JP2015190138A - コンクリート構造物の構築方法及び当該方法に用いる型枠 - Google Patents

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【課題】RCCコンクリートを用いて構築されるコンクリート構造物であって、端部が鉛直面、あるいは、鉛直面に近い面になるようなコンクリート構造物を簡単かつ容易に構築できるようにする。【解決手段】本発明に係るコンクリート構造物の構築方法は、型枠1の型枠面21がコンクリート打設対象面72の基準位置より立ち上がるように当該型枠1を当該コンクリート打設対象面72上に設置する型枠設置ステップと、コンクリート打設対象面72の基準位置に設置された型枠1により区切られたコンクリート打設対象面72上にコンクリート(RCCコンクリート71)を打設するステップと、型枠1をコンクリート打設対象面72より撤去した後に、コンクリート打設対象面72に打設されているコンクリート(RCCコンクリート71)を転圧するステップと、を備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、転圧コンクリート(Roller Compacted Concrete;以下、RCCコンクリートという)用いたコンクリート構造物の構築方法等に関する。
RCCコンクリートを用いて砂防ダム、床固工、護岸等のコンクリート構造物を構築する場合、コンクリート構造物の構築現場で土砂を締め固めて型枠面が法面に形成された土砂型枠を構成し、当該土砂型枠の内側にRCCコンクリートを打設して転圧することにより、コンクリート構造物を構築するようにしていた。
当該方法では、土砂型枠の法面上に打設されたコンクリート部分は、構造体としてみなされず、無駄な部分となる。また、土砂型枠の法面上に打設されて形成されたコンクリート部分は、縦断面形状がノコギリ状のコンクリート構造物の端部となり、このコンクリート構造物の端部を露出させる場合は、構造体としてみなされないノコギリ状のコンクリート突起をはつり、単一平面に形成する等の作業が必要となる。
そこで、土砂型枠の型枠面を鉛直面に形成して、端部が鉛直面になるようなコンクリート構造物を構築する方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2007−231685号公報
しかしながら、土砂型枠の型枠面を鉛直面に形成して、端部が鉛直面になるようなコンクリート構造物を構築する方法では、土砂型枠の型枠面を鉛直面に維持するために、土砂中に、土砂の粘性を高める珪酸ソーダ、シリカゾル、団粒化剤等の薬品、あるいはセメント等の固化材等の自立助成材を添加しなければならず、コスト及び作業手間が増加する。
本発明は、RCCコンクリートを用いて構築されるコンクリート構造物であって、端部が鉛直面、あるいは、鉛直面に近い面になるようなコンクリート構造物を簡単かつ容易に構築できるようにする。
本発明に係るコンクリート構造物の構築方法は、型枠の型枠面がコンクリート打設対象面の基準位置より立ち上がるように当該型枠を当該コンクリート打設対象面上に設置する型枠設置ステップと、コンクリート打設対象面の基準位置に設置された型枠により区切られたコンクリート打設対象面上にコンクリートを打設するステップと、型枠をコンクリート打設対象面より撤去した後に、コンクリート打設対象面に打設されているコンクリートを転圧するステップと、を備えたので、RCCコンクリートを用いて構築されるコンクリート構造物であって、端部が鉛直面、あるいは、鉛直面に近い面になるようなコンクリート構造物を簡単かつ容易に構築できるようになる。
また、前記各ステップからなる一連の作業を繰り返すことにより、所望の高さのコンクリート構造物を簡単かつ容易に構築できる。
さらに、コンクリート打設対象面にコンクリートを1リフト分打設する際において、1リフト分のコンクリート打設を複数回に分けて行うことによって、より品質の高いコンクリート構造物を構築できるようになる。
また、本発明に係るコンクリート構造物の構築方法に用いる型枠は、型枠面を形成する型枠板と、型枠板における型枠面の裏面に取付けられた自立支援板と、引っ掛け部とを備え、前記型枠板は、四角形状の平板により形成され、前記自立支援板は、平板により形成され、当該平板の板面が、型枠板の一対の対向する辺側端面及び型枠面の裏面と直交するように設けられ、前記引っ掛け部は、型枠板の一対の対向する辺のうちの一方の辺側に設けられたので、型枠の設置作業及び撤去作業を簡単かつ容易に行えるようになる、前述したコンクリート構造物を簡単かつ容易に構築できるようになる。
型枠設置状態を示す斜視図。 コンクリート構造物の構築方法を示す工程図。 コンクリート構造物の構築方法を示す工程図。 型枠の斜視図。 型枠の引っ掛け部に引っ掛ける引っ掛け部材を示す斜視図。 型枠を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。
まず、実施形態に係るコンクリート構造物の構築方法に使用する型枠及び型枠倒れ防止部材について説明する。
図4及び図6に示すように、型枠1は、型枠板2と、自立支援板3と、引っ掛け部4とを備えた構成である。
型枠板2は、例えば鋼等の金属製、合成樹脂製、木製等の長方形の板面を有した長尺な平板(横方向に長い長方形板)により形成され、一方の板面が型枠面21として機能する。型枠板2の下端面22が型枠板2の一方の長辺側端面により形成される。
自立支援板3は、例えば鋼等の金属製、合成樹脂製、木製等の平板により形成され、型枠板2の他方の板面により形成された型枠板2の裏面23と自立支援板3の板面30とのなす角度が90°で(図6(a)参照)、かつ、型枠板2の下端面22と同一な面と自立支援板3の板面30とのなす角度が90°となるように(図6(b)参照)、型枠板2の裏面23に溶接等の連結手段で連結されている。即ち、自立支援板3は、平板により形成され、当該平板の板面が、型枠板2の一対の長辺側端面及び型枠面21の裏面23と直交するように設けられている。
自立支援板3は、型枠板2の長手方向の中央側の裏面23に溶接等の連結手段で連結された中央側自立支援板3Aと、型枠板2の長手方向の端部側の裏面23に溶接等の連結手段で連結された端部側自立支援板3Bとを備える。中央側自立支援板3Aは、例えば型枠板2の長手方向の中央側の裏面23に2つ設けられ、端部側自立支援板3Bは、型枠板2の長手方向の両方の端部側の裏面23に、それぞれ1つずつ設けられる。
図6(c)に示すように、中央側自立支援板3Aは、型枠板2の裏面23と連結される連結端面31の高さ寸法が型枠板2の高さ寸法(長方形板の短辺の長さ寸法)とほぼ同じ高さ寸法に形成される。
端部側自立支援板3Bは、型枠板2の裏面23と連結される連結端面32の高さ寸法が型枠板2の高さ寸法のほぼ1/2程度の高さ寸法に形成される。
中央側自立支援板3Aは、連結端面31の下端より型枠板2の裏面23と直交する方向に型枠面21から離れるように延長する下端面33と、連結端面31の上端より型枠板2の裏面23と直交する方向に型枠面21から離れるように延長する上端面34と、下端面33の後端と上端面34の後端とを結ぶ後端面35とを備えたほぼ台形状の板により形成される。
端部側自立支援板3Bは、連結端面32の下端より型枠板2の裏面23と直交する方向に型枠面21から離れるように延長する下端面36と、連結端面32の上端と下端面36の後端とを結ぶ後端面37とを備えたほぼ三角形状の板により形成される。
そして、型枠板2の下端面22と中央側自立支援板3Aの下端面33と端部側自立支援板3Bの下端面36とが、型枠板2の型枠面21及び裏面23と直交する同一平面上に位置されて、これら下端面22;33;36がコンクリート打設対象面72に接触する設置面を構成する。
例えば、型枠1の型枠板2が横方向に長い長方形板により形成されている場合、この長方形板の長辺の長さは6000mm、短辺の長さは750mm、中央側自立支援板3Aの下端面33の長さは525mm、端部側自立支援板3Bの下端面36の長さは325mm、端部側自立支援板3Bの連結端面32の長さは400mmである。
引っ掛け部4は、中央側自立支援板3Aの上端面34側の板面30に溶接又はボルト・ナット等の連結手段により連結されて型枠板2の裏面23に近づく方向である前方及び型枠板2の裏面23より離れる方向である後方(図4;図6(c)参照)に延長する連結部41と、連結部41の後側より上方に延長した後に前方に延長する鉤形の係合爪部42とを備える。
図1に示すように、型枠倒れ防止部材は、例えば重石5により構成される。当該重石5は、例えば金属製の矩形箱内にコンクリートを充填して構成される。
重石5は、上部に例えば一対の引っ掛け部50;50を備える。引っ掛け部50は、例えば、矩形箱の対向する一対の側面の上端側より上方に突出するように設けられたり(図1;図5参照)、あるいは、矩形箱の上板より突出するように設けられる。
引っ掛け部50は、型枠1の引っ掛け部4と同様に、矩形箱への連結部51と、連結部51の後端側より上方に延長した後に前方に延長する鉤形の係合爪部52とを備えた構成である(図2(b)参照)。
型枠1、及び、重石5は、例えば図外のバックホウのアームの先端に設けられたアタッチメントが保持する図5に示すような引っ掛け部材6を用いて吊り上げられる。
引っ掛け部材6は、引っ掛け板61と、被掴み部62とを備える。
引っ掛け板61は、引っ掛け部4の係合爪部42の前側と連結部41の前側との間の開口43から挿入されて係合爪部42に引っ掛けられたり、引っ掛け部50の係合爪部52の前側と連結部51の前側との間の開口53から挿入されて係合爪部52に引っ掛けられる。
被掴み部62は、例えば図外のバックホウのアームの先端に設けられてアームの中心軸を回転中心として回転可能に構成された図外のアタッチメントの掴み爪で図5の矢印A;Bに示すように前後方向から掴まれる部位である。
つまり、バックホウのアームの先端に設けられたアタッチメントの掴み爪で引っ掛け部材6の被掴み部62が掴まれることで、バックホウのアームの先端のアタッチメントで引っ掛け部材6が保持される。
そして、バックホウのアームの先端に設けられたアタッチメントで引っ掛け部材6を保持した状態で、バックホウのアームを移動させて、引っ掛け部材6の引っ掛け板61を引っ掛け部4の係合爪部42又は引っ掛け部50の係合爪部52に係合させた後に、型枠1や重石5を吊り上げて所望の所まで移動させるようにバックホウを操作することによって、型枠1や重石5を所望の位置に設置させることができる。
次にコンクリート構造物の構築方法を説明する。
コンクリート構造物の構築方法は、図1に示すように、コンクリート打設対象面72の基準位置に型枠1を倒れないように設置して、コンクリート打設対象面72にRCCコンクリート71を打設した後、型枠1を上方に移動させて撤去し、その後、コンクリート打設対象面72に打設されているRCCコンクリート71を転圧するようにした。
コンクリート構造物の構築方法は、大別して、型枠設置ステップと、型枠1で区切られたコンクリート打設対象面72にRCCコンクリート71を打設するコンクリート打設ステップと、型枠撤去ステップと、コンクリート打設対象面72に打設されたRCCコンクリート71を転圧する転圧ステップとを備える。
型枠設置ステップでは、まず、図2(a)に示すように、現場69において整地したコンクリート打設対象部70にRCCコンクリート71を例えば1リフト分打設してコンクリート打設対象面72を形成し、当該コンクリート打設対象面72の高さ(レベル)を計測する。
そして、コンクリート打設対象面72上においてコンクリート構造物の外周面の位置となる基準位置より型枠1の型枠面21が好ましくは垂直状態に立ち上がるように、型枠1を当該コンクリート打設対象面72上に設置する(図2(b)参照)。
当該型枠1の設置作業は、重石5をコンクリート打設対象面72上の基準位置に設置した後、当該重石5を基準位置の定規(目印)にして型枠面21が重石5で支えられるように型枠1をコンクリート打設対象面72上の基準位置に設置するようにしてもよいし、型枠1を基準位置に設置した後に、型枠面21を支えるように重石5を設置してもよい。
重石5は、基準位置に沿って並ぶように設置される互いに隣り合う一方の型枠1の端部と他方の型枠1の端部とに跨るように設置することが好ましい。即ち、一方の型枠1の端部と他方の型枠1の端部とのジョイント部分11に重石5を配置することが好ましい(図1参照)。
そして、図2(c)に示すように、コンクリート打設対象面72上の基準位置に設置された型枠板2の裏面23側に土砂68を盛る。この場合、後に重石5が撤去されても型枠1の型枠面21側がコンクリート打設対象面72側に倒れないように、型枠板2の裏面23より突出する自立支援板3の少なくとも下側が土砂68で覆われるように土砂68を盛る。
その後、重石5をコンクリート打設対象面72上より撤去する。
以上により、型枠1がコンクリート打設対象部70上に倒れないように設置される。
コンクリート打設ステップでは、型枠1で区切られたコンクリート打設対象面72にRCCコンクリート71を1リフト分打設する。この場合、1リフト分のコンクリート打設を複数回に分けて行うことが好ましい(図3(a);図3(b)参照)。1リフト分のコンクリート打設を複数回に分けて行う場合、RCCコンクリート71を打設する毎に、ブルドーサ等でRCCコンクリート71の表面を敷き均す。このように、1リフト分のコンクリート打設を複数回に分けて行うようにすれば、より品質の高いコンクリート構造物を構築できるようになる。
型枠撤去ステップでは、1リフト分のRCCコンクリート71が打設されて敷き均された後、バックホウのアームの先端に設けた引っ掛け板61を型枠1の係合爪部42に引っ掛けて型枠1を上方に吊り上げるようにして撤去する(図3(c)参照)。
型枠1は、コンクリート打設対象面72が水平面であれば、当該水平面上に型枠1の設置面(型枠板2の下端面22、中央側自立支援板3Aの下端面33、端部側自立支援板3Bの下端面36)を接触させて設置した場合に、型枠板2の板面、及び、自立支援板3の板面が鉛直面となるように構成されている。したがって、型枠1を上方に移動して撤去する場合、型枠1の裏面23側に盛られた土砂68の重量や抵抗が型枠1に加わりにくくなるので、型枠1を上方に移動して撤去する撤去作業を容易かつ簡単に行えるようになる。
転圧ステップでは、コンクリート打設対象面72上に1リフト分のRCCコンクリート71が打設されて敷き均され、かつ、型枠1が撤去された後、敷き均されている当該RCCコンクリート71の表面側から振動ローラ67等で当該当該RCCコンクリート71を転圧して締め固める(図3(d)参照)。
尚、型枠1及び重石5の設置作業、及び、撤去作業は、例えばバックホウを遠隔操作で操縦して行ったり、人がバックホウを運転して行う。
そして、型枠1の型枠面21側がコンクリート打設対象面72側に倒れないようにした後に重石5を撤去し、型枠1で区切られたコンクリート打設対象面72にRCCコンクリート71を1リフト分打設して敷き均した後に、型枠1を撤去してから当該RCCコンクリート71を転圧するという一連の作業を、目的とする複数リフト分順次行うことによって、所望の高さのコンクリート構造物を簡単かつ容易に構築できる。
本発明によれば、型枠1の設置作業及び撤去作業を簡単かつ容易に行える。そして、当該方法により構築されたコンクリート構造物は、端部を鉛直面、あるいは、鉛直面に近い面に形成することができるので、構造物とみなされない余分な部分をなくす事ができ、当該余分な分のRCCコンクリート消費量を削減できるとともに、当該余分な分のコンクリートをはつる作業をなくすことができるようになる。
即ち、本発明によれば、RCCコンクリートを用いて構築されるコンクリート構造物であって、端部を鉛直面、あるいは、鉛直面に近い面にできて、構造物とみなされない余分な部分をなくす事ができるコンクリート構造物を簡単かつ容易に構築できるようになる。
尚、型枠倒れ防止部材としての重石5を用いずに、互いに隣り合う一方の型枠1の端部と他方の型枠1の端部とを、取り外し可能な連結板等の連結手段によって連結してもよい。
また、実施形態では、板面が長尺な平板により形成された型枠板2を例示したが、型枠板の板面の形状は特に限定されず、例えば正方形の板面を有した平板により形成された型枠板であってもよい。型枠板が正方形の板面を有した平板により形成された場合、平板により形成され自立支援板3の板面が、型枠板の一対の対向する辺側端面及び型枠面の裏面と直交するように設けられ、引っ掛け部4は、型枠板の一対の対向する辺のうちの一方の辺側に設けられた構成とすればよい。
1 型枠、2 型枠板、3 自立支援板、4 引っ掛け部、21 型枠面、
23 型枠面の裏面、71 RCCコンクリート、72 コンクリート打設対象面。

Claims (4)

  1. 型枠の型枠面がコンクリート打設対象面の基準位置より立ち上がるように当該型枠を当該コンクリート打設対象面上に設置する型枠設置ステップと、
    コンクリート打設対象面の基準位置に設置された型枠により区切られたコンクリート打設対象面上にコンクリートを打設するステップと、
    型枠をコンクリート打設対象面より撤去した後に、コンクリート打設対象面に打設されているコンクリートを転圧するステップと、
    を備えたことを特徴とするコンクリート構造物の構築方法。
  2. 前記各ステップからなる一連の作業を繰り返すことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造物の構築方法。
  3. コンクリート打設対象面にコンクリートを1リフト分打設する際において、1リフト分のコンクリート打設を複数回に分けて行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンクリート構造物の構築方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のコンクリート構造物の構築方法に用いる型枠であって、
    型枠面を形成する型枠板と、型枠板における型枠面の裏面に取付けられた自立支援板と、引っ掛け部とを備え、
    前記型枠板は、四角形状の平板により形成され、
    前記自立支援板は、平板により形成され、当該平板の板面が、型枠板の一対の対向する辺側端面及び型枠面の裏面と直交するように設けられ、
    前記引っ掛け部は、型枠板の一対の対向する辺のうちの一方の辺側に設けられたことを特徴とする型枠。

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