JP2015199414A - ステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素な構造でハウジングの内部からの水の排出を可能としつつハウジングの外部からの水の流入を抑制することの可能なステアリング装置を提供する。【解決手段】ステアリング装置は、転舵軸に減速機を介してアシスト力を付与するモータと、減速機の周囲を覆うハウジングと、ハウジングに設けられるハウジングとを備える。ドレンバルブ20は、有底円筒状の第1ケース23と、第1ケース23の底部23aの外周部分に装着される有底円筒状の第2ケース24と、第1ケース23の底面23dに密着する弁体22とを有する。第1ケース23は、貫通孔23hが形成された底部23aを有する。第2ケース24は、第1ケース23の底部23aと隙間を隔てて配置され排出孔24dが形成された底部24aを有する。弁体22は弾性部材からなり、第1ケース23の貫通孔23hの開口部を閉塞するとともに、第1ケース23及び第2ケース24の間に挟み込まれている。【選択図】図3
Description
本発明は、ステアリング装置に関する。
車両のステアリング装置の一つとして、ラックパラレル型の電動パワーステアリング装置が知られている。この電動パワーステアリング装置は、ラックシャフトの外周に取り付けられるボールねじ装置と、出力軸がラックシャフトに平行に配置されたモータと、モータの出力軸及びボールねじ装置を連結する減速機とを備えている。減速機の周囲はハウジングにより覆われている。
ところで、ハウジングの外部から内部に水が進入し、ハウジング内に水が滞留すると、減速機が浸水するおそれがある。減速機が浸水した状態でハウジング内の水が凍り付くと、減速機の動作が阻害される。これは、減速機とボールねじ装置を介して連結されたラックシャフトの動作を阻害する要因となり、ステアリング操作が重たくなる等、操舵感に悪影響を与えるおそれがある。そこで従来、ハウジング内に進入した水を排出すべく、ハウジングにおける減速機の鉛直方向下側の底壁部にドレンバルブが設けられたステアリング装置が知られている。このようなドレンバルブとしては、特許文献1に記載のドレンバルブがある。
図11に示すように、特許文献1に記載のドレンバルブ100は、有底円筒状のケース本体101と、ケース本体101の内部に収容される弁体102とを備えている。ケース本体101は、円筒状の第1ケース103の端部に有底円筒状の第2ケース104が組み付けられた構造からなる。第1ケース103における第2ケース104側の開口部中央部には円筒状の取付部103aが形成されている。また、第1ケース103における第2ケース104側の端面には、円環状の突出部からなる弁座103bが形成されている。第2ケース104の底部には、内部から外部に貫通する排出孔104aが形成されている。弁体102は円盤状の弾性部材からなり、その中央部に突出部102aが形成されている。この突出部102aが第1ケース103の取付部103aに係合することにより、第1ケース103に対して弁体102が固定されている。また、弁体102の周縁部は第1ケース103の弁座103bに密着している。このドレンバルブ100では、図示しないハウジングの内部に進入した水は、第1ケース103の開口部103cからその内部へと流れ込み、弁体102及び排出孔104aを介してハウジングの外部へと排出される。一方、ハウジングの外部から排出孔104aを介して第2ケース104の内部に水が進入した場合には、弁体102がハウジングの内部への水の流入を抑制する。
特許文献1に記載のドレンバルブ100では、第1ケース103に弁体102を固定するにあたり、第1ケース103に取付部103aを形成するとともに、弁体102に突出部102aを形成する必要がある。これがドレンバルブ100の構造の複雑化を招く要因となっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡素な構造でハウジングの内部からの水の排出を可能としつつハウジングの外部からの水の流入を抑制することの可能なステアリング装置を提供することにある。
上記課題を解決するステアリング装置は、ステアリングシャフトの回転に基づき軸方向に移動して転舵輪を転舵させる転舵軸と、前記転舵軸に減速機を介してアシスト力を付与するモータと、前記減速機の周囲を覆うハウジングと、を備え、前記ハウジングにおける前記減速機の鉛直方向下側の底壁部にはドレンバルブが設けられ、前記ドレンバルブは、前記ハウジングの内部に開口するとともに、貫通孔が形成された底部を有する有底筒状の第1ケースと、前記第1ケースの底部の外周部分に装着されるとともに、前記第1ケースの底部と隙間を隔てて配置され排出孔が形成された底部を有する有底筒状の第2ケースと、前記第1ケースの底面に密着して前記貫通孔の開口部を閉塞するとともに、前記第1ケース及び前記第2ケースの間に挟み込まれる弾性部材からなる弁体と、を有する。
この構成によれば、ハウジングの内部に進入した水は、第1ケースの開口部からその内部に流れ込み、第1ケースの底部に滞留する。第1ケースの底部に滞留した水は、同底部に形成された貫通孔を通じて弁体に接触する。したがって、第1ケースの底部に一定量以上の水が滞留すると、水の重量により弁体が弾性変形する。これにより、第1ケースの内部に滞留した水は弁体と第1ケースの底面との間の隙間を通じて第2ケースの内部へと流れ込み、第2ケースの排出孔を通じて外部へと排出される。したがって、ハウジングの内部に進入した水を外部へと排出することができる。
また、ハウジングの外部の水が排出孔を介して第2ケースの内部に進入した場合、弁体は水により第1ケースの底面に密着する方向に押圧される。したがって、弁体は第1ケースの底面に密着した状態で維持されるため、ハウジングの外部からドレンバルブを介してハウジングの内部に水が進入するのを抑制することができる。
このように、上記のようなドレンバルブによれば、ハウジングの内部からの水の排出を可能とする一方、ハウジングの外部からの水の流入を抑制することができる。また、このような効果を奏しつつも、弁体が第1ケース及び第2ケースに挟み込まれることにより固定されているため、特許文献1に記載のドレンバルブのように、弁体を固定するための構造を弁体及びケースに形成する必要がない。そのため、特許文献1に記載のドレンバルブと比較すると、構造を簡素化することもできる。
上記ステアリング装置について、前記弁体は、前記第1ケース及び前記第2ケースにより挟み込まれた部位により片持ち支持された閉塞片を有し、同閉塞片の自由端となっている先端部により前記貫通孔の開口部を閉塞することが好ましい。
この構成によれば、第1ケースの貫通孔を介して閉塞片に接触する水の重量により閉塞片が弾性変形し易くなるため、第1ケースの内部に滞留した水が排出され易くなる。
上記ステアリング装置について、前記第1ケースの底部には、その中央からずれた位置に前記貫通孔が形成され、前記弁体は、前記第1ケースの底面の周縁部における前記貫通孔から最も離間した部位で前記第1ケース及び前記第2ケースにより挟み込まれ、前記閉塞片は、前記弁体における前記第1ケース及び前記第2ケースにより挟み込まれた部位から前記貫通孔の開口部まで延びるように配置されていることが好ましい。
上記ステアリング装置について、前記第1ケースの底部には、その中央からずれた位置に前記貫通孔が形成され、前記弁体は、前記第1ケースの底面の周縁部における前記貫通孔から最も離間した部位で前記第1ケース及び前記第2ケースにより挟み込まれ、前記閉塞片は、前記弁体における前記第1ケース及び前記第2ケースにより挟み込まれた部位から前記貫通孔の開口部まで延びるように配置されていることが好ましい。
この構成によれば、閉塞片の全長を長くすることができるため、閉塞片がより弾性変形し易くなる。そのため、第1ケースの内部に滞留した水がより排出され易くなる。
上記ステアリング装置について、前記閉塞片における片持ち支持された部位から前記先端部に延びる方向を前記閉塞片の延伸方向とするとき、前記貫通孔は、前記閉塞片の延伸方向に対して直交する方向に延びる長孔からなることが好ましい。
上記ステアリング装置について、前記閉塞片における片持ち支持された部位から前記先端部に延びる方向を前記閉塞片の延伸方向とするとき、前記貫通孔は、前記閉塞片の延伸方向に対して直交する方向に延びる長孔からなることが好ましい。
この構成によれば、閉塞片の先端部と第1ケースの内部に滞留した水との接触面積を大きくすることができるため、閉塞片の先端部に水の重量が掛かり易くなる。したがって、閉塞片が弾性変形し易くなるため、第1ケースの内部に滞留した水がより排出され易くなる。
上記ステアリング装置について、前記第1ケースの底部には、前記貫通孔が対をなして形成され、前記弁体は、前記対をなす貫通孔のそれぞれの開口部の中間位置で前記第1ケース及び前記第2ケースにより中央部が挟み込まれた閉塞片を有し、同閉塞片の自由端となっている両端部により前記一対の貫通孔のそれぞれの開口部を閉塞することが好ましい。
この構成のように、第1ケースの底部に複数の貫通孔が形成されていれば、第1ケースの内部に滞留した水が第2ケースへと流れ込み易くなる。したがって、第1ケースの内部に滞留した水がより排出され易くなる。
上記ステアリング装置について、前記閉塞片における前記第1ケース及び前記第2ケースにより挟み込まれた部位から前記両端部に延びる方向を前記閉塞片の延伸方向とするとき、前記貫通孔は、前記閉塞片の延伸方向に対して直交する方向に延びる長孔からなることが好ましい。
この構成によれば、閉塞片の両端部と第1ケースの内部に滞留した水との接触面積を大きくすることができるため、閉塞片の両端部に水の重量が掛かり易くなる。したがって、閉塞片が弾性変形し易くなるため、第1ケースの内部に滞留した水がより排出され易くなる。
上記ステアリング装置について、前記弁体は、前記第1ケースの外周面と前記第2ケースの内周面との間に挟み込まれていることが好ましい。
この構成によれば、第1ケースの外周面と第2ケースの内周面との間の隙間が弁体によりシールされるため、同隙間からの水の流入を抑制することができる。
この構成によれば、第1ケースの外周面と第2ケースの内周面との間の隙間が弁体によりシールされるため、同隙間からの水の流入を抑制することができる。
本発明によれば、簡素な構造でハウジングの内部からの水の排出を可能としつつハウジングの外部からの水の流入を抑制することができる。
以下、ステアリング装置の一実施形態について説明する。本実施形態のステアリング装置は、運転者のステアリング操作を補助するラックパラレル型の電動パワーステアリング装置である。
図1に示すように、ステアリング装置1は、運転者のステアリングホイール2の操作に基づき転舵輪3を転舵させる操舵機構4、及び運転者のステアリング操作を補助するアシスト機構5を備えている。
操舵機構4は、ステアリングホイール2の回転軸となるステアリングシャフト40、及びステアリングシャフト40の下端部にラックアンドピニオン機構41を介して連結されたラックシャフト42を備えている。本実施形態では、ラックシャフト42が転舵軸に対応する。ラックシャフト42の両端には、ボールジョイント43を介してタイロッド44が回動自在にそれぞれ接続されている。各タイロッド44の先端には転舵輪3が連結されている。操舵機構4では、運転者のステアリングホイール2の操作に伴いステアリングシャフト40が回転すると、その回転運動がラックアンドピニオン機構41を介してラックシャフト42の軸方向の往復直線運動に変換される。ラックシャフト42の軸方向の往復直線運動がボールジョイント43を介してタイロッド44に伝達されることにより転舵輪3の転舵角が変化し、車両の進行方向が変更される。
アシスト機構5はラックシャフト42に設けられている。アシスト機構5はボールねじ装置6、減速機7、及びモータ8により構成される。ボールねじ装置6、減速機7、及びラックシャフト42はハウジング9により覆われている。モータ8は、ハウジング9の外壁にボルト10により固定されることにより、その出力軸80がラックシャフト42に対して平行に配置されている。モータ8の出力軸80は、ハウジング9に形成された貫通孔11を通じてハウジング9の内部に延びている。ラックシャフト42の軸方向におけるハウジング9の両端部と各タイロッド44との間にはベローズ45がそれぞれ取り付けられている。ベローズ45は、ハウジング9の両端開口部を閉塞することにより、ハウジング9の外部から内部への異物の進入を抑制する。
次に、図2を参照してボールねじ装置6及び減速機7の構成について説明する。
図2に示すように、ラックシャフト42の外周面には螺旋状のねじ溝46が形成されている。ボールねじ装置6は、ラックシャフト42をねじ軸としてそのねじ溝46に複数のボール62を介して螺合された円筒状のナット60を備えている。ナット60は軸受63によりハウジング9に対して回転可能に支持されている。ナット60の内周面には、ラックシャフト42のねじ溝に対向する螺旋状のねじ溝61が形成されている。ナット60のねじ溝61とラックシャフト42のねじ溝46とにより囲まれる螺旋状の空間により、ボール62が転動する転動路Rが形成されている。また、ナット60内には、転動路Rの二箇所間を短絡する図示しない循環路が形成されている。したがって、ボール62はナット60内の循環路を介して転動路R内を無限循環することが可能となっている。
図2に示すように、ラックシャフト42の外周面には螺旋状のねじ溝46が形成されている。ボールねじ装置6は、ラックシャフト42をねじ軸としてそのねじ溝46に複数のボール62を介して螺合された円筒状のナット60を備えている。ナット60は軸受63によりハウジング9に対して回転可能に支持されている。ナット60の内周面には、ラックシャフト42のねじ溝に対向する螺旋状のねじ溝61が形成されている。ナット60のねじ溝61とラックシャフト42のねじ溝46とにより囲まれる螺旋状の空間により、ボール62が転動する転動路Rが形成されている。また、ナット60内には、転動路Rの二箇所間を短絡する図示しない循環路が形成されている。したがって、ボール62はナット60内の循環路を介して転動路R内を無限循環することが可能となっている。
減速機7は、モータ8の出力軸80に一体的に取り付けられた駆動プーリ70、ナット60の外周に一体的に取り付けられた従動プーリ71、及び各プーリ70,71に巻き掛けられた無端状のベルト72を備えている。
このような構成からなるアシスト機構5では、モータ8への通電に基づきその出力軸80が回転すると、モータ8の出力軸80と一体となって駆動プーリ70が回転する。これにより、駆動プーリ70はベルト72を介して従動プーリ71及びナット60を一体回転させる。このとき、ナット60に付与されるトルクに基づいてボールねじ装置6が駆動する。すなわち、ナット60がラックシャフト42に対して相対回転することにより、ボール62がナット60及びラックシャフト42から負荷(摩擦)を受けて転動路Rを無限循環する。ボール62の無限循環を通じて、ナット60に付与されたトルクがラックシャフト42に伝達され、ラックシャフト42がナット60に対して軸方向に相対移動する。すなわち、ラックシャフト42に軸方向の力が付与される。このラックシャフト42に付与される軸方向の力がアシスト力となって、運転者のステアリング操作が補助される。
一方、ハウジング9における減速機7の鉛直方向下側の底壁部90には、内面から外面に貫通する取付孔91が形成されている。取付孔91は雌ねじ孔からなる。この取付孔91にドレンバルブ20が螺合されて取り付けられている。
次に、図3〜図7を参照して、ドレンバルブ20の構成について説明する。図3は、ドレンバルブ20の断面構造を示したものである。
図3に示すように、ドレンバルブ20は、軸線mを中心に有底円筒状をなすケース本体21と、ケース本体21の内部に収容される弁体22とを備えている。ケース本体21は、有底円筒状をなす第1ケース23の底部23aの外周部分に有底円筒状の第2ケース24が装着されてなり、二重底の構造を有している。
図3に示すように、ドレンバルブ20は、軸線mを中心に有底円筒状をなすケース本体21と、ケース本体21の内部に収容される弁体22とを備えている。ケース本体21は、有底円筒状をなす第1ケース23の底部23aの外周部分に有底円筒状の第2ケース24が装着されてなり、二重底の構造を有している。
第1ケース23の底部23aの外周部分にはフランジ部23cが形成されている。フランジ部23cは、第1ケース23の底面23dに向かうほど外径が小さくなるように形成されている。すなわち、フランジ部23cの外周面はテーパ状に形成されている。図中に拡大して示すように、フランジ部23cの外周面における第1ケース23の底面23dと反対側の端部には、切り欠き23eが形成されている。第1ケース23の筒状をなす部位の外周面にはねじ溝23fが形成されるとともに、ねじ溝23fとフランジ部23cとの間にリング溝23gが形成されている。第1ケース23の底部23aには、その中央部からずれた位置に内面から外面に貫通する貫通孔23hが形成されている。ドレンバルブ20を第1ケース23の開口部23bから見た平面構造を図4に示すように、貫通孔23hは長孔状に形成されている。この貫通孔23hを通じて第1ケース23の内部空間と第2ケース24の内部空間とが連通されている。
図3に拡大して示すように、第2ケース24の開口部には、内側に突出する円環状の爪部24bが形成されている。爪部24bは第1ケース23のフランジ部23cの切り欠き23eに係合している。この係合構造により第2ケース24が第1ケース23に組み付けられている。第2ケース24の底部24aは、第1ケース23の底部23aと隙間を隔てて配置されている。第2ケース24の底部24aの内面周縁部には、第1ケース23の底面23dに向かって突出する円環状の段差部24cが形成されている。また、第2ケース24の底部24aには、内面から外面に貫通する排出孔24dが形成されている。ドレンバルブ20を第2ケース24の底部24a側からみた構造を図5に示すように、排出孔24dは第2ケース24の中心軸mを中心に十字状に配置されている。
図3に示すように、弁体22は第1ケース23の底面23dに密着するように配置されている。弁体22はゴムや樹脂等の弾性部材からなる。図3のA−A線に沿った断面構造を図6に示すように、弁体22は、環状部22aと、同環状部22aの内周面から延びるように形成された閉塞片22bとを有している。図3に示すように、環状部22aは第1ケース23の底面23dの周縁に沿って配置されている。閉塞片22bは、環状部22aの内周面における第1ケース23の貫通孔23hから最も離間した部位を基端として貫通孔23hまで延びるように形成され、貫通孔23hの開口部を閉塞している。これにより、第1ケース23の内部空間と第2ケース24の内部空間とが閉塞片22bにより仕切られている。また、環状部22aは第1ケース23の底面23dと第2ケース24の段差部24cとの間で挟み込まれている。これにより、弁体22が固定されている。さらに、弁体22における環状部22aの外縁には、軸線mを中心に筒状をなす筒状部22cが形成されている。筒状部22cは、第1ケース23のフランジ部23cの外周面からフランジ部23cの切り欠き23eに沿って配置されており、第1ケース23の外周面と第2ケース24の内周面との間で挟み込まれている。
図7に示すように、ドレンバルブ20は、ハウジング9の取付孔91に第1ケース23のねじ溝23fが螺合することにより、ハウジング9に固定されている。また、第1ケース23のリング溝23gにはシールリング92が嵌め込まれている。シールリング92は第1ケース23の外周面とハウジング9の取付孔91の内周面との間をシールする。ドレンバルブ20は、このような取付構造により、ハウジング9の内部に第1ケース23の開口部23bが開口し、且つハウジング9の外部に第2ケース24の排出孔24dが開口するようにして配置される。
次にドレンバルブ20の動作について説明する。
例えば車両走行中にタイヤが跳ね飛ばした石がベローズ45に衝突し、ベローズ45が損傷すると、図1に二点鎖線で示すように、その損傷箇所からハウジング9の内部に水が流れ込む可能性がある。この水が、図2に二点鎖線で示すようにハウジング9の底壁部90へと流れ込むと、ドレンバルブ20を介してハウジング9の外部へと排出される。具体的には、図7に示すように、ハウジング9の底壁部90まで移動した水は、第1ケース23の開口部23bからその内部へと流れ込み、第1ケース23の底部23aに滞留する。第1ケース23の底部23aに滞留した水は、同底部23aに形成された貫通孔23hを通じて弁体22の閉塞片22bに接触する。そして、第1ケース23の底部23aに一定量以上の水が滞留すると、図8に示すように、水の重量により弁体22の閉塞片22bが弾性変形する。これにより、第1ケース23の内部の水は弁体22の閉塞片22bと第1ケース23の底面23dとの間の隙間を通じて第2ケース24の内部へと流れ込み、第2ケース24の排出孔24dを通じてハウジング9の外部へと排出される。したがって、ハウジング9の内部に進入した水を外部へと排出することができる。
例えば車両走行中にタイヤが跳ね飛ばした石がベローズ45に衝突し、ベローズ45が損傷すると、図1に二点鎖線で示すように、その損傷箇所からハウジング9の内部に水が流れ込む可能性がある。この水が、図2に二点鎖線で示すようにハウジング9の底壁部90へと流れ込むと、ドレンバルブ20を介してハウジング9の外部へと排出される。具体的には、図7に示すように、ハウジング9の底壁部90まで移動した水は、第1ケース23の開口部23bからその内部へと流れ込み、第1ケース23の底部23aに滞留する。第1ケース23の底部23aに滞留した水は、同底部23aに形成された貫通孔23hを通じて弁体22の閉塞片22bに接触する。そして、第1ケース23の底部23aに一定量以上の水が滞留すると、図8に示すように、水の重量により弁体22の閉塞片22bが弾性変形する。これにより、第1ケース23の内部の水は弁体22の閉塞片22bと第1ケース23の底面23dとの間の隙間を通じて第2ケース24の内部へと流れ込み、第2ケース24の排出孔24dを通じてハウジング9の外部へと排出される。したがって、ハウジング9の内部に進入した水を外部へと排出することができる。
また、ハウジング9の外部の水が排出孔24dを介して第2ケース24の内部に進入した場合、弁体22の閉塞片22bは水により第1ケース23の底面23dに密着する方向に押圧される。したがって、弁体22の閉塞片22bは第1ケース23の底面23dに密着した状態で維持されるため、ハウジング9の外部からドレンバルブ20を介してハウジング9の内部に水が進入するのを抑制することができる。
以上説明したステアリング装置1によれば、以下の(1)〜(5)に示す作用及び効果を得ることができる。
(1)弁体22の環状部22aを第1ケース23の底面23d及び第2ケース24の段差部24cにより挟み込むことにより弁体22を固定しているため、図11に示した特許文献1に記載のドレンバルブ100のように、弁体を固定するための構造を弁体及びケースに設ける必要がない。そのため、特許文献1に記載のドレンバルブ100と比較すると、構造を簡素化することができるとともに、コストを低減することができる。
(1)弁体22の環状部22aを第1ケース23の底面23d及び第2ケース24の段差部24cにより挟み込むことにより弁体22を固定しているため、図11に示した特許文献1に記載のドレンバルブ100のように、弁体を固定するための構造を弁体及びケースに設ける必要がない。そのため、特許文献1に記載のドレンバルブ100と比較すると、構造を簡素化することができるとともに、コストを低減することができる。
(2)弁体22では、第1ケース23及び第2ケース24により挟み込まれた環状部22aにより閉塞片22bが片持ち支持されるとともに、同閉塞片22bの自由端となっている先端部22dが第1ケース23の貫通孔23hの開口部を閉塞している。これにより、第1ケース23の貫通孔23hを介して閉塞片22bに接触する水の重量により閉塞片22bが弾性変形し易くなる。そのため、第1ケース23の内部に滞留した水が排出され易くなる。
(3)閉塞片22bは、環状部22aの内周面における第1ケース23の貫通孔23hから最も離間した部位を基端として貫通孔23hの開口部まで延びるように配置されている。これにより、閉塞片22bの全長を長くすることができるため、閉塞片22bがより弾性変形し易くなる。そのため、第1ケース23の内部に滞留した水がより排出され易くなる。
(4)図6に示すように、閉塞片22bにおける片持ち支持された部位から先端部22dに延びる方向を閉塞片22bの延伸方向とするとき、貫通孔23hは閉塞片22bの延伸方向に対して直交する方向に延びる長孔からなる。これにより、貫通孔23hに滞留した水と閉塞片22bの先端部22dとの接触面積が大きくなるため、閉塞片22bの先端部22dに水の重量が掛かり易くなる。したがって、閉塞片22bが弾性変形し易くなるため、第1ケース23の内部に滞留した水がより排出され易くなる。
(5)第1ケース23の外周面と第2ケース24の内周面との間に弁体22の筒状部22cが挟み込まれることにより、第1ケース23の外周面と第2ケース24の内周面との間の隙間を弁体22によりシールすることができる。そのため、同隙間からの水の進入を抑制することができる。
なお、上記実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・第2ケース24から段差部24cを排除してもよい。第2ケース24から段差部24cを排除した場合でも、第1ケース23の外周面と第2ケース24の内周面との間で弁体22の筒状部22cが挟み込まれているため、弁体22の固定は可能である。要は、弁体22の一部が第1ケース23と第2ケース24との間で挟み込まれることで弁体22が固定されていればよい。
・第2ケース24から段差部24cを排除してもよい。第2ケース24から段差部24cを排除した場合でも、第1ケース23の外周面と第2ケース24の内周面との間で弁体22の筒状部22cが挟み込まれているため、弁体22の固定は可能である。要は、弁体22の一部が第1ケース23と第2ケース24との間で挟み込まれることで弁体22が固定されていればよい。
・閉塞片22bの配置や形状は適宜変更可能である。例えば環状部22aの内周面における第1ケース23の貫通孔23hから最も近接した部位を基端として貫通孔23hの開口部まで延びるように閉塞片22bを配置してもよい。
・弁体22の形状は、第1ケース23の貫通孔23hの開口部を閉塞することができれば、適宜変更可能である。例えば弁体22を環状部22a及び閉塞片22bのみにより構成したり、あるいは弁体22を閉塞片22bのみにより構成してもよい。弁体22を閉塞片22bのみにより構成する場合には、閉塞片22bの先端部22dとは反対側の端部を第1ケース23の底面23d及び第2ケース24の段差部24cにより挟み込めば、弁体22の固定が可能である。
・弁体22としては、例えば図9及び図10に示すような形状を採用することもできる。図9に示すように、この変形例のドレンバルブ20では、第1ケース23の底部23aに第1ケース23の中心軸mを基準に一対の貫通孔23i,23jが対称配置されている。図10に示すように、弁体22は、環状部22aに一対の架設部22eを介して連結された矩形状の閉塞片22bを有している。図9及び図10に示すように、第2ケース24の底部24aの内面中央部には、弁体の架設部22e及び閉塞片22bに沿って延びる凸部24eが形成されている。閉塞片22bの中央部は、一対の貫通孔23i,23jのそれぞれの開口部の中間位置で第2ケース24の凸部24eと第1ケース23の底面23dとにより挟み込まれている。閉塞片22bの自由端となっている両端部22f,22gは貫通孔23i,23jの開口部をそれぞれ閉塞している。このような構成によれば、第1ケース23の底部23aに2つの貫通孔23i,23jが形成されているため、第1ケース23の内部に滞留した水が第2ケース24へと流れ込み易くなる。したがって、第1ケース23の内部に滞留した水がより排出され易くなる。
・貫通孔23h,23i,23jの形状は、長孔に限らず、例えば円形孔や矩形孔等を採用することも可能である。なお、貫通孔23h,23i,23jを円形孔や矩形孔にする場合には、閉塞片22bの延伸方向に対して直交する方向に貫通孔23h,23i,23jを複数並べて配置すれば、各貫通孔23h,23i,23jを長孔状にする場合と同様の効果を得ることが可能である。
・第1ケース23の底部23aにおける貫通孔23hの位置は適宜変更可能である。例えば第1ケース23の底部23aの中央部に貫通孔23hを設けてもよい。
・第1ケース23及び第2ケース24の形状は有底円筒状に限らず、例えば有底四角筒状など、任意の形状を採用してもよい。
・第1ケース23及び第2ケース24の形状は有底円筒状に限らず、例えば有底四角筒状など、任意の形状を採用してもよい。
・実施形態のステアリング装置1の構成は、ラックパラレル型の電動パワーステアリング装置に限らず、例えばラック同軸型の電動パワーステアリング装置やデュアルピニオン型の電動パワーステアリング装置、ステアバイワイヤ型のステアリング装置等、各種ステアリング装置にも適用可能である。要は、ステアリングシャフトの回転に基づき軸方向に移動して転舵輪を転舵させる転舵軸と、転舵軸に減速機を介してアシスト力を付与するモータと、減速機の周囲を覆うハウジングとを備えるステアリング装置であれば、実施形態のステアリング装置の構成を適用可能である。
1…ステアリング装置、3…転舵輪、7…減速機、8…モータ、9…ハウジング、11…貫通孔、20…ドレンバルブ、22…弁体、22b…閉塞片、22d…先端部、22f,22g…端部、23…第1ケース、23a…底部、23b…開口部、23d…底面、23h,23i,23j…貫通孔、24…第2ケース、24a…底部、24d…排出孔、40…ステアリングシャフト、90…底壁部。
Claims (7)
- ステアリングシャフトの回転に基づき軸方向に移動して転舵輪を転舵させる転舵軸と、
前記転舵軸に減速機を介してアシスト力を付与するモータと、
前記減速機の周囲を覆うハウジングと、を備え、
前記ハウジングにおける前記減速機の鉛直方向下側の底壁部にはドレンバルブが設けられ、
前記ドレンバルブは、
前記ハウジングの内部に開口するとともに、貫通孔が形成された底部を有する有底筒状の第1ケースと、
前記第1ケースの底部の外周部分に装着されるとともに、前記第1ケースの底部と隙間を隔てて配置され排出孔が形成された底部を有する有底筒状の第2ケースと、
前記第1ケースの底面に密着して前記貫通孔の開口部を閉塞するとともに、前記第1ケース及び前記第2ケースの間に挟み込まれる弾性部材からなる弁体と、を有するステアリング装置。 - 前記弁体は、前記第1ケース及び前記第2ケースにより挟み込まれた部位により片持ち支持された閉塞片を有し、同閉塞片の自由端となっている先端部により前記貫通孔の開口部を閉塞する
請求項1に記載のステアリング装置。 - 前記第1ケースの底部には、その中央からずれた位置に前記貫通孔が形成され、
前記弁体は、前記第1ケースの底面の周縁部における前記貫通孔から最も離間した部位で前記第1ケース及び前記第2ケースにより挟み込まれ、
前記閉塞片は、前記弁体における前記第1ケース及び前記第2ケースにより挟み込まれた部位から前記貫通孔の開口部まで延びるように配置されている
請求項2に記載のステアリング装置。 - 前記閉塞片における片持ち支持された部位から前記先端部に延びる方向を前記閉塞片の延伸方向とするとき、
前記貫通孔は、前記閉塞片の延伸方向に対して直交する方向に延びる長孔からなる
請求項2又は3に記載のステアリング装置。 - 前記第1ケースの底部には、前記貫通孔が対をなして形成され、
前記弁体は、前記対をなす貫通孔のそれぞれの開口部の中間位置で前記第1ケース及び前記第2ケースにより中央部が挟み込まれた閉塞片を有し、同閉塞片の自由端となっている両端部により前記一対の貫通孔のそれぞれの開口部を閉塞する
請求項1に記載のステアリング装置。 - 前記閉塞片における前記第1ケース及び前記第2ケースにより挟み込まれた部位から前記両端部に延びる方向を前記閉塞片の延伸方向とするとき、
前記貫通孔は、前記閉塞片の延伸方向に対して直交する方向に延びる長孔からなる
請求項5に記載のステアリング装置。 - 前記弁体は、前記第1ケースの外周面と前記第2ケースの内周面との間に挟み込まれている
請求項1〜6のいずれか一項に記載のステアリング装置。
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