JP2015200981A - 受診者確認装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】病院医療情報システムを構成するサーバに受診者を識別するための機能を持たせる必要がなく、既存の医療情報システムをそのまま用いて受診者識別機能を備えることができる受診者確認装置を提供する。【解決手段】受診者確認装置5は、端末10と、モニタ50と、スピーカ60と、バーコードリーダ70と、画像分配器80と、キャプチャユニット82と、ハブ90とを有し、画像分配器80は、CTコンソール112とコンソールモニタ114間に接続され、ハブ90は、RISサーバ106とCTコンソール112間に接続されている。受診者のリストバンドに表示されたバーコードをバーコードリーダ70により読み取って受診者IDを検出するとともに、画像分配器80から取得した画像信号に基づいて検出した受診者IDとを比較して、2つの受診者IDの一致度をモニタ50やスピーカ60から出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、病院等の医療機関において、患者等の受診者の誤認を防止するための装置に関するものである。
従来より、受診者の誤認を防止するための装置として、以下に示すものが存在する。すなわち、特許文献1に示す確認システムにおいては、確認装置1は、ユーザ識別特徴の読み取り部11により、静脈、指紋等のユーザ識別特徴情報を読み取り、読み取ったユーザ識別特徴情報をサーバ2へ送信し、問合せを行なう。サーバ2は、送信されたユーザ識別特徴情報と、サーバ記憶部15内に記憶されているユーザ識別特徴情報との照合を行い、ユーザ識別特徴情報が存在していることの確認ができた場合に限り、患者の個人情報と診療記録などの情報を応答し、確認装置1は、表示部5に診療歴情報画面701を表示し、受信した患者の個人情報と診療記録を表示する。
また、特許文献2に示す患者誤認防止のための病院医療情報システムにおいては、薬剤部門、核医学部門等の各部門に設けられたサーバが、患者情報が記載されたリストバンドとサーバのオーダー情報とを照合して患者確認を行なう。
また、特許文献3に示す医療診断装置における第2の実施の形態による患者照合処理においては、患者が選択されると、患者を特定する情報及びその検査関連項目を抽出し、抽出された情報を走査ガントリ部30の表面の表示パネル32に表示し、ICカードから患者の識別情報が読み取られたら、抽出した患者識別情報と読み取った患者識別情報とを比較して一致するか否かを判別する。
また、従来におけるDICOMによる医療情報システムの放射線部門における一例を挙げると、図13に示すように構成され、端末1102と、HISサーバ(病院情報システムサーバ)1104と、RISサーバ(放射線部門情報管理システムサーバ)1106と、CTコンソール1112と、コンソールモニタ1114と、ガントリ1116と、寝台1118とを有しており、端末1102において、検査オーダーの操作が行われると、検査オーダー情報がHISサーバ1104に送られ、HISサーバ1104からは受診者情報と検査オーダー情報がRISサーバ1106に送られ、RISサーバ1106からは該受診者情報と検査オーダー情報がCTコンソール1112に送られて、CTコンソール1112から出力された画像情報がコンソールモニタ1114に表示されるとともに、CTコンソール1112によりガントリ1116と寝台1118の動作が制御される。図13に示す医療情報システムにおいて、端末1102とHISサーバ1104とRISサーバ1106とでシステム本体1101が構成され、CTコンソール1112とコンソールモニタ1114とガントリ1116と寝台1118とでモダリティ装置1110が構成される。
特開2007−304975号公報 特開2002−132962号公報 特開2005−344号公報
しかし、上記各特許文献における装置やシステムにおいては、サーバが予め記憶されている受診者情報と読み取った受診者情報とを照合するので、サーバに照合を行なう機能を設ける必要があり、つまり、サーバ内のプログラムに照合を行なう機能を持たせる必要があり、図13に示すような既存の構成をそのまま用いて受診者識別機能を備えることができないという問題があった。つまり、図13に示す構成の病院システムの場合には、HISサーバ1104に上記照合を行なう機能を設ける必要があり、図13に示すシステムをそのまま用いて簡易に受診者識別機能を持たせることができない。
そこで、病院等における医療情報システムを構成するサーバに受診者を識別するための機能を持たせる必要がなく、既存の医療情報システムをそのまま用いて受診者識別機能を備えることができる受診者確認装置を提供することを目的とするものである。
本発明は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、受診者を識別するための受診者確認装置であって、検査機器(116、118)と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置(112)と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタ(114)とを有するモダリティ装置(110)における検査機器制御装置とモニタの間に接続される(「接続された」としてもよい)画像信号取得手段で、検査機器制御装置から送信される該画像信号を取得する画像信号取得手段(80)と、画像信号取得手段により取得された画像信号をデジタル画像データに変換する変換手段(82)と、変換手段により得られたデジタル画像データから受診者IDを検出する第1受診者ID検出手段(32、40)と、読取り情報であって、受診者に与えられた情報保持手段(72)に保持された情報又は受診者の生体情報である読取り情報を読み取る読取り手段(70)と、読取り手段により読み取られた読取り情報から受診者IDを検出する第2受診者情報検出手段(32、40)と、第1受診者ID検出手段により検出した受診者IDと、第2受診者ID検出手段により検出した受診者IDとを比較して、その一致度を判定する判定手段(32、40)と、判定手段による判定結果を出力する出力手段(40、50、60)と、を有し、読取り手段による読取り情報の読取りがあった場合に、第1受診者ID検出手段により画像データに含まれる受診者IDが検出され、判定手段により第1受診者ID検出手段により検出した受診者IDと第2受診者ID検出手段により検出した受診者IDの一致度が判定され、出力手段により判定結果が出力されることを特徴とする。
第1の構成の受診者確認装置においては、画像信号取得手段が、受診者IDを表示する表示欄を有する画像についての画像信号を取得し、変換手段が、画像信号取得手段により取得された画像信号をデジタル画像データに変換し、第1受診者ID検出手段が、該デジタル画像データから受診者IDを検出する。一方、読取り手段は、読取り情報を読み取り、第2受診者ID検出手段が、読取り情報から受診者IDを検出する。判定手段は、検出された2つの受診者IDを比較してその一致度を判定し、判定結果を出力手段により出力することにより、受診者が識別される。
よって、画像データ取得手段を検査機器制御装置とモニタの間に接続して配置することにより受診者を識別して受診者の誤認を防止することができるので、医療情報システムにおけるサーバに受診者を識別するための機能を持たせる必要がなく、既存の医療情報システムをそのまま用いて受診者識別機能を備えることができ、これにより、低コストで受診者の識別を行なうことができる。
なお、上記第1の構成を以下のようにしてもよい。すなわち、「受診者を識別するための受診者確認装置であって、検査機器(116、118)と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置(112)と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタ(114)とを有するモダリティ装置(110)における検査機器制御装置とモニタの間に接続される(「接続された」としてもよい)画像信号取得手段で、検査機器制御装置から送信される該画像信号を取得する画像信号取得手段(80)と、画像信号取得手段により取得された画像信号をデジタル画像データに変換する変換手段(82)と、変換手段により得られたデジタル画像データから受診者IDを検出する受診者ID検出手段(32、40)と、受診者が装着する装着具(72)に保持された受診者IDを読み取る受診者ID読取り手段(70、32、40)と、受診者ID検出手段により検出した受診者IDと、受診者ID読取り手段により読み取った受診者IDとを比較して、その一致度を判定する判定手段(32、40)と、判定手段による判定結果を出力する出力手段(40、50、60)と、を有し、受診者ID読取り手段による受診者IDの読取りがあった場合に、受診者ID検出手段により画像データに含まれる受診者IDが検出され、判定手段により受診者ID検出手段により検出した受診者IDと受診者ID読取り手段により読み取った受診者IDの一致度が判定され、出力手段により判定結果が出力されることを特徴とする受診者確認装置。」としてもよい。
また、第2には、上記第1の構成において、受診者に付与された受診者IDを少なくとも有する受診者情報を含む送信データで検査機器制御装置に入力するための送信データを送信する送信装置(101)と該検査機器制御装置の間に接続される(「接続された」としてもよい)通信データ取得手段で、送信装置と検査機器制御装置間で通信される通信データで該送信データを含む通信データを取得する通信データ取得手段(90)と、通信データ取得手段により取得された通信データから受診者情報を検出(抽出としてもよい)する受診者情報検出手段(受診者情報抽出手段としてもよい)(32、40)と、受診者情報検出手段により検出された受診者情報を蓄積する受診者情報蓄積手段(32、36、40)と、を有し、読取り手段により読取り情報の読取りがあった場合には、出力手段は、受診者情報蓄積手段により蓄積された受診者情報において第2受診者ID検出手段により検出された受診者IDと一致する受診者IDを有する受診者情報を表示して出力することを特徴とする。
よって、通信データ取得手段をシステム本体と検査機器制御装置の間に接続して配置することにより受診者情報を表示できるので、医療情報システムにおけるサーバに受診者情報を表示するための機能を持たせる必要がなく、既存の医療情報システムをそのまま用いて受診者情報表示機能を備えることができ、これにより、低コストで受診者の識別を行なうことができる。また、2つの受診者IDの一致度を出力するだけでなく、受診者情報を表示することができるので、本人確認を容易とすることができる。
なお、上記第2の構成を以下のようにしてもよい。すなわち、「上記第1の構成において、受診者に付与された受診者IDを少なくとも有する受診者情報を含む送信データで検査機器制御装置に入力するための送信データを送信する送信装置(101)と該検査機器制御装置の間に接続される(「接続された」としてもよい)通信データ取得手段で、送信装置と検査機器制御装置間で通信される通信データで該送信データを含む通信データを取得する通信データ取得手段(90)と、通信データ取得手段により取得された通信データから受診者情報を検出(抽出としてもよい)する受診者情報検出手段(受診者情報抽出手段としてもよい)(32、40)と、受診者抽出手段により取得された受診者情報を蓄積する受診者情報蓄積手段(32、36、40)と、を有し、受診者ID読取り手段により受診者IDの読取りがあった場合には、出力手段は、受診者情報蓄積手段により蓄積された受診者情報において受診者ID読取り手段により読み取られた受診者IDと一致する受診者IDを有する受診者情報を表示して出力することを特徴とする。」としてもよい。
また、第3には、上記第2の構成において、通信データ取得手段が、送信装置と検査機器制御装置間で通信される通信データを受診者情報検出手段に送るハブ装置(90)であることを特徴とする。
また、第4には、上記第2又は第3の構成において、送信装置から送信される送信データに含まれる受診者情報には、少なくとも受診者の氏名の情報が含まれることを特徴とする。
また、第5には、上記第1から第4までのいずれかの構成において、画像信号取得手段が、検査機器制御装置とモニタの間に接続された画像分配器であり、検査機器制御装置から送られた画像信号が、画像分配器を介してモニタと変換手段に対して送られることを特徴とする。
また、第6には、上記第1から第5までのいずれかの構成において、第1受診者ID検出手段は、変換手段により得られたデジタル画像データにおける受診者IDが表示された領域に対して光学式文字認識を行なうことにより受診者IDを検出することを特徴とする。
また、第7には、受診者を識別するための受診者確認装置であって、検査機器(116、118)と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置(112)と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタ(114)とを有するモダリティ装置(110)における検査機器制御装置とモニタの間に接続される(「接続された」としてもよい)画像信号取得手段で、検査機器制御装置から送信される該画像信号を取得する画像信号取得手段(80)と、画像信号取得手段により取得された画像信号に基づき受診者IDを検出する第1受診者ID検出手段(82、32、40)と、読取り情報であって、受診者に与えられた情報保持手段(72)に保持された情報又は受診者の生体情報である読取り情報を読み取る読取り手段(70)と、読取り手段により読み取られた読取り情報から受診者IDを検出する第2受診者情報検出手段(32、40)と、第1受診者ID検出手段により検出した受診者IDと、第2受診者ID検出手段により検出した受診者IDとを比較して、その一致度を判定する判定手段(32、40)と、判定手段による判定結果を出力する出力手段(40、50、60)と、を有し、読取り手段による読取り情報の読取りがあった場合に、第1受診者ID検出手段により画像データに含まれる受診者IDが検出され、判定手段により第1受診者ID検出手段により検出した受診者IDと第2受診者ID検出手段により検出した受診者IDの一致度が判定され、出力手段により判定結果が出力されることを特徴とする。
第7の構成の受診者確認装置においては、画像信号取得手段が、受診者IDを表示する表示欄を有する画像についての画像信号を取得し、第1受診者ID検出手段が、画像信号取得手段により取得された画像信号に基づき受診者IDを検出する。一方、読取り手段は、読取り情報を読み取り、第2受診者ID検出手段が、読取り情報から受診者IDを検出する。判定手段は、検出された2つの受診者IDを比較してその一致度を判定し、判定結果を出力手段により出力することにより、受診者が識別される。
よって、画像データ取得手段を検査機器制御装置とモニタの間に接続して配置することにより受診者を識別して受診者の誤認を防止することができるので、医療情報システムにおけるサーバに受診者を識別するための機能を持たせる必要がなく、既存の医療情報システムをそのまま用いて受診者識別機能を備えることができ、これにより、低コストで受診者の識別を行なうことができる。
なお、上記第7の構成を以下のようにしてもよい。すなわち、「受診者を識別するための受診者確認装置であって、検査機器(116、118)と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置(112)と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタ(114)とを有するモダリティ装置(110)における検査機器制御装置とモニタの間に接続される(「接続された」としてもよい)画像信号取得手段で、検査機器制御装置から送信される該画像信号を取得する画像信号取得手段(80)と、画像信号取得手段により取得された画像信号に基づき受診者IDを検出する第1受診者ID検出手段(82、32、40)と、受診者が装着する装着具(72)に保持された受診者IDを読み取る受診者ID読取り手段(70、32、40)と、受診者ID検出手段により検出した受診者IDと、受診者ID読取り手段により読み取った受診者IDとを比較して、その一致度を判定する判定手段(32、40)と、判定手段による判定結果を出力する出力手段(40、50、60)と、を有し、受診者ID読取り手段による受診者IDの読取りがあった場合に、受診者ID検出手段により画像データに含まれる受診者IDが検出され、判定手段により受診者ID検出手段により検出した受診者IDと受診者ID読取り手段により読み取った受診者IDの一致度が判定され、出力手段により判定結果が出力されることを特徴とする受診者確認装置。」としてもよい。
なお、第7−1の構成として、以下の構成としてもよい。すなわち、「上記第7の構成において、受診者に付与された受診者IDを少なくとも有する受診者情報を含む送信データで検査機器制御装置に入力するための送信データを送信する送信装置(101)と該検査機器制御装置の間に接続される(「接続された」としてもよい)通信データ取得手段で、送信装置と検査機器制御装置間で通信される通信データで該送信データを含む通信データを取得する通信データ取得手段(90)と、通信データ取得手段により取得された通信データから受診者情報を検出(抽出としてもよい)する受診者情報検出手段(受診者情報抽出手段としてもよい)(32、40)と、受診者情報検出手段により検出された受診者情報を蓄積する受診者情報蓄積手段(32、36、40)と、を有し、読取り手段により読取り情報の読取りがあった場合には、出力手段は、受診者情報蓄積手段により蓄積された受診者情報において第2受診者ID検出手段により検出された受診者IDと一致する受診者IDを有する受診者情報を表示して出力することを特徴とする。」としてもよい。
また、第7−2の構成として、以下の構成としてもよい。すなわち、「上記第7−1の構成において、通信データ取得手段が、送信装置と検査機器制御装置間で通信される通信データを受診者情報検出手段に送るハブ装置であることを特徴とする。」としてもよい。
また、第7−3の構成として、以下の構成としてもよい。すなわち、「上記第7−1又は第7−2の構成において、送信装置から送信される送信データに含まれる受診者情報には、少なくとも受診者の氏名の情報が含まれることを特徴とする。」としてもよい。
また、第7−4の構成として、以下の構成としてもよい。すなわち、「第7又は第7−1又は第7−2又は第7−3の構成において、画像信号取得手段が、検査機器制御装置とモニタの間に接続された画像分配器であり、検査機器制御装置から送られた画像信号が、画像分配器を介してモニタと第1受診者ID検出手段に対して送られることを特徴とする。」としてもよい。
また、第7−5の構成として、以下の構成としてもよい。すなわち、「第7又は第7−1又は第7−2又は第7−3又は第7−4の構成において、第1受診者ID検出手段は、画像信号取得手段により取得された画像信号をデジタル画像データに変換し、該デジタル画像データにおける受診者IDが表示された領域に対して光学式文字認識を行なうことにより受診者IDを検出することを特徴とする。」としてもよい。
また、第8には、上記第1から第7までのいずれかの構成において、情報保持手段が、読取り情報としてのバーコードが表示されたバーコード表示体であり、読取り手段が、バーコード表示体に表示されたバーコードを読み取るバーコードリーダであることを特徴とする。
なお、「上記第7−1又は第7−2又は第7−3又は第7−4又は第7−5の構成において、情報保持手段が、読取り情報としてのバーコードが表示されたバーコード表示体であり、読取り手段が、バーコード表示体に表示されたバーコードを読み取るバーコードリーダであることを特徴とする。」としてもよい。
なお、上記第1から第8までのいずれかの構成において、上記出力手段が、判定結果を表示する表示装置及び/又は判定結果を音声で出力する音声出力装置であることを特徴とするものとしてもよい。
また、第9には、受診者を識別するための受診者確認装置であって、画像分配器(80)と、画像分配器と接続される(「接続された」としてもよい)変換装置(82)と、読取り装置(70)と、出力装置(50、60)と、確認装置本体(10)と、を有し、画像分配器が、検査機器(116、118)と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置(112)と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタ(114)とを有するモダリティ装置(110)における検査機器制御装置とモニタの間に接続され、検査機器制御装置から送られた該画像信号が、画像分配器を介してモニタと変換装置に対して送られ、変換装置が、画像分配器から入力された画像信号をデジタル画像データに変換し、読取り装置が、読取り情報であって、受診者に与えられた情報保持手段(72)に保持された情報又は受診者の生体情報である読取り情報を読み取り、読取り装置により読取り情報の読取りがあった場合には、確認装置本体が、変換装置により得られたデジタル画像データから受診者IDを検出するとともに、読み取られた読取り情報に基づき受診者IDを検出して、検出された2つの受診者IDを比較してその一致度を判定し、判定した結果を出力装置から出力することを特徴とする。
第9の構成の受診者確認装置においては、モニタに表示された画像に含まれる受診者IDと、読取り装置により読み取られた読取り情報に基づき検出された受診者IDとを比較してその一致度を出力することにより、受診者が識別される。
よって、画像分配器を検査機器制御装置とモニタの間に接続して配置することにより受診者を識別して受診者の誤認を防止することができるので、医療情報システムにおけるサーバに受診者を識別するための機能を持たせる必要がなく、既存の医療情報システムをそのまま用いて受診者識別機能を備えることができ、これにより、低コストで受診者の識別を行なうことができる。
なお、上記第9の構成を以下のようにしてもよい。すなわち、「受診者を識別するための受診者確認装置であって、画像分配器(80)と、画像分配器と接続される(「接続された」としてもよい)変換装置(82)と、読取り装置(70)と、出力装置(50、60)と、確認装置本体(10)と、を有し、画像分配器が、検査機器(116、118)と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置(112)と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタ(114)とを有するモダリティ装置(110)における検査機器制御装置とモニタの間に接続され、検査機器制御装置から送られた該画像信号が、画像分配器を介してモニタと変換装置に対して送られ、変換装置が、画像分配器から入力された画像信号をデジタル画像データに変換し、読取り装置が、受診者が装着する装着具に保持された受診者IDを読み取り、読取り装置による受診者IDの読取りがあった場合には、確認装置本体が、変換装置により得られたデジタル画像データから受診者IDを検出するとともに、該検出された受診者IDを読取り装置により読み取られた受診者IDと比較して、その一致度を判定し、判定した結果を出力装置から出力することを特徴とする受診者確認装置。」としてもよい。
また、第10には、受診者を識別するための受診者確認装置であって、画像分配器(80)と、読取り装置(70)と、出力装置(50,60)と、確認装置本体(10)と、を有し、画像分配器が、検査機器(116、118)と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置(112)と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタ(114)とを有するモダリティ装置(110)における検査機器制御装置とモニタの間に接続され、検査機器制御装置から送られた該画像信号が、画像分配器を介してモニタと確認装置本体に対して送られ、読取り装置が、読取り情報であって、受診者に与えられた情報保持手段に保持された情報又は受診者の生体情報である読取り情報を読み取り、読取り装置により読取り情報の読取りがあった場合には、確認装置本体が、画像分配器から入力された画像信号をデジタル画像データに変換し、該デジタル画像データから受診者IDを検出するとともに、読み取られた読取り情報に基づき受診者IDを検出して、検出された2つの受診者IDを比較してその一致度を判定し、判定した結果を出力装置から出力することを特徴とする。
第10の構成の受診者確認装置においては、モニタに表示された画像に含まれる受診者IDと、読取り装置により読み取られた読取り情報に基づき検出された受診者IDとを比較してその一致度を出力することにより、受診者が識別される。
よって、画像分配器を検査機器制御装置とモニタの間に接続して配置することにより受診者を識別して受診者の誤認を防止することができるので、医療情報システムにおけるサーバに受診者を識別するための機能を持たせる必要がなく、既存の医療情報システムをそのまま用いて受診者識別機能を備えることができ、これにより、低コストで受診者の識別を行なうことができる。
なお、上記第10の構成を以下のようにしてもよい。すなわち、「受診者を識別するための受診者確認装置であって、画像分配器(80)と、読取り装置(70)と、出力装置(50、60)と、確認装置本体(10)と、を有し、画像分配器が、検査機器(116、118)と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置(112)と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタ(114)とを有するモダリティ装置(110)における検査機器制御装置とモニタの間に接続され、検査機器制御装置から送られた該画像信号が、画像分配器を介してモニタと確認装置本体に対して送られ、読取り装置が、受診者が装着する装着具に保持された受診者IDを読み取り、読取り装置による受診者IDの読取りがあった場合には、確認装置本体が、画像分配器から入力された画像信号をデジタル画像データに変換し、該デジタル画像データから受診者IDを検出するとともに、該検出された受診者IDを読取り装置により読み取られた受診者IDと比較して、その一致度を判定し、判定した結果を出力装置から出力することを特徴とする受診者確認装置。」としてもよい。
また、第11には、上記第9又は第10の構成において、受診者に付与された受診者IDを少なくとも有する受診者情報を含む送信データで検査機器制御装置に入力するための送信データを送信する送信装置(101)と該検査機器制御装置の間に接続される(「接続された」としてもよい)ハブ装置(90)が設けられ、送信装置と検査機器制御装置間で通信される通信データで該送信データを含む通信データが、該ハブ装置により確認装置本体に送られ、確認装置本体は、該ハブ装置から送られた通信データから受診者情報を検出(抽出としてもよい)して、検出した受診者情報を蓄積するとともに、読取り装置による読取り情報の読取りがあった場合には、蓄積された受診者情報において読取り情報に基づき検出した受診者IDと一致する受診者IDを有する受診者情報を出力装置に出力することを特徴とする。
よって、ハブ装置をシステム本体と検査機器制御装置の間に接続して配置することにより受診者情報を表示できるので、医療情報システムにおけるサーバに受診者情報を表示するための機能を持たせる必要がなく、既存の医療情報システムをそのまま用いて受診者情報表示機能を備えることができ、これにより、低コストで受診者の識別を行なうことができる。また、2つの受診者IDの一致度を出力するだけでなく、受診者情報を表示することができるので、本人確認を容易とすることができる。
なお、第11の構成を以下のようにしてもよい。すなわち、「上記第9又は第10の構成において、受診者に付与された受診者IDを少なくとも有する受診者情報を含む送信データで検査機器制御装置に入力するための送信データを送信する送信装置(101)と該検査機器制御装置の間に接続される(「接続された」としてもよい)ハブ装置(90)が設けられ、送信装置と検査機器制御装置間で通信される通信データで該送信データを含む通信データが、ハブ装置により確認装置本体に送られ、確認装置本体は、ハブ装置から送られた通信データから受診者情報を検出(抽出としてもよい)して、抽出した受診者情報を蓄積するとともに、読取り装置による受診者IDの読取りがあった場合には、蓄積された受診者情報において読取り装置により読み取られた受診者IDと一致する受診者IDを有する受診者情報を出力装置に出力することを特徴とする。」としてもよい。
また、第12には、上記第11の構成において、送信装置から送信される送信データに含まれる受診者情報には、少なくとも受診者の氏名の情報が含まれることを特徴とする。
また、第13には、上記第9から第12までのいずれかの構成において、確認装置本体は、デジタル画像データにおける受診者IDが表示された領域に対して光学式文字認識を行なうことにより受診者IDを検出することを特徴とする。
また、第14には、上記第9から第13までのいずれかの構成において、情報保持手段が、読取り情報としてのバーコードが表示されたバーコード表示体であり、読取り装置が、バーコード表示体に表示されたバーコードを読み取るバーコードリーダであることを特徴とする。
また、第15には、第8又は第14の構成において、バーコード表示体が、バーコードが表示されたリストバンド又はバーコードが表示された帳票であることを特徴とする。
なお、上記第9から第15までのいずれかの構成において、上記出力装置が、判定結果を表示する表示装置及び/又は判定結果を音声で出力する音声出力装置であることを特徴とするものとしてもよい。
本発明に基づく請求項1、請求項7、請求項9及び請求項10における受診者確認装置によれば、画像信号取得手段(画像分配器)を検査機器制御装置とモニタの間に接続して配置することにより受診者を識別して受診者の誤認を防止することができるので、医療情報システムにおけるサーバに受診者を識別するための機能を持たせる必要がなく、既存の医療情報システムをそのまま用いて受診者識別機能を備えることができ、これにより、低コストで受診者の識別を行なうことができ、
また、請求項2及び請求項11における受診者確認装置によれば、通信データ取得手段(ハブ装置)を送信装置と検査機器制御装置の間に接続して配置することにより受診者情報を表示できるので、医療情報システムにおけるサーバに受診者情報を表示するための機能を持たせる必要がなく、既存の医療情報システムをそのまま用いて受診者情報表示機能を備えることができ、これにより、低コストで受診者の識別を行なうことができる。また、2つの受診者IDの一致度を出力するだけでなく、受診者情報を表示することができるので、本人確認を容易とすることができる。
受診者確認装置及び医療情報システムの構成を示す説明図である。 受診者確認装置及び医療情報システムの構成を示すブロック図である。 DICOM検出受診者情報格納部の構成を示す説明図である。 照合テーブルの構成を示す説明図である。 受診者確認装置を使用する操作者の動作を示すフローチャートである。 受診者確認装置の動作を示すフローチャートである。 医療情報システムの動作を示すフローチャートである。 医療情報システムの動作を示すフローチャートである。 受診者確認装置の動作を示すフローチャートである。 受診者確認装置の動作を示すフローチャートである。 コンソールモニタに表示される検査用画面を示す説明図である。 受診者確認装置におけるモニタへの表示例を示す説明図である。 従来における医療情報システムを示すブロック図である。
本発明においては、病院等の医療機関における医療情報システムを構成するサーバに受診者を識別するための機能を持たせる必要がなく、既存の医療情報システムをそのまま用いて受診者識別機能を備えることができる受診者確認装置を提供するという目的を以下のようにして実現した。
本発明に基づく受診者確認装置(受診者識別装置、患者確認装置、患者識別装置としてもよい)5は、システム本体101とモダリティ装置110とを有する医療情報システム100に接続されている。
ここで、受診者確認装置5は、図1、図2に示すように、端末10と、モニタ50と、スピーカ60と、バーコードリーダ70と、画像分配器80と、キャプチャユニット82と、ハブ90とを有している。
端末(確認装置本体)10は、通信部20、22、24、26、28と、記憶部30と、CPU40とを有している。
通信部20は、画像分配器80との通信を行なうものであり、主として、画像分配器80を介してCTコンソール112から送られた画像データを受信する。通信部22は、ハブ90との通信を行なうものであり、具体的には、NICボードと、該NICボードに取り付けられたLAN端子(具体的には、RJ45端子)とを有し、ハブ90から送信される通信データ(DICOM規格の通信データ(以下「DICOMデータ」とする)を含む通信データ)を受信する。通信部24は、バーコードリーダ70との通信を行なうものであり、バーコードリーダ70から送られるデータを受信する。通信部26は、モニタ50との通信を行なうものであり、通信部28は、スピーカ60との通信を行なう。通信部20〜28は、例えば、USB端子を有する構成となっている。
また、記憶部30は、各種情報を記憶するための記憶装置であり、主として、補助記憶装置として機能する。この記憶部30は、プログラム格納部32と、データ格納部34とを有している。
このプログラム格納部32は、端末10を動作させるための各種プログラムを格納する記憶部であり、主としてCPU40の動作を制御するためのプログラムを格納する。特に、図6〜図10に示すフローチャートに示す動作を制御するためのプログラムが格納されている。
また、データ格納部34は、各種データを記憶するための記憶部であり、特に、図3に示すDICOM検出受診者情報格納部36や、図4に示す照合テーブル38が設けられている。
DICOM検出受診者情報格納部36は、ハブ90を介して受信した通信データを解析することにより検出された受診者情報を記憶するものであり、受診者のID、氏名、生年月日、性別の各情報が記憶される。
また、照合テーブル38は、バーコード検出受診者情報と画像検出受診者情報とを比較することにより、それらの一致度を判定するためのテーブルであり、判定結果としては、「完全一致」、「一部一致」、「不一致」のいずれかの判定が判定結果に記録される。ここで、バーコード検出受診者情報は、受診者が装着しているリストバンド72に表示されているバーコードを読み取ることにより検出される受診者IDの情報であり、画像検出受診者情報は、画像分配器80及びキャプチャユニット82を介して受信した検査用画面の画像データにおける受診者ID表示欄200の領域を光学式文字認識(OCR)により検出される情報である。
また、CPU40は、端末10における各部の動作を制御するものであり、制御装置、演算装置、主記憶装置としての機能を有し、特に、プログラム格納部32に格納された各プログラムに従い動作する。
また、モニタ50は通信部26と接続され、このモニタ50には、特に、バーコード検出受診者情報と画像検出受診者情報とを比較することによる判定結果と、バーコードから検出した受診者IDと同一の受診者IDを有する受診者情報が表示される。また、スピーカ60は通信部28と接続され、スピーカ60からは該判定結果に応じた音が出力される。モニタ50とスピーカ60は、出力装置として機能する。
また、バーコードリーダ(読取り装置)70は、通信部24に接続され、レーザー光線又はLED光をバーコードに照射し、その反射光を読み取って認識する。バーコードリーダ70は、受診者が装着するリストバンド72に表示されたバーコードを読み取るためのものである。
リストバンド72にはバーコードが表示され、受診者IDがバーコードの形で表示されている。バーコードリーダ70で読み取られたバーコードは、バーコードを解析するためのプログラムに従い解析することにより受診者IDが検出される。つまり、バーコードとしての受診者IDを解析することにより文字化された受診者IDとする。
ここで、バーコードリーダ70が「受診者に与えられた情報保持手段に保持された情報である読取り情報を読み取る読取り手段(読取り装置)」として機能し、バーコードリーダ70により読み取られたバーコードを解析するためのプログラムを格納するプログラム格納部32と、該プログラムに従い動作するCPU40とが、「読取り手段により読み取られた読取り情報から受診者IDを検出する第2受診者情報検出手段」として機能する。また、上記「読取り手段」と「第2受診者情報検出手段」とで、受診者ID読取り手段が構成される。
また、リストバンド72が、「受診者に与えられた情報保持手段(情報保持部としてもよい(他においても同じ))」や「読取り情報としてのバーコードが表示されたバーコード表示体」や「装着具」に当たり、また、リストバンド72に表示されたバーコードは、「情報保持手段に保持された情報」、すなわち、読取り情報に当たる。
また、画像分配器80は、入出力される画像信号を分配して出力する装置であり、具体的には、画像信号がVGA信号の場合には、VGAスプリッタが使用され、画像信号がDVI信号の場合には、DVIスプリッタが使用される。画像分配器80は、CTコンソール112とコンソールモニタ114の間に接続されるとともに、キャプチャユニット82に接続され、CTコンソール112とコンソールモニタ114の間を送信される画像信号をキャプチャユニット82に出力する。画像分配器80のCTコンソール112との接続については、CTコンソール112の端子(画像信号がVGA信号の場合には、VGA端子、DVI端子の場合には、DVI端子)と画像分配器80の入力端子間を接続ケーブルで接続し、画像分配器80のコンソールモニタ114との接続については、画像分配器80の出力端子とコンソールモニタ114の端子(画像信号がVGA信号の場合には、VGA端子、DVI端子の場合には、DVI端子)間を接続ケーブルで接続する。
また、キャプチャユニット(変換装置)82は、モニタ表示用の画像信号(アナログ信号の場合もあるし、デジタル信号の場合もある)をデジタル画像データに変換するものであり、例えば、アナログ信号としてのVGA信号(アナログRGB信号)をデジタル画像データに変換する場合や、デジタル信号としてのDVI信号(デジタルRGB信号)をデジタル画像データに変換する場合がある。キャプチャユニット82は、画像分配器80及び通信部20に接続して設けられ、画像分配器80から受信した信号を変換して通信部20に送信する。
キャプチャユニット82における変換後のデジタル画像データは、USB入力対応のデジタル画像データであり、例えば、静止画像(例えば、JPEG形式の静止画像)のデータであり、キャプチャユニット82からは、所定周期で静止画像のデータが出力される。この変換後のデジタル画像データを用いて受診者IDが検出されるので、該デジタル画像データは、受診者ID検出用のデジタル画像データといえる。キャプチャユニット82の画像分配器80との接続については、画像分配器80の出力端子とキャプチャユニット82の入力端子を接続ケーブルで接続する。
ここで、画像分配器80が、「検査機器と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタとを有するモダリティ装置における検査機器制御装置とモニタの間に接続された画像信号取得手段で、検査機器制御装置から送信される該画像信号を取得する画像信号取得手段」に当たり、キャプチャユニット82が、「画像信号取得手段により取得された画像信号をデジタル画像データに変換する変換手段」に当たる。また、キャプチャユニット82から出力されるデジタル画像データが、「画像信号取得手段により取得した画像信号に基づく画像データ」に当たる。
また、ハブ(ハブ装置)90は、具体的にはリピータハブであり、リピータハブは、複数のポートを有し、ある端子(ポート)から受信した送信データを他の全ての端子(ポート)から出力する機能を有する装置であり、RISサーバ106及びCTコンソール112に接続されるとともに、通信部22に接続され、RISサーバ106とCTコンソール112間に通信される(つまり、送受信される)通信データをそのまま通信部22に送信する。つまり、ハブ90は、RISサーバ106からCTコンソール112に送られる送信データ及びCTコンソール112からRISサーバ106に送られる送信データを通信部22を介して端末10に送る。ハブ90のRISサーバ106との接続については、RISサーバ106のLAN端子とハブ90の1つの端子間を接続ケーブルで接続し、ハブ90のCTコンソール112との接続については、CTコンソール112のLAN端子とハブ90の他の1つの端子間を接続ケーブルで接続し、ハブ90の通信部22との接続については、ハブ90の他の1つの端子と通信部22の端子(例えば、LAN端子)間を接続ケーブルで接続する。
次に、医療情報システム100は、病院等の医療機関における医療情報システムであり、システム本体101と、モダリティ装置110とを有している。
ここで、システム本体101は、端末102と、端末102に接続されたHISサーバ(Hospital Information System Server)(病院情報システムサーバ)104と、HISサーバ104に接続されたRISサーバ(Radiology Information System Server)(放射線部門情報システムサーバ)106とを有している。
ここで、HISとは、病院内の検査診断予約システム(オーダリングシステム)や医事会計システム、電子カルテなどの総称であり、RISとは、放射線科部門の検査予約や検査状態、薬品等の管理、検査統計を管理するシステムである。
ここで、RISサーバ106は、「受診者に付与された受診者IDを少なくとも有する受診者情報を含む送信データで検査機器制御装置に入力するための送信データを送信する送信装置」として機能する。
また、モダリティ装置110は、CTコンソール112と、コンソールモニタ114と、ガントリ116と、寝台118とを有している。
CTコンソール112は、ガントリ116や寝台118の動作を制御するコンピュータ装置であり、コンソールモニタ114は、ガントリ116や寝台118を操作する際に用いられる表示装置であり、図11に示すような検査用画面が表示される。
図11に示す検査用画面においては、受診者ID表示欄200と、受診者名表示欄202と、受診者名表示欄204と、生年月日表示欄206と、性別表示欄208と、年齢表示欄210と、体重表示欄212と、撮影した画像を表示する画像表示欄220等が設けられている。なお、受診者名表示欄202と受診者名表示欄204とが設けられているが、一方は、カタカナ又はローマ字により表示され、他方が、漢字により表示される。
システム本体101及びモダリティ装置110においては、端末102から検査オーダー情報がHISサーバ104に送られると、HISサーバ104からRISサーバ106に対して、検査オーダー情報と受診者情報が送られ、RISサーバ106からCTコンソール112に対して、検査オーダー情報と受診者情報が送られる。CTコンソール112は、RISサーバ106から送られた検査オーダー情報と受診者情報に従い、所定の検査用画面(図11参照)をコンソールモニタ114に表示する。図11に示す検査用画面は、CTコンソール112から送信される画像信号に基づいて表示される画像であり、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄(つまり、受診者ID表示欄200)を有し、CTコンソール112を操作するための画像であるといえる。
ここで、ガントリ116と寝台118とが「検査機器」に当たり、CTコンソール112が「検査機器の動作を制御する検査機器制御装置」に当たり、コンソールモニタ114が「検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタ」に当たる。
なお、受診者確認装置5(つまり、端末10と、モニタ50と、スピーカ60と、バーコードリーダ70と、画像分配器80と、キャプチャユニット82と、ハブ90)と、モダリティ装置110(つまり、CTコンソール112と、コンソールモニタ114と、ガントリ116と、寝台118)は、検査室に設けられている。
次に、図5〜図10に示すフローチャートを使用して、受診者確認装置5の動作について説明する。なお、図5〜図10に示すフローチャートにおいて、図5は、操作者が行なう動作について説明するものであり、図6〜図10は、端末10における動作を説明するものである。
まず、所定の周期(例えば、1秒間に数十回〜数千回(他においても同じ))で、ハブ90を介して通信データを受信して、該通信データに含まれる受診者情報を検出して、検出した受診者情報をDICOM検出受診者情報格納部36に格納する。
すなわち、ハブ90を介してRISサーバ106とCTコンソール112間に通信されている(つまり、送受信されている)通信データをパケットごとに受信し(S31)、この通信データをフィルタリングしてDICOMデータのみを抽出する(S32)。つまり、RISサーバ106とCTコンソール112間の通信データには、DICOMデータ以外のデータ(例えば、TCP/IP規格の通信データ)も含まれているので、DICOMデータのみを抽出する。
そして、抽出したDICOMデータに所定のデータ群(すなわち、「C−FIND−RSP−DATA」のデータ群)が存在するか否かを判定して(S33)、存在する場合には、該所定のデータ群を抽出する(S34)。この「C−FIND−RSP−DATA」のデータ群は、DICOMデータにおいて、検査を開始する際にCTコンソール112に対して送信されるデータ群であり、このデータ群の中に受診者情報が含まれている。
該所定のデータ群を抽出したら、該データ群を解析して受診者情報(受診者ID、氏名、生年月日、性別)を抽出し、該受診者情報をDICOM検出受診者情報格納部36に保存する(S36)。
図6のフローチャートに示す処理は所定の周期で行われるが、CTコンソール112における所定の入力操作(後述するステップS12)をした際に、CTコンソール112から「C−FIND−RQ」のデータ群がRISサーバ106に送信され、これに対して、RISサーバ106から「C−FIND−RSP−DATA」のデータ群がCTコンソール112に対して送信されるので、その際に受信したパケットから受診者情報が検出できることになる。
なお、DICOM検出受診者情報格納部36には、検出された受診者情報が全て蓄積されていく。つまり、受診者情報は上書きされることなく、順次保存されていく。
ここで、ハブ90が「受診者に付与された受診者IDを少なくとも有する受診者情報を含む送信データで検査機器制御装置に入力するための送信データを送信する送信装置と該検査機器制御装置の間に接続された通信データ取得手段で、送信装置と検査機器制御装置間で通信される通信データで該送信データを含む通信データを取得する通信データ取得手段」として機能し、図6におけるステップS31〜S35までの処理を行なうプログラムを格納するプログラム格納部32と該プログラムに従い動作するCPU40とが、「通信データ取得手段により取得された通信データから受診者情報を検出する受診者情報検出手段」として機能し、図6におけるステップS36の処理を行なうプログラムを格納するプログラム格納部32と該プログラムに従い動作するCPU40と受診者情報を蓄積するためのDICOM検出受診者情報格納部36とが、「受診者情報検出手段により検出された受診者情報を蓄積する受診者情報蓄積手段」として機能する。
次に、検査の手順として、まず、端末102により検査オーダーを入力する(S11、S41)。すると、検査オーダー情報がHISサーバ104に送信され(S42)、検査オーダー情報と受診者情報が、HISサーバ104からRISサーバ106に対して送信される(S43)。
次に、CTコンソール112において、所定の入力操作を行なう(具体的には、図11の検査用画面における「読込みサーバから」のアイコン230をクリックする)(S12)。すると、受診者情報と検査オーダー情報がRISサーバ106からCTコンソール112に送信され(S51、S52)、RISサーバ106から送られた受診者情報及び検査オーダー情報とに従い、CTコンソール112から最新の検査用画面のデータをコンソールモニタ114に送信されて表示され、次に検査すべき受診者についての検査用画面が表示される(S53)。
つまり、CTコンソール112において、該所定の入力操作を行なうと、受診者情報がCTコンソール112に送信されるので(つまり、受診者情報と検査オーダー情報とが「C−FIND−RSP−DATA」のデータ群に含まれた形で送信される)、ハブ90を介して通信データを受信することにより、受診者情報が検出できることになる。なお、図8のフローチャートに示す処理は、所定の周期で行われる。
次に、受診者が検査室に移動して(S13)、検査室において、受診者が装着しているリストバンド72のバーコードをバーコードリーダ70により読み取る(S14)。
すると、端末10においては、バーコードの読取りがあったか否かが所定の周期で判定されており(S61)、バーコードの読取りがあった場合には、読み取ったバーコードを解析して受診者IDを検出し、検出した受診者IDを照合テーブル38におけるバーコード検出受診者情報に保存する(S62)。なお、ここでいう「受診者」とは、「患者」を含む意味であるとともに、「被検者」と同義である。
次に、画像検出受診者情報を検出・保存する(S63)。すなわち、コンソールモニタ114には、次に検査すべき受診者の検査用画面(図11参照)が表示されているので、この検査用画面の画像を解析する(S81)。つまり、画像分配器80からはこの検査用画面の画像信号がキャプチャユニット82に送られ、キャプチャユニット82において、該画像信号がデジタル画像データに変換されて端末10に送られているので、端末10においては、バーコードリーダ70によるバーコードの読取りのタイミングで、受信したデジタル画像データ(検査用画面の画像データ)における受診者ID表示欄200の領域を光学式文字認識(OCR)により解析することにより該デジタル画像データから受診者IDを検出する。つまり、所定周期でデジタル画像データが通信部20を介してCPU40に送られるが、CPU40は、バーコード読取りを検出した直後に通信部20を介して送られたデジタル画像データに対して光学式文字認識を行なう。以上のように、画像分配器80により取得した画像信号に基づいて受診者IDが検出される。ここで、プログラム格納部32に格納されている解析用プログラムと該解析用プログラムに従い動作するCPU40とが、「変換手段により得られたデジタル画像データから受診者IDを検出する第1受診者ID検出手段」に当たる。また、キャプチャユニット82とプログラム格納部32に格納されている解析用プログラムと該解析用プログラムに従い動作するCPU40とが、「画像信号取得手段により取得された画像信号に基づき受診者IDを検出する第1受診者ID検出手段」に当たる。
この解析により検出された受診者IDを照合テーブルにおける画像検出受診者情報に保存する(S82)。以上のようにして、バーコード検出受診者情報と画像検出受診者情報の一対の情報が照合テーブル38に保存されることになる。
なお、図9においては、「バーコード検出受診者情報を保存(S62)」の次に「画像検出受診者情報を検出・保存(S63)」を行なうとなっているが、その順序は逆でもよく、「画像検出受診者情報を検出・保存」の次に「バーコード検出受診者情報を保存」を行ってもよい。
次に、バーコード検出受診者情報と画像検出受診者情報とを照合して、その一致度を判定する(S64)。すなわち、一致する度合いを数値化して、その一致度を判定する。一致する度合いの数値化の方法としては、例えば、複数桁の情報において、各桁が一致する割合を算出する。ここで、該判定を行なうためのプログラムを格納するプログラム格納部32と該プログラムに従い動作するCPU40とが、「第1受診者ID検出手段により検出した受診者IDと、第2受診者ID検出手段により検出した受診者IDとを比較して、その一致度を判定する判定手段」として機能する。
次に、バーコード検出受診者情報と画像検出受診者情報とを照合した結果、完全一致したか否かを判定し(S65)、完全一致の場合には、完全一致の旨の出力を行なう(S66)。例えば、完全一致を示す表示をモニタ50に行なうとともに、完全一致を示す音をスピーカ60から出力する。完全一致を示す表示としては、例えば、図12(a)に示すように、完全一致を示す記号51a(○の図形)とともに、「完全一致」の文字52aを表示する。
一方、ステップS65において、完全一致でない場合には、一部一致であるか否かを判定し(S67)、一部一致の場合には、一部一致の旨の出力を行なう(S68)。例えば、一部一致を示す表示をモニタ50に行なうとともに、一部一致を示す音をスピーカ60から出力する。一部一致を示す表示としては、例えば、図12(b)に示すように、一部一致を示す記号51b(△の図形)とともに、「一部一致」の文字52bを表示する。
一方、ステップS67において、一部一致でない場合には、不一致の旨の出力を行なう(S69)。例えば、不一致を示す表示をモニタ50に行なうとともに、不一致を示す音をスピーカ60から出力する。不一致を示す表示としては、例えば、図12(c)に示すように、不一致を示す記号51c(×の図形)とともに、「不一致」の文字52cを表示する。
なお、完全一致と、一部一致と、不一致の分け方については、一致度を数値化した値にしきい値を設けることにより区分けし、例えば、100%とa%をしきい値とし、一致度が100%の場合には、完全一致とし、一致度がa%以上100%未満の場合には、一部一致とし、一致度がa%未満の場合には、不一致とする。ここで、a%におけるaの値は任意であるが、例えば、70%とする。
これにより、端末10の操作者(例えば、検査を行なう検査者)は、モニタ50の表示とスピーカ60からの音声により完全一致、一部一致及び不一致のいずれであるかを知ることができる。
なお、一致度を出力する際にモニタ50とスピーカ60とこれらを動作させるためのプログラムを格納するプログラム格納部32が、「判定手段による判定結果を出力する出力手段」として機能する。
次に、DICOM検出受診者情報格納部36に格納されているIDに、バーコードを読み取ることにより検出したバーコード検出受診者情報と同一のIDが存在するか否かを判定し(S70)、同一のIDが存在する場合には、DICOM検出受診者情報格納部36における該IDに対応する受診者情報をモニタ50に表示する(S71)。なお、この受診者情報の表示は、完全一致又は一部一致又は不一致の表示とともに、モニタ50に表示する。すなわち、図12に示す例では、完全一致又は一部一致又は不一致の表示とともに、受診者情報として、受診者の氏名、生年月日、性別が表示される。なお、生年月日の代わりに、生年月日から算出した年齢を表示してもよい。
そして、判定結果が「完全一致」で「受診者情報表示あり(つまり、DICOM検出受診者情報格納部36に格納されているIDに、バーコードを読み取ることにより検出したバーコード検出受診者情報と同一のIDが存在する)」の場合には、検査を実行する(S15、S16)。なお、この場合でも、受診者情報がモニタ50に表示されているので、モニタ50に表示されている氏名を発音して受診者に呼びかけたり、表示されている生年月日に基づく年齢と容姿を比較したり、表示されている性別を受診者の容姿と比較することにより確認することが望ましい。
一方、「一部一致」で「受診者情報表示あり(つまり、DICOM検出受診者情報格納部36に格納されているIDに、バーコードを読み取ることにより検出したバーコード検出受診者情報と同一のIDが存在する)」の場合には、受診者への目視及び受診者への質問により本人であるか否かを確認し(S18)、本人と確認できた場合には、検査を実行する(S19、S16)。ここで、受診者への目視については、上記ステップS71において、生年月日や性別がモニタ50に表示されるので、受診者を見ることにより、明らかに本人でないことを知ることができる。例えば、受診者の容姿が生年月日に基づく年齢と明らかに異なる場合や、受診者の容姿がモニタ50に表示された性別と明らかに異なる場合に、本人でないことを知ることができる。また、受診者への質問としては、モニタ50に表示されている氏名を見て「○○さんですか。」と質問することにより本人と確認する。つまり、上記ステップS17では、一部一致ではあるが、これは、画像検出受診者情報が光学式文字認識(OCR)により検出されたものであることから検出精度が必ずしも高くない場合があるので、受診者情報が表示されている(つまり、DICOMデータにはその名前が存在する)ことから一定の信頼性があるとして、確認作業を行なうことにより本人を確認するのである。
一方、「完全一致」で「受診者情報あり」の場合でもなく、「一部一致」で「受診者情報あり」の場合でもない場合、つまり、不一致の場合や、受診者情報が存在しない場合には、その受診者に対して検査を行わずに、検査内容を再確認する(S20)。再確認の方法としては、例えば、受診者に氏名を聞いて、コンソールモニタ114に表示されている氏名と同一であるかを確認する方法や、モニタ50に氏名が表示されている場合には、受診者から聞いた氏名と同一であるか否かを確認する方法や、そもそも受診者情報が存在しない場合には、キャプチャユニット82の変換精度が必ずしも高くない場合があるものの、その受診者がその検査(例えば、CTによる検査)の対象とはなっていないことも考えられるので、その受診者への検査内容を再確認する。
本実施例の受診者確認装置5によれば、ハブ90をRISサーバ106とCTコンソール112間に接続して配置し(つまり、病院システム本体とモダリティ装置間に接続して配置する)、画像分配器80をCTコンソール112とコンソールモニタ114間に接続して配置する(つまり、モダリティ装置におけるコンソールとモニタ間に接続して配置する)ことにより受診者を識別して受診者の誤認を防止することができるとともに、受診者情報を表示することができるので、医療情報システム100におけるサーバ(HISサーバ104やRISサーバ106、特に、RISサーバ106)に受診者を識別するための機能を持たせる必要がなく、また、該サーバに受診者情報を表示する機能を持たせる必要がなく、既存の医療情報システムをそのまま用いて受診者識別機能を備えることができ、これにより、低コストで受診者の識別を行なうことができる。
また、本実施例の受診者確認装置5によれば、バーコード検出受診者情報と画像検出受診者情報とを照合して一致度を出力するだけでなく、DICOMデータから受診者情報を検出してモニタ50に表示するので、本人確認を容易とすることができる。
なお、上記の説明において、ハブ90はリピータハブであるとしたが、他のハブ装置であってもよく、例えば、特定のポートへの入力信号を他のポートにミラー出力することができるスイッチングハブであってもよい。つまり、上記のようなミラー出力機能を有するスイッチングハブに対して、RISサーバ106からの接続ケーブルが接続されたポートへの入力信号とCTコンソール112からの接続ケーブルが接続されたポートへの入力信号を通信部22からの接続ケーブルが接続されたポートに対してミラー出力するように設定しておくことにより、RISサーバ106とCTコンソール112間の通信データを通信部22に送ることができる。
また、上記の説明においては、キャプチャユニット82が設けられ、画像信号をデジタル画像データに変換して、端末10に入力するものとして説明したが、画像信号を直接端末10に入力する構成とし、端末10において、バーコードリーダ70によるバーコードの読取りのタイミングで、画像信号をデジタル画像データに変換し、変換されたデジタル画像データから受診者IDを検出するようにしてもよい。この場合には、画像信号をデジタル画像データに変換するためのプログラムをプログラム格納部32に設け、CPU40が該プログラムに従い動作する。つまり、キャプチャユニット82の機能をプログラム格納部32に格納されたプログラムと該プログラムに従い動作するCPU40により行なうのである。この場合、「画像信号取得手段により取得された画像信号をデジタル画像データに変換する変換手段」や「画像信号取得手段により取得された画像信号に基づき受診者IDを検出する第1受診者ID検出手段」は、端末10に設けられることになる。
また、上記の説明においては、モダリティ装置110がCT装置である場合を例にとって説明したが、他のモダリティ装置でもよく、例えば、MRI(magnetic resonance imaging)装置、X線TV装置、マンモグラフィー、超音波検査装置等でもよい。
MRI装置の場合には、ガントリ(検査機器)及び寝台(検査機器)と、ガントリや寝台の動作を制御するコンソール(検査機器制御装置)と、モニタとから構成され、コンソールとモニタの間に画像分配器80が接続され、コンソールとRISサーバ106の間にハブ90が接続される。
また、X線TV装置の場合には、X線TV装置(検査機器)及び寝台(検査機器)と、X線TV装置や寝台の動作を制御するコンソール(検査機器制御装置)と、モニタとから構成され、コンソールとモニタの間に画像分配器80が接続され、コンソールとRISサーバ106の間にハブ90が接続される。
また、マンモグラフィーの場合には、マンモグラフィー装置(検査機器)と、マンモグラフィー装置の動作を制御するコンソール(検査機器制御装置)と、モニタとから構成され、コンソールとモニタの間に画像分配器80が接続され、コンソールとRISサーバ106の間にハブ90が接続される。
また、超音波診断装置の場合には、探触子が接続された装置本体(検査機器)と、装置本体の動作を制御するコンソール(検査機器制御装置)と、モニタとから構成され、コンソールとモニタの間に画像分配器80が接続され、コンソールとRISサーバ106の間にハブ90が接続される。
また、上記の説明では、リストバンド72に表示されたバーコード(受診者に与えられた情報保持手段に保持された情報)をバーコードリーダ70により読み取り、読み取ったバーコードから受診者IDを検出するものとして説明したが、これには限られず、受診者に与えられた情報保持手段に保持された情報又は受診者の生体情報である読取り情報を読取り装置(読取り手段)で読み取り、読み取られた読取り情報から受診者IDを検出する構成であれば他の構成でもよい。
例えば、リストバンド72の代わりに、バーコードが印字して表示された紙製の帳票を用いて、該バーコードに保持された情報をバーコードリーダ70により読み取ることとしてもよい。この場合、該帳票が、「受診者に与えられた情報保持手段」や「読取り情報としてのバーコードが表示されたバーコード表示体」となり、帳票に表示されたバーコードが、「受診者に与えられた情報保持手段に保持された情報」、つまり、読取り情報となる。
また、RFID(Radio Frequency IDentification)を用いて、ID情報を埋め込んだRFタグ(このRFタグが「受診者に与えられた情報保持手段」に当たり、該ID情報が、「情報保持手段に保持された情報」、つまり、読取り情報となる。)から情報をリーダ(読取り手段、読取り装置)により読み取り、読み取った情報(例えば、リーダから供給した電波に対してタグからの反射波の信号)を解析して受診者IDを検出するものとしてもよい(この場合、読み取った情報を解析して受診者IDを検出するためのプログラムと該プログラムに従い動作するCPUとが、「読取り手段により読み取られた読取り情報から受診者IDを検出する第2受診者情報検出手段」として機能する)。
また、生体認証の技術を用いて、生体情報(例えば手のひら等の静脈パターン)をリーダにより読み取って、読み取った生体情報を解析して受診者IDを検出するようにしてもよい(この場合、読み取った生体情報を解析して受診者IDを検出するためのプログラムと該プログラムに従い動作するCPUとが、第2受診者情報検出手段として機能する)。
また、上記の説明においては、ハブ90にRISサーバ106が接続されているとしたが、受診者情報をコンソールに送信する装置であれば、RISサーバには限られない。
5 受診者確認装置
10 端末
20、22、24、26、28 通信部
30 記憶部
32 プログラム格納部
34 データ格納部
36 DICOM検出受診者情報格納部
38 照合テーブル
40 CPU
50 モニタ
60 スピーカ
70 バーコードリーダ
80 画像分配器
82 キャプチャユニット
90 ハブ
100 医療情報システム
101 システム本体
102 端末
104 HISサーバ
106 RISサーバ
110 モダリティ装置
112 CTコンソール
114 コンソールモニタ
116 ガントリ
118 寝台

Claims (15)

  1. 受診者を識別するための受診者確認装置であって、
    検査機器と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタとを有するモダリティ装置における検査機器制御装置とモニタの間に接続される画像信号取得手段で、検査機器制御装置から送信される該画像信号を取得する画像信号取得手段と、
    画像信号取得手段により取得された画像信号をデジタル画像データに変換する変換手段と、
    変換手段により得られたデジタル画像データから受診者IDを検出する第1受診者ID検出手段と、
    読取り情報であって、受診者に与えられた情報保持手段に保持された情報又は受診者の生体情報である読取り情報を読み取る読取り手段と、
    読取り手段により読み取られた読取り情報から受診者IDを検出する第2受診者情報検出手段と、
    第1受診者ID検出手段により検出した受診者IDと、第2受診者ID検出手段により検出した受診者IDとを比較して、その一致度を判定する判定手段と、
    判定手段による判定結果を出力する出力手段と、
    を有し、
    読取り手段による読取り情報の読取りがあった場合に、第1受診者ID検出手段により画像データに含まれる受診者IDが検出され、判定手段により第1受診者ID検出手段により検出した受診者IDと第2受診者ID検出手段により検出した受診者IDの一致度が判定され、出力手段により判定結果が出力されることを特徴とする受診者確認装置。
  2. 受診者に付与された受診者IDを少なくとも有する受診者情報を含む送信データで検査機器制御装置に入力するための送信データを送信する送信装置と該検査機器制御装置の間に接続される通信データ取得手段で、送信装置と検査機器制御装置間で通信される通信データで該送信データを含む通信データを取得する通信データ取得手段と、
    通信データ取得手段により取得された通信データから受診者情報を検出する受診者情報検出手段と、
    受診者情報検出手段により検出された受診者情報を蓄積する受診者情報蓄積手段と、を有し、
    読取り手段により読取り情報の読取りがあった場合には、出力手段は、受診者情報蓄積手段により蓄積された受診者情報において第2受診者ID検出手段により検出された受診者IDと一致する受診者IDを有する受診者情報を表示して出力することを特徴とする請求項1に記載の受診者確認装置。
  3. 通信データ取得手段が、送信装置と検査機器制御装置間で通信される通信データを受診者情報検出手段に送るハブ装置であることを特徴とする請求項2に記載の受診者確認装置。
  4. 送信装置から送信される送信データに含まれる受診者情報には、少なくとも受診者の氏名の情報が含まれることを特徴とする請求項2又は3に記載の受診者確認装置。
  5. 画像信号取得手段が、検査機器制御装置とモニタの間に接続された画像分配器であり、検査機器制御装置から送られた画像信号が、画像分配器を介してモニタと変換手段に対して送られることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の受診者確認装置。
  6. 第1受診者ID検出手段は、変換手段により得られたデジタル画像データにおける受診者IDが表示された領域に対して光学式文字認識を行なうことにより受診者IDを検出することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に記載の受診者確認装置。
  7. 受診者を識別するための受診者確認装置であって、
    検査機器と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタとを有するモダリティ装置における検査機器制御装置とモニタの間に接続される画像信号取得手段で、検査機器制御装置から送信される該画像信号を取得する画像信号取得手段と、
    画像信号取得手段により取得された画像信号に基づき受診者IDを検出する第1受診者ID検出手段と、
    読取り情報であって、受診者に与えられた情報保持手段に保持された情報又は受診者の生体情報である読取り情報を読み取る読取り手段と、
    読取り手段により読み取られた読取り情報から受診者IDを検出する第2受診者情報検出手段と、
    第1受診者ID検出手段により検出した受診者IDと、第2受診者ID検出手段により検出した受診者IDとを比較して、その一致度を判定する判定手段と、
    判定手段による判定結果を出力する出力手段と、
    を有し、
    読取り手段による読取り情報の読取りがあった場合に、第1受診者ID検出手段により画像データに含まれる受診者IDが検出され、判定手段により第1受診者ID検出手段により検出した受診者IDと第2受診者ID検出手段により検出した受診者IDの一致度が判定され、出力手段により判定結果が出力されることを特徴とする受診者確認装置。
  8. 情報保持手段が、読取り情報としてのバーコードが表示されたバーコード表示体であり、読取り手段が、バーコード表示体に表示されたバーコードを読み取るバーコードリーダであることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載の受診者確認装置。
  9. 受診者を識別するための受診者確認装置であって、
    画像分配器と、画像分配器と接続される変換装置と、読取り装置と、出力装置と、確認装置本体と、を有し、
    画像分配器が、検査機器と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタとを有するモダリティ装置における検査機器制御装置とモニタの間に接続され、検査機器制御装置から送られた該画像信号が、画像分配器を介してモニタと変換装置に対して送られ、
    変換装置が、画像分配器から入力された画像信号をデジタル画像データに変換し、
    読取り装置が、読取り情報であって、受診者に与えられた情報保持手段に保持された情報又は受診者の生体情報である読取り情報を読み取り、
    読取り装置により読取り情報の読取りがあった場合には、確認装置本体が、変換装置により得られたデジタル画像データから受診者IDを検出するとともに、読み取られた読取り情報に基づき受診者IDを検出して、検出された2つの受診者IDを比較してその一致度を判定し、判定した結果を出力装置から出力することを特徴とする受診者確認装置。
  10. 受診者を識別するための受診者確認装置であって、
    画像分配器と、読取り装置と、出力装置と、確認装置本体と、を有し、
    画像分配器が、検査機器と、該検査機器の動作を制御する検査機器制御装置と、検査機器制御装置から送信される画像信号に基づく画像で、受診者に付与された受診者IDを表示する表示欄を有し、検査機器制御装置を操作するための画像を表示するモニタとを有するモダリティ装置における検査機器制御装置とモニタの間に接続され、検査機器制御装置から送られた該画像信号が、画像分配器を介してモニタと確認装置本体に対して送られ、
    読取り装置が、読取り情報であって、受診者に与えられた情報保持手段に保持された情報又は受診者の生体情報である読取り情報を読み取り、
    読取り装置により読取り情報の読取りがあった場合には、確認装置本体が、画像分配器から入力された画像信号をデジタル画像データに変換し、該デジタル画像データから受診者IDを検出するとともに、読み取られた読取り情報に基づき受診者IDを検出して、検出された2つの受診者IDを比較してその一致度を判定し、判定した結果を出力装置から出力することを特徴とする受診者確認装置。
  11. 受診者に付与された受診者IDを少なくとも有する受診者情報を含む送信データで検査機器制御装置に入力するための送信データを送信する送信装置と該検査機器制御装置の間に接続されるハブ装置が設けられ、送信装置と検査機器制御装置間で通信される通信データで該送信データを含む通信データが、該ハブ装置により確認装置本体に送られ、
    確認装置本体は、該ハブ装置から送られた通信データから受診者情報を検出して、検出した受診者情報を蓄積するとともに、読取り装置による読取り情報の読取りがあった場合には、蓄積された受診者情報において読取り情報に基づき検出した受診者IDと一致する受診者IDを有する受診者情報を出力装置に出力することを特徴とする請求項9又は10に記載の受診者確認装置。
  12. 送信装置から送信される送信データに含まれる受診者情報には、少なくとも受診者の氏名の情報が含まれることを特徴とする請求項11に記載の受診者確認装置。
  13. 確認装置本体は、デジタル画像データにおける受診者IDが表示された領域に対して光学式文字認識を行なうことにより受診者IDを検出することを特徴とする請求項9又は10又は11又は12に記載の受診者確認装置。
  14. 情報保持手段が、読取り情報としてのバーコードが表示されたバーコード表示体であり、読取り装置が、バーコード表示体に表示されたバーコードを読み取るバーコードリーダであることを特徴とする請求項9又は10又は11又は12又は13に記載の受診者確認装置。
  15. バーコード表示体が、バーコードが表示されたリストバンド又はバーコードが表示された帳票であることを特徴とする請求項8又は14に記載の受診者確認装置。
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