JP2015191095A - 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザー光を出射する光源部と、該出射されたレーザー光を反射して主走査方向に偏向走査させる偏向体と、偏向走査されたレーザー光を被走査面上に結像させる結像レンズ45と、偏向体及び結像レンズ45を収容する筐体43と、結像レンズ45の副走査方向の撓みを補正する補正機構150を有するレンズ保持部材100とを備えた光走査装置において、安価な構成で筐体43に対する結像レンズ45の位置決め精度を高める。
【解決手段】結像レンズ45の副走査方向の一側面45aには筐体43に直接当接する第1当接部45cが形成され、結像レンズ45の光軸方向の一側面45bには筐体43に直接当接する第2当接部45dが形成され、結像レンズ45は、第1及び第2当接部45c,45dを筐体43に直接当接させることにより、筐体43に対する副走査方向及び光軸方向の位置決めがなされている。
【選択図】図7

Description

本発明は、光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置に関する。
従来より、レーザープリンターや複写機等に用いられる光走査装置は知られている。この光走査装置は、光源から出射されたレーザー光を、ポリゴンミラーの回転により偏向して被走査面上で走査させるように構成されている。ポリゴンミラーと被走査面との間には結像レンズが配置されている。結像レンズは、ポリゴンミラーにより偏向された光を被走査面上に結像させる。ポリゴンミラー及びレンズは一つの筐体内に収容されている。
この種の光走査装置では、レンズが光軸方向から見て副走査方向に撓むことにより、走査光が湾曲するという問題がある。この問題を解決するべく、レンズの副走査方向の撓みを補正する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この光走査装置では、レンズを保持するホルダーに撓み補正機構を設けるようにしている。ホルダーは、レンズをその座面側から支持していて、上記筐体に取付け固定されている。撓み補正機構は、3つのバネと位置決め用のネジとを有している。位置決め用のネジは、ホルダーの主走査方向の中央部に突設されている。該ネジの先端はレンズの座面に当接している。複数のバネは、レンズの座面とは反対側の面に当接していて、レンズをネジの先端に押し付けるように構成されている。レンズの撓みは、ネジの突出量を調整することにより補正される。
特開2013−80048号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す従来の光走査装置では、レンズがホルダー(レンズ保持部材)を介して筐体に取付けられているので、レンズ保持部材に対するレンズの組付け誤差と、筐体に対するレンズ保持部材の組付け誤差とが集積して、筐体に対するレンズ保持部材の組付け精度を確保し難いという問題がある。
これに対して、レンズ保持部材及びレンズの加工精度を高めることも考えられる。しかしこの場合、加工コストが増加するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、結像レンズの撓み補正機構を有するレンズ保持部材を備えた光走査装置に対して、その構成に工夫を凝らすことで、安価な構成により、筐体に対する結像レンズの組付け精度を向上させることにある。
本発明に係る光走査装置は、レーザー光を出射する光源部と、該光源部から出射されるレーザー光を反射して主走査方向に偏向走査させる偏向体と、該偏向走査されたレーザー光を被走査面上に結像させる結像レンズと、上記偏向体及び上記結像レンズを収容する筐体と、上記結像レンズがその光軸方向から見て副走査方向に撓むのを補正する補正機構を有するレンズ保持部材と、を備えている。
そして、上記結像レンズの副走査方向の一側面には筐体に直接当接する第1当接部が形成され、上記結像レンズの光軸方向の一側面には筐体に直接当接する第2当接部が形成され、上記結像レンズは、上記第1及び第2当接部を筐体に直接当接させることにより、該筐体に対する副走査方向及び光軸方向の位置決めがなされている。
この構成によれば、レンズ保持部材に設けられた補正機構により、結像レンズの副走査方向の撓みが補正されるので、被走査面上における走査線の湾曲を防止することができる。
また、結像レンズに形成された第1及び第2当接部が直接筐体に当接することにより、結像レンズの副走査方向及び光軸方向の位置決めがなされる。このように、結像レンズを筐体に対して直接当接させてその位置決めを行うことにより、結像レンズ及び筐体の加工精度を上げずに、筐体に対する結像レンズの位置決め精度を向上させることができる。よって、安価な構成により被走査面上における走査光の位置ずれを抑制することができる。
上記結像レンズには第1係合部が形成され、上記ホルダーには、上記第1係合部に係合することにより上記結像レンズの主走査方向の位置決めを行う第2係合部が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、結像レンズに形成された第1係合部がホルダーに形成された第2係合部に係合することにより、結像レンズの主走査方向の位置決めがなされる。ここで第1係合部は結像レンズの主走査方向の中央部に形成されている。したがって、結像レンズの熱膨張特性を、主走査方向の中央部を挟んで対称にすることができる。延いては、結像レンズによって被走査面上に結像される走査光の湾曲及び位置ずれを抑制することができる。
本発明に係る画像形成装置は、上記光走査装置を備えている。
この構成によれば、安価な構成により画像品質を向上させることができる。
本発明によれば、結像レンズの補正機構を有するレンズホルダーを備えた光走査装置において、安価な構成により、筐体に対する結像レンズの組付け精度を向上させることができる。
図1は、実施形態における光走査装置を備えた画像形成装置を示す概略図である。 図2は、光走査装置を示す概略図である。 図3は、光源部からポリゴンミラーまでの光路を直線的に示す概略図である。 図4は、筐体に固定されたレンズホルダーを示す斜視図である。 図5は、図4のV−V線断面図である。 図6は、図4の主走査方向の中央部を示す拡大図である。 図7は、図4のVII−VII線断面図である。 図8は、図4のVIII−VIII線断面図である。 図9は、他の実施形態を示す図5相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態》
図1は、実施形態における画像形成装置1を示している。この画像形成装置1は、タンデム方式のカラープリンターであって、中間転写ベルト7と、1次転写部8及び2次転写部9と、定着部11と、光走査装置15と、4つの画像形成ユニット16a〜16dと、第一〜第四用紙搬送部21〜24とを備えている。
画像形成装置1の本体2の内部下部には、給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3は、その内部に印刷前のカットペーパー等の用紙(図示省略)を積載して収容している。そして、この用紙は、図1において給紙カセット3の左上方に向けて、1枚ずつ分離して送り出される。
第一用紙搬送部21は、給紙カセット3の側方に設けられている。第一用紙搬送部21は、本体2の左側面に沿って配置されている。そして、第一用紙搬送部21は、給紙カセット3から送り出された用紙を受け取り、その用紙を本体2の左側面に沿って上方の2次転写部9へ搬送する。
給紙カセット3の右側方には、手差し給紙部5が設けられている。手差し給紙部5には、給紙カセット3に入っていないサイズの用紙や、厚紙、或いはOHPシート等が載置される。そして、手差し給紙部5の左方には第二用紙搬送部22が設けられている。第二用紙搬送部22は、手差し給紙部5から第一用紙搬送部21まで略水平に延びて第一用紙搬送部21に合流している。そして、第二用紙搬送部22は、手差し給紙部5から送り出された用紙等を受け取って第一用紙搬送部21へ搬送する。
光走査装置15は、第二用紙搬送部22の上方に配置されている。ここで、画像形成装置1は、外部から送信された画像データを受信する。この画像データは一時記憶部(図示省略)に記憶された後、必要に応じて光走査装置15に送られる。光走査装置15は、画像データに基づいて制御されたレーザー光を画像形成ユニット16a〜16dへ向けて照射する
画像形成ユニット16a〜16dは、光走査装置15の上方に設けられている。各画像形成ユニット16a〜16dはそれぞれ、感光体ドラム10a〜10dを有している。各感光体ドラム10a〜10dのそれぞれに対して、帯電器20a〜20d、現像装置30a〜30d及びクリーニング装置40a〜40dが設けられている。クリーニング装置40a〜40dは、感光体ドラム10a〜10dの周面をクリーニングするために設けられている。
各画像形成ユニット16a〜16dの上方には、無端状の中間転写ベルト7が設けられている。中間転写ベルト7は、複数のローラーに巻き掛けられており、図示しない駆動装置によって回転駆動されるようになっている。
4つの画像形成ユニット16a〜16dは、図1に示すように、中間転写ベルト7に沿って一列に配置されており、イエロー、マゼンタ、シアン、又はブラックのトナー像をそれぞれ形成する。すなわち、各画像形成ユニット16a〜16dでは、光走査装置15によって感光体ドラム10a〜10dの周面にレーザー光を照射して原稿画像の静電潜像を形成し、現像装置30a〜30dによってこの静電潜像を現像することによって各色のトナー像が形成される。
1次転写部8a〜8dは、各画像形成ユニット16a〜16dの上方にそれぞれ配置されている。1次転写部8a〜8dは、画像形成ユニット16a〜16dにより形成されたトナー像を中間転写ベルト7表面に1次転写する1次転写ローラー80a〜80dを有している。1次転写ローラー80a〜80dには、転写バイアス電源(図示省略)より転写バイアスが印加されている。各画像形成ユニット16a〜16dのトナー像は、1次転写ローラー80a〜80dに印加された転写バイアスによって、所定のタイミングで中間転写ベルト7に転写される。そうして、中間転写ベルト7の表面には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
2次転写部9は、中間転写ベルト7の左側方に配置された2次転写ローラー18を有している。2次転写ローラー18は、転写バイアス電源により転写バイアスが印加されている。2次転写ローラー18は、中間転写ベルト7との間で用紙Pを挟持する。そうして、中間転写ベルト7上のトナー像は、2次転写ローラー18に印加された転写バイアスによって用紙Pへ転写されるようになっている。
定着部11は、2次転写部9の上方に設けられている。2次転写部9と定着部11との間には、トナー像が2次転写された用紙Pを定着部11へ搬送する第三用紙搬送部23が形成されている。
定着部11は、各々回転する加熱ローラー182と、加圧ローラー181とを有している。そして、定着部11は、加熱ローラー182と加圧ローラー181とにより用紙Pを挟持することで、用紙Pに転写されたトナー像を加熱及び加圧して用紙Pに定着させるようになっている。
定着部11の上方には、分岐部27が設けられている。定着部11から排出された用紙Pは、両面印刷を行わない場合、分岐部27から画像形成装置1の上部に形成された用紙排出部28に排出される。分岐部27から用紙排出部28に向かって用紙Pが排出されるその排出口部分は、スイッチバック部29としての機能を果たす。両面印刷を行う場合には、このスイッチバック部29において、定着部11から排出された用紙Pの搬送方向が切り替えられる。
−光走査装置の詳細−
図2に示すように、光走査装置4は筐体43を有している。筐体43内にはポリゴンミラー44が配置されている。本実施形態では、ポリゴンミラー44は側面に6つの反射面44aを有する正六角形状をなしていて、モーター(図示省略)により所定の速度で回転される。
図3は、光走査装置4の光源部40からポリゴンミラー44の反射面44aまでの入射光学系70を直線的に示した模式図である。光源部40は、4つの光源40a、40b、40c及び40dを有している。4つの光源40a〜40dは、副走査方向(ポリゴンミラー44の回転軸心方向であって図の上下方向)に間隔を空けて配置されている。光源40a〜40dはレーザダイオードで構成されていて、画像信号に基づき光変調したビーム光(レーザ光)D1〜D4を出射する。光源40a〜40dとポリゴンミラー44との間には、各光源40a〜40dに対応して設けられた4つのコリメータレンズ41a〜41dと、コリメータレンズ41a〜41dを通過したビーム光D1〜D4を所定の光路幅とするアパーチャ60a〜60dと、アパーチャ60a〜60dを通過した後、ビーム光D1〜D4がそれぞれ通過するシリンダーレンズ42とが配置されている。
図2に戻って、ポリゴンミラー44から感光体ドラム10a〜10dまでの各ビーム光D1〜D4の光路上には、fθレンズ45、第1ミラー46a〜46d、第2ミラー47〜49、及び第3ミラー50が配置されている。
上記のように構成された光走査装置4によるビーム光D1〜D4の走査動作について説明する。まず、光源部40a〜40dからそれぞれ射出されたビーム光D1〜D4は、コリメータレンズ41a〜41cによって略平行光束とされ、アパーチャ60a〜60dによって所定の光路幅とされる。次に、略平行光束となったビーム光D1〜D4は、シリンダーレンズ42に入射される。シリンダーレンズ42に入射したビーム光D1〜D4は、主走査断面(副走査方向を法線とする断面)においてはそのまま平行光束の状態で、副走査断面(主走査方向を法線とする断面)においては収束して射出され、ポリゴンミラー44の反射面44aに線像として結像する。このとき、ポリゴンミラー44によって偏向された4つのビーム光D1〜D4の光路分離を容易にするために、これらのビーム光D1〜D4は、副走査断面(図3参照)で見て、反射面44aに対しそれぞれ異なる角度で入射するようになっている。
ポリゴンミラー44に入射されたビーム光D1〜D4は、ポリゴンミラー44によって等角速度走査された後、fθレンズ45によって等速度走査に変換される。fθレンズ45を通過したビーム光D1〜D4はそれぞれ、第1ミラー46a〜46dにより反射された後、感光体ドラム10a〜10dの表面10p〜10sに導かれて走査される。
次に、筐体43に対するfθレンズ45の取付け構造について説明する。fθレンズ45は主走査方向に延びている。fθレンズ45は、主走査方向から見て副走査方向に沿うように傾斜している(図5参照)。fθレンズ45の両端部は筐体43の底壁部に一体形成された一対の支持ブロック部43kに支持されている(図4参照)。この支持ブロック部43kは筐体43の一部を構成している。fθレンズ45は、レンズ保持部材としてのホルダー100により保持されている。ホルダー100は、主走査方向に延びてfθレンズ45を上側から覆うように配置されている。
図5に示すように、ホルダー100は、第1縦壁部100a、上側フランジ部100b、下側フランジ部100c及び第2縦壁部100dを有している。第2縦壁部100dは、fθレンズ45の光軸方向の一側に配置され、第1縦壁部100aは、fθレンズ45の光軸方向の他側に配置されている。両縦壁部は共に主走査方向に延びている。第1縦壁部100aには、主走査方向に延びる略矩形状の開口部100fが形成されている。fθレンズ45を通過した光はこの開口部100fを通って各第1ミラー46a〜46d(図4では、第1ミラー46aのみを示す)へと導かれる。第2縦壁部100dの主走査方向の中央部には係合孔100k(図5及び図6参照)が形成されている。この係合孔100kには、fθレンズ45に形成された係合突部45fが係合している。係合突部45fは、fθレンズ45の上端部に形成されていて、その主走査方向の中央部から光軸方向の一側に突出している。この係合突部45fがホルダー100の係合孔100kに係合することによりfθレンズ45の主走査方向の位置決めがなされている。
上側フランジ部100bは、第1縦壁部100aの上端部から上記光軸方向の一側に突出して第2縦壁部100dの上端部に接続されている。上側フランジ部100bの主走査方向の中央部にはセットスクリュー106が設けられている。セットスクリュー106は、上側フランジ部100bを貫通してfθレンズ45側に突出している。セットスクリュー106の先端部は、fθレンズ45の上端面に当接している。
下側フランジ部100cは、第1縦壁部100aの下端部から上記光軸方向の他側に突出している。下側フランジ部100cには、板バネ104がボルト105により固定されている。板バネ104は、fθレンズ45の下面に当接して該レンズ45をセットスクリュー106の先端部に押し付けるように構成されている。そして、セットスクリュー106を回転させてその突出量を調整することでfθレンズ45の副走査方向の撓み(光軸方向から見てfθレンズ45の主走査方向の中央部が副走査方向の一側に膨出する撓み)を補正可能になっている。上記セットスクリュー106及び板バネ104が、fθレンズ45の副走査方向の撓みを補正する補正機構150を構成している。
図7に示すように、fθレンズ45は、筐体43に直接当接することにより位置決めされている。fθレンズ45の副走査方向の一側面45aは、筐体43の突出座部43cに当接している。突出座部43cは、筐体43の支持ブロック部43kのレンズ保持面43bに形成されている。上記fθレンズ45の一側面45aのうち突出座部43に当接する部分45cが第1当接部を構成している。
fθレンズ45の光軸方向の一側面45bには、副走査方向に間隔を空けて並ぶ一対の突出部45dが形成されている。各突出部45dの先端面は、筐体43の傾斜面43aに当接している。傾斜面43aは、副走査方向に沿うように傾斜している。上記各突出部45dが第2当接部を構成している。
以上、説明したように上記実施形態では、fθレンズ45の副走査方向の一側面45aの一部45c(第1当接部)、及び光軸方向の一側面45bに形成された突出部45d(第2当接部)が筐体43に直接当接することにより、筐体43に対するfθレンズ45の副走査方向及び光軸方向の位置決めがなされる。
このように、fθレンズ45を筐体43に対して直接当接させてその位置決めを行うことにより、fθレンズ45及び筐体43の加工精度を上げずに、筐体43に対するfθレンズ45の位置決め精度を向上させることができる。よって、安価な構成により感光体ドラム10a〜10d表面における走査光の位置ずれを抑制することができる。
また、上記実施形態では、fθレンズ45における主走査方向の中央部には第1係合部としての係合突部45fが形成されており、この係合突部45fがホルダー100に形成された第2係合部としての係合孔100kに係合することで、fθレンズ45の主走査方向の位置決めがなされている。
この構成によれば、fθレンズ45の主走査方向の両端を筐体43に当接させるようにした場合に比べて、fθレンズ45の膨張特性を改善することができる。すなわち、fθレンズ45の熱膨張特性は主走査方向の中央部を基準として対称となる。よって、fθレンズ45によって感光体ドラム10a〜10d表面に結像される走査光の湾曲や位置ずれを抑制することができる。延いては、画像形成装置1による印刷画像の画質を向上させることが可能となる。
《他の実施形態》
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、板バネ103はホルダー100を介してfθレンズ45を押圧するように構成されているが(図7参照)、これに限ったものではなく、例えば、図9に示すように、板バネ103がfθレンズ45を直接押圧するように構成されていてもよい。
また、上記実施形態では、fθレンズ45に形成された係合突起45fが、ホルダー100に形成された係合孔100kに係合することで、fθレンズ45の主走査方向の位置決めがなされているが、これに限ったものではない。すなわち、fθレンズ45の両端部を直接筐体43に当接させることで、fθレンズ45の主走査方向の位置決めを行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、画像形成装置1の一例としてタンデム式のカラープリンターについて説明したが、これに限ったものではなく、例えば、画像形成装置1はモノクロ式のプリンターであってもよい。また、画像形成装置1は、プリンターに限らず、複写機や複合機であってもよいことは言うまでもない。
以上説明したように、本発明は、光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置に有用であり、特に、レンズの副走査方向の撓みを補正する補正機構を有するレンズ保持部材を備えた光走査装置及び画像形成装置に有用である。
1 画像形成装置
10a 感光体ドラム
10b 感光体ドラム
10c 感光体ドラム
10d 感光体ドラム
10p 感光体ドラムの周面(被走査面)
10q 感光体ドラムの周面(被走査面)
10r 感光体ドラムの周面(被走査面)
10s 感光体ドラムの周面(被走査面)
40 光源部
43 筐体
44 ポリゴンミラー(偏向体)
45 fθレンズ(結像レンズ)
43 筐体
45a 副走査方向の一側面
45b 光軸方向の一側面
45c 副走査方向の一側面の一部(第1当接部)
45d 突出部(第2当接部)
45f 係合突部(第1係合部)
100 ホルダー(レンズ保持部材)
100k係合孔(第2係合部)
150 補正機構

Claims (3)

  1. レーザー光を出射する光源部と、該光源部から出射されるレーザー光を反射して主走査方向に偏向走査させる偏向体と、該偏向走査されたレーザー光を被走査面上に結像させる結像レンズと、上記偏向体及び上記結像レンズを収容する筐体と、上記結像レンズがその光軸方向から見て副走査方向に撓むのを補正する補正機構を有するレンズ保持部材と、を備えた光走査装置であって、
    上記結像レンズの副走査方向の一側面には筐体に直接当接する第1当接部が形成され、
    上記結像レンズの光軸方向の一側面には筐体に直接当接する第2当接部が形成され、
    上記結像レンズは、上記第1及び第2当接部を筐体に直接当接させることにより、該筐体に対する副走査方向及び光軸方向の位置決めがなされている、光走査装置。
  2. 請求項1記載の光走査装置において、
    上記結像レンズにおける主走査方向の中央部には第1係合部が形成され、
    上記ホルダーには、上記第1係合部に係合することにより上記結像レンズの主走査方向の位置決めを行う第2係合部が形成されている、光走査装置。
  3. 請求項1又は2記載の光走査装置を備えた画像形成装置。
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