JP2015197342A - 容器検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の外周を正しく検査することが可能な容器検査装置を提供する。【解決手段】検査対象の容器BTを載置する載置台12と、載置台を、自転軸12J回りでの自転が可能に支持しつつ、公転軸13J回りでの円形軌道で公転させる回転支持台13と、公転軸の軸心からの距離が一定である円弧面とその距離が変化する非円弧面とを含んだカム面が、公転軸を囲う環状に設けられたカムと、載置台に設けられ、カム面との接触によって載置台が公転する間に載置台を自転させるカムフォロアーと、を備え、カムフォロアーは、回転支持台が載置台を一回転分公転させる円形軌道SLの一周のうちの一部区間において載置台を一回転分自転させ、円形軌道の一部区間には、容器を検査する検査位置KPが複数設けられるとともに、円形軌道の一部区間の長さは円形軌道の半周の長さよりも長い。【選択図】図1

Description

本発明は、載置台に載置されて移動する容器を検査する容器検査装置に関する。
従来から、壜などの容器に付着した汚れや傷などを検査する容器検査装置がある。このような容器検査装置では、容器を円形軌道で公転させながら自転させ、容器が円形軌道の途中に設けられた検査位置に到着した時点で、容器をカメラなどで撮像することによって検査することが行われる。すなわち、容器は、円形軌道を公転する間に自転することによって、その外周が検査されるように構成されている。
例えば、自転軸を有して公転軸を中心に円形軌道上を公転する壜台(載置台)と、円形軌道と同心の円周部の一部が山と谷からなる波形部に形成されたカム面を有する上下二段のカムと、各カムと摺接(接触)可能となるよう上下二段に配置された複数のローラー(カムフォロアー)と、を備える。複数のローラーは、壜台の自転軸の軸心から所定距離離れた同心円上に交互に均等配設される。そして、複数のローラーは、壜(容器)を載置した壜台が円形軌道上を公転する途中で上下二段のカムの波形部に到達したときに順にカムの波形部の山と谷に接触することで、壜台を自転軸回りで自転させる。この壜台の自転により回転する壜を円形軌道の外側に配置されたカメラなどの検査装置で撮像することによって、壜の外周を検査する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−67323号公報
ところで、従来技術のカムは、壜台が公転軸を中心に公転する円形軌道の一周のうち約4分の1周分が山と谷の連続した波形部とされている。そのため、この僅か4分の1周分の円形軌道を移動する間に壜台を1回転分自転させることになり、自転スピードが速くなりすぎて載置している容器が載置台において滑る虞がある。このために、容器を正しく検査することができなくなるという課題がある。
なお、こうした実情は、容器を載置する載置台と、載置台を自転軸回りでの自転が可能に支持しつつ公転軸回りでの円形軌道で公転させる回転支持台と、カム面が公転軸を囲う環状に設けられたカムと、カム面との接触によって載置台を自転させるカムフォロアーと、を備える容器検査装置においては、概ね共通したものとなっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、容器の外周を正しく検査することが可能な容器検査装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する容器検査装置は、検査対象の容器を載置する載置台と、前記載置台を、自転軸回りでの自転が可能に支持しつつ、公転軸回りでの円形軌道で公転させる回転支持台と、前記公転軸の軸心からの距離が一定である円弧面と前記距離が変化する非円弧面とを含んだカム面が、前記公転軸を囲う環状に設けられたカムと、前記載置台に設けられ、前記カム面との接触によって前記載置台が公転する間に当該載置台を自転させるカムフォロアーと、を備え、前記カムフォロアーは、前記回転支持台が前記載置台を一回転分公転させる前記円形軌道の一周のうちの一部区間において前記載置台を一回転分自転させ、前記円形軌道の一部区間には、前記容器を検査する検査位置が複数設けられるとともに、前記円形軌道の一部区間の長さは前記円形軌道の半周の長さよりも長い。
この構成によれば、容器が載置された載置台が、検査位置へ移動するために公転する際の円形軌道の長さが短くならないように抑制するので、公転に伴って一回転分自転するときの載置台の自転速度の上昇を抑制することができる。したがって、載置台に載置された容器が載置台の自転によって滑る確率を低減することができるので、検査位置において容器の外周を正しく検査することが可能である。
上記容器検査装置において、前記載置台が前記一部区間内において自転を開始してから最初の前記検査位置に至るまで公転したときの前記円形軌道に沿う移動距離の長さは、当該最初の前記検査位置から前記一回転分の自転が終了するまでの間に存在する前記検査位置同士の間を前記載置台が公転したときの前記円形軌道に沿う移動距離の長さよりも長いことが好ましい。
この構成によれば、容器が載置された載置台が自転を開始して最初の検査位置へ移動する際の自転速度を低速にすることができるので、載置台に載置された検査対象の容器が載置台に馴染んだ安定して載置される状態になるまでの間に、載置台の自転に伴う遠心力で、傾いたり滑ったりする確率を低減することができる。
上記容器検査装置において、前記円形軌道の前記一部区間には、前記載置台の自転が停止する自転停止区間が設けられ、前記検査位置は前記自転停止区間に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、容器が検査される検査位置において容器の自転が停止しているので、載置台に載置された容器の外周を正しく検査する確率を高くすることができる。
上記容器検査装置においては、前記カムフォロアーは、前記自転停止区間において前記カムに設けられた前記円弧面と接触することによって前記載置台の自転を停止させることが好ましい。
この構成によれば、載置台の公転を停止させることなく、容器が検査される検査位置において容器の自転を停止させるので、載置台による容器の搬送を止めることなく連続して搬送しつつ、載置台に載置された容器の外周を正しく検査することができる。
上記容器検査装置において、前記検査位置は、前記円形軌道の前記一部区間において、前記載置台が自転を開始後、整数分の1回転ずつ自転した位置に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、例えば、四角柱状の容器の外周を構成する4つの側面のそれぞれを、その法線方向から撮像して検査することができるなど、容器の外周を等間隔で検査することができる。したがって、載置台に載置された容器の全周を片寄りなく検査することによって容器の外周を正しく検査することが可能である。
実施形態の容器検査装置の概略構成を示す平面図。 容器検査装置が備える容器の載置台の公転と自転に係る構造を示す立面図。 カムと回転ローラーの接触による自転軸の回転挙動を示す説明図。 図3の一部を拡大した図で、自転軸の自転停止状態を示す説明図。
以下、容器検査装置の一実施形態を、図を参照して説明する。
図1に示すように、容器検査装置11は、例えばガラス製の壜や、プラスチック製のボトルなどの検査対象の容器BTを載置する複数の載置台12と、載置台12を自転軸12J(図2参照)回りでの自転が可能に支持しつつ公転軸13J回りでの円形軌道SLで公転させる略円板状の回転支持台13とを備えている。
すなわち、円形軌道SLは、公転軸13Jの軸心と自転軸12Jの軸心との間の距離Rkを半径とする円を描く軌道である。この円形軌道SLに沿って自転軸12Jが略等間隔で回転支持台13に複数設けられることによって、複数の載置台12が回転支持台13に支持されている。ちなみに、本実施形態では24個の載置台12が回転支持台13に支持されている。
また、容器検査装置11には、載置台12の反重力方向側となる上側に載置された容器BTを載置台12に安定して載置するため、載置台12に載置された下面(底面)とは逆側の上面(天面)を位置決めする位置決め部材18(図2参照)が備えられている。容器BTは、この位置決め部材18によって上方から押さえられることによって、下面が載置台12に押し付けられた状態で上面が位置決めされ、載置台12に馴染んだ安定した状態で載置される。
この容器検査装置11に容器を搬入させて載置台12へ容器BTを載置させる搬入用スターホイールS1と、容器検査装置11の載置台12に載置された容器BTを載置台12から取り外して容器検査装置11から搬出させる搬出用スターホイールS2とが、容器検査装置11に対して接続されている。
接続された搬入用スターホイールS1と搬出用スターホイールS2、および容器検査装置11の回転支持台13が、図1において白抜き矢印で示すように回転する。すなわち、本実施形態では、搬入用スターホイールS1と搬出用スターホイールS2は上方から見て時計方向へ回転し、回転支持台13は上方から見て反時計方向へ回転する。このとき、搬入用スターホイールS1と搬出用スターホイールS2と回転支持台13とは略同じ周速で回転する。このため、検査対象の容器BTは、搬入用スターホイールS1に搬送される状態から載置台12に載置されて搬送される状態へ円滑に移行するとともに、載置台12から取り除かれて搬出用スターホイールS2に搬送される状態へ円滑に移行する。
本実施形態では、容器BTが搬入用スターホイールS1に搬送される状態から載置台12へ載置される状態に移行する位置を載置位置H1とし、容器BTが搬出用スターホイールS2に搬送される状態へ移行することによって載置台12から取り除かれる位置を除去位置H2とする。載置位置H1と除去位置H2とは、円形軌道SLにおいて凡そ4分の1周となる位置関係、つまり回転支持台13の回転角で約90°をなす位置関係とされている。
容器検査装置11には、容器BTが載置台12によって載置位置H1から除去位置H2にまで搬送される間に、容器BTの外周を撮影するデジタル式のカメラなどの撮像手段14と、容器を照らす照明手段15が設けられている。撮像手段14は円形軌道SLの外側に固定されて配設される一方、照明手段15は円形軌道SLの内側に固定されて配設され、載置台12に載置された容器BTが円形軌道SLに沿って移動する途中であって、撮像手段14と照明手段15とに挟まれる位置が容器BTの検査位置KPとして設けられている。
さて、本実施形態の容器検査装置11では、載置台12に載置された容器BTが、回転支持台13によって公転軸13J回りを図1において白抜き矢印Ktで示すように公転する際に、自転軸12Jを中心に図1において実線矢印Jtで示すように自転する。すなわち、容器検査装置11には、カム30と回転ローラー20(図2参照)によるカム機構が、公転軸13J回りの円形軌道SLに沿うように配置されている。そして、図1に示すように、検査対象の容器BTは、回転支持台13において載置台12に載置される載置位置H1より、載置台12から取り外される除去位置H2まで公転する間に、カム機構によって一回転分自転する。
なお、図1に示すように、本実施形態では、検査対象の容器BTは、自転軸12Jと交差する面で切断した形状が四角形を呈する略四角柱形状を有し、検査対象となる外周が互いに直交する4つの側面で構成された容器とされている。そして、容器検査装置11は、4つの側面のそれぞれを、その法線方向から撮像手段14によって撮像して容器BTを検査する。もとより、容器BTは、例えば円柱形状などの略四角柱形状以外の形状であっても勿論よい。
さて、本実施形態の容器検査装置11では、自転軸12Jが載置位置H1から円形軌道SLの8分の1周分(45°)公転した位置を自転開始位置Jsとし、容器BTは、この自転開始位置Jsから除去位置H2まで公転する間に一回転分自転する構成とされている。すなわち、一回転分の自転が終了する自転終了位置Jeは、容器BTが載置台12から取り外される除去位置H2よりも円形軌道の24分の1周分(15°)公転方向手前の位置とされている。したがって、載置台12が一回転分自転する載置台12の自転区間JHは、回転支持台13が公転軸13J回りに12分の7周分(210°)回転する区間とされ、この区間に対応する円形軌道SLの一部区間は、円形軌道SLの半周分(180°)の長さよりも長い距離を有する区間とされている。
また、本実施形態では、この円形軌道SLにおいて、載置台12の自転区間JHに対応する一部区間に、複数の検査位置KPとして、第2検査位置KP2、第3検査位置KP3、第4検査位置KP4が設けられている。また、円形軌道SLにおいて載置台12が載置位置H1から自転開始位置Jsに移動するまでの区間に第1検査位置KP1が設けられている。この点については、後で詳述する。
なお、載置台12が自転区間JHに対応する一部区間内において自転を開始してから最初の検査位置、つまり第2検査位置KP2に至るまで公転したときの円形軌道SLに沿う移動距離の長さは、次のようになる。すなわち、載置台12が第2検査位置から一回転分の自転が終了するまでの間に存在する検査位置KP同士の間を載置台12が公転したときの円形軌道SLに沿う移動距離の長さよりも長くなるように、各検査位置KPが設けられている。各検査位置KPについては、後ほど図3を参照して説明する。
次に、図2を参照して、容器検査装置11の具体的な構成を説明する。なお、図2においては、回転可能な部材の識別を容易にするため、固定されている部材に適宜ハッチングを施している。
図2に示すように、容器検査装置11は、その重力方向側となる下側に設けられた駆動歯車16がモーターなどの駆動源によって回転することによって公転軸13Jを中心に回転する回転支持台13と、この回転支持台13の上方に備えられ、回転支持台13と一緒に回転する回転板17と、を備えている。回転板17には、載置台12に対して上方から接近するように移動可能であり、その移動方向先端部が、載置台12に載置された容器BTの天面と接触することによって、容器BTを載置台12に位置決めして押し付けた状態とする位置決め部材18が各載置台12に対応して備えられている。
この位置決め部材18は、図2の右側に示すように容量が比較的に大きな容器BTが載置される場合には、上下方向の長さが短い接触部19aがその先端に取り付けられ、図2の左側に示すように容量が比較的に小さな容器BTが載置される場合には、上下方向の長さが長い接触部19bがその移動方向先端部に取り付けられる。この接触部19aまたは接触部19bは、載置台12に載置されたそれぞれの容器BTが載置位置H1から第1検査位置KP1へ搬送されるまでに、容器BTの上面に接触した状態となることによって、容器BTを載置台12に位置決めする。一方、この接触部19aまたは接触部19bは、載置台12に載置されたそれぞれの容器BTが第4検査位置KP4から除去位置H2へ搬送されるまでに、容器BTの上面から離れた状態となることによって、容器BTは、載置台12から取り除くことが可能な状態とされる。
回転支持台13には、その外周部において、公転軸13Jの軸線に沿う軸線を有する自転軸12Jによって回転自在に載置台12が支持されている。この載置台12には、その下側に、自転軸12Jの軸線に沿う軸線を有するローラー軸によって回転自在に支持された回転ローラー20が複数備えられている。
本実施形態では、回転ローラー20は、自転軸12Jの軸心から所定距離だけ離れた同心円上に鉛直方向に沿って上下二段で交互に均等に配置され、上側の3つの第1回転ローラー21と下側の3つの第2回転ローラー22との合計6つのローラーで構成されている。なお、図2では、載置台12において、それぞれ一つの第1回転ローラー21と一つの第2回転ローラー22とが図示されている。
一方、回転支持台13の下方には、板状のカム30が固定されて設けられている。カム30は、公転軸13Jの軸心からの距離が一定である円弧面と、公転軸13Jの軸心からの距離が変化する非円弧面と、を含んだカム面が、公転軸13Jを囲う環状に設けられている。本実施形態では、このカム30は、それぞれ別部材で設けられた上側の第1カム31と下側の第2カム32とによって構成されている。
この第1カム31のカム面に3つの第1回転ローラー21が接触することによって、各第1回転ローラー21はカムフォロアーとして機能するとともに、第2カム32のカム面に3つの第2回転ローラー22が接触することによって、各第2回転ローラー22はカムフォロアーとして機能する。そして、本実施形態では、第1カム31と第2カム32、および3つの第1回転ローラー21と3つの第2回転ローラー22とによって、共役カムが構成されている。
したがって、載置台12の公転中に、3つの第1回転ローラー21が順に第1カム31のカム面に接触することによって、また、3つの第2回転ローラー22が順に第2カム32のカム面に接触することによって、載置台12を自転させる。すなわち、載置台12の自転軸12Jが公転軸13J回りの公転によって円形軌道SLに沿って移動する際に、カム30に接触する回転ローラー20が自転軸12J回りを回転することによって、載置台12は公転中に自転する。
次に、図3および図4を参照して、本実施形態の作用、すなわち、容器BTの外周の検査に際して動作する、カム30と回転ローラー20との接触による載置台12の自転軸12Jの公転と自転の回転挙動について説明する。なお、図3においては、第1回転ローラー21をハッチングおよび網掛けした円で図示し、第2回転ローラー22を二重丸および一重丸の白抜き円で図示している。また、必要に応じて、3つの第1回転ローラー21を第1回転ローラー21a,21b,21cと呼称して区別し、3つの第2回転ローラー22を第2回転ローラー22a,22b,22cと呼称して区別する。
図3に示すように、自転軸12Jの公転方向に向かって自転終了位置Jeから自転開始位置Jsまでの円形軌道SLの12分の5周分(150°)の区間は、第1カム31のカム面31hと第2カム32のカム面32hとの双方が、公転軸13Jの軸心からの距離が同じ半径R1の円弧面とされている。したがって、この区間は、第1回転ローラー21aが第1カム31のカム面31hと接触し、第2回転ローラー22aが第2カム32のカム面32hと接触することによって、自転軸12Jは自転することなく公転する区間、すなわち自転停止区間となる。
このため、搬入用スターホイールS1から搬入される容器BTが載置台12に載置される載置位置H1から自転開始位置Jsまでの円形軌道SLの8分の1周分(45°)の間も、第1回転ローラー21aが第1カム31のカム面31hと接触し、第2回転ローラー22aが第2カム32のカム面32hと接触する。このため、自転軸12Jは自転することなく公転する。
本実施形態では、載置台12の自転軸12Jが載置位置H1から自転開始位置Jsまで公転する間であって、自転開始位置Jsの直前の円形軌道SLの72分の1周分(5°)の自転停止区間である第1区間KK1に、第1検査位置KP1が設けられている。したがって、第1検査位置KP1では、自転することなく公転する容器BTが撮像手段14によって撮像される。このとき、容器BTは4つの側面のうちの1つ目の側面が、その法線方向から撮像されて検査される(図1参照)。
そして、カム30は、第1カム31と第2カム32の双方のカム面が、載置台12の自転区間JHに応じた円形軌道SLの12分の7周分(210°)の区間において、公転軸13Jの軸心からの距離が一定である円弧面と当該距離が変化する非円弧面とを含んだカム面が、公転軸13Jを囲う環状に設けられている。すなわち、第1カム31は、円弧面のカム面31hから、白抜き矢印Ktで示す公転方向へ向かって順に複数のカム面31a,31b,31c,31d,31e,31f,31gが設けられている。また、第2カム32は、円弧面のカム面32hから、白抜き矢印Ktで示す公転方向へ向かって順に複数のカム面32a,32b,32c,32d,32e,32f,32gが設けられている。
まず、自転軸12Jが自転開始位置Jsから公転を開始すると、第1回転ローラー21aがカム面31aと接触し、第2回転ローラー22aがカム面32aと接触することによって、図3において実線矢印Jtで示すように自転軸12Jが自転を開始する。その後、第2回転ローラー22aがカム面32aと接触しつつ、次に第1回転ローラー21bがカム面31bに接触することによって、自転軸12Jは継続して自転する。したがって、カム面31a,31bとカム面32aは、公転軸13Jの軸心からの距離が円形軌道SLに沿って変化する非円弧面(傾斜面)とされている。
そして、自転軸12Jが公転軸13Jを中心に自転開始位置Jsから円形軌道SLの6分の1周分(60°)公転した位置より、円形軌道SLの72分の1周分(5°)公転するまでの間は、第2回転ローラー22aと第2回転ローラー22bとが、カム面32bと接触する。
図4に示すように、カム面32bは、公転軸13Jの軸心からの距離が一定である半径R2の円弧面とされている。したがって、この円弧面とされたカム面32bに第2回転ローラー22aと第2回転ローラー22bとが接触しつつ移動することによって、自転軸12Jは自転することなく、白抜き矢印Ktで示すように公転する。
したがって、円形軌道SLの72分の1周分(5°)の第2区間KK2は、自転軸12Jが公転中に自転が停止する自転停止区間であり、この第2区間KK2に、自転開始後の最初の検査位置KPとなる第2検査位置KP2が設けられている。この第2検査位置KP2では、第1検査位置KP1において撮像された姿勢から4分の1回転分自転した姿勢で、容器BTが撮像される。このとき、容器BTは4つの側面のうちの2つ目の側面が、その法線方向から撮像されて検査される(図1参照)。なお、第2区間KK2において、カム面31bは、第1回転ローラー21bが接触しても、自転軸12Jを自転させない形状、例えば公転軸13Jを中心とする円弧形状とされている。
図3に戻り、次に、自転軸12Jが第2区間KK2から続けて公転すると、第1回転ローラー21bがカム面31bと接触し、第2回転ローラー22bがカム面32cと接触することによって、自転軸12Jが再び自転を開始する。その後、第2回転ローラー22bがカム面32cと接触しつつ、次に第1回転ローラー21cがカム面31cに接触することによって自転軸12Jは継続して自転する。したがって、カム面31cとカム面32cは、公転軸13Jの軸心からの距離が円形軌道SLに沿って変化する非円弧面(傾斜面)とされている。
その後、自転軸12Jが公転軸13Jを中心に第2検査位置KP2から円形軌道SLの8分の1周分(45°)公転した位置より、円形軌道SLの72分の1周分(5°)公転するまでの間は、第2回転ローラー22bがカム面32dと、第1回転ローラー21cがカム面31dと、それぞれ接触する。
図4に示すように、カム面31dとカム面32dは、公転軸13Jの軸心からの距離が一定である半径R3の円弧面とされている。この円弧面とされたカム面31dとカム面32dに、第1回転ローラー21cと第2回転ローラー22bとがそれぞれ接触しつつ移動することによって、自転軸12Jは自転することなく、白抜き矢印Ktで示すように公転する。
従って円形軌道SLの72分の1周分(5°)の第3区間KK3は、自転軸12Jが公転中に自転が停止する自転停止区間であり、この第3区間KK3に、自転開始後の2つ目の検査位置KPとなる第3検査位置KP3が設けられている。この第3検査位置KP3では、第2検査位置KP2において撮像された姿勢からさらに4分の1回転分自転した姿勢で、容器BTが撮像される。このとき、容器BTは4つの側面のうちの3つ目の側面が、その法線方向から撮像されて検査される(図1参照)。
図3に戻り、次に、自転軸12Jが第3区間KK3から続けて公転すると、第1回転ローラー21cがカム面31eと接触し、第2回転ローラー22bがカム面32eと接触することによって自転軸12Jが再び自転を開始する。その後、第1回転ローラー21cがカム面31eと接触しつつ、次に第2回転ローラー22cがカム面32fに接触することによって自転軸12Jは継続して自転する。したがって、カム面31e,32eとカム面32fは、公転軸13Jの軸心からの距離が円形軌道SLに沿って変化する非円弧面(傾斜面)とされている。
その後、自転軸12Jが公転軸13Jを中心に第3区間KK3から円形軌道SLの8分の1周分(45°)公転した位置より、円形軌道SLの72分の1周分(5°)公転するまでの間は、第1回転ローラー21aと第1回転ローラー21cとがカム面31fと接触する。この間では、自転軸12Jは自転することなく公転する。
図4に示すように、カム面31fは、公転軸13Jの軸心からの距離が一定である半径R4の円弧面とされている。この円弧面に第1回転ローラー21aと第1回転ローラー21cとが接触しつつ移動することによって、自転軸12Jは白抜き矢印Ktで示すように自転することなく公転する。
したがって、円形軌道SLの72分の1周分(5°)の第4区間KK4は、自転軸12Jが公転中に自転が停止する自転停止区間であり、この第4区間KK4に、自転開始後の3つ目の検査位置KPとなる第4検査位置KP4が設けられている。この第4検査位置KP4では、第3検査位置KP3において撮像された姿勢からさらに4分の1回転分自転した姿勢で、容器BTが撮像される。このとき、容器BTは4つの側面のうちの4つ目の側面が、その法線方向から撮像されて検査される(図1参照)。なお、第4区間KK4において、カム面32fは、第2回転ローラー22cが接触しても、自転軸12Jを自転させない形状、例えば公転軸13Jを中心とする円弧形状とされている。
このように、本実施形態では、載置台12が自転を開始してから最初の第2検査位置KP2に至るまで公転したときの円形軌道SLに沿う移動距離の長さは、円形軌道SLの6分の1周分(60°)の長さである。これに対して、第2検査位置KP2から第3検査位置KP3まで載置台12が公転したときの円形軌道SLに沿う移動距離の長さは、円形軌道SLの8分の1周分(45°)の長さである。また、第3検査位置KP3から第4検査位置KP4まで載置台12が公転したときの円形軌道SLに沿う移動距離の長さは、円形軌道SLの8分の1周分(45°)の長さである。すなわち、載置台12が自転を開始してから最初の検査位置KPに至るまで公転したときの円形軌道SLに沿う移動距離の長さは、最初の検査位置KPから一回転分の自転が終了するまでの間に存在する検査位置KP同士の間を載置台12が公転したときの円形軌道SLに沿う移動距離の長さよりも長くなっている。
図3に戻り、その後、自転軸12Jが第4区間KK4から続けて公転すると、第1回転ローラー21aがカム面31gと接触し、第2回転ローラー22cがカム面32fと接触することによって自転軸12Jが再び自転を開始する。その後、第1回転ローラー21aがカム面31gと接触しつつ、次に第2回転ローラー22aがカム面32gに接触することによって自転軸12Jは継続して自転する。したがって、カム面31gとカム面32gは、公転軸13Jの軸心からの距離が円形軌道SLに沿って変化する非円弧面(傾斜面)とされている。
その後、自転軸12Jが公転軸13Jを中心に第4区間KK4から円形軌道SLの8分の1周分(45°)公転した位置に移動すると、自転軸12Jは一回転分の自転が終了する。すなわち、自転軸12Jは自転終了位置Jeに位置する。
本実施形態では、この自転終了位置Jeは除去位置H2よりも円形軌道SLの24分の1周分(15°)公転方向手前の位置である。したがって、載置台12に載置された容器BTは、自転軸12Jの一回転分の自転に伴って一回転分の自転が終了してから、円形軌道SLの24分の1周分(15°)公転した後、除去位置H2において搬出用スターホイールS2に搬出されて載置台12から取り出される。
なお、自転終了位置Jeから載置位置H1までの間は、自転軸12Jは、公転軸13Jの軸心から同じ距離を有する半径R1の円弧面とされたカム面31hおよびカム面32hに、第1回転ローラー21aおよび第2回転ローラー22aがそれぞれ接触することによって、自転軸12Jは自転することなく公転する。そして、除去位置H2において容器BTが除去された載置台12に、載置位置H1において再び容器BTが載置されてその外周の検査が行われる。
上記実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)容器BTが載置された載置台12が、検査位置KPへ移動するために公転する際の円形軌道SLの長さが短くならないように抑制するので、公転に伴って一回転分自転するときの載置台12の自転速度の上昇を抑制することができる。したがって、載置台12に載置された容器BTが載置台12の自転によって滑る確率を低減することができるので、検査位置KPにおいて容器BTの外周を正しく検査することが可能である。
(2)載置台12が自転区間JH内で自転を開始してから最初の第2検査位置KP2に至るまで公転したときの円形軌道SLに沿う移動距離の長さが長いので、容器BTが載置された載置台12が自転を開始して最初の第2検査位置KP2へ移動する際の自転速度を低速にすることができる。したがって、載置台12に載置された検査対象の容器BTが載置台12に馴染んだ安定して載置される状態になるまでの間に、載置台12の自転に伴う遠心力で、傾いたり滑ったりする確率を低減することができる。
(3)容器BTが検査される検査位置KPにおいて容器BTの自転が停止しているので、載置台12に載置された容器BTの外周を正しく検査する確率を高くすることができる。
(4)載置台12の公転を停止させることなく、容器BTが検査される検査位置KPにおいて容器BTの自転を停止させるので、載置台12による容器BTの搬送を止めることなく連続して搬送しつつ、載置台12に載置された容器BTの外周を正しく検査することができる。すなわち、容器検査装置11の検査効率(スループット)が落ちないように抑制することができる。
(5)検査位置KPは、円形軌道SLの一部区間において、載置台12が自転を開始後、4分の1回転ずつ自転した位置に設けられているので、四角柱状の容器BTの外周を構成する4つの側面のそれぞれを、その法線方向から撮像して検査することができるなど、容器BTの外周を等間隔で検査することができる。したがって、載置台12に載置された容器BTの全周を片寄りなく検査することによって容器BTの外周を正しく検査することが可能である。
なお、上記実施形態は、以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・上記実施形態において、検査位置KPは載置台12が自転開始後、必ずしも4分の1回転ずつ自転した位置に設けられなくてもよい。例えば、3分の1回転ずつや2分の1回転ずつ自転した位置でもよいし、5分の1回転ずつ自転した位置や6分の1回転ずつ自転した位置でもよい。すなわち、円形軌道SLの一部区間において、載置台12が自転を開始後、整数分の1回転ずつ自転した位置に設けられていることが好ましい。こうすれば、例えば、断面が四角形以外の形状を有する容器BTについて、載置台12に載置された容器BTの外周を片寄りなく検査することが可能である。
もとより、検査位置KPは載置台12が自転開始後、必ずしも整数分の1回転ずつ自転した位置に設けられなくてもよい。例えば、容器BTの外周面において、撮像手段14に対向させるべき面が等間隔でなく片寄っている場合は、この片寄りに応じた回転分を自転した位置に検査位置を設定する必要がある。この場合は、その特定部分と対向する検査位置KPは、片寄った状態で設けられることになり、載置台12が自転開始後、整数分の1回転ずつ自転した位置には設けられないことになる。
・上記実施形態において、回転ローラー20は、自転停止区間において、必ずしもカム30に設けられた円弧面と接触することによって載置台12の自転を停止させなくてもよい。例えば、カム30のカム面を円弧面ではなく平坦面とすることによって回転ローラー20のうち1つのローラーがカム面と接触して自転を停止させるように抑制する区間を設け、この区間を自転停止区間としてもよい。もとより、検査位置KPにおいて、回転支持台13の回転を停止させて載置台12の公転を停止させることによって、載置台12の自転を停止させるようにしてもよい。この場合は、円形軌道SLにおいて、自転停止区間は長さを有さない点位置となる。
・上記実施形態において、円形軌道SLの一部区間には、必ずしも載置台12の自転が停止する自転停止区間が設けられなくてもよい。例えば、撮像手段14が、容器BTの側面を、自転軸12Jの軸線方向に沿って配列された撮像素子によって撮像する場合は、容器BTの自転を停止させることなく自転軸12J回りで回転させることで、容器BTの外周を撮像するので、自転停止区間は不要である。このため、検査位置KPは、円形軌道SLに自転停止区間が設けられている場合であっても、その自動停止区間以外に設けられることが好ましい。
・上記実施形態において、載置台12が自転を開始してから最初の検査位置KPである第2検査位置KP2に至るまで公転したときの円形軌道SLに沿う移動距離の長さは、必ずしも第2検査位置KP2と第3検査位置KP3との間、あるいは第3検査位置KP3と第4検査位置KP4との間の円形軌道SLに沿う移動距離の長さよりも長くなくてもよい。すなわち、同じ長さでもよいし、短くてもよい。要は、載置台12が自転を開始してから最初の検査位置KPである第2検査位置KP2に至るまでの円形軌道SLの長さは、この円形軌道SLに沿って公転したとき自転する載置台12の自転速度が、例えば載置台12に馴染んだ安定した状態で容器BTが載置されるまで、その遠心力では検査に影響するずれが生じない速度(回転速度)になる長さであればよい。
・上記実施形態において、カム30は、上側の第1カム31と下側の第2カム32とが一体の一体部材によって設けられてもよい。
・上記実施形態において、載置台12の自転速度は、自転区間JHにおいて、自転停止区間とされている第1区間KK1、第2区間KK2、第3区間KK3、第4区間KK4のそれぞれの区間前後の公転位置では遅く回転し、各区間の中間の公転位置では、速く回転するように、カム30のカム面を形成するようにしてもよい。こうすることによって、載置台12は、自転停止状態からゆっくりと自転を開始し、その後速く自転した後、再びゆっくりと自転しながら自転停止状態になる。特に、第1区間KK1から載置台12が自転を開始する際にゆっくり自転させることによって、容器BTに加わる遠心力を抑制し、載置台12に載置された容器BTが載置台12に馴染むまでの間に傾いたり滑ったりすることを抑制する。
・上記実施形態において、各検査位置KPは自転停止区間のほぼ中央に位置するように撮像手段14が配設されることが好ましい。例えば、第2検査位置KP2は、第2区間KK2の中間位置、すなわち自転開始位置Jsから公転方向へ60°+2.5°=62.5°回転した位置とされることが好ましい。このように自転停止区間のほぼ中央の位置とすることで、例えば、撮像手段14の配設位置のばらつきに伴って検査位置にばらつきが生じても、自転が停止している状態で容器BTを撮像できる確率が高くなるので、容器BTの外周を正しく撮像して検査することが可能である。
最後に、上述した実施の形態から把握することのできる技術的思想をその効果と共に記載する。
(イ)検査対象の容器を載置する載置台と、前記載置台を、自転軸回りでの自転が可能に支持しつつ、公転軸回りでの円形軌道で公転させる回転支持台と、前記公転軸の軸心からの距離が一定である円弧面と前記距離が変化する非円弧面とを含んだカム面が、前記公転軸を囲う環状に設けられたカムと、前記載置台に設けられ、前記カム面との接触によって前記載置台が公転する間に当該載置台を自転させるカムフォロアーと、を備え、前記カムフォロアーは、前記回転支持台が前記載置台を一回転分公転させる前記円形軌道の一周のうちの一部区間において前記載置台を一回転分自転させ、前記円形軌道の一部区間には、前記容器を検査する検査位置が複数設けられるとともに、前記載置台が自転を開始してから最初の前記検査位置に至るまで公転したときの前記円形軌道に沿う移動距離の長さは、当該最初の前記検査位置から前記一回転分の自転が終了するまでの間に存在する前記検査位置同士の間を前記載置台が公転したときの前記円形軌道に沿う移動距離の長さよりも長いことを特徴とする容器検査装置。
この構成によれば、容器が載置された載置台が自転を開始して最初の検査位置へ移動する際の自転速度を低速にすることができるので、載置台に載置された検査対象の容器が載置台に馴染むまでの間に、載置台の自転に伴う遠心力で、傾いたり滑ったりする確率を低減することができる。
(ロ)前記円形軌道の一部区間の長さは前記円形軌道の半周の長さよりも長いことを特徴とする上記(イ)に記載の容器検査装置。
この構成によれば、容器が載置された載置台が、検査位置へ移動するために公転する際の円形軌道の長さが短くならないように抑制するので、公転に伴って一回転分自転するときの載置台の自転速度の上昇を抑制することができる。したがって、載置台に載置された容器が載置台の自転によって滑る確率を低減することができるので、検査位置において容器の外周を正しく検査することが可能である。
11…容器検査装置、12…載置台、13…回転支持台、13J…公転軸、30…カム、31a,31b,31c,31d,31e,31f,31g,31h,32a,32b,32c,32d,32e,32f,32g,32h…カム面、BT…容器、KP…検査位置、Rk…距離、SL…円形軌道。

Claims (5)

  1. 検査対象の容器を載置する載置台と、
    前記載置台を、自転軸回りでの自転が可能に支持しつつ、公転軸回りでの円形軌道で公転させる回転支持台と、
    前記公転軸の軸心からの距離が一定である円弧面と前記距離が変化する非円弧面とを含んだカム面が、前記公転軸を囲う環状に設けられたカムと、
    前記載置台に設けられ、前記カム面との接触によって前記載置台が公転する間に当該載置台を自転させるカムフォロアーと、を備え、
    前記カムフォロアーは、前記回転支持台が前記載置台を一回転分公転させる前記円形軌道の一周のうちの一部区間において前記載置台を一回転分自転させ、
    前記円形軌道の一部区間には、前記容器を検査する検査位置が複数設けられるとともに、前記円形軌道の一部区間の長さは前記円形軌道の半周の長さよりも長いことを特徴とする容器検査装置。
  2. 前記載置台が前記一部区間内において自転を開始してから最初の前記検査位置に至るまで公転したときの前記円形軌道に沿う移動距離の長さは、当該最初の前記検査位置から前記一回転分の自転が終了するまでの間に存在する前記検査位置同士の間を前記載置台が公転したときの前記円形軌道に沿う移動距離の長さよりも長いことを特徴とする請求項1に記載の容器検査装置。
  3. 前記円形軌道の前記一部区間には、前記載置台の自転が停止する自転停止区間が設けられ、
    前記検査位置は前記自転停止区間に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の容器検査装置。
  4. 前記カムフォロアーは、前記自転停止区間において前記カムに設けられた前記円弧面と接触することによって前記載置台の自転を停止させることを特徴とする請求項3に記載の容器検査装置。
  5. 前記検査位置は、前記円形軌道の前記一部区間において、前記載置台が自転を開始後、整数分の1回転ずつ自転した位置に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の容器検査装置。
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