JP2015200741A - 粉体搬送部材、粉体搬送装置、現像装置、プロセスユニット、及び画像形成装置 - Google Patents

粉体搬送部材、粉体搬送装置、現像装置、プロセスユニット、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成に用いる粉体を回転軸の回転により二方向に同時搬送可能な粉体搬送部材を提供する。
【解決手段】回転軸77aに対して傾斜した搬送面b1が軸方向所定長さに渡って形成された第1の搬送部Bと、回転軸77aと平行な搬送面c1が軸方向所定長さに渡って形成された第2の搬送部Cを、回転軸77aの軸方向に交互に配置する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成に用いる粉体を搬送する粉体搬送部材、その粉体搬送部材を備える粉体搬送装置、現像装置、プロセスユニット、及び画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置においては、画像形成に用いられるトナー等の粉体を搬送する粉体搬送部材が設けられている。粉体搬送部材としては、例えば、回転軸の外周面に螺旋状の羽根を設けた搬送スクリューや(特許文献1参照)、回転軸に沿って平行に羽根を設けた搬送パドル(特許文献2参照)などが知られている。
搬送スクリューは、回転することにより主に軸方向に搬送力を付与するものである。一方、搬送パドルは、回転することにより主に回転方向に搬送力を付与する。これらの粉体搬送部材は、基本的に軸方向又は回転方向のいずれか一方向へ搬送力を生じさせるものであるため、搬送方向に応じて使い分けるのが一般的である。従って、粉体を軸方向と回転方向の二方向に効果的に搬送したい場合、搬送スクリューと搬送パドルの両方を設ける必要がある。しかしながら、両方の搬送部材を設けると、装置の小型化に不利になるといった課題がある。
そこで、斯かる事情に鑑み、本発明は、小型化に寄与できると共に、粉体を二方向に効果的に搬送することが可能な粉体搬送部材、前記粉体搬送部材を備える粉体搬送装置、現像装置、プロセスユニット、及び画像形成装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、本発明は、画像形成に用いる粉体を搬送する粉体搬送部材であって、前記粉体搬送部材は、回転軸を有し、かつ、前記回転軸に対して傾斜した搬送面が、軸方向所定長さに渡って前記回転軸の周りに配置された第1の搬送部と、前記回転軸と平行な搬送面が、軸方向所定長さに渡って前記回転軸の周りに配置された第2の搬送部とを、前記回転軸の軸方向に沿って交互に有することを特徴とする粉体搬送部材である。
本発明に係る粉体搬送部材は、回転軸が回転することで、第1の搬送部によって粉体を軸方向に搬送すると同時に、第2の搬送部によって粉体を回転方向に搬送することが可能である。このように1つの粉体搬送部材によって粉体を同時に二方向に搬送可能であるから、二方向別々に専用の搬送部材を設ける場合に比べて装置の小型化を図ることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 上記画像形成装置に搭載されたプロセスユニットの断面図である。 現像装置内のトナー循環経路を示す断面図である。 (a)〜(c)は汲み上げ部材の構成を示す図である。 トナー検知部の構成を示す図である。 (a)〜(c)は汲み上げ部材によってトナーを汲み上げる様子を段階的に示す図である。 図2において第1の仕切り部材を汲み上げ部材に対してトレーリング方向に接触させた例を示す図である。 (a)〜(c)は本発明の他の実施形態に係る汲み上げ部材の構成を示す図である。 当該他の実施形態に係る汲み上げ部材を使用したプロセスユニットの断面図である。 図9において第1の仕切り部材を汲み上げ部材に対してトレーリング方向に接触させた例を示す図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
(画像形成装置)
まず、図1を参照して、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の全体構成について説明する。図1に示す画像形成装置1は、カラーレーザープリンタである。
装置本体の高さ方向略中央部に中間転写ベルト30が設けられる。中間転写ベルト30の下方には、4つのプロセスユニット4Y,4M,4C,4Kが設けられる。
各プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。なお、本実施形態では、画像形成に用いる現像剤(粉体)として、トナーのみからなる一成分現像剤を使用する場合を示すが、トナー及びキャリアからなる二成分現像剤を使用することもできる。
また、トナーは、粉砕トナー、重合トナーのいずれでもよい。トナーの外添材料については、シリコンオイル含有シリカが含まれていてもよい。
シリコンオイル含有シリカの外添は、例えば、粉砕トナーもしくは重合トナー100重量部に対して、疎水シリカRY50(日本アエロジル社製)を2重量部添加し、20Lヘンシェルミキサーで周速40m/S、5分間、混合処理を行なった。その後、目開き75μmの篩で篩って得られるものである。
各プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kは、潜像担持体としてのドラム状の感光体5と、感光体5の表面を帯電させる帯電装置6と、感光体5の表面にトナーを供給する現像装置7と、感光体5の表面をクリーニングするクリーニング装置8と、感光体5の表面を露光する露光装置9などを備える。本実施形態では、露光装置9としてLEDユニットが用いられる。このLEDユニットは感光体5の真下に配置されている。
各プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kの上方には、転写装置3が配設されている。転写装置3は、中間転写体としての中間転写ベルト30と、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ31と、二次転写手段としての二次転写ローラ36と、二次転写バックアップローラ32と、ベルトクリーニング装置35とを備える。
中間転写ベルト30は、無端状のベルトであり、二次転写バックアップローラ32とローラ33とによって張架されている。ここでは、二次転写バックアップローラ32が回転駆動することによって、中間転写ベルト30は図1の矢印で示す方向に周回走行(回転)するようになっている。
4つの一次転写ローラ31は、それぞれ、各感光体5との間で中間転写ベルト30を挟み込んで一次転写ニップを形成している。また、各一次転写ローラ31には、図示しない電源が接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が各一次転写ローラ31に印加されるようになっている。
二次転写ローラ36は、二次転写バックアップローラ32との間で中間転写ベルト30を挟み込んで二次転写ニップを形成している。また、上記一次転写ローラ31と同様に、二次転写ローラ36にも図示しない電源が接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が二次転写ローラ36に印加されるようになっている。
ベルトクリーニング装置35は、中間転写ベルト30に当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードを有する。このベルトクリーニング装置35から伸びた図示しない廃トナー移送ホースは、図示しない廃トナー収容器に接続されている。
プリンタ本体の上部には、補給用の新規トナーを収容する4つのトナーカートリッジ2Y,2M,2C,2Kが着脱可能に装着されている。各トナーカートリッジ2Y,2M,2C,2Kと上記各現像装置7との間には、図示しない補給路が設けてあり、この補給路を介して各トナーカートリッジ2Y,2M,2C,2Kから各現像装置7へ新規トナーが補給されるようになっている。
トナーカートリッジ2Y,2M,2C,2Kと図示しないトナー補給装置によって、プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kにトナーを補給することで、各プロセスユニットの交換頻度を下げその長寿命化を図ることができ、印刷単価を低減することができる。
プリンタ本体の下部には、記録媒体としての用紙を収容した給紙トレイ10や、給紙トレイ10から用紙を搬出する給紙ローラ11等が設けてある。なお、記録媒体には、普通紙以外に、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート等が含まれる。また、図示しないが、手差し給紙機構が設けてあってもよい。
プリンタ本体内には、用紙(図示省略)を給紙トレイ10から二次転写ニップを通過させて装置外へ排出するための搬送路Rが配設されている。搬送路Rにおいて、二次転写ローラ36の位置よりも用紙搬送方向上流側には、搬送タイミングを計って用紙を二次転写ニップへ搬送する一対のタイミングローラ12が配設されている。
また、二次転写ローラ36の位置よりも用紙搬送方向下流側には、用紙に転写された未定着画像を定着するための定着装置20が配設されている。さらに、定着装置20よりも搬送路Rの用紙搬送方向下流側には、用紙を装置外へ排出するための一対の排紙ローラ13が設けられている。また、プリンタ本体の上面部には、装置外に排出された用紙をストックするための排紙トレイ14が設けてある。
(画像形成装置の基本的動作)
続いて、図1を参照して、上記プリンタの基本的動作について説明する。
作像動作が開始されると、各プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kにおける各感光体5が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体5の表面が帯電装置6によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体5の表面には、露光装置9からレーザー光がそれぞれ照射されて、各感光体5の表面に静電潜像が形成される。
このとき、各感光体5に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように各感光体5上に形成された静電潜像に、各現像装置7によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、二次転写バックアップローラ32が図1の反時計回りに回転駆動し、中間転写ベルト30を図の矢印で示す方向に周回走行させる。また、各一次転写ローラ31に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された高電圧が印加されることによって、各一次転写ローラ31と各感光体5との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。
その後、各感光体5の回転に伴い、感光体5上の各色のトナー画像が一次転写ニップに達したときに、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、各感光体5上のトナー画像が中間転写ベルト30上に順次重ね合わせて転写される。こうして、中間転写ベルト30の表面にフルカラーのトナー画像が担持される。
また、中間転写ベルト30に転写しきれなかった各感光体5上のトナーは、クリーニング装置8によって除去される。そして、各感光体5の表面が図示しない除電装置によって除電され、表面電位が初期化される。
プリンタの下部では、給紙ローラ11が回転駆動を開始し、給紙トレイ10から用紙が搬送路Rに送り出される。搬送路Rに送り出された用紙は、タイミングローラ12によって搬送が一旦停止される。
その後、所定のタイミングでタイミングローラ12の回転駆動を開始し、中間転写ベルト30上のトナー画像が二次転写ニップに達するタイミングに合わせて、用紙を二次転写ニップへ搬送する。このとき、二次転写ローラ36には、中間転写ベルト30上のトナー画像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加されており、これにより、二次転写ニップに転写電界が形成されている。
そして、この転写電界によって、中間転写ベルト30上のトナー画像が用紙上に一括して転写される。また、このとき用紙に転写しきれなかった中間転写ベルト30上の残留トナーは、ベルトクリーニング装置35によって除去され、除去されたトナーは図示しない廃トナー収容器へと搬送され回収される。
その後、用紙は定着装置20へと搬送され、定着装置20によって用紙上のトナー画像が当該用紙に定着される。そして、用紙は、排紙ローラ13によって装置外へ排出され、排紙トレイ14上にストックされる。
前記一連の動作によって、用紙上にカラー画像を印刷することができる。この構成により用紙が通る用紙搬送経路Pは略C字形状をなすため、厚紙や封筒といった多種の用紙を紙詰まりのリスクを小さくして搬送できる。
さらには画像面が下向きとなって画像形成装置1上に排出されるため、排紙トレイ14上にストックされた用紙は、画像面側が上を向くように取り出すと、上側から下側に印刷順に並ぶように積み重なる利点がある。
以上の説明は、用紙上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット4Y,4M,4C,4Kのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
(プロセスユニット)
なお、本実施形態では、図1の矢印方向に回転する中間転写ベルト30の下方に、プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kが配置される。このような配置は、ファーストプリントタイムの短縮化、現像装置の長寿命化、及び画像形成装置本体の小型化に有利であることが既に知られている。
すなわち、プロセスユニットを中間転写ベルト30の上方に配置する場合と比べて、一次転写ニップ(感光体5と一次転写ローラ31とのニップ)と二次転写ニップ(二次転写ローラ36と二次転写バックアップローラ32とのニップ)との距離が、中間転写ベルト30の約半周分短くなる。これにより、一次転写が完了してから二次転写が行われるまで中間転写ベルト30の走行距離が短くなり、1枚目のプリントにかかる時間(ファーストプリントタイム)を短縮できる。
また、中間転写ベルト30が回転している間は、これと同期して感光体5も回転し続け、感光体5から中間転写ベルト30へトナーが供給し続けられる。このため、上記のように中間転写ベルト30の走行距離を短くすることで、感光体の摩耗量やトナー消費量を抑えることができる。
また、ベルトクリーニング装置35は、二次転写ニップの直後に設ける必要があるから、図示のように中間転写ベルト30の上方に配置されることになる。プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kを中間転写ベルト30の上方に配置した場合、プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kとベルトクリーニング装置35とが水平方向に並べて配置されるので、画像形成装置の水平方向幅(横幅)が嵩む。
本実施形態では図1に示すように、プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kを中間転写ベルト30の下方に配置している。これにより、プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kとベルトクリーニング装置35とを水平方向に並べて配置する必要が無くなり、画像形成装置の水平方向幅を抑えることができる。
図2は、本実施形態のプロセスユニット4(各色を示すアルファベットY,M,C,Kは省略する。)の断面図である。プロセスユニット4は、上述のように、感光体5と、帯電装置6と、現像装置7と、クリーニング装置8と、露光装置9とを備える。
帯電装置6は、感光体5と当接して帯電させる帯電部材としての帯電ローラ61を有する。クリーニング装置8は、感光体5の表面に付着した現像剤(トナー)を除去するクリーニング部材81と、クリーニング部材81で除去された廃トナーを搬送する廃トナー搬送部材82とを有する。廃トナー搬送部材82は螺旋状コイルなどで構成され、図示しない廃トナー回収ボックスに搬送されている。
ところで、二成分現像方式は磁力によりトナーをトナー担持体へ付着できるため、トナー供給は一成分現像方式より容易である。しかし、二成分現像方式は画像形成装置が大型化してコスト高になる。このため、小型で安価な画像形成装置を製作するには一成分現像方式が有利である。
一成分現像方式では、本実施形態の図2の現像装置7のように、現像装置7の上部にトナー溜りとなる所謂「袋小路」を設ける。当該袋小路に現像ローラ71、供給ローラ72、規制ブレード73で構成される現像部を配置する。プロセスユニット4Y,4M,4C,4Kを図1のように中間転写ベルト30の下側に配置にした場合は、トナーを回転羽根などで汲み上げて袋小路の現像部に供給する。
従来の画像形成装置では、例えば特許文献1(特開2012−037819号公報)及び特許文献2(特開2012−159630号公報)のように、トナーが一旦袋小路まで汲み上げられると、当該トナーは印刷により消費されるまで現像部周辺に留まり続ける。このため、当該現像部において、現像ローラ71や供給ローラ72との摺擦によりトナーの外添剤剥がれやトナー割れなど、一成分トナー特有のトナー劣化が局所的に促進されてしまうおそれがある。その結果印刷画像の濃度や地肌汚れなどがトナーの劣化状況によって変動し、場合によっては画像かすれなどの画像不具合を発生させることがある。
(現像装置)
本実施形態の現像装置を、1)一成分現像方式とすること、2)中間転写ベルト30の重力方向下位置配置とすること、3)トナー補給方式とすることで、画像品質が安定した長寿命の現像装置を実現する。そして当該現像装置を画像形成装置に搭載することで、ファーストプリントタイムが短く小型で安価な画像形成装置を実現する。
現像装置7は図2に示すように、トナーを収容する筐体としてのハウジング70と、トナーを担持する現像剤担持体としての現像ローラ71と、現像ローラ71にトナーを供給する現像剤供給部材としての供給ローラ72を備える。さらに現像装置7は、現像ローラ71上に担持されたトナーの層厚を規制する現像剤規制部材としての規制ブレード73を備える。
さらに現像装置7は、トナーを搬送する第1の現像剤搬送部材(第1の粉体搬送部材・第1回転部材)としての搬送スクリュー76と、第2の現像剤搬送部材(第2の粉体搬送部材・第2回転部材)としての汲み上げ部材77等を備える。なお、現像剤担持体は、現像ローラ71に限らず、例えば現像ベルトであってもよい。また、現像剤規制部材は、規制ブレード73に限らず、例えば規制ローラであってもよい。
また、ハウジング70内には、第1の仕切り部材74と、第1の仕切り部材74を保持する保持部材75とが設けられている。この第1の仕切り部材74と保持部材75によって、第1の現像剤収容室である混合室S1と、当該混合室S1の上方に位置した第2の現像剤収容室である供給室S2とが区画されている。
混合室S1には搬送スクリュー76及び汲み上げ部材77が収容されている。供給室S2には供給ローラ72が収容されている。図示例では、供給室S2の下方に混合室S1が設けられ、供給室S2と混合室S1とは、上部の連通路Q1と下部の連通路Q2及び汲み上げ通路Q4を介して互いに連通されている。下部の連通路Q2は、縦方向に延びた汲み上げ通路Q4の下端部に位置する。
また、混合室S1は、搬送スクリュー76が収容される上段の第1の混合室U1と、汲み上げ部材77が収容される下段の第2の混合室U2とに区画されている。第1の混合室U1と第2の混合室U2の間は、ハウジング70に一体的に設けられた第2の仕切り部材78で仕切られている。
現像装置7は以上のように、供給ローラ72、搬送スクリュー76及び汲み上げ部材77が上下方向にほぼ一列で配設されている。これにより、現像装置7を図2の左右方向で薄型化することができ、ひいては感光体5相互間距離を短縮して画像形成装置1の小型化を図ることができる。
第2の仕切り部材78は、搬送スクリュー76及び汲み上げ部材77の長手方向(図2の紙面に直交する方向)に延在している。第2の仕切り部材78の長手方向両端部側で、第1の混合室U1と第2の混合室U2とを連通する連通路Q3(図3の第1連通路Q3aと第2連通路Q3b)が形成されている。
第1の仕切り部材74は、可撓性を有し弾性変形可能な薄板等の弾性部材で構成されている。当該弾性部材としては、例えば薄い金属板や樹脂板等で形成される。第1の仕切り部材74は、現像ローラ71及び供給ローラ72の軸方向と平行に設けられ、現像ローラ71及び供給ローラ72と同じ軸方向寸法を有する。
第1の仕切り部材74は、供給ローラ72付近(図示例では供給ローラ72の直下)に設けられた保持部材75に上端が固定された片持支持状態である。第1の仕切り部材74の自由端である下端部は、当該固定箇所から下方向に延びている。そして、第1の仕切り部材74の下端部が、汲み上げ部材77に対して軸方向全域に渡って上方から接触している。
そして第1の仕切り部材74とハウジング70の縦壁との間に、縦方向に延びた汲み上げ通路Q4が形成されている。この汲み上げ通路Q4の下端(上流端)が第2回転部材である汲み上げ部材77の第2の搬送部Cに接続され、汲み上げ通路Q4の上端(下流端)が、第2の現像剤収容室である供給室S2に接続されている。
搬送スクリュー76は、現像ローラ71及び供給ローラ72の回転軸と平行な回転軸76aと、回転軸76aの外周面に設けられた螺旋状の羽根76bとで構成されている。搬送スクリュー76は、図示しない駆動手段で回転することにより、トナーを主に軸方向一方向に搬送する。
また、本実施形態では、搬送スクリュー76は、規制ブレード73による規制位置、すなわち、現像ローラ71上に担持された現像剤と規制ブレード73との接触位置の鉛直下方に配置されている。本実施形態では後述するように、搬送スクリュー76は、汲み上げ部材77よりも軸方向に長く形成されている。
汲み上げ部材77は、現像ローラ71及び供給ローラ72の回転軸と平行で図示しない駆動手段で回転する回転軸77aと、トナーを主に軸方向逆方向に押して搬送する第1の搬送部Bと、トナーを主に回転方向に押して搬送する第2の搬送部Cとで構成されている。
図3に示すように、第1の混合室U1と第2の混合室U2は、第2の仕切り部材78の長手方向両端部に設けられた連通路Q3a,Q3bを介して互いに連通している。すなわち、第1の混合室U1の上流端と第2の混合室U2の下流端が第1連通路Q3aで連通され、第1の混合室U1の下流端と第2の混合室U2の上流端が第2連通路Q3bで連通されている。
図3に示すように、搬送スクリュー76は汲み上げ部材77よりも軸方向に長く形成されている。また、搬送スクリュー76を収容する第1の混合室U1も、汲み上げ部材77を収容する第2の混合室U2よりも長く形成されている。
また、ハウジング70は、汲み上げ部材77及び現像ローラ71等を収容する本体部70aと、本体部70aから軸方向に突出し、搬送スクリュー76の一端部側(図3の右端部側)を覆う突出部70bとを有する。突出部70bの上部には、トナーカートリッジ2(各色を示すアルファベットY,M,C,Kは省略する。)からの一成分の新規トナーを供給するための新規トナー供給口79が設けられている。新規トナー供給口79には、図示しないシャッター等の開閉手段が設けられる。
通常、新規トナー供給口79は閉じているが、ハウジング70内のトナーが不足してトナー検知部90が検知するトナー量が基準値を下回った場合は開閉手段が開く。これによりトナーカートリッジ2から新規トナー供給口79を介して第1の混合室U1に新規トナーが補充される。
新規トナー供給口79のすぐ下流側に第1連通路Q3aが配置されているので、第1連通路Q3aを撹拌スタート位置として現像時までに旧トナーとの撹拌時間を稼ぐことができる。したがって新旧トナーの十分な撹拌がなされ、新旧トナーの撹拌不足により発生する濃度変動や地汚れといった画像不具合を回避でき、画像品質を安定化することができる。
なお、新規トナー供給口79は第2の混合室U2に設けてもよい。この場合、ハウジング70に突出部70bは設けられず、搬送スクリュー76及び汲み上げ部材77は、現像ローラ71等と同じ軸方向寸法とされ、本体部70aに収容される。
搬送スクリュー76は、回転すると、図3の矢印F方向にトナーを搬送する。一方、汲み上げ部材77は、回転すると、第1の搬送部Bに設けられる各羽根77bによって、図3の矢印G方向にトナーを搬送する。すなわち、搬送スクリュー76と汲み上げ部材77は、互いに逆方向にトナーを搬送するようになっている。
また、搬送スクリュー76及び汲み上げ部材77によって搬送されるトナーは、それぞれ搬送方向の下流側でハウジング70の内面に押し付けられる。そして当該トナーは、連通路Q3a,Q3bを介して、第1の混合室U1から第2の混合室U2へ、また第2の混合室U2から第1の混合室U1へ搬送される。
このように、搬送スクリュー76と汲み上げ部材77とによってトナーが逆方向に搬送されることで、図3に破線で示す循環経路Hに沿ってトナーが循環搬送される。
また、トナーカートリッジ2から新規トナー供給口79を介して第1の混合室U1に新規トナーが供給された場合は、当該新規トナーは搬送スクリュー76によって図3に示す搬送経路Kに沿って搬送される。新規トナーは、その搬送方向下流側で、循環経路Hに沿って循環搬送される非新規トナー(旧トナー)と合流する。
(汲み上げ部材)
図4(a)〜(c)に汲み上げ部材77の具体的構成例を示す。(a)は汲み上げ部材77の斜視図、(b)は同側面図、(c)は同断面図である。図示するように、汲み上げ部材77は、回転軸77aの軸方向に沿って、第1の搬送部Bと第2の搬送部Cを交互に配置している。両搬送部B、Cの長手方向の長さは適宜変更してもよい。
第1の搬送部Bは、回転軸77aに対して傾斜した搬送面としての螺旋羽根77bが、軸方向所定長さに渡って配置されている。当該螺旋羽根77bは連続した一条であるが、二条以上で構成することも可能である。また、螺旋羽根77bに代えて回転軸77aに対して傾斜した1又は2以上のパドルを配置してもよい。
第2の搬送部Cは、回転軸77aの軸方向所定長さに渡って延びる角棒状部材77cで構成されている。図4に示す例では、第2の搬送部Cを、正四角柱の角棒状部材77cで構成しているが、角棒状部材77cは、三角柱や、その他の多角形柱、あるは楕円柱に形成してもよい。また、第2の搬送部Cは角棒状部材77cに代えて、後述する図8のように板状部材77dで構成してもよい。
角棒状部材77cで構成された第2の搬送部Cは、その表面に、回転軸77aと平行な搬送面c1を軸方向所定長さに渡って有する。図4に示す例では、角棒状部材77cの4面に90°間隔で長方形の搬送面c1が設けられている。
なお、螺旋羽根77bの先端は図4(c)に示すように、軸方向から見て角棒状部材77cの搬送面c1からはみ出ないようにするか、はみ出たとしても大きくはみ出ないようにするのがよい。これは搬送面c1による汲み上げ作用を低下させないためである。
(トナー検知部)
混合室S1には、混合室S1に収容されたトナーの量を検知するために、現像剤検知手段としてのトナー検知部が設けられている。本実施形態では図5に示すように、トナー検知部90が搬送スクリュー76に取り付けられている。このトナー検知部90は、ハウジング70に固定された第1の導光部材91及び第2の導光部材92と、搬送スクリュー76に固定された清掃部材93とを備える。
第1の導光部材91の一端部は発光素子(図示省略)に対向するように配置されている。この第1の導光部材91の他端部は発光面91aとして機能する。また第2の導光部材92の一端部は受光素子(図示省略)に対向するように配置されている。この第2の導光部材92の他端部は受光面92aとして機能する。第1の導光部材91の発光面91aは、第2の導光部材92の受光面92aと対向し、図示例では、軸方向で対向している。
清掃部材93は、可撓性の板状部材で形成され、例えばPETシートで形成される。清掃部材93は、搬送スクリュー76と共に回転する。清掃部材93が回転し、第1の導光部材91の発光面91a及び第2の導光部材92の受光面92aと清掃部材93とが摺動することにより、発光面91a及び受光面92aに付着したトナーが除去される。
また、清掃部材93が回転することにより、混合室S1の下部に溜まったトナーが清掃部材93で掻き上げられ、この掻き上げられたトナーが発光面91aと受光面92aとの間を通過する。このとき、清掃部材93で掻き上げられたトナーが発光面91aと受光面92aとの間を通過するときは、発光面91aから発光された光が受光面92aに達せず、図示しない受光素子が信号を検知しない。
それ以外のときは、発光面91aから発光された光が受光面92aに達し、受光素子が信号を検知する。このとき、混合室S1のトナー量によって、清掃部材93が掻き上げるトナー量が変わるため、受光素子による受光時間が変わる。従って、受光素子による受光時間を検知することで、混合室S1内のトナー量を検知することができる。
なお、トナー検知部90を、汲み上げ部材77が収容されている第2の混合室U2に配置し、清掃部材93を汲み上げ部材77に設けてもよい。
(トナー搬送動作)
以下、現像装置内のトナー搬送動作について説明する。まず、図6(a)〜(c)に基づき、汲み上げ部材77によってトナーを汲み上げる動作について説明する。同図(a)〜(c)は、汲み上げ部材77によってトナーを汲み上げる様子を段階的に示したものである。
すなわち、図示しない駆動手段によって汲み上げ部材77が矢印A方向に回転すると、角棒状に形成された第2の搬送部Cの搬送面c1と、ハウジング70の内面と、第1の仕切り部材74とが協働する。この結果、第2の混合室U2のトナーTが上方に汲み上げられ、当該トナーが連通路Q2を介して供給室S2に押し込まれる(図6(a)〜(c)参照)。
すなわち、トナー汲み上げ部材77が回転することで、角棒状の第2の搬送部Cの搬送面c1に保持されたトナーが、第1の仕切り部材74の下端部によって擦り切られて汲み上げられる。これを繰り返すことで、第2の混合室U2のトナーTが供給室S2に順次供給される。つまり、第1の仕切り部材74の下端部が逆止弁的機能を有する。なお、汲み上げ部材77は、常時回転させてもよいし、指令があったときだけ回転させるようにしてもよい。
汲み上げ部材77が回転している間、第1の仕切り部材74は、若干湾曲しながら下端を汲み上げ部材77に弾性的に押し付けられた状態とされる。これにより、汲み上げ部材77が回転した場合でも、常に第1の仕切り部材74が汲み上げ部材77に接触する。
従って、汲み上げ部材77で汲み上げたトナーTが、第1の仕切り部材74と汲み上げ部材77との間の隙間から第2の混合室U2に戻る事態を防止できる。さらに、汲み上げ部材77を常時回転させれば、第2の混合室U2の最下部から常にトナーが押し込まれるため、第2の混合室U2へのトナーの逆流をより確実に規制できる。
なお、第1の仕切り部材74の下端部によるトナーの擦り切りを確実にするため、必要に応じて、角棒状部材77cの軸方向長さに対応した間隔で、第1の仕切り部材74の下端部に上下方向に複数の切り込みを形成することができる。当該切り込みを形成することで、第1の仕切り部材74の下端部が当該切り込み間で独立し、この独立した部分が各角棒状部材77cの外周面を確実に擦り切る。
また、螺旋羽根77bの先端を軸方向搬送力向上のため図4(c)よりも半径方向外方にはみ出させる場合、第1の搬送部Bと第2の搬送部Cの搬送力を保持するために、第1の仕切り部材74の下端部に前記切り込みを形成するのが望ましい。これにより、汲み上げ部材77の回転中に第1の仕切り部材74の下端部が第1の搬送部Bと第2の搬送部Cに確実に当接する。
続いて、現像装置7内で行われるトナー搬送動作の全体の流れについて説明する。作像動作が開始されると、図2に示すように、感光体5、現像ローラ71、及び供給ローラ72が矢印方向に回転する。
これと共に、搬送スクリュー76、及び、汲み上げ部材77が回転する。汲み上げ部材77の回転により、第2混合室U2のトナーが連通路Q2と汲み上げ通路Q4を介して供給室S2に汲み上げられ、供給室S2にトナーTが溜まっていく。
トナーTの上面が供給ローラ72に達すると、供給ローラ72を介して現像ローラ71にトナーが担持される。このとき、供給室S2には、スクリュー等の搬送部材が設けられていないため、トナーの上面が軸方向で略水平となり、現像ローラ71の軸方向全域に均一にトナーを供給することができる。
また、供給室S2の内壁を形成する第1の仕切り部材74の面及びこれに対向するハウジング70の内面は、凹凸のない滑らかな面で形成されている。このため、供給室S2の内壁にトナーが滞留することを防止できる。
現像ローラ71に担持されたトナーのうち、余剰なトナーは規制ブレード73で規制されて、第1の混合室U1内に収容される。規制ブレード73で規制された非新規トナーは、規制位置の下方に配された搬送スクリュー76の上に自由落下する。
また、新規トナー供給口79の開閉手段が開くと、搬送スクリュー76上にトナーカートリッジ2から新規トナーが供給される。そして、搬送スクリュー76及び汲み上げ部材77により、混合室S1の内部でトナーを循環させることで、非新規トナーと新規トナーとが撹拌混合される。こうして、混合室で十分に撹拌された均質なトナーが、汲み上げ部材77により再び供給室S2に供給される。
以上のように、上記の現像装置7の内部では、規制ブレード73で規制されたトナーが、第1の混合室U1内に自由落下して回収される。これにより、図2に示すように、第1の混合室U1→連通路Q3(第2連通路Q3b)→第2の混合室U2→連通路Q2→汲み上げ通路Q4→供給室S2→供給ローラ72→現像ローラ71→連通路Q1→第1の混合室U1というトナーの循環経路M(第1の循環経路)が形成される。
こうして、現像装置の内部でトナーを循環させることで、トナーの局部的な劣化を防止し、劣化トナーに起因した画像かすれ等の不具合を防止することができる。特に、一成分現像剤は、トナーの外添剤剥がれやトナー割れなどによる流動性低下や荷電不足に代表されるトナー劣化が生じやすいが、上記のようにトナーを循環させることで、局部的な劣化を防止して画像品質を安定させることができる。
また、混合室S1では、互いに搬送方向の異なる搬送スクリュー76及び汲み上げ部材77によって、トナーを循環経路H(第2の循環経路)に沿って搬送する(図3参照)。こうすることで、混合室S1内でトナーを十分に撹拌混合することができる。
特に、この循環経路Hの途中に新規トナー供給口79から新規トナーを供給することで、非新規トナーと新規トナーとを十分に撹拌混合することができる。こうして十分に混合された均質なトナーを供給室S2に供給することで、非新規トナーが偏在したまま現像ローラ71に再び供給される事態が回避されるため、非新規トナーの偏在に起因した画像かすれ等の不具合を防止できる。
また、汲み上げ部材77は、トナーを軸方向に搬送する第1の搬送部Bと、トナーを回転方向に搬送する第2の搬送部Cとを有する。これにより、1つの搬送部材(汲み上げ部材77)によって、混合室S1内でトナーを混合するための搬送方向と、供給室S2へトナーを汲み上げる搬送方向の、両方向へそれぞれトナーを搬送することが可能である。したがって、搬送方向の異なる搬送部材を2つ設ける必要がなく、小型化に寄与できると共に、上記2つの循環経路H,Mに沿う方向へトナーを効果的に搬送することができる。
ところで、第1の仕切り部材74と汲み上げ部材77との間に隙間があると、汲み上げ部材77で汲み上げたトナーが、供給室S2に供給されずに、汲み上げ部材77と第1の仕切り部材74との間の隙間を介して第2の混合室U2に逆流し、トナーの供給効率が低下する虞がある。
従って、上記のように、第1の仕切り部材74を、弾性変形しながら汲み上げ部材77に常に接触させる構成にする。こうすることで、第1の仕切り部材74と汲み上げ部材77との間の隙間の発生を防止し、より効果的にトナーを供給することが可能となる。
しかも、第1の仕切り部材74が弾性変形しながら汲み上げ部材77に常に接触することで、汲み上げ部材77の回転に伴い汲み上げ部材77に微振動が発生する。そして当該微振動により第1の搬送部B及び第2の搬送部Cによって搬送されるトナーがほぐされ凝集が抑制される効果も得られる。
なお、汲み上げ部材77による供給室S2へのトナー搬送力は、搬送スクリュー76による第2の混合室U2へのトナー搬送力以上となるようにすることが好ましい。搬送スクリュー76と汲み上げ部材77のトナー搬送力は、搬送スクリュー76又は汲み上げ部材77の寸法形状や回転数等を適宜変更することで調整することが可能である。
このようなトナー搬送力の関係に設定することで、トナーを供給ローラ72や現像ローラ71の付近に常に潤沢に存在させることができ、トナー供給不足による画質低下を防止できるようになる。
さらに、汲み上げ部材77による第1の混合室U1へのトナー搬送力を、搬送スクリュー76の第2の混合室U2へのトナー搬送力よりも大きくすることが望ましい。こうすることで、第2の混合室U2の下方に溜まったトナーを効率良く撹拌することが可能である。
また、上記のように、搬送スクリュー76を、規制ブレード73による規制位置の鉛直下方に配することで、規制位置で現像ローラ71から分離された非新規トナーを、回転している搬送スクリュー76上に落下させることができる。これにより、現像ローラ71から落下したトナーが、すぐに搬送スクリュー76で撹拌され、既に第1の混合室U1にあったトナーとの混合が開始される。
さらに、搬送スクリュー76による搬送経路に、新規トナー供給口79から新規トナーを供給することで、非新規トナー及び新規トナーとの効率的な撹拌混合が開始される。すなわち、前述したように新規トナー供給口79のすぐ下流側に第1連通路Q3aが配置されているので、第1連通路Q3aを撹拌スタート位置として、規制ブレード73の規制位置で分離された直後の非新規トナーと新規トナーとの撹拌混合が開始される。
したがって、現像時までに非新規トナーとの撹拌時間ないし移動距離を可及的に長く稼ぐことができ、トナーをより一層均質にすることが可能である。これにより、新旧トナーの十分な撹拌がなされ、新旧トナーの撹拌不足により発生する濃度変動や地汚れといった画像不具合を回避でき、画像品質を安定化することができる。
また、上記実施形態では、汲み上げ部材77に対する第1の仕切り部材74の接触方向を、カウンタ方向(第1の仕切り部材74の先端部が汲み上げ部材77の回転方向に対して反対方向を臨む構成)にした。しかし、図7に示す例のように、トレーリング方向(第1の仕切り部材74の先端部が汲み上げ部材77の回転方向と同じ方向を臨む構成)にしてもよい。
このように、第1の仕切り部材74の接触方向をトレーリング方向にすることで、汲み上げ部材77の回転に伴う第1の仕切り部材74の捲れが生じにくくなる。
(汲み上げ部材の他の実施形態)
次に、汲み上げ部材77の他の実施形態について図8(a)〜(c)により説明する。(a)は汲み上げ部材77の斜視図、(b)は同側面図、(c)は同断面図である。当該実施形態は、第2の搬送部Cを、回転軸77aから径方向に突出する複数の板状部材77dで構成したものである。その他は図4と同じである。すなわち、回転軸77aの軸方向に沿って、第1の搬送部Bと第2の搬送部Cが交互に配置されている。
各板状部材77dの回転方向に臨む面は、回転軸77aと平行に軸方向に渡って所定長さを有する搬送面d1となっている。一方、第1の搬送部Bは、上記実施形態と同様に、螺旋羽根77bを軸方向所定長さに渡って配置した構成となっている。なお、図示例では板状部材77dを回転軸77aの周りに90°ごと、合計4枚設けているが、板状部材77d同士のなす角度や個数は適宜変更してもよい。
なお、螺旋羽根77bの先端は図8(c)に示すように、軸方向から見て板状部材77dの先端より外側にはみ出ないようにするか、はみ出たとしても大きくはみ出ないようにするのがよい。これは板状部材77dの搬送面d1による汲み上げ作用を低下させないためである。
図9のように汲み上げ部材77を回転させると、各板状部材77dによってトナーが回転方向に押される。そして、ハウジング70の内面及び第1の仕切り部材74とが協働して、第2の混合室U2のトナーが連通路Q2と汲み上げ通路Q4を介して供給室S2に汲み上げられる。また、これと同時に、第1の搬送部Bの各羽根77bによって、トナーが軸方向へ搬送される。
このように、図8及び図9に示す実施形態においても、前述した実施形態と同様に、1つの搬送部材(汲み上げ部材77)によって異なる2つの方向へそれぞれトナーを同時に搬送することが可能である。異なる2つの方向の一つは、図3のように混合室S1内でトナーを混合するための搬送方向である。他の一つは、図9のように供給室S2へトナーを汲み上げる搬送方向である。
しかも、この実施形態では、第2の搬送部Cである板状部材77dがパドル状に構成されているので、第2の搬送部Cによるトナー保持量が増加する。これにより、汲み上げ部材77の回転に伴って第1の仕切り部材74によって擦り切られるトナー量が増加するため、トナー汲み上げ能力を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。本発明に係る現像装置を搭載する画像形成装置は、図1に示すようなプリンタに限らず、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等とすることが可能である。
また、本発明に係る粉体搬送部材(汲み上げ部材77)は、現像装置以外の粉体搬送装置に適用することも可能である。例えば、感光体や中間転写ベルトのクリーニング装置によって除去された廃トナーを回収する廃トナー収容器に、本発明に係る粉体搬送部材を設けてもよい。これにより、粉体搬送部材によって廃トナーを軸方向と回転方向の二方向に搬送することができるので、廃トナーを効率よく収容することが可能となる。
1:画像形成装置 2Y,2M,2C,2K:トナーカートリッジ
3:転写装置 4Y,4M,4C,4K:プロセスユニット
5:感光体(潜像担持体) 6:帯電装置
7:現像装置 8:クリーニング装置
9:露光装置 30:中間転写ベルト
70:ハウジング 71:現像ローラ(現像剤担持体)
72:供給ローラ(現像剤供給部材) 73:規制ブレード(現像剤規制部材)
74:第1の仕切り部材 76:搬送スクリュー(第1の現像剤搬送部材)
77:汲み上げ部材(第2の現像剤搬送部材) 77a:回転軸
77b:羽根 77c:角棒状部材
77d:板状部材 B:第1の搬送部
b1:搬送面 C:第2の搬送部
c1:搬送面 d1:搬送面
Q1〜Q3:連通路 Q3a:第1連通路
Q3b:第2連通路 Q4:汲み上げ通路
S1:混合室(第1の現像剤収容室) S2:供給室(第2の現像剤収容室)
T:トナー(現像剤) U1:第1の混合室
U2:第2の混合室
特開2012−037819号公報 特開2012−159630号公報

Claims (15)

  1. 画像形成に用いる粉体を搬送する粉体搬送部材であって、前記粉体搬送部材は、
    回転軸を有し、かつ、
    前記回転軸に対して傾斜した搬送面が、軸方向所定長さに渡って前記回転軸の周りに配置された第1の搬送部と、
    前記回転軸と平行な搬送面が、軸方向所定長さに渡って前記回転軸の周りに配置された第2の搬送部とを、
    前記回転軸の軸方向に沿って交互に有することを特徴とする粉体搬送部材。
  2. 前記第1の搬送部を螺旋羽根又はパドルで構成し、前記第2の搬送部を前記回転軸の軸方向に延びた角棒状部材で構成したことを特徴とする請求項1に記載の粉体搬送部材。
  3. 前記第1の搬送部を螺旋羽根又はパドルで構成し、前記第2の搬送部を前記回転軸から径方向に突出した板状部材で構成したことを特徴とする請求項1に記載の粉体搬送部材。
  4. 請求項1から3のいずれか1項の粉体搬送部材と、前記粉体搬送部材を駆動させる駆動手段と、前記粉体を収容する筐体とを備えることを特徴とする粉体搬送装置。
  5. 現像剤を収容するハウジングと、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に現像剤を供給する現像剤供給部材と、前記現像剤担持体上に供給された現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、現像剤を搬送する現像剤搬送部材とを備える現像装置において、
    前記現像剤搬送部材として、請求項1から3のいずれか1項に記載の粉体搬送部材を用いたことを特徴とする現像装置。
  6. 前記ハウジング内に、前記現像剤担持体から分離された現像剤を収容する第1の現像剤収容室と、前記第1の現像剤収容室の上方に位置し前記現像剤供給部材によって前記現像剤担持体に供給する現像剤を収容する第2の現像剤収容室を形成し、
    前記第1の現像剤収容室を、上段の第1の混合室と下段の第2の混合室に区画し、前記第1の混合室に前記現像剤搬送部材として軸方向一方向のトナー搬送力を有する第1回転部材を配設し、前記第2の混合室に前記現像剤搬送部材として軸方向逆方向のトナー搬送力を有する第2回転部材を配設し、前記第2回転部材として、請求項1から3のいずれか1項に記載の粉体搬送部材を用いたことを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記第1の混合室の上流端と前記第2の混合室の下流端が第1連通路で連通され、前記第1の混合室の下流端と前記第2の混合室の上流端が第2連通路で連通され、前記第1連通路に対して新規トナーを供給する新規トナー供給口が接続されていることを特徴とする一成分現像方式による請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記第2回転部材の軸方向搬送力が前記第1回転部材の軸方向搬送力よりも高いことを特徴とする請求項6又は7に記載の現像装置。
  9. 前記第1回転部材が、前記現像剤規制部材と前記現像剤担持体との接触位置の鉛直下方に配置されていることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記第1の混合室又は前記第2の混合室のトナー量を検知する検知手段を備え、当該検知手段の検知結果に基づいて、前記新規トナー供給口から供給される新規トナーの量を制御するようにしたことを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
  11. 前記第2の混合室と前記第1の現像剤収容室とが汲み上げ通路を介して接続され、当該汲み上げ通路の上流端が前記第2回転部材の前記第2の搬送部に接続され、当該汲み上げ通路の下流端が前記第2の現像剤収容室に接続されていることを特徴とする請求項6から10のいずれか1項に記載の現像装置。
  12. 前記第1の現像剤収容室と前記第2の現像剤収容室との間を仕切ると共に、前記汲み上げ通路の一部を形成する第1の仕切り部材と、
    前記第1の現像剤収容室の前記第1の混合室と前記第2の混合室との間を仕切る第2の仕切り部材とを有し、
    前記第1の仕切り部材を、前記第2回転部材に対して軸方向に渡って接触し、前記第2回転部材の回転により前記第2の搬送部と当接して弾性変形する弾性部材で構成したことを特徴とする請求項11に記載の現像装置。
  13. 前記第2の仕切り部材の長手方向両端に、請求項7に記載の前記第1連通路と前記第2連通路を形成したことを特徴とする請求項12に記載の現像装置。
  14. 潜像を担持する潜像担持体と、請求項5から13のいずれか1項に記載の現像装置とを有することを特徴とするプロセスユニット。
  15. 請求項4に記載の粉体搬送装置、請求項5から13のいずれか1項の現像装置及び請求項14のプロセスユニットの少なくとも1つを備えることを特徴とする画像形成装置。
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