JP5599054B2 - 管路の内径測定装置、及び、管路の内径測定方法 - Google Patents
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Description
また、管路の断面形状が真円でない場合、センタリング手段によって測定ユニットの回転中心と管路の中心(かなりいびつな管路断面の場合は面積中心)を完全に一致させることができず、若干ずれてしまうことがある。ここで、前記回転中心が管路の中心軸線に対して測定子の移動方向と直交する方向にずれた場合、測定子の移動軌跡は管路の中心を通らなくなり、内径を正しく測定できなくなる。本発明によれば、測定子の移動方向と直交する方向に関して、測定ユニットの回転中心が管路の中心軸線からずれている場合でも、測定子の移動軌跡が管路の中心軸線と交わるように、測定子の位置を調整できることから、管路の内径を正しく測定することが可能となる。
また、測定子の移動方向と直交する方向に関して、測定ユニットの回転中心が管路の中心軸線からずれている場合でも、測定子の移動軌跡が管路の中心軸線と交わるように、測定子の位置を調整することで、管路の内径を正しく測定することが可能となる。
上述したように、本実施形態では、2つの測定子31a,31bを管路Pの径方向において逆方向にそれぞれ独立して移動させて、管路Pの内面に当接させる構成を採用している。この構成により、測定ユニット11の回転中心Cが、管路Pの中心軸線CLに対して測定子31の移動方向に沿ってずれている場合であっても、正確な内径測定を行うことができるようになっている。
測定ユニット11の回転中心Cが、管路Pの中心軸線CLに対して測定子31の移動方向と直交する方向にずれた場合には、測定子31の移動軌跡が管路Pの中心軸線CLを通らなくなり、内径を正しく測定できなくなる。そこで、エアシリンダ32により駆動されるときの測定子31の移動軌跡が管路Pの中心軸線CLと交わるように、測定子31の移動方向と直交する方向の位置を、図7や図8に示される基準状態から調整する。具体的には、図6に示すように、モータ33によって筒状部材35をその筒軸方向に移動させることにより、筒状部材35に取り付けられた測定子31の、その移動方向と直交する方向の位置を調整する。このようにして、測定子31の移動軌跡が管路Pの中心軸線CLと交わるように測定子31の位置が調整されることで、2つの測定子31が管路Pの直径方向に移動することになり、管路Pの内径を正しく測定できることになる。
10 装置本体
11 測定ユニット
12 センタリング機構
13 アウトリガー
14 モータ(回転駆動手段)
15 エアシリンダ(アウトリガー駆動手段)
31a,31b 測定子
32 エアシリンダ(径方向駆動手段)
33 モータ(位置調整手段)
40 目盛り
C 回転中心
CL 中心軸線
P 管路
Claims (6)
- 装置本体と、
前記装置本体に管路の周方向に沿って回転自在に設けられた測定ユニットと、
前記測定ユニットの回転中心を前記管路の中心軸線上に位置させるセンタリング手段と、
前記測定ユニットを、前記装置本体に対して前記管路の周方向に沿って回転させる回転駆動手段と、
を備え、
前記測定ユニットは、前記管路の径方向に移動可能な測定子と、前記測定子を前記管路の径方向に移動させて前記測定子の先端を前記管路の内面に当接させる径方向駆動手段とを有し、前記測定子が径方向に移動してその先端が前記管路の内面に当接したときの、前記測定子の移動量が検出されるように構成され、
前記測定ユニットの回転中心が、前記管路の中心軸線に対してずれている場合に、前記径方向駆動手段で駆動されるときの前記測定子の移動軌跡が前記管路の中心軸線と交わるように、前記測定子の移動方向と直交する方向に関する位置を調整する位置調整手段をさらに有することを特徴とする管路の内径測定装置。 - 前記測定ユニットは、
2つの前記測定子と、前記2つの測定子を管路の径方向に沿って互いに逆方向にそれぞれ独立して移動させる2つの前記径方向駆動手段を有することを特徴とする請求項1に記載の管路の内径測定装置。 - 前記センタリング手段は、前記装置本体の外側において周方向に等間隔で配置された複数のアウトリガーと、これら複数のアウトリガーをそれぞれ径方向に移動させるアウトリガー駆動手段とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の管路の内径測定装置。
- 前記測定子は、その移動方向に沿って目盛りが刻まれたスケールであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の管路の内径測定装置。
- 請求項1に記載の内径測定装置を用いた管路の内径測定方法であって、
前記装置本体を前記管路内の長さ方向途中部に設置する設置工程と、
前記センタリング手段により、前記測定ユニットの回転中心を前記管路の中心軸線上に位置させるセンタリング工程と、
前記径方向駆動手段により前記測定子を径方向に移動させ、この測定子の先端が前記管路の内面に当接したときの、前記測定子の移動量を検出することにより、前記管路の内径を測定する測定工程を備え、
前記測定工程において、前記径方向駆動手段により駆動されるときの前記測定子の移動軌跡が前記管路の中心軸線と交わるように、前記測定子の移動方向と直交する方向に関する位置を調整し、前記回転駆動手段により、前記測定ユニットを前記装置本体に対して前記管路の周方向に沿って回転させることにより、前記管路の内面の前記測定子が当接する位置を周方向に変更して、前記管路内面の周方向複数位置について内径をそれぞれ測定することを特徴とする管路の内径測定方法。 - 前記測定ユニットは、管路の径方向に沿って互いに逆方向に移動可能な2つの前記測定子を有し、
前記測定工程において、2つの前記測定子を互いに逆方向にそれぞれ独立して移動させ、これら2つの測定子がそれぞれ前記管路の内面に当接するまでの移動量から、前記管路の内径を測定することを特徴とする請求項5に記載の管路の内径測定方法。
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