JP2015190893A - 管路内径検査装置 - Google Patents
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Abstract
Description
当接部は、センサーアームの管路長さ方向の途中部に突出して設けられているため、センサーアームの両端部を管路内面に当接させることなく、当接部だけを管路内面に当接させることができる。したがって、管路の内径が大きくなる段差をセンサーアームが通過した後で、検査装置を逆方向に走行させても、センサーアームの端部がこの段差に接触するのを防止できる。そのため、管路長さ方向のどちらの方向にも検査装置を走行させることができる。また、センサーアームの破損を防止できる。
また、付勢部材によってセンサーアームを付勢することで、センサーアームの当接部を管路内面に当接させているため、センサーアーム自体の弾性力によってセンサーアームの一部を管路内面に当接させる場合に比べて、センサーアームの剛性を高くすることができる。したがって、センサーアームの振動やたわみを防止でき、検査精度を向上できる。
尚、本発明及び本明細書において、管路内面方向とは、管路の中心から管路内面に向かう管路径方向のことである。
また、センサーアームの前記他端は、当接部よりも揺動軸から離れているため、センサーアームが揺動したときの前記他端の移動量は、当接部の移動量よりも大きくなる。そのため、管路内面の段差が小さい場合であっても検出しやすい。
図1に示すように、本実施形態の管路内径検査装置1は、下水道管、上水道管、ガス管などの地中に埋設された断面円形の管路Pに挿通されて、管路Pの内径の変化を検査する装置である。下水道管などの地中管路Pは、通常は内径が一定であるが、まれに管路Pの途中に異径管が配置されていたりして、管路Pの内径が一定でない場合がある。管路内径検査装置1は、このような管路Pの内径の変化を検査するために用いられる。この検査は、例えば、管路の内面に補修が必要か否かを判断したり、補修方法によっては補修が可能かどうかを判断するために行われる。なお、図1では管路Pの延在方向はほぼ水平であるが水平でなくてもよい。本実施形態の管路内径検査装置1が検査対象とする管路Pの基本内径をR1とする。R1は、例えば200mmである。
当接部3aは、センサーアーム部材3の管路長さ方向の途中部に突出して設けられているため、センサーアーム部材3の両端部を管路Pの内面に当接させることなく、当接部3aだけを管路Pの内面に当接させることができる。したがって、管路Pの内径が大きくなる段差をセンサーアーム部材3が通過した後で、検査装置を逆方向に走行させても、センサーアーム部材3の端部がこの段差に接触するのを防止できる。そのため、管路長さ方向のどちらの方向にも検査装置を走行させることができる。また、センサーアーム部材3の破損を防止できる。
また、圧縮バネ4でセンサーアーム部材3を付勢することで、センサーアーム部材3の当接部3aを管路Pの内面に押し付けているため、センサーアーム部材自体の弾性力によってセンサーアーム部材の一部を管路Pの内面に押し付ける場合に比べて、センサーアーム部材3の剛性を高くすることができる。したがって、センサーアーム部材3のたわみや振動を防止でき、検査精度を向上できる。
また、センサーアーム部材3の先端3bは、当接部3aよりも揺動軸Csから離れているため、センサーアーム部材3が揺動したときの先端3bの移動量は、当接部3aの移動量よりも大きくなる。そのため、管路Pの内面の段差が小さい場合であっても検出しやすい。
例えば、センサーアーム部材3の揺動角度を検出する回転角度センサーをセンサーアーム部材3の揺動軸部に設けて、回転角度センサーで検出されたセンサーアーム部材3の揺動角度に基づいて、管路Pの内径の変化を検出してもよい。この変更例では、センサーアーム部材3は、当接部3aから揺動軸と反対側の部分の長さが、上記実施形態よりも短くてもよい。
2 台車
3、203、303、403 センサーアーム部材(センサーアーム)
3a、203a、303a 当接部
3b、303b、403b 先端
4、204 圧縮バネ(付勢部材)
5 目盛り板
6 撮影装置
7 照明装置
10、11、210〜212、310〜312 当接部材(センサーアーム)
10a、11a、210a〜212a、310a〜312a 当接部
21、221 台座部
22 脚部
26、28、29 長さ調整部材
27、227 滑走部材
51〜54 領域
104 引張バネ(付勢部材)
Claims (9)
- 管路内を管路長さ方向に走行可能な台車と、
その一端が前記台車に対して管路径方向に揺動可能に取り付けられており、他端が管路長さ方向に延びると共に、一端と他端の間に管路内面方向に突出する当接部を有するセンサーアームと、
前記台車に取り付けられ、前記センサーアームを管路内面方向に付勢して、前記当接部を管路内面に当接させる付勢部材とを備えていることを特徴とする管路内径検査装置。 - 前記付勢部材の付勢力により前記センサーアームが最大限揺動した状態において、前記当接部が、前記センサーアームの前記他端よりも管路径方向の外方に位置することを特徴とする請求項1に記載の管路内径検査装置。
- 前記センサーアームの前記一端から前記センサーアームの前記他端よりも離れた位置に配置された目盛り板と、
前記目盛り板と前記センサーアームの前記他端を撮影可能な撮影装置とを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の管路内径検査装置。 - 前記付勢部材は、前記センサーアームと前記台車との間に管路径方向に沿って配置された圧縮バネを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の管路内径検査装置。
- 管路周方向に並んで配置される複数の前記センサーアームを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の管路内径検査装置。
- 前記当接部が、管路内面方向に突出した「円弧状」または「くの字状」であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の管路内径検査装置。
- 前記当接部の管路内面方向の突出高さが変更可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の管路内径検査装置。
- 前記台車は、
前記センサーアームおよび前記付勢部材が取り付けられる台座部と、
前記台座部から下方に延びており、その下端が管路内面に接する脚部とを有しており、
前記脚部の上下方向長さが変更可能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の管路内径検査装置。 - 前記台車に取り付けられ、管路内面を撮影可能な撮影装置を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の管路内径検査装置。
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- 2014-03-28 JP JP2014069208A patent/JP6304811B2/ja active Active
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