JP2015193302A - 洗車機 - Google Patents

洗車機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015193302A
JP2015193302A JP2014071806A JP2014071806A JP2015193302A JP 2015193302 A JP2015193302 A JP 2015193302A JP 2014071806 A JP2014071806 A JP 2014071806A JP 2014071806 A JP2014071806 A JP 2014071806A JP 2015193302 A JP2015193302 A JP 2015193302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
vehicle
cleaned
car wash
wash machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014071806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6107728B2 (ja
Inventor
淳盛 西濱
Atsumori Nishihama
淳盛 西濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2014071806A priority Critical patent/JP6107728B2/ja
Publication of JP2015193302A publication Critical patent/JP2015193302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6107728B2 publication Critical patent/JP6107728B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

【課題】洗車機の乾燥能力を向上できる洗車機を提供する。【解決手段】被洗浄車両CAに対して前後に相対移動する洗車機本体1と、洗車機本体1に設けられて被洗浄車両CAを洗浄する洗浄部4、5、6と、洗車機本体1に設けられるとともに被洗浄車両CAに沿って延びる送風口42を介して洗浄後の被洗浄車両CAに送風する送風ノズル41とを備えた洗車機WAにおいて、送風口42の長手方向の風量分布50を可変する風量可変部43を設け、被洗浄車両CAの位置に応じて異なる風量分布50で送風口42から送風することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、送風ノズルを備えた洗車機に関する。
給油所等に設置される従来の洗車機は特許文献1に開示されている。洗車機は被洗浄車両に対して前後方向に移動させる洗車機本体を備えている。洗車機本体は左右の対向する2つのスタンド部と、スタンド部の上端を連結する天井部とを有し、被洗浄車両を跨いで門型に形成される。
洗車機本体には検知センサ、洗浄部及び乾燥部が設けられている。検知センサにより被洗浄車両の高さを検出する。洗浄部は回転ブラシを備え、回転ブラシにより被洗浄車両の側面や上面を洗浄する。
乾燥部はブロアに接続されるサイド送風ノズル及びトップ送風ノズルを有している。サイド送風ノズルはそれぞれのスタンド部に設けられ、上下に延びる送風口を介して被洗浄車両CAの側面に向けて送風する。トップ送風ノズルは天井部に設けられ、左右に延びる送風口を介して被洗浄車両CAの上面に向けて送風する。
また、乾燥部はブロアの下流側に配される風量分配具を備えている。風量分配具は検知センサの結果に基づいてブロアから送風される空気をサイド送風ノズルとトップ送風ノズルとに所定の比率で分配する。
上記構成の洗車機において、ユーザが洗車条件を設定すると、洗車機本体が被洗浄車両に対して前後方向に移動し、検知センサに基づき被洗浄車両の車高を検出する。その後、洗浄部による被洗浄車両の洗浄が開始される。
洗浄部による洗浄に続き、乾燥部により被洗浄車両に向けて送風し、被洗浄車両を乾燥させる。この時、風量分配具は検知センサの結果に基づいてブロアから送風される空気をサイド送風ノズルとトップ送風ノズルとに所定の比率で分配する。例えば、ハイルーフワゴン車のように車高の高い被洗浄車両は車高の低い被洗浄車両よりもサイド送風ノズルに分配する風量を大きくする。これにより、洗車機の乾燥能力を向上している。
実開平1−157066 号公報 特開2008−162520 号公報
しかしながら、上記従来の洗車機によると、トップ送風ノズルやサイド送風ノズルの送風口から一様に空気が送出され、ブロアから供給される所定量の空気が分散する。これにより、被洗浄車両上の風圧が弱くなる場合や、車高が部分的に低い被洗浄車両に対して被洗浄車両に対向しない領域に送風される場合がある。このため、被洗浄車両の表面に水滴が残存して乾燥が不十分になる問題があった。
本発明は、乾燥能力を向上できる洗車機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被洗浄車両に対して前後に相対移動する洗車機本体と、前記洗車機本体に設けられて被洗浄車両を洗浄する洗浄部と、前記洗車機本体に設けられるとともに被洗浄車両に沿って延びる送風口を介して洗浄後の被洗浄車両に送風する送風ノズルとを備えた洗車機において、前記送風口の長手方向の風量分布を可変する風量可変部を設け、被洗浄車両の位置に応じて異なる風量分布で前記送風口から送風することを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記洗車機本体が被洗浄車両に対して往復するとともに、前記送風口が左右方向に延びて被洗浄車両の上面に向けて送風し、前記洗車機本体の往路で前記送風口の左右方向の中央部の風量を両側部の風量よりも大きくし、前記洗車機本体の復路で左右方向の両側部の風量を中央部の風量よりも大きくしたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、リヤワイパを有する被洗浄車両のリヤウィンドウ上に送風する際に、前記洗車機本体の往路で前記送風口の左右方向の一側部の風量を他側部の風量よりも大きくし、前記洗車機本体の復路で前記送風口の左右方向の他側部の風量を一側部の風量よりも大きくしたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、被洗浄車両の形状を検知する車両センサを備えるとともに、前記送風口が上下方向に延びて被洗浄車両の側面に向けて送風し、前記風量可変部によって前記送風口の被洗浄車両の側面に対向しない部分を閉じたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記送風ノズルに空気を供給する給気ダクトを備え、前記給気ダクトと前記送風ノズルとの接続口に対向して前記送風口が配されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記送風ノズルが対向する一対の側面板の先端の間に前記送風口を形成するとともに、前記風量可変部が一方の前記側面板に連結して前記送風ノズルの長手方向に並設される複数のエアシリンダを有し、前記エアシリンダの伸縮により一方の前記側面板が弾性変形して前記送風口が前記エアシリンダの位置に応じて開閉されることを特徴とする。
本発明によると、被洗浄車両に送風する送風ノズルの送風口の長手方向の風量分布を可変する風量可変部を設け、被洗浄車両の位置に応じて異なる風量分布で送風口から送風するため、送風の無駄を低減して乾燥能力を向上することができる。
本発明の実施形態の洗車機を示す側面図 本発明の実施形態の洗車機を示す正面図 本発明の実施形態の洗車機のトップ送風ノズルを示す斜視図 本発明の実施形態の洗車機のトップ送風ノズルを示す側面断面図 本発明の実施形態の被洗浄車両の上面図 本発明の実施形態の被洗浄車両の斜視図 本発明の実施形態のトップ送風ノズルの風量分布図 本発明の実施形態のトップ送風ノズルの風量分布図 本発明の実施形態のトップ送風ノズルの風量分布図 本発明の実施形態のトップ送風ノズルの風量分布図 本発明の実施形態の被洗浄車両の側面図 本発明の実施形態の被洗浄車両の側面図 本発明の実施形態の被洗浄車両の側面図 本発明の実施形態の被洗浄車両の側面図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2は本発明の一実施形態の洗車機WAを示す側面図及び正面図である。洗車機WAは洗車機本体1、レール2及びリモートパネル7Aを備えている。洗車機本体1は左右の対向する2つのスタンド部90と、スタンド部90の上端を連結する天井部91とを有した門型に形成される。
レール2は地面G上に左右一対設けられ、スタンド部90の底面に設けた車輪3がレール2上に配される。これにより、洗車機本体1はレール2上に立設し、走行モータ(不図示)の駆動によりレール2上を走行して被洗浄車両CAに対して前後に相対移動する。
リモートパネル7Aは洗車機本体1の進入経路S上に配される。被洗浄車両CAはリモートパネル7Aの面前で停車し、ユーザは被洗浄車両CA内からリモートパネル7Aの操作によって洗車条件の設定を行う。
リモートパネル7Aに設けたボタンにより、シャンプー、ワックス掛け、撥水コート等に使用する液剤を用いた洗車条件を設定することができる。また、フロントガード有り、フェンダーポール有り、サイドミラー有り、リヤワイパ有り、ルーフキャリア有り等の装備品の設定もすることができる。
スタンド部90には洗剤やワックス等の各種液剤を貯液した複数の貯液タンク(不図示)を収納するタンク収納部30が配される。タンク収納部30の上方には市水及び各貯液タンクからの液剤を分配する分配配管部31が設けられる。分配配管部31には噴射ノズルからなる第1、第2浄水ノズル11、13、第1、第2洗剤ノズル12、15、撥水コートノズル14、ワックスノズル16がそれぞれ電磁弁(不図示)を介して導出される。
第1、第2浄水ノズル11、13は洗車機本体1の手前側及び奥側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対して市水を噴射する。第1、第2洗剤ノズル12、15は洗車機本体1の手前側及び奥側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対してシャンプーなどの液体を噴射する。撥水コートノズル14及びワックスノズル16は洗車機本体1の後面に配される。撥水コートノズル14は被洗浄車両CAに対して撥水コート剤の液体を噴射する。ワックスノズル16は被洗浄車両CAに対して液体のワックスを噴射する。
洗車機本体1の前面上部、側部には車両形状センサ8、9が設けられている。車両形状センサ8、9は光電センサや超音波センサ等から成り、洗車機本体1に進入する被洗浄車両CAの外面形状を検知する。
洗車機本体1の一方のスタンド部90の前面には操作パネル7が配される。操作パネル7は洗車条件を設定するリモートパネル7Aと同様の操作ボタン(不図示)を備えている。
洗車機本体1には被洗浄車両CA上に摺動して駆動モータ(不図示)により回転してブラッシングするトップブラシ4(洗浄部)、サイドブラシ5(洗浄部)及びロッカーブラシ6(洗浄部)が設けられている。トップブラシ4は天井部91に設けられ、被洗浄車両CAの上面に沿って移動して被洗浄車両CAの上面を洗浄する。サイドブラシ5は左右のスタンド部90に設けられ、被洗浄車両CAの両側面を洗浄する。ロッカーブラシ6は左右のスタンド部90の下部に設けられ、被洗浄車両CAの両側面の下部を洗浄する。
洗車機本体1には気流を発生して被洗浄車両CAを乾燥させるブロア20が設けられる。ブロア20にはトップ送風ノズル41及びサイド送風ノズル22が接続される。トップ送風ノズル41は天井部91に設けられ、被洗浄車両CAの前後面及び上面に向けて送風する。サイド送風ノズル22は洗車機本体1の両側部にそれぞれ設けられ、被洗浄車両CAの側面に向けて送風する。
図3、図4はトップ送風ノズル41の斜視図及び側面断面図を示している。トップ送風ノズル41は左右方向に延びる支持板41aの前後方向の一端に側面板41cが一体に形成され、他端に軸部48を介して側面板41bが回動自在に配される。支持板41a、側面板41b及び側面板41cは金属板により形成される。
支持板41a上には給気ダクト44及びエアシリンダ(風量可変部)43が設けられる。給気ダクト44を介してトップ送風ノズル41とブロア(図2参照)とが連結され、支持板41a上に設けた接続口41fを介してトップ送風ノズル41に給気される。
側面板41b及び側面板41cは下端が互いに接近するように傾斜し、それぞれの先端部41d、41eは支持板41aに対して略垂直に配される。先端部41d、41eの間に接続口41fに対向して左右方向に延びる送風口42が形成される。
エアシリンダ43は送風口42の長手方向に複数並設され、本実施形態では送風口42の長手方向に3個のエアシリンダ43が設けられる。エアシリンダ43はL字状に形成される連結部49を介して側面板41bに接続される。
このため、エアシリンダ43の伸縮により、送風口42の前後方向の幅D1は約0〜15mmの範囲で可変される。また、各エアシリンダ43は独立して伸縮可能であるため、各エアシリンダ43が異なる量で伸縮すると側面板41bが弾性変形する。これにより、送風口42が変形して長手方向の風量分布50を可変することができる。
サイド送風ノズル22もトップ送風ノズル41と同じエアシリンダ43を有し、エアシリンダ43の伸縮により上下方向に延びる送風口22a(図11参照)の上下方向(長手方向)の風量分布を可変することができる。
上記構成の洗車機WAにおいて、ユーザが運転して被洗浄車両CAをリモートパネル7Aの面前で停車させ、被洗浄車両CAの洗車条件の設定を被洗浄車両CA内から行う。
洗車条件を設定した後、ユーザは所定の洗浄開始位置まで被洗浄車両CAを移動させる。そして、洗車機本体1が被洗浄車両CAを跨いで被洗浄車両CAに対して往復運動して洗車が開始される。車両形状センサ8、9により被洗浄車両CAの形状を検出し、トップブラシ4、サイドブラシ5及びロッカーブラシ6による洗浄が行われる。
続いてトップ送風ノズル41及びサイド送風ノズル22から被洗浄車両CAに向けて空気を送風し、被洗浄車両CAを乾燥させる。図5、図6は被洗浄車両CAの上面図、斜視図を示している。図5において、位置A〜Fはトップ送風ノズル41の送風口42の位置を示している。
位置Aは送風口42が被洗浄車両CAの前面に面している。位置Bは送風口42が被洗浄車両CAのボンネット上に配される。位置Cは送風口42が被洗浄車両CAのフロントウィンドウ上に配される。位置Dは送風口42が被洗浄車両CAのルーフ上に配される。位置Eは送風口42が被洗浄車両CAのリヤウィンドウCA2上に配される。位置Fは送風口42が被洗浄車両CAのトランクCA4上に配される。
往路の位置A〜位置D及び位置Fでは、トップ送風ノズル41は中央のエアシリンダ43を伸長して両側部のエアシリンダ43が短縮される。これにより、図7に示すように、トップ送風ノズル41の送風口42の風量分布50は左右方向の中央部の風量が両側部の風量よりも大きくなっている。
このため、被洗浄車両CAの前面のグリルCA1のように凹凸を有して送風しにくい部分に集中して送風し、乾燥能力を向上することができる。また、被洗浄車両CAの上面の水滴を左右方向の両側端部に移動させることができる。
また、往路の位置Eに送風口42が配されると、トップ送風ノズル41は一方の側部(本実施形態では左側)のエアシリンダ43を伸長して中央部及び他方の側部のエアシリンダ43が短縮される。これにより、図8に示すように、トップ送風ノズル41の送風口42の風量分布50は一側部の風量が他側部の風量よりも大きくなっている。
復路の位置F及び位置A〜位置Dでは、トップ送風ノズル41は中央のエアシリンダ43を短縮して両側部のエアシリンダ43が伸長される。これにより、図9に示すように、トップ送風ノズル41の送風口42の風量分布50は左右方向の両側部の風量が中央部の風量よりも大きくなっている。これにより、往路で左右方向の両側端部に移動した被洗浄車両CAの上面の水滴を被洗浄車両CAから滴下させることができる。
また、復路の位置Eに送風口42が配されると、往路と反対側の側部(本実施形態では右側)のエアシリンダ43を伸長して中央部及び他方の側部のエアシリンダ43が短縮される。これにより、図10に示すように、トップ送風ノズル41の送風口42の風量分布50は一側部の風量が他側部の風量よりも大きくなっている。これにより、車両形状センサ8、9により検知しにくくリヤウィンドウ上の一方に偏って配置されるリヤワイパCA3に向けて、往路または復路のいずれかで集中して送風が行われる。このため、リヤワイパCA3によって遮られる水滴を効率良く除去することができる。
リモートパネル7AでリヤワイパCA3の有無を入力可能な場合はリヤワイパCA3が設けられない被洗浄車両CAのリヤウィンドウCA2(位置E)に対して位置A〜Dと同様に送風してもよい。また、図14に示すようにリヤウィンドウCA2の上端部にリヤスポイラCA5が設けられている場合はリヤウィンドウCA2の上端部で位置A〜Dと同様に送風してもよい。
図11〜図13は被洗浄車両CAの側面図を示す。図11ではサイド送風ノズル22の送風口22aが被洗浄車両CAの前部に配され、図12ではサイド送風ノズル22の送風口22aが被洗浄車両CAの中央部に配され、図13ではサイド送風ノズル22の送風口22aが被洗浄車両CAの後部に配されている。
洗車機本体1が往復して移動する際、サイド送風ノズル22は車両形状センサ8、9の検出結果に基づき、エアシリンダ43は伸縮する。この時、エアシリンダ43によって送風口22aはルーフの上方、ボンネットの上方あるいはトランクCA4の上方等、被洗浄車両CAの側面に対向しない部分L1を閉じ(短縮)、被洗浄車両CAの側面に対向する部分L2を伸長している。これにより、サイド送風ノズル22から水平方向に送風して被洗浄車両CAを乾燥させる際、送風の無駄を低減して乾燥能力を向上することができる。
また、給気ダクト44及びエアシリンダ43の数を増減させたり、エアシリンダ43の伸縮距離を段階的に設けてもよい。これにより、様々な風量分布50を形成することができる。
本実施形態によると、被洗浄車両CAに送風するトップ送風ノズル41の送風口42の長手方向の風量分布50を可変するエアシリンダ43を設け、被洗浄車両CAの位置に応じて異なる風量分布50で送風口42から送風した。これにより、送風の無駄を低減して乾燥能力を向上することができる。
また、洗車機本体1の往路でトップ送風ノズル41の送風口42の左右方向の中央部の風量を両側部の風量よりも大きくし、洗車機本体1の復路で左右方向の両側部の風量を中央部の風量よりも大きくした。これにより、往路で左右方向の両側端部に移動した被洗浄車両CAの上面の水滴を被洗浄車両CAから滴下させることができるため、洗浄後に付着した水滴を効率よく滴下させることができる。
また、リヤワイパCA3を有する被洗浄車両CAのリヤウィンドウCA2上に送風する際に、洗車機本体1の往路で送風口42の左右方向の一側部の風量を他側部の風量よりも大きくし、洗車機本体1の復路で送風口42の左右方向の他側部の風量を一側部の風量よりも大きくした。これにより、車両形状センサ8、9により検知しにくくリヤウィンドウ上の一方に偏って配置されるリヤワイパCA3に向けて、往路または復路のいずれかで集中して送風が行われる。このため、リヤワイパCA3によって遮られる水滴を効率良く除去することができる。
また、サイド送風ノズル22の送風口22aが上下方向に延びて被洗浄車両CAの側面に向けて送風し、エアシリンダ43によって送風口22aの被洗浄車両CAの側面に対向しない部分L1を閉じた。これにより、被洗浄車両CAの側面に対向しない部分L1には送風しないため、送風の無駄を低減して乾燥能力を向上することができる。
また、サイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル41に空気を供給する給気ダクト44を備え、給気ダクト44とトップ送風ノズル41との接続口41fに対向して送風口42が配される。このため、サイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル41内を流通する気流の圧縮損失を低減し、風量の低下を防止することができる。
また、サイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル41が対向する一対の側面板41b、41cの先端の間に送風口42を形成するとともに、エアシリンダ43が側面板41bに連結してトップ送風ノズル41の長手方向に並設されるエアシリンダ43を有し、エアシリンダ43の伸縮により側面板41bが弾性変形して送風口42がエアシリンダ43の位置に応じて開閉される。これにより、サイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル41を容易に実現できる。
本発明によると、送風ノズルを備えた洗車機に利用することができる。
1 洗車機本体
2 レール
3 車輪
4 トップブラシ(洗浄部)
5 サイドブラシ(洗浄部)
6 ロッカーブラシ(洗浄部)
7 操作パネル
14 撥水コートノズル
16 ワックスノズル
20 ブロア
22 サイド送風ノズル
22a 送風口
30 タンク収納部
31 分配配管部
35 移動機構
41 トップ送風ノズル
41a 支持板
41b 側面板
41c 側面板
41d 下端部
41e 下端部
41f 接続口
42 送風口
43 エアシリンダ(風量可変部)
44 給気ダクト
48 軸部
49 連結部
50 風量分布
90 スタンド部
91 天井部
CA 被洗浄車両
CA1 グリル
CA2 リヤウィンドウ
CA3 リヤワイパ
CA4 トランク
CA5 リヤスポイラ
WA 洗車機

Claims (6)

  1. 被洗浄車両に対して前後に相対移動する洗車機本体と、前記洗車機本体に設けられて被洗浄車両を洗浄する洗浄部と、前記洗車機本体に設けられるとともに被洗浄車両に沿って延びる送風口を介して洗浄後の被洗浄車両に送風する送風ノズルとを備えた洗車機において、
    前記送風口の長手方向の風量分布を可変する風量可変部を設け、被洗浄車両の位置に応じて異なる風量分布で前記送風口から送風することを特徴とする洗車機。
  2. 前記洗車機本体が被洗浄車両に対して往復するとともに、前記送風口が左右方向に延びて被洗浄車両の上面に向けて送風し、前記洗車機本体の往路で前記送風口の左右方向の中央部の風量を両側部の風量よりも大きくし、前記洗車機本体の復路で左右方向の両側部の風量を中央部の風量よりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. リヤワイパを有する被洗浄車両のリヤウィンドウ上に送風する際に、前記洗車機本体の往路で前記送風口の左右方向の一側部の風量を他側部の風量よりも大きくし、前記洗車機本体の復路で前記送風口の左右方向の他側部の風量を一側部の風量よりも大きくしたことを特徴とする請求項2に記載の洗車機。
  4. 被洗浄車両の形状を検知する車両センサを備えるとともに、前記送風口が上下方向に延びて被洗浄車両の側面に向けて送風し、前記風量可変部によって前記送風口の被洗浄車両の側面に対向しない部分を閉じたことを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  5. 前記送風ノズルに空気を供給する給気ダクトを備え、前記給気ダクトと前記送風ノズルとの接続口に対向して前記送風口が配されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の洗車機。
  6. 前記送風ノズルが対向する一対の側面板の先端の間に前記送風口を形成するとともに、前記風量可変部が一方の前記側面板に連結して前記送風ノズルの長手方向に並設される複数のエアシリンダを有し、前記エアシリンダの伸縮により一方の前記側面板が弾性変形して前記送風口が前記エアシリンダの位置に応じて開閉されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の洗車機。
JP2014071806A 2014-03-31 2014-03-31 洗車機 Active JP6107728B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014071806A JP6107728B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 洗車機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014071806A JP6107728B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 洗車機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015193302A true JP2015193302A (ja) 2015-11-05
JP6107728B2 JP6107728B2 (ja) 2017-04-05

Family

ID=54432779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014071806A Active JP6107728B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 洗車機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6107728B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044859U (ja) * 1983-08-31 1985-03-29 日伸精機株式会社 門型洗車機
JPH0577694A (ja) * 1991-09-18 1993-03-30 Daifuku Co Ltd 洗車機
DE4228219A1 (de) * 1992-03-02 1993-10-14 Takeuchi Tekko Kk Verfahren und Anlage zur Fahrzeugoberwäsche
JP2008080907A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Fulta Electric Machinery Co Ltd 洗車機の送風機に接続されるトップノズル、サイドノズルの吹出口
JP2008290550A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Mk Seiko Co Ltd 洗車機
JP2009132194A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Daifuku Co Ltd 洗車機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044859U (ja) * 1983-08-31 1985-03-29 日伸精機株式会社 門型洗車機
JPH0577694A (ja) * 1991-09-18 1993-03-30 Daifuku Co Ltd 洗車機
DE4228219A1 (de) * 1992-03-02 1993-10-14 Takeuchi Tekko Kk Verfahren und Anlage zur Fahrzeugoberwäsche
JP2008080907A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Fulta Electric Machinery Co Ltd 洗車機の送風機に接続されるトップノズル、サイドノズルの吹出口
JP2008290550A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Mk Seiko Co Ltd 洗車機
JP2009132194A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Daifuku Co Ltd 洗車機

Also Published As

Publication number Publication date
JP6107728B2 (ja) 2017-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6269395B2 (ja) 洗車機
JP6107728B2 (ja) 洗車機
JP2019182047A (ja) 洗車機
JP6264263B2 (ja) 洗車機及び洗車方法
JP6395552B2 (ja) 噴流ノズル及びそれを備えた車体洗浄装置
JP7247576B2 (ja) 洗車機
JP6274084B2 (ja) 洗車機及び洗車方法
JP6287689B2 (ja) 洗車機
JP5724882B2 (ja) 洗車機
JP5895885B2 (ja) 洗車機
JP6265159B2 (ja) 洗車機
JP7102880B2 (ja) 洗車機
JP6582886B2 (ja) 洗車機及び洗車方法
JP6791062B2 (ja) 洗車機
JP5861585B2 (ja) 洗車機
JP5594280B2 (ja) 洗車機
JP7359130B2 (ja) 洗車機
JP2017165241A (ja) 洗車機及び洗車方法
JP5626193B2 (ja) 洗車システム
JP2014231031A (ja) 洗浄液散布方法及び洗浄液散布装置
JP5772602B2 (ja) 洗車機
JP7020391B2 (ja) 洗車機
JP2696601B2 (ja) 洗車機の水切り装置
JP2013166449A (ja) 洗車機
JP6493122B2 (ja) 洗車機及び洗車方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170120

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20170120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6107728

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250