JP2015188541A - パンツタイプ使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】胴回り寸法を変化させずに、胴周り部の弾性部材の締め付け力を調整できるようにする。【解決手段】上記課題は、ウエスト縁部弾性部材は、幅方向両端部が外装体20に固定された固定部24fとされるとともに、これら固定部24f間に、外装体20に非固定の自由部24mが設けられており、自由部24mは、幅方向の一部に外装体20に着脱可能な着脱部材30が取り付けられるとともに、この着脱部材30の取付部分以外の部分が伸縮可能な伸縮部24tとされている、ことを特徴とするパンツタイプ使い捨ておむつにより解決される。【選択図】図9

Description

本発明は、パンツタイプ使い捨ておむつに関する。
パンツタイプ使い捨ておむつは、装着者の腹側から股間を通り背側まで延在する外装体と、この外装体の内面に固定された、吸収体を含む内装体とを備え、外装体の腹側の両側縁部と外装体の背側の両側縁部とが接合されることにより、ウエスト開口部及び左右一対の脚開口部が形成されているものであり、内装体の表面両側部には身体側に突出する立体ギャザーを備えたものが一般的となっている。
また、パンツタイプ使い捨ておむつにおいては、身体へのフィット性を向上させるために、外装体に、ウエスト縁部弾性部材やウエスト下側弾性部材等、種々の弾性部材を伸長状態で固定することが行われている(例えば特許文献1、2参照)。ここに、ウエスト縁部弾性部材は、ウエスト開口部の縁部に、縦方向に間隔を空けて幅方向に沿って複数本平行に配置されているものである。また、ウエスト下側弾性部材は、ウエスト縁部弾性部材よりも前後方向中央部側の領域に、縦方向に間隔を空けて幅方向に沿って配置されているものである。これら胴周り部を締め付けるウエスト縁部弾性部材やウエスト下側弾性部材(以下、総称して胴周り部弾性部材ともいう)は、幅方向中央部における内装体と重なる部分を細かく切断し、内装体の収縮を防止することが一般的である。
胴周り部弾性部材は、一般に締め付け力(弾性収縮力)を調整できないものであり、締め付け力が強い場合には製品サイズを変更することにより対応しているのが現状である。このような問題点に対して、本出願人は締め付け力を調整可能なパンツタイプ使い捨ておむつを提案している(特許文献1,2参照)。
しかしながら、特許文献1記載のものでは、弾性部材の引き込みを利用して締め付け力を弱めるものであるため、自然に適切な締め付け力になるという利点はあるものの、締め付け力を強くすることができないものである。さらに、特許文献1記載のものでは、意図的に締め付け力を調整する際に調整作業が困難であるといった問題点や、締め付け力を弱くし過ぎてしまった場合に戻すことができない、といった問題点がある。
また、特許文献2記載のものはだぶつきを固定するためのテープを設け、締め付け方向の寸法を短縮化(つまりサイズ調整)することにより、結果的に締め付け力を調整可能なものであるが、寸法を変えずに締め付け力を調整することはできない。例えば、おむつのウエスト周りの寸法は適切であり、単に締め付けをきつくしたいだけのときに対応できない。
特開2009−106667号公報 特開2002−345890号公報
そこで本発明の主たる課題は、胴回り寸法を変化させずに、胴周り部の弾性部材の締め付け力を調整できるパンツタイプ使い捨ておむつを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
<請求項1記載の発明>
前身頃及び後身頃を形成する外装体と、この外装体の内面に固定された、吸収体を含む内装体とを備え、
前記前身頃における外装体の両側部と後身頃における外装体の両側部とがそれぞれ接合され、この接合部分と対応する縦方向範囲が胴周り部とされるとともに、ウエスト開口部及び左右一対の脚開口部が形成され、
前記外装体の胴周り部は、外側層及び内側層と、これら外側層及び内側層間に胴周り部の幅方向両端部にわたり配置された、一本又は複数本の胴周り部弾性部材とを有している、パンツタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記胴回り部弾性部材の少なくとも一部のものは、幅方向両端部が前記外装体に固定された固定部とされるとともに、これら固定部間に、前記外装体に非固定の自由部が設けられており、
前記自由部は、幅方向の一部に前記外装体に着脱可能な着脱部材が取り付けられるとともに、この着脱部材の取付部分以外の部分が伸縮可能な伸縮部とされている、
ことを特徴とするパンツタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
本発明では、必要に応じて着脱部材に胴回り部弾性部材を巻き付けて外装体に固定する、着脱部材を幅方向に移動させて外装体に固定する等により、胴回り部弾性部材の伸縮部を直に伸長又は収縮させて締め付け力を調節することができる。したがって、本発明では、胴回り寸法を変化させずに胴周り部弾性部材の締め付け力を調整できる(胴回り寸法の調整手段との組み合わせを排除するものではない)。また、本発明の構造では、胴周り部弾性部材の全てを調整可能とする必要は無いため、例えばウエスト下側弾性部材の締め付け力は固定として、ウエスト縁部弾性部材のみの締め付け力を調整可能にするといったことも可能である。
<請求項2記載の発明>
前記外側層における前記着脱部材と重なる部分に開口部が形成されている、請求項1記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
このように開口部を設けることにより、着脱部材の操作が容易となるだけでなく、着脱部材を外側層の外面に着脱自在に固定することも可能となる。
<請求項3記載の発明>
前記着脱部材の内外両面が前記外装体に着脱可能とされている、請求項1又は2記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
このように着脱部材の内外両面を外装体に着脱可能とすることにより、着脱部材の向きに関係なく固定することができるため、調整の自由度に優れたものとなる。
<請求項4記載の発明>
前記外側層における前記着脱部材と重なる部分に開口部が形成されているとともに、
前記胴回り部弾性部材の折り返しの無い状態における前記着脱部材の内面及び外面のうち、内面が前記外装体に着脱可能とされ、外面が不織布により構成された、請求項1又は2記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
この形態では、着脱部材を開口部から引き出して、裏返さずに外装体の外面に固定するという簡単な操作で、伸縮部を伸長させて締め付け力を強くすることができる。この際、着脱部材の外側の面は移動前後に関係なく不織布により構成されるため、締め付け力の調整前後において使い捨ておむつの外面に、着脱部材における外装体に着脱される面が露出せず、衣類などに誤って固定され難い等の利点がある。この特徴は、特に着脱部材における外装体に着脱される面が、メカニカルファスナーのフック材により構成されている場合に好適である。
<請求項5記載の発明>
前記外側層における前記着脱部材と重なる部分に開口部が形成されているとともに、
前記胴回り部弾性部材の折り返しの無い状態における前記着脱部材の内面及び外面のうち、外面が前記外装体に着脱可能とされ、内面が不織布により構成された、
請求項1又は2記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
この形態では、着脱部材を開口部から引き出して、裏返して外装体の外面に固定するという簡単な操作で、伸縮部を伸長させて締め付け力を強くすることができる。この際、少なくとも調整後には、着脱部材の外側の面は不織布により構成されるため、使用時において使い捨ておむつの外面に、着脱部材における外装体に着脱される面が露出せず、衣類などに誤って固定され難い等の利点がある。この特徴は、特に着脱部材における外装体に着脱される面が、メカニカルファスナーのフック材により構成されている場合に好適である。
<請求項6記載の発明>
前記着脱部材における前記外装体に着脱される面が、メカニカルファスナーのフック材により構成され、前記外装体における前記着脱部材が着脱される面がメカニカルファスナーのループ材又は不織布により構成されている、
請求項1〜5のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
着脱部材を外装体に対して着脱可能とするための係止手段としては、剥離強度や再接合時の強度を考慮すると、メカニカルファスナー(面ファスナー)のフック材(雄材)を用いることが望ましく、その場合、外装体における着脱部材の着脱部位はメカニカルファスナーのループ材により構成する他、不織布により構成することもできる。
以上のとおり、本発明によれば、胴回り寸法を変化させずに胴周り部弾性部材の締め付け力を調整できるようになる、等の利点がもたらされる。
展開状態のパンツタイプ使い捨ておむつの平面図(内面側)である。 展開状態のパンツタイプ使い捨ておむつの平面図(外面側)である。 締め付け調整前の前身頃のウエスト縁部の(a):要部拡大図、(b):断面図である。 図1のC−C断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 パンツタイプ使い捨ておむつの装着状態の斜視図である。 弾性部材のカットパターンを示す平面図である。 締め付け調整後の前身頃のウエスト縁部の(a):要部拡大図、(b):断面図である。 締め付け調整前の前身頃のウエスト縁部の(a):要部拡大図、(b):要部拡大図である。 締め付け調整後の前身頃のウエスト縁部の(a):要部拡大図、(b):断面図である。 締め付け調整前の前身頃のウエスト縁部の(a):要部拡大図、(b):断面図である。 締め付け調整後の前身頃のウエスト縁部の(a):要部拡大図、(b):断面図である。 製造工程を概略的に示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しつつ詳説する。なお、用語「伸長率」は自然長を100%としたときの値を意味する。また、図中の点模様部分はホットメルト接着剤等の接合手段を示している。
図1〜図7はパンツタイプ使い捨ておむつを示している。このパンツタイプ使い捨ておむつ(以下、単におむつともいう。)は、前身頃F及び後身頃Bをなす外装体20と、この外装体20の内面に固定され一体化された内装体10とを有しており、内装体10は液透過性トップシート11と液不透過性シート12との間に吸収体13が介在されてなるものである。製造に際しては、外装体20の内面(上面)に対して内装体10の裏面がホットメルト接着剤などの接合手段によって接合(図2の点模様部分)された後に、内装体10および外装体20が前身頃F及び後身頃Bの境界である縦方向(前後方向)中央で折り畳まれ、その両側部が相互に熱溶着またはホットメルト接着剤などによって接合されてサイドシール部21が形成されることによって、ウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツタイプ使い捨ておむつとなる。
(内装体の構造例)
内装体10は、図5〜図6に示すように、不織布などからなる液透過性トップシート11と、ポリエチレン等からなる液不透過性シート12との間に、吸収体13を介在させた構造を有しており、トップシート11を透過した排泄液を吸収保持するものである。内装体10の平面形状は特に限定されないが、図示形態のように略長方形とすることが一般的である。
吸収体13の表面側(肌当接面側)を覆う液透過性トップシート11としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維は、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。液透過性トップシート11に多数の透孔を形成した場合には、尿などが速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。液透過性トップシート11は、吸収体13の側縁部を巻き込んで吸収体13の裏面側まで延在している。
吸収体13の裏面側(非肌当接面側)を覆う液不透過性シート12は、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどの液不透過性プラスチックシートが用いられるが、近年はムレ防止の点から透湿性を有するものが好適に用いられる。この遮水・透湿性シートは、たとえばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートである。
吸収体13としては、公知のもの、例えばパルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。この吸収体13は、形状及びポリマー保持等のため、必要に応じてクレープ紙等の、液透過性及び液保持性を有する包装シート14によって包装することができる。
吸収体13の形状は、股間部に前後両側よりも幅の狭い括れ部分13Nを有する略砂時計状に形成されているが、長方形状等、適宜の意形状とすることができる。括れ部分13Nの寸法は適宜定めることができるが、括れ部分13Nの前後方向長さはおむつ全長の20〜50%程度とすることができ、その最も狭い部分の幅は吸収体13の全幅の40〜60%程度とすることができる。このような括れ部分13Nを有する場合において、内装体10の平面形状が略長方形とされていると、内装体10における吸収体13の括れ部分13Nと対応する部分に、吸収体13を有しない余り部分が形成される。
内装体10の両側部には脚周りにフィットする立体ギャザーBSが形成されている。この立体ギャザーBSは、図5及び図6に示されるように、内装体の裏面の側部に固定された固定部と、この固定部から内装体の側方を経て内装体の表面の側部まで延在する本体部と、本体部の前後端部が倒伏状態で内装体の表面の側部に固定されて形成された倒伏部分と、この倒伏部分間が非固定とされて形成された自由部分とが、折返しによって二重シートとしたギャザー不織布15により形成されている。
また、二重シート間には、自由部分の先端部等に細長状ギャザー弾性部材16が配設されている。ギャザー弾性部材16は、製品状態において図5に二点鎖線で示すように、弾性伸縮力により吸収体側縁部より突出する不織布部分を起立させて立体ギャザーBSを形成するためのものである。
液不透過性シート12は、二重シート状のギャザー不織布15の内部まで進入し、図5に示されるように、立体ギャザーBSの下端側において防漏壁を構成するようになっている。この液不透過性シート12としては、排便や尿などの褐色が出ないように不透明のものを用いるのが望ましい。不透明化としては、プラスチック中に、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、ホワイトカーボン、クレイ、タルク、硫酸バリウムなどの顔料や充填材を内添してフィルム化したものが好適に使用される。
ギャザー弾性部材16としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。また、外側から見え難くするため、太さは925dtex以下、テンションは150〜350%、間隔は7.0mm以下として配設するのがよい。なお、ギャザー弾性部材16としては、図示形態のような糸状の他、ある程度の幅を有するテープ状のものを用いることもできる。
前述のギャザー不織布15を構成する素材繊維も液透過性トップシート11と同様に、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法に得られた不織布を用いることができるが、特にはムレを防止するために坪量を抑えて通気性に優れた不織布を用いるのがよい。さらにギャザー不織布15については、尿などの透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌への感触性(ドライ感)を高めるために、シリコン系、パラフィン金属系、アルキルクロミッククロイド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いるのが望ましい。
(外装体の構造例)
外装体20は、図4〜図6にも示されるように、それぞれ不織布等のシートからなる内側シート20A及び外側シート20B(つまり、この形態では外側シート20Bが最外側不織布となる)からなる2層構造の不織布シートとされ、内側シート20Aと外側シート20Bとの間、及び外側シート20Bをウエスト開口縁で内面側に折り返してなる折り返し部分と対向部分との間に各種弾性部材が配設され、伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部にそれぞれレッグ開口部を形成するために形成された凹状の脚回りライン29により、全体として擬似砂時計形状をなしている。
図示形態の外装体20においては、弾性部材として、図1及び図2に示される展開形状において、ウエスト開口部近傍23に配置されたウエスト縁部弾性部材24と、前身頃F及び後身頃Bに、縦方向に間隔をおいて幅方向に沿って配置された複数のウエスト下側弾性部材25とを有するとともに、前身頃F及び後身頃Bのそれぞれにおいて、ウエスト下側弾性部材群25とは別に、一方のサイドシール部21から一方のレッグ開口部に沿って股間部に向かい、股間部を横断し、かつ他方のレッグ開口部に沿って他方のサイドシール部21に至るパターンで湾曲しつつ延在する、互いに交差することなく間隔をおいて配置された複数本の湾曲弾性部材26,28を備えている。これら、弾性部材24〜28は、それぞれその延在方向に沿って所定の伸長率で伸長された状態で固定されている。なお、本外装体20では、脚回りライン29に沿って前身頃Fのサイドシール部から後身頃Bのサイドシール部まで連続する、所謂脚回り弾性部材は設けられていない。
ウエスト縁部弾性部材24は、前身頃Fと後身頃Bとが接合されたサイドシール部21の範囲の内、ウエスト開口縁近傍に縦方向に間隔をおいて配置された複数条の糸ゴム等の細長状弾性部材であり、身体のウエスト部回りを締め付けるように伸縮力を与えることによりおむつを身体に装着するためのものである。このウエスト縁部弾性部材24は、図示例では糸ゴムを用いたが、例えばテープ状の伸縮部材を用いてもよい。また、図示形態のウエスト縁部弾性部材24は、ウエスト部における外側シート20Bの折り返し部分からなる内側層20Cと、これに対向する外側部分からなる外側層20Dとの間に配されているが、内側シート20Aと外側シート20Bとの間に配しても良く、その場合には内側シート20Aが内側層をなし、外側シート20Bが外側層をなすことになる。
ウエスト下側弾性部材25は、サイドシール部21の内、概ね上部から下部までの範囲に亘り、縦方向に間隔をおいて配置された糸ゴム等の細長状弾性部材であり、前身頃F及び後身頃Bの腰周り部分に夫々幅方向の伸縮力を与え、おむつを身体に密着させるためのものである。なお、ウエスト縁部弾性部材24とウエスト下側弾性部材25との境界は必ずしも明確でなくてよい。例えば、前身頃F及び後身頃Bに縦方向に間隔をおいて幅方向に配置された弾性部材の内、数は特定できなくても、上部側の何本かがウエスト縁部弾性部材として機能し、残りの弾性部材がウエスト下側弾性部材として機能していればよい。
後身頃Bにおいて、ウエスト下側弾性部材25とは別に配設された背側湾曲弾性部材26は、糸ゴム等の細長状弾性部材であり、所定の曲線に沿って配置されている。背側湾曲弾性部材26は、一本であっても良いが複数本であるのが好ましく、図示例では5本の糸ゴム等の細長状弾性部材であり、これら背側湾曲弾性部材26は互いに交差することなく、間隔をおいて配置されている。この背側湾曲弾性部材群26は、2,3本程度の弾性部材を間隔を密にして実質的に一束として配置されるのではなく、所定の伸縮ゾーンを形成するように3〜20mm、好ましくは6〜16mm程度の間隔を空けて、3本以上、好ましくは5本以上配置される。
外装体20の前身頃Fにおいて、ウエスト下側弾性部材群25とは別に配設された腹側湾曲弾性部材28は糸ゴム等の細長状弾性部材であり、所定の曲線に沿って配置されている。腹側湾曲弾性部材28は、一本であっても良いが複数本であるのが好ましく、図示例では5本の糸状弾性部材であり、これら腹側湾曲弾性部材28は、互いに交差することなく、間隔をおいて配置されている。この腹側湾曲弾性部材群28も、2,3本程度の弾性部材を間隔を密にして実質的に一束として配置されるのではなく、所定の伸縮ゾーンを形成するように3〜20mm、好ましくは6〜16mm程度の間隔を空けて、3本以上、好ましくは5本以上配置される。
なお、図示例では、前身頃F及び後身頃Bに配置されたウエスト下側弾性部材25及び湾曲弾性部材26,28は、図8に示すように、製造時に外装体に対して連続的に固定した後に、内装体と重なる部分の一部または全部が、所定の切断パターンCPで細かく切断されて収縮力が作用しない非収縮部分(つまり、図8の切断パターンCPと重なる部分)とされ、この非収縮部分より側方に湾曲しつつ延在する部分が収縮力の作用する収縮部分(つまり、図8の切断パターンCPより側方の、ウエスト下側弾性部材25及び湾曲弾性部材26,28が連続的に残された部分)とされている。このため、ウエスト下側弾性部材25及び湾曲弾性部材26,28は、一方側のサイドシール部21から内装体10を横切って他方(反対)側のサイドシール部21まで連続的に設けた後に、内装体と重なる部分の一部または全部が、細かく切断される。これにより、内装体(特に吸収体13)の幅方向の縮こまりをより防止することができる。もちろん、ウエスト下側弾性部材25及び湾曲弾性部材26,28を、内装体10を横切って連続的に配置することもできる。
上述した外装体20は、例えば特開平4−28363号公報や、特開平11−332913号公報記載の技術により製造することができる。また、湾曲弾性部材26,28を内装体10上で切断し不連続化するには、特開2002−35029号公報、特開2002−178428号公報及び特開2002-273808号公報に記載される切断方法が好適に採用される。
図示例とは異なり、湾曲弾性部材26,28を、前身頃F及び後身頃Bのいずれか一方にのみ設けるだけでも良い。また、湾曲弾性部材26,28を、前身頃F及び後身頃Bの両方に設ける場合、前身頃F側に配置された湾曲弾性部材の群の一部又は全部と、後身頃B側に配置された湾曲弾性部材Bの群の一部又は全部とが交差する形態(図示せず)も採用できるが、図示例のように、前身頃F側に配置された湾曲弾性部材28の群と、後身頃B側に配置された湾曲弾性部材Bの群とは互いに交差することなく前後方向中間部、特に前身頃Fに若干偏った位置で縦方向に離間している形態が好適であり、その縦方向離間範囲90における最小縦方向離間距離は10〜15mm程度とし、この部分に後述する広幅の固定領域を設けるのが好ましい。
さらに、湾曲弾性部材26,28はその全体が湾曲していなくても良く、部分的に直線状の部分を有していても良い。
弾性部材24〜28の固定時の伸長率は適宜定めることができるが、通常の成人用の場合、ウエスト縁部弾性部材24は230〜320%程度、ウエスト下側弾性部材25は230〜320%程度、湾曲弾性部材26,28は230〜320%程度とすることができる。
(前後押えシート)
図1及び図4にも示されるように、外装体20の内面上に取り付けられた内装体10の前後端部をカバーし、且つ内装体10の前後縁からの漏れを防ぐために、前後押えシート50,60が設けられている。図示形態について更に詳細に説明すると、前押えシート50は、前身頃F内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の前端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在しており、後押えシート60は、後身頃B内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の後端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在している。前後押えシート50,60の股下側縁部に幅方向の全体にわたり(中央部のみでも良い)若干の非接着部分を設けると、接着剤が食み出ないだけでなく、この部分をトップシートから若干浮かせて防漏壁として機能させることができる。
図示形態のように、前後押えシート50,60を別体として取り付けると、素材選択の自由度が高くなる利点があるものの、資材や製造工程が増加する等のデメリットもある。そのため、外装体20をおむつ内面に折り返してなる折り返し部分20Cを、吸収パッドと重なる部分まで延在させて、前述の押えシート50,60と同等の部分を形成することもできる。
(締め付け調整手段)
特徴的には、図3に示すように、前身頃Fにおけるウエスト縁部弾性部材24は、幅方向両端部が外装体20に固定された固定部24fとされるとともに、これら固定部24f間に外側層20D及び内側層20Cに非固定(移動可能)な自由部24mが設けられている。また、自由部24mは、幅方向の一部に外装体に着脱可能な着脱部材30が取り付けられるとともに、この着脱部材30の取付部分以外の部分が伸縮可能な伸縮部24tとされている。
これら固定部24f及び自由部24mを構成するために、図示形態では、ウエスト縁部弾性部材24の両端部において内側層20C及び外側層20Dの接合をホットメルト接着剤HM等により縦方向に連続的に行い、着脱部材30の位置する領域では内側層20C及び外側層20Dを接合せずに、固定部24fと着脱部材30の位置する領域との間ではウエスト縁部弾性部材24の間の部位のみ内側層20C及び外側層20Dをホットメルト接着剤HM等により接合している。図示形態では、固定部24fと着脱部材30の位置する領域との間における内側層20C及び外側層20Dの接合を幅方向に連続させているが、幅方向に間欠的に接合することもできる。また、図示形態では固定部24fにおける内側層20C及び外側層20Dの接合を縦方向に連続的に行っているが、ウエスト縁部弾性部材24の通過位置を接合する限り、縦方向に間欠的に接合しても良い。
着脱部材30の位置は適宜定めることができ、図示例では、幅方向一端部側に寄せて着脱部材30を配置しているが、幅方向中央部等、適宜の位置とすることができる。また、着脱部材30の寸法は、伸縮部24tを確保しうる限り適宜定めることができるが、通常の場合、おむつ全幅Wの10〜20%とすることができる。
また、外側層20Dにおける着脱部材30と重なる部分には開口部40が形成されている。この開口部40は、着脱部材30よりも縦方向及び幅方向の少なくとも一方の寸法が小さくても良いが、図示形態では縦方向及び幅方向の寸法が大きくされている。開口部40の縦方向寸法及び幅方向寸法は、例えば着脱部材30の縦方向寸法及び幅方向寸法の0.7〜1.5倍とすることができる。
着脱部材30を外装体20に対して着脱可能とするための係止手段としては、剥離強度や再接合時の強度を考慮すると、図示形態のようにメカニカルファスナー(面ファスナー)のフック材31(雄材)を用いることが望ましいが、粘着剤層とすることもできる。これらの係止手段は不織布等の他のシート材に設ける他、フック材31のようにシート状の部材の場合には、図示形態のように、係止手段により着脱部材30を形成することもできる。一方、外装体20における着脱部材30の着脱部位は、着脱部材30の係止手段を係止可能な適宜の素材で形成することができ、例えば図示形態のように着脱部材30の係止手段としてメカニカルファスナーのフック材31を用いる場合は、外装体20の着脱部位にメカニカルファスナーのループ材32を固定しておくことが望ましいが、外装体20の素材が不織布の場合にはループ材32を省略したり、あるいはループ材32に代えて不織布を固定したりしておくこともできる。例えば、図3に示す形態では、内側層20Cの外面におけるフック材31の初期位置(製品状態の位置)にループ材32を設けているが、このループ材32を省略しても良いし、図示しないが、外側層20Dの外面におけるループ材32を省略することもできる。
着脱部材30は、ウエスト縁部弾性部材24の幅方向の一部を外装体20に固定するための部材である限り、特に形状や構造は限定されないが、例えば、図3に示す形態では、ウエスト縁部弾性部材24の折り返しの無い状態(製品状態又は使用前の状態)における着脱部材30の内面及び外面のうち、内面が外装体20に着脱可能とされ、外面が不織布からなるカバーシート33により構成されている。このため、図示形態では、ウエスト縁部弾性部材24を内面側のフック材31及び外面側のカバーシート33で挟んで一体化することにより着脱部材30を構成している。この形態では、図9に示すように、着脱部材30を開口部40から引き出して、裏返さずに外装体20の外面に固定するという簡単な操作で、伸縮部24tを伸長させて締め付け力を強くすることができる。この際、着脱部材30の外側の面は移動前後に関係なく不織布により構成されるため、締め付け力の調整前後において使い捨ておむつの外面に、着脱部材30における外装体20に着脱される面が露出せず、衣類などに誤って固定され難い等の利点がある。
反対に、図10に示すように、ウエスト縁部弾性部材24の折り返しの無い状態(製品状態又は使用前の状態)における着脱部材30の内面及び外面のうち、外面が外装体20に着脱可能とされ、内面が不織布からなるカバーシート33により構成されている形態も提案される。具体的に図示形態では、ウエスト縁部弾性部材24を内面側の不織布及び外面側のフック材31で挟んで一体化することにより着脱部材30を構成している。この形態では、図11に示すように着脱部材30を裏返しつつ開口部40から引き出して外装体20の外面に固定するという簡単な操作で、伸縮部24tを伸長させて締め付け力を強くすることができる。しかも、少なくとも調整後には、着脱部材30の外側の面は不織布により構成されるため、使用時において使い捨ておむつの外面に、着脱部材30における外装体20に着脱される面が露出せず、衣類などに誤って固定され難い等の利点がある。
また、図12に示すように、着脱部材30の内外両面が外装体20に着脱可能とされている形態とすることもできる。このため、図示形態では、ウエスト縁部弾性部材24を内面側のフック材31及び外面側のフック材31で挟んで一体化することにより着脱部材30を構成している。この形態では、このように着脱部材30の内外両面を外装体20に着脱可能とすることにより、着脱部材30の向きに関係なく固定することができるため、調整の自由度に優れたものとなる。例えば、図13に示すように、着脱部材30に胴回り部弾性部材を適宜数巻き付けてから外装体20に固定することにより締め付け力をきつくすることができる。この巻き付け形態を採用する場合、図13に示すように着脱部材30を開口部40から引き出さずに、元の位置に固定することができる。もちろん、開口部40から引き出して外側層20Dの外面に固定することも可能である。また、この巻き付け形態を採用する場合、着脱部材30の幅方向両端部に切り込み部35を設けて、ウエスト縁部弾性部材24の巻き付けの容易化及び巻き付けたウエスト縁部弾性部材24のズレの防止を図るのも望ましい。
(製造方法)
製造方法は特に限定されないが、本発明の使い捨ておむつは、例えば図14に順に示される方法により製造することができる。すなわち、図14(a)に示す形態は、図12に示す形態の製造工程を示しており、内側層20C上の所定部位にループ材32を貼り付け、その上に所定寸法にカットしたフック材31の係止面のCD方向(ライン流れ方向(MD方向)と直交する方向)一方側を係止した後、その上にウエスト縁部弾性伸縮部24t材を配置してからフック材31のCD方向他方側を一方側上に折り返してウエスト縁部弾性部材24を挟んで固定し、しかる後に予め開口部40を切断した外側層20Dを、開口部40位置がフック材31に合うように被せ、内側層20Cと貼り合わせるものである。また、図14(b)に示す形態は、図10に示す形態の製造工程を示しており、内側層20C上に、予め所定の間隔でフック材31及びカバーシート33を貼り合わせて着脱部材30を取り付けたウエスト縁部弾性伸縮部24t材を配置した後、予め開口部40を切断するとともにループ材32を貼り付けた外側層20Dを、開口部40位置がフック材31に合うように被せ、内側層20Cと貼り合わせるものである。さらに、図14(c)に示す形態は、図3に示す形態の製造工程を示しており、内側層20C上の所定部位にループ材32を貼り付け、その上に所定寸法にカットしたフック材31の係止面を係止した後、その上にウエスト縁部弾性伸縮部24t材を配置してから所定寸法にカットした不織布を貼り付けて、ウエスト縁部弾性部材24を挟んで固定し、しかる後に予め開口部40を切断するとともにループ材32を貼り付けた外側層20Dを、開口部40の位置がフック材31に合うように被せ、内側層20Cと貼り合わせるものである。
(その他)
上記実施形態では、ウエスト下側弾性部材25の締め付け力は固定として、ウエスト縁部弾性部材24のみの締め付け力を調整可能にしているが、反対に、ウエスト縁部弾性部材24の締め付け力は固定として、ウエスト下側弾性部材25のみの締め付け力を調整可能にしたり、ウエスト縁部弾性部材24及びウエスト下側弾性部材25の全ての締め付け力を調整可能にしたり、ウエスト縁部弾性部材24の一部のみ、又はウエスト下側弾性部材25の一部のみ締め付け力を調整可能にするといったことも可能である。要するに、本発明は胴回り部弾性部材の少なくとも一部が締め付け力を調整可能であれば良いものである。
また、図示形態では前身頃Fのみ胴回りの締め付け力を調整可能としたが、これに代えて後身頃Bの胴回りの締め付け力を調整可能としたり、前身頃F及び後身頃Bの両方における胴回りの締め付け力を調整可能としたりすることができる。
また、開口部40は別のシートで開閉可能又は開封可能に閉じても良く、外側層20Dの一部又は全部を切り離して開口部40を形成するためのミシン目を外側層20Dに設けても良い。また開口部40を省略して外側層20Dの外側から着脱部材30を操作するものとしても良い。
本発明は、上記例のようなパンツタイプ使い捨ておむつにおいて利用できるものである。
B…後身頃、F…前身頃、HM…ホットメルト接着剤、10…内装体、11…トップシート、12…液不透過性シート、13…吸収体、13N…括れ部分、14…包装シート、15…ギャザー不織布、16…ギャザー弾性部材、20…外装体、20C…内側層、20D…外側層、21…サイドシール部、24…ウエスト縁部弾性部材、24f…固定部、24m…自由部、24t…伸縮部、25…ウエスト下側弾性部材、26,28…湾曲弾性部材、26…背側湾曲弾性部材、28…腹側湾曲弾性部材、29…脚回りライン、30…着脱部材、31…フック材、32…ループ材、33…カバーシート、35…切り込み部、40…開口部。

Claims (6)

  1. 前身頃及び後身頃を形成する外装体と、この外装体の内面に固定された、吸収体を含む内装体とを備え、
    前記前身頃における外装体の両側部と後身頃における外装体の両側部とがそれぞれ接合され、この接合部分と対応する縦方向範囲が胴周り部とされるとともに、ウエスト開口部及び左右一対の脚開口部が形成され、
    前記外装体の胴周り部は、外側層及び内側層と、これら外側層及び内側層間に胴周り部の幅方向両端部にわたり配置された、一本又は複数本の胴周り部弾性部材とを有している、パンツタイプ使い捨ておむつにおいて、
    前記胴回り部弾性部材の少なくとも一部のものは、幅方向両端部が前記外装体に固定された固定部とされるとともに、これら固定部間に、前記外装体に非固定の自由部が設けられており、
    前記自由部は、幅方向の一部に前記外装体に着脱可能な着脱部材が取り付けられるとともに、この着脱部材の取付部分以外の部分が伸縮可能な伸縮部とされている、
    ことを特徴とするパンツタイプ使い捨ておむつ。
  2. 前記外側層における前記着脱部材と重なる部分に開口部が形成されている、請求項1記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
  3. 前記着脱部材の内外両面が前記外装体に着脱可能とされている、請求項1又は2記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
  4. 前記外側層における前記着脱部材と重なる部分に開口部が形成されているとともに、
    前記胴回り部弾性部材の折り返しの無い状態における前記着脱部材の内面及び外面のうち、内面が前記外装体に着脱可能とされ、外面が不織布により構成された、請求項1又は2記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
  5. 前記外側層における前記着脱部材と重なる部分に開口部が形成されているとともに、
    前記胴回り部弾性部材の折り返しの無い状態における前記着脱部材の内面及び外面のうち、外面が前記外装体に着脱可能とされ、内面が不織布により構成された、
    請求項1又は2記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
  6. 前記着脱部材における前記外装体に着脱される面が、メカニカルファスナーのフック材により構成され、前記外装体における前記着脱部材が着脱される面がメカニカルファスナーのループ材又は不織布により構成されている、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨ておむつ。
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