JPWO2019044024A1 - 栽培装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の一態様に係る栽培装置は、平面視矩形状の栽培空間を有する栽培室と、上記栽培空間に収容される長方形板状の複数の栽培棚と、上記栽培空間の長手方向の一方側から他方側に空気が流れるよう配設される1又は複数のファンとを備え、上記複数の栽培棚の長手方向と栽培空間の長手方向とが直交する。

Description

本発明は、栽培装置に関する。本出願は、2017年8月31日出願の日本出願第2017−166628号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
栽培環境を人為的に整えて作物を栽培する栽培装置が広く採用されている。この栽培装置は、例えば作物に供給する水分や作物に照射する光の量を調整することで作物を適切に生長させることができる。
この栽培装置では、作物に対する空気の流れを調整することが望まれている。つまり、作物が光合成を行うためには二酸化炭素が必要であるが、作物に対する空気の流れが存在しないと、葉の表面等に付着した酸素によって作物が二酸化炭素を取り入れ難くなる。そのため、この栽培装置では、作物に付着した酸素を取り除くための適切な空気の流れが求められる。
このような空気の流れを形成可能な栽培装置として、例えば「植物栽培装置及び植物栽培システム」(特開2016−136873号公報)が発案されている。
特開2016−136873号公報
本発明の一態様に係る栽培装置は、平面視矩形状の栽培空間を有する栽培室と、上記栽培空間に収容される長方形板状の複数の栽培棚と、上記栽培空間の長手方向の一方側から他方側に空気が流れるよう配設される1又は複数のファンとを備え、上記複数の栽培棚の長手方向と栽培空間の長手方向とが直交する。
本発明の一実施形態に係る栽培装置の栽培空間を示す一部透視した斜視図である。 図1の栽培装置の、栽培室を切断してその内部の栽培空間を示す一部断面側面図である。 図2の栽培装置の、支持体の内部を示すA−A線部分断面図である。 図2の栽培装置の、支持体の内部を示すB−B線部分断面図である。 図1の栽培装置と異なる形態に係る栽培装置の、栽培室を切断してその内部の栽培空間を示す一部断面側面図である。 図5の栽培装置の、支持体の内部を示すC−C線部分断面図である。 図1及び図5の栽培装置とは異なる形態に係る栽培装置の、栽培室を切断してその内部の栽培空間を示す一部断面側面図である。 図7の栽培装置の、支持体の内部を示すD−D線部分断面図である。 図1、図5及び図8の栽培装置とは異なる形態に係る栽培装置の、栽培室を切断してその内部の栽培空間を示す一部断面側面図である。 図1、図5、図8及び図9の栽培装置とは異なる形態に係る栽培装置の、栽培棚の面上における線状光源の配置を示す模式図である。 No.1の栽培装置内部の空気の流速(風速)の分布を示すグラフである。
[本開示が解決しようとする課題]
上記公報に記載の栽培装置は、植物栽培棚において栽培される複数の作物に対してそれぞれ1対1対応で照明装置、熱交換器、ドレン回収供給部及び補助ファンが設けられている。この栽培装置は、作物に対して1対1対応で設けられる補助ファンによって作物に空気を送るものであり、これにより作物に付着した酸素を取り除くことができる。
しかしながら、この栽培装置は、1つの作物に対して1つの補助ファンが必要となるため、補助ファンの配設コストや駆動コストが高くなる。また、この栽培装置は、作物に対して側方から空気を供給し、かつこの空気を作物の上方に対流させるものである。そのため、この栽培装置は、作物の補助ファンが配設される側と反対側の領域に適切に空気を供給することができない場合がある。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、ファンの配設個数を少なくした場合でも、複数の作物に均一に空気を供給可能な栽培装置を提供することを目的とする。
[本開示の効果]
本発明の一態様に係る栽培装置は、ファンの配設個数を少なくした場合でも、複数の作物に均一に空気を供給することができる。
[本願発明の実施形態の説明]
本発明の一態様に係る栽培装置は、平面視矩形状の栽培空間を有する栽培室と、上記栽培空間に収容される長方形板状の複数の栽培棚と、上記栽培空間の長手方向の一方側から他方側に空気が流れるよう配設される1又は複数のファンとを備え、上記複数の栽培棚の長手方向と栽培空間の長手方向とが直交する。
当該栽培装置では、栽培室の栽培空間に対してその長手方向に空気を送るので、各作物に対応してファンを設ける必要がない。そのため、当該栽培装置は、ファンの個数を少なくすることができる。また、当該栽培装置は、1又は複数のファンによって上記栽培空間の長手方向の一方側から他方側に空気を送る。これにより、空気は、各栽培棚における空気の流入側と流出側との流速差を低減しつつ、複数の栽培棚を吹き抜けることができる。これにより、複数の栽培棚上で栽培される作物全体に均一に空気を送ることができる。
上記1又は複数のファンが、上記複数の栽培棚よりも送風方向下流側に配設されるとよい。このように、上記1又は複数のファンが上記複数の栽培棚よりも送風方向下流側に配設されることによって、ファンの個数を低減しつつ、複数の栽培棚上で栽培される作物全体に均一に空気を送りやすい。
上記複数のファンが、2以上の上記栽培棚及びこれらの栽培棚を支持する支持体のうちの少なくとも一方に配設されるとよい。このように、上記複数のファンが、2以上の上記栽培棚及び上記支持体のうちの少なくとも一方に配設されることによって、複数の栽培棚上で栽培される作物全体に均一に空気を送りやすい。
上記栽培棚の短手方向視において、上記2以上の栽培棚又は上記支持体に配設される複数のファンの配置が異なるとよい。このように、上記栽培棚の短手方向視において、上記複数のファンの配置が異なることによって、空気の流れ方向に垂直な方向における流速差を低減することができる。
当該栽培装置は、上記複数の栽培棚を短手方向に密接可能にスライドさせるスライド機構をさらに備えるとよい。このように、上記複数の栽培棚を短手方向に密接可能にスライドさせるスライド機構をさらに備えることによって、隣接する栽培棚間に作業スペースを設けることで作物の栽培作業性を高めることができると共に、隣接する栽培棚を密接させることで複数の栽培棚における空気の流速の差を低減することができる。
当該栽培装置は、上記複数の栽培棚又は上記支持体に配設される複数の線状光源をさらに備えることが好ましく、上記複数の線状光源の長手方向が上記栽培棚の短手方向と平行であるとよい。このように、上記複数の栽培棚又は上記支持体に配設される複数の線状光源をさらに備え、上記複数の線状光源の長手方向が上記栽培棚の短手方向と平行であることによって、複数の栽培棚における空気の流速の差を低減することができる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の好適な実施形態について、以下に図面を参照しつつ説明する。
[第一実施形態]
<栽培装置>
図1及び図2の栽培装置1は、平面視矩形状の栽培空間Sを有する栽培室2と、栽培空間Sに収容される長方形板状の複数の栽培棚3と、栽培空間Sの長手方向(水平方向における長手方向(図1のX軸方向)、以下同様)の一方側から他方側に空気が流れるよう配設される複数のファン4とを備える。また、当該栽培装置1は、複数の栽培棚3を支持する複数の支持体5と、複数の栽培棚3をその短手方向(図1のX軸方向)に密接可能にスライドさせるスライド機構6とを備える。当該栽培装置1は、複数の栽培棚3上で作物Pを栽培可能に構成されている。当該栽培装置1は、複数の栽培棚3の長手方向(図1のY軸方向)と栽培空間Sの長手方向とが直交する。このように、栽培空間Sの長手方向と栽培棚3の短手方向とは、いずれもX軸方向であるとされているように、互いに平行である。なお、「栽培空間」とは、複数の栽培棚及びこの栽培棚上で作物を栽培するうえで必要な周辺機器が収容される空間をいい、作業者が通行するためのみに設けられた通路等は含まない。
当該栽培装置1は、栽培空間Sの長手方向に空気を送るので、各作物Pに対応してファン4を設ける必要がない。そのため、当該栽培装置1は、ファン4の個数を少なくすることができる。また、当該栽培装置1は、複数のファン4によって栽培空間Sの長手方向の一方側から他方側に空気を送ることで、各栽培棚3における空気の流入側と流出側との流速差、つまり、各栽培棚3の短手方向両端位置間の空気流速の差、を低減しつつ空気は複数の栽培棚3を吹き抜けることができる。これにより、当該栽培装置1は、複数の栽培棚3上で栽培される作物Pに均一に空気を送ることができる。
当該栽培装置1は、栽培空間Sの長手方向に沿って複数の栽培棚3がその短手方向に連続して配設されている。これにより、当該栽培装置1は、栽培空間Sにおける栽培棚3の配設数を増加することができ、作物Pの栽培面積率を高めることができる。
〈作物〉
当該栽培装置1で栽培可能な作物Pとしては、特に限定されるものではなく、例えばトマト、ピーマン、ナス、イチゴ、トウガラシ、カボチャ、キュウリ、スイカ、メロン、インゲン豆、枝豆、エンドウ豆、そら豆等の果菜類、ダイコン、カブ、ゴボウ、ニンジン、ジャガイモ、サトイモ、サツマイモ、ヤマイモ、ショウガ、レンコン、ラディッシュ、タマネギ、ニンニク等の根菜類、ホウレンソウ、ハクサイ、キャベツ、レタス等の葉菜類、イネ(米)、コムギ(小麦)、トウモロコシ、オオムギ、ライムギ等のイネ科植物、ミョウガ、カリフラワー、ブロッコリー等の花菜類などが挙げられる。中でも、トマトが好ましい。
(栽培室)
栽培室2は、例えば水平方向の一方向を長手方向とする平面視矩形状であり、作物Pが生育される栽培空間Sを画定する。栽培空間Sは例えば直方体状である。栽培室2は、例えばコンテナによって構成されてもよく、倉庫等の建物によって構成されてもよく、倉庫等の建物の一部に設けられてもよい。栽培空間Sの長手方向長さの下限としては、3mが好ましく、5mがより好ましい。一方、栽培空間Sの長手方向長さの上限としては、24mが好ましく、12mがより好ましい。栽培空間Sの長手方向長さが上記下限より小さいと、作物Pの栽培スペースを十分に確保することができないおそれがある。逆に、栽培空間Sの長手方向長さが上記上限を超えると、栽培空間Sの長手方向に空気を送るために必要なファン4の個数が多くなるおそれや、栽培空間Sにおける空気の流れを的確に制御し難くなるおそれがある。
栽培空間Sの短手方向長さ(上記長手方向と直交する水平方向長さ)に対する長手方向長さの比の下限としては、1が好ましく、2がより好ましい。一方、栽培空間Sの短手方向長さに対する長手方向長さの比の上限としては、10が好ましく、7がより好ましい。上記比が上記下限より小さいと、栽培空間Sに収容可能な支持体5の数が不十分となり、作物Pの栽培スペースを十分に確保することができないおそれがある。逆に、上記比が上記上限を超えると、栽培空間Sの長手方向長さが長くなり過ぎて栽培空間Sの長手方向に空気を送るために必要なファン4の個数が多くなるおそれや、栽培空間Sにおける空気の流れを的確に制御し難くなるおそれがある。
栽培空間Sの高さの下限としては、1.8mが好ましく、2.0mがより好ましい。一方、栽培空間Sの高さの上限としては、3.0mが好ましく、2.8mがより好ましい。上記高さが上記下限より小さいと、例えば支持体5の上下方向に複数段の栽培棚3を設ける場合に、これらの栽培棚3の段数を十分増やすことができないおそれがある。逆に、上記高さが上記上限を超えると、栽培空間Sにおける不使用スペースが大きくなるおそれや、支持体5の上下方向に複数の栽培棚3を設ける場合に、上方の栽培棚3上で栽培される作物Pの栽培作業性が不十分になるおそれがある。
図2及び図3に示すように、栽培室2は、その長手方向(栽培空間Sの長手方向でもある)における上記一方側の端壁2aに通気孔2bを有していてもよい。具体的には、栽培室2は、長手方向における上記一方側の端壁2aに複数の栽培棚3に対応する複数の通気孔2bを有していてもよい。
通気孔2bは、栽培棚3上で栽培される作物Pに空気を送ることができるよう、栽培棚3の短手方向視において、栽培棚3の近傍かつ上方に形成されている。本実施形態において、通気孔2bは、上下方向に多段に配設される複数の栽培棚3における各段の栽培棚3に対応して形成されている。具体的には、通気孔2bは、栽培棚3の短手方向視において、多段に配設される栽培棚3同士の間、及び一番上の栽培棚3と後述する支持体5の天板5aとの間に形成されている。当該栽培装置1は、各段の栽培棚3に対応して各1個の通気孔2bを有していてもよく、各段の栽培棚3に対応する複数の通気孔2bを有していてもよい。
一方、栽培室2は、長手方向における上記一方側の端壁2aに通気孔2bを有しなくてもよい。当該栽培装置1は、例えば栽培空間Sを密閉状に保ち、この栽培空間S内で空気を循環させるよう構成されていてもよい。また、栽培空間S内は空調管理されることが好ましい。
また、栽培室2は、図2に示すように、長手方向における他方側の端壁2cに複数の排気孔2dを有していてもよい。複数の排気孔2dは、栽培室2の長手方向視において複数の通気孔2bと重なり合う位置に形成されていることが好ましい。一方、栽培室2は、長手方向における上記他方側の端壁2cに排気孔2dを有しなくてもよい。当該栽培装置1は、上述のように栽培空間Sを密閉状に保ち、この栽培空間S内で空気を循環させるよう構成されていてもよい。
なお、栽培室2は、作業者が入退室可能なドア部をさらに有する。栽培室2は、栽培空間Sにおける空気の流れを整える観点から、少なくとも複数の通気孔2b及び複数の排気孔2d以外は密閉可能に構成されることが好ましい。
(栽培棚)
栽培棚3は、作物Pが植えつけられ、又は作物Pが栽培液に浸漬された栽培容器が載置される。また、栽培棚3は、作物Pを植えつけ可能又は栽培液に浸漬可能なトレー状であってもよい。当該栽培装置1では、各支持体5に複数の栽培棚3が配設されている。具体的には、支持体5は、天板5a、底板及び一対の側板5bを有する四角筒状に形成されている。この支持体5の内部に複数の栽培棚3が多段に配設されている。なお、本実施形態では支持体5の底板が最下段の栽培棚3を兼ねている。複数の支持体5における各段の栽培棚3の高さ位置は等しい。また、栽培棚3の短手方向と支持体5の軸方向とは平行である。複数の支持体5は、中心軸が一致するように軸方向に連続して設けられている。これにより、各段における複数の栽培棚3は、同一高さで短手方向に連続して設けられている。
当該栽培装置1は、後述のスライド機構6によって隣接する支持体5同士が軸方向に密接可能に構成されている。これにより各段において隣接する栽培棚3同士が短手方向に密接可能に構成されている。当該栽培装置1では、軸方向に隣接する支持体5同士が密接した状態で、各支持体5において上下方向に隣接する一対の栽培棚3(又は支持体5の天板5aと栽培棚3)と各支持体5の一対の側板5bとによって囲まれる空間が複数の支持体5の軸方向に連続する。つまり、当該栽培装置1では、軸方向に隣接する支持体5同士が密接した状態で、各支持体5において上下方向に隣接する一対の栽培棚3(又は支持体5の天板5aと栽培棚3)と各支持体5の一対の側板5bとによって画定される空気の流路が複数の支持体5の軸方向に亘って形成される。換言すると、当該栽培装置1では、軸方向に隣接する支持体5同士が密接した状態で、複数の支持体5及びこれらの支持体5に配設される複数の栽培棚3によって画定され、複数の支持体5の軸方向の両端に亘って延びる複数の空気の流路を有する。これにより、当該栽培装置1は、流速差の発生を抑えつつ栽培空間Sの長手方向の一方側から他方側に亘って空気を送りやすい。
上記した支持体5同士の密接状態において、短手方向に隣接する栽培棚3同士の間隔としては、20cm以下が好ましく、10cm以下がより好ましい。上記間隔が上記上限を超えると、栽培棚3間から風が漏れることで、流速差が生じることを抑えつつ適切に空気を栽培空間Sの長手方向に送ることが困難になるおそれがある。なお、上記密接状態において、短手方向に隣接する栽培棚3同士の間隔は小さい方が好ましく、その下限としては、0cmとすることができる。
栽培室2の上記一方側の端壁2aと、この端壁2aに隣接する栽培棚3との間隔の下限としては、0.3mが好ましく、0.5mがより好ましい。一方、上記間隔の上限としては、1.0mが好ましく、0.7mがより好ましい。上記間隔が上記下限より小さいと、栽培空間Sにおける空気の流れを的確に制御し難くなるおそれがある。逆に、上記間隔が上記上限を超えると、上記間隔から空気が上記流路外に漏れやすくなるおそれがある。
栽培棚3の長手方向長さの下限としては、0.5mが好ましく、0.7mがより好ましい。一方、栽培棚3の長手方向長さの上限としては、2.0mが好ましく、1.8mがより好ましい。上記長手方向長さが上記下限より小さいと、各栽培棚3において十分な量の作物Pを栽培することができなくなるおそれがある。逆に、上記長手方向長さが上記上限を超えると、空気の流れを制御し難くなるおそれがある。
栽培棚3の短手方向長さの下限としては、0.3mが好ましく、0.5mがより好ましい。一方、栽培棚3の短手方向長さの上限としては、1.5mが好ましく、1.0mがより好ましい。上記短手方向長さが上記下限より小さいと、各栽培棚3において十分な量の作物Pを栽培することができなくなるおそれがある。逆に、上記短手方向長さが上記上限を超えると、栽培棚3上における作物Pの栽培作業性が低下するおそれがある。
各支持体5に配設された状態で上下方向に隣接する一対の栽培棚3(又は支持体5の天板5aと栽培棚3)と各支持体5の一対の側壁5bとによって囲まれる空間の軸に対して垂直な方向の断面積、すなわち上述の空気の流路の軸に対して垂直な方向の断面積、の下限としては、0.2mが好ましく、0.3mがより好ましい。一方、上記断面積の上限としては、1.5mが好ましく、1.2mがより好ましい。上記断面積が上記下限より小さいと、空気を送る際の圧力損失が増え、送風効率が悪化するおそれがある。逆に、上記断面積が上記上限を超えると、空気の流速を流路内で均一に制御し難くなるおそれがある。
栽培空間Sの長手方向に連続する複数の栽培棚3の個数の下限としては、2が好ましく、5がより好ましく、9がさらに好ましい。一方、上記個数の上限としては、30が好ましく、20がより好ましく、15がさらに好ましい。上記個数が上記下限に満たないと、作物Pの栽培量を十分に増やすことができないおそれがある。逆に、上記個数が上記上限を超えると、必要なファン4の個数が多くなるおそれや、栽培空間Sにおける空気の流れを的確に制御し難くなるおそれがある。
(ファン)
複数のファン4は、それぞれ吸引ファンである。複数のファン4は、上述の空気の流路内に配設されている。複数のファン4は、複数の栽培棚3よりも送風方向下流側に配設されている。当該栽培装置1は、栽培空間Sの長手方向の一方側から他方側に空気を送るためのファンとして、複数の栽培棚3よりも送風方向下流側に配設されるファン4のみを有している。具体的には、当該栽培装置1は、図2及び図4に示すように、送風方向の最下流側に位置する支持体5の送風方向下流側の開口を封止する支持板7を有しており、この支持板7に複数のファン4が配設されている。また、支持板7の複数のファン4が配設される部分には排気孔7aが形成されている。
複数のファン4は、各段の栽培棚3に対応して設けられている。ファン4は、栽培棚3の短手方向視において、各段の栽培棚3の近傍かつ上方に設けられている。本実施形態において、ファン4は、栽培棚3の短手方向視において、多段に配設された複数の栽培棚3同士の間、及び一番上の栽培棚3と支持体5の天板5aとの間に設けられている。つまり、複数のファン4は、上述の空気の流路の末端部に設けられている。各段に対応するファン4の個数としては、例えば1個以上7個以下程度とすることができる。
当該栽培装置1は、複数のファン4が複数の栽培棚3よりも送風方向下流側に配設されるので、ファン4の配設個数を低減しつつ、複数の栽培棚3上で栽培される作物P全体に均一に空気を送りやすい。
(スライド機構)
スライド機構6は、栽培室2の底部を長手方向に延びる平行な一対のガイドレール6aと、各支持体5の底面に配設され、一対のガイドレール6aと摺動可能に係合する車輪、ベアリング、歯車等の摺動機構(不図示)とを有する。これにより、当該栽培装置1は、複数の栽培棚3がその短手方向に移動可能に構成されている。
当該栽培装置1は、スライド機構6を有することで、短手方向に隣接する栽培棚3間に作業スペースを設けることで作物Pの栽培作業性を高めることができる。また、当該栽培装置1は、短手方向に隣接する栽培棚3同士を密接させることで複数の栽培棚3に亘る空気の流路を形成することができ、これにより複数の栽培棚3における空気の流速差を低減することができる。
なお、図示していないが、当該栽培装置1は、複数の栽培棚3上で栽培される作物Pに光を照射する光源や、作物Pに栽培液を供給する栽培液供給機構をさらに備えていてもよい。
[第二実施形態]
<栽培装置>
図5及び図6に示された栽培装置11は、平面視矩形状の栽培空間Sを有する栽培室2と、栽培空間Sに収容される長方形板状の複数の栽培棚3と、栽培空間Sの長手方向(図5のX軸方向)の一方側から他方側に空気が流れるよう配設される複数のファン14とを備える。また、当該栽培装置11は、複数の栽培棚3を支持する複数の支持体5と、複数の栽培棚3を短手方向(図5のX軸方向)に密接可能にスライドさせるスライド機構(不図示)とを備える。当該栽培装置11は、栽培棚3の長手方向(図5のY軸方向)と栽培空間Sの長手方向とが直交する。当該栽培装置11は、ファン14の配置が異なる以外、図1の栽培装置1と同様の構成とすることができる。そのため、以下では複数のファン14についてのみ説明する。
(ファン)
複数のファン14は、それぞれ吸引ファンである。複数のファン14は、上述の空気の流路内に配設されている。ファン14は、2以上の上記栽培棚3及び上記支持体5の少なくとも一方に配設される。より詳しくは、ファン14は、最下段を除く各段において短手方向に連続する2以上の栽培棚3に配設されると共に、その軸方向に連続する2以上の支持体5の天板5aに配設されている。複数のファン14は、各栽培棚3上で栽培される作物Pに空気を送れればよいので、最下段に配設される栽培棚3には配設されていない。ファン14は、例えば針金等の線状部材によって栽培棚3の下面及び天板5aの下面から固定されている。当該栽培装置11は、この構成によると、栽培棚3上で栽培される作物P全体に均一に空気を送りやすい。
当該栽培装置11は、図5及び図6に示すように、栽培棚3の短手方向視において、2以上の上記栽培棚3又は上記支持体5に配設される複数のファン14の配置が異なることが好ましい。より詳しくは、当該栽培装置11は、各段において短手方向に連続する2以上の栽培棚3に配設される複数のファン14の配置、及び軸方向に連続する2以上の支持体5の天板5aに配設される複数のファン14の配置が、栽培棚3の短手方向視において異なることが好ましい。当該栽培装置11は、各段において短手方向に連続する2以上の栽培棚3に配設される複数のファン14及び軸方向に連続する2以上の支持体5の天板5aに配設される複数のファン14の一部が栽培棚3の短手方向視で重なり合っていてもよいが、全てのファン14が栽培棚3の短手方向視で重なり合わないことが好ましい。当該栽培装置11は、この構成によると、空気の流れ方向と垂直方向における流速差を低減することができる。
[第三実施形態]
<栽培装置>
図7の栽培装置21は、平面視矩形状の栽培空間Sを有する栽培室2と、栽培空間Sに収容される長方形板状の複数の栽培棚3と、栽培空間Sの長手方向(図7のX軸方向)の一方側から他方側に空気が流れるよう配設される複数のファン4とを備える。また、当該栽培装置21は、複数の栽培棚3を支持する複数の支持体25と、複数の栽培棚3を短手方向に密接可能にスライドさせるスライド機構(不図示)とを備える。さらに、当該栽培装置21は、複数の栽培棚3又はこれらの栽培棚3を支持した支持体25に配設される複数の線状光源28を備える。当該栽培装置21は、栽培棚3の長手方向(図7のY軸方向)と栽培空間Sの長手方向とが直交する。当該栽培装置21における栽培室2、複数の栽培棚3、複数のファン4及びスライド機構は、図1の栽培装置1と同様のためその説明を省略する。
(支持体)
支持体25は、底板、一対の側板及び天板を有する四角筒状に形成されており、内部に複数の栽培棚3が多段に配設されている。なお、本実施形態では支持体25の底板が最下段の栽培棚3を兼ねている。複数の支持体25のうち、送風方向最上流側に配設される支持体25aは図1の支持体5と同様に構成されている。一方、送風方向最上流側に配設される支持体25a以外の複数の支持体25bは、その軸方向長さが上記最上流側の支持体25aの約2倍であり、軸方向に2つの栽培棚3が密接状態で連続して配置されている。このように、各支持体25bの軸方向に2つの栽培棚3を配置されることで、支持体25bの個数を少なくして装置の簡素化を図ることができると共に、例えば規定サイズの複数の線状光源28を複数の栽培棚3及び/又は支持体25bに配設しやすい。なお、当該栽培装置21は、各支持体25bの軸方向長さを長くした場合でも、上記スライド機構によって軸方向に隣接する支持体25間に作業スペースを設けることができる。これにより、支持体25bの軸方向の両側から作物Pの栽培作業を容易に行うことができる。また、当該栽培装置21にあっては、送風方向最上流側に配設される支持体25aの軸方向長さについても、他の複数の支持体25bの軸方向長さと同様であってもよい。
(線状光源)
線状光源28は直線状である。複数の線状光源28の長手方向は栽培棚3の短手方向と平行である。線状光源28は、特に限定されないが、例えばLED光源である。図8に示すように、線状光源28は、最下段を除く栽培棚3の下面に短手方向と平行に配設されている。また、線状光源28は、支持体25の天板25cの下面に軸方向と平行に配設されている。線状光源28は、栽培棚3上で栽培される作物Pに光を照射することができればよいので、最下段に配設される栽培棚3には配設されていない。
当該栽培装置21は、線状光源28の長手方向が栽培棚3の短手方向と平行であるので、空気の流れ方向に与える線状光源28の影響を抑制することができる。これにより複数の栽培棚3における空気の流速の差を低減することができる。
なお、当該栽培装置21は、線状光源28以外の光源や、作物Pに栽培液を供給する栽培液供給機構をさらに備えていてもよい。
[その他の実施形態]
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば当該栽培装置は1つのファンのみを有していてもよい。当該栽培装置は、必ずしも複数の栽培棚が多段に配設される必要はなく、各支持体に1つの栽培棚のみが配設されてもよい。この場合、当該栽培装置は、1つのファンによって複数の栽培棚の短手方向に空気を送ってもよい。
当該栽培装置は、1又は複数のファンが複数の栽培棚よりも送風方向下流側に配設される場合、これらのファンは必ずしも送風方向の最下流側に位置する支持体に固定されなくてもよい。当該栽培装置は、例えば図9に示すように、送風方向の最下流側に位置する支持体35の下流側に1又は複数のファンが配設されたファンユニット39を有していてもよい。
当該栽培装置は、1又は複数のファンが複数の栽培棚よりも送風方向下流側に配設される場合、これらのファンと共に、1又は複数の栽培棚又はこれらの栽培棚の支持体に配設される1又は複数の他のファンを有していてもよい。
当該栽培装置は、上記栽培空間を有効利用する観点及び上述の空気の流路を容易かつ確実に形成する観点からは複数の栽培棚を短手方向にスライドさせるスライド機構を有することが好ましい。但し、当該栽培装置は、必ずしも上記スライド機構を有する必要はない。また、当該栽培装置は、複数の栽培棚を長手方向にスライドさせるスライド機構を有していてもよい。さらに、当該栽培装置がスライド機構を有する場合であっても、このスライド機構の具体的構成は特に限定されるものではない。上記スライド機構は、モータ等の駆動源によって栽培棚を移動可能に構成されてもよく、手動で栽培棚を移動可能に構成されてもよい。
当該栽培装置は、栽培棚又は支持体に複数の線状光源が配設される場合、これらの線状光源の長手方向は上記栽培棚の短手方向と平行である必要はない。また、当該栽培装置は、複数の線状光源のうちの一部の線状光源の長手方向が上記栽培棚の短手方向と平行であってもよい。例えば、当該栽培装置は、栽培棚の下面又は支持体の天板の下面に配設される複数の線状光源が、栽培棚の短手方向と平行及び垂直に配設されていてもよい。図10の栽培装置は、栽培棚33の下面に、栽培棚33の短手方向と平行に配設される一対の第1線状光源38aと、栽培棚33の長手方向の両端部に亘って栽培棚33の短手方向と垂直に配設される複数の第2線状光源38bとを有する。一対の第1線状光源38aは、栽培棚33の長手方向の両側縁に沿って配設されている。複数の第2線状光源38bは、栽培棚33の短手方向に等間隔で配設されている。当該栽培装置は、かかる構成によっても複数の作物に均一に空気を供給することができる。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[No.1]
栽培室2の栽培空間Sの長手方向に11個の支持体5が配設され、各支持体5に3つの栽培棚3が配設された図1の栽培装置1を用意した。この栽培装置1としては、各段の栽培棚に対してそれぞれ容量が45wである5個のファン4を有するものを用いた。なお、各栽培棚上には128株の苗が着生された栽培容器を載置した。この栽培装置に1おける送風方向(栽培空間Sの長手方向)位置と風速(空気の流速)との関係を図11に示す。
[No.2]
No.1と同様の栽培室内に、栽培空間の長手方向にNo.1と同様の8個の支持体が長手方向に連続して配設された栽培装置を用意した。この栽培装置としては、各段の栽培棚の長手方向に沿って、各段の栽培棚に対応するそれぞれ容量が14wの4個のファンを有するものを用いた。なお、各栽培棚上にはNo.1と同様、128株の苗が着生された栽培容器を載置した。
[評価結果]
図11に示すように、No.1の栽培装置1では、複数の栽培棚3、特に送風方向中央領域に配設される複数の栽培棚3の上方を流れる空気の流速の均一化を図ることができる。これにより、複数の栽培棚3上で栽培される作物Pに略均一な流速で空気を送ることができ、これらの作物Pを均等に生長させることができる。これに対し、No.2の栽培装置では、各段におけるファン近傍の流速が大きくなるため、各栽培棚の短手方向両側における流速差が0.3m/sと大きくなり、作物に略均一な流速で空気を送ることができない。
また、No.1の栽培装置1では、栽培空間Sに33個の栽培棚3を配置することができる。複数のファン4の合計容量が675w(45w×15個)であることから、1苗当たりの消費電力は0.16w/株(675w/4224株)である。これに対し、No.2の栽培装置は、栽培空間の長手方向と栽培棚の長手方向とが平行であるため、栽培空間に24個の栽培棚を配置することしかできない。複数のファンの合計容量が1344w(14w×96個)であることから、1苗当たりの消費電力は0.44w/株(1344w/3072株)である。このように、No.1の栽培装置1は、No.2の栽培装置よりもファン4の個数を少なくした場合でも作物Pに均一に空気を供給することができ、かつ栽培空間Sに多くの栽培棚を配設することができるので栽培効率に優れている。
1,11,21 栽培装置
2 栽培室
2a 端壁
2b 通気孔
2c 端壁
2d 排気孔
3,33 栽培棚
4,14 ファン
5,25,25a,25b,35 支持体
5a,25c 天板
5b 側板
6 スライド機構
6a ガイドレール
7 支持板
7a 排気孔
28,38 線状光源
38a 第1線状光源
38b 第2線状光源
39 ファンユニット
S 栽培空間
P 作物

Claims (6)

  1. 平面視矩形状の栽培空間を有する栽培室と、
    上記栽培空間に収容される長方形板状の複数の栽培棚と、
    上記栽培空間の長手方向の一方側から他方側に空気が流れるよう配設される1又は複数のファンと
    を備え、
    上記複数の栽培棚の長手方向と栽培空間の長手方向とが直交する栽培装置。
  2. 上記1又は複数のファンが、上記複数の栽培棚よりも送風方向下流側に配設される請求項1に記載の栽培装置。
  3. 上記複数のファンが、2以上の上記栽培棚及びこれらの栽培棚を支持する支持体の少なくとも一方に配設される請求項1又は請求項2に記載の栽培装置。
  4. 上記栽培棚の短手方向視において、上記2以上の栽培棚又は上記支持体に配設される複数のファンの配置が異なる請求項3に記載の栽培装置。
  5. 上記複数の栽培棚を短手方向に密接可能にスライドさせるスライド機構をさらに備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の栽培装置。
  6. 上記複数の栽培棚又は上記支持体に配設される複数の線状光源をさらに備え、
    上記複数の線状光源の長手方向が上記栽培棚の短手方向と平行である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の栽培装置。
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