JP2015204848A - 植物栽培設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】植物栽培設備1では、室内に、上下方向に複数段の栽培棚11を設置した多段式栽培棚10が平面に複数並べられ、多段式栽培棚10の間の空間を、交互に、空気調整された空気が下部から流れ込み上方に移動する、上部が閉じられたコールドアイル20aと、コールドアイル20aから多段式栽培棚10を通過して流れ込んだ空気が上方へ移動し、上部に設けた排気口5aから排気されるホットアイル20bとして構成する。
【選択図】図1
Description
特に、多くの植物を栽培する場合では、栽培空間は大きくなり、照明装置も多くなる。供給された空気は、排気されるまでの間に照明の発熱の影響を受ける時間や経路が長いほど温度が上昇するため、このような場合では温度の不均一性は顕著になる。
また、第1の空間では空気が下部から流れ込むとともに第2の空間では空気が上部で排気されるようにすると、栽培棚の照明の熱を奪い高温となった空気が上方に移動しやすいことから、第1の空間の下部から第2の空間の上部へと効率よく空気を移動させることができる。
また、多段式栽培棚の下部を、第1の空間へ空気を供給する給気チャンバーとして構成することで、設備内の省スペース化を図ることができる。
さらに、上下に伸縮可能な吊りカーテンを用いて、第1の空間の、多段式栽培棚が設けられた箇所以外の側部を閉じることで、空気が多段式栽培棚以外の側部から排出されたり、あるいは側部から高温で粉塵を多く含んだ周囲の空気が流入することもなくなるので、空気環境の制御が容易になる。また、設備としても簡易で低コストである。さらに、多段式栽培棚の高さが異なる場合でも、これに合わせて側部を閉じることができる。
まず、図1、図2を参照して、本実施形態の植物栽培設備1について説明する。
隣り合う多段式栽培棚10の間の空間は、交互に、下部から流れ込んだ、多段式栽培棚10を通過する前の空気が上方へと流れるコールドアイル20a(第1の空間)、コールドアイル20aから多段式栽培棚10を通過して流れ込んだ空気が上方へ流れ排気されるホットアイル20b(第2の空間)として構成される。
なお、照明装置33は栽培棚11に対して上下移動可能に設けられていてもよく、これにより、植物の生育状況に合わせて上下させ植物体30の位置での照度を調整することができる。また、照明装置33を低い位置にして近接照射することにより植物体30の位置で照度を上昇させることができるので、照度上昇のための電力消費を低減できる。
垂直カーテン17aは、多段式栽培棚10の長手方向に沿って設けられ、その下端部が、多段式栽培棚10の上面のコールドアイル20a側の側部に達する。垂直カーテン17aは、多段式栽培棚10の高さに合わせて、下端部が多段式栽培棚10の上面に達するように伸縮される。多段式栽培棚10の上面は、照明装置33等に電力を供給するためのケーブル(不図示)を配置するケーブル配置空間として用いることもできる。
また、垂直カーテン17bは、コールドアイル20aの長手方向の端部で、多段式栽培棚10の間を塞ぐように設けられ、図2に示すように、下端部が床部3に達する。
これにより、コールドアイル20aの側部は、多段式栽培棚10の側面にあたる箇所を除いて、垂直カーテン17a、17bにより閉じられる。
照明装置33の熱を奪ってホットアイル20bへ流れ込んだ空気は、上方へ移動しホットアイル20bの天井部5に設けた排気口5aから排出される。
給気、排気の位置も前述したものに限ることはなく、例えば、コールドアイル20aでの給気は、給気チャンバー13や天井部5の吹出口以外に、例えば床下に給気チャンバーを設け、床部3に設けた吹出口から空調空気の吹き出しを行ってもよい。ホットアイル20aでの排気についても、天井部5の排気口5aや床部3の排気口から行う以外に、例えば多段式栽培棚10の間の側部から行うこともできる。
また、多段式栽培棚10の最下部を、コールドアイル20aへ空気を供給する給気チャンバー13として構成することで、設備内の省スペース化を図ることができる。
さらに、上下に伸縮可能な垂直カーテン17a、17bを用いて、コールドアイル20aの、多段式栽培棚10が設けられた箇所以外の側部を閉じることで、空気が多段式栽培棚10以外の側部から排出されたり、あるいは側部から高温で粉塵を多く含んだ周囲の空気が流入することもなく、空気環境の制御が容易になる。また、上下に伸縮可能な吊りカーテンを用いるので、多段式栽培棚10の高さに合わせて調節しコールドアイル20aの空間を閉じることができ、設備としても簡易で低コストである。
5………天井部
5a………排気口
10………多段式栽培棚
11………栽培棚
13………給気チャンバー
17a、17b………垂直カーテン
20a………コールドアイル
20b………ホットアイル
40………開閉扉
Claims (2)
- 上下方向に複数段の栽培棚を設置してなる多段式栽培棚が、平面に複数並べられ、
前記多段式栽培棚の間の空間が、交互に、
空気調整された空気が流れ込む第1の空間と、
前記第1の空間から前記多段式栽培棚を通過して流れ込んだ空気が排気される第2の空間として構成され、
前記多段式栽培棚の最下段かつ床上に給気チャンバーが設けられ、前記給気チャンバーから、前記第1の空間側に空気調整された空気が吹き出されることを特徴とする植物栽培設備。 - 上下方向に複数段の栽培棚を設置してなる多段式栽培棚が、平面に複数並べられ、
前記多段式栽培棚の間の空間が、交互に、
空気調整された空気が流れ込む第1の空間と、
前記第1の空間から前記多段式栽培棚を通過して流れ込んだ空気が排気される第2の空間として構成され、
前記第1の空間の、前記多段式栽培棚が設けられた箇所以外の側部が、上下に伸縮可能な吊りカーテンを用いて閉じられ、
前記吊りカーテンは、下端部が床部に達する吊りカーテンと、下端部が前記多段式栽培棚の上面に達する吊りカーテンを含むことを特徴とする植物栽培設備。
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2015
- 2015-08-21 JP JP2015163378A patent/JP5952476B2/ja active Active
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JP2023142398A (ja) * | 2022-03-25 | 2023-10-05 | 株式会社ファームシップ | 栽培設備 |
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