JP2015203373A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気カムシャフトから吐出されるオイルと排気カムシャフトから吐出されるオイルとの干渉を抑制することのできる内燃機関を提供する。【解決手段】この内燃機関では、いずれも中空の吸気カムシャフト32並びに排気カムシャフト42に、貫通孔32d,42dを設け、各カムシャフト32,42の内部に供給されているオイルを、各カムシャフト32,42の回転に伴う遠心力を利用して貫通孔32d,42dから吐出させて動弁系を潤滑する。この内燃機関では、各カムシャフト32,42における貫通孔32d,42dが、同一の気筒の動弁系にオイルを供給する貫通孔32d,42d同士では吸気カムシャフト32おける貫通孔32dの配設位置と排気カムシャフト42における貫通孔42dの配設位置との位相差が常に180?未満になるように配設されている。【選択図】図3

Description

この発明はオイルを吐出する貫通孔の設けられたカムシャフトを備え、貫通孔を通じて吐出されたオイルにより動弁系を潤滑する内燃機関に関するものである。
特許文献1には、中空の吸気カムシャフトに貫通孔を設けた内燃機関が開示されている。この内燃機関では、吸気カムシャフトの回転に伴う遠心力によって吸気カムシャフトの内部に供給されているオイルを貫通孔から吐出させることにより、オイルを排気カムシャフト側のカムキャップに供給して動弁系を潤滑する。
特開平8‐200029号公報
ところで、吸気カムシャフトに加え、排気カムシャフトにも同様の構成を採用し、互いにオイルを供給しあえるようにしてオイルの供給機会を増やすようにした場合、図5に矢印で示すように吸気カムシャフト100の貫通孔101から吐出されたオイルと排気カムシャフト200の貫通孔201から吐出されたオイルとが干渉してしまう可能性がある。
こうして吸気カムシャフトから吐出されたオイルと排気カムシャフトから吐出されたオイルとが干渉してしまうと、オイルが潤滑部位に十分に供給されないおそれがある。
この発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、吸気カムシャフトから吐出されるオイルと排気カムシャフトから吐出されるオイルとの干渉を抑制することのできる内燃機関を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するための内燃機関は、いずれも中空の吸気カムシャフト並びに排気カムシャフトに、それぞれ貫通孔を設け、各カムシャフトの内部に供給されているオイルを、各カムシャフトの回転に伴う遠心力を利用して前記貫通孔から吐出させて動弁系を潤滑する内燃機関である。この内燃機関では、各カムシャフトにおける前記貫通孔が、同一の気筒の動弁系にオイルを供給する前記貫通孔同士では前記吸気カムシャフトおける前記貫通孔の配設位置と前記排気カムシャフトにおける前記貫通孔の配設位置との位相差が常に180°未満になるように配設されている。
上記構成によれば、クランクシャフトの回転と同期して各カムシャフトが回転しているとき各カムシャフトに設けられた貫通孔同士が向かい合う状態にならなくなる。なお、上記構成によれば、カムシャフトの回転位相を変更するバルブタイミング変更機構などにより吸気カムシャフトと排気カムシャフトの相対位相が変更されるとしても、各カムシャフトに設けられた貫通孔同士が向かい合う状態にならなくなる。そのため、吸気カムシャフトから吐出されるオイルと排気カムシャフトから吐出されるオイルとの干渉を抑制することができる。
内燃機関の一実施形態についてその動弁系の構成を示す断面図。 同実施形態にかかる内燃機関におけるカムシャフトの配設態様を示すシリンダーヘッドの上面図。 同実施形態にかかる内燃機関における各カムシャフトの貫通孔の配設位置の関係を示すカムシャフトの断面図。 同実施形態にかかる内燃機関の動弁系における貫通孔の配設位置とオイルの吐出方向との関係を示す断面図。 比較例としての動弁系における貫通孔の配設位置とオイルの吐出方向との関係を示す断面図。
以下、内燃機関の一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1に示すように、この内燃機関のシリンダーブロック10の内部に形成された気筒11には、ピストン12が摺動可能に収容されている。そして、シリンダーブロック10の上部にはシリンダーヘッド20が組み付けられており、気筒11の内周面、ピストン12の上面、そしてシリンダーヘッド20の下面によって燃焼室13が区画形成されている。
シリンダーヘッド20における燃焼室13の上部には、ピストン12と対向するように点火プラグ14が設けられている。また、シリンダーヘッド20には、燃焼室13と連通する吸気ポート21及び排気ポート22が形成されている。吸気ポート21は図示しない吸気マニホールドと接続されて吸気通路30の一部を構成している。また、排気ポート22は、図示しない排気マニホールドと接続されて排気通路40の一部を構成している。
図1に示すように、シリンダーヘッド20には、吸気通路30と燃焼室13とを連通・遮断する吸気バルブ31と、排気通路40と燃焼室13とを連通・遮断する排気バルブ41とが設けられている。各バルブ31,41は、シリンダーヘッド20に固定されたバルブガイド27に挿通されている。そして、各バルブ31,41にはリテーナー23が固定されているとともに、シリンダーヘッド20とリテーナー23との間にはバルブスプリング24が圧縮された状態で設けられている。これにより、各バルブ31,41は、バルブスプリング24の付勢力によって閉弁方向にそれぞれ付勢されている。
また、シリンダーヘッド20の内部には、各バルブ31,41にそれぞれ対応するようにラッシュアジャスター25が設けられている。そして、このラッシュアジャスター25と各バルブ31,41との間にはロッカーアーム26が架設されている。図1に示すように、このロッカーアーム26は、その一端がラッシュアジャスター25によって下方から支持されているとともに、他端が各バルブ31,41の端部に当接している。
更に、シリンダーヘッド20には、吸気バルブ31を開弁方向に駆動する吸気カムシャフト32と、排気バルブ41を開弁方向に駆動する排気カムシャフト42とがそれぞれ回動可能に支持されている。吸気カムシャフト32には吸気カム32aが設けられており、排気カムシャフト42には排気カム42aが設けられている。
これらカムシャフト32,42は、図1に二点鎖線で示すようにタイミングチェーン50を介してクランクシャフトと連結されており、クランクシャフトが2回転すると、それに伴ってこれらカムシャフト32,42がそれぞれ1回転するようになっている。これにより、機関運転に伴ってクランクシャフトが回転すると、吸気カムシャフト32及び排気カムシャフトが図1に矢印で示すように左回りに回転する。
図1の上方右側に示すように、吸気カム32aの外周面は、吸気バルブ31に当接しているロッカーアーム26のローラー26aに当接している。これにより、機関運転に伴い吸気カムシャフト32が回転すると、吸気カム32aの作用によりロッカーアーム26がラッシュアジャスター25によって支持された部分を支点として揺動する。その結果、吸気バルブ31がロッカーアーム26によって開弁方向にリフトされるようになる。
一方、図1の上方左側に示すように、排気カム42aの外周面は、排気バルブ41に当接しているロッカーアーム26のローラー26aに当接している。これにより、機関運転に伴い排気カムシャフト42が回転すると、排気カム42aの作用によりロッカーアーム26がラッシュアジャスター25によって支持された部分を支点として揺動する。その結果、排気バルブ41がロッカーアーム26によって開弁方向にリフトされるようになる。
また、図1における吸気カムシャフト32の周囲に二点鎖線で示すように、この内燃機関には、バルブタイミング変更機構35が設けられている。バルブタイミング変更機構35は、吸気カムシャフト32とタイミングチェーンとが連結されている部分に設けられており、クランクシャフトの回転位相に対する吸気カムシャフト32の回転位相を変更することにより、吸気バルブ31の開閉タイミングを変更するものである。
図2に示すように、この内燃機関は4つの気筒11を有する直列4気筒エンジンである。なお、図2では、上方が内燃機関のリア側、下方が内燃機関のフロント側を示している。
吸気カムシャフト32及び排気カムシャフト42は、シリンダーヘッド20にボルト29で締結された5つのカムキャップ28によってシリンダーヘッド20に回動可能に支持されている。
この内燃機関では、各気筒11に対して吸気バルブ31と排気バルブ41とがそれぞれ2つずつ設けられており、吸気カムシャフト32には、それぞれの吸気バルブ31に対応するように8つの吸気カム32aが設けられている。また、排気カムシャフト42にも、それぞれの排気バルブ41に対応するように8つの吸気カム32aが設けられている。
排気カムシャフト42は、中空の筒状をなしており、その内部にはオイルが流れる軸内通路42cが形成されている。シリンダーヘッド20の軸受部にはオイルの供給通路が設けられている。排気カムシャフト42のジャーナル部には、排気カムシャフト42が回転しているときにこの供給通路と連通する間欠供給孔が複数設けられており、供給通路を通じて供給されたオイルがこの間欠供給孔を通じて軸内通路42cに導入されるようになっている。
また、排気カムシャフト42にはそれぞれの排気カム42aの隣に開口するように8つの貫通孔42dが形成されている。貫通孔42dは軸内通路42cと連通しており、図2に示すように、排気カム42aのリア側に設けられている。
吸気カムシャフト32も、中空の筒状をなしており、その内部にはオイルが流れる軸内通路32cが形成されている。吸気カムシャフト32のジャーナル部にも、吸気カムシャフト32が回転しているときに供給通路と連通する間欠供給孔が複数設けられており、供給通路を通じて供給されたオイルがこの間欠供給孔を通じて軸内通路32cに導入されるようになっている。また、吸気カムシャフト32の軸内通路32cはバルブタイミング変更機構35にも連通しており、バルブタイミング変更機構35から排出されたオイルも軸内通路32cに導入されるようになっている。
吸気カムシャフト32にも軸内通路32cと連通する8つの貫通孔32dが形成されている。貫通孔32dは吸気カム32aの隣に開口するように、吸気カム32aのフロント側にそれぞれ設けられている。
こうしていずれも中空の吸気カムシャフト32及び排気カムシャフト42に貫通孔32dが設けられていることにより、各カムシャフト32,42の内部に供給されているオイルが、各カムシャフト32,42の回転に伴う遠心力によってそれぞれの貫通孔32d,42dから吐出し、各気筒11の動弁系を潤滑するようになっている。
次に図3を参照して排気カムシャフト42に設けられた貫通孔42dと吸気カムシャフト32に設けられた貫通孔32dの配設位置の関係について説明する。
図3に示すように、同一の気筒11に対してオイルを供給する排気カムシャフト42の貫通孔42dが設けられている位相と同じ位相を基準位相Sとした場合、吸気カムシャフト32における貫通孔32dは、この基準位相Sを中心に進角側90°から遅角側90°までの白抜き矢印で示した配設範囲内に設けられている。なお、図3では、基準位相Sから進角側に90°の位相を「+90°」、基準位相Sから遅角側に90°の位相を「−90°」と示している。
例えば、図3に示すように、吸気カムシャフト32では、基準位相Sから進角側に45°の位相に貫通孔32dが設けられており、この貫通孔32dの配設位置と、同一の気筒11の動弁系にオイルを吐出する排気カムシャフト42の貫通孔42dの配設位置との位相差は45°になっている。なお、図3に示されている状態は、バルブタイミング変更機構35が進角側と遅角側の間の中立位置にある状態、すなわち吸気バルブ31のバルブタイミングが進角も遅角もされていない状態である。
上記の配設範囲は、バルブタイミング変更機構35による吸気カムシャフト32の位相の変更範囲に基づいて設定されている。すなわち、この配設範囲は、バルブタイミング変更機構35によって吸気カムシャフト32の位相が変更されたとしても、この配設範囲内に貫通孔32dが設けられていれば、同一の気筒11の動弁系にオイルを供給する貫通孔32d,42d同士の間では配設位置の位相差が常に180°未満になるように設定されている。
このようにこの内燃機関では、各カムシャフト32,42における貫通孔32d,42dが、同一の気筒11の動弁系にオイルを供給する貫通孔32d,42d同士の間では配設位置の位相差が常に180°未満になるように配設されている。
次に本実施形態にかかる内燃機関の作用について、図4及び図5を参照して説明する。
図5は比較例として、同一の気筒11の動弁系にオイルを供給する吸気カムシャフト100の貫通孔101の配設位置と排気カムシャフト200の貫通孔201の配設位置との位相差が180°になるように各カムシャフト100,200の貫通孔101,201が配設されている場合の例を示している。
この場合、図5に矢印で示すように、吸気カムシャフト100の貫通孔101から吐出されたオイルと排気カムシャフト200の貫通孔201から吐出されたオイルとが干渉してしまい、オイルが動弁系に十分に供給されないおそれがある。
これに対して、図4に示すように、本実施形態にかかる内燃機関では、クランクシャフトの回転と同期して各カムシャフト32,42が回転しているとき各カムシャフト32,42に設けられた貫通孔32d、42d同士が向かい合う状態にならなくなる。また、上記構成によれば、カムシャフト32,42の回転位相を変更するバルブタイミング変更機構35により吸気カムシャフト32の位相が変更され、吸気カムシャフト32と排気カムシャフト42の相対位相が変更されたとしても、貫通孔32d,42d同士が向かい合う状態にならない。そのため、図4に矢印で示すように、吸気カムシャフト32から吐出されるオイルと排気カムシャフト42から吐出されるオイルとの干渉を抑制することができる。
また、図2を参照して説明したように、この内燃機関では、貫通孔32dが吸気カム32aのフロント側に設けられており、貫通孔42dが排気カム42aのリア側に設けられている。そのため、吸気カムシャフト32に設けられた貫通孔32dと排気カムシャフト42に設けられた貫通孔42dはカムシャフト32,42の軸方向においてもずれた位置に設けられていることになる。したがって、この点においても貫通孔32d,42d同士が向かい合う状態になり難くされており、吸気カムシャフト32から吐出されるオイルと排気カムシャフト42から吐出されるオイルとの干渉を抑制することができる。
以上説明した実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)クランクシャフトの回転と同期して各カムシャフト32,42が回転しているとき各カムシャフト32,42に設けられた貫通孔32d,42d同士が向かい合う状態にならなくなる。そのため、吸気カムシャフト32から吐出されるオイルと排気カムシャフト42から吐出されるオイルとの干渉を抑制することができ、動弁系に十分にオイルを供給することができる。
(2)吸気カム32aのフロント側に貫通孔32dを設け、排気カム42aのリア側に貫通孔42dを設けることにより、貫通孔32dの配設位置と貫通孔42dの配設位置をカムシャフト32,42の軸方向にずらしている。そのため、ますます貫通孔32d,42d同士が向かい合う状態にならなくなり、吸気カムシャフト32から吐出されるオイルと排気カムシャフト42から吐出されるオイルとの干渉を抑制することができる。
(3)吸気カム32aのフロント側に貫通孔32dを設け、排気カム42aのリア側に貫通孔42dを設けるようにしたため、貫通孔32dから吐出されたオイルが動弁系のフロント側から供給され、貫通孔42dから吐出されたオイルが動弁系のリア側から供給されることになる。したがって、動弁系に対して、フロント側、リア側の双方からオイルを供給することができるようになる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記(2)及び(3)の効果を得るためには、上記実施形態のように、カムシャフト32,42の軸方向においても貫通孔32d,42dの配設位置をずらすことが好ましい。しかし、カムシャフト32,42の軸方向における貫通孔32d,42dの配設位置や、貫通孔32d,42dの数は変更してもよい。例えば、吸気カム32aのフロント側及びリア側の双方に貫通孔32dを設けるとともに、排気カム42aのフロント側及びリア側の双方に貫通孔42dを設けるようにしてもよい。また、吸気側、排気側双方とも、カムのフロント側に貫通孔32d,42dを設けるようにしたり、吸気側、排気側双方とも、カムのリア側に貫通孔32d,42dを設けるようにしたりしてもよい。
・吸気カムシャフト32の位相を変更するバルブタイミング変更機構35を備える内燃機関を例示したが、排気カムシャフト42の位相を変更するバルブタイミング変更機構が設けられた内燃機関に上記実施形態と同様の技術的思想を適用することもできる。すなわち、この場合には、吸気カムシャフト32及び排気カムシャフト42の位相が変更されたとしても常に位相差が180°未満になるように貫通孔32d,42dを配設すればよい。
・進角側90°から遅角側90°までの配設範囲を設定し、進角側45°の位置に貫通孔32dを設けた例を示したが、位相差が180°未満になるように貫通孔32dと貫通孔42dとを配設すればよいため、配設位置はこの例で示した位置に限らない。また、配設範囲も進角側90°から遅角側90°までの範囲に限らず、バルブタイミング可変機構による位相の変更範囲に応じて、吸気カムシャフト32及び排気カムシャフト42の位相が変更されたとしても常に位相差が180°未満になるように設定すればよい。なお、バルブタイミング変更機構を備えていない内燃機関の場合には、吸気カムシャフト32や排気カムシャフト42の位相が変更されないため、位相差が180°未満になるように各貫通孔32d,42dを配設することのできる配設範囲は上記実施例の場合に比べて広がることになる。
・各カムシャフト32,42へのオイルの供給方法は適宜変更可能である。例えば、上記実施形態では、吸気カムシャフト32に対してジャーナル側からとバルブタイミング変更機構35側からとの双方からオイルを供給する例を示したが、一方からのみ供給する構成を採用することもできる。
10…シリンダーブロック、11…気筒、12…ピストン、13…燃焼室、14…点火プラグ、20…シリンダーヘッド、21…吸気ポート、22…排気ポート、23…リテーナー、24…バルブスプリング、25…ラッシュアジャスター、26…ロッカーアーム、26a…ローラー、27…バルブガイド、28…カムキャップ、29…ボルト、30…吸気通路、31…吸気バルブ、32…吸気カムシャフト、32a…吸気カム、32c…軸内通路、32d…貫通孔、35…バルブタイミング変更機構、40…排気通路、41…排気バルブ、42…排気カムシャフト、42a…排気カム、42c…軸内通路、42d…貫通孔、50…タイミングチェーン。

Claims (1)

  1. いずれも中空の吸気カムシャフト並びに排気カムシャフトに、それぞれ貫通孔を設け、各カムシャフトの内部に供給されているオイルを、各カムシャフトの回転に伴う遠心力を利用して前記貫通孔から吐出させて動弁系を潤滑する内燃機関であり、
    各カムシャフトにおける前記貫通孔が、同一の気筒の動弁系にオイルを供給する前記貫通孔同士では前記吸気カムシャフトおける前記貫通孔の配設位置と前記排気カムシャフトにおける前記貫通孔の配設位置との位相差が常に180°未満になるように配設されている
    ことを特徴とする内燃機関。
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