JP2009080700A - 健康医療情報管理分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】医療データ、健康診断結果のデータ、予防・改善プログラムの実施結果のデータ、日常生活に関連するデータ等の生体情報の統合を実現し、かつ患者を含む被検体から提供される情報の信頼性を向上し、医療従事者によるきめ細かな個別指導の補完を行うことを可能とすること。
【解決手段】被検体の生体情報を受け付け、かつ被検体の健康管理等のために実施するイベント情報を受け付け、このイベント情報に応じたアクションと当該アクションの実施時期とを決定し、この決定された時期にアクションに応じた生体情報を受け取り、この受け取った生体情報を分析してエビデンス情報を取得し、エビデンス情報の提示要求に応じてエビデンス情報を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば人体等の被検体の健康管理のために確かな医療の情報を広く提示する健康医療情報管理分析装置に関する。
近年、医療費の削減が社会的な大きな課題になっている状況下において、このような課題に対する施策として例えば患者を含む人体等の被検体に対する健康の予防・改善を支援するための予防・改善プログラムの取り組みの強化が必要になっている。病気例えば糖尿病を持つ患者数は、膨大になっている。このような膨大な人数の患者に対して予防・改善プログラムを実行して当該膨大な人数の患者に対して糖尿病の改善等を支援する場合、膨大な人数の各患者に対して医療従事者によってそれぞれきめ細かな個別指導を行うことが理想的である。ところが、かかる各患者別にきめ細かな個別指導を実現するには、指導コストの上昇を招くおそれがある。
指導コストを考慮すると、膨大な人数の患者に対する指導は、例えばある限られた内容等の指導の仕方になるような限局的な指導にならざるを得ない。従って、かかる限局的な指導を補完するために患者間で健康の予防・改善を支援するための情報等を共有することが考えられていることが現状である。
このような状況下において、例えば患者を含む人体等の被検体の検査データ等を管理する技術には、例えば特許文献1乃至3がある。特許文献1は、疾患管理サーバに関し、患者に係る検査データを定期的に入力して蓄積し、この検査データにより患者に関する病状データを更新し、予め設定された監視条件により検査テータ及び病状データを随時判断し、患者に通知を発すべき監視条件を満たせば患者に対する通知データを出力することを開示する。
特許文献2は、健康に関するデータを利用者端末により通信ネットワークを介して受信し、この受信したデータを蓄積する蓄積データベースと、この蓄積データベースに蓄積されたデータを加工する演算加工部と、蓄積データベースに蓄積されたデータ又は演算加工部により加工されたデータに基づいて利用者の健康状態を検査する検査部と、健康状態に応じて健康コンテンツを作成するコンテンツ作成部と、このコンテンツ作成部により作成された健康コンテンツに対する利用者の利用状況を調査する利用状況調査部と、コンテンツ作成部により作成された健康コンテンツを利用者に通信ネットワークを介して送信する送信部とを備え、健康コンテンツの学習支援を可能とすることを開示する。
特許文献3は、遠隔的に配置された端末装置、ソフトウエア及び定義可能なアクセスレベルに関連する遠隔的に蓄積された参加者情報を使用する多ドメイン健康プログラムを管理するための知的健康管理技術(IHMT)システムであって、多ドメイン健康プログラムと共に慢性病の管理の補助について開示する。すなわち、特許文献3は、個人の健康情報と医療記録とを集め、かつその情報を分析し、医療判断処理を模擬する。この処理は、一般的な医療判断原理、常識的な原理及び所定のIHMTモジュールに関する特定の倫理に基づく。この処理の結果、特化された勧告を提供する。コンピュータの発生した勧告と第三者例えば医者、栄養士、薬剤師等からの入力を含む。
低い指導コストで膨大な人数の各患者を含む人体等の被検体に対してきめ細かな個別指導を実現するためには、これら患者を含む人体等の被検体の各端末をネットワークを介して例えばコンピュータから成る管理サーバに接続し、この管理サーバにおいて各被検体の情報を収集する。これら被検体の情報は、例えば医療機関において検査等の医療行為を受けた結果である医療データ、健康診断を受けた結果のデータ、上記予防・改善プログラムの実施の結果のデータ、日常生活に関連する例えば運動を行った等のデータ等である。しかるに、管理サーバにおいて各被検体の情報を収集することによって各被検体間での情報の共有化を図り、各被検体の各端末において管理サーバ等から各被検体の情報を読み出すことにより各被検体の健康の予防・改善を支援することが必要である。
しかしながら、管理サーバにおいて収集した医療データ、健康診断結果のデータ、予防・改善プログラムの実施結果のデータ、日常生活に関連するデータ等の生体情報は、相互に関連付けられていないために、これらデータを統合して扱うことが不可能である。又、患者を含む被検体から提供される情報には、好意的に提供された情報であっても信憑性に乏しかったり、医学的に信頼性の低い情報も含まれる可能がある。例えば、被検体Qに対してR薬品を投与して24時間後の血糖値を検査したところ血糖値が例えば40%低下した検査データを得た。これに対して被検体Sに対して被検体Qと同じR薬品を投与して24時間後の血糖値を検査したところ血糖値が例えば10%しか低下しなかった検査データを得た。このような場合、各被検体Q、Sに対して同じR薬品を投与した結果の検査データであっても、R薬品を投与したときの被検体Qに対して有効な効き目が現れたのに対し、同じR薬品を投与したときの被検体Rに対してさほど有効な効き目が現れない理由の情報が関連付けられていない。このような各被検体Q、Sの各検査データであれば、いずれの検査データを信頼すればよいか判断が付きにくい。
上記特許文献1乃至3においても同様で、特許文献1は、患者に係る検査データを定期的に入力して蓄積して病状データを更新し、予め設定された監視条件により検査テータ及び病状データを随時判断し、患者に通知を発すべき監視条件を満たせば患者に対する通知データを出力しているが、蓄積する患者に係る検査データは、当該検査データの変化を引き起こす要因、例えば運動をした、薬物を投与した等との関連付けを行ったものではない。このため、検査データの変化とこの検査データの変化を引き起こす要因との因果関係が評価できない。
特許文献2は、健康に関するデータを利用者端末により通信ネットワークを介して受信して蓄積データベースに蓄積しているが、この健康に関するデータも特許文献1と同様に、健康状態の変化を引き起こす要因、例えば運動をした、薬物を投与した等との関連付けを行ったものではない。このため、検査データの変化とこの検査データの変化を引き起こす要因との因果関係が評価できない。
特許文献3は、個人の健康情報と医療記録とを集めているが、これら健康情報と医療記録も特許文献1と同様に、健康状態の変化を引き起こす要因、例えば運動をした、薬物を投与した等との関連付けを行ったものではない。このため、検査データの変化とこの検査データの変化を引き起こす要因との因果関係が評価できない。
特開2002−312479号公報 特開2006−308706号公報 特開2002−132952号公報
本発明の目的は、医療データ、健康診断結果のデータ、予防・改善プログラムの実施結果のデータ、日常生活に関連するデータ等の生体情報の統合を実現し、かつ患者を含む被検体から提供される情報の信頼性を向上し、医療従事者等によるきめ細かな個別指導の補完を行うことを可能とする健康医療情報管理分析装置を提供することにある。
本発明の請求項1記載の健康医療情報管理分析装置は、少なくとも被検体の生体情報を受け付ける生体情報管理部と、少なくとも被検体の健康管理のために実施するイベント情報を受け付け、イベント情報に応じた検査項目と当該検査項目の実施時期とを決定し、かつ決定された時期に検査項目に応じた生体情報を生体情報管理部から受け取り、当該受け取った生体情報を分析してエビデンス情報を取得するイベント管理部と、イベント管理部により取得されるエビデンス情報を受け取り、エビデンス情報の提示要求に応じてエビデンス情報を提供するエビデンス管理部とを具備する。
本発明によれば、医療データ、健康診断結果のデータ、予防・改善プログラムの実施結果のデータ、日常生活に関連するデータ等の生体情報の統合を実現し、かつ患者を含む被検体から提供される情報の信頼性を向上し、医療従事者等によるきめ細かな個別指導の補完を行うことを可能とする健康医療情報管理分析装置を提供できる。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は健康医療情報管理分析装置を適用した医療情報管理システムの構成図を示す。検診センタ1には、健康医療情報管理分析装置2が設けられている。この健康医療情報管理分析装置2は、ネットワーク3に接続されている。このネットワーク3には、例えば医療管理サーバ4や、複数の端末5、6−1〜6−n、7−1〜7−mが接続されている。このうち端末5は、患者を含む被検体に携帯される例えば移動用電話機いわゆる携帯電話機8との間で無線によりデータ通信を行う。この携帯電話機8は、複数のキー9及びディスプレイ10を備える。この携帯電話機8は、複数のキー9に対する操作を受け、被検体の少なくとも健康管理のために実施するイベント情報、例えばスポーツを行う、薬剤を服用する、食事を摂る等のイベント情報を受け付け、このイベント情報を端末5に送信する。携帯電話機8は、ネットワーク3を介して健康医療情報管理分析装置2から例えば図2に示すような第1の健康医療情報Fを読み出し、この第1の健康医療情報Fをフォーマル情報としてディスプレイ10に表示する。
第1の健康医療情報Fのフォーラム名は、例えば「糖尿病改善プログラム」である。この「糖尿病改善プログラム」は、質問者からの「お勧めの改善プログラム」についての投稿に対する回答者からの回答の入力を示す。すなわち、「糖尿病改善プログラム」は、糖尿病改善プログラムに例えばAコースとBコースとがあり、これらA,Bコースに対する回答の欄Qと、その回答者の欄Qと、回答に対する証拠の情報すなわちエビデンスの欄Qとから成る。回答者の欄Qに記載されている回答者は、例えば、「○○△」「△△○」の2名である。
エビデンス欄Qは、証拠の情報の「有」「無」を表示する。証拠の情報が「有」であれば、この証拠の情報「有」を指示操作等することによりエビデンス情報の提示要求が携帯電話機8から健康医療情報管理分析装置2に発せられ、後述するように証拠の情報「有」にリンクしている例えば図3に示すようなエビデンス情報としての第2の健康医療情報Eが健康医療情報管理分析装置2から読み出され、この第2の健康医療情報Eがディスプレイ9に表示されることを可能にしている。第2の健康医療情報Eは、例えばイベントの欄Wと、エビデンス名の欄Wと、結果の欄Wと、評価の欄Wとから成る。
複数の端末6−1〜6−nは、例えば患者を含む被検体が所有する例えばパーソナルコンピュータである。以下、パーソナルコンピュータ6−1〜6−nと称する。これらパーソナルコンピュータ6−1〜6−nは、それぞれ複数のキーボード11−1〜11−n及びディスプレイ12−1〜12−nを備える。これらパーソナルコンピュータ6−1〜6−nは、それぞれ各キーボード11−1〜11−nに対する操作を受け、被検体の少なくとも健康管理のために実施するイベント情報、例えばスポーツを行う、薬剤を服用する、食事を摂る等のイベント情報を受け付け、このイベント情報を健康医療情報管理分析装置2に送信する。これらパーソナルコンピュータ6−1〜6−nは、それぞれネットワーク3を介して健康医療情報管理分析装置2から例えば上記図2に示すような第1の健康医療情報Fを読み出し、この第1の健康医療情報Fをフォーマル情報としてディスプレイ12−1〜12−n表示する。この第1の健康医療情報F中のエビデンス欄Hにおける証拠の情報が「有」であれば、この証拠の情報「有」をクリック操作等することによりエビデンス情報の提示要求がパーソナルコンピュータ6−1〜6−nから健康医療情報管理分析装置2に発せられ、上記同様に、証拠の情報「有」にリンクしている例えば図3に示すようなエビデンス情報としての第2の健康医療情報Eが健康医療情報管理分析装置2から読み出され、この第2の健康医療情報Eがディスプレイ12−1〜12−nに表示されることを可能にしている。
なお、端末5は、携帯電話機8との間で無線によりデータ通信を行うものであり、各端末6−1〜6−nは、パーソナルコンピュータであるとして説明したが、これら各端末5、6−1〜6−nは、携帯電話機8との間で無線によりデータ通信を行う端末又はパーソナルコンピュータのいずれでもよく、限定されるものでない。
複数の端末7−1〜7−mには、それぞれ患者を含む被検体の生体情報を検出する複数の検出端13−1〜13−mが接続されている。これら検出端13−1〜13−mは、それぞれ被検体の生体情報として例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分のうち少なくとも1つを検出する。なお、体液の成分は、例えば唾液、神経伝達物質等である。
これら検出端13−1〜13−mは、それぞれ例えば被検体に対して密着して装着され、被検体の例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分のうち少なくとも1つを所定時間毎に検出してその検出データを出力する。しかるに、各端末7−1〜7−mは、それぞれ各検出端13−1〜13−mによりそれぞれ検出された被検体の生体情報として例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分のうち少なくとも1つを受け取り、この被検体の生体情報を医療管理サーバ4に送信する。
医療管理サーバ4は、記憶装置を備え、各検出端13−1〜13−mによりそれぞれ検出された被検体の生体情報として例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分等の被検体の生体情報をネットワーク3を介して受け取り、これら被検体の生体情報を記憶装置に記憶する。
健康医療情報管理分析装置2は、CPU、ROM、RAM等を有するコンピュータから成る。ROMには、予め健康医療情報管理分析プログラムが格納されている。この健康医療情報管理分析プログラムは、患者を含む被検体の生体情報を受け付け、これと共に被検体の健康管理のために実施する例えばスポーツを行う、薬剤を服用する、食事を摂る等のイベント情報を受け付け、このイベント情報に応じた例えば発作回数分析等の検査項目とこの検査項目の実施時期とを決定し、この決定された時期に検査項目に応じた生体情報を例えば医療管理サーバ4等から受け取り、この受け取った生体情報を分析してエビデンス情報を取得し、各端末5、6−1〜6−n、7−1〜7−mからのエビデンス情報に対する提示要求に応じて当該エビデンス情報を各端末5、6−1〜6−n、7−1〜7−mに提供する。なお、例えば発作回数分析等の検査項目を以下、アクションと称する。
図4は健康医療情報管理分析装置2のブロック構成図を示す。健康医療情報管理分析装置2は、コンピュータにより健康医療情報管理分析プログラムを実行することによって生体情報管理部20と、イベント管理部21と、エビデンス管理部22とを有する。
生体情報管理部20は、例えば医療管理サーバ4に記憶されている被検体の生体情報として例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分等をネットワーク3を介して受け付ける。この生体情報管理部20は、各検出端13−1〜13−mによりそれぞれ検出された被検体の例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分等の生体情報をネットワーク3を介して受け付けてもよい。又、生体情報管理部20は、例えば1年間に1回行われる健康診断の結果のデータを受け付けてもよい。健康診断の結果のデータには、被検体の生体情報として例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分等が含まれる。なお、図4において生体情報管理部20には、生体情報送信部23が接続されるが、この生体情報送信部23は、例えば医療管理サーバ4又は各検出端13−1〜13−mに相当する。
イベント管理部21は、端末5から送信されたイベント情報として例えばスポーツを行う、薬剤を服用する、食事を摂る等のイベント情報を受け付ける。又、イベント管理部21は、各パーソナルコンピュータ6−1〜6−nから送信されたイベント情報として例えばスポーツを行う、薬剤を服用する、食事を摂る等のイベント情報を受け付ける。そして、イベント管理部21は、受け付けたイベント情報すなわち被検体の状態に応じた例えば発作回数分析等のアクションとこのアクションの実施時期とを決定し、かつ決定された実施時期に検査項目に応じた被検体の生体情報、例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分等の生体情報を生体情報管理部20から受け取り、この受け取った生体情報を分析してエビデンス情報を取得する。なお、図4においてイベント管理部21には、イベント送信部24が接続されるが、このイベント送信部24は、例えば端末5又は各パーソナルコンピュータ6−1〜6−nに相当する。
エビデンス管理部22は、イベント管理部21により取得されるエビデンス情報を受け取り、このエビデンス情報に対する端末5又は各パーソナルコンピュータ6−1〜6−nからのエビデンスの提示要求に応じて当該エビデンス情報を端末5又は各パーソナルコンピュータ6−1〜6−nに提供する。なお、図4においてエビデンス管理部22には、エビデンス要求部25が接続されるが、このエビデンス要求部25は、例えば端末5又は各パーソナルコンピュータ6−1〜6−nに相当する。
次に、生体情報管理部20、イベント管理部21及びエビデンス管理部22について具体的に図5に示すブロック構成図を参照して説明する。
生体情報管理部20は、生体情報受付部26と、生体情報記憶部27とを有する。このうち生体情報受付部26は、患者等を含む被検体に対するイベント情報に応じた被検体の医療データ、健康管理データ又は日常生活データのうち少なくとも1つの生体情報を受け付ける。又、生体情報受付部26は、例えば1年間に1回行われる健康診断の結果のデータを受け付ける。具体的に生体情報受付部26は、生体情報としてイベント情報に応じた医療データ、健康管理データ又は日常生活データとして被検体の検査項目、例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分等の検査結果を例えば医療管理サーバ4又は各検出端13−1〜13−mから受け取る。又、生体情報受付部26は、患者等を含む被検体の生体情報を受け付ける場合、被検体の生体情報と共に、例えば被検体の個人コード、被検体の健康管理のために実施したイベントの日時、疾患名、イベントの内容等を受け付ける。
生体情報記憶部27は、生体情報受付部20により受け取った生体情報を記憶するもので、例えば生体情報デーブルから成る。この生体情報デーブルは、例えば被検体の生体情報と、例えば被検体の個人コードと、被検体の健康管理のために実施したイベントの日時と、疾患名と、イベントの内容等とを関連付けて記憶する。
イベント管理部21は、イベント受付部28と、イベント記憶部29と、検査項目記憶部としてのアクション記憶部30と、検査項目実行部としてのアクション実行部31とを有する。このうちイベント受付部28は、端末5から送信されたイベント情報又は各パーソナルコンピュータ6−1〜6−nから送信されたイベント情報として例えばスポーツを行う、薬剤を服用する、食事を摂る等のイベント情報を受け付ける。
イベント記憶部29は、少なくともイベント情報に応じた例えば発作回数分析等のアクションを予め記憶する。このイベント記憶部29には、例えば図6に示すようなイベント分類テーブル32と、図7に示すようなイベントーアクション関連テーブル33と、図8に示すようなイベントログテーブル34とが形成されている。
イベント分類テーブル32には、例えばイベントの大分類の欄Iと、中分類の欄Iと、イベントコードの欄Iとが形成されている。イベントの大分類の欄Iには、例えばスポーツ、薬、食事等が記述されている。中分類の欄Iには、例えばスポーツに対応してAコース、Bコース、さらに服薬、注射等が記述されている。イベントコードの欄Iには、スポーツのAコースに対して「10001」、Bコースに対して「10002」が記述されると共に、服薬に対して「20001」等が記述されている。
イベントーアクション関連テーブル33には、例えば疾患名の欄Dと、疾患コードの欄Dと、イベントコードの欄Dと、アクションコードの欄Dと、アクション名の欄Dとが形成されている。疾患名の欄Dには、例えば突発性頻脈、糖尿病等が記述されている。疾患コードの欄Dには、例えば疾患名に対応するコード、例えば突発性頻脈であれば「I471」が記述されている。イベントコードの欄Dには、例えばイベント分類テーブル32におけるイベントコードの欄Iと同様に、スポーツのAコースに対するコード「10001」、Bコースに対するコード「10002」、服薬に対するコード「20001」等が記述されている。アクションコードの欄Dには、例えばアクション名に対するアクションコード、例えば発作回数分析に対して「AC100」が記述されている。アクション名の欄Dには、アクション名として例えば発作回数分析、平均心拍分析、血糖値分析等が記述されている。
イベントログテーブル34には、例えば個人IDの欄Pと、イベントコードの欄Pと、イベント発生日時の欄Pとが形成されている。個人IDの欄Pには、被検体を識別するためのIDコード例えば「100」が記述される。イベントコードの欄Pには、例えばイベント分類テーブル32におけるイベントコードの欄Iと同様に、スポーツのAコースに対するコード「10001」、Bコースに対するコード「10002」、服薬に対するコード「20001」等が記憶される。イベント発生日時の欄Pには、イベントを実施する日時が記憶される。
アクション記憶部30は、少なくともアクションを実施する時期を予め記憶する。このアクション記憶部30には、例えば図9に示すようなアクション定義テーブル35と、図10に示すようなアクション要求テーブル36とが形成されている。アクション定義テーブル35には、例えばアクションコードの欄Hと、アクション名の欄Hと、実施時間の欄Hと、分析項目の欄Hとが形成されている。アクションコードの欄Hには、イベントーアクション関連テーブル33におけるアクションコードの欄Dと同様に、例えば例えば発作回数分析に対して「AC100」が記述されている。アクション名の欄Hには、イベントーアクション関連テーブル33におけるアクション名の欄Dと同様に、例えば例えば発作回数分析、平均心拍分析、血糖値分析等が記述されている。実施時間の欄Hには、例えば発作回数分析を実施するための発作回数カウント等の分析項目の実施時間が記述されている。例えば、発作回数分析を実施するための発作回数カウントを24時間後に行うことが記述されている。分析項目の欄Hには、例えば発作回数分析、平均心拍分析、血糖値分析等を行うための分析項目、例えば発作回数カウント、平均心拍カウント、血糖値測定等が記述されている。
アクション要求テーブル36には、例えば個人IDの欄Jと、イベントコードの欄Jと、アクションコードの欄Jと、アクション予定日時の欄Jとが形成されている。個人IDの欄Jには、イベントログテーブル34における個人IDの欄Pと同様に、被検体を識別するためのIDコード例えば「100」が記憶される。イベントコードの欄Jには、例えばイベント分類テーブル32におけるイベントコードの欄Iと同様に、スポーツのAコースに対するコード「10001」等が記憶される。アクションコードの欄Jには、例えばイベントーアクション関連テーブル33におけるアクションコードの欄Dと同様に、例えばアクション名に対するアクションコード、例えば発作回数分析に対して「AC100」が記憶される。アクション予定日時の欄Jには、アクションを実施する予定日時、例えば「2006/10/14 10:00」が記憶される。なお、当該「2006/10/14 10:00」は、2006年10月14日10:00を示す。
アクション実行部31は、イベント受付部28により受け付けたイベント情報に応じたアクションをイベント記憶部29におけるイベントーアクション関連テーブル33と検索することにより決定すると共に、アクションを実施する時期をアクション記憶部30におけるアクション定義テーブル35を検索することにより決定する。アクション実行部31は、決定したアクションが当該アクションを実施する時期であるか否か判定し、アクションを実施する時期であると判定すると、生体情報管理部20の生体情報記憶部27に記憶されている被検体の生体情報と、例えば被検体の個人コードと、被検体の健康管理のために実施したイベントの日時と、疾患名と、イベントの内容等からアクションに応じた生体情報を受け取り、この受け取った生体情報を分析してエビデンス情報を取得する。
エビデンス情報は、図9に示すアクション定義テーブル35に記述されているアクション名の実施時間、分析項目に従い、例えばアクションとして発作回数分析の場合、例えば被検体の現時点における発作回数のカウント値と、現時点から24時間後における発作回数のカウント値とから成る。又、エビデンス情報は、例えばアクションとして血糖値分析の場合、例えば被検体の現時点における血糖値と、現時点から1時間後における血糖値から成る。
エビデンス管理部22は、エビデンス記憶部37と、エビデンス登録部38と、エビデンス取得部39とを有する。このうちエビデンス登録部38は、イベント管理部21からエビデンス情報を受け取り、この受け取ったエビデンス情報をエビデンス記憶部37に記憶する。このエビデンス記憶部37には、図11に示すようなエビデンステーブル40が形成されている。このエビデンステーブル40には、例えば個人IDの欄Kと、イベントコードの欄Kと、アクションコードの欄Kと、アクション日時の欄Kと、エビデンスデータの欄Kとが形成されている。個人IDの欄Kには、イベントログテーブル34における個人IDの欄Pと同様に、被検体を識別するためのIDコード例えば「100」が記述される。イベントコードの欄Kには、例えばイベント分類テーブル32におけるイベントコードの欄Iと同様に、スポーツのAコースに対するコード「10001」等が記述される。アクションコードの欄Kには、例えばイベントーアクション関連テーブル33におけるアクションコードの欄Dと同様に、例えばアクション名に対するアクションコード、例えば発作回数分析に対して「AC100」が記述される。アクション日時の欄Kには、アクションを実施した日時、例えば「2006/10/14/ 10:00が記述されている。エビデンスデータの欄Kには、イベント管理部21から受け取ったエビデンス情報が記憶される。
エビデンス取得部39は、例えば携帯電話機8との間でデータ通信を行う端末5又は各パーソナルコンピュータ6−1〜6−nからエビデンス情報の提示要求を受け取ると、このエビデンス情報の提示要求に応じたエビデンス情報をエビデンス記憶部37から取得し、このエビデンス情報をエビデンス情報の提示要求元である端末5又は各パーソナルコンピュータ6−1〜6−nに返送する。このとき、エビデンス取得部39は、被検体のIDコード、イベントコード又はアクションコードのうち少なくとも1つを検索条件としてエビデンス情報の提示要求に該当するエビデンス情報をエビデンス記憶部37から取得する。又、エビデンス取得部39は、エビデンス情報、例えば被検体の心拍、血圧、血液の成分又は体液の成分等のうち少なくとも1つを分析した結果を図表化した画像データを生成し、この画像データをエビデンス情報の提示要求元である端末5又は各パーソナルコンピュータ6−1〜6−nに返送する。
次に、上記の如く構成された装置による医療データ等の生体情報の管理・分析の動作について説明する。
被検体は、携帯電話機8又は各パーソナルコンピュータ6−1〜6−nのうち例えばパーソナルコンピュータ6−1を操作してイベント情報として例えばスポーツを行う、薬剤を服用する、又は食事を摂る等を入力する。具体的に被検体は、スポーツでAコースのイベント情報を操作入力する場合、図6のイベント分類テーブル32に示すようにスポーツでAコースのイベントコード「10001」を操作入力すると共に、被検体の個人のIDコード例えば「100」を操作入力する。パーソナルコンピュータ6−1は、操作入力されたスポーツでAコースのイベントコード「10001」と、被検体の個人のIDコード「100」と、当該イベントコード「10001」を操作入力した日時すなわちイベント発生日時として例えば「2006/10/13 10:00」とをネットワーク3を介して検診センタ1の健康医療情報管理分析装置2に送信する。
この健康医療情報管理分析装置2のイベント受付部28は、ネットワーク3を介してパーソナルコンピュータ6−1から送信されたスポーツでAコースのイベントコード「10001」と、被検体の個人のIDコード「100」と、イベント発生日時「2006/10/13 10:00」とを受け取って図8に示すイベント記憶部29におけるイベントログテーブル34に記憶する。なお、イベントログテーブル34には、スポーツでBコースのイベントコード「10002」と、被検体の個人のIDコード「100」と、イベント発生日時「2006/10/13 19:00」も記憶されている。
次に、アクション実行部31は、イベント受付部28により受け付けたイベント情報すなわちイベントコード「10001」と、被検体の個人のIDコード「100」と、イベント発生日時「2006/10/13 10:00」とに応じたアクションを図7に示すイベントーアクション関連テーブル33を検索することにより決定する。ここでは、イベント情報としてイベントコード「10001」と、被検体の個人IDコード「100」と、イベント発生日時「2006/10/13 10:00」とを受け付けたので、アクション実行部31は、イベントーアクション関連テーブル33のアクション名の欄Dを検索し、イベントコード「10001」に該当するアクション名、例えば「発作回数分析」「平均心拍分析」「血糖値分析」を決定する。
次に、アクション実行部31は、決定したアクション名「発作回数分析」「平均心拍分析」「血糖値分析」を図10に示すアクション記憶部30におけるアクション要求テーブル36に記憶する。このアクション要求テーブル36には、被検体の個人IDコード「100」と、イベントコード「10001」と、アクション名「発作回数分析」「平均心拍分析」「血糖値分析」に対応する各アクションコード「AC100」「AC101」「AC102」と、これらアクション名「発作回数分析」「平均心拍分析」「血糖値分析」ごとの各アクション予定日時「2006/10/14 10:00」「2006/10/13 14:00」「2006/10/13 23:00」とが記憶される。
なお、アクション実行部31は、アクション名「発作回数分析」「平均心拍分析」「血糖値分析」ごとの各アクション予定日時を、図8に示すイベントログテーブル34におけるイベント発生日時と図9に示すアクション定義テーブル35に記述されている実施時間とから決定する。例えば、アクション名「発作回数分析」は、図9に示すように実施時間が「24時間後」である。図8に示すイベントコード「10001」のイベント発生日時は「2006/10/13 10:00」である。従って、図10に示すアクション要求テーブル36における例えばイベントコード「10001」でアクションコード「AC100」に対するアクション予定日時は、イベント発生日時「2006/10/13 10:00」の24時間後の「2006/10/14 10:00」に決定される。なお、アクション名「平均心拍分析」のアクション予定日時は、4時間後の「2006/10/13 14:00」に決定され、アクション名「血糖値測定」のアクション予定日時は、1時間後の「2006/10/13 23:00」に決定されている。
一方、各検出端13−1〜13−mは、それぞれ例えば被検体に対して密着して装着され、被検体の生体情報として例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分のうち少なくとも1つを所定時間毎に検出してその検出データを出力する。各端末7−1〜7−mは、それぞれ各検出端13−1〜13−mによりそれぞれ検出された被検体の生体情報として例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分のうち少なくとも1つを受け取り、この被検体の生体情報を医療管理サーバ4に送信する。
医療管理サーバ4は、各検出端13−1〜13−mによりそれぞれ検出された被検体の生体情報として例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分等の被検体の生体情報をネットワーク3を介して受け取り、これら被検体の生体情報を記憶装置に記憶する。
生体情報受付部26は、生体情報としてイベント情報に応じた医療データ、健康管理データ又は日常生活データとして被検体の検査項目、例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分等の検査結果を例えば医療管理サーバ4又は各検出端13−1〜13−mから受け取る。このとき生体情報受付部26は、患者等を含む被検体の生体情報を受け付ける場合、被検体の生体情報と共に、例えば被検体の個人ID、アクション日時、疾患名、イベントの内容等を受け付ける。この生体情報受付部26は、例えば被検体の生体情報と、例えば被検体の個人IDと、アクション日時と、疾患名と、イベントの内容等とを関連付けて生体情報記憶部27に形成された生体情報デーブルに記憶する。
アクション実行部31は、定期的例えば1分間隔毎に、図10に示すアクション要求テーブル36を参照し、アクション予定日時になったか否かを判定する。この判定の結果、先ず、アクション名「平均心拍分析」のアクション予定日時「2006/10/13 14:00」になると、アクション実行部31は、生体情報管理部20の生体情報記憶部27に記憶されている被検体の生体情報のうち心拍数と、例えば被検体の個人ID「100」と、アクション日時「2006/10/13 14:00」と、疾患名「突発性頻脈」となどを受け取り、この受け取った生体情報等を分析してエビデンス情報等を取得する。
このエビデンス情報は、例えばイベント発生日時「2006/10/13 10:00」における被検体の心拍数と、4時間後のアクション日時「2006/10/13 14:00」における被検体の心拍数と、さらに例えば被検体の個人ID「100」と、疾患名「突発性頻脈」と、スポーツのAコース等とを有する。
これと共にアクション実行部31は、イベント発生日時「2006/10/13 10:00」における被検体の心拍数と、4時間後のアクション日時「2006/10/13 14:00」における被検体の心拍数とに基づいて例えば被検体の心拍数の変化の度合い等を算出する。アクション実行部31は、被検体の心拍数の変化の度合いもエビデンス情報に関係付けする。
同様に、アクション実行部31は、例えばアクション名「血糖値分析」のアクション予定日時「2006/10/13 14:00」になると、アクション実行部31は、生体情報管理部20の生体情報記憶部27に記憶されている被検体の生体情報のうち血糖値と、例えば被検体の個人ID「100」と、アクション日時「2006/10/13 14:00」と、疾患名「糖尿病」となどを受け取り、この受け取った生体情報等を分析してエビデンス情報等を取得する。
このエビデンス情報は、例えばイベント発生日時「2006/10/13 22:00」における被検体の血糖値と、1時間後のアクション日時「2006/10/13 23:00」における被検体の血糖値と、さらに例えば被検体の個人ID「100」と、疾患名「糖尿病」と、スポーツのAコース等とから成る。
又、アクション実行部31は、イベント発生日時「2006/10/13 22:00」における被検体の血糖値と、1時間後のアクション日時「2006/10/13 23:00」における被検体の血糖値とに基づいて例えば血糖値の改善率を算出する。アクション実行部31は、被検体の血糖値の改善率もエビデンス情報に関係付けする。
エビデンス登録部38は、イベント管理部21からエビデンス情報等を受け取り、この受け取ったエビデンス情報をエビデンス記憶部37に形成されている図11に示すようなエビデンステーブル40に記憶する。例えば、アクション名「平均心拍分析」の場合、エビデンステーブル40には、個人ID「100」と、イベントコード「10001」と、アクションコード「AC100」と、アクション日時「2006/10/13 14:00」と、被検体の心拍数の変化の度合い等を含むエビデンス情報等が記憶される。又、アクション名「血糖値分析」の場合、個人ID「100」と、イベントコード「10001」と、アクションコード「AC102」と、アクション日時「2006/10/13 23:00」と、血糖値の改善率を含むエビデンス情報等が記憶される。
このとき、エビデンス登録部38は、アクション実行部31を介してアクション記憶部30に記憶されているコメント例えば「Aコース、Bコースを経験しましたが、Aコースは効果が低いようです」、又は「私の知人は、Aコースの効果が高いと言っていました」等を受け取り、これらコメントをエビデンス記憶部37に記憶する。この場合、エビデンス登録部38は、コメント中のAコース、Bコースの文言から図6に示すイベント分類テーブル32中のイベントコード「10001」「10002」と関連して当該コメントをエビデンス記憶部37に記憶する。
エビデンス取得部39は、エビデンス情報、例えば被検体の心拍、血圧、血液の成分又は体液の成分等のうち少なくとも1つを分析した結果を図表化した画像データを生成し、図11に示すエビデンステーブル40のエビデンスデータの欄Kに記憶する。例えば、エビデンス取得部39は、イベント発生日時「2006/10/13 10:00」における被検体の心拍数と、4時間後のアクション日時「2006/10/13 14:00」における被検体の心拍数とから図12に示すように心拍数の変化を示す分析結果を取得し、この分析結果を図表化した画像データを生成する。なお、図12は心拍数の変化Lを示す。
同様に、エビデンス取得部39は、イベント発生日時「2006/10/13 22:00」における被検体の血糖値と、1時間後のアクション日時「2006/10/13 23:00」における被検体の血糖値とから図13に示すように血糖値の変化を示す分析結果を取得し、この分析結果を図表化した画像データを生成する。なお、図13は血糖値の改善率Gを示す。
これに対して患者を含む被検体には、健康の予防・改善の支援や、病気例えば糖尿病に関する情報を入手する要望がある。被検体(この場合、質問者)は、例えば携帯電話機8又はパーソナルコンピュータ6−1を操作して健康の予防・改善の支援や、病気例えば糖尿病に関する情報の要求の指示を行う。この要求の指示は、例えば「糖尿病の危険があると言われました。そして、お勧めの改善プログラムとして、3つ教えてもらいましたが、全てをやる時間はありません。お勧めを教えてください。」であったり、例えば被検体のIDコード、図6又は図7に示すようなイベントコード又はアクションコード、疾患名、疾患コード等であっても良い。例えばパーソナルコンピュータ6−1から発せられた健康の予防・改善の支援や、病気例えば糖尿病に関する要求の指示は、ネットワーク3を介してエビデンス取得部39に送信される。
このエビデンス取得部39は、例えば携帯電話機8との間でデータ通信を行う端末5又は各パーソナルコンピュータ6−1〜6−nから上記要求の指示を受け取ると、この情報の要求の指示に応じた回答、すなわちコメント中の例えば糖尿病等の文言から図7に示すイベントーアクション関連テーブル33中の糖尿病及びそのイベントコード「10001」「10002」や、図6に示すイベント分類テーブル32中のイベントコード「10001」「10002」と関連する例えばコメント「Aコース、Bコースを経験しましたが、Aコースは効果が低いようです」、又は「私の知人は、Aコースの効果が高いと言っていました」等をエビデンス記憶部37から読み出し、これらコメントをエビデンス取得部39に渡す。
なお、質問者から質問例えば「糖尿病の危険があると言われました。そして、お勧めの改善プログラムとして、3つ教えてもらいましたが、全てをやる時間はありません。お勧めを教えてください。」に対する当該コメント「Aコース、Bコースを経験しましたが、Aコースは効果が低いようです」、又は「私の知人は、Aコースの効果が高いと言っていました」等は、例えば上記2名の回答者「○○△」「△△○」からエビデンス要求部25である例えば端末5又は各パーソナルコンピュータ6−1〜6−nから入力される。
エビデンス要求部25は、例えば各回答者「○○△」「△△○」を識別する各個人IDと、回答に関連するエビデンス情報を検索するためのキーワードを抽出し、エビデンス管理部22に送信し、エビデンス情報を要求する。エビデンス管理部22は、エビデンス要求部25から要求されたエビデンス情報が存在すれば、上記図2に示すエビデンス欄Qに証拠の情報の「有」を表示し、エビデンス情報が存在しなければ、同エビデンス欄Qに証拠の情報の「無」を表示する。
しかるに、エビデンス取得部39は、エビデンス要求部25から渡されたコメントを例えば図2に示すような第1の健康医療情報Fに画像化し、この画像データをネットワーク3を介して情報の要求元であるパーソナルコンピュータ6−1に返送する。
このパーソナルコンピュータ6−1は、エビデンス取得部39から返信された第1の健康医療情報Fの画像データをネットワーク3を介して受信し、図2に示すように第1の健康医療情報Fをフォーマル情報としてディスプレイ12−1に表示する。この第1の健康医療情報Fは、フォーラム名は、例えば「糖尿病改善プログラム」であって、糖尿病改善プログラムに例えばAコースとBコースとがあり、これらA,Bコースに対する回答の欄Hと、その回答者の欄Hと、回答に対する証拠の情報すなわちエビデンスの欄Hとを表示する。エビデンスの欄Hは、Aコースに例えば図12又は図13に示すようなエビデンス情報が存在することを認識しているので、「あり」の表示が行われる。
この第1の健康医療情報F中のエビデンス欄Hにおける証拠の情報が「有」であれば、この証拠の情報「有」が被検体によってクリック操作されると、パーソナルコンピュータ6−1は、エビデンス情報の提示要求をネットワーク3を介して健康医療情報管理分析装置2に送信する。
この健康医療情報管理分析装置2のエビデンス取得部39は、パーソナルコンピュータ6−1からエビデンス情報の提示要求を受け取ると、このエビデンス情報の提示要求に応じた例えば図3に示すような第2の健康医療情報Eをエビデンス記憶部37から取得する。この場合、エビデンス取得部39は、AコースやBコースを認識している状態で、例えば被検体の個人ID、イベントコード「10001」又はアクションコード「AC100」「AC101」「AC102」等のうち少なくとも1つを検索条件としてエビデンス情報の提示要求に該当するエビデンス情報をエビデンス記憶部37から取得する。エビデンス取得部39は、第2の健康医療情報Eを取得すると、この第2の健康医療情報Eを画像化し、この画像データをネットワーク3を介して情報の要求元であるパーソナルコンピュータ6−1に返送する。
このパーソナルコンピュータ6−1は、エビデンス取得部39から返信された第2の健康医療情報Eの画像データをネットワーク3を介して受信し、図3に示すように第2の健康医療情報Eをエビデンス情報としてディスプレイ12−1に表示する。この第2の健康医療情報Eは、例えばイベントの欄Wと、エビデンス名の欄Wと、結果の欄Wと、評価の欄Wとから成り、例えばAコースを実施したときの血糖値の改善率G等を表示する。
又、エビデンス取得部39は、パーソナルコンピュータ6−1からエビデンス情報の提示要求を受け取ると、このエビデンス情報の提示要求に応じたエビデンス情報をエビデンス記憶部37から取得する。この場合、エビデンス取得部39は、AコースやBコースを認識している状態で、例えば被検体の個人ID、イベントコード「10001」又はアクションコード「AC100」「AC101」「AC102」等のうち少なくとも1つを検索条件としてエビデンス情報の提示要求に該当するエビデンス情報をエビデンス記憶部37から取得する。
しかるに、エビデンス取得部39は、例えば図12に示すような心拍数の変化を示す図表化した分析結果の画像データや、図13に示すような血糖値の変化を示す図表化した分析結果の画像データをエビデンス記憶部37から取得し、これら画像データをネットワーク3を介してパーソナルコンピュータ6−1に返送する。このパーソナルコンピュータ6−1は、図12に示すような心拍数の変化を示す図表化した分析結果の画像データや、図13に示すような血糖値の変化を示す図表化した分析結果の画像データを受け取り、これら画像データをディスプレイ12−1に表示する。被検体は、当該ディスプレイ12−1に表示された心拍数の変化や血糖値の変化を見ることにより例えばAコースによる改善度を知ることができる。
このように上記第1の実施の形態によれば、被検体の生体情報を受け付け、かつ被検体の健康管理等のために実施するイベント情報を受け付け、このイベント情報に応じたアクションと当該アクションの実施時期とを決定し、この決定された時期にアクションに応じた生体情報を受け取り、この受け取った生体情報を分析してエビデンス情報を取得し、エビデンス情報の提示要求に応じてエビデンス情報を提供する。これにより、医療データ、健康診断結果のデータ、予防・改善プログラムの実施結果のデータ、日常生活に関連するデータ等の生体情報の統合を実現し、かつ患者を含む被検体から提供される情報の信頼性を向上し、医療従事者によるきめ細かな個別指導の補完を行うことが可能になる。
すなわち、疾病として例えば糖尿病を改善したい場合、糖尿病の改善プログラムとしてAコース、Bコース等のイベントに対する改善等の根拠となるエビデンス情報、例えば図12に示すような心拍数の変化や図13に示すような血糖値の変化の検診値を表示できる。これに限らず、被検体の生体情報としては、例えば医療データ、健康管理データ又は日常生活データとして被検体の検査項目、例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分等の検査結果を医療管理サーバ4に記憶することができ、かつこれら生体情報に基づいて血圧、血液の成分又は体液の成分等の変化もエビデンス情報として取得し、かつ被検体の個人ID、アクション日時、疾患名等と関連付けてエビデンス記憶部37に記憶することができる。これにより、エビデンス取得部39によって血圧、血液の成分又は体液の成分等の変化のエビデンス情報を画像化して例えばパーソナルコンピュータ6−1のディスプレイ12−1に表示することができる。
さらに、複数の被検体の生体情報を医療管理サーバ4に記憶することができるので、各被検体のそれぞれの例えば血圧、血液の成分又は体液の成分等の変化のエビデンス情報をアクション実行部31によって取得し、かつアクション実行部31によって各被検体の各エビデンス情報間の比較、例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分の変化の比較結果、又は体液の成分の変化の比較結果等を取得し、これら比較結果をエビデンス情報としてエビデンス記憶部37に記憶することができる。これら比較結果を画像化して例えばパーソナルコンピュータ6−1のディスプレイ12−1に表示すれば、被検体間の個人差を含めたエビデンス情報として被検体に提供できる。
アクション実行部31は、エビデンス情報を取得するときのアクションの選択において、複数のアクションを組み合わせることが可能である。例えばアクションとしては、発作回数分析、平均心拍分析、血糖値分析等の単独に限らず、例えばスポーツを行う前後で平均心拍分析、血糖値分析等の検出を行ったり、投薬の前後での発作回数分析、平均心拍分析、血糖値分析等の検出を行ったり、又は食事の前後での血糖値分析等の検出を行ったりするようにすることも可能である。これによって、複数のアクションを組み合わせたときのエビデンス情報を例えばパーソナルコンピュータ6−1のディスプレイ12−1に表示することができる。
又、アクション実行部31は、エビデンス情報を取得するときに複数のアクションの検出結果を同一の図表に表すことが可能である。例えば、図14に示すように心拍数と血糖値とを同一図表に表すことができる。これにより、心拍数と血糖値との関係を把握することを支援できる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、上記第1の実施の形態と相違する部分について説明する。
エビデンス取得部39は、例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分等の生体情報の変動の度合いを感度情報としての感度類似度50として求め、この感度類似度50を例えば図15に示すような第2の健康医療情報Eの画像データ上に含める。図16は感度類似度50を含む他の第2の健康医療情報Eの表示例を示す。この感度類似度50は、例えばスポーツを行う、薬剤を服用する、食事を摂る等のイベントに対する生体情報の変動の度合いとして定義する。例えば心拍数を低下させる薬を服用の後、例えば1時間後に心拍数がどの程度低下するのかを感度として定義する。
例えば図17は、各被検体M、Nのそれぞれ時刻tから時刻t間における各心拍数の変化のエビデンス情報を示す。同図から被検体Mの心拍数は大きく増加している。この場合、感度類似度50は、高い値を示す。被検体Nの心拍数は殆ど変化していない。この場合、感度類似度50は、低い値を示す。感度類似度50の高低は、予め設定された基準値と比較して設定してもよいし、各感度類似度同士を比較して相対的に決定してもよい。このように感度類似度50の高低をエビデンス情報として表示すれば、例えば各被検体M、Nの相違を認識できる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、図5と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
図18は生体情報管理部20、イベント管理部21及びエビデンス管理部22の具体的なブロック構成図を示す。生体情報管理部20は、イベント分析部51を有する。このイベント分析部51は、生体情報受付部26により受け付けた生体情報の変化に基づいて当該変化の要因であるイベント情報を抽出し、この抽出したイベント情報をイベント管理部21のイベント受付部28に渡す。すなわち、イベント分析部51は、生体情報受付部26により生体情報として例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分、又は例えば唾液、神経伝達物質等の体液の成分等を受け付ける。
次に、イベント分析部51は、例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分、又は例えば唾液、神経伝達物質等の体液の成分等の変化の度合い等を求め、この変化の度合いに応じたイベント情報、例えば例えばスポーツを行う、薬剤を服用する、食事を摂る等を抽出する。すなわち、イベント分析部51は、例えば例えばスポーツを行う、薬剤を服用する、食事を摂る等のイベントに応じた例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分、又は例えば唾液、神経伝達物質等の体液の成分等の変化の度合いの情報を持っているので、これらイベントと生体情報の変化との関係から生体情報の変化に基づいて当該変化の要因であるイベント情報を抽出することが可能である。
次に、イベント分析部51は、抽出したイベント情報をイベント受付部28に送る。これ以降の動作は、上記第1及び第2の実施の形態と同様であり、その説明は省略する。
このように上記第3の実施の形態によれば、例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分、又は例えば唾液、神経伝達物質等の体液の成分等の変化の度合い等に応じたイベント情報を抽出し、このイベント情報をイベント受付部28に送る。これにより、例えば血糖値、心拍数、血圧、血液の成分、又は例えば唾液、神経伝達物質等の体液の成分等の生体情報を受け付けるだけで、上記第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係る健康医療情報管理分析装置を適用した医療情報管理システムの第1の実施の形態を示す構成図。 同装置によって各端末に表示されるフォーマル情報として第1の健康医療情報の一例を示す図。 同装置によって各端末に表示されるエビデンス情報としての第2の健康医療情報の一例を示す図。 同装置のブロック構成図。 同装置における生体情報管理部、イベント管理部及びエビデンス管理部の具体的なブロック構成図。 同装置におけるイベント分類テーブルの摸式図。 同装置におけるイベントーアクション関連テーブルの摸式図。 同装置におけるイベントログテーブルの摸式図。 同装置におけるアクション定義テーブルの摸式図。 同装置におけるアクション要求テーブルの摸式図。 同装置におけるエビデンステーブルの摸式図。 同装置におけるエビデンス取得部により取得された心拍数の変化の図表化を示す図。 同装置におけるエビデンス取得部により取得された血糖値の変化の図表化を示す図。 同装置におけるアクション実行部により取得される心拍数と血糖値とを同一図表に表わした図。 本発明に係る健康医療情報管理分析装置の第2の実施の形態により取得される感度情報を含む健康医療情報の表示例を示す図。 同装置により取得される感度類似度を含む他の健康医療情報の表示例を示す図。 同装置のエビデンス取得部により取得される感度類似度を説明するための図。 本発明に係る健康医療情報管理分析装置の第3の実施の形態を示す構成図。
符号の説明
1:検診センタ、2:健康医療情報管理分析装置、3:ネットワーク、4:医療管理サーバ、5,6−1〜6−n,7−1〜7−m:複数の端末、8:携帯電話機、9:複数のキー、10:ディスプレイ、11−1〜11−n:複数のキーボード、12−1〜12−n:ディスプレイ、13−1〜13−m:複数の検出端、20:生体情報管理部、21:イベント管理部、22:エビデンス管理部、23:生体情報送信部、24:イベント送信部、25:エビデンス要求部、26:生体情報受付部、27:生体情報記憶部、28:イベント受付部、29:イベント記憶部、30:アクション記憶部、31:アクション実行部、32:イベント分類テーブル、33:イベントーアクション関連テーブル、34:イベントログテーブル、35:アクション定義テーブル、36:アクション要求テーブル、37:エビデンス記憶部、38:エビデンス登録部、39:エビデンス取得部、40:エビデンステーブル、50:感度類似度、51:イベント分析部。

Claims (16)

  1. 少なくとも被検体の生体情報を受け付ける生体情報管理部と、
    前記被検体の少なくとも健康管理のために実施するイベント情報を受け付け、前記イベント情報に応じた検査項目と当該検査項目の実施時期とを決定し、かつ前記決定された時期に前記検査項目に応じた前記生体情報を前記生体情報管理部から受け取り、当該受け取った生体情報を分析してエビデンス情報を取得するイベント管理部と、
    前記イベント管理部により取得される前記エビデンス情報を受け取り、前記エビデンス情報の提示要求に応じて前記エビデンス情報を提供するエビデンス管理部と、
    を具備することを特徴とする健康医療情報管理分析装置。
  2. 前記生体情報管理部は、前記被検体に対する前記検査項目の検査結果である前記生体情報を外部装置から受け取る生体情報受付部と、
    前記生体情報受付部により受け取った前記生体情報を記憶する生体情報記憶部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の健康医療情報管理分析装置。
  3. 前記生体情報受付部は、前記生体情報として前記被検体の医療データ、健康管理データ又は日常生活データのうち少なくとも1つのデータを受け付けることを特徴とする請求項2記載の健康医療情報管理分析装置。
  4. 前記生体情報管理部は、前記生体情報の変化に基づいて当該変化の要因である前記イベント情報を抽出し、この抽出した前記イベント情報を前記イベント管理部に渡すイベント分析部、
    を有することを特徴とする請求項1記載の健康医療情報管理分析装置。
  5. 前記生体情報管理部は、前記生体情報として少なくとも前記被検体の血糖値、心拍数、血圧、血液の成分又は体液の成分のうち1つを有することを特徴とする請求項1記載の健康医療情報管理分析装置。
  6. 前記イベント管理部は、前記イベント情報に基づいて前記被検体の状態に応じた前記検査項目と当該検査項目の前記実施時期とを決定することを特徴とする請求項1記載の健康医療情報管理分析装置。
  7. 前記イベント管理部は、前記被検体の状態と前記検査項目の前記実施時期とに基づいて少なくとも1つの前記検査項目と前記実施時期とを決定することを特徴とする請求項6記載の健康医療情報管理分析装置。
  8. 前記イベント管理部は、少なくとも前記イベント情報を受け付けるイベント受付部と、
    少なくとも前記イベント情報に応じた前記検査項目を予め記憶するイベント記憶部と、
    少なくとも前記検査項目を実施する前記時期を予め記憶する検査項目記憶部と、
    前記イベント受付部により受け付けた前記イベント情報に応じた前記検査項目を前記イベント記憶部に記憶されている前記検査項目から決定すると共に、前記検査項目を実施する前記時期を前記検査項目記憶部に記憶されている前記時期から決定し、前記検査項目を実施する前記時期であるか否か判定し、前記検査項目を実施する前記時期であると判定すると、前記生体情報管理部から前記検査項目に応じた前記生体情報を受け取り、当該受け取った生体情報を分析してエビデンス情報を取得する検査項目実行部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の健康医療情報管理分析装置。
  9. 前記イベント記憶部は、複数の前記イベント情報を予め記憶するイベント分類テーブルと、
    前記イベント分類テーブルに記憶されている前記複数のイベント情報にそれぞれ対応する複数の前記検査項目を予め記憶するイベント−検査項目関連テーブルと、
    前記検査項目を実施する前記時期を予め記憶するイベントログテーブルと、
    を有することを特徴とする請求項8記載の健康医療情報管理分析装置。
  10. 前記検査項目記憶部は、前記検査項目を実施する実施時間と、前記検査項目を実施して取得された前記生体情報を分析するための分析項目とを少なくとも予め記憶する検査項目定義テーブルと、
    前記検査項目を実施する前記時期を記憶するための検査項目要求テーブルと、
    を有することを特徴とする請求項8記載の健康医療情報管理分析装置。
  11. 前記エビデンス管理部は、前記エビデンス情報を記憶するためのエビデンス記憶部と、
    前記イベント管理部から受け取った前記エビデンス情報を前記エビデンス記憶部に記憶するエビデンス登録部と、
    前記エビデンス情報の提示要求を受け取り、当該エビデンス情報の提示要求に応じた前記エビデンス情報を前記エビデンス記憶部から取得して前記エビデンス情報の提示要求元に渡すエビデンス取得部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の健康医療情報管理分析装置。
  12. 前記エビデンス取得部は、前記被検体の認識情報、前記イベントを示す符号又は前記検査項目を示す符号のうち少なくとも1つを検索条件として前記提示要求に応じた前記エビデンス情報を取得することを特徴とする請求項11記載の健康医療情報管理分析装置。
  13. 前記エビデンス取得部は、前記生体情報の分析結果である前記エビデンス情報の画像データを生成し、当該画像データを前記提示要求元に送信することを特徴とする請求項11記載の健康医療情報管理分析装置。
  14. 前記エビデンス取得部は、前記生体情報として前記被検体の心拍、血圧、血液の成分又は体液の成分のうち少なくとも1つを分析した結果を図表化した前記画像データを生成し、当該画像データを前記提示要求元に送信することを特徴とする請求項11記載の健康医療情報管理分析装置。
  15. 前記エビデンス取得部は、前記生体情報の変動の度合いを感度情報として求め、当該感度情報を前記画像データ上に含めることを特徴とする請求項11記載の健康医療情報管理分析装置。
  16. 前記生体情報管理部、前記イベント管理部及び前記エビデンス管理部は、それぞれネットワークに接続され、
    前記ネットワークには、前記イベント情報を送信するための第1の端末と、前記被検体の前記生体情報を検出する第2の端末と、前記生体情報を記憶するサーバと、前記エビデンス情報の提示要求を行いかつ前記エビデンス情報を表示するディスプレイを有する第3の端末とが少なくとも接続され、
    前記生体情報管理部は、前記第2の端末から送信された前記生体情報又は前記サーバに記憶されている前記生体情報を前記ネットワークを介して受け付け、
    前記イベント管理部は、前記第1の端末から送信された前記イベント情報を前記ネットワークを介して受け付け、
    前記エビデンス管理部は、前記第3の端末から送信された前記エビデンス情報の提示要求を前記ネットワークを介して受け付け、かつ前記エビデンス情報の提示要求に応じた前記エビデンス情報を前記ネットワークを介して前記第3の端末に返送する、
    ことを特徴とする請求項1記載の健康医療情報管理分析装置。
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