JP2015205719A - 液体用紙容器 - Google Patents

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亮 廣瀬
俊一 塩川
Shunichi Shiokawa
俊一 塩川
匡 野間田
Tadashi Nomada
匡 野間田
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Abstract

【課題】使用後の空容器を廃棄するときなどに、手で容易にトップシール部を開口でき、簡単に解体して減容化し、廃棄することができ、焼却しても環境にやさしい液体用紙容器を提供する。【解決手段】外面側から、外側熱可塑性樹脂層1、紙層2、接着樹脂層3、バリア層4、内側熱可塑性樹脂層6が順次積層された積層体100を製函してなる液体用紙容器であって、外側熱可塑性樹脂層と接着樹脂層が、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂からなり、内側熱可塑性樹脂層が、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂に対して、低結晶性ゴム成分を、10〜60重量%添加された、混合樹脂からなっている。【選択図】図1

Description

本発明は、液体用紙容器に関するものである。
プラスチックは化学製品の主幹産業であり、日常生活の多くの場面で利用されてきている。種々あるプラスチック材料の中で、ポリエチレンは製膜加工性、ヒートシール性、耐衝撃性、柔軟性等に優れた材料であり、食品・トイレタリー製品など様々な包装容器に幅広く用いられている。
近年、地球温暖化防止ならびに枯渇資源である石油使用量低減の意識の高まりにより、従来の石油由来プラスチック材料からカーボンニュ―トラルな植物由来プラスチック材料への置き換えが検討されている。製品中の植物由来プラスチックの重量比率が25%以上の基準を満たしている場合、日本バイオプラスチック協会よりバイオマスプラマークの使用が許可される。
植物由来ポリエチレン樹脂は、2011年にBraskem社によって直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)と高密度ポリエチレン(HDPE)のグレードが製造・販売開始されている。該植物由来LLDPEは、C4−LLDPEもしくはC6−LLDPEと表記される炭素数4もしくは6のα−オレフィンを側鎖に有するものである。該植物由来LLDPE及び植物由来HDPEを用いて、従来の石油由来ポリエチレンからの置き換えが検討されている(特許文献1〜4参照)。
一方、食品や非食品の液体内容物に使用される液体用紙容器は、果汁飲料、ジュース、お茶、コーヒー、乳飲料、スープ等の液体飲料、日本酒、焼酎等の酒類に広く用いられている。この液体用紙容器は、紙層と紙層の内面に熱可塑性樹脂によるシーラント層が設けられた積層材料からなり、紙層とシーラント層の間にアルミ箔やアルミ蒸着フィルム、ないしは、無機酸化物蒸着フィルムなどのバリア性のある層を設けたものなどがある。
近年、環境保全の問題から使用後の空容器の分別収集や、廃棄物の減容化が行われるより、廃棄の際に空容器を解体することが行われている。また、切妻屋根形の屋根板に、外付けの口栓を設けたものは、口栓が簡単に外れないように強固に溶着しているため、この口栓を分離するには、トップシール部を開口してハサミ等で口栓の周りを切って分離する意外には難しかった。
しかしながら、前述した従来の液体用紙容器は、使用後の空容器を解体するときに、トップシール部の熱融着による封鎖が強固であるため、手でトップシール部を開口して容器を解体することが難しいことがあった。
これは、液体用紙容器のトップシール部は、折り曲がった積層体が突き当たった状態でシールするため隙間が生じ易いので、液体用紙容器の裏面の熱融着層には、溶融時の流動性の良いポリエチレン樹脂が用いられ、高い温度と強い押圧でシールして、隙間を埋めて完全密封するようにしてある。このようなことから、シール強度を強くなっているためである。シール強度を弱くするために、シールする温度を下げたり、押圧を弱くしたりすると、密封が不完全になり、液漏れが生じてしまう危険性がある。
そこで、表面に少なくとも表面樹脂層を有し、裏面に少なくともガスバリア層とシーラント層を有する、紙を基材とする積層体で、表面樹脂層とシーラント層の一方、または、
両方に用いる樹脂を、ポリオレフィン系樹脂に低結晶性ゴム成分をブレンドしたものにした紙容器用積層体、およびこれを用いた液体用紙容器がある(特許文献5)。
公知文献を以下に示す。
特開2012−167172号公報 特開2013−91259号公報 特開2013−136689号公報 特開2013−151623号公報 特開2012−86857号公報
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、使用後の空容器を廃棄するときなどに、手で容易にトップシール部を開口でき、簡単に解体して減容化し、廃棄することができ、焼却しても環境にやさしい液体用紙容器を提供することを課題とする。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、請求項1の発明は、外面側から、外側熱可塑性樹脂層、紙層、接着樹脂層、バリア層、内側熱可塑性樹脂層が順次積層された積層体を製函してなる液体用紙容器であって、
前記外側熱可塑性樹脂層と前記接着樹脂層が、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂からなり、前記内側熱可塑性樹脂層が、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂に対して、低結晶性ゴム成分を、10〜60重量%添加された、混合樹脂からなっていることを特徴とする液体用紙容器である。
本発明の請求項2の発明は、前記結晶性ゴム成分が、ポリブテン−1、ポリ(エチレン−ブテン)、ポリ(プロピレン−ブテン)のいずれか1種、あるいは、2種以上の混合物であることを特徴とする請求項1に記載の液体用紙容である。
本発明の請求項3の発明は、前記外側熱可塑性樹脂層どうしが熱シールされる部分に剥離ニスが塗布されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体用紙容器である。
本発明の液体用紙容器は、使用後の空容器を廃棄するときなどに、手で容易に頂部のシール部を開口でき、簡単に解体して減容化し、廃棄することができ、焼却しても環境にやさしい。
また、口栓が取り付けられている液体用紙容器においては、口栓が容器の内側にシールされて取り付けられた内付け口栓であれば、内側熱可塑性樹脂層とのシールであるので、取り外すことが可能である。
本発明の液体用紙容器の一例に用いる積層体を模式的に断面で示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の一例を模式的に斜視で示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の一例のブランクを模式的に示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の形状の他の例を模式的に示した説明図である。(A)頂部が平屋根型の液体用紙容器である。(B)頂部が片屋根型の液体用紙容器である。 本発明の液体用紙容器の一例のトップシール部を開口する様子を模式的に平面で示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の一例の取り付けられた口栓の部分を模式的に断面で示した説明図である。
以下、本発明を実施するための形態につき説明する。
図1は、本発明の液体用紙容器の一例に用いる積層体を模式的に断面で示した説明図である。図2は、本発明の液体用紙容器の一例を模式的に斜視で示した説明図である。図3は、本発明の液体用紙容器の一例のブランクを模式的に示した説明図である。図4は、本発明の液体用紙容器の形状の他の例を模式的に示した説明図である。(A)頂部が平屋根型の液体用紙容器である。(B)頂部が片屋根型の液体用紙容器である。
本例の液体用紙容器101は、図2の斜視図に示すように、頂部が屋根型になっている液体用紙容器である。液体用紙容器101を製函するのに用いる積層体100は、図1の断面図のように、液体用紙容器の外面側から、外側熱可塑性樹脂層1、紙層2、接着樹脂層3、バリア層4、接着層5、内側熱可塑性樹脂層6が、順次積層されている。また、必要に応じて、外側熱可塑性樹脂層1の外面に印刷層を設けてもよい。
本例の液体用紙容器に用いる積層体100を構成する外側熱可塑性樹脂層1には、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂が用いられている。植物由来とは、植物を発酵させて得られたアルコールを原料として合成され、植物由来の炭素を含むことを意味し、このアルコールからエチレンを合成して、さらに重合して低密度バイオマスポリエチレン樹脂が得られる。
低密度バイオマスポリエチレン樹脂には、必要に応じて、酸化防止剤、粘着付与剤、充填剤、各種フィラーなどの各種添加剤を添加してもよい。そして、低密度バイオマスポリエチレン樹脂の密度は、0.910×10kg/m〜0.930×10kg/mであることが好ましい。尚、本発明において、密度はJIS−K7112に準拠して測定される値である。
低密度バイオマスポリエチレン樹脂のメルトフローレート(190℃/2.16kg)は0.5g/10min以上、30g/10min以下であることが好ましい。尚、メルトフローレート(MFR)は、JIS K 7210に準拠して測定される値である。外側熱可塑性樹脂層1の厚みは20μm〜100μmが好ましい。
紙層2としては、通常、ミルクカートン原紙等の板紙が用いられる。坪量と密度は容器の容量やデザインにより適宜選定されるが、通常は坪量200〜500g/mの範囲で密度0.6×10kg/m〜1.1×10kg/mの紙が好適に用いられる。
接着樹脂層3にも、外側熱可塑性樹脂層1と同様に、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂が用いられている。厚みは10μmから60μmの範囲が通常用いられる。10μm未満では十分な接着強度が得られない。
バリア層4には、基材フィルムにアルミニウム箔などの金属箔が積層された積層フィルム、あるいは、基材フィルムにアルミニウム、スズなどの金属や、シリカ、アルミナなどの金属酸化物を蒸着した蒸着フィルムが用いられる。
バリア層4に用いる基材フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、ポリプロピレンなどの樹脂フィルムが用いられる。特にポリエチレンテレフタレートの樹脂フィルムが好ましく用いられる。また、2軸延伸した樹脂フィルムが、貼り合わせ加工や、蒸着加工時に、伸縮が少ないので好ましく用いられる。
アルミニウム箔の厚さは、5〜15μmが好ましく、また、蒸着層の厚みは、5〜100nmが好ましい。また、基材フィルムは、6〜25μmの厚さのものが好ましく用いられる。アルミニウム箔や、蒸着層は、積層するとき、接着樹脂層3側にしても、反対側にしてもよい。
接着層5は、押し出し樹脂層であってもよいし、また、ラミネート用接着剤層であってもよい。押し出し樹脂としては、接着樹脂層3と同様に、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂を用いることができる。厚みは10μmから30μmの範囲が通常用いられる。また、ラミネート用接着剤としては、ウレタン系2液硬化型のドライラミネート用接着剤(無溶剤型接着剤を含む)を用いることができる。乾燥塗布量は、0.5〜5.0g/mが好ましい。
内側熱可塑性樹脂層6は、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂に、低結晶性ゴム成分を、低密度バイオマスポリエチレン樹脂の重量に対する比率で10〜60重量%添加した混合樹脂からなっている。
結晶性ゴム成分としては、ポリブテン−1、ポリ(エチレン−ブテン)、ポリ(プロピレン−ブテン)のいずれか1種、あるいは、これらを2種または3種混合して、用いることができる。
添加率が10重量%より少ないとシール強度が強くなり、イージーピール性が得られない。また、60重量%より多くなると良好な海島構造が得られず、安定したイージーピール性が得られない。また、内側熱可塑性樹脂層6の厚さとしては、30〜100μmが好ましい。
内側熱可塑性樹脂層6に、低結晶性ゴム成分を、添加してあるので、使用後の空容器を廃棄するときなどに、手で容易に頂部のシール部を開口でき、簡単に解体して減容化し廃棄することができる。
必要に応じて外側熱可塑性樹脂層1の外面に設けられる印刷層は、周知のインキを用いてグラビア印刷やオフセット印刷等の方法で施すことの出来る、絵柄や商品情報などを含む層である。インキの密着を良くするために通常は外側熱可塑性樹脂層1の外面にコロナ処理等の易接着処理を行う。
以上、本例の液体用紙容器に用いる積層体100について説明したが、本発明に係る液体用紙容器に用いる積層体は、液体用紙容器としての用途を考慮し、液体用紙容器として要求される剛性や耐久性などを向上する目的で、上記の構成に、他の層を介在させた構成であってもよい。
以下、本例の液体用紙容器に用いる積層体100の製造方法について説明する。
まず、バリア層4と内側熱可塑性樹脂層6とを、接着層5を介して積層して内装フィルムを作成する。
紙層2を用意し、紙層2の片面に接着樹脂層3をTダイから押し出して設け、内装フィ
ルムのバリア層4が設けられた面を接着樹脂層3の溶融樹脂面に圧着して、積層し、続いて、紙層2の反対面に外側熱可塑性樹脂層1をTダイから押し出して設けて本例の液体用紙容器に用いる積層体100を製造する。
バリア層4と接着樹脂層3との接着を強くするために、バリア層4にコロナ処理、オゾン処理、アンカー剤塗布などを行ってもよい。
外側熱可塑性樹脂層1の外面に印刷層を設ける場合は、外側熱可塑性樹脂層1の面にコロナ処理を行う。コロナ処理は、外側熱可塑性樹脂層1をTダイから押し出して設けた直後に、行うことが好ましい。この後、印刷機で外側熱可塑性樹脂層1のコロナ処理面に印刷層を設けることができる。
以下、本例の液体用紙容器101の形状などについて説明する。
図2に示す本例の液体用紙容器101を製函するには、積層体100を、折罫を押圧して設けると同時に打ち抜いて、図3のような、本例の液体用紙容器101用のブランク102を作成する。このブランク102を折罫に沿って折曲げ、組み立てて必要な部分を加熱融着することによって本例の液体用紙容器101が製造される。
本例の液体用紙容器101は、図2のように、正面板22、右側面板23とそれぞれに対向した反対側に、背面板24、左側面板21の四枚の面板が順次設けられた四角筒状の胴部20と、胴部20の上方の開口端部に形成された上面が傾斜した切妻屋根型の頂部10と、胴部20の下方の開口端部に形成された底部30とからなっている。
頂部10には、正面板22、背面板24の上方にそれぞれ連設された一組の屋根板11、11が設けられ、左側面板21、右側面板23の上方にはそれぞれに連設された三角形状の折り込み片12、12が設けられ、折り込み片12、12に連設されると共に、屋根板11,11に連設された一対の折り返し片13、13、13、13、が設けられている。
折り込み片12、12が内方に折り込まれていて、一対の折り返し片13、13、13、13が、折り込み片12、12との境界で外側に折り返されて、折り返し片13、13、13、13が連設している屋根板11、11を傾斜させ、傾斜した屋根板11、11の裏面に折り返し片13、13、13、13の裏面が対向している。
屋根板11、11と折り返し片13、13、13、13の上方にトップシール部14が形成され閉鎖されている。また、正面板22の上方の屋根板11には、内容物を注ぎ出せるように口栓15が設けられている。
図3は、本発明の液体用紙容器の一例に用いるブランクを模式的に示した説明図である。尚、図で一点鎖線での表記は折罫をしめす。
液体用紙容器101のブランク102は、図3に示すように、胴部20を形成する、左側面板21、正面板22、右側面板23、背面板24の四枚の四角形状の面板が順次設けられ、左側面板21の左側端縁には、貼着板25が設けられている。貼着板25は頂部10から底部3まで、それぞれ延設されている。
胴部20の上方の頂部10には、正面板22、背面板24の上方に長方形状の屋根板11、11がそれぞれ連設されていて、正面板22の上方の屋根板11には、口栓15に連通して内容物を注ぎ出すための、口栓孔16が設けられている。
左側面板21、右側面板23の上方には、三角形状の折り込み片12、12がそれぞれ連設されている。左側面板21、右側面板23から折り込み片12、12の三角形の頂点までの長さは、正面板22、背面板24の横幅の半分より長く、折りこんだときに、屋根板11、11が平面にならず、傾斜した切妻屋根型になるように形成されている。
三角形状の折り込み片12、12の上の2辺には、折り返し片13、13、13、13が連設されていて、折り返し片13、13、13、13は、それぞれ、屋根板11、11に接続するようになっている。更に、屋根板11、11と折り返し片13、13、13、13の上方には、トップシール部14が設けられている。
屋根板11、11の上方のトップシール部14の高さは、折り返し片13、13、13、13の上方のトップシール部14の高さより高く形成されていて、製函したときにその高い部分では、屋根板11、11の上方のトップシール部14どうしが直接シールされるようになっている。
尚、折り返し片13、13、13、13の上方のトップシール部14は、外側熱可塑性樹脂層1どうしが熱シールされるので、あらかじめこの部分に剥離ニスを塗布して、シール強度を落とし、使用後の空容器を廃棄するときなどに、解体しやすくする。
胴部20の下方の底部3は、頂部10と類似の形状をしていて、正面板22、背面板24の下方に底板31、31がそれぞれ連設されていて、左側面板21、右側面板23の下方には、三角形状の底部折り込み片32、32が三角形の頂点を下にして、それぞれ連設されている。
左側面板21、右側面板23から底部折り込み片32、32の逆三角形の頂点までの長さは、正面板22、背面板24の横幅の半分と略等しく、折りこんだときに、底板31、31が略平面になるように形成されている。
三角形状の底部折り込み片32、32の下の2辺には、底部折り返し片33、33、33、33が連設されていて、底部折り返し片33、33、33、33は、それぞれ、底板31、31あるいは貼着板25に接続している。更に、底板31、31と底部折り返し片33、33、33、33の下方には、ボトムシール部34が設けられている。
このブランク102を用いて、液体用紙容器101を成形するには、左側面板21と正面板22の間の境界、及び、右側面板23と背面板24の間の境界を山折りする。このとき、境界の延長上の頂部10、底部3における境界も同時に山折りする。
そして、貼着板25の表側を、背面板24及び背面板24の上下に位置する頂部10と底部3の裏側にシールさせる。尚、あらかじめ貼着板25の端縁部は、紙層2が内容物に触れないように、端面保護をおこなうことが望ましい。
端面保護の方法は、内層の熱可塑性樹脂層を残して、板紙などの外層側を削り取って、削り残された内層の熱可塑性樹脂層側を外層側に折り返すスカイブヘミング法や、エッジプロテープを端面が覆われるように貼る方法など、いずれの方法でも構わない。
貼着板25をシールさせたら、正面板22と右側面板23の間の境界およびその延長線状の境界を山折りし、背面板24に貼着している貼着板25と左側面板21の間の境界およびその延長線状の境界を山折りし、左側面板21、正面板22、右側面板23、背面板24の四枚の面板からなる四角筒状の胴部20を形成する。
次に、底部3を成形する。まず、底部折り込み片32、32を左側面板21、右側面板23の境界で内方に折り込み、底部折り返し片33、33、33、33を底部折り込み片32、32との境界で外側に折り返し、底板31、31を正面板22、背面板24の境界で山折りして、底部折り返し片33、33、33、33の裏面をそれぞれ底板31、31の裏面に対向して接触するようにし、ボトムシール部34をシールして、底部3を形成する。
胴部20と底部30が形成された液体用紙容器101の口栓孔16に口栓15を溶着し、内容物を充填する。続いて、折り込み片12、12を左側面板21、右側面板23の境界で内方に折り込み、折り返し片13、13、13、13を折り込み片12、12との境界で外側に折り返し、屋根板11、11を正面板22、背面板24の境界で山折りして、折り返し片13、13、13、13の裏面をそれぞれ屋根板11、11の裏面に対向して接触するようにし、トップシール部14をシールして、頂部10を形成して、内容物が充填された、図3のような、頂部が切り妻屋根型の本例の液体用紙容器101が完成する。
図4(A)は、本発明の液体用紙容器の形状の他の例で、頂部が平らな平屋根型の液体用紙容器である。この液体用紙容器は、頂部10を底部30と同じように、左側面板21、右側面板23から折り込み片12、12の三角形の頂点までの長さを、正面板22、背面板24の横幅の半分と略等しく、折りこんだときに、屋根板11、11が略平面になるように形成されている。
図4(B)は、さらに、本発明の液体用紙容器の形状の他の例で、頂部が、片側だけが傾斜し反対側が平らな片屋根型の液体用紙容器である。左側面板21と右側面板23の上辺を前下がりに斜めに形成して、正面板22側の屋根板11が前下がりになるように、また、背面板24の屋根板11が平らになるようにし、トップシール部14を背面板24側に倒した液体用紙容器である。これらの、平屋根型の液体用紙容器と片屋根型の液体用紙容器は、妻屋根型の液体用紙容器101と同様にして作ることができる。
内容物がなくなった液体用紙容器101の空容器は、廃棄物の減容化や、分別収集などのために、トップシール部14を開口して解体する。トップシール部14の開口、解体の方法について以下に述べる。
図5は、本発明の液体用紙容器の一例のトップシール部を開口する様子を模式的に平面で示した説明図である。
図5(A)の液体用紙容器101の頂部を、まず、液体用紙容器101の左側面板21あるいは右側面板23の上方の左右の折り返し片13、13を開くようにして、左右の折り返し片13、13の上方のトップシール部14、及び、屋根板11、11の上方のトップシール部14の上部を剥がす。
このとき、外側熱可塑性樹脂層1どうしがシールされている折り返し片13、13の上方のトップシール部14には、外側熱可塑性樹脂層1の表面に剥離ニスが塗布されているので、容易に剥がすことができ、また、内側熱可塑性樹脂層6どうしがシールされている屋根板11、11の上方のトップシール部14の上部は、内側熱可塑性樹脂層6が、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂に対して、低結晶性ゴム成分を、10〜60重量%添加された、混合樹脂からなっているので、容易に剥が剥がすことができる。このため、手で剥離することができる。
続いて、残りの左側面板21あるいは右側面板23の上方の折り返し片13、13を同
様にして開く。これにより、図5(B)のように、屋根板11の上方のトップシール部14と、折り込み片12に連設された折り返し片13、13の上方のトップシール部14とが、シールされた状態で、トップシール部14がX字型に開く。
次に、図5(B)のX字型の左上に当たる背面板24の上方の屋根板11と左側面板21の上方の折り返し片13とを挟んで片方の手で持ち、X字型の右下に当たる正面板22の上方の屋根板11と右側面板23の上方の折り返し片13とを挟んで他方の手で持って引っ張る。
このようにすると、折り返し片13の上方のトップシール部14の内側熱可塑性樹脂層6と、屋根板11、11の上方のトップシール部14の内側熱可塑性樹脂層6とがシールされていて、内側熱可塑性樹脂層6が前述のように混合樹脂からなっているので、容易に開口することができ、図5(C)のように、トップシール部14のX字型の右上から左下に向かうシール部が剥がれる。
さらに、X字型の左下に当たる正面板22の上方の屋根板11と左側面板21の上方の折り返し片13とを挟んで片方の手で持ち、X字型の右上に当たる背面板24の上方の屋根板11と右側面板23の上方の折り返し片13とを挟んで他方の手で持って引っ張ると、内側熱可塑性樹脂層6が前述のように混合樹脂からなっているので、同様に開口することができ、図5(D)のように、トップシール部14のX字型の左上から右下に向かうシール部が剥がれる。以上のようにして、トップシール部14を開口することができる。
図6は、本発明の液体用紙容器の一例の取り付けられた口栓の部分を模式的に断面で示した説明図である。
トップシール部14を開口した液体用紙容器101には、図6のように、口栓15が付いたままである。口栓15はキャップ17とスパウト18からなり、スパウト18の下端には、外側に平坦に延びるフランジ部19が一体に設けられ、スパウト18は、ポリエチレンで成形されていて、内側熱可塑性樹脂層6と溶着可能である。液体用紙容器101の口栓孔16に内側からキャップ17とスパウト18が挿し込まれ、フランジ部19の上面が、液体用紙容器101を構成する積層体100の最内層の内側熱可塑性樹脂層6と溶着されている。
内側熱可塑性樹脂層6は、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂に対して、低結晶性ゴム成分を、10〜60重量%添加された、易剥離性を有する混合樹脂からなっていて、ポリエチレンのスパウトに溶着されているので、フランジ部19を内側熱可塑性樹脂層6より剥離して、口栓15を液体用紙容器101から剥がすことができる。
このように、液体用紙容器101のトップシール部14を開口して、口栓15を液体用紙容器101から、剥がすことができる。そのため、口栓15を分離して、廃棄することができる。また、トップシール部14が開口されているので、切り開いて平坦にすることにより減容化して、空の液体用紙容器101を廃棄することができる。
以上、切妻屋根型の液体用紙容器101について説明したが、前述の平屋根型の液体用紙容器や片屋根型の液体用紙容器でも、同様にして、開口、解体することができる。
以上のように、本発明の液体用紙容器は、使用後の空容器を廃棄するときなどに、手で容易にトップシール部を開口でき、簡単に解体して減容化し、廃棄することができる。また、基材の紙層2が植物由来であり、外側熱可塑性樹脂層1、接着樹脂層3、内側熱可塑性樹脂層6が、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂、あるいは、植物由来の低
密度バイオマスポリエチレン樹脂をベースとした混合樹脂であるので、いずれも植物由来であり、焼却しても環境にやさしい。
以下に、本発明の具体的実施例について説明する。
<実施例1>
バリア層4のシリカ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム12μmの蒸着面と、内側熱可塑性樹脂層6を、接着層5の2液硬化型ウレタン系接着剤を用いて、ドライラミネートによって積層して内装フィルムを作成した。
内側熱可塑性樹脂層6には、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂(SPB681:ブラスケム社製)を70重量部に、低結晶性ゴム成分としてポリブテン−1(メルトフローレート1.8g/10min(190℃/2.16kg)、密度0.915×10kg/m、三井化学社製)を30重量部添加し、低密度バイオマスポリエチレン樹脂の重量に対して、低結晶性ゴム成分が約43重量%の混合樹脂を用い、あらかじめ、Tダイより押し出し製膜して、フィルム化して用いた。
用いた低密度バイオポリエチレン樹脂は、密度が、0.922×10kg/mで、メルトフローレート(190℃/2.16kg)が、3.8g/10minのものを用いた。
紙層2として、板紙(坪量400g/m)を用意し、紙層2の片面に接着樹脂層3の植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂をTダイから押し出して30μmの厚さで設け、内装フィルムのバリア層4のポリエチレンテレフタレート面を接着樹脂層3の溶融樹脂面に圧着して積層し、続いて、紙層2の反対面に外側熱可塑性樹脂層1の低密度バイオマスポリエチレン樹脂をTダイから押し出して厚さ20μmで設けて、図1のような、液体用紙容器に用いる積層体100を製造した。用いた低密度バイオマスポリエチレン樹脂は、内側熱可塑性樹脂層6に用いたものと同じである。
また、外側熱可塑性樹脂層1の積層時、積層直後に外側熱可塑性樹脂層1の外面にコロナ処理行った。そして、印刷機で、外側熱可塑性樹脂層1のコロナ処理面に絵柄となる印刷層と剥離ニス層を設けた。
剥離ニスとしては、アクリル樹脂等の合成樹脂ワニスにシリコーンオイル等の撥液剤を少量添加したものを用い、外側熱可塑性樹脂層1どうしがシールされる折り返し片13、13の上方のトップシール部14に剥離ニス層を設けた。
この積層体100を、図3のようなブランクにし、製函し、胴部20の各面板の幅がそれぞれ85mmで容量2リットルの図2のような、実施例1の液体用紙容器を作成した。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例1>
外側熱可塑性樹脂層1、接着樹脂層3、内側熱可塑性樹脂層6に用いた低密度バイオマスポリエチレン樹脂を、石油から合成した低密度ポリエチレン(ミラソン(登録商標)11P:三井・デュポンポリケミカル製)に変えた(内側熱可塑性樹脂層6のポリブテン−1は同比率で添加した)以外は、実施例1と同様にして、比較例1の液体用紙容器を作成した。
<比較例2>
内側熱可塑性樹脂層6の樹脂として、ポリブテン−1を添加しない低密度バイオマスポリエチレン樹脂を用いた以外は、実施例1と同様にして、比較例2の液体用紙容器を作成した。
<試験方法>
実施例と比較例について、下記の方法で試験し、比較評価した。
<開口強度>
実施例と比較例の液体用紙容器を、図5(B)のように、それぞれ、トップシール部14をX字型に開き、X字の対向する2つの端を、引張試験機の2つのつかみでそれぞれ掴んで、つかみ間の相対移動速度を100mm/minで引っ張り、その強度(単位:N)を開口強度とした。その結果を表1にまとめた。
<官能評価>
実施例と比較例の液体用紙容器のトップシール部14を、それぞれ、前述のトップシール部14の開口の方法に従い、図5(B)、図5(C)、図5(D)の順に、手で開口して、その開口のしやすさを官能で判定した。開口しやすかったものを○とし、開口が困難であったものを×として評価した。その結果を表1にまとめた。
<バイオマス度>
口栓を取り付けない実施例と比較例の液体用紙容器のバイオマス度を測定した。本発明でのバイオマス度は、バイオマス由来(紙および低密度バイオマスポリエチレン樹脂)の炭素質量を全体の炭素質量で割り百分率に換算したものである。
バイオマス度(%)=(バイオマス由来の炭素質量/全炭素質量)×100
この測定は、放射性炭素年代測定法を応用して、加速器質量分析法(AMS法)により、行う。すなわち、全炭素元素中の放射性同位元素14Cの比率を測定して、換算して求める。その結果を表1にまとめた。
Figure 2015205719
以下に、実施例と比較例との比較結果について説明する。
<比較結果>
実施例1の液体用紙容器は、開口強度が30Nで、官能評価は○で、容易に開口することができた。また、バイオマス度は93%あり、高い値になり、手で容易にトップシール部を開口でき、簡単に解体して減容化し、廃棄することができ、焼却しても環境にやさしく温暖化防止に効果があると考えられる。
一方、比較例1の液体用紙容器は、開口強度が30Nで、官能評価が○であったが、バイオマス度が77%で、実施例と比較するとかなり低い。ただし、石油由来の樹脂で作ったプラスチック成形容器では、0%であるのでそれと比べれば、液体用紙容器は紙を基材として用いているので、この分だけバイオマス度が高くなっている。
比較例2の液体用紙容器は、バイオマス度は比較例1と同等以上であったが、開口強度が90Nもあり、官能評価は×で、開口が困難であった。
100・・・積層体
101・・・液体用紙容器
102・・・ブランク
1・・・外側熱可塑性樹脂層
2・・・紙層
3・・・接着樹脂層
4・・・バリア層
5・・・接着層
6・・・内側熱可塑性樹脂層
10・・・頂部
11、11・・・屋根板
12、12・・・折り込み片
13、13、13、13・・・折り返し片
14・・・トップシール部
15・・・口栓
16・・・口栓孔
17・・・キャップ
18・・・スパウト
19・・・フランジ部
20・・・胴部
21・・・左側面板
22・・・正面板
23・・・右側面板
24・・・背面板
25・・・貼着板
30・・・底部
31、31・・・底板
32、32・・・底部折り込み片
33、33、33、33・・・底部折り返し片
34・・・ボトムシール部

Claims (3)

  1. 外面側から、外側熱可塑性樹脂層、紙層、接着樹脂層、バリア層、内側熱可塑性樹脂層が順次積層された積層体を製函してなる液体用紙容器であって、
    前記外側熱可塑性樹脂層と前記接着樹脂層が、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂からなり、前記内側熱可塑性樹脂層が、植物由来の低密度バイオマスポリエチレン樹脂に対して、低結晶性ゴム成分を、10〜60重量%添加された、混合樹脂からなっていることを特徴とする液体用紙容器。
  2. 前記結晶性ゴム成分が、ポリブテン−1、ポリ(エチレン−ブテン)、ポリ(プロピレン−ブテン)のいずれか1種、あるいは、2種以上の混合物であることを特徴とする請求項1に記載の液体用紙容器。
  3. 前記外側熱可塑性樹脂層どうしが熱シールされる部分に剥離ニスが塗布されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体用紙容器。
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