JP2015193362A - 自動車の車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 生産性が高く軽量な構造でCFRP製の車体の側方骨格の強度および剛性を高める。【解決手段】 CFRP製のサイドシル12は、外側壁46および上壁47が接合するコーナー部50が厚肉となるように相互にオーバーラップし、外側壁46および下壁48が接合するコーナー部51が厚肉となるように相互にオーバーラップするので、U字状断面を有しているために強度が高い外側壁46は、その上下のコーナー部50,51が厚肉となって更に強度が増加することで、サイドシル12にフロントピラーロア13あるいはリヤピラー14が連続する屈曲部の曲げ剛性を高めることができるだけでなく、オーバーラップしない部分を薄肉にして軽量化を図ることができる。しかもサイドシル12の外郭を外側壁46、上壁47、下壁48および内側壁49に分割したので、それら四つの部材の全てを基本的に平坦な部材で構成してCFRP積層板の賦形性を高めることができるだけでなく、応力が集中する屈曲部を減らして強度を高めることができる。【選択図】 図6

Description

本発明は、車体フロアの車幅方向外端部の上面に接合されるサイドシルと、前記サイドシルの前端から起立するフロントピラーロアと、前記サイドシルの後端から起立するリヤピラーとをCFRP積層板で一体に構成する自動車の車体構造に関する。
Aピラー、サイドシル(ロッカー)、Bピラーおよびリヤサイドメンバを一体に備えるロアボディ構造体を、FRP製の外壁部材と、その内部に配置される中空のFRP製の内リブ構造体と、外壁部材および内リブ構造体に挟まれた空間に充填されるフォームコアとで構成することで、ロアボディ構造体の強度および剛性を高めるものが、下記特許文献1により公知である。
特開2008−30609号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたものは、ロアボディ構造体が外壁部材および内リブ構造体の二重構造を有するために構造が複雑化して重量が増加するだけでなく、外壁部材および内リブ構造体に挟まれた空間にフォームコアを充填する必要があるために生産性が低下する問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、生産性が高く軽量な構造でCFRP製の車体の側方骨格の強度および剛性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、車体フロアの車幅方向外端部の上面に接合されるサイドシルと、前記サイドシルの前端から起立するフロントピラーロアと、前記サイドシルの後端から起立するリヤピラーとをCFRP積層板で一体に構成する自動車の車体構造であって、前記サイドシルの横断面は、車幅方向内側に開放するU字状の外側壁と、前記外側壁の上端から車幅方向内側に延びる上壁と、前記外側壁の下端から車幅方向内側に延びる下壁と、前記上壁の車幅方向内端から下方に延びて前記下壁の車幅方向内端に接合する内側壁とを備え、前記外側壁および前記上壁が接合するコーナー部は厚肉となるように相互にオーバーラップし、前記外側壁および前記下壁が接合するコーナー部は厚肉となるように相互にオーバーラップすることを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記CFRP積層板は、疑似等方性となるようにカーボン連続繊維の配向方向が異なる複数枚のUDプリプレグを積層して構成され、前記コーナー部において前記CFRP積層板は30mm以上オーバーラップすることを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記車体フロアは前記サイドシルよりも車幅方向外側に突出する突出部を備え、少なくとも前記突出部内にエネルギー吸収部材を配置したことを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項3の構成に加えて、前記車体フロアは、CFRP積層板よりなるアンダーフロアパネルおよびCFRP積層板よりなるアッパーフロアパネル間に挟持したコアを備え、前記エネルギー吸収部材を収納する部分の厚さが前記コアを収納する部分の厚さよりも大きく、前記エネルギー吸収部材と前記コアとの間に荷重分散フレームを備えることを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1〜請求項4の何れか1項の構成に加えて、前記フロントピラーロアの上端および前記リヤピラーの上端を、フロントピラーアッパーおよびルーフサイドレールを一体化した上部部材で接続したことを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項1〜請求項5の何れか1項の構成に加えて、左右の前記リヤピラー間に架設した後部隔壁に前記車体フロアの後端を接合し、前記後部隔壁の後方に前記車体フロアよりも高い後部フロアを有する荷室を形成したことを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項7に記載された発明によれば、請求項3の構成に加えて、前記突出部を切り欠いた凹部に嵌合する金属製のセンターピラー支持ブラケットで前記車体フロアおよび前記サイドシルを上下から挟持し、前記センターピラー支持ブラケットにセンターピラーの下端を支持したことを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項8に記載された発明によれば、サイドシルを構成する側方骨格中央部と、前記サイドシルの前端から屈曲部を介して起立してフロントピラーロアを構成する側方骨格前部と、前記サイドシルの後端から屈曲部を介して起立してリヤピラーを構成する側方骨格後部とをCFRP積層板で一体に形成し、前記側方骨格前部および前記側方骨格後部の横断面は、車幅方向内側に開放するU字状の外側壁と、前記外側壁の上端から車幅方向内側に延びる上壁と、前記外側壁の下端から車幅方向内側に延びる下壁と、前記上壁の車幅方向内端から下方に延びて前記下壁の車幅方向内端に接合する内側壁とを備え、前記外側壁および前記上壁が接合するコーナー部は厚肉となるように相互にオーバーラップし、前記外側壁および前記下壁が接合するコーナー部は厚肉となるように相互にオーバーラップすることを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項9に記載された発明によれば、請求項8の構成に加えて、前記側方骨格中央部は、外側壁、上壁および下壁が1枚のCFRP積層板で一体に構成され、前記側方骨格前部および前記側方骨格後部に対して外面が平坦になるように重ね合わせて接合されることを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
また請求項10に記載された発明によれば、請求項8または請求項9の構成に加えて、前記側方骨格前部の内面に隔壁板を接合し、前記隔壁板の近傍の前記側方骨格前部にドアヒンジ取付部を設けたことを特徴とする自動車の車体構造が提案される。
請求項1の構成によれば、車体フロアの車幅方向外端部の上面に接合されるサイドシルと、サイドシルの前端から起立するフロントピラーロアと、サイドシルの後端から起立するリヤピラーとがCFRP積層板で一体に構成される。サイドシルの横断面は、車幅方向内側に開放するU字状の外側壁と、外側壁の上端から車幅方向内側に延びる上壁と、外側壁の下端から車幅方向内側に延びる下壁と、上壁の車幅方向内端から下方に延びて下壁の車幅方向内端に接合する内側壁とを備える。
外側壁および上壁が接合するコーナー部は厚肉となるように相互にオーバーラップし、外側壁および下壁が接合するコーナー部は厚肉となるように相互にオーバーラップするので、U字状断面を有するために強度が高い外側壁は、その上下のコーナー部が厚肉となって更に強度が増加することで、サイドシルにフロントピラーロアあるいはリヤピラーが連続する屈曲部の曲げ剛性を高めることができるだけでなく、外側壁、上壁、下壁および内側壁のオーバーラップしない部分を薄肉にして軽量化を図ることができる。しかもサイドシルの外郭を外側壁、上壁、下壁および内側壁に分割したので、それら四つの部材の全てを基本的に平坦な部材で構成してCFRP積層板の賦形性を高めることができるだけでなく、応力が集中する屈曲部を減らして強度を高めることができる。
また請求項2の構成によれば、CFRP積層板は、疑似等方性となるようにカーボン連続繊維の配向方向が異なる複数枚のUDプリプレグを積層して構成され、コーナー部においてCFRP積層板は30mm以上オーバーラップするので、CFRP積層板自体の強度と、それをオーバーラップさせたコーナー部の強度とを高め、側面衝突の衝突荷重に対するサイドシルの強度を確保することができる。
また請求項3の構成によれば、車体フロアはサイドシルよりも車幅方向外側に突出する突出部を備え、少なくとも突出部内にエネルギー吸収部材を配置したので、側面衝突の衝突荷重をサイドシルよりも先に車体フロアの突出部に入力させ、車体フロアの突出部内に配置したエネルギー吸収部材の圧壊により衝突エネルギーの一部を吸収することで、サイドシルの車幅方向内側への倒れを防止することができる。
また請求項4の構成によれば、車体フロアは、CFRP積層板よりなるアンダーフロアパネルおよびCFRP積層板よりなるアッパーフロアパネル間に挟持したコアを備え、エネルギー吸収部材を収納する部分の厚さがコアを収納する部分の厚さよりも大きく、エネルギー吸収部材とコアとの間に荷重分散フレームを備えるので、サイドシルに入力する側面衝突の衝突荷重に対し、エネルギー吸収部材の厚さを増加させてエネルギー吸収性能を高めるとともに、車体フロアの厚さを減少させて軽量化を図ることができる。
また請求項5の構成によれば、フロントピラーロアの上端およびリヤピラーの上端を、フロントピラーアッパーおよびルーフサイドレールを一体化した上部部材で接続したので、車体のドア開口部まわりの強度を高めることができる。
また請求項6の構成によれば、左右のリヤピラー間に架設した後部隔壁に車体フロアの後端を接合し、後部隔壁の後方に車体フロアよりも高い後部フロアを有する荷室を形成したので、車体フロアおよび後部フロアを一つの部材で構成する場合に比べて、CFRP積層板の屈曲部を減少させて生産性を高めることができる。
また請求項7の構成によれば、突出部を切り欠いた凹部に嵌合する金属製のセンターピラー支持ブラケットで車体フロアおよびサイドシルを上下から挟持し、センターピラー支持ブラケットにセンターピラーの下端を支持したので、センターピラー支持ブラケットが車体フロアおよびサイドシルから車幅方向外側に突出するのを防止して車体のデザイン性を維持しながら、サイドシルにセンターピラーを強固に支持することができる。
また請求項8の構造によれば、サイドシルを構成する側方骨格中央部と、サイドシルの前端から屈曲部を介して起立してフロントピラーロアを構成する側方骨格前部と、サイドシルの後端から屈曲部を介して起立してリヤピラーを構成する側方骨格後部とがCFRP積層板で一体に形成される。側方骨格前部および側方骨格後部の横断面は、車幅方向内側に開放するU字状の外側壁と、外側壁の上端から車幅方向内側に延びる上壁と、外側壁の下端から車幅方向内側に延びる下壁と、上壁の車幅方向内端から下方に延びて下壁の車幅方向内端に接合する内側壁とを備える。
外側壁および上壁が接合するコーナー部は厚肉となるように相互にオーバーラップし、外側壁および下壁が接合するコーナー部は厚肉となるように相互にオーバーラップするので、U字状断面を有するために強度が高い外側壁は、その上下のコーナー部が厚肉となって更に強度が増加することで、側方骨格中央部に側方骨格前部および側方骨格後部が連続する屈曲部の曲げ剛性を高めることができるだけでなく、外側壁、上壁、下壁および内側壁のオーバーラップしない部分を薄肉にして軽量化を図ることができる。しかも側方骨格前部および側方骨格後部の外郭を外側壁、上壁、下壁および内側壁に分割したので、それら四つの部材の全てを基本的に平坦な部材で構成してCFRP積層板の賦形性を高めることができるだけでなく、応力が集中する屈曲部を減らして強度を高めることができる。
また請求項9の構成によれば、側方骨格中央部は、外側壁、上壁および下壁が1枚のCFRP積層板で一体に構成されるので重量の軽減および生産性の向上が可能となり、しかも側方骨格中央部は、側方骨格前部および側方骨格後部に対して外面が平坦になるように重ね合わせて接合されるので、外面の段差をなくして外観を高めることができる。
また請求項10の構成によれば、側方骨格前部の内面に隔壁板を接合し、隔壁板の近傍の側方骨格前部にドアヒンジ取付部を設けたので、隔壁板により側方骨格前部が補強されてドアヒンジ取付部の強度が高められる。
自動車の車体フレームの斜め前方から見た斜視図。(第1の実施の形態) 自動車の車体フレームの斜め後方から見た斜視図。(第1の実施の形態) 図1の3方向矢視図。(第1の実施の形態) 図3の4A方向および4B方向矢視図。(第1の実施の形態) 図4の5−5線断面図。(第1の実施の形態) 図5の6部拡大図。(第1の実施の形態) 図4の7−7線断面図。(第1の実施の形態) 側方骨格の斜視図および分解斜視図。(第2の実施の形態) 図8の9A−9A線〜9E−9E線断面図。(第2の実施の形態) 図8の10A部および10B部拡大図。(第2の実施の形態)
第1の実施の形態
以下、図1〜図7に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。尚、本明細書において前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向とは、運転席に着座した乗員を基準として定義される。
図1〜図4に示すように、CFRP(カーボン繊維強化樹脂)を主たる材料とする自動車の車体フレームは、車体フロア11と、車体フロア11の左右両側部に沿って前後方向に延びる左右一対のサイドシル12,12と、左右のサイドシル12,12の前端から前上方に起立する左右一対のフロントピラーロア13,13と、左右のサイドシル12,12の後端から後上方に起立する左右一対のリヤピラー14,14と、左右のサイドシル12,12の前後方向中間部から上方に起立する左右一対のセンターピラー15,15と、左右のフロントピラーロア13,13の上端から左右のセンターピラー15,15の上端を経由して左右のリヤピラー14,14の上端に延びる左右一対の上部部材16,16とを備える。上部部材16は、前半部がフロントピラーアッパー16aを構成し、後半部がルーフサイドレール16bを構成する。そして左右のセンターピラー15,15の上端間がルーフアーチ24で接合される。
車体フロア11の前端と左右のフロントピラーロア13,13の前面とに平板状のダッシュパネルロア17が接合され、車体フロア11の後端と左右のリヤピラー14,14の後面とに平板状の後部隔壁18が接合され、 後部隔壁18の後端からリヤパーシェル19が後方に水平に延出する。車体フロア11の前端に左右一対のアルミニウム合金製の取付台座20,20が固定され、取付台座20,20の前端に左右一対のアルミニウム合金製のフロントサイドフレーム21,21の後端が固定される。
車体フロア11の下壁の後端から左右一対のリヤサイドフレーム22,22が後方に延びており、リヤピラー14,14およびリヤサイドフレーム22,22が左右一対のリヤホイールハウスインナー23,23で接合される。車体フロア11の上壁の後端は後部隔壁18の位置で終わっており、後部隔壁18の後方には車体フロア11の上壁とは別部材の後部フロア44が配置され、後部隔壁18よりも後方に延びる車体フロア11の下壁と後部フロア44とにより閉断面を有するリヤサイドフレーム22,22が構成される。そして後部フロア44の上方に荷室45が区画される。
図5および図6に示すように、車体フロア11は、車幅方向中央部を前後方向に延びる逆U字状のフロアトンネル部11aと、フロアトンネル部11aの車幅方向両側に連続すると左右一対のフロア部11b,11bとを備える。アンダーフロアパネル25は、トンネル部上壁25aと、トンネル部上壁25aの車幅方向外端から下方に延びる左右一対のトンネル部側壁25b,25bと、トンネル部側壁25b,25bの下端から車幅方向外側に延びるフロア部下壁25c,25cとを備え、左右一対のアッパーフロアパネル26,26のフロア部上壁26a,26aは、フロア部下壁25c,25cの上面に沿うように略平坦に形成される。
車体フロア11の車幅方向外端部では、アンダーフロアパネル25のフロア部下壁25cの車幅方向外端を上向きに折り曲げた接合フランジ25dと、アッパーフロアパネル26のフロア部上壁26aの車幅方向外端を上向きに折り曲げた接合フランジ26bとが重ね合わされて接合される。車体フロア11の車幅方向外端部は、車幅方向中央部に比べて上下方向に厚くなっており、その厚くなった部分に上下一対のエネルギー吸収部材30,30が配置される。エネルギー吸収部材30,30は衝撃吸収性能に優れたPA(ポリアミド)あるいはナイロン製の波板状の部材で構成される。
エネルギー吸収部材30,30の車幅方向内側には支持壁31が接着により固定されており、支持壁31の車幅方向外面に形成した嵌合溝31aにエネルギー吸収部材30,30が嵌合して接着により接合される。そしてエネルギー吸収部材30,30の上面がアッパーフロアパネル26の下面に接着により接合され、エネルギー吸収部材30,30の下面がアンダーフロアパネル25の上面に接着により接合される。
支持壁31の車幅方向内側であってフロア部11bの厚さが変化する部分に、前後方向に延びるCFRP製(あるいはアルミニウム製)の荷重分散フレーム32が配置される。荷重分散フレーム32の上面および下面はそれぞれアッパーフロアパネル26の下面およびアンダーフロアパネル25の上面に接着により接合され、かつ車幅方向外面は支持壁31の車幅方向内面に接着により接合される。荷重分散フレーム32の車幅方向内側のフロア部11bの内部に波板状のコア33が配置され、その上面および下面がそれぞれアッパーフロアパネル26の下面およびアンダーフロアパネル25の上面に接着により接合される。
サイドシル12は、車幅方向内側に向けてU字状に開放する外側壁46と、外側壁46の上端から車幅方向内側に延びる上壁47と、外側壁46の下端から車幅方向内側に延びる下壁48と、上壁47の車幅方向内端から下方に延びて下壁48の車幅方向内端に接合される内側壁49とを備えて四角形状の閉断面に構成されており、その内部に複数の隔壁板36…が前後方向に所定間隔で配置される。
外側壁46、上壁47、下壁48および内側壁49は、カーボン繊維のUDプリプレグを12層に積層して所定形状に賦形した状態で硬化させたもので、12層のUDプリプレグのカーボン連続繊維の配向方向は、前後方向を0°としたときに、+60゜、−60゜、0゜、0゜、−60゜、+60゜の2回の繰り返しである。このように、カーボン連続繊維を相互に120°で交差する三つの方向に均等に配向することで、CFRP積層板の強度を各方向に略均一にする擬似的な等方性を与えることができる。
外側壁46の上端および上壁47の車幅方向外端が接合するコーナー部50と、外側壁46の下端および下壁48の車幅方向外端が接合するコーナー部51と、上壁47の車幅方向内端および内側壁49の上端が接合するコーナー部52とにおいて、12層のCFRP積層板どうしが長さ30mm以上に亙ってオーバーラップしており、そのオーバーラップ部分で肉厚が2倍になっている。更に、下壁48の車幅方向内を延長した接合フランジ48aと、内側壁49の下端を折り曲げた接合フランジ49aとが相互にオーバーラップして接合されており、これによりサイドシル12は閉断面に構成される。
サイドシル12の下壁48は、車体フロア11の車幅方向外端部、つまりエネルギー吸収部材30,30の上部において、アッパーフロアパネル26の上面に載置されて接着により接合されるが、車体フロア11の車幅方向外端に形成した突出部11cがサイドシル12の車幅方向外端よりも距離α(図6参照)だけ車幅方向外側に突出しており、従って突出部11c内に延びるエネルギー吸収部材30,30の車幅方向外端部はサイドシル12の車幅方向外端よりも距離αだけ車幅方向外側に突出する。そしてサイドシル12の車幅方向外端と、アッパーフロアパネル26およびアンダーフロアパネル25の接合フランジ26b,25dに、CFRP製の板材よりなる断面クランク状の連結部材37の上下端部がそれぞれ接着により接合される。
図1、図2および図7に示すように、車体フロア11の突出部11cの前後方向中間部には、そこを部分的に切り欠いた凹部11jが形成されており、その凹部11jにアルミニウム合金製の押し出し材で構成されたセンターピラー支持ブラケット53が嵌合する。センターピラー支持ブラケット53は側壁53a、上壁53bおよび下壁53cを有して車幅方向内側に開放する断面コ字状の部材であり、側壁53aがサイドシル12の外側壁46および車体フロア11の凹部11jに当接し、上壁53bがサイドシル12の上壁47に当接し、下壁53cが車体フロア11の下面に当接することで、サイドシル12および車体フロア11を上下から挟むように固定される。この状態で、側壁53aから車幅方向外側に突出する突出部53dが、車体フロア11の突出部11cに前後方向に揃うように整列する。そして上壁53bの上面にセンターピラー15の下端が接合される。
次に、上記構成を備えた本発明の第1の実施の形態の作用を説明する。
CFRP製の車体フロア11の車幅方向外端に設けられるサイドシル12は、CFRP積層板よりなる外側壁46、上壁47、下壁48および内側壁49よりなる中空閉断面を備え、外側壁46および上壁47が接合するコーナー部50は厚肉となるように相互にオーバーラップし、外側壁46および下壁48が接合するコーナー部51は厚肉となるように相互にオーバーラップしている(図6参照)。車幅方向内向きに開放するU字状断面を有しているために強度が高い外側壁46は、上下のコーナー部50,51がそれぞれ上壁47および下壁48にオーバーラップすることで厚肉となって更に強度が増加するため、サイドシル12の前後端にフロントピラーロア13およびリヤピラー14が連続する屈曲部の曲げ剛性を高めながら、外側壁46、上壁47、下壁48および内側壁49のオーバーラップしない部分を薄肉にして軽量化を図ることができる。
またサイドシル12の外郭を外側壁46、上壁47、下壁48および内側壁49に分割したので、それら四つの部材の全てを基本的に平坦な部材で構成してCFRP積層板の賦形性を高めることができるだけでなく、応力が集中する屈曲部を減らして強度を高めることができる。しかもサイドシル12を構成するCFRP積層板は、疑似等方性となるようにカーボン連続繊維の配向方向が均等に異なる複数枚のUDプリプレグを積層して構成され、コーナー部50,51,52においてCFRP積層板は30mm以上オーバーラップするので、CFRP積層板自体の強度と、それをオーバーラップさせたコーナー部50,51,52の強度とを高め、側面衝突の衝突荷重に対するサイドシル12の強度を確保することができる。
また車体フロア11はサイドシル12よりも車幅方向外側に突出する突出部11cを備え、少なくとも突出部11c内にエネルギー吸収部材30,30を配置したので、側面衝突の衝突荷重をサイドシル12よりも先に車体フロア11の突出部11cに入力させ、車体フロア11の突出部11c内に配置したエネルギー吸収部材30,30の圧壊により衝突エネルギーの一部を吸収することで、サイドシル12の車幅方向内側への倒れを防止することができる。
このとき、サイドシル12よりも車幅方向内側の車体フロア11はCFRP積層板よりなるアンダーフロアパネル25およびCFRP積層板よりなるアッパーフロアパネル26間にコア33を挟持して構成され、かつ車体フロア11はエネルギー吸収部材30,30を収納する部分の厚さがコア33を収納する部分の厚さよりも大きく、エネルギー吸収部材30,30とコア33との間に荷重分散フレーム32を備えるので(図6参照)、サイドシル12に入力する側面衝突の衝突荷重に対し、エネルギー吸収部材30,30の厚さを増加させてエネルギー吸収性能を高めながら、その車幅方向内側の車体フロア11の厚さを減少させて軽量化を図ることができる。
また車体フロア11の突出部11cの一部を切り欠いた凹部11jに嵌合する金属製のセンターピラー支持ブラケット53の上壁53bおよび下壁53cで車体フロア11およびサイドシル12を上下から挟持し、センターピラー支持ブラケット53の上面にセンターピラー15の下端を支持したので、センターピラー支持ブラケット53が車体フロア11およびサイドシル12から車幅方向外側に突出するのを防止して車体のデザイン性を維持しながら、サイドシル12にセンターピラー15を強固に支持することができる。
またフロントピラーロア13の上端およびリヤピラー14の上端を、フロントピラーアッパー16aおよびルーフサイドレール16bを一体化した上部部材16で接続したので、車体のドア開口部まわりの強度を高めることができる。
また左右のリヤピラー14,14間に架設した後部隔壁18に車体フロア11のアッパーフロアパネル26,26の後端を接合し、後部隔壁18の後方に後部フロア44を有する荷室45を形成したので(図2参照)、アッパーフロアパネル26,26および後部フロア44を一つの部材で構成する場合に比べて、CFRP積層板の屈曲部を減少させて生産性を高めることができる。
第2の実施の形態
次に、図8〜図10に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態は、サイドシル12よりなる側方骨格中央部と、フロントピラーロア13よりなる側方骨格前部と、リヤピラー14よりなる側方骨格後部とをCFRP積層板で一体に構成した側方骨格の構造に関するものである。
側方骨格中央部(サイドシル12)は、外側壁46、上壁47および下壁48を一体に構成する略U字状断面の第1CFRP積層板S1と、内側壁49を構成する略平板状断面の第2CFRP積層板S1とを接合して閉断面に構成される(図9(C)参照)。
側方骨格中央部の前端に屈曲部を介して接続される側方骨格前部(フロントピラーロア13)は、何れも略平板状断面の外側壁46、上壁47、下壁48および内側壁49をそれぞれ構成する第3〜第6CFRP積層板S3〜S6を接合して閉断面に構成される(図9(A)参照)。同様に、側方骨格中央部の後端に屈曲部を介して接続される側方骨格後部(リヤピラー14)は、何れも略平板状断面の外側壁46、上壁47、下壁48および内側壁49をそれぞれ構成する第7〜第10CFRP積層板S7〜S10を接合して閉断面に構成される(図9(E)参照)。
側方骨格中央部の前端が側方骨格前部の後端に接続する部分では、側方骨格中央部が側方骨格前部の外側にオーバーラップして接着されるが、オーバーラップする部分に段差が発生しないように、側方骨格前部の後端がクランク状断面に折り曲げられる。これにより、側方骨格中央部および側方骨格前部の接続部の外面が平坦になって美観が確保される(図10(A)参照)。側方骨格中央部および側方骨格後部の接続部も、同様にして平坦に構成される(図10(B)参照)。
側方骨格前部の上部および下部には、フロントドアのドアヒンジ(図示せず)を取り付けるための金属製のドアヒンジ取付部54,54が固定される。ドアヒンジ取付部54,54の近傍の側方骨格前部の内部には、外側壁46、上壁47、下壁48および内側壁49の内面に全周を接続された隔壁板55,55が配置されており、隔壁板55,55によりドアヒンジ取付部54,54の取付強度が高められる。
以上のように、本実施の形態によれば、側方骨格前部および側方骨格後部では、外側壁46および上壁47が接合するコーナー部50は厚肉となるように相互にオーバーラップし、外側壁46および下壁48が接合するコーナー部51は厚肉となるように相互にオーバーラップするので、U字状断面を有するために強度が高い外側壁46は、その上下のコーナー部50,51が厚肉となって更に強度が増加することで、側方骨格中央部に側方骨格前部および側方骨格後部が連続する屈曲部の曲げ剛性を高めることができるだけでなく、外側壁46、上壁47、下壁48および内側壁49のオーバーラップしない部分を薄肉にして軽量化を図ることができる。
しかも側方骨格前部および側方骨格後部の外郭を外側壁46、上壁47、下壁48および内側壁49に分割したので、それら四つの部材の全てを基本的に平坦な部材で構成してCFRP積層板の賦形性を高めることができるだけでなく、応力が集中する屈曲部を減らして強度を高めることができる。
一方、側方骨格中央部は、外側壁46、上壁47、下壁48および内側壁49が1枚のCFRP積層板で一体に構成されるので重量の軽減および生産性の向上が可能となる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、サイドシル12を構成するCFRP積層板のUDプリプレグの積層数や、そのカーボン連続繊維の配向方向は実施の形態に限定されるものではない。
11 車体フロア
11c 突出部
11j 凹部
12 サイドシル
13 フロントピラーロア
14 リヤピラー
15 センターピラー
16 上部部材
16a フロントピラーアッパー
16b ルーフサイドレール
18 後部隔壁
25 アンダーフロアパネル
26 アンダーフロアパネル
30 エネルギー吸収部材
32 荷重分散フレーム
33 コア
44 後部フロア
45 荷室
46 外側壁
47 上壁
48 下壁
49 内側壁
50 コーナー部
51 コーナー部
53 センターピラー支持ブラケット
54 ドアヒンジ取付部
55 隔壁板

Claims (10)

  1. 車体フロア(11)の車幅方向外端部の上面に接合されるサイドシル(12)と、前記サイドシル(12)の前端から起立するフロントピラーロア(13)と、前記サイドシル(12)の後端から起立するリヤピラー(14)とをCFRP積層板で一体に構成する自動車の車体構造であって、
    前記サイドシル(12)の横断面は、車幅方向内側に開放するU字状の外側壁(46)と、前記外側壁(46)の上端から車幅方向内側に延びる上壁(47)と、前記外側壁(46)の下端から車幅方向内側に延びる下壁(48)と、前記上壁(47)の車幅方向内端から下方に延びて前記下壁(48)の車幅方向内端に接合する内側壁(49)とを備え、前記外側壁(46)および前記上壁(47)が接合するコーナー部(50)は厚肉となるように相互にオーバーラップし、前記外側壁(46)および前記下壁(48)が接合するコーナー部(51)は厚肉となるように相互にオーバーラップすることを特徴とする自動車の車体構造。
  2. 前記CFRP積層板は、疑似等方性となるようにカーボン連続繊維の配向方向が異なる複数枚のUDプリプレグを積層して構成され、前記コーナー部(50,51)において前記CFRP積層板は30mm以上オーバーラップすることを特徴とする、請求項1に記載の自動車の車体構造。
  3. 前記車体フロア(11)は前記サイドシル(12)よりも車幅方向外側に突出する突出部(11c)を備え、少なくとも前記突出部(11c)内にエネルギー吸収部材(30)を配置したことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の自動車の車体構造。
  4. 前記車体フロア(11)は、CFRP積層板よりなるアンダーフロアパネル(25)およびCFRP積層板よりなるアッパーフロアパネル(26)間に挟持したコア(33)を備え、前記エネルギー吸収部材(30)を収納する部分の厚さが前記コア(33)を収納する部分の厚さよりも大きく、前記エネルギー吸収部材(30)と前記コア(33)との間に荷重分散フレーム(32)を備えることを特徴とする、請求項3に記載の自動車の車体構造。
  5. 前記フロントピラーロア(13)の上端および前記リヤピラー(14)の上端を、フロントピラーアッパー(16a)およびルーフサイドレール(16b)を一体化した上部部材(16)で接続したことを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の自動車の車体構造。
  6. 左右の前記リヤピラー(14)間に架設した後部隔壁(18)に前記車体フロア(11)の後端を接合し、前記後部隔壁(18)の後方に前記車体フロア(11)よりも一段高い後部フロア(44)を有する荷室(45)を形成したことを特徴とする、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の自動車の車体構造。
  7. 前記突出部(11c)を切り欠いた凹部(11j)に嵌合する金属製のセンターピラー支持ブラケット(53)で前記車体フロア(11)および前記サイドシル(12)を上下から挟持し、前記センターピラー支持ブラケット(53)にセンターピラー(15)の下端を支持したことを特徴とする、請求項3に記載の自動車の車体構造。
  8. サイドシル(12)を構成する側方骨格中央部と、前記サイドシル(12)の前端から屈曲部を介して起立してフロントピラーロア(13)を構成する側方骨格前部と、前記サイドシル(12)の後端から屈曲部を介して起立してリヤピラー(14)を構成する側方骨格後部とをCFRP積層板で一体に形成し、
    前記側方骨格前部および前記側方骨格後部の横断面は、車幅方向内側に開放するU字状の外側壁(46)と、前記外側壁(46)の上端から車幅方向内側に延びる上壁(47)と、前記外側壁(46)の下端から車幅方向内側に延びる下壁(48)と、前記上壁(47)の車幅方向内端から下方に延びて前記下壁(48)の車幅方向内端に接合する内側壁(49)とを備え、前記外側壁(46)および前記上壁(47)が接合するコーナー部(50)は厚肉となるように相互にオーバーラップし、前記外側壁(46)および前記下壁(48)が接合するコーナー部(51)は厚肉となるように相互にオーバーラップすることを特徴とする自動車の車体構造。
  9. 前記側方骨格中央部は、外側壁(46)、上壁(47)および下壁(48)が1枚のCFRP積層板で一体に構成され、前記側方骨格前部および前記側方骨格後部に対して外面が平坦になるように重ね合わせて接合されることを特徴とする、請求項8に記載の自動車の車体構造。
  10. 前記側方骨格前部の内面に隔壁板(55)を接合し、前記隔壁板(55)の近傍の前記側方骨格前部にドアヒンジ取付部(54)を設けたことを特徴とする、請求項8または請求項9に記載の自動車の車体構造。
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