JP6056929B1 - 栽培装置および栽培方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調装置の設置台数が少なくても各育苗棚に空気を均一に循環させ、各育苗棚の環境を均一とすることができる栽培装置と、この栽培装置を用いた栽培方法を提供する。【解決手段】閉鎖空間を構成する建物構造物1と、該建物構造物内の天井部に設置された空調装置9と、該建物構造物1に配置された、前面が開放している多段棚式植物育成装置3〜8とを有した栽培装置において、栽培装置の平面視において、前記空調装置の吸気口は、多段棚式植物育成装置3〜8の前面より前側に位置し、前記空調装置の吹出口9fは、該前面よりも後側にあることを特徴とする栽培装置。【選択図】図2

Description

本発明は、育苗装置等の植物栽培装置と、この栽培装置を用いた植物栽培方法に関する。
従来、果菜類や葉菜類などの栽培方法として、植物工場による栽培が広く普及している。これらの植物工場の栽培は、均一な栽培を可能とすることが特徴の一つであり、均一な栽培を行うために、様々な方法が行われている。たとえば、特開2006−294595号公報には、照明装置と反射板を使用し、照明を均等に照射する方法が開示されている。しかしながら、閉鎖空間における栽培において、均一な苗の栽培を行うためには、照明条件を均等にすることも重要であるが、環境温度を均一にすることも重要であり、環境温度を均一にするという点では、十分なものではなかった。
これを改善する方法として、たとえば国際公開WO2004/026023号公報及び特開2014−233231号公報には、多数の空調装置を使用し、閉鎖空間内のいずれの育苗棚への空気循環路を均一とし、各棚における環境を均一にする方法が開示されている。この方法により、各育苗棚の環境を均一に保つことが可能となるが、空調装置が多数必要となり、それぞれの空調装置を制御することが複雑であったり、設備費用が高価になるという問題があった。
特開2006−294595号公報 国際公開WO2004/026023号公報 特開2014−233231号公報
本発明は、空調装置の設置台数が少なくても各育苗棚に空気を均一に循環させ、各育苗棚の環境を均一とすることができる栽培装置と、この栽培装置を用いた栽培方法を提供することを目的とする。
本発明の栽培装置は、閉鎖空間を構成する建物構造物と、該建物構造物内の天井部に設置された空調装置と、該建物構造物に配置された、前面が開放している育成モジュールとを有し、前記育成モジュールは、育苗棚を上下方向に多段に配置して育苗空間を形成したものである栽培装置において、栽培装置の平面視において、前記空調装置の吸気口は、育成モジュールの前面より前側に位置し、前記空調装置の吹出口は、該前面又はそれよりも後側にあることを特徴とするものである。
本発明の栽培方法は、この栽培装置を用いて植物を栽培するものである。
本発明の一態様では、前記育成モジュールは、照明装置を有し、すべての前記空調装置の合計の冷房能力(Wb)とすべての前記照明装置の合計の消費電力(Wa)との比Wb/Waが1以上5以下である。
本発明の一態様では、前記育成モジュールの複数個を開放前面が同方向を向くように配列した二つの列を、前記開放前面が互いに対向するように配置し、二つの列の間の天井部に前記空調装置を配置する。
本発明では、空調装置の吹出口の位置を育成モジュールの前面よりも後方とし、吸気口を育成モジュールの前面よりも前方としたことで、育成モジュールを通過して温められた空気と空調装置で冷やされた空気は、混合された状態で、育成モジュールの前側に流れ込むことができる。これにより、育成モジュールの前面に流れ込む空気は、均一な温度の空気となり、各育成モジュール内に取り込まれることとなる。
また、育成モジュールは、複数個を開放前面が同方向を向くように配列した二つの列を、開放前面が互いに対向するように配置し、二つの列の間の天井部に前記空調装置を配置することが好ましい。こうすることにより、育成モジュールを通過して温められた空気と空調装置で冷やされた空気が混合された状態で、育成モジュールの前側に流れ込むことができ、この混合された空気を開放前面が互いに対向する育成モジュールに均等な状態で取り込みやすくなる。
実施の形態に係る栽培装置の水平断面図である。 図1の栽培装置の縦線断面図である。 実施の形態に係る多段棚式植物育成装置の正面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 実施の形態に係る多段棚式植物育成装置のトレイの平面図である。 図5のトレイの斜視図である。 図5のVII−VII線断面図である。 人工照明器の底面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 別の実施の形態に係る多段棚式植物育成装置のトレイの断面図である。 実施の形態に係る栽培装置の縦断面図である。
本発明の一つの態様では、栽培装置は、閉鎖空間内の環境を調整する少なくとも1つの空調装置と、前面が解放している育成モジュールを有する。前記育成モジュールは、育苗棚を上下方向に多段に配置して育苗空間を形成する。この空調装置の吸気口は、栽培装置の平面視において、育成モジュールの前面より前側に位置する。また、空調装置の吹出口は、該前面又はそれよりも後側にある。
図1〜10を参照して、かかる栽培装置の好ましい形態を説明する。図1,2の通り、断熱性壁面で囲まれた完全遮光性とされた閉鎖型建物構造物1の部屋内に、箱形の複数個(図示の例では6個)の多段棚式植物育成装置(育成モジュール)3〜8が設置されている。部屋1は平面視形状が長方形であり、一方の短手方向壁面1iにドア2が設けられている。なお、図1(a),(b)はそれぞれ図2(a)のIa−Ia線、Ib−Ib線に沿う断面を示しており、図2(a),(b)は図1(a)のIIa−IIa線、IIb−IIb線断面を示している。
この形態では、3個の多段棚式植物育成装置3〜5をそれらの開放前面が同方向を向くように配列して1列とし、3個の多段棚式植物育成装置6〜8もそれらの開放前面が同方向を向くように配列して1列とし、開放前面が互いに対向するように二つの列を部屋内に配置している。なお、以下、多段棚式植物育成装置3〜5及び6〜8の列の延在方向(部屋の長手方向)をY方向といい、部屋の短手方向(多段棚式植物育成装置3〜5と多段棚式植物育成装置6〜8とが対面する方向)をX方向と言うことがある。これら二つの列の多段棚式植物育成装置3〜5及び6〜8間に、一人または複数の作業者が作業できる程度のスペースAを設けてある。部屋の長手方向壁面1j,1kと各多段棚式植物育成装置3〜8の背面との間に、50〜500mm程度の幅のスペースBを設けて、多段棚式植物育成装置3〜8を通過した空気の通路を形成する。
多段棚式植物育成装置3〜5,6〜8の列の一端側は、ドア2と反対側の建物壁面1hに当接している。多段棚式植物育成装置3〜5,6〜8の列の他端側は、ドア2側の壁面1iから若干離反している。
なお、前述するドア2側の壁面1iの離反スペースから、温められた空気がスペースAに流れてくる場合は、この流れを抑制するための制御板を適切な場所に設けることもできる。
部屋に出入りするためのドア2の内側にエアーカーテンを設置すると、作業者が出入りする際に外気が入らないようにできるので好ましい。
この実施の形態では、植物育成装置は育苗装置である。多段棚式植物育成装置3〜8は、図3,4に示すように、それぞれ台座3c、左右の側面パネル3a、背面の背面パネル3b及び天頂部のトップパネル3eを有し、前面は開放した箱形構造体を備えている。この箱形構造体の内部に、複数の育苗棚12が上下方向に一定間隔で多段に配置されている。
各多段棚式植物育成装置3〜8の高さは、作業者が作業できる程度の高さである2000mm程度とし、育苗棚12の幅は、数十から数百個のセル(小鉢)を格子状に配列させた樹脂製のセルトレイを複数枚並べて載置できるとともに、各棚12の上側スペースの温度・湿度を一定に調節できる幅、例えば1000mm〜2000mm程度とし、育苗棚12の奥行きは500mm〜1000mmとするのが好ましい。各育苗棚12には複数枚のセルトレイ40(図1参照)がほぼ水平に載置されている。セルトレイ1枚の寸法は、一般的には幅が300mm、長さが600mm程度である。
最下段の育苗棚12は、台座3cに載置されている。台座3cに設けたアジャスター(図示略)によって育苗棚12の水平度を調整できるよう構成されている。
各育苗棚12には、後述する潅水装置30が設けられている。
下から2段目以上の各育苗棚12及びトップパネル3eの下面には、人工照明器13が設置され、各人工照明器13の直下の育苗棚12のセルトレイ40で生育する植物に光を照射するよう構成されている。この実施の形態では、最上部以外の人工照明器13は後述の潅水トレイ31の下面に取り付けられている。
人工照明器13の発光体としては蛍光灯、LED等が好ましいが、この実施の形態では光源として直管状の蛍光灯が用いられている。
この人工照明器13の構成の詳細を図8,9に示す。なお、図8は人工照明器13の底面図、図9は図8のIX−IX線断面図である。この人工照明器13は、ボックス13aの下面に複数対(この実施の形態では6対)のソケット13bを取り付け、蛍光灯13cの両端をソケット13b,13bに装着したものである。ボックス13aの下面にスイッチ13sが設置されている。
ボックス13aは、天板13d及び底板13eを有した箱状体であり、底板13eは蛍光灯13cの光を反射する反射板を兼ねている。このボックス13a内に、安定器、インバータ、定電流回路、定電圧回路、電流制限抵抗等の電気回路部材13fを内蔵した電源ユニット13gが設置されている。この実施の形態では、3個の電源ユニット13gが蛍光灯13c同士の間、すなわち1列目と2列目の蛍光灯13cの間、3列目と4列目の蛍光灯13cの間及び5列目と6列目の蛍光灯13cの間に配置されている。各電源ユニット13gはボックス13aの底板13eに取り付けられている。各電源ユニット13gとボックス13aの天板13dとの間には3〜30mm程度の隙間があいている。この人工照明器13にあっては、電源ユニット13gで発生する熱は、底板13eに伝わり、該底板13eから放散される。即ち、人工照明器13の下側の育苗スペースを流れる空気に伝達される。なお、蛍光灯13cからの熱もこの空気の流れに伝達される。
電源ユニット13gとボックス天板13dとの間には隙間があいているため、電源ユニット13gから天板13dに伝わる熱は著しく少ない。そのため、潅水トレイ31上を流れる養液、およびセルトレイ40に植えられた植物の根圏部が人工照明器13の熱で温められることが防止される。
図4の通り、各育苗棚12同士の間、及び最上段の育苗棚12と天板パネル3eとの間のスペース(育苗スペース)の後方の背面パネル3bに通気口が設けられ、各通気口にそれぞれ空気ファン15が取り付けられている。
なお、このように各育苗スペースの背面側にそれぞれ空気ファン15を設けることにより、育苗スペースにおける気流が均一になり好ましい。
部屋の上部には、部屋内の空気を調温調湿し、設定条件に調温調湿した空気を循環させる機能を備えた空調装置9が設置されている。この空調装置9は、熱交換器を有した空調装置本体(エアコン)9Aと、この空調装置本体9Aの下面に取付けられた風向制御板10とを有する。空調装置本体9Aのコンプレッサは建物構造物1外に設置されている。
この実施の形態では、空調装置本体9Aは、部屋の平面視において、部屋の中心の上部に位置している。空調装置本体9Aの取込口9aは空調装置本体9Aの下面に設けられており、風向制御板10には、取込口9aと重なる位置に開口10aが設けられている。
前記空調装置本体9Aは、建物構造物の天井1tに取り付けられ、その側面が部屋内に露呈した構造となっている。空調装置本体9Aの4個の側面にそれぞれ空気の吐出口9bが設けられている。
前記風向制御板10は、開口10aの周囲部分が空調装置本体9Aの取込口9aの周囲に重なっている。開口10aは取込口9aと同一大きさか、又はそれよりも大きい。
風向制御板10は、吊具(図示略)によって天井1tに支持されている。
風向制御板10のY方向の一端側は壁面1hに当接している。風向制御板10のY方向の他端側は、多段棚式植物育成装置3〜5及び6〜8よりも壁面1i側にまで延在しているが、壁面1iから若干離反している。風向制御板10の該他端側の辺部の全長にわたって、起立板10rが立設されており、この起立板10rの上端が天井1tに当接している。
風向制御板10は、天井1tと多段棚式植物育成装置3〜8の上面との間にまでX方向に延在している。
図2(a)の通り、風向制御板10のX方向の両端は、多段棚式植物育成装置3〜5、多段棚式植物育成装置6〜8のスペースA側の前面の鉛直上方又はそれよりも後方すなわちスペースB側に位置している。風向制御板10のX方向の両端と各多段棚式植物育成装置3〜5,6〜8の前面との水平方向距離Lは0mmであってもよいが、好ましくは30mm以上、さらに好ましくは40mm以上、さらに好ましくは90mm以上、さらに好ましくは140mm以上である。
この実施の形態では、この風向制御板10のX方向の両端と天井1tとの間が空調装置9の吹出口9fとなっている。吹出口9fは、栽培装置の平面視において、多段棚式植物育成装置3〜8の前面と重なってもよいが、好ましくはそれよりも前記距離Lだけ後方に位置している。
この実施の形態では、空調装置本体9Aの取込口9aが空調装置9の吸気口となっている。この吸気口は、栽培装置の平面視において、多段棚式植物育成装置3〜8の前面よりも前方すなわちスペースA側に位置する。
空気ファン15を稼働させることにより、部屋内に図2(a)の矢印で示したような空気の循環流が生じる。すなわち、空調装置9によって調温調湿された空気は、多段棚式植物育成装置3〜8の開放前面側のスペースAより育苗棚12各段の育苗スペース内に吸引され、空気ファン15から背面パネル3bの後方へ排出され、背面パネル3bの後方と建物壁面との間のスペースBを通って上昇し、多段棚式植物育成装置3〜8の上側スペースCを通過し、空調装置9から吹出された空気と混合され調温調湿されたのち、風向制御板10と多段棚式植物育成装置3〜8との間を通って再び多段棚式植物育成装置3〜8の開放前面側のスペースAに吹き出される。
また、風向制御板10と多段棚式植物育成装置3〜8との間を通ってスペースAに流れ込もうとする空気の一部は、開口10aを通り、空調装置本体9Aの取込口9aから吸い込まれ、調温調湿された後、吐出口9bを経て吹出口9fから吹き出される。
図1,2のように、2列の多段棚式植物育成装置3〜5と多段棚式植物育成装置6〜8をそれらの間に作業空間が形成されるように配列した場合には、この作業空間が空気の循環用のスペースAとしても機能し、効果的な循環流が形成される。
循環流が多段棚式植物育成装置3〜8の各育苗スペースを通過する際に、潅水装置、培地、植物などから蒸発した水蒸気や人工照明器13から放出される熱が循環流に同伴され、この循環流を空調装置9によって調温調湿して絶えず循環させることによって、部屋内を植物体生育に最適な温度湿度環境に保つことができる。育苗スペースを流れる空気の流速は、0.1m/sec以上であることが好ましく、0.2m/sec以上であることがより好ましく、0.3m/sec以上が更に好ましい。気流の速度が速すぎると、植物の育成に問題が生じるおそれがあるため、一般的には2.0m/sec以下であることが好ましい。
この実施の形態では、気流を育苗スペースの前面からファン15を経て棚背面側のスペースBへ負圧の状態で流しているが、逆に棚背面側から前面側へ正圧の状態で流してもよい。ただし、前面側から負圧の状態で棚背面側へ流す方が、育苗スペースにおける気流が均一になる。
この実施の形態では、潅水装置(底面潅水装置)30の潅水トレイ31によって各育苗棚12の棚板が構成され、該潅水トレイ31に載置されたセルトレイ40の底面から潅水を行うよう構成されている。この潅水装置30の構成例を図5〜7を参照して説明する。なお、図5は潅水装置の平面図、図6は斜視図、図7は図5のVII−VII線断面図である。
この潅水装置30は、後辺及び左右両側辺に側壁31a、31b、31cが立設された底版31dを有する四角形の潅水トレイ31を備えている。潅水トレイ31の側壁のない前辺には底版31dに連接して排水溝32が設けられており、排水溝32の一端には排水口32aが形成されている。排水溝32と底版31dとは堰34により仕切られ、堰34の両端部の切欠部34aから養液が排水溝32に流出するよう構成されている。また、潅水トレイ31の後辺の側壁31aに沿って、養液を潅水トレイ31内に供給する給水管33が設けられており、給水管33に設けた複数の小孔33aから養液がトレイ31上に供給されるようになっている。
潅水トレイ底版31dの上面に高さ約7mm程度の複数のリブ35が、排水溝32に向って互いに平行に延設されており、これらリブ35の上にセルトレイ40が載置されるようになっている。
この潅水装置30は、図4の通り、潅水トレイ31を多段棚式植物育成装置3〜8の育苗棚12に載置したときに、排水溝32が育成装置3〜8の開放前面から突出する寸法とされている。排水溝32を育成装置の開放前面から突出させることにより、育苗棚12各段に載置した潅水トレイ31の排水溝32の排水口32aから排出される養液を集めて建物構造物1外部へ排出しやすくなる。
潅水装置30の給水管33に設けた小孔33aから養液を連続的に供給すると、養液は堰34によって堰き止められて所定水位まで溜まりプール状態となる。給水管33から養液を供給している間、切欠部34aから養液が少しずつ排水溝32へ流出する。養液供給量と切欠部34aからの流出量を調節することによって、潅水トレイ31内に例えば10〜12mm程度の水位のプール状態が維持されるようにするのが好ましい。リブ35の上に載置されているセルトレイ40の各セル41底面に形成されたセル穴42からセル内の培地へ毛管作用により水が吸い上げられ、短時間ですべてのセル41内の培地が水分飽和状態になる。
この潅水トレイ31の底版31dの下面に人工照明器13が取り付けられている。この実施の形態では、人工照明器13のボックス13aの天板13dが潅水トレイ31の下面に直接に当接しているが、スペーサや断熱材を介在させてもよい。
なお、この潅水装置30では、図7の通り、潅水トレイ31の底版31dの上面を排水溝32の方向へ傾斜させている。これにより、潅水停止時に養液を排水溝32へ短時間で排出させることができる。また、底版31dの上面に傾斜をもたせた場合には、リブ35の高さを変化させてリブの頂部35aが水平となるようにすることにより、リブ35の上に載置したセルトレイ40を水平に保持できる。
図10は、本発明で用いる潅水装置の別例を示すものであり、図5〜図7における部材と同じ部材には、同じ符号を付してある。この潅水装置30′においては、潅水トレイ底版31dにセルトレイ40を載置する際に、潅水トレイ底版31dとセルトレイ40との間にアンダートレイ50を介在させる。このアンダートレイ50は各セル41内に培地を入れたセルトレイ40を支持し得る程度の剛性を備えており、その底壁面には複数の小孔51が形成されているとともに、その裏面には複数の突起52が形成されている。これらの突起52は、セルトレイ40をアンダートレイ50とともに潅水トレイ内に収容するときに、潅水トレイ底版31dとセルトレイ40底面との間に間隙を保持する間隙保持手段として機能する。
図10の潅水装置30′においても、給水管33から養液を供給して所定水位のプール状態となった場合には、アンダートレイ50の小孔51からアンダートレイ50内に養液が導かれ、セルトレイ40の各セル41底面に形成されたセル穴42からセル内の培地へ毛管作用により水が吸い上げられる。
なお、図10においても、潅水トレイ底版31dの下面に人工照明器13が取り付けられている。
潅水トレイ31に載置されるセルトレイ40は、前述したように、数十から数百のセル41を格子状に配列させてトレイ形状に一体化したものであり、セルトレイ1枚の寸法は幅が300mm、長さが600mm前後とされているが、これに限定されない。
苗が光合成で消費する炭酸ガスを人為的に供給するために、図1に示すように、建物構造物1の外部に液化炭酸ガスボンベ16を設置し、炭酸ガス濃度計測装置により計測した部屋内の炭酸ガス濃度が一定濃度となるように、炭酸ガスボンベ16から炭酸ガスを供給する。
この育苗装置を使用して苗を育成することによって、苗の生育に好適な光量、温度、湿度、炭酸ガス、水分などの環境条件を自動的に調節することが可能である。また、各育苗棚の苗は全て同一環境下で生育することができるので、得られた苗質の均一性を高めることができる。
この実施の形態では、空調装置9の吹出口9fは、多段棚式植物育成装置3〜8の前面よりも30mm以上後側にあるので、多段棚式植物育成装置3〜8(育成モジュール)を通過して温められた空気と空調装置9で冷やされた空気が混合された状態で、スペースAに流れ込む。これにより、スペースAに流れ込む空気は、均一な温度の空気となり、各多段棚式植物育成装置3〜8内に取り込まれることとなる。
なお、空調装置9で冷やされた空気が直接スペースAに流れると、部分的に冷たい空気が多段棚式植物育成装置3〜8の前面から取り込まれるため、多段棚式植物育成装置3〜8間で温度のムラが発生してしまい、植物の成長が均一とならない。
また、この実施の形態では、空調装置本体9と風向制御板10とが一体となっているので、ダクト配管等を多く設置する必要がなく好ましい。
この多段棚式植物育成装置では、人工照明器13の熱が反射板を兼ねるボックス底板13eに伝達され、該底板13eから育苗スペースを流れる空気に伝わる。人工照明器13から上側の潅水トレイ31に伝わる熱は著しく少ない。そのため、潅水トレイ31上の養液の温度が所定範囲にコントロールされる。
次に、本発明の栽培装置の別の実施形態について説明する。
この栽培装置は、閉鎖空間内の環境を調整する少なくとも1つの空調装置と、前面が解放している育成モジュールを有する。前記育成モジュールは、育苗棚を上下方向に多段に配置して育苗空間を形成する。前記空調装置の吸気口と吐出口は、栽培装置の平面視において、育成モジュールの前面より前側に位置する。前記空調装置の吐出口と前記育成モジュールの前面の間に、風向制御板を配置する。
図11は、かかる栽培装置の一例を示すものであり、図11(a)は前記図2(a)と同様部分の断面を示し、図11(b)は同(a)のXIb−XIb線断面を示している。
この実施の形態では、空調装置9’は空調装置本体9A’と風向制御板10’とを有する。空調装置本体9A’は、建物構造物1の天井1tの空調装置設置口1sに嵌合するようにして設置されている。空調装置本体9A’は、その下面が天井1t下面よりも若干下方に突出している。
空調装置本体9A’の下面のうち周縁部に空気の吐出口9b’が設けられ、該周縁部よりも内側の下面中央部に空気の取込口9a’が設けられている。
吐出口9b’からは、冷却された空気が空調装置本体9A’から離れる方向(4方向)に吹き出される。
風向制御板10’は天井1tと多段棚式植物育成装置3〜8の上面レベルとの中間のレベルに配置され、吊具によって天井1tに吊支されている。風向制御板10’のうち空調装置本体9A’の取込口9a’の下方位置には、空気が下方から上方へ通り抜けることを許容する開口10a’が設けられている。
なお、吐出口9b’から排出する冷された空気が直接取込口9a’に入り易い場合は、この流れを抑制するための制御板を適切な場所に設けることもできる。
図11(a)の通り、風向制御板10’のX方向の両端は、多段棚式植物育成装置3〜5、多段棚式植物育成装置6〜8のスペースA側の前面の鉛直上方又はそれよりも後方すなわちスペースB側に位置している。風向制御板10’のX方向の両端と各多段棚式植物育成装置3〜5,6〜8の前面との水平方向距離Lの好ましい範囲は前記実施の形態と同様である。
また、風向制御板10’のX方向の両端と、各多段棚式植物育成装置3〜5,6〜8の後面との水平方向距離Mの好ましい範囲も前記実施の形態と同様である。
風向制御板10’にも風向制御板10と同じく起立板10r’が設けられている。図11の栽培装置のその他の構成は図1〜10の栽培装置と同様であり、同一符号は同一部分を示している。
この実施の形態では、この風向制御板10’のX方向の両端と天井1tとの間が空調装置9’の吹出口9f’となっている。吹出口9f’は、栽培装置の平面視において、多段棚式植物育成装置3〜8の前面と重なってもよいが、好ましくはそれよりも前記距離Lだけ後方に位置している。
この実施の形態では、風向制御板10’の開口10a’が空調装置の吸気口となっている。この吸気口は、栽培装置の平面視において、多段棚式植物育成装置3〜8の前面よりも前方すなわちスペースA側に位置する。
かかる構成の栽培装置においても、多段棚式植物育成装置3〜8(育成モジュール)を通過して温められた空気と空調装置で冷やされた空気が混合された状態で、育成モジュールの前側に流れ込むことができる。これにより、育成モジュールの前面に流れ込む空気は、均一な温度の空気となり、各育成モジュール内に取り込まれることとなる。
本発明では、すべての空調装置15の合計の冷房能力(Wb)とすべての照明装置(上記実施の形態では蛍光灯13c)の合計の消費電力(Wa)との比Wb/Waが1以上5以下であることが好ましく、1以上4以下であることがより好ましく、1以上3以下であることが更に好ましく、1以上2以下であることが特に好ましい。Wb/Waを上記の範囲とすることで、閉鎖空間内の環境を適正かつ一定に保つことが可能となり、さらに、空調のオンオフによる環境変化もより少なくすることが可能となる。蛍光灯などの照明装置1本当りの消費電力をWsとし、照明装置の本数をnとし、1基の空調装置の冷房能力をWkとし、空調装置の設置台数をmとした場合、Wb/Waは下記式のAで表わされる。
A=Wb/Wa
=(Wk×m)/(Ws×n)
m:空調装置の台数(基)
n:照明装置の本数(本)
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、部屋の大きさや、多段棚式植物育成装置の設置数は前記以外であってもよい。また、空調装置本体は、中心部以外に設置されてもよい。空調装置本体は2台以上設置されてもよいが、なるべく少数であることが好ましい。
<実施例1>
閉鎖型建物構造物内の完全閉鎖された空間内に5段3棚の育成モジュール(多段棚式植物育成装置)を2基、対面設置した。照明装置として蛍光灯(出力45W)を各棚に6本ずつ、合計180本設置した。空調装置は、冷房能力14kWのものを1台設置した。A値(Wb/Waの値)は1.7である。
育成モジュール間の中心部の天井に空調装置本体9Aを設けると共に、図示の通り風向制御板10を設け、空調装置9の吹出口9fを育成モジュールの前面よりも後側50mmの位置に設け、ホウレンソウの栽培を行った。育成モジュールの各棚に温度計を設置し、各棚で同時に測定された温度のうち、最大の温度と最小の温度の差(以下、最大温度差という。)「ΔT」を算出した。
各棚の最大温度差「ΔT」は、1℃であった。
<実施例2>
空調装置9の吹出口9fを育成モジュールの前面よりも後側150mmの位置に設けたこと以外は、実施例1と同様の条件でホウレンソウの栽培を行った。
各棚の最大温度差「ΔT」は、1.5℃であった。
<実施例3>
空調装置9の吹出口9fを育成モジュールの前面よりも後側450mmの位置に設けたこと以外は、実施例1と同様の条件で、ホウレンソウの栽培を行った。
各棚の最大温度差「ΔT」は、1.8℃であった。
<比較例1>
空調装置9の吹出口9fを育成モジュールの前面よりも前側600mmの位置に設けたこと以外は、実施例1と同様の条件で、ホウレンソウの栽培を行った。
各棚の最大温度差「ΔT」は、4℃であった。
<比較例2>
空調装置9の吹出口9fを育成モジュールの前面よりも前側100mmの位置に設けたこと以外は、実施例1と同様の条件で、栽培を行った。
各棚の最大温度差「ΔT」は、4℃であった。
1 閉鎖型建物構造物
3〜8 多段棚式植物育成装置
3a 側面パネル
3b 背面パネル
3c 台座
3e トップパネル
9,9’ 空調装置
9A,9A’ 空調装置本体
9a,9a’ 取込口
9b,9b’ 吐出口
9f,9f’ 吹出口
10,10’ 風向制御板
10a,10a’ 開口
12 育苗棚
13 人工照明器
13a ボックス
13b ソケット
13c 蛍光灯
13d 天板
13e 底板
13f 電気回路部材
13g 電源ユニット
13s スイッチ
15 空気ファン
16 炭酸ガスボンベ
30,30’ 潅水装置
31 潅水トレイ
31d 底版
32 排水溝
32a 排水口
33 給水管
33a 小孔
34 堰
34a 切欠部
35 リブ
40 セルトレイ
41 セル
42 セル穴
50 アンダートレイ
51 小孔
52 突起

Claims (8)

  1. 閉鎖空間を構成する建物構造物と、
    該建物構造物内の天井部に設置された空調装置と、
    該建物構造物に配置された、前面が開放している育成モジュールと
    を有し、
    前記育成モジュールは、育苗棚を上下方向に多段に配置して育苗空間を形成したものである栽培装置において、
    栽培装置の平面視において、前記空調装置の吸気口は、育成モジュールの前面より前側に位置し、前記空調装置の吹出口は、該前面又はそれよりも後側にあり、
    前記建物構造物内に複数の前記育成モジュールが、それぞれの前面を対峙させて、且つ両者間にスペースAをあけて配置されており、
    前記空調装置は、該スペースAの上方に配置されており、
    各育成モジュールの後面と前記建物構造物の壁面との間にスペースBがあいており、
    空気がスペースAから各育成モジュールを通って該スペースBに流れるように構成されていることを特徴とする栽培装置。
  2. 請求項1において、前記吹出口は前記育成モジュールの前面よりも30mm以上後側に位置することを特徴とする栽培装置。
  3. 請求項1又は2において、前記空調装置は、前記天井部に取り付けられており、空気の取込口及び吐出口と、空気を温調するための温調部とを有した空調装置本体と、
    前記育成モジュールよりも上位に配置され、前記空調装置本体の吐出口から吹き出した空気を前記育成モジュールの上側に案内する風向制御板とを有しており、
    該風向制御板の該育成モジュール側の末端と前記天井部との間が前記空調装置の吹出口となっていることを特徴とする栽培装置。
  4. 請求項3において、前記空調装置本体は、下面に前記取込口を備え、側面に前記吐出口を備えており、
    前記風向制御板は、該取込口と重なる開口を有しており、該風向制御板の該開口の周縁部が該空調装置本体の下面の周縁部に取り付けられており、
    該取込口が前記吸気口となっていることを特徴とする栽培装置。
  5. 請求項3において、前記空調装置本体は、その下面の中央部に前記取込口を備え、下面の周縁部に前記吐出口を備えており、
    前記風向制御板は、該空調装置本体の下面から下方に離隔して配置されており、
    該風向制御板には、前記空調装置本体の取込口の下方位置に開口を有しており、
    該開口が前記吸気口となっていることを特徴とする栽培装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、前記育成モジュールの背面側に少なくとも1つの空気ファンを設けたことを特徴とする栽培装置。
  7. 請求項1ないしのいずれか1項において、前記育成モジュールは、照明装置を有し、
    すべての前記空調装置の合計の冷房能力(Wb)とすべての前記照明装置の合計の消費電力(Wa)との比Wb/Waが1以上5以下であることを特徴とする栽培装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の栽培装置を使用して植物を栽培する栽培方法。
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