JP2015200848A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑制できる光走査装置を提供する。
【解決手段】光走査装置1Aは、ポリゴンミラー31と、モーター33と、枠体50とを備える。枠体50は、ポリゴンミラー31及びモーター33の周囲に配置される。遮断部51、遮断部52a、第1経路部54、保持部56、及び第2経路部58のうち少なくとも1つが枠体50と一体に形成される。遮断部51及び遮断部52aの各々は、ポリゴンミラー31が反射した光のうち規定の光路を外れた光を遮断する。第1経路部54は、モーター33に接続される配線の経路を形成する。保持部56は、温度を測定する温度センサーTを保持する。第2経路部58は、温度センサーTに接続される配線の経路を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1に記載された光走査装置は、ポリゴンミラーとfθレンズとの間に防風部材を配置する。その結果、ポリゴンミラーの回転によって流れる熱風がfθレンズに吹き付けられることを防止する。
特開2007−79515号公報
しかしながら、特許文献1に記載された光走査装置には、次のような課題がある。すなわち、防風部材は、単独の部品として形成されて、光走査装置の筐体に固定される。さらに、光走査装置は、防風部材の他にも様々な光学部品、電子部品、保持部材、及び配線経路を有する。従って、特許文献1に記載された光走査装置では、部品点数が多く、コストが高くなる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数の増加を抑制できる光走査装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の第1の観点によれば、光走査装置は、被走査体上で光を走査することによって前記被走査体上に像を形成する。光走査装置は、ポリゴンミラーと、モーターと、枠体とを備える。ポリゴンミラーは、入射した光を回転しながら反射する。モーターは、前記ポリゴンミラーを回転させる。枠体は、前記ポリゴンミラー及び前記モーターの周囲に配置される。遮断部、第1経路部、保持部、及び第2経路部のうち少なくとも1つが前記枠体と一体に形成される。前記遮断部は、前記ポリゴンミラーが反射した前記光のうち規定の光路を外れた光を遮断する。前記第1経路部は、前記モーターに接続される配線の経路を形成する。前記保持部は、温度を測定する温度センサーを保持する。前記第2経路部は、前記温度センサーに接続される配線の経路を形成する。
本発明の第2の観点によれば、画像形成装置は、第1の観点に係る光走査装置と、画像形成部とを備える。画像形成部は、前記光走査装置によって前記被走査体に形成された前記像に基づいて、シートに画像を形成する。
本発明によれば、枠体は、モーターの周囲に配置されているため、モーターに起因する暖気の拡散を抑制する。さらに、遮断部、第1経路部、保持部、及び第2経路部のうち少なくとも1つが枠体と一体に形成される。暖気の拡散を抑制する枠体に、他の機能を有する部材を一体形成することによって、部品点数の増加を抑制できる。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係るレーザースキャニングユニットの内部構造を示す平面図である。 図3は、本発明の実施形態に係るレーザースキャニングユニットの内部構造を示す斜視図である。 図4は、本発明の実施形態に係るレーザースキャニングユニットの内部構造を示す斜視図である。 図5(a)は、本発明の実施形態に係るレーザースキャニングユニットの2つの遮断部のうちの一方を説明する図であり、図5(b)は、2つの遮断部のうちの他方を説明する図である。 図6(a)は、本発明の実施形態に係るレーザースキャニングユニットの保持部を示す斜視図であり、図6(b)は、保持部を示す断面図である。 図7は、本発明の実施形態に係るレーザースキャニングユニットの外観を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の内部構造を示す断面図である。画像形成装置100は、本実施形態ではプリンターである。画像形成装置100は、給送部10、搬送部15、画像形成部20、書込み部30、定着部70、及び排出部80を備える。
給送部10は、カセット12を含み、カセット12に収容されたシートを搬送部15へ給送する。搬送部15は画像形成部20にシートを搬送する。
画像形成部20は、感光体ドラム21BK(被走査体)、感光体ドラム21Y(被走査体)、感光体ドラム21C(被走査体)、及び感光体ドラム21M(被走査体)、並びにユニット20BK、ユニット20Y、ユニット20C、及びユニット20Mを含む。ユニット20BK〜ユニット20Mの各々は、帯電器、現像器、除電器、及びクリーナーを含む。ユニット20BK〜ユニット20Mの帯電器は、それぞれ、感光体ドラム21BK〜感光体ドラム21Mを帯電状態にする。
書込み部30は、本発明の実施形態に係るレーザースキャニングユニット1A(光走査装置)(以下、「LSU1A」と記載する。)及びレーザースキャニングユニット1B(光走査装置)(以下、「LSU1B」と記載する。)を含む。LSU1Aは感光体ドラム21BK及び感光体ドラム21Yに対応して配置され、LSU1Bは感光体ドラム21C及び感光体ドラム21Mに対応して配置される。
LSU1Aは、帯電状態の感光体ドラム21BK上で主走査方向にレーザー光(光)を走査することによって感光体ドラム21BK上に静電潜像(像)を形成する。LSU1Aは、帯電状態の感光体ドラム21Y上で主走査方向にレーザー光(光)を走査することによって感光体ドラム21Y上に静電潜像(像)を形成する。
LSU1Bは、帯電状態の感光体ドラム21C上で主走査方向にレーザー光(光)を走査することによって感光体ドラム21C上に静電潜像(像)を形成する。LSU1Bは、帯電状態の感光体ドラム21M上で主走査方向にレーザー光(光)を走査することによって感光体ドラム21M上に静電潜像(像)を形成する。
感光体ドラム21BK〜感光体ドラム21Mに対する主走査方向は、それぞれ、感光体ドラム21BK〜感光体ドラム21Mの回転軸に平行である。
ユニット20BK、ユニット20Y、ユニット20C、及びユニット20Mの現像器は、それぞれ、感光体ドラム21BK、感光体ドラム21Y、感光体ドラム21C、及び感光体ドラム21Mの周面に形成された静電潜像を現像して、感光体ドラム21BK、感光体ドラム21Y、感光体ドラム21C、及び感光体ドラム21Mの周面にブラック色、イエロー色、シアン色、及びマゼンダ色のトナー像を形成する。
画像形成部20は一次転写ベルト24及び二次転写ローラー23をさらに含む。一次転写ベルト24には、感光体ドラム21BK〜感光体ドラム21Mに形成されたトナー像が重畳して転写され、カラーの画像が形成される。二次転写ローラー23は、一次転写ベルト24との間にシートを挟み込んで、一次転写ベルト24に形成された画像をシートに転写する。
以上、画像形成部20は、LSU1A及びLSU1Bによって感光体ドラム21BK〜感光体ドラム21M上に形成された静電潜像に基づいて、シートに画像を形成する。
搬送部15は、画像が形成されたシートを定着部70に搬送する。定着部70は、シートを加熱及び加圧して、画像をシートに定着させる。搬送部15は、画像が定着されたシートを排出部80に搬送する。排出部80は排出トレイにシートを排出する。
以下、図1〜図7を参照して、LSU1A及びLSU1Bの詳細を説明する。なお、LSU1Bの構成は、LSU1Aの構成と同じであるため、説明を省略する。つまり、LSU1Bについては、LSU1Aの説明において、LSU1AをLSU1Bと読み替え、感光体ドラム21BKを感光体ドラム21Cと読み替え、感光体ドラム21Yを感光体ドラム21Mと読み替える。
図1に示すように、LSU1Aは、筐体37aと、蓋37b(カバー)と、ポリゴンミラー31と、モーター33と、出射光学系35Aと、出射光学系35Bとを備える。蓋37bは筐体37aの上面を覆う。ポリゴンミラー31は、筐体37aに設けられ、回転しながらレーザー光(光)を反射する。モーター33は、筐体37aに設けられ、ポリゴンミラー31を回転させる。
出射光学系35A及び出射光学系35Bは、筐体37aに設けられ、それぞれ、ポリゴンミラー31が反射したレーザー光を感光体ドラム21BK及び感光体ドラム21Yに出射する。
図2は、LSU1Aの内部構造を示す平面図である。筐体37aの略中央領域には、ポリゴンミラー31及びモーター33が配置される。LSU1Aは枠体50をさらに備える。枠体50は、ポリゴンミラー31及びモーター33の周囲に配置される。枠体50は筐体37aに固定される。この場合、圧入による接合によって、枠体50を筐体37aに固定することが好ましい。枠体50を筐体37aにビスにより固定する場合よりも、ビスの使用数を削減でき、さらに組立工数を削減できる。その結果、コストを低減することができる。
枠体50及びポリゴンミラー31を挟むように、2個のfθレンズ47が筐体37aに配置される。2個のfθレンズ47のうちの一方及び他方は、それぞれ、出射光学系35Aの一部及び出射光学系35Bの一部を構成する。
LSU1Aは、入射光学系39A及び入射光学系39Bをさらに備える。入射光学系39Aと入射光学系39Bとは、モーター33の回転軸AXに対して対称に筐体37aに配置される。入射光学系39Aは出射光学系35Aのfθレンズ47に対応して配置され、入射光学系39Bは出射光学系35Bのfθレンズ47に対応して配置される。入射光学系39A及び入射光学系39Bの各々は、ポリゴンミラー31にレーザー光を照射する。
具体的には、入射光学系39A及び入射光学系39Bの各々は、レーザーダイオード41、コリメーターレンズ43、及びシリンドリカルレンズ45を含む。レーザーダイオード41はレーザー光を出射する。コリメーターレンズ43は、レーザーダイオード41が出射したレーザー光を平行光にする。シリンドリカルレンズ45は、コリメーターレンズ43から入射された平行光をポリゴンミラー31上で線状に結像させる。
ポリゴンミラー31にはモーター33の回転軸AXが固定される。従って、モーター33が回転方向Rに回転すると、ポリゴンミラー31は回転方向Rに回転する。具体的には、モーター33は、ポリゴンミラー31の反射面のうち入射光学系39Bに対向する反射面が最短で入射光学系39Aに対向するようにポリゴンミラー31を回転させる。
そして、ポリゴンミラー31は、入射光学系39Aから入射されたレーザー光を偏向し、出射光学系35Aのfθレンズ47に出射する。さらに、fθレンズ47は、偏向されたレーザー光の感光体ドラム21BK上での走査速度を一定化する。同時に、ポリゴンミラー31は、入射光学系39Bから入射されたレーザー光を偏向し、出射光学系35Bのfθレンズ47に出射する。さらに、fθレンズ47は、偏向されたレーザー光の感光体ドラム21Y上での走査速度を一定化する。
出射光学系35Aのfθレンズ47から出射されたレーザー光の感光体ドラム21BK上での主走査方向は第1方向S1である。一方、出射光学系35Bのfθレンズ47から出射されたレーザー光の感光体ドラム21Y上での主走査方向は第1方向S1と反対の第2方向S2である。
以下、図2〜図7を参照して、枠体50の詳細を説明する。なお、第1方向S1及び第2方向S1を総称して主走査方向と記載する。図3及び図4は、LSU1Aの内部構造を示す斜視図である。図2〜図4に示すように、枠体50はモーター33からの暖気の拡散を低減する。具体的には次の通りである。モーター33は、駆動されることによって熱を発生するため、LSU1Aの内部の温度が上昇し、光学部品及び周辺部材が熱変形を起こす可能性がある。従って、感光体ドラム21BK〜感光体ドラム21Mに形成された静電潜像に基づく4色のトナー像がずれて重畳される可能性がある。つまり、画像の色ずれが発生する可能性がある。
そこで、LSU1Aの内部に配置したサーミスター(温度センサー)によって内部温度を検知し、レジストレーション補正を実行して、画像の色ずれを低減する。レジストレーション補正が実行される間の温度の上昇を抑制することは、LSU1Aの内部の飽和温度を低減させることより重要である。つまり、レジストレーション補正実行期間の温度の上昇勾配を小さくすることは重要である。
そこで、枠体50は、温度の上昇勾配を小さくするために、LSU1Aの内部での暖気の拡散を低減する。さらに、枠体50は、暖気の拡散を低減する機能の他、追加の機能を有する。具体的には、遮断部51、遮断部52a、経路部54(第1経路部)、保持部56、及び経路部58(第2経路部)が枠体50と一体に形成される。
遮断部51及び遮断部52aの各々は、ポリゴンミラー31が反射したレーザー光(光)のうち規定の光路を外れた光を遮断する。つまり、遮断部51及び遮断部52aの各々はフレアを防止する。フレアとは、ポリゴンミラーからfθレンズへの入射光の一部が、fθレンズによって反射され、規定の光路を一旦外れた後に、像面まで到達する現象のことである。フレアを防止することによって、画像に表れるノイズを抑制できる。
フレアの原因となる規定の光路を外れた光の発生場所は、ポリゴンミラー31の回転方向Rに依存する。従って、本実施形態では、遮断部51及び遮断部52aの各々は、ポリゴンミラー31の回転方向Rに基づいて定められた位置に配置される。その結果、ポリゴンミラー31の回転方向Rに依存して発生するフレアを適切に防止できる。
遮断部51は、出射光学系35Bのfθレンズ47よりも出射光学系35Aのfθレンズ47の近くに配置される。遮断部51は、出射光学系35Aのfθレンズ47と出射光学系35Bのfθレンズ47との互いに対向する端部の間に配置される。遮断部51は、出射光学系35Aのfθレンズ47の両端部のうち入射光学系39Aに近い端部の近くに配置される。
図5(a)は遮断部51を説明する図である。遮断部51を設けない場合は、ポリゴンミラー31から出射光学系35Aのfθレンズ47への入射光の一部(フレア光)は、パスP1を通り、出射光学系35Bのfθレンズ47に入射し、感光体ドラム21Yに到達するため、フレアが発生する。しかしながら、本実施形態では、遮断部51をパスP1に配置することによって、フレア光が出射光学系35Bのfθレンズ47に入射することを防止する。その結果、フレアが防止される。
図5(b)は遮断部52aを説明する図である。遮断部52aは壁部52の一部として形成される。壁部52は、主走査方向に沿って延びており、ポリゴンミラー31と出射光学系38Bのfθレンズ47との間に配置される。壁部52には開口52bが形成され、ポリゴンミラー31からfθレンズ47への光路が確保される。遮断部52aは、出射光学系35Bのfθレンズ47の両端部のうち入射光学系39Bから遠い端部とポリゴンミラー31との間に配置される。
遮断部52aを設けない場合は、ポリゴンミラー31から出射光学系35Bのfθレンズ47への入射光の一部(フレア光)は、パスP2を通り、ポリゴンミラー31に戻ってくる。そして、フレア光は、出射光学系35Bのfθレンズ47に入射し、感光体ドラム21Yに到達するため、フレアが発生する。しかしながら、本実施形態では、遮断部52aをパスP2に配置することによって、フレア光がポリゴンミラー31に戻ってくることを防止する。その結果、フレアが防止される。
図2〜図4に戻って、枠体50の構成要素の説明を続ける。経路部54は、主走査方向に沿って延びる壁部であり、ポリゴンミラー31と出射光学系38Aのfθレンズ47との間に配置される。経路部54には単数又は複数の規制部54aが形成される。本実施形態では、2個の規制部54aが形成される。
LSU1Aは経路部材60をさらに備える。経路部材60は、筐体37aから起立し、主走査方向に沿って延びる壁部である。経路部材60は、枠体50と出射光学系35Aのfθレンズ47との間に配置される。経路部材60には単数又は複数の規制部60aが形成される。本実施形態では、2個の規制部60aが形成される。規制部60aは、経路部54に向かって主走査方向に直交する方向に延びる。一方、規制部54aは、経路部材60に向かって、主走査方向に直交する方向に延びる。
経路部54及び経路部材60は、モーター33に接続される配線の経路を形成する。その結果、モーター33の配線経路が確保される。具体的には、経路部54と経路部材60と筐体37aとによって、主走査方向に延びる溝部62が形成される。溝部62には、モーター33に接続される配線が配置される。また、規制部54a及び規制部60aの各々は、溝部62に配置された配線の移動を規制する。その結果、配線の浮き上がりが防止される。
なお、経路部54のうちポリゴンミラー31と対向する部分には開口が形成され、経路部材60のうち出射光学系35Aのfθレンズ47と対向する部分には開口61が形成される。その結果、ポリゴンミラー31からfθレンズ47への光路が確保される。
保持部56は、枠体50の主走査方向に沿った両端部のうち、入射光学系39A及び入射光学系39Bに近い端部に配置される。保持部56は、筐体37aの中心線上に配置される。中心線は、主走査方向に平行であり、回転軸AXを通る直線である。
図6(a)及び図6(b)は、それぞれ、保持部56を示す斜視図及び断面図である。図7は、LSU1Aの外観を示す斜視図である。図6(a)及び図6(b)に示すように、保持部56はサーミスターT(温度センサー)を保持する。サーミスターTは、筐体37aの内部の温度を測定する。例えば、サーミスターTが測定した温度はレジストレーション補正のために利用される。
保持部56は、断面V字状の載置部56aを有する。載置部56aには、例えば、円柱状のサーミスターTが載置される。そして、載置部56aと押さえ部37cとでサーミスターTを挟むことによって、サーミスターTを保持する。押さえ部37cは蓋37bの下面に形成される。図7に示すように、蓋37bで筐体37aの上面を覆い、押さえ部37cによってサーミスターTを上方から押える。
図2〜図4に戻って、枠体50の構成要素の説明を続ける。経路部58は、保持部56よりも入射光学系39A及び入射光学系39Bの近くに配置される。経路部58には単数又は複数の規制部58aが形成される。本実施形態では、1個の規制部58aが形成される。規制部60aは、保持部56に向かって主走査方向に延びる。
経路部58は、保持部56によって保持されたサーミスターTに接続される配線の経路を形成する。その結果、サーミスターTの配線経路が確保される。具体的には、経路部58と筐体37aとによって逆L字状の溝部59が形成される。溝部59には、サーミスターTに接続される配線が配置される。また、規制部58aは、溝部59に配置された配線の移動を規制する。その結果、配線の浮き上がりが防止される。
以上、図1〜図7を参照して説明したように、本実施形態によれば、枠体50は、モーター33の周囲に配置されているため、モーター33に起因する暖気の拡散を抑制する。さらに、遮断部51、遮断部52a、経路部54、保持部56、及び経路部58が枠体50と一体に形成される。暖気の拡散を抑制する枠体50に、他の機能を有する部材(遮断部51、遮断部52a、経路部54、保持部56、及び経路部58)を一体形成することによって、部品点数の増加を抑制できる。その結果、コストを低減できる。
なお、一般的には、フレアを防止するための遮断部材、モーターの配線経路を形成するための経路部材、サーミスターを保持するための保持部材、及びサーミスターの配線経路を形成するための経路部材は、それぞれ、暖気の拡散を抑制するための枠体とは別部材として形成される。その結果、部品点数が増加し、コストを低減することが困難である。
また、図2を参照して説明したように、本実施形態によれば、枠体50は筐体37aに固定される。従って、遮断部51及び遮断部52aだけでなく、経路部54、保持部56、及び経路部58を枠体50に設けることができる。
以上、図面(図1〜図7)を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(5))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態では、遮断部51、遮断部52a、経路部54、保持部56、及び経路部58を枠体50と一体に形成した。ただし、枠体50を筐体37aに固定する場合は、遮断部51、遮断部52a、経路部54、保持部56、及び経路部58のうちの少なくとも1つを枠体50と一体に形成できる。一方、枠体50を蓋37bに固定することもできる。この場合は、遮断部51及び遮断部52aのうちの少なくとも1つを枠体50と一体に形成できる。
(2)経路部54、保持部56、及び経路部58のうち少なくとも1つが形成される枠体50は、筐体37aに固定されてよい。一方、遮断部51及び/又は遮断部52aが形成される枠体は、筐体37a及び蓋37bのうちのいずれかに固定されてよい。
(3)本実施形態では、経路部54に規制部54aを設け、経路部58に規制部58aを設けたが、経路部54に規制部54aを設け、経路部58に規制部58aを設けないこともできるし、経路部58に規制部58aを設け、経路部54に規制部54aを設けないこともできる。
(4)モーター33の回転方向は、回転方向Rに限定されず、回転方向Rと反対方向であってもよい。この場合、遮断部51は、筐体37aを通る中心線に対して、図2の遮断部51と線対称となるように配置される。また、遮断部52aは、経路部54に形成され、筐体37aを通る中心線に対して、図2の遮断部52aと線対称となるように配置される。
(5)本実施形態では、画像形成装置100は、プリンターであったが、複写機、ファクシミリ、又は複合機であってもよい。複合機は、複写機、プリンター、及びファクシミリのうち少なくとも2つの機器を備える。
本発明は、光走査装置及び光走査装置を搭載する画像形成装置の分野に利用可能である。
1A レーザースキャニングユニット(光走査装置)
1B レーザースキャニングユニット(光走査装置)
20 画像形成部
21BK 感光体ドラム(被走査体)
21Y 感光体ドラム(被走査体)
21C 感光体ドラム(被走査体)
21M 感光体ドラム(被走査体)
31 ポリゴンミラー
33 モーター
37a 筐体
37b 蓋(カバー)
50 枠体
51 遮断部
52 壁部
52a 遮断部
54 経路部(第1経路部)
54a 規制部
56 保持部
58 経路部(第2経路部)
58a 規制部
100 画像形成装置
AX 回転軸
R 回転方向
S1 第1方向(主走査方向)
S2 第2方向(主走査方向)

Claims (6)

  1. 被走査体上で光を走査することによって前記被走査体上に像を形成する光走査装置であって、
    入射した光を回転しながら反射するポリゴンミラーと、
    前記ポリゴンミラーを回転させるモーターと、
    前記ポリゴンミラー及び前記モーターの周囲に配置される枠体と
    を備え、
    遮断部、第1経路部、保持部、及び第2経路部のうち少なくとも1つが前記枠体と一体に形成され、
    前記遮断部は、前記ポリゴンミラーが反射した前記光のうち規定の光路を外れた光を遮断し、
    前記第1経路部は、前記モーターに接続される配線の経路を形成し、
    前記保持部は、温度を測定する温度センサーを保持し、
    前記第2経路部は、前記温度センサーに接続される配線の経路を形成する、光走査装置。
  2. 前記ポリゴンミラー及び前記モーターが設けられる筐体と、
    前記筐体の上面を覆うカバーと
    をさらに備え、
    前記遮断部が形成される前記枠体は、前記カバー及び前記筐体のうちのいずれかに固定される、請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記遮断部は、前記ポリゴンミラーの回転方向に基づいて定められた位置に配置される、請求項1又は請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記ポリゴンミラー及び前記モーターが設けられる筐体をさらに備え、
    前記第1経路部、前記保持部、及び前記第2経路部のうち少なくとも1つが形成される前記枠体は、前記筐体に固定される、請求項1に記載の光走査装置。
  5. 前記枠体には、前記第1経路部及び前記第2経路部のうち少なくとも1つが前記枠体と一体に形成されており、
    前記第1経路部及び前記第2経路部のうち少なくとも1つには、前記配線の移動を規制する規制部が形成される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光走査装置と、
    前記光走査装置によって前記被走査体に形成された前記像に基づいて、シートに画像を形成する画像形成部と
    を備える画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107300765A (zh) * 2016-04-15 2017-10-27 京瓷办公信息系统株式会社 光偏转装置以及具备该装置的光扫描装置和图像形成装置
JP2018146728A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 シャープ株式会社 光走査装置および前記光走査装置を備えた画像形成装置

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