JP2015198407A - 画像記録装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像記録装置およびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影中または撮影済みの映像データの転送処理に関する操作を即時かつ簡単に行える技術を実現する。
【解決手段】画像記録装置は、撮像手段により撮像される映像を記録する記録手段と、外部機器と通信可能に接続する通信手段と、前記記録手段に記録された映像を前記外部機器へ転送する指示を受け付ける入力手段と、映像の記録中に前記外部機器へ転送する指示を受け付けた場合は、当該映像の記録が終了した時点でその映像を自動的に外部機器に転送し、記録準備中に前記指示を受け付けた場合は、記録を終了する直前に記録された映像を自動的に外部機器に転送するように制御する制御手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部機器とのデータ転送技術に関する。
近年のビデオカメラでは、着脱式のメモリカードスロットに加え、32GBのフラッシュメモリや120GBのHDD(ハードディスクドライブ)を内蔵メモリとして別途装備することで、長時間の映像記録を実現している。また、近年のビデオカメラは、Wi−Fiなどの無線通信機能を備え、PCや携帯端末(スマートフォン、タブレットなど)などの外部機器との間でデータのやり取りが可能となっている。
データ転送方式としては、FTPやHTTP、RTPなどが挙げられるが、ビデオカメラで撮影した動画データなどを転送する場合はFTPが利用されることが多い。ビデオカメラはFTPクライアントとして動作し、FTPサーバ機能を持つPCや携帯端末などに対してFTPコマンドを介してデータの転送を行う(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003−264729号公報 特開2007−081739号公報
上記特許文献1には、撮影モード以外の動作モードで記録媒体に記録されている画像データを外部機器に自動的に転送する技術が記載されているが、失敗画像も自動的に転送されてしまう。
また、特許文献2には、ユーザがプレビュー画面を見ながら転送したい画像を選択できる技術が記載されているが、画像を選択する際にプレビュ画面に切り替える必要があり、操作性に欠けると共に、撮影中に画像の転送を行うことはできない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、撮影中または撮影済みの映像データの転送処理に関する操作を即時かつ簡単に行える技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の画像記録装置は、撮像手段により撮像される映像を記録する記録手段と、外部機器と通信可能に接続する通信手段と、前記記録手段に記録された映像を前記外部機器へ転送する指示を受け付ける入力手段と、映像の記録中に前記外部機器へ転送する指示を受け付けた場合は、当該映像の記録が終了した時点でその映像を自動的に外部機器に転送し、記録準備中に前記指示を受け付けた場合は、記録を終了する直前に記録された映像を自動的に外部機器に転送するように制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、撮影中または撮影済みの映像のデータ転送処理に関する操作を即時かつ簡単に行えるようになる。
本実施形態のビデオカメラの構成を示すブロック図。 本実施形態のビデオカメラと外部機器との通信形態を例示する図。 本実施形態のビデオカメラによる映像記録動作を示すタイミングチャート。 実施形態1の転送リスト登録処理を示すタイミングチャート。 実施形態1の転送リストを例示する図。 実施形態1の転送リスト登録処理を示すフローチャート。 実施形態1のファイル転送処理を示すフローチャート。 実施形態2の転送リスト登録処理を示すタイミングチャート。 実施形態2の転送リスト登録処理を示すタイミングチャート。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成しても良い。
[実施形態1]以下、本発明の画像記録装置を、動画や静止画を撮影可能なデジタルビデオカメラ(以下、ビデオカメラ)などの撮像装置に適用した例について説明する。なお、本発明は、動画を撮影可能なデジタルスチルカメラやカメラ機能を搭載するスマートフォンやタブレットなどの携帯型電子機器にも適用可能である。
<装置構成>図1を参照して、本発明に係る実施形態のビデオカメラの構成及び機能の概略について説明する。なお、以下では、動画データや音声付き動画データを映像データと総称する。
図1において、光学系101はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群、絞り機能を有するシャッターからなる。撮像部102は被写体像を電気信号に変換するCCDやCMOSなどで構成される撮像素子である。撮像部102は、撮像素子から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器を含む。
信号処理部103は、撮像部102で撮像され、メモリ104に格納された映像データに対して、所定の画素補間、リサイズ、色補正やガンマ処理といった各種信号処理を行う。
コーデック106は、上記補正処理が施された映像データを、MPEG4 AVC/H.264などの所定のビットレートおよびフォーマットで圧縮符号化して映像ファイルを生成し、記録媒体110に記録する。また、コーデック106は、記録媒体110に記録されている映像ファイルを所定のビットレートおよびフォーマットで復号し、メモリ104に格納する。なお、不図示であるが、本実施形態のビデオカメラ100は、周囲の音声を集音するマイクを備え、信号処理部103は、マイクから入力された音声信号に対し、AACなどの公知の符号化処理を施す。コーデック106は、映像記録時に映像データと共に取り込まれる音声データを多重化することで、音声データ付き動画データを生成することが可能である。
コーデック106で復号されてメモリ104に格納される映像データは出力I/F111に出力されて表示部112に表示され、音声データは不図示のスピーカから出力される。
メモリ104は、撮像部102から出力される映像データやマイクから出力される音声データを記憶する。また、メモリ104は、映像データや音声データの他に、ファイルシステムの情報や、管理情報など、各種の情報を記憶し、更に、システム制御部113による制御のためのワークメモリなどの役割を果たす。さらに、メモリ104は、映像の記録時や再生時におけるバッファメモリの役割を果たす。なお、システム制御部113のワークエリアは、メモリ104に限られず、後述する外付けハードディスクやメモリカードなどであっても良い。
記録媒体110は、ビデオカメラ100に装着されるメモリカードやハードディスクドライブなど、あるいは、ビデオカメラ100に内蔵されたフラッシュメモリやハードディスクドライブである。記録媒体110には、メモリ104に格納された映像データが記録されたり、既に記録されている映像ファイルやカメラの制御に係る各種情報が読み出される。
電源109は、アルカリ電池の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Liイオン電池等の二次電池、ACアダプタなどからなり、ビデオカメラ100の各部に必要な電力を供給する。
操作部108は、例えば、電源のオン/オフ、映像の記録開始/記録停止、後述する転送指定、静止画の撮影、ズーム操作、動作モードの切替、メニュー画面などを指示するためのスイッチ、カーソルキー、タッチパネルなどである。
入力I/F(インタフェース)107は、ユーザによる操作部108からの操作信号を受け付け、データバス117に出力する。
不揮発性メモリ105は、電気的に消去・記録可能な、例えばEEPROMなどである。不揮発性メモリ105には、システム制御部113の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
出力I/F(インタフェース)111は、コーデック106で復号された映像データやシステム制御部113で生成されたGUI(Graphical User Interface)などのOSDデータに応じた表示信号を表示部112に出力する。
システム制御部113は、CPU、入出力回路、タイマー回路などを有し、CPUが不揮発性メモリ105に格納されたプログラムをメモリ104の作業エリアに展開し、実行することにより、装置全体の動作を制御する。
通信制御部114は、通信モジュール115および通信I/F(インタフェース)116を介してFTPサーバなどの外部機器と有線通信または無線通信を行い、制御データ、映像データおよび音声データの送受信を行う。通信制御部114は、例えばTCP/IPなどの通信プロトコルを用いて、外部機器と情報の授受を行うことができればよく、インターネット、LAN、WANその他のネットワークを適用できる。通信モジュール115は、例えば、Wi−FiやBluetooth(登録商標)などの無線通信モジュールやEthernet(登録商標)やUSBなどの有線通信モジュールである。
ここで、図2を参照して、本実施形態のビデオカメラ100と外部機器200との通信形態について説明する。
図2(a)は本実施形態のビデオカメラ100と外部機器200とが有線通信モジュール201により通信可能に接続された形態を模式的に示している。なお、外部機器200としては、ビデオカメラ100と直接通信を行う機器や、ネットワークハブなどの中継装置を介して接続される機器が適用可能である。
図2(b)は本実施形態のビデオカメラ100と外部機器200とが無線通信モジュール202により通信可能に接続された形態を模式的に示している。なお、外部機器200としては、ビデオカメラ100と直接通信を行う機器や、アクセスポイントなどの中継装置を介して接続される機器が適用可能である。
また、システム制御部113は、図3で後述する映像記録動作により記録される映像ファイルを、映像のシーンを示すScene情報や当該シーンを構成するファイルを示すFile情報を用いて管理する。システム制御部113は、後述するファイルブレーク(FileBreak)やファイルクローズ(FileClose)といったファイル作成処理、及びその情報の取得、映像記録時の制御(記録中や記録準備中への変更)、情報リストの管理、更新処理等、汎用的な処理などが実施可能である。
また、システム制御部113は、後述する転送リスト登録処理を行う。転送リスト登録処理では、ユーザが表示部112に表示されたファイル一覧などから任意の映像ファイルを選択すると、システム制御部113は、選択された映像ファイルを記録媒体110から読み出し、通信制御部114により外部機器に転送する。転送リスト登録処理では、システム制御部113は、転送対象のシーン番号などのScene情報と、転送対象のシーンを構成するファイル番号などのFile情報を、後述する図5(a)に示す転送リストに登録する。
データバス117は、各種データや制御情報などビデオカメラ100の各ブロックに送出するための伝送路として機能する。
<映像記録動作>次に、図3を参照して、本実施形態のビデオカメラ100による映像記録動作について説明する。
図3は本実施形態のビデオカメラ100が映像記録動作を行うときのタイミングチャートである。
図3において、時間軸300は、右側に位置するほど時間(t)が経過していることを表している。
ModeStart301は、ユーザがユーザインタフェース(UI)などを介して操作部108からビデオカメラ100に映像記録モードに移行させる操作を行ったタイミングを示している。この映像記録モードへの切り替え操作が行われると、ビデオカメラ100は後述する記録準備中に移行する。
RecPause302は、ビデオカメラ100の映像記録開始前または映像記録終了後の待機状態である記録準備中を示している。ビデオカメラ100は、記録準備中に、操作部108から記録開始指示(RecStart)を受けると、即座に記録動作を開始できる状態となっている。
RecStart303は、ユーザがユーザインタフェース(UI)などを介して操作部108からビデオカメラ100に記録開始指示を行ったタイミングを示している。この記録開始指示(RecStart)を受けると、ビデオカメラ100は、光学系101および撮像部102により順次撮像される映像信号を、コーデック106により記録媒体110に記録するファイル形式にエンコードし、メモリ104に格納していく。そして、メモリ104に格納されるファイルのデータサイズが、記録媒体110に記録可能なファイルフォーマットの最大ファイルサイズ(以下、FB容量)に達するごとに、記録媒体110に記録していく。このような処理を、操作部108から記録停止指示(RecStop)を受けるまで繰り返す。
Rec304は、ビデオカメラ100が記録中の状態を示している。記録中は、操作部108から記録開始指示(RecStart)が入力された状態となり、ビデオカメラ100は記録停止指示(RecStop)を受けるまで上述した記録録動作を継続する。
RecDelay305は、操作部108から記録開始指示(RecSatrt)が入力され、ビデオカメラ100が記録動作を開始した後、実際に記録媒体110に映像ファイルが記録されるまでの時間差を示している。この時間差は、記録する映像データのビットレートや、FB容量により増減する。なお、記録停止指示(RecStop)を受けてから、実際に映像の記録動作が終了するまでにも同様の時間差が発生する。
Scene306は、記録開始指示(RecStart)から記録停止指示(RecStop)までに記録される一連の映像データである。後述するFile307と同義ではないことに留意すべきである。記録媒体110に映像ファイルを記録する際には、メモリ104に格納される映像ファイルのデータ量がFB容量に達するごとにファイルを分割して記録する必要がある。このように一連の映像データを所定のデータサイズごとに分割して記録していく処理を、FileBreak310と呼ぶ。よって、1つのScene306は、記録開始指示から停止指示までの間にFileBreak310により作成された全てのFile307からなると定義される。なお、Scene306は、記録開始指示(RecStart)を受けるごとに、例えば、Scene#1、Scene#2、・・・というように番号が付与される。
File307は、記録開始指示(RecStart)から停止指示(RecStop)までに記録される1つの映像ファイルまたはFileBreak310により分割して記録された個々の映像ファイルである。記録開始指示(RecStart)の後、メモリ104に格納される映像ファイルのデータ量がFB容量に達するごとにFile307が作成され、記録媒体110に記録される。File307は、後述するFileClose309やFileBreak310が行われるまでは未完成なデータであり、他の処理で読み出すことができない。なお、File307は、FileClose309またはFileBreak310により完成状態にされるごとに、例えば、File#1、File#2・・・というように番号が付与される。
RecStop308は、ユーザがユーザインタフェース(UI)などを介して操作部108からビデオカメラ100に記録停止指示を行ったタイミングを示している。この記録停止指示(RecStop)を受けると、ビデオカメラ100は、その時点でメモリ104に格納されている映像ファイルを記録媒体110に記録した後、上記記録準備中に移行する。
FileClose309は、記録媒体110に順次記録されるFile307を完成させるためのファイル作成処理である。このファイルクローズ処理が施されると、他の処理でFile307を読み出したり、編集することが可能となる。
FileBreak310は、記録中の映像ファイルを所定のデータサイズごとに分割して記録していくファイル作成処理である。このファイルブレーク処理は、システム制御部113が記録媒体110の記録可能な最大ファイルサイズを判別し、記録中にビデオカメラ100の内部で自動的に行われる処理である。ユーザは記録開始指示(RecStart)を1回だけ行えば、映像記録時間が所定時間以上継続しても、記録中の映像ファイルのデータ量がFB容量に達するごとにFileBreak310が行われる。FileBreak310により作成されたFile307は順次記録媒体110に記録されると共に、新たなFile307の作成が開始される。
ModeStop311は、ユーザがユーザインタフェース(UI)などを介して操作部108から映像記録モードを終了する指示、すなわち他の動作モードへ切り替える指示を行ったタイミングを示している。この映像記録モードへの切り替え指示を受けると、ビデオカメラ100は再生モードなどの他の動作モードに移行する。
<転送指定処理>次に、図4および図5を参照して、本実施形態のビデオカメラ100による記録動作時の映像ファイルの転送指定処理について説明する。
図4は、本実施形態のビデオカメラ100による記録動作と、映像ファイルの転送指定処理を示すタイミングチャートである。図5は、図4(a)から(e)の各記録動作において転送指定されたファイルが登録されるリストを例示している。
図4において、時間軸4000は、右側に位置するほど時間(t)が経過していることを表している。
図4(a)は記録中のSceneを転送指定する動作を示しており、ModeStart4001、RecPause4002、RecStart4003、Rec4004、Scene4006、File4007、RecStop4008、FileClose4009は、図3で説明したModeStart301、RecPause302、RecStart303、Rec304、Scene306、File307、RecStop308、FileClose309と同義である。
Scene#1(4006)は、RecStart4003で初めて記録動作を開始するものとし、付与される番号を「#1」としている。また、File#1(4007)も、Scene#1(4006)と同様に、記録媒体110に初めて記録されるため、付与される番号を「#1」としている。
RecStop4008の後、FileClose4009が行われてFile#1(4007)が完成される。
TransferReq4012は、ユーザがユーザインタフェース(UI)などを介して操作部108からビデオカメラ100に対して、記録中のScene#1(4006)の転送指定を行ったタイミングを示している。この転送指定処理の詳細については後述する。
図4(b)は記録動作が完了したSceneを、記録準備中において外部機器に転送する動作を示しており、RecPause4102、RecStart4103、Rec4104、Scene4106、File4107、RecStop4108、FileClose4109は、図3で説明したRecPause302、RecStart303、Rec304、Scene306、File307、RecStop308、FileClose309と同義である。
Scene#2(4106)は、RecStart4103で2回目の記録動作を開始するものとし、付与される番号を「#2」としている。また、File#2(4107)も、Scene#2(4106)と同様に、記録媒体110に2回目に記録されるため、付与される番号を「#2」としている。
RecStop4108の後、FileClose4109が行われてFile#2(4107)が完成される。
TransferReq4112は、ユーザがユーザインタフェース(UI)などを介して操作部108からビデオカメラ100に対して、記録動作が完了したScene#2(4106)の転送指定を行ったタイミングを示している。この転送指定処理の詳細については後述する。
図4(c)は記録中のSceneをFileBreakを行う前に外部機器に転送する動作を示しており、RecPause4202、RecStart4203、Rec4104、Scene4206、File4207a−4207b、FileBreak4210は、図3で説明したRecPause302、RecStart303、Rec304、Scene306、File307、FileBreak310と同義である。
Scene#3(4206)は、RecStart4203で3回目の記録動作を開始するものとし、付与される番号を「#3」としている。また、Scene#3(4206)は、File#3(4207a)を記録中にFileBreak4210が行われ、File#3(4207a)を完成させた後、新たなFile#4(4207b)の作成が開始される。
File#3(4207a)は、Scene#3(4206)と同様に、記録媒体110に3回目に記録されるため、付与される番号を「#3」としている。File#4(4207b)は、FileBreak4210が行われたFile#3(4207a)の完成後に継続して作成され、記録媒体110に4回目に記録されるファイルであるため、付与される番号を「#4」としている。
TransferReq4212は、ユーザがユーザインタフェース(UI)などを介して操作部108からビデオカメラ100に対して、記録中のScene#3(4206)の転送指定を行ったタイミングを示している。この転送指定処理の詳細については後述する。
図4(d)は記録中のSceneをFileBreakを行った後に外部機器に転送する動作を示しており、RecPause4302、RecStart4303、Rec4304、Scene4306、File4307a−4307b、FileBreak4310は、図3で説明したRecPause302、RecStart303、Rec304、Scene306、File307、FileBreak310と同義である。
Scene#4(4306)は、RecStart4303で4回目の記録動作を開始するものとし、付与される番号を「#4」としている。また、Scene#4(4306)は、File#5(4307a)を記録中にFileBreak4310が行われ、File#5(4307a)を完成させた後、新たなFile#6(4307b)の作成が開始される。
File#5(4307a)は、記録媒体110に5回目に記録されるため、付与される番号を「#5」としている。File#6(4307b)は、FileBreak4310が行われたFile#5(4307a)の完成後に継続して作成され、記録媒体110に6回目に記録されるファイルであるため、付与される番号を「#6」としている。
TransferReq4312は、ユーザがユーザインタフェース(UI)などを介して操作部108からビデオカメラ100に対して、記録中のScene#4(4306)の転送指定を行ったタイミングを示している。この転送指定処理の詳細については後述する。
図4(e)はFileBreakが行われて記録動作が完了したSceneを、その後の記録準備中において外部機器に転送する動作を示しており、RecPause4402、RecStart4403、Rec4404、Scene4406、File4407a−4407b、RecStop4408、FileClose4409、FileBreak4410は、図3で説明したRecPause302、RecStart303、Rec304、Scene306、File307、RecStop308、FileClose309、FileBreak310と同義である。
Scene#5(4406)は、RecStart4403で5回目の記録動作を開始するものとし、付与される番号を「#5」としている。また、Scene#5(4406)は、File#7(4407a)を記録中にFileBreak4410が行われ、File#7(4407a)を完成させた後、新たなFile#8(4407b)の作成が開始される。
File#7(4407a)は、記録媒体110に7回目に記録されるため、付与される番号を「#7」としている。File#8(4407b)は、FileBreak4410が行われたFile#7(4407a)の完成後に継続して作成され、記録媒体110に8回目に記録されるファイルであるため、付与される番号を「#8」としている。
RecStop4408の後、FileClose4409が行われてFile#8(4407b)が完成される。
TransferReq4412は、ユーザがユーザインタフェース(UI)などを介して操作部108からビデオカメラ100に対して、記録動作が完了したScene#5(4406)の転送指定を行ったタイミングを示している。この転送指定処理の詳細については後述する。
<転送リスト>次に、図5を参照して、図4(a)から(e)の各記録動作において転送指定されたファイルが登録される転送リストについて説明する。
転送リスト5000は、図5(a)に示すように、シーン番号登録テーブル5010、5020、5030、・・・と、ファイル番号登録テーブル5011、5021、5022、・・・、5021、5022・・・、5031、5032・・・と、を含む。シーン番号登録テーブルには、転送指定された映像ファイルを示すシーン番号が登録され、ファイル番号登録テーブルには、シーンを構成する各ファイルを示すファイル番号が登録される。
シーン番号登録テーブルは、転送指定されたSceneの数に応じてテーブル数が決定される。図5(b)の例では、シーン番号[0]から[4]まで5つのSceneが転送対象として登録可能である。また、登録されているSceneの転送が完了すると、そのテーブルは空き状態となり、新たに転送指定されるScene番号が登録可能となる。
また、ファイル番号登録テーブルは、1つのSceneを構成するFileの最大数に応じてテーブル数が決定される。図5(b)の例では、ファイル番号登録テーブルは3つであり、1つのSceneに対して、3つのFile番号が登録可能である。
なお、シーン番号やファイル番号の登録可能数は、ユーザ設定やファイルシステムに応じて適宜変更可能である。
<転送リスト登録処理>次に、図4から図6を参照して、本実施形態のビデオカメラによる転送リスト登録処理について説明する。
なお、図6の処理は、ビデオカメラ100の動作モードが映像記録モードに設定されると開始され、不揮発性メモリ105に格納されたプログラムを、メモリ104に読み出してシステム制御部113が実行することにより実現される。
なお、図6の処理とは非同期に、ユーザは操作部108を介してビデオカメラ100の動作モードを記録モードに切り替えることが可能であり、また、任意に記録準備中や記録中の状態に移行することが可能である。図4では、記録モードへの切り替えはModeStart、記録中への移行はRecStart、記録準備中への移行はRecStopで実行される。
システム制御部113は、ビデオカメラ100による記録中または記録完了後の記録準備中に、操作部108から転送指定(TransferReq)が検出された場合に、転送対象のSceneについてFileBrakeがされているか否かを判定する。そして、転送対象のシーン番号とFileBrakeに応じた数のファイル番号がファイル番号登録テーブルに登録される。システム制御部113は、このように登録された転送リストに従って、Sceneを外部機器に転送する。
S601では、システム制御部113は、ビデオカメラ100が記録準備中もしくは記録中の状態に移行するまで待ち、これらの状態に移行した場合はS602に進む。
S602では、システム制御部113は、操作部108からの転送指定が検出されるまで待ち、検出された場合はS603に進む。転送指定の有無は、図4(a)〜(e)のTransferReq4012、4112、4212、4312、4412が検出されたか否かに基づいて判定される。
S603では、システム制御部113は、ビデオカメラ100が記録中であるか否かを判定し、記録中である場合はS604へ進み、そうでない場合はS650に進む。
(記録中)
S604では、システム制御部113は、転送されるSceneのシーン番号を、転送シーン登録テーブルに登録する。
以下、S604におけるシーン情報登録処理について、図4(a)および図5(b)に示す記録中のScene#1を転送指定する場合を例に説明する。
図4(a)のTransferReq4012が検出された時点では、初めてのSceneを記録中なので図5(b)のリストは全て未登録となっている。そして、S602でTransferReq4012が検出されると、システム制御部113は、図5(b)のシーン番号登録テーブル5100に、転送指定時点で記録中のScene番号を登録する。本例では、図4(a)のScene#1(4006)が、図5(b)のシーン番号登録テーブル5100に登録される。同様の手順で、記録中のTransferReq4212、4312に応じて、図4(c)のScene#3(4206)が、図5(d)のシーン番号登録テーブル5320に登録される。また、図4(d)のScene#4(4306)が、図5(f)のシーン番号登録テーブル5530に登録される。
S605では、システム制御部113は、転送リストに登録可能なFileがあるか否かを判定し、Fileがある場合はS606に進み、ない場合はS608に進む。システム制御部113は、現在記録中のSceneに関する情報を管理している。Sceneに関する情報にはSceneを構成するFileの情報が含まれており、システム制御部113は、FileBreakにより分割された複数のFileからSceneが構成されているか判定可能である。図4(a)では、TransferReq4012が検出された時点では、File#1(4007)は未完成の状態であり、転送リストに登録することはできない。図4(c)のFile#3(4207a)も同様である。このような場合は、転送リストに登録可能なFileが存在しないのでS608に進む。一方、図4(d)では、TransferReq4312が検出されたときに、File#6(4307b)は未完成であるが、File#5(4307a)はFileBreak4310が行われて既に完成した状態であり、転送リストに登録可能である。このような場合は、転送リストに登録可能なFileが存在するのでS606に進む。
S606では、システム制御部113は、転送リストに登録可能なFile番号を登録する。
以下、S606におけるファイル情報登録処理について、図4(d)および図5(f)に示す記録中のSceneを外部機器に転送する場合を例に説明する。
図4(d)のTransferReq4312が検出される前は、図5(f)のシーン番号登録テーブル5500、5510、5520にそれぞれ、Scene#1、Scene#2、およびScene#3が既に登録されている。そして、図4(d)のTransferReq4312が検出されると、File番号が未登録であったシーン番号登録テーブル5530にScene#4(4306)が登録され、ファイル番号登録テーブル5531にFile#5(4307a)が登録される。
S607では、システム制御部113は、転送リストに登録可能なFile番号を全て登録するまで、S606でのファイル情報登録処理を繰り返し実行する。図4(d)では、TransferReq4312が検出されたときに完成状態であったFileはFile#5のみであった。しかしながら、複数のFileがFileBreakにより作成されている場合も想定されるため、S606にて全てのFile番号が登録されたか判定を行う。
S608では、システム制御部113は、TransferReqを受け付けたこと(S602)、全てのFile番号が転送リストに登録されたこと(S607)を表示部112に表示して、ユーザに通知する。
S609では、システム制御部113は、記録中のSceneに含まれるFileにFileBreakが発生したか否かを判定し、FileBreakを検出した場合はS610に進み、検出しない場合はS611に進む。図4(c)ではFileBreak4210、図4(d)ではFileBreak4310、図4(e)ではFileBreak4410に対応する。
S610では、システム制御部113は、S609で検出されたFileBreakにより作成されたFileの番号を該当するファイル番号登録テーブルに登録し、転送リストに登録する。図4(c)でFileBreak4210が検出された場合、S610にて転送リストにFile#3(4207a)が登録される。
この転送リストの更新処理について図5(d)を用いて説明する。S610の処理以前は、転送リストは図5(c)のように、シーン番号登録テーブル5200、5210にそれぞれScene#1、Scene#2が登録された状態となっている。ここで、S609にてFileBreakが検出されると、システム制御部113は、FileBreakにより完成されたFile番号を取得し、図5(d)のファイル番号登録テーブル5321に登録する。本例では、図4(c)のFile#3(4207a)が登録される。その後、Scene#3の記録が継続されると、2回目のFileBreakにより完成されたFile#4が図5(e)のファイル番号登録テーブル5422に登録される。同様の手順で、図4(d)のFileBreak4310により完成されたFile#5(4307a)が図5(f)のファイル番号登録テーブル5531に登録される。その後、Scene#4の記録が継続されると、2回目のFileBreakにより完成されたFile#6が図5(g)のファイル番号登録テーブル5632に登録される。
S611では、システム制御部113は、FileCloseが行われたか判定し、FileCloseを検出した場合はS612に進み、検出しない場合はS609に戻る。システム制御部113は、操作部108からRecStopの操作を受け付けた場合、記録中のFileに対してFileCloseを行う。図4(a)ではFileClose4009、図4(e)ではFileClose4409に対応する。
S612では、システム制御部113は、FileCloseにより完成されたFileの番号を該当するファイル番号登録テーブルに登録する。図4(a)ではFileClose4009によりFile#1(4006)が完成状態となり、転送リストに登録可能となり、この時点で未登録であった図5(b)のファイル番号登録テーブル5101にFile#1(4007)が登録される。同様の手順で、図4(e)ではFileClose4409によりFile#8(4407b)が完成状態となり、図5(h)のファイル番号登録リスト5742にFile#8(4407b)が登録される。
S613では、システム制御部113は、FileCloseが検出され、File番号を転送リストに登録した後、Sceneが完結したことを示す情報を転送リストに登録する。図5(b)、(c)、(h)ではそれぞれ、ファイル番号登録テーブル5102、5212、5743にFileCloseが登録される。
(記録準備中)
S602で転送指定が検出されたときにビデオカメラ100が記録中でない場合(S603でNO)、S650に進み、システム制御部113は、記録準備中であるか否かを判定する。そして、記録準備中である場合はS651に進み、そうでない場合はS657に進む。図4(b)でのRecPause4102、図4(e)でのRecPause4402がそれぞれ記録準備中の状態である。
S651では、システム制御部113は、転送リストに登録可能なSceneがあるか否かを判定し、Sceneがある場合はS652に進み、ない場合はS657に進む。システム制御部113は、記録媒体110への映像ファイルの記録制御を行うため、直前に記録したSceneの有無を判定可能である。
S652では、システム制御部113は、転送リストにScene番号を登録する。
以下、S652におけるシーン情報登録処理について、図4(b)および図5(c)に示す記録が完了したSceneを、その後の記録準備中状態において外部機器に転送する場合を例に説明する。
図4(b)のTransferReq4112が検出されると、図5(c)のシーン番号登録テーブル5210に、記録済みのScene#2(4106)が登録される。同様の手順で、図4(e)のTransferReq4412が検出されると、図5(h)のシーン番号登録テーブル5740に、記録済みのScene#5(4406)が登録される。
S653では、システム制御部113は、S606の処理と同様に、転送リストに登録可能なFile番号を登録する。
以下、S653におけるファイル情報登録処理について、図4(b)および図5(c)に示す記録済みのSceneを外部機器に転送する場合を例に説明する。
図4(b)のTransferReq4112が検出される前は、図5(b)のシーン番号登録テーブル5100にはScene#1、ファイル番号登録テーブル5101にはFile#1、テーブル5102にはFileCloseがそれぞれ登録されている。そして、図4(b)のTransferReq4112が検出されると、図5(c)のScene番号が登録されていなかったシーン番号登録テーブル5210にScene#2(4106)が登録される。また、ファイル番号登録テーブル5211にFile#2(4107)が登録され、テーブル5212にはFileCloseが登録される。同様の手順で、図4(e)では既にScene#1〜#4が登録済みであり、図4(e)のTransferReq4412が検出されると、図5(h)のシーン番号登録テーブル5740にScene#5(4406)が登録される。また、ファイル番号登録テーブル5741、5742にそれぞれ、File#7、File#8(4407a、4407b)が登録され、テーブル5743にはFileCloseが登録される。
S654では、システム制御部113は、S607と同様に、転送リストに登録可能なFile番号を全て登録するまで、S653でのファイル情報登録処理を繰り返し実行する。図4(e)では、TransferReq4412が検出されたときにFile#7、#8(4407a、4407b)が完成状態で存在する。この場合、1回目のS653の処理では、File#7(4407b)が登録され、図5(h)のテーブル5741にFiel#7が登録される。しかしながら、S654にてFile#8(4407b)が未登録であると判定されるため、再度S653の処理を行い、図5(h)のテーブル5742にFile#8(4407b)が登録される。
S655では、システム制御部113は、S613と同様に、Sceneが完結したことを示すFileCloseを登録する。この場合、ビデオカメラ100は記録準備中であり、既にFileCloseされたSceneしか存在しないため、S611のようにFileCloseを監視する処理は行わない。図4(b)ではTransferReq4112が検出されたときに、図5(c)のテーブル5212にFileCloseが登録される。また、図4(e)ではTransferReq4412が検出されたときに、図5(h)のテーブル5743にFileCloseが登録される。
S656では、システム制御部113は、S608と同様に、TransferReqを受け付けたこと(S602)、全てのScene番号およびFile番号が転送リストに登録されたこと(S654)を表示部112に表示して、ユーザに通知する。
S657では、システム制御部113は、転送リスト登録処理が失敗したことをユーザに通知する。例えば、操作部108から転送指定を受け付けたが、転送リストに登録するSceneが存在せず、ファイル転送処理が実施されないことを表示部112に表示して、ユーザに通知する。
その後、転送リスト登録処理を終了する。
<ファイル転送処理>次に、図7を参照して、本実施形態のビデオカメラ100が転送リストに従って映像ファイルを転送する処理について説明する。
なお、図7の処理は、ビデオカメラ100の動作モードが映像記録モードに設定されると開始され、不揮発性メモリ105に格納されたプログラムを、メモリ104に読み出してシステム制御部113が実行することにより実現される。
以下では、システム制御部113は、図6で説明したようにユーザからの転送指定を受けて作成された転送リストに従って、Sceneを構成するFileを外部機器に転送する。
S701では、システム制御部113は、転送リストに登録するSceneを示す、Scene用ポインタの初期化を行う。
S702では、システム制御部113は、転送リストに登録するFileを示す、File用ポインタの初期化を行う。
S703では、システム制御部113は、転送リストに登録されているFileの有無を判定し、登録済みのFileがある場合にS704に進み、Fileがない場合は、登録されたFileがあるか再度判定する。
S704では、システム制御部113は、転送リストに登録されて、外部機器に転送可能なファイルがあるか判定し、転送可能なFileがある場合はS705に進み、転送可能なFileがない場合は、転送可能なFileがあるか再度判定する。
S705では、システム制御部113は、転送リストに登録され、外部機器に転送可能なFileの転送を開始する。
S706では、システム制御部113は、転送エラーが発生していないか判定し、転送エラーがある場合はS707に進み、転送エラーがない場合はS708に進む。
S707では、システム制御部113は、転送エラーのあったFileが、再度転送可能か判定し、再度転送可能である場合はS705に戻り、外部機器へのFileの転送を再度行う。
S708では、システム制御部113は、S705で転送を開始したFileの転送が完了したか判定し、転送が完了している場合はS709に進み、転送が完了していない場合はS706に戻り、転送エラーが発生していないか再度監視する。
S709では、システム制御部113は、S708で転送が完了したFileがあるため、転送リストのFile用ポインタを更新する。
S710では、システム制御部113は、現在転送リストで参照中のSceneに関連する全てのFileが転送され、転送リストのFile用ポインタがFileCloseを参照しているか判定する。そして、File用ポインタがFileCloseを参照している場合はS711に進む。File用ポインタがFileCloseを参照していない場合はS704に戻る。
S711では、システム制御部113は、転送リストのScene用ポインタの更新を行い、S703に戻る。
以上説明したように、本実施形態によれば、記録中または記録済みの映像ファイルの転送処理に関する操作を即時かつ簡単に行えるようになる。
[実施形態2]次に、図8および図9を参照して、実施形態2の転送リスト登録処理について説明する。
実施形態1との相違点は、長時間の映像を記録することによりFileBreakが複数回行われる場合の転送リスト登録処理であり、それ以外の装置の構成や機能は実施形態1と同様である。
図8および図9は長時間の映像を記録し、図3で説明したFileBreak処理により作成された複数のファイルからなる1つのSceneを撮影している状態を示している。
実施形態1では、図8に示すように、RecStart800で記録動作が開始され、記録中にFileBreak801、802が行われ、File#1、File#2が作成されて記録媒体110に記録される。その後、File#3の作成中に転送指定(TransferReq803)が検出されると、Scene#1と、File#1と、File#2が転送リストに登録される。
以下に、図9を参照して、図8に引き続き映像の記録が継続されて、File#3の作成中に転送指定が行われた場合の転送リスト登録処理について説明する。
図9(a)では、図8においてFileBreak802が行われてFile#3の作成中に転送指定(TransferReq900)が検出されると、Scene#1の転送時にFile#3が最初に転送されるようにFileの登録順を変更する。この場合、図5(a)の転送リスト5000のシーン番号登録テーブル(例えば、5010)にScene#1が登録されたファイル番号登録テーブル(例えば、テーブル5011)の最初にFile#3を登録する。
なお、File#3の作成開始直後に転送指定が検出された場合、ユーザはFile#2の作成完了直前などの映像について、いち早く転送したい映像であると考えて転送指定を行った可能性がある。このような場合には、File#2をファイル番号登録テーブル(例えば、テーブル5011)の最初に登録し、File#2が最初に転送されるようにする。作成中のFile#3は、FileBreak901により完成されるまでは登録を行わない。
なお、File#3の作成中に転送指定が検出されたが、File#3のファイルサイズがFileBreakを行うFB容量(例えば、4GB)に対して所定の割合(例えば、1/2の2GB)に達するまではFile#3を転送リストに登録しないで、File#2が最初に転送されるように登録しても良い。
図9(b)のように、File#3の作成中に転送指定が検出されたが、File#3の作成後も記録動作が継続された場合には、File#3をファイル番号登録テーブルの最初に登録し、次に転送するFileを以下のように登録する。
すなわち、File#3が作成された後、File#4の作成中もしくはFileBreak902によってFile#4が作成された場合は、ファイル番号登録テーブルのFile#3の次にFile#4を登録し、File#3の次にFile#4が転送されるようにする。
図9(c)のように、図9(b)に引き続きFileBreak902によってFile#5の作成中にRecStop903により記録動作が停止された場合には、FileClose904が行われてFile#5が完成される。この場合は、ファイル番号登録テーブルにFile#3、File#4、File#5、File#1、File#2の順番で登録を行い、Scene#1の転送時に登録された順番で各Fileが転送されるようにする。
以上説明したように、本実施形態によれば、実施形態1の効果に加えて、ユーザが転送指定を行った状況などに応じて、転送指定したSceneの複数のFileを転送する順番を任意に設定することができる。
[他の実施形態]
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上記実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (10)

  1. 撮像手段により撮像される映像を記録する記録手段と、
    外部機器と通信可能に接続する通信手段と、
    前記記録手段に記録された映像を前記外部機器へ転送する指示を受け付ける入力手段と、
    映像の記録中に前記外部機器へ転送する指示を受け付けた場合は、当該映像の記録が終了した時点でその映像を自動的に外部機器に転送し、記録準備中に前記指示を受け付けた場合は、記録を終了する直前に記録された映像を自動的に外部機器に転送するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記制御手段は、前記指示を受け付けた時点で記録中であった映像または記録済みであった映像の情報に基づいて、前記記録された映像を自動的に前記外部機器に転送することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記指示を受け付けた時点で記録中であった映像または記録済みであった映像の情報を登録したリストを作成する作成手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記リストに従って前記記録された映像を自動的に前記外部機器に転送することを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記記録手段は、撮像された映像を所定のデータサイズごとに分割して記録するファイルブレーク処理を行い、
    前記リストには、記録された映像の情報と、前記ファイルブレーク処理により分割して記録された各ファイルの情報が登録されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  5. 前記映像が前記ファイルブレーク処理により複数のファイルに分割して記録されている場合、前記制御手段は、前記記録された映像を外部機器に転送する際に当該ファイルを転送する順番を変更することを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 前記映像の記録中に前記指示を受け付けた場合、前記制御手段は、当該指示を受け付けた時点で作成中のファイルが最初に転送されるように前記順番を変更することを特徴とする請求項5に記載の画像記録装置。
  7. 前記映像の記録中に前記指示を受け付けた場合、前記制御手段は、当該指示を受け付けた時点で作成中のファイルの直前に完成されたファイルが最初に転送されるように前記順番を変更することを特徴とする請求項5に記載の画像記録装置。
  8. 前記記録された映像の情報は、前記ファイルブレーク処理により分割して記録された各ファイルの番号と、全てのファイルからなる1つのシーンの番号を含むことを特徴とする請求項4ないし7のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  9. 外部機器と通信可能に接続する通信手段を有する画像記録装置の制御方法であって、
    撮像手段により撮像される映像を記録するステップと、
    前記記録された映像を前記外部機器へ転送する指示を受け付けるステップと、
    映像の記録中に前記外部機器へ転送する指示を受け付けた場合は、当該映像の記録が終了した時点でその映像を自動的に外部機器に転送し、記録準備中に前記指示を受け付けた場合は、記録を終了する直前に記録された映像を自動的に外部機器に転送するように制御するステップと、を有することを特徴とする制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1ないし8のいずれか1項に記載された画像記録装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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