JP2015191710A - リチウムイオン二次電池の製造方法およびリチウムイオン二次電池 - Google Patents

リチウムイオン二次電池の製造方法およびリチウムイオン二次電池 Download PDF

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Abstract

【課題】多孔質ポリオレフィン系セパレータなどのポリマーセパレータを用いずに、低コストで高エネルギー密度、高パワー密度を実現することが可能で、安全性に優れたリチウムイオン二次電池およびその製造方法を提供する。
【解決手段】正極1と負極2の間に介在するように配設されるセラミックセパレータ層11を、主成分であるフッ素系樹脂と、Nメチルピロリドン(NMP)の含有割合が75vol%以下である溶媒とを含むバインダと、絶縁性無機微粒子とを含むセラミックスラリーを、正極および負極の少なくとも一方の表面に塗布し、乾燥させることにより形成する。
塗布したセラミックスラリーを乾燥させることにより形成されるセラミックセパレータの厚みを20μm以下とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、リチウムイオン二次電池の製造方法およびリチウムイオン二次電池に関し、詳しくは、セラミックセパレータを用いた、経済性に優れ、かつ、信頼性の高い、リチウムイオン二次電池の製造方法および該製造方法により製造されるリチウムイオン二次電池に関する。
リチウムイオン二次電池は、例えば、シート状の集電箔(アルミニウム箔または銅箔など)に、正極用活物質(リチウム複合酸化物)を塗工することにより形成された正極と、負極用活物質(活性炭、炭素など)を塗工することにより形成された負極を、正負極間の接触による短絡を防ぐためのセパレータを介して積層することにより構成された蓄電要素と、電解液とが、外装体内に収容された構造を有している。
そのような電池として、特許文献1には、従来から用いられているポリオレフィン系延伸フィルムなどのセパレータ(以下、「ポリオレフィン系セパレータ」という)ではなく、有機高分子内に無機微粒子を分散させたセパレータ(以下、「セラミックセパレータ」ともいう)を用い、図3に模式的に示すように、このセラミックセパレータ111を、正極101と負極102の間に配置するようにした非水電解質電池が提案されている。
上述の特許文献1において用いられているセラミックセパレータ111は、高温でも変形して収縮することがない。したがって、セラミックセパレータ111が意図せぬ高温にさらされても、その収縮による正極と負極のショートや発熱、発煙、発火などが生じることがなく、安全性を向上させることができる。例えば、釘さし試験においても発火しない安全性は、この特徴によるものである。
しかしながら、表面凹凸の大きな電極を採用する場合に、セラミックセパレータのみで電子絶縁性を保持できないことから、セラミックセパレータ111のみで電子絶縁性を保持する構成で上市された電池はないのが実情である。
また、電池内部にセラミックセパレータ層を形成するには、活物質塗工電極上にセラミックスラリーを塗工することで形成するのが経済的である。これに対し、特許文献1では、その実施例に示されているように、セラミックスラリーをPET基材上に塗工し、それを剥離し、正負極間に挟むようにしているが、この方法の場合、セラミックスラリーを活物質塗工電極上に直接塗工する場合に比べ、PET基材からの剥離作業、正負極間に挟む作業などが製造コストを増加させる要因となる。
また、セラミックスラリーのバインダとしては、耐酸化還元性の高いPVDF(ポリフッ化ビニリデン)を用いることが好ましいが、PVDFを溶解させる溶媒としては、通常、表面張力の高い溶媒であるNMP(N−メチルピロリドン)を用いること必要になる。そして、PVDFをNMPのみに溶解させたバインダを含むセラミックスラリーを、活物質塗工電極へ直接塗工した場合、高い表面張力に起因して、形成されるセラミック層にピンホールを発生しやすくなる。そして、ピンホールが発生したセラミック層はセパレータとして機能しなくなるという問題がある。
また、セラミックセパレータを採用し、低コストや低抵抗の要求に応えようとすると、その膜厚を薄くしなければならないが、表面凹凸の大きな電極を採用する場合、セラミックセパレータを薄くすると電子絶縁性を確保することができない。一方、電子絶縁性を確保するためにセラミックセパレータの膜厚を厚くすると電子絶縁性を確保することはできるが、膜厚を厚くすると、コストの増大や、抵抗の上昇を招くという問題点がある。このように、図3に示す構成の場合、低コスト、低抵抗、電子絶縁性の全てを満足することができないのが実情である。
また、特許文献2には、図4に模式的に示すように、正極101と負極102の間に、多孔質絶縁層(HRL)(実質的なセラミックセパレータ)111と、多孔質絶縁体(一般的に用いられるポリオレフィン系セパレータ)112とを設けるようにした非水電解質電池が提案されている。なお、多孔質絶縁層111は、絶縁性の無機微粒子と有機高分子からなる結着剤(バインダ)との混合物から形成されており、実質的に、セラミックセパレータと同じものである。
この特許文献2の構成の場合、ポリオレフィン系セパレータである多孔質絶縁体112と、絶縁性の無機微粒子と有機高分子からなる結着剤(バインダ)との混合物からなる多孔質絶縁層(セラミックセパレータ)111を、正極101と負極102の間に介在させ、高温でも収縮しない多孔質絶縁層(セラミックセパレータ)111を介在させることにより、正極と負極のショートや発熱、発火を抑制、防止して、安全性を向上させる一方、電子絶縁性に優れたポリオレフィン系セパレータである多孔質絶縁体112により、正負極間の電子絶縁性を確保できるようにしている。
しかしながら、ポリオレフィン系セパレータである多孔質絶縁体112を併用しているため、次のような問題点がある。
(a)ポリオレフィン系セパレータのコストは電池の原価の中で高い割合を占め、コスト増大の要因となる。
(b)ポリオレフィン系セパレータは高抵抗でパワー特性の低下を招くため、その対策として、膜厚を薄くすることや、空隙率を高くすることが考えられるが、それらは容易ではなく、電池の高性能化を妨げる大きな要因となる。また、パワー特性を確保するために積層数を増加することが考えられるが、コストの増大を招く。
(c)ポリオレフィン系セパレータの膜厚は通常、20〜30μmと厚く、体積当たりのエネルギー密度が低くなるという問題点があり、また、セパレータの膜厚が薄くなるほど高エネルギー密度の電池を設計できるが、ポリオレフィン系セパレータの膜厚をハンドリング上の問題などから薄くすることは非常に困難である。
特開2006−164761号公報 国際公開第2005−098997号パンフレット
本発明は、上記問題点を解決するものであり、多孔質ポリオレフィン系セパレータなどのポリマーセパレータを用いずに、低コストで高エネルギー密度、高パワー密度を実現することが可能で、安全性に優れたリチウムイオン二次電池を製造することが可能なリチウムイオン二次電池の製造方法、および、該方法により製造される高エネルギー密度、高パワー密度を実現することが可能で、経済性および安全性に優れたリチウムイオン二次電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のリチウムイオン二次電池の製造方法は、
正極、負極、前記正極と前記負極の間に介在するように配設されたセラミックセパレータ層、およびリチウムイオン伝導性非水電解質を含む電池要素と、前記電池要素を収容する外装体と、を備えたリチウムイオン二次電池の製造方法であって、
主成分であるフッ素系樹脂と、Nメチルピロリドン(NMP)の含有割合が75vol%以下である溶媒とを含むバインダと、絶縁性無機微粒子とを含むセラミックスラリーを、前記正極および前記負極の少なくとも一方の表面に塗布し、乾燥させることにより前記セラミックセパレータ層を形成する工程を備えていること
を特徴としている。
本発明のリチウムイオン二次電池の製造方法においては、塗布したセラミックスラリーを乾燥させることにより形成される前記セラミックセパレータの厚みを20μm以下とすることが好ましい。
セラミックセパレータの厚みを20μm以下にすることにより、リチウムイオン二次電池の厚みを薄くして、高エネルギー密度、高パワー密度を実現することが可能になる。
また、セラミックセパレータの厚みを20μm以下にしても、セラミックセパレータには安全性が問題になるようなピンホールが形成されていないため、十分な安全性を確保することができる。
なお、本発明のリチウムイオン二次電池の製造方法によれば、セラミックセパレータの厚みを、5μm以下(例えば、3μm)とした場合にも、ショート不良が問題とならないような、実用可能なリチウムイオン二次電池を得ることが可能であるが、通常は、5μm以上、20μm以下の厚みとすることが望ましい。
本発明のリチウムイオン二次電池の製造方法においては、前記バインダを構成する前記フッ素系樹脂として、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)と有機物質(X)の共重合体(PVDF−X)が用いられており、前記Xは、前記溶媒中の前記NMPの含有割合を75vol%以下とした場合にも、前記PVDF−Xを溶解させることができるようなモノマーであり、前記Xによる前記PVDFの置換量が3mol%以上であることが好ましい。
上記構成とすることにより、フッ素系樹脂の溶解が不十分になるような不具合を招くことなく、溶媒中のNMPの含有割合を75vol%以下とすることが可能になる。そして、セラミックスラリーを構成する溶媒中のNMP比率を下げることで、溶媒の表面張力を低下させ、ピンホールを発生させにくくすることが可能になる。
その結果、低コストで高エネルギー密度、高パワー密度を実現することが可能で、安全性に優れたリチウムイオン二次電池を、より確実に製造することが可能になる。
なお、上記Xとしては、たとえば、ヘキサフルオロプロピレン(HFP)、テトラフルオロエチレン(TFE)などが例示される。
また、前記バインダを構成する前記フッ素系樹脂として、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)とヘキサフルオロプロピレン(HFP)の共重合体(PVDF−HFP)が用いられており、前記HFPによる前記PVDFの置換量が3mol%以上であることが好ましい。
上述のように、フッ素系樹脂として、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)とヘキサフルオロプロピレン(HFP)の共重合体(PVDF−HFP)を用いることで、NMPの含有割合が75vol%以下の溶媒により、フッ素系樹脂を溶解させることが可能になる。そして、セラミックスラリーを構成する溶媒中のNMP比率を下げることで、溶媒の表面張力を低下させ、ピンホールを発生させにくくすることが可能になる。その結果、低コストで高エネルギー密度、高パワー密度を実現することが可能で、安全性に優れたリチウムイオン二次電池を得ることが可能になる。
また、前記バインダとして、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)とアクリル樹脂とを含むバインダが用いられており、前記PVDFとアクリル樹脂の合計量に対する前記PVDFの割合が80〜30質量%であることが好ましい。
セラミックスラリーに含有させるバインダとして、PVDFのようなNMPにしか溶解しないものと、アクリルのような、幅広い有機溶媒に溶解するものを混合したものを用いることにより、セラミックススラリー中のNMPの含有割合を低下させることができる。そして、セラミックスラリーを構成する溶媒中のNMPの含有割合を低下させることで、溶媒の表面張力を低下させ、ピンホールの発生を抑制することが可能になる。その結果、低コストで高エネルギー密度、高パワー密度を実現することが可能で、安全性に優れたリチウムイオン二次電池を得ることが可能になる。
また、本発明のリチウムイオン二次電池は、
正極、負極、前記正極と前記負極の間に介在するように配設されたセラミックセパレータ層、およびリチウムイオン伝導性非水電解質を含む電池要素と、前記電池要素を収容する外装体と、を備えたリチウムイオン二次電池であって、
上記本発明のリチウムイオン二次電池の製造方法により製造されたものであること
を特徴としている。
本発明のリチウムイオン二次電池の製造方法においては、主成分であるフッ素系樹脂と、Nメチルピロリドン(NMP)の含有割合が75vol%以下である溶媒とを含むバインダと、絶縁性無機微粒子とを含むセラミックスラリーを、正極および負極の少なくとも一方の表面に塗布し、乾燥させることによりセラミックセパレータ層を形成するようにしているので、高エネルギー密度、高パワー密度を実現することが可能で、安全性に優れたリチウムイオン二次電池を得ることが可能になる。
すなわち、NMPは表面張力が高く、ピンホールを発生させる要因となるが、溶媒に表面張力の低い、MEK、アセトン、酢酸エチルなどの溶媒をNMPと混合して、溶媒中のNMPの含有割合を75vol%以下とすることにより、セラミックススラリーの表面張力を低下させて、ピンホールの発生を抑制することが可能になり、結果として、高エネルギー密度、高パワー密度を実現することが可能で、安全性に優れたリチウムイオン二次電池を得ることができる。
なお、本発明のリチウムイオン二次電池の製造方法では、溶媒中のNMPの含有割合を75vol%以下とすることが望ましいが、NMPの含有割合が低くなるとフッ素系樹脂の溶解が不十分になる場合があるため、通常は、NMPの含有割合を20〜75vol%の範囲とすることが望ましい。
また、本発明のリチウムイオン二次電池は、上述の本発明のリチウムイオン二次電池の製造方法によって製造されたものであり、ピンホールのないセラミックセパレータを備えているので、高エネルギー密度、高パワー密度を実現することが可能で、安全性に優れたリチウムイオン二次電池を提供することができる。
上述のように、本発明によれば、セラミックセパレータのみで正負極間の電子絶縁性を確保することが可能になり、多孔質のポリマーセパレータを採用する必要がなくなることから、以下のような効果が得られる。
(a)多孔質のポリマーセパレータのコストはリチウムイオン二次電池の原価の中で高い割合を占めるが、本発明によれば、多孔質のポリマーセパレータを用いる必要がなくなるので、コストの大幅な削減を図ることが可能になる。
(b)高抵抗の多孔質のポリマーセパレータを用いる必要がないので、高パワー密度を実現することになる。そして、積層型電池の場合には、高抵抗の多孔質のポリマーセパレータを用いることが不要になり、所望のパワー特性を得るための積層数を低減して、コストの低減を図ることができる。
(c)多孔質ポリマーセパレータの膜厚は通常20μm以上(20〜30μmとすることが多い)であるが、このような膜厚の厚い多孔質ポリマーセパレータを使用しないことから、体積当たりのエネルギーを高くすることができる。すなわち、エネルギー(あるいは容量)の発現に寄与しないセパレータの中でも、特に体積の大きい多孔質ポリマーセパレータを不要にすることが可能になるため、エネルギー密度を向上させることができる。
本発明の実施形態にかかる、1対の電極(正極と負極)からなる電池素子の作製工程を示す図である。 本発明の実施形態において、図1に示した工程を経て作製した電池素子の構成を示す図である。 特許文献1に開示された従来のリチウムイオン二次電池の構成を模式的に示す図である。 特許文献2に開示された従来のリチウムイオン二次電池の構成を模式的に示す図である。
以下に本発明の実施の形態を示して、本発明の特徴とするところを詳しく説明する。
[実施形態]
この実施形態では、以下に説明する方法により、本発明の実施例にかかるリチウムイオン二次電池(試料)(実施例1〜4のリチウムイオン二次電池)を作製した。
<1>実施例1のリチウムイオン二次電池の作製
工程1:正極活物質スラリーの作製
マンガン酸リチウム(戸田工業(株)製、HPM−7051、平均粒子径D50=6.1μm)88g、黒鉛(ティムカル社製、KS−6)2g、黒鉛(ティムカル社製、Super P Li)6gを秤量した。
そして、秤量した各材料を1000mLのポットに入れ、さらに直径1.0mmのPSZ製粉砕メディア、溶媒としてN−メチルピロリドン(以下NMP)を200g添加した。それから、転動ボールミルを用いて150rpmで24時間混合して分散を行った。これによりマンガン酸リチウムの二次粒子は解砕され、平均粒径D50は2.1μmとなった。
上述のようにして各材料を分散させた溶液に、ポリフッ化ビニリデン((株)クレハ製、#7208)の10質量%NMP溶液を40g加えて、さらに転動ボールミルを用いて150rpmで4時間混合し、正極活物質用スラリーを作製した。
工程2:負極活物質スラリーの作製
グラファイト(三菱化学(株)製、GTR6、平均粒子径D50=11.0μm)85g、導電助剤(日立化成(株)製、SMSC10−4V3)15g、NMP100g、ポリフッ化ビニリデン((株)クレハ製、#7305)の10質量%NMP溶液53gを秤量し、プラネタリーミキサーで撹拌して負極活物質用スラリーを作製した。
工程3:正極の作製
上記工程1で作製した正極活物質スラリーをアルミ箔(東海東洋アルミ販売(株)製、厚さ20μm)からなる正極集電体箔上に塗工し、乾燥後プレスすることにより正極を作製した。さらに正極集電箔の露出した部分にニッケルタブを取り付け、引き出し電極を作製した。
工程4:負極の作製
上記工程2で作製した負極活物質スラリーを圧延銅箔(日本製箔(株)製、厚さ10μm)からなる負極集電体箔上に塗工し、乾燥後プレスすることにより負極を作製した。さらに負極集電箔の露出した部分にニッケルタブを取り付け、引き出し電極を作製した。
工程5:セラミックセパレータ層の形成
500mLのポットに、球状アルミナ粉末(電気化学工業(株)製、平均粒子径D50=0.3μm)80gと、溶剤としてNMP75gを投入した。さらに直径5mmのPSZ製粉砕メディアを入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで16時間混合し、分散を行った。
その後、PVDF−HFP(Kynar製 #2850 HFP置換量3mol%)のバインダ溶液(PVDF−HFP10質量%、NMP67.5質量%、MEK22.5質量%を含む溶液)を155g入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで4時間混合し、PVC(顔料体積濃度)70%のセラミックセパレータ層用スラリーを作製した。
作製したセラミックセパレータ層用スラリーを、上記工程4で作製した負極上にバーコーターで塗工した後、乾燥させて膜厚20μmのセラミックセパレータ層を形成した。なお、このセラミックセパレータ層にはピンホールの発生は認められなかった。
工程6:リチウムイオン二次電池(電池セル)の作製
図1に示すように、上記工程3で作製した正極1と、上記工程5で作製した、セラミックセパレータ層11を備えた負極2とを対向させて接合することにより、図2に示すような1対の電極(正極と負極)からなる電池素子20を作製した。
それから、作製した電池素子を2枚のラミネートで挟み、3辺をインパルスシーラーにより熱圧着することにより、一辺に開口部を備えたラミネートパッケージ(外装体)を作製した。
次に、ラミネートパッケージの開口部からその内部に電解液を注液した。電解液としては、エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)の質量比1:1混合溶媒に、1Mになるように六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を溶解させた電解液を使用した。
最後にラミネートパッケージの開口部分を真空シールすることによりリチウムイオン二次電池(電池セル)を作製した。
<2>実施例2のリチウムイオン二次電池の作製
上記実施例1の工程5における、セラミックセパレータ層の形成方法を以下のように変更して、実施例2のリチウムイオン二次電池(電池セル)を作製した。
工程5:セラミックセパレータ層の形成
500mLのポットに、球状アルミナ粉末(電気化学工業(株)製、平均粒子径D50=0.3μm)80gと、溶剤として、NMP75gと、MEK25gとを投入した。さらに直径5mmのPSZ製粉砕メディアを入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで16時間混合し、分散を行った。
その後、PVDF(クレハ製 W1300)とアクリル樹脂(ポリブチルメタクリレート(PBMA))(ALDRICH製)を、質量比8:2で混合したバインダ溶液((PVDF+PBMA)10質量%、NMP67.5質量%、MEK22.5質量%を含む溶液)を137g入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで4時間混合し、PVC(顔料体積濃度)80%のセラミックセパレータ層用スラリーを作製した。
上述のようにして作製したセラミックセパレータ層用スラリーを、負極(実施例1の工程4と同じ方法で作製した負極)上にバーコーターで塗工した後、乾燥させて膜厚20μmのセラミックセパレータ層を形成した。なお、このセラミックセパレータ層にはピンホールの発生は認められなかった。
<3>実施例3のリチウムイオン二次電池の作製
上記実施例1の工程5における、セラミックセパレータ層の形成方法を以下のように変更して、リチウムイオン二次電池(実施例3の電池セル)を作製した。
工程5:セラミックセパレータ層の形成
500mLのポットに、球状アルミナ粉末(電気化学工業(株)製、平均粒子径D50=0.3μm)80gと、溶剤として、NMP56gと、MEK44gとを投入した。さらに直径5mmのPSZ製粉砕メディアを入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで16時間混合し、分散を行った。
その後、PVDF−HFP(Kynar製 #2820 HFP置換量11mol%)のバインダ溶液(PVDF−HFP10質量%、NMP50.4質量%、MEK39.6質量%を含む溶液)を155g入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで4時間混合し、PVC(顔料体積濃度)70%のセラミックセパレータ層用スラリーを作製した。
上述のようにして作製したセラミックセパレータ層用スラリーを、負極(実施例1の工程4と同じ方法で作製した負極)上にバーコーターで塗工した後、乾燥させて膜厚5μmのセラミックセパレータ層を形成した。なお、このセラミックセパレータ層にはピンホールの発生は認められなかった。
<4>実施例4のリチウムイオン二次電池の作製
上記実施例1の工程5における、セラミックセパレータ層の形成方法を以下のように変更して、リチウムイオン二次電池(実施例4の電池セル)を作製した。
工程5:セラミックセパレータ層の形成
500mLのポットに、球状アルミナ粉末(電気化学工業(株)製、平均粒子径D50=0.3μm)80gと、溶剤として、NMP56gと、MEK44gとを投入した。さらに直径5mmのPSZ製粉砕メディアを入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで16時間混合し、分散を行った。
その後、PVDF(クレハ製 W1300)とアクリル樹脂(ポリブチルメタクリレート(PBMA))(ALDRICH製)を、質量比5:5で混合したバインダ溶液((PVDF+PBMA)10質量%、NMP50.4質量%、MEK39.6質量%を含む溶液)を137g入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで4時間混合し、PVC(顔料体積濃度)80%のセラミックセパレータ層用スラリーを作製した。
上述のようにして作製したセラミックセパレータ層用スラリーを、負極(実施例1の工程4と同じ方法で作製した負極)上にバーコーターで塗工した後、乾燥させて膜厚5μmのセラミックセパレータ層を形成した。なお、このセラミックセパレータ層にはピンホールの発生は認められなかった。
<特性の評価(ショート不良の有無の確認)>
上述のようにして作製した実施例1〜4のリチウムイオン二次電池の特性を評価するため、10個のリチウムイオン二次電池について、ショート不良の発生の有無を確認した。
ショート不良の有無の評価は、電圧3.75Vまで充電を行い、1週間放置した後、リチウムイオン二次電池の電圧を測定して、10個のリチウムイオン二次電池のすべてが、電圧3.70V以上であるものをショート不良なしと評価し、10個のリチウムイオン二次電池のうちの一つにでも電圧3.70V未満のものが認められたものを、ショート不良ありと評価することにより行った。
その結果を表1に示す。
なお、表1には、セラミックセパレータの形成に用いたセラミックスラリーを構成する成分、形成したセラミックセパレータの膜厚などを併せて示す。
Figure 2015191710
表1に示すように、実施例1〜4のリチウムイオン二次電池の場合、各10個の試料のうち、いずれにもショート不良の発生がないことが確認された。
また、比較のため、上記実施例1の工程5における、セラミックセパレータ層の形成方法を以下のように変更して、本発明の要件を満たさない以下の比較例1〜3の方法で、セラミックセパレータ層を形成した。
<比較例1>
上記実施例1の工程5における、セラミックセパレータ層の形成方法を以下のように変更した、比較例1にかかる方法でセラミックセパレータ層を形成した。
工程5:セラミックセパレータ層の形成
500mLのポットに、球状アルミナ粉末(電気化学工業(株)製、平均粒子径(D50)0.3μm)を80gと、溶剤としてNMPを100g、投入した。さらに直径5mmのPSZ製粉砕メディアを入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで16時間混合し、分散を行った。
その後、PVDF(クレハ製 W7200)のバインダ溶液(PVDF10質量%、NMP90質量%を含む溶液)を155g入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで4時間混合し、PVC(顔料体積濃度)70%のセラミックセパレータ層用スラリーを作製した。
それから、上述のようにして作製したセラミックセパレータ層用スラリーを、負極(実施例1の工程4と同じ方法で作製した負極)上にバーコーターで塗工した後、乾燥させて膜厚20μmのセラミックセパレータ層を形成した。
しかしながら、この比較例1の方法で形成したセラミックセパレータ層には、多数のピンホールの発生が確認された。そして、このセパレータ層を用いて作製したリチウムイオン二次電池においては、ショート不良の発生することが明らかであったことから、その時点でリチウムイオン二次電池の作製を中止した。
<比較例2>
上記実施例1の工程5における、セラミックセパレータ層の形成方法を以下のように変更した、比較例2にかかる方法でセラミックセパレータ層を形成した。
工程5:セラミックセパレータ層の形成
500mLのポットに、球状アルミナ粉末(電気化学工業(株)製、平均粒子径(D50)0.3μm)を80gと、溶剤としてNMPを75g、MEKを25g投入した。さらに直径5mmのPSZ製粉砕メディアを入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで16時間混合し、分散を行った。
その後、PVDF−HFP(Kynar製 #2850 HFP置換量3mol%)のバインダ溶液(PVDF−HFP10質量%、NMP67.5質量%、MEK22.5質量%を含む溶液)を155g入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで4時間混合し、PVC(顔料体積濃度)70%のセラミックセパレータ層用スラリーを作製した。
それから、上述のようにして作製したセラミックセパレータ層用スラリーを、負極(実施例1の工程4と同じ方法で作製した負極)上にバーコーターで塗工した後、乾燥させて膜厚5μmのセラミックセパレータ層を形成した。
しかしながら、この比較例2の方法で形成したセラミックセパレータ層には、多数のピンホールの発生が確認された。そして、このセパレータ層を用いて作製したリチウムイオン二次電池においては、ショート不良の発生することが明らかであったことから、その時点でリチウムイオン二次電池の作製を中止した。
<比較例3>
上記実施例1の工程5における、セラミックセパレータ層の形成方法を以下のように変更した、比較例3にかかる方法でセラミックセパレータ層を形成した。
工程5:セラミックセパレータ層の形成
500mLのポットに、球状アルミナ粉末(電気化学工業(株)製、平均粒子径(D50)0.3μm)を80gと、溶剤としてNMPを75g、MEKを25g投入した。さらに直径5mmのPSZ製粉砕メディアを入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで16時間混合し、分散を行った。
その後、PVDF(クレハ製 W1300)とアクリル樹脂(ポリブチルメタクリレート(PBMA))(ALDRICH製)を、質量比8:2で混合したバインダ溶液((PVDF+PBMA)10質量%、NMP67.5質量%、MEK22.5質量%を含む溶液)を137g入れ、転動ボールミルを用いて150rpmで4時間混合し、PVC(顔料体積濃度)80%のセラミックセパレータ層用スラリーを作製した。
それから、上述のようにして作製したセラミックセパレータ層用スラリーを、負極(実施例1の工程4と同じ方法で作製した負極)上にバーコーターで塗工した後、乾燥させて膜厚5μmのセラミックセパレータ層を形成した。
しかしながら、この比較例3の方法で形成したセラミックセパレータ層には、多数のピンホールの発生が確認された。そして、このセパレータ層を用いて作製したリチウムイオン二次電池においては、ショート不良の発生することが明らかであったことから、その時点でリチウムイオン二次電池の作製を中止した。
なお、上記実施形態(実施例1〜4)では、負極の表面に、セラミックセパレータ層を形成し、正極には、セラミックセパレータ層を形成せずに、上記正極と負極をセラミックセパレータ層を介して接合することにより電池素子を形成するようにしたが(図1参照)、これとは逆に、正極の表面に、セラミックセパレータ層を形成し、負極には、セラミックセパレータ層を形成せずに、上記正極と負極を接合することにより、正極と負極がセラミックセパレータ層を介して接合された構造を有する電池素子を作製することも可能である。そして、その場合にも、同様の作用効果を得ることができる。
また、正極と負極の両方の表面にセラミックセパレータ層を形成し、正極と負極とを、両者間に、セラミックセパレータ層が介在するように接合することによっても、正極と負極がセラミックセパレータ層を介して接合された構造を有する電池素子を作製することも可能である。なお、その場合にも、同様の作用効果を得ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、正極や負極、セラミックセパレータ層を構成する具体的な材料やセラミックセパレータ層の形成方法、電解液の種類などに関し、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
1 正極
2 負極
11 セラミックセパレータ層
20 電池素子

Claims (6)

  1. 正極、負極、前記正極と前記負極の間に介在するように配設されたセラミックセパレータ層、およびリチウムイオン伝導性非水電解質を含む電池要素と、前記電池要素を収容する外装体と、を備えたリチウムイオン二次電池の製造方法であって、
    主成分であるフッ素系樹脂と、Nメチルピロリドン(NMP)の含有割合が75vol%以下である溶媒とを含むバインダと、絶縁性無機微粒子とを含むセラミックスラリーを、前記正極および前記負極の少なくとも一方の表面に塗布し、乾燥させることにより前記セラミックセパレータ層を形成する工程を備えていること
    を特徴とするリチウムイオン二次電池の製造方法。
  2. 塗布したセラミックスラリーを乾燥させることにより形成される前記セラミックセパレータの厚みを20μm以下とすることを特徴とする請求項1記載のリチウムイオン二次電池の製造方法。
  3. 前記バインダを構成する前記フッ素系樹脂として、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)と有機物質(X)の共重合体(PVDF−X)が用いられており、
    前記Xは、前記溶媒中の前記NMPの含有割合を75vol%以下とした場合にも、前記PVDF−Xを溶解させることができるようなモノマーであり、
    前記Xによる前記PVDFの置換量が3mol%以上であること
    を特徴とする請求項1または2記載のリチウムイオン二次電池の製造方法。
  4. 前記バインダを構成する前記フッ素系樹脂として、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)とヘキサフルオロプロピレン(HFP)の共重合体(PVDF−HFP)が用いられており、
    前記HFPによる前記PVDFの置換量が3mol%以上であること
    を特徴とする請求項1または2記載のリチウムイオン二次電池の製造方法。
  5. 前記バインダとして、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)とアクリル樹脂とを含むバインダが用いられており、前記PVDFと前記アクリル樹脂の合計量に対する前記PVDFの割合が80〜30質量%であることを特徴とする請求項1または2記載のリチウムイオン二次電池の製造方法。
  6. 正極、負極、前記正極と前記負極の間に介在するように配設されたセラミックセパレータ層、およびリチウムイオン伝導性非水電解質を含む電池要素と、前記電池要素を収容する外装体と、を備えたリチウムイオン二次電池であって、
    請求項1〜5のいずれかに記載のリチウムイオン二次電池の製造方法により製造されたものであること
    を特徴とするリチウムイオン二次電池。
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