示す例では3つ)の加熱室10を直線状に配列させると共に、このように配列された加熱室10の片側に加熱された被処理物Wを冷却させる冷却室20を設けている。
そして、前記の加熱室10において加熱された被処理物Wを前記の冷却室20に搬送させる搬送ユニット30を、前記の加熱室10及び冷却室20の配列方向に沿って設けられた走行レールLの上を走行させるようにしている。
ここで、前記の搬送ユニット30においては、前記の加熱室10及び前記の冷却室20との間で被処理物Wを受け渡しする受渡し室31を設けると共に、この受渡し室31における搬送ユニット30の移動方向片側に、加熱された被処理物Wを所定の温度で保温させる保温室32を連結させている。なお、前記の保温室32において、加熱された被処理物Wを所定の温度で保温させるにあたっては、この保温室32に加熱装置(図示せず)を設けるようにしている。
また、前記の加熱室10においては、前記の搬送ユニット30における受渡し室31との間で被処理物Wを受け渡す開口部に密封式の開閉扉11を設け、この開閉扉11を閉じた状態で、加熱室10内を減圧装置(図示せず)により減圧させて、加熱室10内を非酸化雰囲気下にした状態で、搬送ユニット30における受渡し室31から被処理物Wをこの加熱室10内に搬入させ、この加熱室10に設けられた加熱装置(図示せず)により搬入された被処理物Wを加熱させるようにしている。
また、前記の冷却室20においては、前記の搬送ユニット30における受渡し室31との間で被処理物Wを受け渡す開口部に密封式の開閉扉21を設け、この開閉扉21を閉じた状態で、冷却室20内を減圧装置(図示せず)により減圧させて、冷却室20内を非酸化雰囲気下にした状態で、搬送ユニット30における受渡し室31から加熱された被処理物Wをこの冷却室20内に搬入させ、この冷却室20において冷却させるようにしている。なお、被処理物Wを冷却室20において冷却させるにあたっては、例えば、冷却室20に油冷漕(図示せず)を設け、加熱された被処理物Wを油冷させて、被処理物Wを焼入れさせるようにすることができる。また、被処理物Wを冷却させる方法は、油冷に限られず、水冷やガス冷却など、どのような方法であってもよい。
また、前記の搬送ユニット30においては、前記の加熱室10や冷却室20と対面する受渡し室31の部分に、この受渡し室31を加熱室10や冷却室20と密封状態で連結させる連結部33を設けると共に、連結部33が設けられた受渡し室31の開口部に密封式の開閉扉34を設け、またこの受渡し室31と連結された前記の保温室32との間の開口部にも密封式の開閉扉35を設けている。
そして、前記の連結部33を加熱室10や冷却室20に連結させるにあたり、この実施形態においては、前記の受渡し室31が前記の加熱室10や冷却室20と対面する位置において、前記の搬送ユニット30全体を加熱室10や冷却室20に向けてスライドさせて、前記の連結部33を加熱室10や冷却室20に連結させるようにしている。
また、この実施形態においては、前記の搬送ユニット30に被処理物移送装置40を設け、この被処理物移送装置40により、被処理物Wを受渡し室31と前記の加熱室10や冷却室20との間で移送させ、また被処理物Wを受渡し室31と前記の保温室32との間で移送させるようにしている。
ここで、この実施形態においては、前記の被処理物移送装置40として、前記の受渡し室31に移送用台車41を設けると共に、この移送用台車41を水平方向において回転させる回転プレート42を設け、この回転プレート42を受渡し室31の外部に設けられた回転装置43により回転させて、移送用台車41を前記の連結部33に向かう方向と前記の保温室32に向かう方向とに切り替えるようにしている。なお、回転装置43は、回転プレート42を回転させることができるものであればどのようなものであってもよい。
そして、前記の回転装置43により回転プレート42を介して移送用台車41を回転させ、この移送用台車41を、前記の連結部33を通して受渡し室31と前記の加熱室10や冷却室20との間で移動させて、被処理物Wを受渡し室31と前記の加熱室10や冷却室20との間で移送させるようにすると共に、この移送用台車41を受渡し室31と保温室32との間で移動させて、被処理物Wを受渡し室31と保温室32との間で移送させるようにしている。なお、移送用台車41は、被処理物Wを移動できるものであればよい。例えば、図示していないが、テレスコピックのような伸縮式且つ上下動可能なフォークを受渡し室31に設け、このフォークを伸縮及び上下動させて、被処理物Wを、受渡し室31と、後述する被処理物Wを供給する位置P、加熱室10、冷却室20、保温室32との間で移送させるようにすることもできる。
ここで、この実施形態に係る熱処理設備において、被処理物Wを非酸化雰囲気下において熱処理して浸炭処理等を行う場合には、図2に示すように、前記の搬送ユニット30を、被処理物Wが供給される位置Pに移動させ、前記の受渡し室31における連結部33側の開閉扉34を開け、前記の移送用台車41を、矢印で示すように、受渡し室31と被処理物Wが供給される位置Pとの間で移動させて、被処理物Wをこの移送用台車41により受渡し室31内に搬入させる。なお、図面において、前記の各開閉扉11,21,34,35が閉じている場合には、各開閉扉11,21,34,35をハッチングして示している。
そして、このように被処理物Wを受渡し室31内に搬入させた後、前記の連結部33側の開閉扉34を閉じ、この状態で、図3に示すように、搬送ユニット30を走行レールLに沿って移動させて適当な加熱室10の位置に導くと共に、この受渡し室31内を減圧装置(図示せず)により減圧させ、受渡し室31内を加熱室10内と同様の非酸化雰囲気にする。
次いで、図4に示すように、搬送ユニット30全体を、矢印で示すように、加熱室10に向けてスライドさせて、前記の連結部33を加熱室10に連結させ、この状態で、受渡し室31と加熱室10との連結部分を減圧装置(図示せず)により減圧させて、この連結部分の空間Sを前記の加熱室10内や受渡し室31内と同様の非酸化雰囲気にする。なお、連結部33は前記のように加熱室10に密封状態で連結され、連結部分の空間Sは、非酸化雰囲気が維持されるようにしている。
この状態で、図5に示すように、前記の連結部33により連結された加熱室10における開閉扉11と、受渡し室31における連結部33側の開閉扉34とを開け、前記の移送用台車41を受渡し室31と加熱室10との間で移動させて、被処理物Wを加熱室10内に搬入させる。
その後、図6に示すように、連結部33により連結された加熱室10における開閉扉11を閉じて、加熱室10内に搬入された被処理物Wを加熱処理(例えば、真空浸炭処理)させるようにすると共に、前記の受渡し室31における連結部33側の開閉扉34とを閉じて、前記の連結部分の空間Sを大気圧に戻した後、前記の搬送ユニット30全体を加熱室10から離れる方向にスライドさせるようにする。
そして、必要に応じて、前記の搬送ユニット30を被処理物Wが供給される位置Pと各加熱室10との間を走行させて、前記のような操作を繰り返して行い、複数の加熱室10内に被処理物Wを搬入させ、各加熱室10内において、被処理物Wを非酸化雰囲気下で加熱処理させる。
また、このように被処理物Wを加熱室10内において加熱処理した後、この被処理物Wを前記の冷却室20において冷却させるにあたっては、図7に示すように、前記の搬送ユニット30を、被処理物Wが加熱処理された加熱室10の位置に導き、被処理物Wを加熱室10内に搬入させる場合と同様に、受渡し室31内を加熱室10内と同様の非酸化雰囲気にした状態で、搬送ユニット30全体を加熱室10に向けてスライドさせて、前記の連結部33を加熱室10に連結させ、受渡し室31と加熱室10との連結部分の空間Sを減圧させて、この連結部分を前記の加熱室10内や受渡し室31内と同様の非酸化雰囲気にする。なお、この場合、前記の保温室32内も減圧装置(図示せず)により減圧させて、加熱室10内や受渡し室31内と同様の非酸化雰囲気になるようにしている。
そして、図8に示すように、前記の連結部33により連結された加熱室10における開閉扉11と、受渡し室31における連結部33側の開閉扉34とを開けて、前記の移送用台車41を受渡し室31と加熱室10との間で移動させ、加熱室10内において加熱処理された被処理物Wを受渡し室31内に搬入させる。また、図9に示すように、受渡し室31と前記の保温室32との間の開閉扉35を開ける一方、前記の受渡し室31における連結部33側の開閉扉34を閉じた状態で、前記の回転装置43により回転プレート42を介して、前記のように被処理物Wを受渡し室31内に搬入させた移送用台車41を受渡し室31から保温室32に向かう方向に回転させ、この移送用台車41を受渡し室31と保温室32との間で移動させて、加熱処理された被処理物Wを受渡し室31から保温室32内に搬入させるようにする。
次いで、このように加熱処理された被処理物Wを保温室32内に搬入させた状態で、前記の連結部分の空間Sを大気圧に戻した後、図10に示すように、前記の受渡し室31と保温室32との間の開閉扉35を閉じて、前記の搬送ユニット30全体を加熱室10から離れる方向にスライドさせる。
そして、前記の保温室32内において被処理物Wを所定の温度で保温させた状態で、前記の搬送ユニット30を走行レールLに沿って前記の冷却室20の位置に移動させ、図11に示すように、この搬送ユニット30全体を冷却室20に向けてスライドさせて、前記の連結部33を冷却室20に連結させ、受渡し室31と冷却室20との連結部分の空間Sを減圧させて、この連結部分を受渡し室31内や前記の冷却室20内と同様の非酸化雰囲気にする。なお、このように搬送ユニット30を冷却室20の位置に移動させて、前記の連結部33を冷却室20に連結させる間、被処理物Wは、保温室32内において所定の温度に保温されて、温度が低下するのが防止される。
次いで、図12に示すように、前記の受渡し室31と保温室32との間の開閉扉35を開け、前記の移送用台車41を受渡し室31と保温室32との間で移動させて、保温室32内において所定の温度に保温された被処理物Wを受渡し室31内に搬入させる。そして、図13に示すように、受渡し室31と保温室32との間の開閉扉35を閉じる一方、前記の受渡し室31における連結部33側の開閉扉34と、この連結部33に連結された冷却室20における開閉扉21とを開けると共に、前記の回転装置43により回転プレート42を介して、前記のように被処理物Wを受渡し室31内に搬入させた移送用台車41を受渡し室31から冷却室20に向かう方向に回転させ、この移送用台車41を受渡し室31と冷却室20との間で移動させて、所定の温度に保温された被処理物Wを受渡し室31から冷却室20内に移送させるようにする。
なお、前記のように受渡し室31と保温室32との間の開閉扉35を開閉させて、前記の移送用台車41により、保温室32内において所定の温度に保温された被処理物Wを受渡し室31内に搬入させ、また回転装置43により、被処理物Wを受渡し室31内に搬入させた移送用台車41を受渡し室31から冷却室20に向かう方向に回転させる操作を、前記の連結部33を冷却室20に連結させて、受渡し室31と冷却室20との連結部分の空間Sを減圧させて非酸化雰囲気にする段階で行うようにすることもできる。このようにすると、保温室32内において所定の温度に保温された被処理物Wを、冷却室20に導くまでの時間を短縮することができて、生産性が向上する。
その後、図14に示すように、連結部33により連結された冷却室20における開閉扉21を閉じ、冷却室20内に搬入された被処理物Wを油冷漕(図示せず)等において急冷させて、被処理物Wを焼入れさせるようにする一方、前記の受渡し室31における連結部33側の開閉扉34を閉じて、前記の連結部分の空間Sを大気圧に戻した後、前記の搬送ユニット30全体を冷却室20から離れる方向にスライドさせるようにする。
そして、他の加熱室10内において被処理物Wが加熱処理された場合にも、搬送ユニット30を被処理物Wが加熱処理された加熱室10と冷却室20との間を走行させて、前記のような操作を行い、各加熱室10内において加熱処理された被処理物Wを、前記のように搬送ユニット30により順々に冷却室20に搬入させて冷却させるようにする。
ここで、この実施形態においては、前記のように搬送ユニット30における保温室32を、加熱室10や冷却室20との間で被処理物Wを受け渡しする受渡し室31に対して搬送ユニット30の移動方向(走行レールLに沿った方向)に連結させて設けているため、保温室32が加熱室10や冷却室20と反対側に突出するということがなく、搬送ユニット30を、加熱室10と冷却室20との間を移動させるための移動用のスペースを小さくすることができる。
なお、この実施形態においては、走行レールLに沿って移動される搬送ユニット30の片側に、複数の加熱室10を直線状に配列させるようにしたが、図15に示すように、走行レールLに沿って移動される搬送ユニット30の両側に加熱室10を配置させるようにすることもできる。このように移動される搬送ユニット30の両側に加熱室10を配置させた場合、搬送ユニット30の受渡し室31と、両側の加熱室10との間において被処理物Wを受け渡しするため、受渡し室31を加熱室10に密封状態で連結させる連結部33と、連結部33が設けられた受渡し室31の開口部を開閉させる密封式の開閉扉34とを、両側の加熱室10と対面する受渡し室31の両側に設けるようにする。
そして、このように加熱室10を移動される搬送ユニット30の両側に配置させるようにした場合、搬送ユニット30の移動方向の距離を短くして、数多くの加熱室10を配置させることができ、数多くの加熱室10を配置させる場合にも、熱処理設備の長さを短くすることができる。また、図示していないが、走行レールLに沿って移動される搬送ユニット30の両側に冷却室20配置させるようにすることもできる。
また、この実施形態においては、搬送ユニット30における保温室32を、前記の受渡し室31に対して搬送ユニット30の移動方向片側に連結させるようにしただけであるが、図16に示すように、搬送ユニット30における保温室32を、前記の受渡し室31に対して搬送ユニット30の移動方向両側に連結させ、両側の保温室32において、加熱処理された被処理物Wを所定の温度で保温させるようにすることもできる。
また、この実施形態においては、被処理物移送装置40として、前記のように被処理物Wを移送させる移送用台車41を設けると共に、この移送用台車41を水平方向において回転させる回転プレート42を設け、この回転プレート42を回転装置43により回転させるようにしたが、被処理物移送装置40はこのようなものに限定されない。図示していないが、例えば、搬送ユニット30における受渡し室31及び保温室32と、加熱室10と冷却室20とにそれぞれ被処理物Wを移送させるコロ部材を設け、プッシャーにより被処理物Wをコロ部材に沿って移動させて、被処理物Wを受渡し室31と加熱室10や冷却室20との間、被処理物Wを受渡し室31と前記の保温室32との間で移送させるように等、様々な方法を採用することができる。
また、この実施形態においては、前記の搬送ユニット30において、連結部33が設けられた受渡し室31の開口部に密封式の開閉扉34を設けるようにしたが、この開閉扉34を設けないようにすることもできる。但し、この開閉扉34をなくした場合、受渡し室31を連結部33により加熱室10や冷却室20に連結させて被処理物Wを移送させる際に、予め、受渡し室31を減圧させて非酸化雰囲気にすることができないため、受渡し室31を連結部33により加熱室10や冷却室20に連結させた状態で、この広い受渡し室31を連結部分の空間Sと一緒に減圧させて非酸化雰囲気にすることが必要になり、非酸化雰囲気にするのに時間を要するようになる。
10 加熱室
11 開閉扉
20 冷却室
21 開閉扉
30 搬送ユニット
31 受渡し室
32 保温室
33 連結部
34,35 開閉扉
40 被処理物移送装置
41 移送用台車
42 回転プレート
43 回転装置
L 走行レール
P 被処理物を供給する位置
S 連結部分の空間
W 被処理材
また、本発明の熱処理設備においては、前記の搬送ユニットに、被処理物を前記の加熱室及び冷却室と前記の受渡し室との間、及び被処理物を前記の受渡し室と保温室との間で移送させる被処理物移送装置として、移送用台車と、移送用台車を前記の受渡し室内において水平方向に回転させる回転手段とを設け、前記の回転手段により、移送用台車を受渡し室内において水平方向に回転させ、前記の移送用台車を、前記の受渡し室と前記の加熱室又は冷却室との間で移動させて、被処理物を受渡し室と前記の加熱室又は冷却室との間で移送させると共に、前記の移送用台車を受渡し室と保温室との間で移動させて、被処理物を受渡し室と保温室との間で移送させるようにすることができる。
本発明においては、上記のような課題を解決するため、被処理物を加熱させる加熱室と、加熱された被処理物を冷却させる冷却室とが分離して設けられると共に、前記の加熱室と冷却室との間を移動して、加熱室において加熱された被処理物を前記の冷却室に搬送させる搬送ユニットが設けられた熱処理設備において、前記の搬送ユニットに、前記の加熱室及び前記の冷却室との間で被処理物を受け渡しする受渡し室と、前記の加熱室において加熱された被処理物を所定の温度で保温させる保温室とを設け、この保温室を前記の受渡し室に対して搬送ユニットの移動方向の少なくとも片側に連結させると共に、前記の搬送ユニットに、被処理物を前記の加熱室及び冷却室と前記の受渡し室との間、及び被処理物を前記の受渡し室と保温室との間で移送させる被処理物移送装置として、移送用台車と、移送用台車を前記の受渡し室内において水平方向に回転させる回転手段とを設け、前記の回転手段により、移送用台車を受渡し室内において水平方向に回転させ、前記の移送用台車を、前記の受渡し室と前記の加熱室又は冷却室との間で移動させて、被処理物を受渡し室と前記の加熱室又は冷却室との間で移送させると共に、前記の移送用台車を受渡し室と保温室との間で移動させて、被処理物を受渡し室と保温室との間で移送させるようにした。
また、この実施形態においては、被処理物移送装置40として、前記のように被処理物Wを移送させる移送用台車41を設けると共に、この移送用台車41を水平方向において回転させる回転プレート42を設け、この回転プレート42を回転装置43により回転させるようにしたが、被処理物移送装置40はこのようなものに限定されない。

Claims (6)

  1. 被処理物を加熱させる加熱室と、加熱された被処理物を冷却させる冷却室とが分離して設けられると共に、前記の加熱室と冷却室との間を移動して、加熱室において加熱された被処理物を前記の冷却室に搬送させる搬送ユニットが設けられた熱処理設備において、前記の搬送ユニットに、前記の加熱室及び前記の冷却室との間で被処理物を受け渡しする受渡し室と、前記の加熱室において加熱された被処理物を所定の温度で保温させる保温室とを設け、この保温室を前記の受渡し室に対して搬送ユニットの移動方向の少なくとも片側に連結させたことを特徴とする熱処理設備。
  2. 請求項1に記載の熱処理設備において、前記の搬送ユニットにおける保温室を、前記の受渡し室に対して搬送ユニットの移動方向の両側に連結させたことを特徴とする熱処理設備。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の熱処理設備において、前記の加熱室を複数設けるにあたり、前記のように移動する搬送ユニットの移動方向に対して、加熱室をその両側に配置させたことを特徴とする熱処理設備。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の熱処理設備において、前記の搬送ユニットにおける受渡し室を、前記の加熱室及び冷却室に密封状態で連結させる連結部を設け、この連結部を前記の加熱室に連結させ、加熱室において非酸化雰囲気下で加熱された被処理物を、非酸化雰囲気下で前記の連結部から前記の受渡し室を経由して前記の保温室に導く一方、前記の連結部を前記の冷却室に連結させ、前記の保温室において非酸化雰囲気下で所定の温度に保温された被処理物を、非酸化雰囲気下で前記の受渡し室を経由して前記の連結部から冷却室に導くことを特徴とする熱処理設備。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の熱処理設備において、前記の加熱室と冷却室とにそれぞれ密封式の開閉扉を設け、前記の搬送ユニットの受渡し室との間で被処理物を受け渡す際に、それぞれ前記の開閉扉を開閉させるようにすると共に、前記の搬送ユニットにおける受渡し室と保温室との間に密封式の開閉扉を設け、受渡し室と保温室との間で被処理物を移動させる際に、この開閉扉を開閉させることを特徴とする熱処理設備。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の熱処理設備において、前記の搬送ユニットに被処理物移送装置を設け、この被処理物移送装置により、被処理物を前記の加熱室及び冷却室と前記の受渡し室との間で移送させ、また被処理物を前記の受渡し室と保温室との間で移送させることを特徴とする熱処理設備。
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