JP2016112915A - 車両の前部車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒンジピラーとエプロンレインとを前上がり傾斜状に連結する連結部材と、フロントサイドフレームのダッシュ突き当り部とヒンジピラーとを連結するダッシュクロスメンバとを設定した構造における前突性能のより一層の向上を図ること。【解決手段】左右一対の上下に延びるヒンジピラー20と、これらヒンジピラー20の間に配設されたダッシュパネル1の車幅方向に延び、その車外側端部がヒンジピラー20に結合されたダッシュクロスメンバ90と、ヒンジピラー20から前方に延びるエプロンレイン30と、ヒンジピラー20とエプロンレイン30とを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材40とを備えた車両の前部車体構造において、ヒンジピラー20におけるダッシュクロスメンバ90の結合部位20Dと、ヒンジピラーにおける連結部材40の結合部位20Cとが、略同じ高さに位置するよう配設された。【選択図】図3

Description

この発明は、左右一対の上下に延びるヒンジピラーと、左右一対の前記ヒンジピラーの間に配設されたダッシュパネルと、該ダッシュパネルの後面で車幅方向に延び、その車外側端部がヒンジピラーに結合されたダッシュクロスメンバと、ヒンジピラーの上部から前方に延びるエプロンレインフォースメントと、ヒンジピラーとエプロンレインフォースメントとを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材とを備えた車両の前部車体構造に関する。
従来より、車両の前部車体構造においては、左右一対の上下に延びるヒンジピラーと、左右一対のヒンジピラーの間に配設されたダッシュパネルと、ダッシュパネルの後面で車幅方向に延び、その車外側端部がヒンジピラーに結合されたダッシュクロスメンバと、ヒンジピラーの上部から前方に延びるエプロンレインフォースメントとを備えた車体構造が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1の「自動車の前部構造」は、タイヤの後方上方においてフロントヒンジピラーとエプロンレインフォースメントとを前上がり傾斜状に連結する連結部材を備えた構成とし、前突荷重をエプロンレインフォースメントからフロントヒンジピラーへ伝達するだけでなく連結部材を介して車両後方へと分散吸収する構成としている。
特許文献2の「自動車の前部車体構造」は、車体前部両側に配設されるフロントフレームの後部間は、該フロントサイドフレームのダッシュ突き当り部とヒンジピラーとを連結するクロスメンバー(ダッシュクロスメンバ)に連結され、該クロスメンバーは、縦方向に延びる第1連結部材を介してトンネル部と接合するとともに、車幅方向の両端は、カウルサイドパネル及び、ヒンジピラーの内面にも接合されている。
これにより、前突荷重を車両後方に伝達、分散するために、フロントフレームからトンネル部へのロードパス、及びフロントフレームからサイドシルへのロードパスなど、複数のロードパスを構成している。
しかしながら特許文献1及び2の記載によれば、上述したように、複数のロードパスにより前突荷重を車両後方へと分散吸収する記載は伺えるものの、ヒンジピラーにおける連結部材の結合部位と、ヒンジピラーにおけるダッシュクロスメンバの結合部位との高さ関係において何ら言及されておらず、エプロンレインフォースメント側からとフロントサイドフレーム側からとの異なる経路を辿るロードパスの経路途中であるヒンジピラーにおいて重なる場合における荷重の効率的な分散、吸収を図るためにのさらなる検討の余地があった。
特許第5239474号公報 実用新案登録第2531718号公報
そこでこの発明は、ヒンジピラーとエプロンレインフォースメントとを前上がり傾斜状に連結する連結部材と、フロントサイドフレームのダッシュ突き当り部とヒンジピラーとを連結するダッシュクロスメンバとを設定した構造における前突性能のより一層の向上を図ることを目的とする。
この発明は、左右一対の上下に延びるヒンジピラーと、左右一対の前記ヒンジピラーの間に配設されたダッシュパネルと、前記ダッシュパネルの後面で車幅方向に延び、その車外側端部が前記ヒンジピラーに結合されたダッシュクロスメンバと、前記ヒンジピラーの上部から前方に延びるエプロンレインフォースメントと、前記ヒンジピラーと前記エプロンレインフォースメントとを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材と、を備えた車両の前部車体構造であって、前記ヒンジピラーにおける前記ダッシュクロスメンバの結合部位と、前記ヒンジピラーにおける前記連結部材の結合部位とが、略同じ高さに位置するよう配設されたものである。
前記構成によれば、複数のロードパスによりヒンジピラーに伝わる前突荷重を効率的にヒンジピラーから例えば、サイドシル等のヒンジピラーよりも車両後方へと伝達することができる。
これにより、ヒンジピラーとエプロンレインフォースメントとを前上がり傾斜状に連結する連結部材と、フロントサイドフレームのダッシュ突き当り部とヒンジピラーとを連結するダッシュクロスメンバとを設定した構造における前突性能のより一層の向上を図ることができる。
この発明の態様によれば、前記ヒンジピラーの内部空間におけるダッシュクロスメンバの結合部位に、節部材が設けられたものである。
上記構成によれば、前記ヒンジピラーにおける前記連結部材の結合部位は、前記ヒンジピラーにおける前記ダッシュクロスメンバの結合部位と略同じ高さに位置するため、前突荷重が集中し易いが、前記ヒンジピラーにおける前記連結部材の結合部位に節部材を設けることによって、該結合部位が潰れることがなくダッシュクロスメンバからヒンジピラーへと荷重をしっかりと伝達することができる。
従って、前突荷重を、ヒンジピラーを介してサイドシル等の車両後方へとより一層効率的に伝達することができる。
またこの発明の態様によれば、前記節部材のダッシュクロスメンバ側の端部が、車両前側ほど上方に傾斜して形成され、前記ダッシュクロスメンバのヒンジピラー側端部が、車両前側ほど上方に傾斜して形成され、前記節部材のダッシュクロスメンバ側の端部と前記ダッシュクロスメンバのヒンジピラー側端部とが、前記ヒンジピラーを介して結合されたものである。
前記構成によれば、ダッシュクロスメンバからヒンジピラー下部、つまりサイドシル方向への荷重伝達効果をより一層高めることができる。
なお、前記節部材のダッシュクロスメンバ側の端部と、前記ダッシュクロスメンバのヒンジピラー側端部とは、いずれも車両前側ほど上方に傾斜して形成していれば、互いに同じ傾斜角度であっても、異なる傾斜角度であってもよいが、同じ傾斜角度であれば、異なる傾斜角度よりもより効率的に荷重伝達効果を高めることができるため好ましい。
この発明によれば、ヒンジピラーとエプロンレインフォースメントとを前上がり傾斜状に連結する連結部材と、フロントサイドフレームのダッシュ突き当り部とヒンジピラーとを連結するダッシュクロスメンバとを設定した構造における前突性能のより一層の向上を図ることができる。
車体前部構造を車室側から視た斜視図。 車体前部構造を右斜め後方から視た斜視図。 図2中のA−A矢視線断面図。 図3中のB−B矢視線断面図。 傾斜状節部材の斜視図。 ヒンジピラーインナパネルを図示省略した図4中の領域Zの拡大図。 図6に対応させて示した第2実施形態の傾斜状節部材の説明図。 第2実施形態の傾斜状節部材の斜視図。 第1実施形態、及び第2実施形態の節部材の右側面図。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
なお、図中、矢印(F)は車体前方、矢印(R)は車体後方を示し、矢印(IN)は車体内方、矢印(OUT)は車体外方を示し、矢印(U)は車体上方を示す。
図面は本実施形態の車両の前部車体構造を示し、図1は車体前部構造を車室側から視た斜視図を示し、図2は車体前部構造を右斜め後方から視た斜視図を示し、図3は図2中のA−A矢視線断面図を示し、図4は図3中のB−B矢視線断面図を示し、図5は傾斜状節部材の斜視図を示し、図6はヒンジピラーインナパネルを図示省略した図4中の領域Zの拡大図を示し、図7は図6に対応させて示した第2実施形態の傾斜状節部材のヒンジピラーへの取付け部分の説明図を示し、図8は第2実施形態の傾斜状節部材の斜視図を示し、図9(a)は第1実施形態の傾斜状節部材の右側面図を示すとともに、図9(b)は第2実施形態の一体型節部材の右側面図を示す。なお、図1、図6、及び図7中のフロントヒンジピラー20のインナパネル20Bは図示省略している。
以下、本発明の実施の形態に係る車両10の前部構造について説明する。
図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る車両10の車体前部には、エンジンが収容されるエンジンルームZ1と乗員が搭乗する車室Z2とを仕切り、該車室2の前壁部を構成しているダッシュパネル1を備えている。
図1〜図4に示すように、ダッシュパネル1の左右両端部にはそれぞれフロントドア(図示せず)を枢支する左右一対のフロントヒンジピラー20,20(一方のみを図示する)が上下方向に延びるように立設されている。フロントヒンジピラー20(以下、「ヒンジピラー20」という。)は、上下に延びる閉断面構造とされている。
前記ヒンジピラー20は、図1〜図4の特に図3に示すように、車幅方向外側に膨出する断面略ハット状のアウタパネル20Aと、車幅方向内側のインナパネル20Bと、これらの間に補強部材として配設されたレインパネル20Cにより構成されており、アウタパネル20Aとインナパネル20Bとの各フランジ部を互いに接合することで、上下方向に延びる閉断面を構成している。ヒンジピラー20の内部空間20Zには、該内部空間20Zを上下に仕切る補強部材としての節部材60(例えば、図1中の60A,60B,60C参照)を上下方向の所定間隔ごとに配設している。
そして、図1、及び図2に示すように、ヒンジピラー20の下部では、その下部から後方に延びるサイドシル12が結合されている。サイドシル12は、ヒンジピラー20から車体後方向に連続して延びる閉断面構造とされている。
さらに、ヒンジピラー20の上端部からは、図2に示すように、後方かつ上方にフロントピラー13が延びている。フロントピラー13は、ヒンジピラー20から後方かつ上方に連続して延びる閉断面構造とされている。
なお、フロントピラー13の後方には、前後方向に延びる図示しないルーフサイドレールを設け、ルーフサイドレールとサイドシル12との間に上下方向に接続する図示しないセンターピラーを設けている。
そして、図2に示すように、上述したヒンジピラー20、サイドシル12、及びフロントピラー13に加え、図示省略するルーフサイドレール及びセンターピラーで囲繞された前席乗員の昇降口としてのドア開口部Aを形成し、このドア開口部Aをフロントドア(図示省略)で開閉すべく構成している。
なお、本実施例においてはヒンジピラー20、サイドシル12、フロントピラー13、ルーフサイドレール及びセンターピラーの各アウタパネルは、それぞれ一体に形成してサイドフレームアウタとして構成している。
また、図2に示すように、左右のヒンジピラー3の上端部側から前方に左右一対のエプロンレインフォースメント30,30(図面では、一方のみを示す)が延びている。このエプロンレインフォースメント30(以下、「エプロンレイン30」と略記する。)は、インナパネル(図示省略)とアウタパネル30Aとを接合固定して、車両前後方向に延びるエプロンレイン閉断面を備えた車体剛性部材である。
図2、及び図3に示すように、エプロンレイン30に対して平面視でほぼ平行であるとともに、車幅方向内方、且つ下方に離間した位置には、左右一対のフロントサイドフレーム3,3(一方のみを図示する)が車体前後方向に延びている。このフロントサイドフレーム3は、インナパネル3Bとアウタパネル3Aとを接合固定して、車両前後方向に延びるフロントサイド閉断面を備えた車体剛性部材である。フロントサイドフレーム3は、その後端部がダッシュパネル1に接続されたダッシュパネル接続部3Sを構成し、ダッシュパネル接続部3Sからフロアパネル8よりも高い位置で前方に延びている(図3参照)。
図1、図3、及び図4に示すように、ダッシュパネル1は、フロントサイドフレーム3が接続されるダッシュパネル接続部3Sとヒンジピラー20とをホイールハウス5を跨ぐように車室Z2側(ダッシュパネル1の後面側)において連結するダッシュクロスメンバ90が設けられている。このダッシュクロスメンバ90は、車幅方向に延びる断面ハット状に形成したダッシュクロスメンバ本体部91と、ダッシュパネル1の車室Z2側の面、及びヒンジピラーインナパネル20Bの外面に、断面ハット形状の開放口側の周縁沿いに形成したフランジ部92とで形成され、該ダッシュパネル1及びヒンジピラーインナパネル20Bとの間に閉断面構造を形成している(同図参照)。
図1、図4及び図6に示すように、ダッシュクロスメンバ90の車幅方向の外側端部、つまり、ヒンジピラー20の内部空間20Zに備えた複数の節部材60(60A,60B,60C)のうち後述する傾斜状節部材60A等の節部材60A,60Cに対応する部位には、ダッシュクロスメンバ本体部91の車幅方向の外側端部(ヒンジピラー20側端部)から上方に突出するヒンジピラー接合上側フランジ部92Uを設けるとともに、下方に突出するヒンジピラー接合下側フランジ部92Dを設け、いずれもダッシュクロスメンバ90の周縁に形成した他のフランジ部92よりも突き出して形成している。
ダッシュクロスメンバ90のヒンジピラー接合上側フランジ部92U、及びヒンジピラー接合下側フランジ部92Dには前後、及び上下に所定の間隔を隔ててボルトを挿通する2箇所のボルト挿通孔93が形成されており(図4参照)、また、該ヒンジピラー接合上側フランジ部92Uの上端辺部92Uaは、車両前側ほど上方に傾斜して形成されている(同図参照)。
また、図4に示すように、フロントサイドフレーム3のダッシュパネル接続部3Sは、ダッシュパネル1の傾斜する前面に沿って後方下方へ湾曲して延びるフロアフレームロア11Lの前端部11Laに接合されている。
図3に示すように、フロアフレームアッパ11Uは断面ハット状の形状をしており、フロアパネル8の下方において車両前後方向に延びるフロアフレームロア11L(図4参照)と車幅方向において一致する位置において、フロアパネル8とで車体前後方向に延びる閉断面を形成している。
ダッシュパネル1の下部及びフロアパネル8には、車幅方向ほぼ中央において前後方向に延び、かつ上方へ膨出するトンネル部9が設けられている(図2参照)。
なお、図2中の符号6は、ダッシュパネル1の上部左右両側部前方であって、フロントサイドフレーム3よりも車幅方向外側で且つ、エプロンレイン30よりも車幅方向内側に、フロントタイヤ(図示省略)に対応して設けられたサスペンション装置(図示省略)の上部を支持するために備えたサスペンションタワーである。図1中の符号7は、ダッシュパネル1の上部に車幅方向に延びるように設けられたカウル部であり、図1、図3、及び図4中の符号5は、フロントタイヤ用のホイールハウスである。
また、図示省略するが、フロントサイドフレーム3及びエプロンレイン30の前端部に跨って取り付けられた左右のプレート間には、クラッシュカンを介して、車幅方向に延びるバンパレインフォースメントが取り付けられている(図示省略)。クラッシュカンは、車体前後方向の衝撃荷重が入力されたときに車体前後方向に圧縮変形するように構成されている。
ところで、本実施の形態においては、図2に示すように、車両前側ほど上方に傾斜する方向に延びる連結部材40をヒンジピラー20とエプロンレイン30とを筋交い状に連結させて設けられている。
図2、及び図3に示すように、連結部材40の上面部40Uの前端部(上端部)は、エプロンレイン30の下面部に突き当てて接合するとともに、連結部材40の上面の後端部(下端部)は、ヒンジピラー20の前面部に突き当てて接合している。
そして、上述したように、ヒンジピラー20の内部空間20Zには、ヒンジピラー20を上下に仕切る補強部材としての複数の節部材60(60A,60B,60C)がヒンジピラー20の上下方向に沿って所定の間隔ごとに配設されているが、図2、及び図3に示すように、ヒンジピラー20の内部空間20Zにおける連結部材40との結合部位20Cには、傾斜状節部材60Aを備えている。
一方、傾斜状節部材60Aは、図1、図3及び図6に示すように、ヒンジピラー20におけるダッシュクロスメンバ90の結合部位20Dに対応する位置、詳しくは、ヒンジピラー20の内部空間20Zにおけるダッシュクロスメンバ90の結合部位20Zdに、ヒンジピラーインナパネル20Bを介在させてダッシュクロスメンバ90に結合している。
すなわち、図3に示すように、ヒンジピラー20における連結部材40の結合部位20Cと、ヒンジピラー20におけるダッシュクロスメンバ90の結合部位20Dとは、略同じ高さに位置するよう配設されている。
続いて、傾斜状節部材60Aについて以下、詳述する。
傾斜状節部材60Aは、図1、図2、図5、及び図9(a)に示すように、ヒンジピラー20の内部空間20Zを車両前側ほど上方に傾斜した姿勢で上下に仕切る傾斜仕切面部61と、傾斜仕切面部61をヒンジピラー20のインナパネル20B、及びアウタパネル20Aとの対向面に接続する節部材フランジ部62とで形成している(図5参照)。
傾斜仕切面部61は、ヒンジピラー20の内部空間20Zを車両前側ほど上方に傾斜した姿勢で配設したとき、ヒンジピラー20の前面部20Fと後面部20Rとの間に架設可能な長辺を有する前高後低状の略長方形状の板状に形成し(図2、図6参照)、その上面部には対角線に沿ってクロスするX字状に突出した補強ビード68を形成している。
節部材フランジ部62は、車幅方向の左右各端、及び車両前後方向(上下方向)の各端において、それぞれ上下異なる方向に突出して形成している。
具体的には、図5、及び図9(a)に示すように、節部材フランジ部62としては、傾斜仕切面部61の車幅方向の内側端辺部から上方へ突出する車幅方向内側フランジ部62aと、傾斜仕切面部61の車幅方向の外側端辺部から下方へ突出する車幅方向外側フランジ部62bと、傾斜仕切面部61の前端辺部(上端部)から上方へ突出する車幅方向上側フランジ部62cと、傾斜仕切面部61の後端辺部(下端部)から下方へ突出する車幅方向下側フランジ部62dとを備えている。
傾斜状節部材60Aの車幅方向内側フランジ部53には、ボルトを挿通するボルト挿通孔63が所定の間隔を隔てて2箇所形成されている。
図5、及び図9(a)に示すように、車幅方向内側フランジ部62aの上端辺部62au、及び車幅方向外側フランジ部62bの下端辺部62bdは、傾斜仕切面部61の傾斜角度と略同じ角度となるよう車両前方ほど上方に傾斜して形成している。
そして、図2、及び図3に示すように、ヒンジピラー20の内部空間20Zに傾斜仕切面部61が車両前側ほど上方に傾斜した姿勢となるように配置した状態で、車幅方向内側フランジ部62aとインナパネル20Bとをインナパネル20Bの外面から重ね合わせるとともに、車幅方向外側フランジ部62bとヒンジピラー20の外面20T(若しくは、ヒンジピラー20のレインパネル20Cの外面20T)、車幅方向上側フランジ部62cとヒンジピラー20の前面20F、及び車幅方向下側フランジ部62dとヒンジピラー20の後面20Rのそれぞれを、ヒンジピラー20のアウタパネル20A内面側から互いに重ね合わせてスポット溶接により接合している。
これにより、図1〜図3に示すように、傾斜状節部材60Aは、ヒンジピラー20におけるダッシュクロスメンバ90の結合部位20D、及びヒンジピラー20における連結部位の結合部位20Cにおいて、ヒンジピラー20の内部空間20Zを上下に仕切るように配置される。
ここで、傾斜状節部材60Aの車幅方向内側フランジ部62aとダッシュクロスメンバ90のヒンジピラー接合上側フランジ部92Uとは、ヒンジピラー20のインナパネル20Bを介して結合している(図1、図2〜図4、図6参照)。
具体的には、傾斜状節部材60の車幅方向内側フランジ部62aとダッシュクロスメンバ90のヒンジピラー接合上側フランジ部92Uとが、ヒンジピラー20のインナパネル20Bを介して重ね合わせ、車幅方向内側フランジ部62a、インナパネル20B、及びヒンジピラー接合上側フランジ部92Uのそれぞれに形成したボルト挿通孔63,93が互いに連通し、これらボルト挿通孔63,93に挿通した図示省略するボルト等で車幅方向内側フランジ部62aとヒンジピラー接合上側フランジ部92Uとをインナパネル20Bを介して共締めしている。
このように、傾斜状節部材60Aの車幅方向内側フランジ部62aとダッシュクロスメンバ90のヒンジピラー接合上側フランジ部92Uとを、ヒンジピラー20のインナパネル20Bを介して結合した状態において、図6に示すように、車幅方向内側フランジ部62aの上端辺部62auとヒンジピラー接合上側フランジ部92Uの上端辺部92Uaとは、前側ほど上方に傾斜した傾斜角度で互いに一致する。
なお、図6に示すように、ダッシュクロスメンバ90のヒンジピラー接合下側フランジ部92Dについても、上述したように、ヒンジピラー20のインナパネル20Bに結合されるが、ヒンジピラー20の内部空間20Zにおいて傾斜状節部材60Aよりも下方に有する節部材60Cの車幅方向内側フランジ部62Caとヒンジピラー20のインナパネル20Bを介して図示省略するボルト等で結合する。
以上詳述したように本実施例の前部車体構造は、左右一対の上下に延びるヒンジピラー20と、左右一対のヒンジピラー20の間に配設されたダッシュパネル1と、ダッシュパネル1の後面で車幅方向に延び、その車外側端部がヒンジピラー20に結合されたダッシュクロスメンバ90と、ヒンジピラー20の上部から前方に延びるエプロンレイン30と、ヒンジピラー20とエプロンレイン30とを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材40と、を備えた車両の前部車体構造であって、ヒンジピラー20におけるダッシュクロスメンバ90の結合部位20Dと、ヒンジピラー20における連結部材40の結合部位20Cとが、略同じ高さに位置するよう配設されたものである(図1〜図3参照)。
前記構成によれば、ヒンジピラー20に対してダッシュクロスメンバ90側から伝わる前突荷重F1(図1中の矢印F1参照)と、ヒンジピラー20に対して連結部材40側から伝わる前突荷重F2(図2中の矢印F2参照)とを略同じ高さ位置でヒンジピラー20に伝達することができるため(図3参照)、複数のロードパスを設けた構成において、前突荷重を効率的にヒンジピラー20に伝えることができ、その荷重をサイドシル12等の車両後方へと伝達することができる。
これにより、ヒンジピラー20とエプロンレイン30とを前上がり傾斜状に連結する連結部材40と、フロントサイドフレーム3のダッシュパネル接続部3S(ダッシュパネル1に突き当たるダッシュ突き当り部)とヒンジピラー20とを連結するダッシュクロスメンバ90とを設定した構造における前突性能のより一層の向上を図ることができる。
この発明の態様によれば、ヒンジピラー20の内部空間20Zにおけるダッシュクロスメンバ90の結合部位20Zdに、節部材としての傾斜状節部材60Aが設けられたものである(図1、図3、図6参照)。
前記構成によれば、ヒンジピラー20における連結部材40の結合部位20Cは、ヒンジピラー20におけるダッシュクロスメンバ90の結合部位20Dと略同じ高さに位置するため(図3参照)、この結合部位20C,20Dに荷重が集中し易いが、ヒンジピラー20における連結部材40の結合部位20Cに傾斜状節部材60Aを設けることによって、該結合部位20C,20Dが潰れることがなくダッシュクロスメンバ90からヒンジピラー20へと荷重F1をしっかりと伝達することができる(図1参照)。
従って、前突荷重を、ヒンジピラー20を介してサイドシル12等の車両後方へとより一層効率的に伝達することができる。
次に、他の実施形態の節部材60について説明する。但し、上述した傾斜状節部材60Aと同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。他の実施形態の節部材60は、図7に示すように、ヒンジピラー20の内部空間20Zにおけるダッシュクロスメンバ90の結合部位20Zdにおいて、傾斜状節部材60Aとその下方に配設した節部材60Cとを一体に形成した一体型節部材160である。
具体的には、図8、図9(b)に示すように、一体型節部材160は、傾斜状上面部161Uと、該傾斜状上面部161Uの下方に配置される下面部161Dと、該傾斜状上面部161Uの後端と該下面部161Dの後端とをつなぐ底面部162d(後面部162d)とを有している。
一体型節部材160は、傾斜状上面部161Uの車幅方向の内側端辺部から上方へ突出する上面内側フランジ部162Uaと、傾斜状上面部161Uの車幅方向の外側端辺部から下方へ突出する上面外側フランジ部162Ubと、傾斜状上面部161Uの前端辺部(上端部)から上方へ突出する上面前側フランジ部162Ucとを備えている。
さらに、一体型節部材160は、下面部161Dの車幅方向の内側端辺部から上方へ突出する下面内側フランジ部162Daと、下面部161Dの車幅方向の外側端辺部から下方へ突出する下面外側フランジ部162Dbと、下面部161Dの前端辺部(上端部)から下方へ突出する下面前側フランジ部162Dcとを備えている。
上面内側フランジ部162Ua、及び下面内側フランジ部162Daのそれぞれには、ボルト(図示省略)を挿通するボルト挿通孔63が所定の間隔を隔てて2箇所形成されている。
図8、及び図9(b)に示すように、上面内側フランジ部162Uaの上端辺部162au、及び上面外側フランジ部162Ubの下端辺部162adは、傾斜状上面部161Uの配置角度と略同じ角度となるよう車両前方ほど上方に傾斜して形成している。
そして、図7に示すように、ヒンジピラー20の内部空間20Zにおけるダッシュクロスメンバ90との結合部位20Zdにおいて、傾斜状上面部161Uが車両前側ほど上方に傾斜した姿勢となるように一体型節部材160を配置した状態で、上面内側フランジ部162Ua、及び下面内側フランジ部162Daをインナパネル20Bに対して該インナパネル20Bの外面から重ね合わせる。
また、上面外側フランジ部162Ub、及び下面外側フランジ部162Dbのそれぞれと、ヒンジピラー20の外面20Tとをヒンジピラー20のアウタパネル20A内面側から互いに重ね合わせる。
同様に、上面前側フランジ部162Uc、及び下面前側フランジ部162Dcのそれぞれとヒンジピラー20の前面20Fとをヒンジピラー20のアウタパネル20A内面側から互いに重ね合わせる。さらに、一体型節部材160の底面部162dとヒンジピラー20の後面20Rとをヒンジピラー20のアウタパネル20A内面側から互いに重ね合わせる(図7参照)。
そして、一体型節部材160とヒンジピラー20との上述した重ね合わせ部分をスポット溶接により接合している。
さらに、ダッシュクロスメンバ90のヒンジピラー接合上側フランジ部92U、及び上面内側フランジ部162Uaと、ヒンジピラー接合下側フランジ部92D、及び下面内側フランジ部162Daとが、それぞれヒンジピラー20のインナパネル20Bを介して図示省略するボルト、ナット等で共締めにより結合されている。
この発明の態様によれば、節部材としての一体型節部材160が、上面部としての傾斜状上面部161Uと、該傾斜状上面部161Uの下方に配置される下面部161Dと、該傾斜状上面部161Uの後端と該下面部161Dの後端とをつなぐ底面部162dとを有し(図8、図9(b)参照)、ダッシュクロスメンバ90の上面のヒンジピラー20側端部の端部としてのヒンジピラー接合上側フランジ部92Uが、節部材の上面の端部としての上面内側フランジ部162Uaと、ダッシュクロスメンバ90の下面のヒンジピラー20側端部の端部としてのヒンジピラー接合下側フランジ部92Dが、節部材の下面の端部としての下面内側フランジ部162Daと、それぞれヒンジピラー20を介して結合され、一体型節部材160の底面部162dが、ヒンジピラー20に結合されたものである(図7参照)。
上記構成によれば、ヒンジピラー接合上側フランジ部92Uが一体型節部材160の上面内側フランジ部162Uaと、ヒンジピラー接合下側フランジ部92Dが一体型節部材160の下面内側フランジ部162Daと、それぞれヒンジピラー20を介して結合されているため、ダッシュクロスメンバ90からヒンジピラー20へ荷重伝達する際に、ヒンジピラー接合上側フランジ部92Uから一体型節部材160の上面内側フランジ部162Uaと、ヒンジピラー接合下側フランジ部92Dから一体型節部材160の下面内側フランジ部162Daとの双方を通じてダッシュクロスメンバ90からの荷重を一体型節部材160に、より効率的に伝達することができる。さらに、上記構成によれば、一体型節部材160の底面部162dがヒンジピラー20の後面20Rに結合されているため、一体型節部材160に伝達された荷重を該一体型節部材160の底面部162dからヒンジピラー20へ効率的に伝達することができる。
従って、前突時のダッシュクロスメンバ90からヒンジピラー20への荷重をより一層効率的に伝達することができ、車両前突時のダッシュクロスメンバ90からヒンジピラー20、サイドシル12への荷重伝達性能を向上させることができる。
この発明の構成と、上述した他の実施例との対応において、
この発明の節部材は、実施例の傾斜状節部材60A、及び一体型節部材160に対応し、
以下、同様に、
前記節部材のダッシュクロスメンバ側の端部は、車幅方向内側フランジ部62a,162Uaに対応し、
前記ダッシュクロスメンバのヒンジピラー側端部は、ヒンジピラー接合上側フランジ部92Uに対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、例えば、左右一対の上下に延びるヒンジピラーと、左右一対の前記ヒンジピラーの間に配設されたダッシュパネルと、前記ダッシュパネルの後面で車幅方向に延び、その車外側端部が前記ヒンジピラーに結合されたダッシュクロスメンバと、前記ヒンジピラーの上部から前方に延びるエプロンレインフォースメントと、前記ヒンジピラーと前記エプロンレインフォースメントとを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材と、を備えた車両の前部車体構造について有用である。
1…ダッシュパネル
90…ダッシュクロスメンバ
30…エプロンレインフォースメント
40…連結部材
20D…ヒンジピラーにおけるダッシュクロスメンバの結合部位
20C…ヒンジピラーにおける連結部材の結合部位
20Z…ヒンジピラーの内部空間
20Zd…ヒンジピラーの内部空間におけるダッシュクロスメンバの結合部位
60A…傾斜状節部材(節部材)
160…一体型節部材(節部材)
62a,162Ua…車幅方向内側フランジ部(節部材のダッシュクロスメンバ側の端部)
92U…ヒンジピラー接合上側フランジ部(ダッシュクロスメンバのヒンジピラー側端部)

Claims (3)

  1. 左右一対の上下に延びるヒンジピラーと、
    左右一対の前記ヒンジピラーの間に配設されたダッシュパネルと、
    前記ダッシュパネルの後面で車幅方向に延び、その車外側端部が前記ヒンジピラーに結合されたダッシュクロスメンバと、
    前記ヒンジピラーの上部から前方に延びるエプロンレインフォースメントと、
    前記ヒンジピラーと前記エプロンレインフォースメントとを連結する車両前側ほど上方に傾斜した連結部材と、を備えた車両の前部車体構造であって、
    前記ヒンジピラーにおける前記ダッシュクロスメンバの結合部位と、前記ヒンジピラーにおける前記連結部材の結合部位とが、略同じ高さに位置するよう配設された
    車両の前部車体構造。
  2. 前記ヒンジピラーの内部空間におけるダッシュクロスメンバの結合部位に、節部材が設けられた
    請求項1に記載の車両の前部車体構造。
  3. 前記節部材のダッシュクロスメンバ側の端部が、車両前側ほど上方に傾斜して形成され、前記ダッシュクロスメンバのヒンジピラー側端部が、車両前側ほど上方に傾斜して形成され、前記節部材のダッシュクロスメンバ側の端部と前記ダッシュクロスメンバのヒンジピラー側端部とが、前記ヒンジピラーを介して結合された
    請求項1、又は2に記載の車両の前部車体構造。
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