JP2015191288A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】3次元情報に対してアンダーカットを含む金型検査を行った結果を出力する場合にあって、検査項目と不具合箇所とを対応付けて出力するようにした情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置の受付手段は、少なくとも3次元形状を含む3次元情報を受け付け、検査手段は、3次元情報に対して、該3次元情報が表す物を製造するための金型検査として少なくともアンダーカットを含む金型検査を行い、生成手段は、前記検査手段において不具合箇所が検出された場合に、該不具合箇所を3次元表現するための不具合情報を生成し、出力手段は、不具合情報と検査項目とを対応付けて出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、成形不能部の有無を精度よく自動判別して熟練した知識がなくても成形不能部のない成形品や型の設計が容易になることを課題とし、法線演算手段と、第1逆方向成分判別手段と、第1成形不能部判別手段と、第2投影直線到達判別手段と、第3投影直線到達判別手段と、第2抜方向直線が到達する表面が存在すると判別されかつ第3型抜方向直線が到達する表面が存在すると判別された第1成形不能部を成形不能部であると判別する成形不能部判別手段と、成形品の3次元形状を構成する各表面と成形不能部とを表示する成形品表示手段と、を備えたことを特徴とする成形不能部検出装置について開示されている。
特許文献2には、製品形状についての異常判定を容易かつ迅速に行い得るようにすることを課題とし、CADシステム上で動作する形状検査装置を用いて、三次元形状データによって特定される立体形状を画面表示し、その表示画面上にて前記立体形状を成型加工する際の抜き方向の指定及び前記立体形状における凸状又は凹状の形状部分の一構成面の指定を行い、指定された抜き方向と一構成面とから前記形状部分についての形状寸法値を算出し、算出した形状寸法値を所定規格値と比較して当該形状寸法値を有する前記形状部分が所定形状条件に合致するか否かを判定することが開示されている。
特許文献3には、尖型凹凸部を精度よく自動判別することを課題とし、法線演算点における第1表面の法線を第1法線とし、法線演算点における前記第2表面の法線を第2法線とした場合に、第1法線と第2法線とに基づいて、境界線に対して第1表面と第2表面とがなす連結角度を演算する連結角度演算手段と、連結角度と、予め設定された尖型判別値とに基づいて、第1表面と、第2表面とが境界線を介して尖型に接続された尖型凹部又は尖型凸部を含む尖型凹凸部であるか否かを判別する尖型判別手段とを備えたことを特徴とする尖型凹凸部検出装置について開示されている。
特許文献4には、不要境界線を検出することを課題とし、第1法線と、第2法線とが同一方向であるか否かを判別する法線判別手段と、境界線における第1表面の湾曲状態を第1湾曲状態とし、境界線における第2表面の湾曲状態を第2湾曲状態とした場合に、第1湾曲状態と、第2湾曲状態とが同一であるか否かを判別する湾曲状態判別手段と、第1法線と、第2法線とが同一方向であると判別され、かつ、第1湾曲状態と、第2湾曲状態とが同一であると判別された場合に、境界線を、本来同一表面であるはずの第1表面及び第2表面を分割する不要な境界線である不要境界線として検出する不要境界線検出手段とを備えたことを特徴とする不要境界線検出装置について開示されている。
特許文献5には、成形不能部の有無を精度よく自動判別して熟練した知識がなくても型設計が容易になることを課題とし、逆方向成分を有する法線が演算された点を有する表面を成形不能部であると判別する成形不能部判別手段と、成形不能表面と隣接表面との間に設けられた境界線に対して成形不能表面と隣接表面とが凹状に接続されているか否かを判別する凹状接続判別手段と、成形不能表面と隣接表面とが凹状に接続されていると判別された場合に、隣接表面を成形不能部であると判別する隣接成形不能部判別手段とを備えたことを特徴とする設計支援装置について開示されている。
特許文献6には、効率のよい型抜を自動的に設定することを課題とし、物品情報を記憶する手段と、型の移動方向の候補に垂直な仮想平面に対する物品の投影面積を算出する手段と、投影面積が最大の方向を特定する手段と、物品表面について成形不能部か判別する手段と、成型不能部の総面積を算出する手段と、総面積が最小の方向を特定する手段と、投影面積の最大方向と総面積の最小方向が一致するか判別する手段と、投影面積の最大方向と総面積の最小方向が一致する場合に投影面積の最大方向を型抜方向に設定する手段と、を備えた型抜の設定装置について開示されている。
特許文献7には、成形品のパーティングラインの決定に要する工数を低減することができるパーティングライン決定装置、及びパーティングライン決定プログラムを得ることを課題とし、成形品の各面について、各手段により、キャビ型で成形させる面か、コア型で成形させる面か、スライド型で成形させる面か,分割面か、又は絶対アンダー面かが、決定され、この情報が、パーティングライン決定手段へ入力され、パーティングライン決定手段は、この情報に基づいて、各面に異なった色情報を付与し、各面の境界にパーティングラインを作成することでパーティングラインを決定する処理を終了し、このように、成形品のパーティングラインの決定に要する工数を低減できることが開示されている。
特許文献8には、熟練した知識がなくても、成型品について成形不能部となる表面と、成形可能部となる表面とを容易に見極めることができ、さらに成形不能部であってもパーティングラインを設けることで成形可能部となる面を見極めることができることを課題とし、モデルでは、第5成形可能部検出処理が、成形不能部検出処理によりアンダーカットが発生して成形不能部と検出された表面を、キャビティ方向、コア方向及び標準スライド方向とに分けるバーティングラインを設定することで成形可能な表面、つまり第5成形可能部と判別し、このモデルの場合、バーティングラインは、金型をキャビティ方向と標準スライド方向とに分ける位置となることが開示されている。
特開2009−271672号公報 特開2009−122972号公報 特開2009−134376号公報 特開2009−129095号公報 特開2009−119716号公報 特開2013−244645号公報 特開2013−063623号公報 特開2011−088432号公報
本発明は、3次元情報に対してアンダーカットを含む金型検査を行った結果を出力する場合にあって、検査項目と不具合箇所とを対応付けて出力するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、少なくとも3次元形状を含む3次元情報を受け付ける受付手段と、前記3次元情報に対して、該3次元情報が表す物を製造するための金型検査として少なくともアンダーカットを含む金型検査を行う検査手段と、前記検査手段において不具合箇所が検出された場合に、該不具合箇所を3次元表現するための不具合情報を生成する生成手段と、前記不具合情報と検査項目とを対応付けて出力する出力手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記出力手段は、前記受付手段により受け付けられた3次元形状情報と不具合情報とを用いて不具合箇所を含んだ表示用の3次元情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記検査手段が行う金型検査として、さらに厚肉、薄肉、型薄肉、製品エッジ、型エッジ、L字ツメのうちいずれか1つ以上の金型検査を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記3次元情報から型の抜き方向を特定する特定手段をさらに備え、前記検査手段は前記特定された型の抜き方向に基づいて検査を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記受付手段は、前記検査手段に行わせる検査項目を受け付け、前記検査手段は、前記検査項目が前記受付手段によって受け付けられた場合に当該検査項目に対応する金型検査を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記受付手段は、前記検査手段に行わせる検査項目に対応する値を受け付け、前記検査手段は、前記値が前記受付手段によって受け付けられた場合に、前記値に従って対応する検査項目の金型検査を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、前記受付手段は、前記3次元情報が表す型の抜き方向を受け付け、前記検査手段は、前記3次元情報が表す型の抜き方向が前記受付手段によって受け付けられた場合に受け付けた当該抜き方向に従って金型検査を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、コンピュータを、少なくとも3次元形状を含む3次元情報を受け付ける受付手段と、前記3次元情報に対して、該3次元情報が表す物を製造するための金型検査として少なくともアンダーカットを含む金型検査を行う検査手段と、前記検査手段において不具合箇所が検出された場合に、該不具合箇所を3次元表現するための不具合情報を生成する生成手段と、前記不具合情報と検査項目とを対応付けて出力する出力手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、3次元情報に対してアンダーカットを含む金型検査を行った結果を出力する場合にあって、検査項目と不具合箇所とを対応付けて出力することができる。
請求項2の情報処理装置によれば、受け付けた3次元形状情報と不具合情報とを用いて不具合箇所を含んだ表示用の3次元情報を出力することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、金型検査として、さらに厚肉、薄肉、型薄肉、製品エッジ、型エッジ、L字ツメのうちいずれか1つ以上の金型検査を行うことができる。
請求項4の情報処理装置によれば、3次元情報から型の抜き方向を特定して、その抜き方向に基づいて金型検査を行うことができる。
請求項5の情報処理装置によれば、検査項目に対応する金型検査を行うことができる。
請求項6の情報処理装置によれば、検査項目を値に従って金型検査を行うことができる。
請求項7の情報処理装置によれば、3次元情報が表す型の抜き方向に従って金型検査を行うことができる。
請求項8の情報処理プログラムによれば、3次元情報に対してアンダーカットを含む金型検査を行った結果を出力する場合にあって、検査項目と不具合箇所とを対応付けて出力することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を適用するシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 検査依頼に用いる画面の例を示す説明図である。 検査結果を表示する画面の例を示す説明図である。 検査結果を3次元表示する画面の例を示す説明図である。 検査項目における表示形態の組み合わせの例を示す説明図である。 検査結果の表示例を示す説明図である。 検査結果の表示例を示す説明図である。 検査結果の表示例を示す説明図である。 検査結果の表示例を示す説明図である。 検査結果の表示例を示す説明図である。 検査結果の表示例を示す説明図である。 検査結果の表示例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、3次元情報に対してアンダーカットを含む検査(金型検査、以下、単に「検査」ともいう)を行った結果を出力するものであって、図1の例に示すように、受付モジュール105、制御モジュール110、検査処理モジュール120、検査結果処理モジュール160、出力モジュール170を有している。
受付モジュール105は、検査処理モジュール120と接続されている。受付モジュール105は、少なくとも検査対象である3次元情報を受け付ける。3次元情報は、3次元CAD(Computer Aided Design)によって生成されたデータ(中間データ、他CADへの移管用の互換データ等を含む)であって、例えば、Parasolid等の形式のファイルである。この3次元情報は、3次元情報が表す物を生成する型(例えば、金型)を作成するためのものである。したがって、3次元情報が表すものとしては、「型によって生成される物」又は「型」であり、対象とするものが型によって生成される物である場合は「3次元情報が表す物」といい、対象とするものが型である場合は「3次元情報が表す型」という。3次元情報の受け付けは、その3次元情報そのものであってもよいし、情報処理装置100がアクセス可能な記憶装置(ファイルサーバー等)に格納されているファイル名の指定(後述する図4の例のようにユーザの操作による指定)であってもよい。なお、受付モジュール105が受け付ける情報(つまり、ユーザ側がインプットする情報)は、3次元情報以外の情報は必須ではなく、インプットされなければ3次元情報から自動で検出するか、予め定められた値を利用してもよい。例えば、型抜き方向の自動検出に関しては、特許文献6に記載の技術を用いればよい。
また、受付モジュール105が受け付ける3次元情報は、その3次元情報を作成するための操作の履歴を示す履歴情報を含まないようにしてもよい。例えば、3次元形状を形成するための情報のみが含まれているものであってもよい。つまり、検査処理モジュール120は、その3次元情報のみから検査を行う。もちろんのことながら、受付モジュール105が受け付ける3次元情報には、その3次元情報を作成するための操作の履歴を示す履歴情報が含まれていてもよい。
さらに、受付モジュール105は、3次元情報とその3次元情報が表す型の種類を示す種類情報を受け付けるようにしてもよい。種類情報には、その型によって製造される物の素材を示す素材情報を含む。種類として、例えば、プラスチック用、プレス用がある。この他にも、鍛造用、鋳造用、ダイカスト用、ガラス用、ゴム用等を設けてもよい。これらは、予め定められていてもよいし、後述する図4の例のようにユーザが選択できるようにしてもよい。この場合、検査処理モジュール120内の各検査モジュールは、受付モジュール105によって受け付けられた素材情報に基づいて検査を行う。
さらに、受付モジュール105は、検査処理モジュール120に行わせる検査項目を受け付けるようにしてもよい。検査項目として、例えば、アンダーカット、厚肉、薄肉、型薄肉、製品エッジ、型エッジ、L字ツメ等がある。また、これらの項目についての詳細項目(後述する図6の例で示す詳細欄660)であってもよい。これらは、予め定められていてもよいし、後述する図4の例のようにユーザが選択できるようにしてもよい。この場合、検査処理モジュール120内の各検査モジュールは、受付モジュール105によって受け付けられた検査項目に対応する検査を行う。
さらに、受付モジュール105は、検査処理モジュール120に行わせる検査項目に対応する値(閾値等を含む)を受け付けるようにしてもよい。各検査項目の検査に用いる値であって、例えば、素材がプラスチックの場合は基本肉厚に関する値(例えば、基本肉厚に乗算する値(具体的には、厚肉であれば、「基本肉厚に対してX倍(例えば、X=1.2)以上になっている部分が不具合箇所」と定義した場合、Xが閾値になる。もちろんのことながら、閾値Xは変更可能である)、素材がプレス用の場合は板厚の値等がある。検査項目に対応する閾値は、1つであってもよいし、複数であってもよい。これらは、予め定められていてもよいし、後述する図4の例のようにユーザが選択できるようにしてもよい。この場合、検査処理モジュール120内の各検査モジュールは、受付モジュール105によって受け付けられた検査項目を閾値に従って検査を行う。なお、基本肉厚は、3次元情報から自動検知してもよい。自動検知の手法としては、例えば、受け付けた3次元情報の各面の肉厚を算出し、統計的値を用いるようにしてもよい。統計的値として、例えば、肉厚の最頻値(一番多く設定されている肉厚の値)、一番厚い部分と薄い部分の平均の値等を用いてもよい。
さらに、受付モジュール105は、3次元情報が表す型の抜き方向(製品を金型から取り出す際の、その取り出し方向、金型の開閉方向)を受け付けるようにしてもよい。型の抜き方向としては、3次元情報が表す物内の予め定められた面に対して、上下方向、左右方向、前後方向、斜め方向等がある。これらは、予め定められていてもよいし、後述する図4の例のようにユーザが選択できるようにしてもよい。この場合、検査処理モジュール120内の各検査モジュールは、受付モジュール105によって受け付けられた型の抜き方向に従って検査を行う。前述したように、型の抜き方向も受け付けた3次元情報から自動検出してもよい。この場合、受付モジュール105が型の抜き方向の情報を受け付けなかった場合(ユーザ側がインプットしなかった場合)に、自動検出してもよい。つまり、検査処理モジュール120が、受付モジュール105が受け付けた3次元情報から型の抜き方向を特定し、各検査モジュール(アンダーカット検査モジュール125A等)は、特定された型の抜き方向に基づいて検査を行うようにすればよい。具体的には、受け取った3次元情報を解析し、抜き方向、基本肉厚などの情報を算出し、算出結果に基づいて検査を行う。なお、この場合、3次元情報は、形態を示す3次元形状データのみでよく、3次元形状データを解析して行う場合はCADなどの操作履歴が不要となり、互換性が高くなるという効果を有する。また、上記の情報は形状データからだけでなく、入力されて受け付けた情報から推定してもよい。
また、受付モジュール105が型の抜き方向の情報を受け付けた場合であっても、型の抜き方向を3次元情報から自動検出してもよい。そして、両者(受け付けた型の抜き方向の情報、自動検出した型の抜き方向の情報)が異なる場合は、異なる旨のアラームを表示し、ユーザに選択させるようにしてもよい。なお、型の抜き方向以外の情報に関しても同様である。
制御モジュール110は、情報処理装置100全体の制御を行う。例えば、受付モジュール105が受け付けた情報に応じて、検査処理モジュール120に処理を行わせる。具体的には、検査項目が受付モジュール105によって受け付けられた場合に、その検査項目に対応する検査処理モジュール120内のモジュールを選択して、そのモジュールに検査処理を行わせる。値が受付モジュール105によって受け付けられた場合に、その値に従って対応する検査処理モジュール120内の各モジュールに検査処理を行わせる。また、3次元情報が表す型の抜き方向が受付モジュール105によって受け付けられた場合に、その受け付けた抜き方向に従って対応する検査処理モジュール120内の各モジュールに検査処理を行わせる。
また、制御モジュール110は、ユーザ情報(ログイン情報等を含む)と対応させて、検査項目、検査パラメータ(閾値等を含む値)を記憶しておき、受け付けモジュール105が3次元情報を受け付けた場合、ユーザ情報に対応付けられている検査項目、検査パラメータを適用させて、各検査モジュールに検査を行わせるようにしてもよい。
検査処理モジュール120は、受付モジュール105、検査結果処理モジュール160と接続されており、受付モジュール105が受け付けた3次元情報が表す物を製造するための検査を行う。検査処理モジュール120は、アンダーカット検査モジュール125A、アンダーカット結果表示ファイル生成モジュール125B、厚肉検査モジュール130A、厚肉検査結果表示ファイル生成モジュール130B、薄肉検査モジュール135A、薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール135B、型薄肉検査モジュール140A、型薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール140B、製品エッジ検査モジュール145A、製品エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール145B、型エッジ検査モジュール150A、型エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール150B、L字ツメ検査モジュール155A、L字ツメ検査結果表示ファイル生成モジュール155Bを有している。なお、検査処理モジュール120は、少なくともアンダーカット検査モジュール125A、アンダーカット結果表示ファイル生成モジュール125Bを有していればよい。そして、検査処理モジュール120が行う検査として、さらに厚肉検査モジュール130Aと厚肉検査結果表示ファイル生成モジュール130B、薄肉検査モジュール135Aと薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール135B、型薄肉検査モジュール140Aと型薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール140B、製品エッジ検査モジュール145Aと製品エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール145B、型エッジ検査モジュール150Aと型エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール150B、L字ツメ検査モジュール155AとL字ツメ検査結果表示ファイル生成モジュール155Bのうちいずれか1つ以上の組による検査を行うようにしてもよい。
アンダーカット検査モジュール125Aとアンダーカット結果表示ファイル生成モジュール125Bは接続されている。厚肉検査モジュール130Aと厚肉検査結果表示ファイル生成モジュール130Bは接続されている。薄肉検査モジュール135Aと薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール135Bは接続されている。型薄肉検査モジュール140Aと型薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール140Bは接続されている。製品エッジ検査モジュール145Aと製品エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール145Bは接続されている。型エッジ検査モジュール150Aと型エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール150Bは接続されている。L字ツメ検査モジュール155AとL字ツメ検査結果表示ファイル生成モジュール155Bは接続されている。
アンダーカット検査モジュール125Aは、3次元情報に対してアンダーカットの検査処理を行う。アンダーカットとは、成形品を金型から取り出すときに、型の開閉方向に押し出すだけでは取り出せない凹凸形状のことをいう。アンダーカット処理には、外スライドや傾斜ピン等のアンダーカット処理機構が必要である。製品にアンダーカット部があると、この部分を別の部分(スライドコア)で構成して、型の開閉のたびに移動させて製品の取り出しを妨げないようにしなければならない。しかし、このような金型は一般に構造が複雑となり、また高価なものとなり、成形中の故障の原因ともなるので、アンダーカット部の無いように製品を設計することが望ましい。そこで、アンダーカット検査モジュール125Aが、受付モジュール105によって受け付けられた3次元情報にアンダーカットがあるか否かの検査処理を行う。アンダーカットがあるか否かの検査処理は、先行技術で挙げた文献等に開示されている技術を用いればよい。例えば、真アンダー、外スライドとして、(a)斜めスライド、(b)標準スライド、(c)分割面、Cavi/Core分割面等の数、箇所を算出する。具体的には、アンダーカットの検査項目として、(1)アンダー箇所、(2)分割面がある。(1)アンダー箇所は、アンダーカット処理が必要になり、金型構造が複雑になることを回避するために、アンダーカット箇所がないかを検査するものである。(2)分割面は、真のアンダーカット、斜めスライド/内側スライド箇所との区別を回避するために、キャビ/コア/標準スライドでフェースを分割することによりアンダーカットを回避できる箇所がないかを検査するものである。
アンダーカット結果表示ファイル生成モジュール125Bは、アンダーカット検査モジュール125Aにおいて不具合箇所が検出された場合に、その不具合箇所を3次元表現するための不具合情報を生成する。例えば、3次元表示でき、アンダーカット部を指示するための表示を行うように構成された表示用ファイルを生成する。
厚肉検査モジュール130Aは、3次元情報に対して厚肉の検査処理を行う。
厚肉、薄肉について説明する。樹脂は、溶融時と固体時では体積が変化する。通常、溶融状態より固化すると収縮する。この変化の割合を収縮率という。また、成形品を金型から取り出した直後は、その品物の温度は常温より高くて、数時間あるいは十数時間たって初めて常温に達する。この際、成形品は冷却するにしたがって収縮を起こすが、このような成形品の寸法の差を成形収縮と呼んでいる。成形収縮の分量は、基本的には、プラスチック材料の種類によって異なるが、成形品の形状や成形条件などによっても違う。金型としては、この成形収縮に見合う分だけ大きく作っておくことが必要となる。熱可塑性プラスチックでは、結晶性プラスチックは、非結晶プラスチックに比べてはるかに大きな値を示している。また充填材や強化材の種類や、その配合量によっても変わってくるが、一般にガラス繊維を充填した材料はその値が小さくなっている。
そして、製品の形状及び金型のゲート設計との関係として次のことがいえる。成形材料が、金型のゲートを通ってキャビティ内に流入する際に、成形材料を構成している樹脂や充填材に配向性が表れる。この配向性は、製品の形状やゲートのつけ方によって様子が異なり、成形収縮率の値にも方向性が現れる。またこのことは、製品にソリ(反り)やネジレなどの変形を起こす原因ともなるので、これを防ぐため、金型のゲート形状に工夫を加える必要が生じる。ゲート設計においては、一般にゲートの大きさ(断面積)を大きくすると、成形収縮率が小さくなる傾向が認められている。
次に、製品の肉厚との関係について説明する。同一種類の成形材料を使用しても、成形品の肉厚が大きくなると、その表面にヒケができやすくなり、一般に成形品の肉厚を増すと成形収縮率が大きくなる傾向がある。薄肉にすると製品の流動距離が短くなり(圧力伝播が低減)、ショートモールドの原因となる。また、充填させるためにゲート数が増えることともなる。部分的に厚肉部があると、厚肉部内部の冷却と表層面や基本肉厚との冷却が均一に冷却されずヒケやソリ・変形の原因になることとなる。そこで、厚肉検査モジュール130Aが、受付モジュール105によって受け付けられた3次元情報に厚肉があるか否かの検査処理を行う。厚肉があるか否かの検査処理は、先行技術で挙げた文献等に開示されている技術を用いればよい。例えば、基本肉厚×A(Aは予め定められた値、例えば、1.2等)を超える部分等の数、箇所を算出する。具体的には、厚肉の検査項目として、(1)厚肉がある。(1)厚肉は、成形不具合(ヒケ、ソリなど)を回避するために、製品全般を基本肉厚と比較し、厚肉になっていないかを検査するものである。
厚肉検査結果表示ファイル生成モジュール130Bは、厚肉検査モジュール130Aにおいて不具合箇所が検出された場合に、その不具合箇所を3次元表現するための不具合情報を生成する。例えば、3次元表示でき、厚肉部を指示するための表示を行うように構成された表示用ファイルを生成する。
薄肉検査モジュール135Aは、3次元情報に対して薄肉の検査処理を行う。前述したように、薄肉部では充填不良(ショートモールド)が発生しやすい。そこで、薄肉検査モジュール135Aが、受付モジュール105によって受け付けられた3次元情報に薄肉があるか否かの検査処理を行う。薄肉があるか否かの検査処理は、先行技術で挙げた文献等に開示されている技術を用いればよい。例えば、製品肉厚がB(Bは予め定められた値、例えば、1mm等)未満の部分等の数、箇所を算出する。具体的には、薄肉の検査項目として、(1)1mm未満薄肉がある。(1)1mm未満薄肉は、成形不具合(ショートショットなど)を回避するために、1mm未満の薄肉部分がないかを検査するものである。
薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール135Bは、薄肉検査モジュール135Aにおいて不具合箇所が検出された場合に、その不具合箇所を3次元表現するための不具合情報を生成する。例えば、3次元表示でき、薄肉部を指示するための表示を行うように構成された表示用ファイルを生成する。
型薄肉検査モジュール140Aは、3次元情報に対して型薄肉の検査処理を行う。
型薄肉について説明する。
金型構造部が、細く長くなると、成形時の圧力により折れやすくなるため、円(楕円を含む)のピン形状部ではh≧α×φd(なお、hはピンの細い部分の長さであり、φdはピンの細い部分の直径である)、板のピン形状部ではh≧β×a(なお、hはピンの細い部分の長さであり、aはピンの上面の短い辺の長さである)のような形状が金型にできないように製品設計をする必要がある。なお、α、βは予め定められた値であって、例えば、αとして5等、βとして4等である。d、aの最小値は、予め定められた値(例えば、1mm)とする。そこで、型薄肉検査モジュール140Aが、受付モジュール105によって受け付けられた3次元情報に型薄肉があるか否かの検査処理を行う。型薄肉があるか否かの検査処理は、先行技術で挙げた文献等に開示されている技術を用いればよい。例えば、型の幅がC(Cは予め定められた値、例えば、1mm等)未満かつ型の高さ/幅がD倍(Dは予め定められた値、例えば、4等)より大きい部分、(2)型の幅がC未満の部分、(3)型の高さ/幅がD倍より大きい部分の部分等の数、箇所を算出する。具体的には、型薄肉の検査項目として、(1)型薄肉がある。(1)型薄肉は、型強度不足を回避するために、金型形状として、薄肉(1mm未満)になっている部分がないか、金型形状として、高さ(h)が幅(W)の4倍より大きい(h/w>4)箇所がないかを検査するものである。
型薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール140Bは、型薄肉検査モジュール140Aにおいて不具合箇所が検出された場合に、その不具合箇所を3次元表現するための不具合情報を生成する。例えば、3次元表示でき、型薄肉部を指示するための表示を行うように構成された表示用ファイルを生成する。
製品エッジ検査モジュール145Aは、3次元情報に対して製品エッジの検査処理を行う。
製品エッジは、前述した薄肉部の充填不良(ショートモールド)を回避するための項目である。そこで、製品エッジ検査モジュール145Aが、受付モジュール105によって受け付けられた3次元情報に製品エッジがあるか否かの検査処理を行う。製品エッジがあるか否かの検査処理は、先行技術で挙げた文献等に開示されている技術を用いればよい。例えば、製品エッジの部分等の数、箇所を算出する。具体的には、製品エッジの検査項目として、(1)製品エッジがある。(1)製品エッジは、金型加工時に直彫りできなくなる(入れ子分割/放電加工になる)ことを回避するために、製品形状にエッジ部がないかを検査するものである。
製品エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール145Bは、製品エッジ検査モジュール145Aにおいて不具合箇所が検出された場合に、その不具合箇所を3次元表現するための不具合情報を生成する。例えば、3次元表示でき、製品エッジ部を指示するための表示を行うように構成された表示用ファイルを生成する。
型エッジ検査モジュール150Aは、3次元情報に対して型エッジの検査処理を行う。
型エッジは、前述した型薄肉と同様に型強度を確保するためのチェック項目である。そこで、型エッジ検査モジュール150Aが、受付モジュール105によって受け付けられた3次元情報に型エッジがあるか否かの検査処理を行う。型エッジがあるか否かの検査処理は、先行技術で挙げた文献等に開示されている技術を用いればよい。例えば、型エッジ(E(Eは予め定められた値、例えば、60等)度未満)、(2)型エッジ(F(Fは予め定められた値、例えば、89等)度未満)の部分等の数、箇所を算出する。具体的には、型エッジの検査項目として、(1)型エッジがある。(1)型エッジは、型強度不足を回避するために、金型形状にエッジ部がないかを検査するものである。
型エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール150Bは、型エッジ検査モジュール150Aにおいて不具合箇所が検出された場合に、その不具合箇所を3次元表現するための不具合情報を生成する。例えば、3次元表示でき、型エッジ部を指示するための表示を行うように構成された表示用ファイルを生成する。
L字ツメ検査モジュール155Aは、3次元情報に対してL字ツメの検査処理を行う。
L字ツメについて説明する。
喰い切りとは、金型の可動方向に入れ子同士が直接合わさる箇所のことである。入れ子同士が型開閉のたびにこすれ合いながら合わさり、合わせが甘いとバリが発生し、合わせが強すぎると、金型の疲労破損が発生する。このため、喰い切り合わせ調整工程が必要となる。喰い切り面が多いと金型製作期間が長くなる傾向がある。そこで、喰い切り面を減らすよう考慮し設計する必要がある。このように金型の干渉回避、型摩耗低減のため喰い切り面には予め定められた値(例えば、3度等)以上の角度を付けることが必要である。そこで、L字ツメ検査モジュール155Aが、受付モジュール105によって受け付けられた3次元情報にL字ツメ(喰い切り形状)があるか否かの検査処理を行う。L字ツメがあるか否かの検査処理は、先行技術で挙げた文献等に開示されている技術を用いればよい。例えば、勾配G(Gは予め定められた値、例えば、5等)度未満、平面H等(Hは予め定められた値、例えば、1mm等)未満(勾配I(Iは予め定められた値、例えば、5等)度)、喰いきり勾配J(Jは予め定められた値、例えば、5等)度/平面K(Kは予め定められた値、例えば、1mm等)以上、L字ツメ部型薄肉の部分等の数、箇所を算出する。具体的には、L字ツメの検査項目として、(1)L字ツメ検査、(2)ツメ型薄肉検査がある。(1)L字ツメ検査は、金型強度不足を回避するために、ツメ部の喰い切り勾配/平面部が確保されているかを検査するものである。(2)ツメ型薄肉検査は、金型強度不足を回避するために、ツメ部の金型形状として、高さ(h)が幅(W)の4倍より大きい(h/w>4)箇所がないかを検査するものである。
L字ツメ検査結果表示ファイル生成モジュール155Bは、L字ツメ検査モジュール155Aにおいて不具合箇所が検出された場合に、その不具合箇所を3次元表現するための不具合情報を生成する。例えば、3次元表示でき、L字ツメ部を指示するための表示を行うように構成された表示用ファイルを生成する。
検査結果処理モジュール160は、検査処理モジュール120、出力モジュール170と接続されている。検査結果処理モジュール160は、検査処理モジュール120による検査結果と、各検査項目とその各検査項目における不具合箇所を3次元表現するための情報とを対応付ける。
また、検査結果処理モジュール160は、検査処理モジュール120による検査結果を示す情報として、3次元情報が表す物における面上において不具合箇所(アンダーカット部等)を示すラインを描画するための情報を出力するようにしてもよい。「ライン」は、もちろんのことながら、3次元情報が表す物を描画するラインと区別可能なラインである。例えば、矢印の形態であってもよいし、3次元情報が表す物を描画するラインと太さが異なるライン、色が異なるライン、点線等のライン等である。
さらに、検査結果処理モジュール160は、3次元情報が表す物における不具合箇所である面を、不具合箇所ではない面と区別可能に描画するための情報を出力するようにしてもよい。
さらに、検査結果処理モジュール160は、検査処理モジュール120が厚肉、薄肉、製品エッジ、型エッジのいずれかの検査を行った場合は、3次元情報が表す物における面上において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力するようにしてもよい。
さらに、検査結果処理モジュール160は、不具合箇所である面を、不具合箇所ではない面と区別可能に描画するための情報及びその3次元情報が表す物における面上において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力するようにしてもよい。
また、検査結果処理モジュール160は、検査処理モジュール120による検査結果を示す情報として、3次元情報が表す物における面によって構成される空間において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力するようにしてもよい。
「面によって構成される空間」とは、複数の面によって構成される空間(例えば、2つの面が対面している空間、3つの面によって囲まれる空間等)の他、1つの面によって構成される空間(例えば、1つの面上の点を始点又は終点としたライン)であってもよい。
さらに、検査結果処理モジュール160は、3次元情報が表す物における不具合箇所である面を、不具合箇所ではない面と区別可能に描画するための情報を出力するようにしてもよい。
さらに、検査結果処理モジュール160は、検査処理モジュール120がアンダーカット、型薄肉、L字ツメのいずれかの検査を行った場合は、3次元情報が表す物における面によって構成される空間において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力するようにしてもよい。
さらに、検査結果処理モジュール160は、検査処理モジュール120がアンダーカット、型薄肉のいずれかの検査を行った場合は、3次元情報が表す物における不具合箇所である面を、不具合箇所ではない面と区別可能に描画するための情報及び3次元情報が表す物における面によって構成される空間において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力するようにしてもよい。
出力モジュール170は、検査結果処理モジュール160と接続されている。出力モジュール170は、不具合情報と検査項目とを対応付けて出力する。また、受付モジュール105により受け付けられた3次元形状情報と不具合情報とを用いて不具合箇所を含んだ表示用の3次元情報を出力するようにしてもよい。情報を出力するとは、例えば、ディスプレイ等の表示装置に表示すること、通信回線を介して他の情報処理装置に送信すること、記憶装置へその情報を書き込むこと、メモリーカード等の記憶媒体に記憶すること等が含まれる。
図2は、本実施の形態を適用するシステム構成例を示す説明図である。
通信回線290は、通信回線280A、通信回線280B、通信回線280Cを接続する通信回線であり、例えば、通信インフラとしてのインターネットである。通信回線280A、通信回線280B、通信回線280Cは、各組織内の情報処理装置200を接続する通信回線であり、例えば、社内で構築された通信インフラとしてのイントラネットである。
情報処理装置200A、情報処理装置202A、情報処理装置204A、情報処理装置206A、情報処理装置200B、情報処理装置202B、情報処理装置204B、情報処理装置200C、情報処理装置202Cは、通信回線280A、通信回線280B、通信回線280C、又は通信回線290を介して、情報処理装置100と接続されている。情報処理装置100は、3次元情報の検査処理を、いわゆるクラウドサービス(整形不能部検出機能を含む設計支援システム)として提供する。情報処理装置200には、Webブラウザが搭載されており、情報処理装置100に3次元情報を渡し、検査の指示を行い、情報処理装置100からその検査結果を受け取り、3次元表示で検査結果を表示する。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。情報処理装置100と情報処理装置200の間で行われる処理例を示すものである。
ステップS302では、情報処理装置200が、ログイン用情報を送信する。例えば、ユーザIDとパスワードの組み合わせ、この他に、ユーザが所持しているICカード内の情報、指紋情報等の生体情報等をログイン用情報として情報処理装置100に送信する。本実施の形態による検査処理のサービスを利用するためのログインである。
ステップS304では、制御モジュール110が、ログイン処理を行う。ステップS302で送信されてきたログイン用情報に基づいてログイン処理を行う。例えば、ユーザIDとパスワードの組み合わせが情報処理装置100内に記憶されている情報と合致するか否かを判断すればよい。ログイン不可の場合は、ログインできなかった旨のメッセージを、その情報処理装置200に送信する。
ステップS306では、制御モジュール110が、処理依頼画面を送信する。例えば、図4に例示する画面400内の内容を表示するためのファイル(HTML文書等)を送信する。図4は、検査依頼に用いる画面400の例を示す説明図である。依頼タブ410は、処理依頼画面の例である。なお、結果タブ450は、図5の例を用いて後述するように処理依頼に対応する検査結果を表示する画面である。
依頼タブ410には依頼受付領域420があり、依頼受付領域420内には、素材欄422、チェック項目欄424、型の抜き方向欄428、基本肉厚欄430、板厚欄432、ファイル名欄434、登録ボタン436が表示される。
素材欄422は、検査対象である3次元情報が、プラスチック用、プレス用であるかを指定するためのプルダウンメニューである。この他にも、鍛造用、鋳造用、ダイカスト用、ガラス用、ゴム用等のメニューを設けてもよい。
チェック項目欄424内には、ユーザが検査したい項目と閾値を設定するために、アンダーカットチェック欄424A、厚肉チェック欄424B、薄肉チェック欄424C、型薄肉チェック欄424D、製品エッジチェック欄424E、型エッジチェック欄424F、L字ツメチェック欄424G、アンダーカット閾値欄426A、厚肉閾値欄426B、薄肉閾値欄426C、型薄肉閾値欄426D、製品エッジ閾値欄426E、型エッジ閾値欄426F、L字ツメ閾値欄426Gが表示される。アンダーカットチェック欄424Aに対応してアンダーカット閾値欄426Aがあり、厚肉チェック欄424Bに対応して厚肉閾値欄426Bがあり、薄肉チェック欄424Cに対応して薄肉閾値欄426Cがあり、型薄肉チェック欄424Dに対応して型薄肉閾値欄426Dがあり、製品エッジチェック欄424Eに対応して製品エッジ閾値欄426Eがあり、型エッジチェック欄424Fに対応して型エッジ閾値欄426Fがあり、L字ツメチェック欄424Gに対応してL字ツメ閾値欄426Gがある。また、各閾値欄426は、無くてもよいし、複数あってもよい。デフォルトとして、全ての項目がチェックされていてもよいし、予め定められた項目(例えば、アンダーカットチェック欄424A等)がチェックされていてもよい。また、各閾値欄426にもデフォルト値が記入されていてもよいし、閾値として認められる範囲が設定されていてもよい。そして、その範囲外の値が記載された場合は、エラーメッセージを表示するようにしてもよい。
型の抜き方向欄428は、3次元情報が表す型の抜き方向を指定するものである。前述したように、3次元情報が表す物内の予め定められた面に対して、上下方向、左右方向、前後方向、斜め方向等を指定するためのプルダウンメニューである。また、抜き方向となるベクトルをユーザに指定させるようにしてもよい。なお、ベクトル指定は、選択指定面の法線ベクトルを抽出すること、選択指定された2点を結ぶベクトル成分を抽出すること等を利用してもよい。
基本肉厚欄430は、素材欄422でプラスチック用が選択された場合に表示されるものであり、前述の受付モジュール105が受け付ける値の一種である。板厚欄432は、素材欄422でプレス用が選択された場合に表示されるものであり、前述の閾値の一種である。基本肉厚欄430、板厚欄432も、デフォルト値が記入されていてもよいし、閾値として認められる範囲が設定されていてもよい。そして、その範囲外の値が記載された場合は、エラーメッセージを表示するようにしてもよい。
ファイル名欄434は、3次元情報をアップロードするための欄であり、3次元情報を内容とするファイル名を指定するものである。また、CADから直接アップロードするようにしてもよい。前述したように、3次元情報を示すファイル名欄434以外の欄は必須ではない。したがって、ファイル名欄434以外の欄の全ては設けなくてもよいし、それらの欄のうちいくつかの欄を残すようにしてもよい。また、ファイル名欄434以外の欄においては、ユーザによる記入がなされていなくてもよい。
ステップS308では、情報処理装置200が、処理依頼情報を送信する。図4の例を用いて説明すると、登録ボタン436が、ユーザによって選択された場合、その時点での素材欄422等の欄の内容を情報処理装置100に送信する。
ステップS310では、受付モジュール105が、処理依頼情報を受け付ける。
ステップS312Aでは、アンダーカット検査モジュール125Aが、受付モジュール105が受け付けた3次元情報に対してアンダーカット検査処理を行う。
ステップS312Bでは、アンダーカット結果表示ファイル生成モジュール125Bが、検査結果表示ファイルを生成する。
ステップS314Aでは、厚肉検査モジュール130Aが、受付モジュール105が受け付けた3次元情報に対して厚肉検査処理を行う。
ステップS314Bでは、厚肉検査結果表示ファイル生成モジュール130Bが、検査結果表示ファイルを生成する。
ステップS316Aでは、薄肉検査モジュール135Aが、受付モジュール105が受け付けた3次元情報に対して薄肉検査処理を行う。
ステップS316Bでは、薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール135Bが、検査結果表示ファイルを生成する。
ステップS318Aでは、型薄肉検査モジュール140Aが、受付モジュール105が受け付けた3次元情報に対して型薄肉検査処理を行う。
ステップS318Bでは、型薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール140Bが、検査結果表示ファイルを生成する。
ステップS320Aでは、製品エッジ検査モジュール145Aが、受付モジュール105が受け付けた3次元情報に対して製品エッジ検査処理を行う。
ステップS320Bでは、製品エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール145Bが、検査結果表示ファイルを生成する。
ステップS322Aでは、型エッジ検査モジュール150Aが、受付モジュール105が受け付けた3次元情報に対して型エッジ検査処理を行う。
ステップS322Bでは、型エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール150Bが、検査結果表示ファイルを生成する。
ステップS324Aでは、L字ツメ検査モジュール155Aが、受付モジュール105が受け付けた3次元情報に対してL字ツメ検査処理を行う。
ステップS324Bでは、L字ツメ検査結果表示ファイル生成モジュール155Bが、検査結果表示ファイルを生成する。
ステップS312A、S314A、…S324Aの処理は、それぞれ並列的に行ってもよいし、逐次的に処理を行ってもよい。また、他の処理における結果(中間結果を含む)を利用して処理を行ってもよい。
ステップS326では、検査結果処理モジュール160が、検査結果表示用画面を生成する。例えば、ステップS312A等による検査結果を3次元表示するためのファイルを生成する。
ステップS328では、出力モジュール170が、検査終了通知を送信する。例えば、検査処理依頼を行ったユーザに対して電子メール等を用いて通知してもよい。その際に、ステップS326で生成されたファイルのダウンロード先(URL等)を、電子メール等の内容に含めてもよい。
ステップS330では、情報処理装置200が、検査結果表示指示を送信する。
ステップS332では、出力モジュール170が、検査結果表示用画面を送信する。例えば、図5に例示する検査処理通知領域520内の内容を表示するためのファイル(HTML文書等)を送信する。図5は、検査結果を表示する画面400の例を示す説明図である。検査処理通知領域520は、結果タブ450が選択された場合の画面例である。
検査処理通知領域520には、日付欄525、ユーザID欄530、名前欄535、プロダクト名欄540、サブ名欄545、ファイル名欄550、チェック結果欄560、ダウンロード指示欄565を表示する。日付欄525には、検査処理した日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を表示する。名前欄535には、検査依頼をしたユーザIDを表示する。名前欄535には、そのユーザの名前を表示する。プロダクト名欄540、サブ名欄545には、検査対象の3次元情報のプロダクト名、サブ名を表示する。ファイル名欄550には、検査対象となった3次元情報のファイル名を表示する。チェック結果欄560には、検査結果をWebブラウザで表示するためのURLを表示する。この欄がユーザによって選択されると、後述する図6の例に示すような画面を表示する。ダウンロード指示欄565には、検査結果のデータをダウンロードするためのアイコンを表示する。例えば、図6の例に示すような画面を表示するためのファイル(ビューワ用データ)をダウンロード可能とする。また、検査対象である3次元情報のファイル(ファイル名欄550で示したファイル、CADデータ)をダウンロード可能としてもよい。
なお、プロダクト名欄540、サブ名欄545は、不要としてもよい。ただし、プロダクト名欄540、サブ名欄545を付加する場合は、図4に例示する画面400内に、プロダクト名欄、サブ名欄を付加し、そのプロダクト名、サブ名を用いた処理を行うようにしてもよい。例えば、画面400を用いた依頼事項、その依頼に対する検査結果等をログとして記憶し、依頼者であるユーザの他に、そのプロダクト、サブに関連する者(具体的には、そのプロダクト、又はサブに対応付けられている管理者等を記憶しているテーブルを用いて抽出した者のアドレス(メールアドレス等))に送信するようにしてもよい。
ステップS334では、情報処理装置200が、ユーザの操作に従って、検査結果を表示する。表示形態について、図6〜図14の例を用いて説明する。
図6は、検査結果を3次元表示する画面400の例を示す説明図である。画面400には、チェック結果表610、3D表示領域690を表示する。
チェック結果表610は、検査結果を表形式で表示するものであり、チェック結果欄615、ガイド欄670を有しており、チェック結果欄615は、項目欄620、詳細欄660、結果(数)欄665を有している。
項目欄620には、検査項目を表示する。これらは、検査処理モジュール120内の検査モジュールによる検査結果に対応しており、図4の例で示したチェック項目欄424内でチェックされた項目に対応している。項目欄620として、アンダーカット欄625、厚肉欄630、薄肉欄635、型薄肉欄640、製品エッジ欄645、型エッジ欄650、L字ツメ欄655のいずれか1つ以上が表示される。少なくともアンダーカット欄625を表示するようにしてもよい。
詳細欄660には、各検査項目における詳細項目を表示する。結果(数)欄665には、詳細欄660の各項目における検査結果(有無、その不具合箇所の数等)を表示する。アンダーカット欄625として、アンダーカット検査モジュール125Aによる検査結果としての(1)真アンダー、(2)外スライドとして、(2a)斜めスライド、(2b)標準スライド、(2c)分割面、(3)Cavi/Core分割面を表示する。厚肉欄630として、厚肉検査モジュール130Aによる検査結果としての(1)基本肉厚×A(例えば、1.1、1.2、1.3、1.4等)を超える部分を表示する。薄肉欄635として、薄肉検査モジュール135Aによる検査結果としての(1)製品肉厚がB(例えば、1、2、3mm等)未満の部分を表示する。型薄肉欄640として、型薄肉検査モジュール140Aによる検査結果としての(1)型の幅がC(例えば、1、2、3mm等)未満かつ型の高さ/幅がD(例えば、3、4、5、6等)倍より大きい部分、(2)型の幅がC未満の部分、(3)型の高さ/幅がD倍より大きい部分を表示する。製品エッジ欄645として、製品エッジ検査モジュール145Aによる検査結果としての(1)製品エッジの部分を表示する。型エッジ欄650として、型エッジ検査モジュール150Aによる検査結果としての(1)型エッジ(E(例えば、55、60、65、70等)度未満)、(2)型エッジ(F(例えば、86、87、88、89、90、91、92等)度未満)の部分を表示する。L字ツメ欄655として、L字ツメ検査モジュール155Aによる検査結果としての(1)勾配G(例えば、3、4、5、6、7等)度未満、(2)平面H(例えば、1、2、3mm等)未満(勾配I(例えば、3、4、5、6、7等)度)、(3)喰いきり勾配J(例えば、3、4、5、6、7等)度/平面K(例えば、1、2、3mm等)以上、(4)L字ツメ部型薄肉の部分を表示する。
ガイド欄670には、その検査項目の説明を表示するための「開く」ボタンを表示する。各検査項目における「開く」ボタンが選択された場合は、その検査項目、不具合箇所の改善方法等の説明をポップアップ画面等を用いて表示する。
3D表示領域690には、検査対象となった3次元情報が表す物を3次元表示する。ユーザの操作に応じて、3次元的な回転、拡大、縮小、2次元的な断面表示等を行う。そして、検査結果として、不具合箇所を他の部分(不具合箇所ではない箇所)とは異なるように表示する。
検査結果として不具合箇所がある場合は、項目欄620、詳細欄660、結果(数)欄665の各項目いずれか1つ以上又はこれらの組み合わせを、不具合箇所がない項目と区別がつくように形態を異ならせて表示するようにしてもよい。例えば、不具合箇所がない検査項目の項目欄620の背景を薄緑にし、不具合箇所がある検査項目の項目欄620の背景を赤とするようにしてもよい。また、色の他に、線の太さ、線の形状(点線、実線等)、模様、アニメーション表示等を異ならせてもよい。例えば、不具合箇所がある検査項目をフラッシュ表示等するようにしてもよい。
そして、不具合箇所がある項目(項目欄620、詳細欄660、結果(数)欄665の各項目いずれか1つ)が、ユーザの操作によって選択された場合は、対応する不具合箇所を3D表示領域690内に3次元表示するようにしてもよい。つまり、チェック結果表610内の各検査項目と3D表示領域690内の不具合箇所とは対応付けられているので、チェック結果表610内の各検査項目が選択された場合は、その検査項目における不具合箇所を3D表示領域690で表示する。例えば、ユーザの操作によって、項目欄620のアンダーカット欄625内のリンクがクリックされると、3D表示領域690内の3次元表示のモデルで色付けされた不具合箇所を確認することできる。各検査項目における表示方法は、図8〜図14の例を用いて後述する。
図7は、検査項目における表示形態の組み合わせの例を示す説明図である。
図7の例に示す表は、各検査項目の3次元表示の際の不具合箇所の表示形態を示している。つまり、(1)アンダーカットにおいては、「面塗」と「空間にライン付加」を行い、(2)厚肉においては、「面上のライン付加」を行い、(3)薄肉においては、「面塗」と「面上のライン付加」を行い、(4)型薄肉においては、「面塗」と「空間にライン付加」を行い、(5)製品エッジにおいては、「面上のライン付加」を行い、(6)型エッジにおいては、「面上のライン付加」を行い、(7)L字ツメにおいては、「空間にライン付加」を行う。「面塗」とは、3次元情報が表す物(又は型)の面そのものが不具合箇所である場合に、その面を他の面とは異なる色で塗り潰すことをいう。「面上のライン付加」とは、不具合が発生している面上の箇所にラインを描画するものである。なお、ラインは、直線、曲線、矢印等の線形状のみならず、文字、記号等の形状であってもよい。また、ラインは色付けされていてもよい。「空間にライン付加」とは、前述の「面によって構成される空間」にラインを描画することである。
なお、主に検査結果の表現の使い分けとして、下記のように利用する。
(1)面塗:表示用の3次元情報の中で、面全体を指示すればよい場合
(2)面上のライン:表示用の3次元情報の中で、面上のどの部分かを指示する必要がある場合
(3)空間にライン:表示用の3次元情報の要素が無い部分を指示する必要がある場合
例えば、薄肉であればどの面のどの部分が薄肉になっているかを指示する必要があるので、面塗と面上のラインの組み合わせで表現する。
その他項目毎の表現として、以下のようになっている。
・アンダーカット
アンダーカット検査による不具合箇所に該当する面を指示するために、面塗を利用する。該当箇所とどの方向でアンダーかを指示するために、空間にライン(矢印表示)を利用する。
・厚肉
厚肉検査による不具合箇所に該当する箇所を指示するために、面上のラインを利用する。面塗を利用してもよい。ただし、表示するラインの色種類が予め定められた値より多くなった場合は、面塗は行わないようにしてもよい。面塗まで利用してしまうと、かえって見にくくなるためである。
・型薄肉
型薄肉検査による不具合箇所に該当する面を指示するため、面塗を利用する。そして、該当箇所指示するために空間にラインを利用する。なお、該当箇所は金型になる部分で、成形品は存在しない箇所である。
・製品エッジ/型エッジ
製品エッジ/型エッジ検査による不具合箇所に該当するエッジを指示するため、面上のラインを利用する。なお、面の端部がエッジであるので、面上のラインの扱いとなる。
・L字ツメ
L字ツメ検査による不具合箇所に該当する箇所の金型形状を簡易的に描画して指示するため、空間にラインを利用する。
図8は、検査結果の表示例を示す説明図である。アンダーカット検査モジュール125Aによる検査結果の3D表示領域690における表示例を示すものである。この表示例は、真アンダー面810のアンダー箇所に黒い検討箇所表示矢印(ライン)820を表示したものである。なお、同じ箇所から複数方向の矢印が表示される場合もある。
図9は、検査結果の表示例を示す説明図である。厚肉検査モジュール130Aによる検査結果の3D表示領域690における表示例を示すものである。この表示例は、厚肉の検査結果として不具合箇所が3つある場合であって、不具合箇所である厚肉箇所に色付けされた記号「◎」(不具合箇所表示ライン910、920、930)を描画する。凡例としてのカラーバーを参考として表示する。例えば、基本肉厚×Ammから(基本肉厚×Amm)+3mmの範囲で検査を行い、凡例940のようなグラデーション色を付加して表示する。
図10は、検査結果の表示例を示す説明図である。図10(a)は、薄肉検査モジュール135Aによる検査結果の3D表示領域690における表示例を示すものである。図10(b)は、その拡大図を示すものである。この表示例は、Bmm未満の箇所1010に赤色の実線のラインを描画し、面の色をピンク色に塗り潰している。そして、Bmm未満かつB1(例えば、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8等)mm以上の箇所1020には青色の点線のラインを描画し、面の色をピンク色に塗り潰している。
図11は、検査結果の表示例を示す説明図である。型薄肉検査モジュール140Aによる検査結果の3D表示領域690における表示例を示すものである。この表示例は、型の幅(w)がCmm未満の箇所にラインを、拡大表示領域1110内の検討面1115に対して両端矢印である不具合箇所表示矢印(ライン)1117を描画したものである。
図12は、検査結果の表示例を示す説明図である。製品エッジ検査モジュール145Aによる検査結果の3D表示領域690における表示例を示すものである。この表示例は、不具合箇所のエッジにマゼンタ色のラインを、不具合箇所表示ライン1210、1220、1230のように描画したものである。
図13は、検査結果の表示例を示す説明図である。型エッジ検査モジュール150Aによる検査結果の3D表示領域690における表示例を示すものである。この表示例は、不具合箇所の型エッジE度未満をマゼンタ色のライン、型エッジF度未満を緑色のラインを、不具合箇所表示ライン1310、1320、1330、1340のように描画したものである。
図14は、検査結果の表示例を示す説明図である。L字ツメ検査モジュール155Aによる検査結果の3D表示領域690における表示例を示すものである。この表示例は、喰いきり勾配がG度確保できないツメ箇所を不具合箇所として、図14の左側の図のように拡大表示領域1410内で不具合箇所表示ライン1420のように描画したものである。また図14の左側の図においてA−Aの切断面を、図14の右側の図の不具合箇所表示ライン1420のように描画したものである。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図15に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1501を用い、記憶装置としてRAM1502、ROM1503、HD1504を用いている。HD1504として、例えばハードディスクを用いてもよい。受付モジュール105、制御モジュール110、アンダーカット検査モジュール125A、アンダーカット結果表示ファイル生成モジュール125B、厚肉検査モジュール130A、厚肉検査結果表示ファイル生成モジュール130B、薄肉検査モジュール135A、薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール135B、型薄肉検査モジュール140A、型薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール140B、製品エッジ検査モジュール145A、製品エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール145B、型エッジ検査モジュール150A、型エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール150B、L字ツメ検査モジュール155A、L字ツメ検査結果表示ファイル生成モジュール155B、検査結果処理モジュール160、出力モジュール170等のプログラムを実行するCPU1501と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1502と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1503と、補助記憶装置(フラッシュメモリ等であってもよい)であるHD1504と、キーボード、マウス、タッチパネル等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置1506と、CRT、液晶ディスプレイ等の出力装置1505と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1507、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1508により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図15に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図15に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図15に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
また、前述した実施の形態は、以下のような発明として把握してもよく、これらとの組み合わせであってもよい。
(1A)3次元情報に対して、該3次元情報が表す物を製造するための金型検査を行う検査手段と、
前記検査手段による検査結果を示す情報として、前記3次元情報が表す物における面上において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力する出力手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。
(2A)前記出力手段は、前記3次元情報が表す物における不具合箇所である面を、不具合箇所ではない面と区別可能に描画するための情報を出力する
ことを特徴とする(1A)に記載の情報処理装置。
(3A)前記検査手段が行う金型検査として、アンダーカット、厚肉、薄肉、型薄肉、製品エッジ、型エッジ、L字ツメのうちいずれか1つ以上の金型検査を行い、
前記出力手段は、前記検査手段が厚肉、薄肉、製品エッジ、型エッジのいずれかの金型検査を行った場合は、前記3次元情報が表す物における面上において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力する
ことを特徴とする(1A)又は(2A)に記載の情報処理装置。
(4A)前記出力手段は、前記検査手段が薄肉の金型検査を行った場合は、前記3次元情報が表す物における不具合箇所である面を、不具合箇所ではない面と区別可能に描画するための情報及び該3次元情報が表す物における面上において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力する
ことを特徴とする(2A)に記載の情報処理装置。
(5A)コンピュータを、
3次元情報に対して、該3次元情報が表す物を製造するための金型検査を行う検査手段と、
前記検査手段による検査結果を示す情報として、前記3次元情報が表す物における面上において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力する出力手段
として機能させるための情報処理プログラム。
(1B)3次元情報に対して、該3次元情報が表す物を製造するための金型検査を行う検査手段と、
前記検査手段による検査結果を示す情報として、前記3次元情報が表す物における面によって構成される空間において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力する出力手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。
(2B)前記出力手段は、前記3次元情報が表す物における不具合箇所である面を、不具合箇所ではない面と区別可能に描画するための情報を出力する
ことを特徴とする(1B)に記載の情報処理装置。
(3B)前記検査手段が行う金型検査として、アンダーカット、厚肉、薄肉、型薄肉、製品エッジ、型エッジ、L字ツメのうちいずれか1つ以上の金型検査を行い、
前記出力手段は、前記検査手段がアンダーカット、型薄肉、L字ツメのいずれかの金型検査を行った場合は、前記3次元情報が表す物における面によって構成される空間において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力する
ことを特徴とする(1B)又は(2B)に記載の情報処理装置。
(4B)前記出力手段は、前記検査手段がアンダーカット、型薄肉のいずれかの金型検査を行った場合は、前記3次元情報が表す物における不具合箇所である面を、不具合箇所ではない面と区別可能に描画するための情報及び該3次元情報が表す物における面によって構成される空間において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力する
ことを特徴とする(2B)に記載の情報処理装置。
(5B)コンピュータを、
3次元情報に対して、該3次元情報が表す物を製造するための金型検査を行う検査手段と、
前記検査手段による検査結果を示す情報として、前記3次元情報が表す物における面によって構成される空間において不具合箇所を示すラインを描画するための情報を出力する出力手段
として機能させるための情報処理プログラム。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
105…受付モジュール
110…制御モジュール
120…検査処理モジュール
125A…アンダーカット検査モジュール
125B…アンダーカット結果表示ファイル生成モジュール
130A…厚肉検査モジュール
130B…厚肉検査結果表示ファイル生成モジュール
135A…薄肉検査モジュール
135B…薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール
140A…型薄肉検査モジュール
140B…型薄肉検査結果表示ファイル生成モジュール
145A…製品エッジ検査モジュール
145B…製品エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール
150A…型エッジ検査モジュール
150B…型エッジ検査結果表示ファイル生成モジュール
155A…L字ツメ検査モジュール
155B…L字ツメ検査結果表示ファイル生成モジュール
160…検査結果処理モジュール
170…出力モジュール

Claims (8)

  1. 少なくとも3次元形状を含む3次元情報を受け付ける受付手段と、
    前記3次元情報に対して、該3次元情報が表す物を製造するための金型検査として少なくともアンダーカットを含む金型検査を行う検査手段と、
    前記検査手段において不具合箇所が検出された場合に、該不具合箇所を3次元表現するための不具合情報を生成する生成手段と、
    前記不具合情報と検査項目とを対応付けて出力する出力手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記出力手段は、
    前記受付手段により受け付けられた3次元形状情報と不具合情報とを用いて不具合箇所を含んだ表示用の3次元情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記検査手段が行う金型検査として、さらに厚肉、薄肉、型薄肉、製品エッジ、型エッジ、L字ツメのうちいずれか1つ以上の金型検査を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記3次元情報から型の抜き方向を特定する特定手段をさらに備え、
    前記検査手段は前記特定された型の抜き方向に基づいて検査を行う
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記受付手段は、前記検査手段に行わせる検査項目を受け付け、
    前記検査手段は、前記検査項目が前記受付手段によって受け付けられた場合に当該検査項目に対応する金型検査を行う
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記受付手段は、前記検査手段に行わせる検査項目に対応する値を受け付け、
    前記検査手段は、前記値が前記受付手段によって受け付けられた場合に、前記値に従って対応する検査項目の金型検査を行う
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記受付手段は、前記3次元情報が表す型の抜き方向を受け付け、
    前記検査手段は、前記3次元情報が表す型の抜き方向が前記受付手段によって受け付けられた場合に受け付けた当該抜き方向に従って金型検査を行う
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータを、
    少なくとも3次元形状を含む3次元情報を受け付ける受付手段と、
    前記3次元情報に対して、該3次元情報が表す物を製造するための金型検査として少なくともアンダーカットを含む金型検査を行う検査手段と、
    前記検査手段において不具合箇所が検出された場合に、該不具合箇所を3次元表現するための不具合情報を生成する生成手段と、
    前記不具合情報と検査項目とを対応付けて出力する出力手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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