JP2015197412A - 真円度測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】真円度を高速かつ高精度に測定できる真円度測定方法を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る真円度測定方法は、ステータコアの周方向に沿ってティース端面の変位を連続的に測定する測定工程(a)と、m値以上の範囲の変位測定値に基づくフィッティング関数f(θ)を算出する算出工程(b)と、m値よりも小さい変位測定値を、フィッティング関数f(θ)を適用して求まる補正値に補正する補正工程(c)とを含む。本発明の真円度測定方法によれば、ティース端面の変位を連続的に測定するため、測定を高速で行うことができる。また、スロットで測定された変位測定値を、当該スロットに隣接するティース端面で測定された変位測定値に合わせて、適切な補正値に補正することができる。このため、正確な真円度を高速で測定することができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、ワークの真円度測定方法に関する。
従来、工業製品の品質を保証するために、その真円度を正確に測定することが重要である。特に、回転電機の固定子鉄心であるステータコアでは、ティース端面を連続させて周面と見たときの真円度がモータの性能に大きな影響を与える。このようなステータコアの真円度を測定するためには、プローブをティース端面に押し当ててその変位を測定する接触式の測定方法や、レーザセンサを走査させてティース端面の変位を測定する非接触式の測定方法(例えば特許文献1)等が存在する。
特開2009−92596号公報
しかしながら、近年、モータのトルク向上のためにステータコアのスロット数が増加しており、従来技術には次の問題点がある。まず、プローブを用いた接触式の測定方法では、プローブを押し当てながら移動させるときプローブがスロットにひっかかり、ジャンピングが生じることにより、変位測定されないティースが生じる。このため、測定される真円度の精度が低下する。
また、特許文献1のレーザセンサを用いた非接触式の測定方法では、センサを予め定めた角度ずつ回転させることによってレーザを各ティース端面に走査させている。このため、スロット数の多い、すなわち、ティース数の多いステータコアの測定を行う場合、全体的な測定時間が長くなる。また、センサを一定角度ずつ回転させるうちに、レーザの照射位置とティース端面とがずれてくる可能性がある。また、全てではなく、任意のティース端面のみを測定する方法も考えられるが、この場合、測定される真円度の精度が低下する。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、ステータコアのように周面に凹凸が存在するワークであっても、真円度を高速かつ高精度に測定できる真円度測定方法を提供することにある。
本発明の真円度測定方法は、ワークの真円度を非接触式の測定手段によって測定する方法であって、以下の測定工程、算出工程、および補正工程を含む。
測定工程では、測定手段によって、ワークの周方向に沿って、ワークの軸心に対する壁部の変位を連続的に測定する。
算出工程では、測定工程で測定された変位測定値のうち、所定範囲内の変位測定値と、当該変位測定値を測定した測定位置とに基づくフィッティング関数を算出する。
補正工程では、測定工程で測定された変位のうち、所定範囲外の変位を、フィッティング関数に当該変位の測定位置を適用して求まる補正値に補正する。
本発明の真円度測定方法では、非接触式の測定手段を用いて測定工程を行うため、壁部の形状に関わらずジャンピング等が発生せず、測定が容易である。また、測定工程では、壁部の変位を連続的に測定するため、測定を高速で行うことができる。
また、算出工程および補正工程では、ワークの周方向に凹凸が存在する場合を想定した上で、凹凸部分で測定された変位測定値を除外するように所定の測定範囲を設定可能である。よって、算出工程によれば、所定の測定範囲の変位測定値に基づいてフィッティング関数を算出できる。また、補正工程によれば、フィッティング関数を利用して、所定の測定範囲外の変位測定値を適切な補正値に補正することができる。
したがって、本発明の真円度測定方法によれば、周面に凹凸が存在するワークであっても正確な真円度を高速で測定することができる。
本実施形態の真円度測定方法を実施する変位センサと測定対象としてのステータコイルとを示す上面図である。 図1の変位センサとステータコイルとを示す断面図である。 図2の部分IIIを拡大して示す部分拡大図である。 測定位置算出処理を説明するフローチャートである。 測定位置算出処理における処理データの例を示すグラフである。 真円度測定処理を説明するフローチャートである。 図6の真円度測定処理の続きを説明するフローチャートである。 真円度測定処理における処理データの例を示すグラフであり、(a)は測定データを示し、(b)はフィッティング関数を示し、(c)は真円度判定データを示している。
以下、本発明の実施形態による真円度測定方法を図面に基づいて説明する。以下では、ステータコアの内周の真円度を測定する場合について説明する。
まず、被測定物であるステータコア1について、図1〜図3を参照して簡単に説明する。
図1および図2に示すように、ステータコア1は、ティース形状がプレスされた積層シート10が螺旋状に積層されることにより構成された円筒状の積層体であり、径方向内側に向かって延びる複数(本実施形態では64個)のティース11を有している。周方向に隣り合うティース11の間には、コイルを挿通させるためのスロット13が存在する。本実施形態では、ステータコア1の内側に面するティース11の端面(以下、ティース端面12と称する)がステータコア1の円周状の壁部を形成しており、ステータコア1の内周の真円度とは、ティース端面12を連続させることによって描かれる仮想円の真円度を意味する。
ステータコア1は、積層シート10が重ね合わせられた後、軸方向の押し圧を受けて固定されている。このため、図3に示すように、ステータコア1の軸方向断面を拡大して見ると、ティース11の端部形状は径方向内側が細くなっている。よって、軸方向に隣り合うティース端面12の間には、径方向内側に凹む凹部14が存在する。
本実施形態の真円度測定方法に用いられる測定装置は、例えば、測定対象であるステータコア1を載置するための回転台と、回転軸cを中心にして回転台を回転させるサーボモータと、ティース端面12の変位を測定する非接触式の変位センサ2と、変位センサ2を軸方向に沿って移動させる移動機構と、測定結果を記憶及び演算する演算手段とを備えている。変位センサ2は、例えばレーザ式である。
真円度測定を開始する事前準備として、ステータコア1は測定装置の載置台にセットされる。このとき、ステータコア1の軸心が回転軸cに一致するように位置決めされる。また、変位センサ2は、ステータコア1のティース端面12近傍の所定位置に配置され、ステーアコア1が規定半径を有する場合の変位測定値がゼロになるように設定される。図1および図2は、ステータコア1が測定装置にセットされている状態を示している。
次に、本実施形態の真円度測定方法について、さらに図4〜図7を参照しながら説明する。フローチャートの説明において記号「S」はステップを示す。
まず、真円度測定装置は、図4に示す測定位置算出フローを実施する。
S11では、変位センサ2が、測定開始点Psから測定終了点Peまで軸方向に所定範囲rを移動しながら、ティース端面12の軸方向の変位を連続的に測定する(図3参照)。このとき、所定範囲rは、軸方向において少なくともティース端面12とそれを挟む2つの凹部14とを含むように設定されている。
S11による測定結果の例を図5に示す。図5では、測定開始点Psから測定点までの距離(μm)を測定位置(μm)として横軸に示し、変位センサ2により測定された変位(μm)を縦軸に示している。
その後のS12〜S16は、測定結果を記憶した演算手段が処理を行う。
S12では、測定位置Xn、Xn+1について、測定位置Xnで測定された変位Ynと、測定位置Xn+1で測定された変位Yn+1とが、以下の式(1)を満たすか否かを判断する。
n+1−Yn>K ・・・式(1)
なお、初期設定はn=0、X0=0μm(測定開始点Ps)である。また、測定位置Xnと測定位置Xn+1との差分ΔXは、凹部14の軸方向の幅w(図3参照)よりも十分小さい値である。また、所定値Kは、凹部14の径方向の深さd(図3参照)に基づいて、変位Ynが凹部14の測定データであることが判別可能な値である。
式(1)を満たすと判断した場合(S12:YES)、S13に移行する。一方、式(1)を満たさないと判断した場合(S12:NO)、nをインクリメントし、S12を繰り返す。
S13では、式(1)を満たした変位Ynの測定位置Xnを第1凹部位置Xa(n=a)として記憶する。
S14では、引き続き、測定位置Xn、Xn+1について、測定位置Xnで測定された変位Ynと、測定位置Xn+1で測定された変位Yn+1とが、以下の式(2)を満たすか否かを判断する。なお、1回目のS14では、n=a+1である。
n−Yn+1>K ・・・式(2)
式(2)を満たすと判断した場合(S12:YES)、S15に移行する。一方、式(2)を満たさないと判断した場合(S12:NO)、nをインクリメントし、S14に戻る。
S15では、式(2)を満たした変位Yn+1の測定位置Xn+1を第2凹部位置Xb(n+1=b)として記憶する。
S16では、以下の式(3)によって、以降の真円度測定フローの測定位置Xcを算出し、記憶する。
(Xb−Xa)/2=Xc ・・・式(3)
以上により、測定位置算出フローが実施される。その後、変位センサ2は、算出された測定位置Xcに移動する。
次に、真円度測定装置は、図6に示す真円度測定フローを実施する。
S21では、サーボモータがステータコア1を380度回転させる。このステータコア1の回転中、変位センサ2はティース端面12の周方向の変位を連続的に測定する。
その後のS22〜S28は、測定結果を記憶した演算手段が処理を行う。S22では、ステータコア1が定速回転している間のデータを取得するために、10度から370度までの回転角度における測定データを抽出する。以下では、10度から370度までの回転角度を、0度から360度までの角度θとして扱う。角度θは、ステータコア1の周方向における測定位置に相当する。
S22により抽出された測定データの例を図8(a)に示す。なお、図8(a)〜(c)では、ステータコア1の角度θ(度)を横軸に示し、変位センサ2に測定された変位(μm)を縦軸に示している。
S23では、ステータコア1の角度θについて、今回処理対象の角度をθn、前回処理対象の角度をθn-1とし、角度θnを式(3)により算出する。
θn=θn-1+Δθ ・・・(3)
なお、nは1からNまでの整数であり、初期設定はn=1、θ0=0度である。Δθは、特に限定されないが、例えば0.1度など、1つのティース端面12が占める角度よりも小さいことが好ましい。
S24では、角度θnで測定された変位Ynが、所定の測定範囲外であるか否かを判断する。本実施形態では、所定の測定範囲を、所定値m以上の範囲に設定しており(図8(a)参照)、変位Ynが所定値mよりも小さいか否かによって、スロット13で測定されたデータであるか、または、ティース端面12で測定されたデータであるかを判定している。なお、所定の測定範囲は、測定対象(本実施形態ではティース端面12)の変位の想定値に基づいて設定することができる。
変位Ynが所定の測定範囲外であると判断した場合(S24:YES)に移行するS25では、変位Ynがスロット13の測定データであると判定し、以下の式(4)により変位Ynを補正する。そして、補正後の変位Ynをフィッティング用データとして記憶する。これにより、スロット13の測定データは除外される。
n=Yn-1 ・・・(4)
変位Ynが所定の測定範囲外ではない、すなわち所定の測定範囲内であると判断した場合(S24:NO)に移行するS26では、変位Ynがティース端面12の測定データであると判定し、以下の式(5)により得られる値、すなわち、測定された変位Ynそのままの値をフィッティング用データとして記憶する。
n=Yn ・・・(5)
その後、S27では、角度θnが360度であるか否かを判断し、360度である場合(S27:YES)には、nを初期化してS28に移行する。一方、角度θnが360度ではない場合(S27:NO)には、nをインクリメントしてS23に戻る。
S28では、S25およびS26で得られたフィッティング用データに基づいて、フィッティング関数f(θ)を算出する。算出されたフィッティング関数f(θ)の例を図8(b)に示す。
S29では、ステータコア1の回転角度θについて、今回処理対象の角度をθn、前回処理対象の角度をθn-1とし、角度θnを式(6)により算出する。
θn=θn-1+Δθ ・・・(6)
S30では、角度θnで測定された変位Ynが、所定の測定範囲外であるか否かを判断する。所定の測定範囲は、上述のS24のものと同様である。
変位Ynが測定範囲外であると判断した場合(S30:YES)に移行するS31では、変位Ynがスロット13の測定データであると判定し、以下の式(7)により変位Ynを補正する。そして、補正後の変位Ynを判定データとして記憶する。これにより、スロット13の測定データは補正される。
n=f(θn)・・・(7)
変位Ynが所定の測定範囲外ではない、すなわち測定範囲内であると判断した場合(S30:NO)に移行するS32では、変位Ynがティース端面12の測定データであると判断し、以下の式(8)により得られる値、すなわち、測定された変位Ynそのままの値を判定データとして記憶する。
n=Yn ・・・(8)
その後、S33では、角度θnが360度であるか否かを判断し、360度である場合(S33:YES)には、S34に移行する。一方、角度θnが360度ではない場合(S33:NO)には、nをインクリメントしてS29に戻る。
S31およびS32で得られた全ての判定データY0〜YNの例を図8(c)に示す。S34では、全ての判定データY0〜YNについて、所定の閾値内であるか否かを判断する。ここで、所定の閾値とは、真円度についての良否を判定するための任意の値である。
全ての判定データがY0〜YN所定の閾値内であると判断した場合(S34:YES)、ステータコア1の真円度が良好であると判定し、処理を終了する。一方、所定の閾値外の判定データYnが存在すると判断した場合(Yes:NO)、ステータコア1の真円度が不良であると判定し、処理を終了する。
以上により、真円度の測定処理を終了する。
(効果)
(1)本実施形態の真円度測定方法では、S21において非接触式の変位センサ2によって変位測定を行っている。このため、スロット13によるジャンピング等は発生せず、複数のティース端面12の変位を周方向に測定することが容易である。また、S21では、ステータコア1を回転させながら連続的に変位を測定しているため、測定を高速に行うことができる。
S24およびS30では、ステータコア1のスロット13で測定された変位を除外し、ティース端面12で測定された変位測定値を含むように、所定の測定範囲が設定されている。このため、S28では、ティース端面12で測定された変位測定値を用いて、適切なフィッティング関数を算出できる。また、S34では、スロット13で測定された変位測定値を、当該スロット13に隣接するティース端面12の変位測定値に合わせて、適切な補正値に補正することができる。
したがって、本実施形態の真円度測定方法によれば、多数のスロット13を有するステータコア1であっても、その内周の真円度を高速かつ高精度に測定することができる。
(2)また、本実施形態の真円度測定方法では、上述の測定位置算出処理を行っている。具体的には、ステータコア1の軸方向に沿ってティース端面12の変位を連続的に測定し、変位測定値に基づいて、隣り合う凹部14の位置である第1凹部位置Xaと第2凹部位置Xbとを検出し、それらの中間位置を算出して、軸方向における真円度測定位置Xcに設定している。
このような測定位置算出処理を行うことにより、続いて行う真円度測定処理では、凹部14ではなく、ティース端面12を確実に測定することができる。これにより、真円度をより高精度に測定することができる。
(3)また、本実施形態で検出する第1凹部位置Xaと第2凹部位置Xbは、変位の増減が切り替わる凹部14の底部分である。これらの中間位置を真円度測定位置Xcに設定しているため、真円度測定位置Xcは軸方向におけるティース端面12の真ん中になる。ステータコア1は、積層シート10が螺旋状に積層されているため、ステータコア1が回転する間に軸方向におけるティース端面12の位置が多少ずれるが、このような場合にも、本実施形態の真円度測定処理ではティース端面12を確実に測定することができる。
(その他)
上述ではシートを螺旋状に積層したステータコア1の内周の真円度を測定する場合について説明しているが、本発明は、環状の薄板を複数枚積層して形成された積層ステータコアを測定する場合にも好適に適用できる。
本発明の真円度計測方法を実施する測定対象は、ステータコアに限定されず、外壁または内壁の少なくとも一方に円周状の壁部を有するワークであればよい。また、本発明の真円度計測方法は、ワークの内周の真円度を測定する場合に限られず、ワークの外周の真円度を測定する場合に適用させてもよい。
例えば、本発明の真円度計測方法は、ワークとして円筒形状の軸部材の真円度を測定することもできる。この場合、本実施形態の変位センサ2を軸部材の径方向外側に配置し、サーボモータが軸部材を回転させている間、変位センサ2が軸部材の外周面の変位を連続的に測定してもよい。このような場合にも、高速かつ高精度に真円度を測定することができる。
また、本実施形態で説明した真円度測定装置では、変位センサ2を固定してワークであるステータコア1を回転させているが、これに限られず、ワークを固定して変位センサ2を軸中心に回転させてもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1 ・・・ステータコア(ワーク)
11 ・・・ティース
12 ・・・ティース端面(壁部)
13 ・・・スロット
14 ・・・凹部
2 ・・・変位センサ(測定手段)

Claims (4)

  1. 外壁または内壁の少なくとも一方に円周状の壁部を有するワーク(1)の真円度を非接触式の測定手段(2)によって測定する方法であって、
    前記測定手段によって、前記ワークの周方向に沿って、前記ワークの軸心に対する前記壁部(12)の変位を連続的に測定する測定工程(S21)と、
    前記測定工程で測定された変位測定値(Yn)のうちの所定の測定範囲に収まる内の変位測定値と、当該変位測定値を測定した測定位置(θn)とに基づいて、フィッティング関数(f(θ))を算出する算出工程(S23〜S28)と、
    前記測定工程で測定された変位測定値のうちの前記測定範囲を外れる変位測定値を、当該変位測定値の測定位置に前記フィッティング関数を適用して得られる補正値(f(θn))に補正する補正工程(S29〜S33)と、
    を含むことを特徴とする真円度測定方法。
  2. 前記ワークは軸方向に複数の凹部(14)を有しており、
    前記測定手段によって、前記ワークの軸方向に沿って、前記ワークの軸心に対する前記壁部の変位を連続的に測定する軸方向測定工程(S11)と、
    前記軸方向測定工程で測定された変位測定値に基づいて、隣り合う前記凹部の位置(Xa、Xb)の間の中間位置を算出し、軸方向における真円度測定位置(Xc)とする測定位置算出工程(S12〜S16)と、
    をさらに含み、
    前記測定工程は、前記真円度測定位置において行われること
    を特徴とする請求項1に記載の真円度測定方法。
  3. 前記ワークはステータコアであり、当該ステータコアの内径の真円度を測定することを特徴とする請求項1または2に記載の真円度測定方法。
  4. 前記ステータコアは、環状の板を複数枚積層され、又は、シートが螺旋状に積層されて形成された積層ステータコアであることを特徴とする請求項3に記載の真円度測定方法。
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