JP6115860B2 - 男性用吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、陰茎の出し入れ容易性に優れる男性用吸収性物品に関するものである。
近時、男性の軽失禁用に適するものとして、特許文献1に示されるように、外装シートにおける吸収体の前端部よりも前側に幅方向に沿うスリット状の陰茎挿通部を有するパンツ型吸収性物品が提案されている。
しかしながら、この従来のパンツ型吸収性物品では、陰茎挿通部の位置が高すぎ、陰茎を取り出すのが困難であるという問題点があった。この問題点は、陰茎挿通部の位置を股間側に寄せることで解決できるが、その場合、腹側における吸収量を十分に確保できなくなるといった問題点や、陰茎挿通部から漏れ易くなるといった問題点がある。
これらの問題点を解決するものとして、特許文献2や特許文献3に記載されるように、陰茎挿通部の位置を吸収体と重なる位置まで下げるとともに、吸収体を外装シートに対してスライドできるように構成することも提案されているが、陰茎挿通部は低い位置に固定されているため、陰茎挿通部からの漏れのおそれは依然として残るものである。また、これらの先行例では、陰茎を出す際には陰茎挿通部から又はウエスト側から手を入れて内装体をスライドさせる作業が必要であるとともに、陰茎をしまう際に吸収体を元の位置に戻す必要があるため、陰茎の出し入れ容易性の点で改善の余地がある。
特開2008−79837号公報 特開2008−54987号公報 特開2009−82476号公報
そこで本発明の主たる課題は、陰茎の出し入れ容易性及び陰茎挿通部からの漏れ防止性を両立させることにある。
上記課題を解決した本発明は次記の通りである。
<請求項1記載の発明>
排尿位置をカバーする吸収体と、この吸収体のウエスト側に延びるウエスト側領域とを有し、
このウエスト側領域に、内外に通じる陰茎挿通部が設けられるとともに、この陰茎挿通部のウエスト側の縦方向長さを伸縮する伸縮部が設けられている、
ことを特徴とする男性用吸収性物品。
(作用効果)
本発明の男性用吸収性物品において、陰茎を出さないときには陰茎挿通部が吸収体よりもウエスト側に位置しているため、排尿位置が吸収体により確実にカバーされ、排尿があれば吸収体により吸収される。よって、陰茎挿通部からの漏れ防止性は非常に高いものとなる。一方、トイレで便器に排尿する場合等、陰茎を出す際には、伸縮部を伸長させて陰茎挿通部を下方に引き下げて、陰茎挿通部から陰茎を出すことができる。よって、陰茎挿通部に陰茎を通す際に、陰茎挿通部が高すぎて取り出しが困難となることもない。また、陰茎をしまう際は、陰茎を陰茎挿通部から内部に戻した後に伸縮部を元の状態に収縮させれば良いため、作業は非常に容易である。
<請求項2記載の発明>
前記伸縮部が、ウエスト側領域を形成する部材を展開可能に折り畳んだ折り畳み式伸縮部である、請求項1記載の男性用吸収性物品。
(作用効果)
このような折り畳み構造とすることにより、簡素な構造で、陰茎を出し入れする際の陰茎挿通部の上下可動範囲を大きくすることができ、また製造も容易である。
<請求項3記載の発明>
前記伸縮部の折り畳み状態での固定及びその固定の解除を行う着脱手段が設けられている、請求項2記載の男性用吸収性物品。
(作用効果)
このような着脱手段を設けることにより、伸縮部が誤って又は不用意に下降して陰茎挿通部から尿が漏れ出たり、装着感が悪化したりするのを防止できる。
<請求項4記載の発明>
前記ウエスト側領域を形成する部材の折り畳みが、前記陰茎挿通部の幅方向両側までなされているとともに、当該陰茎挿通部の幅方向両側で折り畳み状態で固定されて固定部が形成され、かつこれら固定部間は非固定で展開可能な部分とされている、請求項2又は3記載の男性用吸収性物品。
(作用効果)
このような構造を採用することにより、伸縮部の伸縮を繰り返しても折り畳み構造が崩れることなく維持され、また、伸縮部が誤って又は不用意に下降し難くなる。よって、陰茎挿通部から尿が漏れ出たり、装着感が悪化したりするのを防止できる。
<請求項5記載の発明>
前記陰茎挿通部が、前記伸縮部の折り畳みにより外面から隠れる部位に設けられている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の男性用吸収性物品。
(作用効果)
このように折り畳み構造を利用して陰茎挿通部を隠すことにより、見栄えが良好となる。また、例えば陰茎挿通部を簡素なスリットとしても、陰茎挿通部を介して内部が露出しなくなり、漏れ防止性も向上する。
<請求項6記載の発明>
前記折り畳み式伸縮部は、幅方向に沿う谷折り部と、この谷折り部の外側かつウエスト側に位置する幅方向に沿う山折り部とからなる断面Z字状の伸縮部である、請求項2〜5のいずれか1項に記載の男性用吸収性物品。
(作用効果)
このような折り畳み式伸縮部を採用すると、構造が簡素で製造容易であることはもちろん、上向きの山折り部を摘まんで下方に引き下げることにより、伸縮部を容易に展開し伸長させることができる。また、陰茎挿通部を折り畳みにより外面から隠れる部位に設けた場合には、伸縮部を展開するワンステップの作業で、陰茎挿通部の下方への引き下げと、陰茎挿通部の現出とを容易に実施できる。なお、山折り、谷折りは外面から見たときの折り方向を意味する(以下、同じ)。
<請求項7記載の発明>
前記折り畳み式伸縮部は、幅方向に沿う谷折り部と、この谷折り部の外側かつ股間側に位置する幅方向に沿う山折り部とからなる断面Z字状の伸縮部である、請求項2〜5のいずれか1項に記載の男性用吸収性物品。
(作用効果)
このような折り畳み式伸縮部を採用すると、構造が簡素で製造容易であることはもちろん、山折り部よりも股間側の部分を摘まんで下方に引き下げることにより、伸縮部を容易に展開し伸長させることができる。さらに、この構造では、谷折り部が内側に位置するため、吸収体を折り畳み構造で隠したり折ったりすることなく、最も内側で且つよりウエスト側まで存在させることができる。また、陰茎挿通部を折り畳みにより外面から隠れる部位に設けた場合には、伸縮部を展開するワンステップの作業で、陰茎挿通部の下方への引き下げと、陰茎挿通部の現出とを容易に実施できる。
<請求項8記載の発明>
前身頃及び後身頃を有する外装体と、この外装体の内面に固定された、吸収体を含む内装体とを備え、前記外装体の前身頃と後身頃とが両側部において接合されることにより、ウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成された、パンツタイプ男性用吸収性物品であって、
前記外装体に前記陰茎挿通部及び伸縮部が形成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の男性用吸収性物品。
(作用効果)
本発明はこのような構造のパンツタイプ使い捨ておむつに好適である。
以上のとおり、本発明によれば、陰茎の出し入れ容易性及び陰茎挿通部からの漏れ防止性ともに優れたものとなる、等の利点がもたらされる。
サイドシール部を外して展開した状態の男性用吸収性物品の内面側を示す平面図である。 サイドシール部を外して展開した状態の男性用吸収性物品の外面側を示す平面図である。 サイドシール部及び伸縮部の固定外して展開した状態の男性用吸収性物品の要部を示す平面図である。 (a)図1のC−C断面図、(b)伸縮部を展開した状態のC−C断面の要部を示す断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 装着状態の斜視図である。 図1のD−D断面図である。 サイドシール部及び伸縮部の固定外して展開した状態の男性用吸収性物品の要部を示す平面図である。 (a)図1のC−C断面相当の断面図、(b)図1のD−D断面相当の断面図である。 装着状態の斜視図である。 各種形態のパンツタイプ使い捨ておむつの縦断面図である。 各種形態のパンツタイプ使い捨ておむつの縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しつつ詳説する。なお、用語「伸長率」は自然長を100%としたときの値を意味する。また、図中の点模様部分はホットメルト接着剤等の接合手段を示している。
図1〜図8はパンツタイプ使い捨ておむつを示している。このパンツタイプ使い捨ておむつ(以下、単におむつともいう。)は、前身頃F及び後身頃Bをなす外装体20と、この外装体20の内面に固定され一体化された内装体10とを有しており、内装体10は液透過性表面シート11と液不透過性裏面側シート12との間に吸収体13が介在されてなるものである。製造に際しては、外装体20の内面(上面)に対して内装体10の裏面がホットメルト接着剤などの接合手段によって接合された後に、内装体10および外装体20が前身頃F及び後身頃Bの境界である縦方向(前後方向)中央で折り畳まれ、その両側部が相互に熱溶着またはホットメルト接着剤などによって接合されてサイドシール部21が形成されることによって、ウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツタイプ使い捨ておむつとなる。
(内装体の構造例)
内装体10は、図4〜図6、及び図8示すように、不織布などからなる液透過性表面シート11と、ポリエチレン等からなる液不透過性裏面側シート12との間に、吸収体13を介在させた構造を有しており、表面シート11を透過した排泄液を吸収保持するものである。
吸収体13の表面側(肌当接面側)を覆う液透過性表面シート11としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維は、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。液透過性表面シート11に多数の透孔を形成した場合には、尿などが速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。液透過性表面シート11は、吸収体13の側縁部を巻き込んで吸収体13の裏面側まで延在している。
吸収体13の裏面側(非肌当接面側)を覆う液不透過性裏面側シート12は、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどの液不透過性プラスチックシートが用いられるが、近年はムレ防止の点から透湿性を有するものが好適に用いられる。この遮水・透湿性シートは、たとえばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートである。
吸収体13としては、公知のもの、例えばパルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。この吸収体13は、形状及びポリマー保持等のため、必要に応じてクレープ紙等の、液透過性及び液保持性を有する包装シート14によって包装することができる。
吸収体13の形状は、股間部に前後両側よりも幅の狭い括れ部分13Nを有する略砂時計状に形成されていると、股間部のフィット性が向上するため好ましいが、長方形とする等、公知の適宜の形状を採用することができる。括れ部分13Nの寸法は適宜定めることができるが、括れ部分13Nの前後方向長さはおむつ全長の20〜50%程度とすることができ、その最も狭い部分の幅は吸収体13の全幅の40〜60%程度とすることができる。吸収体13の前後方向長さは、排尿位置をカバーしていれば特に限定されないが、臀部から股間部を経て陰茎対向部までは延在していることが望ましい。
内装体10の両側部には脚周りにフィットする立体ギャザーBSが形成されている。この立体ギャザーBSは、図5及び図6に示されるように、内装体の裏面の側部に固定された固定部と、この固定部から内装体の側方を経て内装体の表面の側部まで延在する本体部と、本体部の前後端部が倒伏状態で内装体の表面の側部に固定されて形成された倒伏部分と、この倒伏部分間が非固定とされて形成された自由部分とが、折返しによって二重シートとしたギャザー不織布15により形成されている。
また、二重シート間には、自由部分の先端部等に細長状ギャザー弾性部材16が配設されている。ギャザー弾性部材16は、製品状態において図5に二点鎖線で示すように、弾性伸縮力により吸収体側縁部より突出する不織布部分を起立させて立体ギャザーBSを形成するためのものである。
液不透過性裏面側シート12は、二重シート状のギャザー不織布15の内部まで進入し、図5に示されるように、立体ギャザーBSの下端側において防漏壁を構成するようになっている。この液不透過性裏面側シート12としては、排便や尿などの褐色が出ないように不透明のものを用いるのが望ましい。不透明化としては、プラスチック中に、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、ホワイトカーボン、クレイ、タルク、硫酸バリウムなどの顔料や充填材を内添してフィルム化したものが好適に使用される。
ギャザー弾性部材16としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。また、外側から見え難くするため、太さは925dtex以下、テンションは150〜350%、間隔は7.0mm以下として配設するのがよい。なお、ギャザー弾性部材16としては、図示形態のような糸状の他、ある程度の幅を有するテープ状のものを用いることもできる。
前述のギャザー不織布15を構成する素材繊維も液透過性表面シート11と同様に、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法に得られた不織布を用いることができるが、特にはムレを防止するために坪量を抑えて通気性に優れた不織布を用いるのがよい。さらにギャザー不織布15については、尿などの透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌への感触性(ドライ感)を高めるために、シリコン系、パラフィン金属系、アルキルクロミッククロイド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いるのが望ましい。
内装体10の平面形状は略長方形とされており、その結果として吸収体13の括れ部分13Nと対応する部分に、吸収体13を有しない余り部分19が形成されている。このような余り部分が形成される限り、内装体10の形状は特に限定されない。
(外装体の構造例)
外装体20は、図4〜図6にも示されるように、それぞれ内側不織布20A及び外側不織布20Bからなる2層構造の不織布製シートとされ、内側不織布20Aと外側不織布20Bとの間、及び外側不織布20Bをウエスト開口縁で内面側に折り返してなる折り返し部分20Cの不織布間に各種弾性部材が配設され、伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部にそれぞれレッグ開口部を形成するために形成された凹状の脚回りライン29により、全体として擬似砂時計形状をなしている。
図示形態の外装体20では、弾性部材として、図1〜図3に示される展開形状において、ウエスト開口部近傍23に配置されたウエスト部弾性部材24と、前身頃F及び後身頃Bに、縦方向に間隔をおいて幅方向に沿って配置された複数の腰回り弾性部材25とを有するとともに、前身頃F及び後身頃Bのそれぞれにおいて、腰回り弾性部材群25とは別に、一方のサイドシール部21から一方のレッグ開口部に沿って股間部に向かい、股間部を横断し、かつ他方のレッグ開口部に沿って他方のサイドシール部21に至るパターンで湾曲しつつ延在する、互いに交差することなく間隔をおいて配置された複数本の湾曲弾性部材26,28を備えている。これら、弾性部材24〜28は、それぞれその延在方向に沿って所定の伸長率で伸長された状態で固定されている。なお、本外装体20では、脚回りライン29に沿って前身頃Fのサイドシール部から後身頃Bのサイドシール部まで連続する、所謂脚回り弾性部材は設けられていない。
ウエスト部弾性部材24は、前身頃Fと後身頃Bとが接合されたサイドシール部21の範囲の内、ウエスト開口縁近傍に縦方向に間隔をおいて配置された複数条の糸ゴム等の細長状弾性部材であり、身体のウエスト部回りを締め付けるように伸縮力を与えることによりおむつを身体に装着するためのものである。このウエスト部弾性部材24は、図示例では糸ゴムを用いたが、例えばテープ状の伸縮部材を用いてもよい。また、図示形態のウエスト部弾性部材24は、ウエスト部における外側不織布20Bの折り返し部分20Cの不織布間に挟持されているが、内側不織布20Aと外側不織布20Bとの間に挟持しても良い。
腰回り弾性部材25は、サイドシール部21の内、概ね上部から下部までの範囲に亘り、縦方向に間隔をおいて配置された糸ゴム等の細長状弾性部材であり、前身頃F及び後身頃Bの腰回り部分に夫々幅方向の伸縮力を与え、おむつを身体に密着させるためのものである。なお、ウエスト部弾性部材24と腰回り弾性部材25との境界は必ずしも明確でなくてよい。例えば、前身頃F及び後身頃Bに縦方向に間隔をおいて幅方向に配置された弾性部材の内、数は特定できなくても、上部側の何本かがウエスト部弾性部材として機能し、残りの弾性部材が腰回り弾性部材として機能していればよい。
後身頃Bにおいて、腰回り弾性部材25とは別に配設された背側湾曲弾性部材26は、糸ゴム等の細長状弾性部材であり、所定の曲線に沿って配置されている。背側湾曲弾性部材26は、一本であっても良いが複数本であるのが好ましく、図示例では5本の糸ゴム等の細長状弾性部材であり、これら背側湾曲弾性部材26は互いに交差することなく、間隔をおいて配置されている。この背側湾曲弾性部材群26は、2,3本程度の弾性部材を間隔を密にして実質的に一束として配置されるのではなく、所定の伸縮ゾーンを形成するように3〜20mm、好ましくは6〜16mm程度の間隔を空けて、3本以上、好ましくは5本以上配置される。
外装体20の前身頃Fにおいて、腰回り弾性部材群25とは別に配設された腹側湾曲弾性部材28は糸ゴム等の細長状弾性部材であり、所定の曲線に沿って配置されている。腹側湾曲弾性部材28は、一本であっても良いが複数本であるのが好ましく、図示例では5本の糸状弾性部材であり、これら腹側湾曲弾性部材28は、互いに交差することなく、間隔をおいて配置されている。この腹側湾曲弾性部材群28も、2,3本程度の弾性部材を間隔を密にして実質的に一束として配置されるのではなく、所定の伸縮ゾーンを形成するように3〜20mm、好ましくは6〜16mm程度の間隔を空けて、3本以上、好ましくは5本以上配置される。
なお、図示例では、前身頃F及び後身頃Bに配置された腰回り弾性部材25及び湾曲弾性部材26,28は、製造時に外装体20に対して連続的に固定した後に、内装体10と重なる部分の一部または全部が、所定の切断パターンで細かく切断されて収縮力が作用しない非収縮部分とされ、この非収縮部分より側方に湾曲しつつ延在する部分が収縮力の作用する収縮部分とされている。このため、腰回り弾性部材25及び湾曲弾性部材26,28は、一方側のサイドシール部21から内装体10を横切って他方(反対)側のサイドシール部21まで連続的に設けた後に、内装体と重なる部分の一部または全部が、細かく切断される。これにより、内装体(特に吸収体13)の幅方向の縮こまりをより防止することができる。もちろん、腰回り弾性部材25及び湾曲弾性部材26,28を、内装体10を横切って連続的に配置することもできる。
上述した外装体20は、例えば特開平4−28363号公報や、特開平11−332913号公報記載の技術により製造することができる。また、湾曲弾性部材26,28を内装体10上で切断し不連続化するには、特開2002−35029号公報、特開2002−178428号公報及び特開2002-273808号公報に記載される切断方法が好適に採用される。
図示例とは異なり、湾曲弾性部材26,28を、前身頃F及び後身頃Bのいずれか一方にのみ設けるだけでも良い。また、湾曲弾性部材26,28を、前身頃F及び後身頃Bの両方に設ける場合、前身頃F側に配置された湾曲弾性部材の群の一部又は全部と、後身頃B側に配置された湾曲弾性部材Bの群の一部又は全部とが交差する形態(図示せず)も採用できるが、図示例のように、前身頃F側に配置された湾曲弾性部材28の群と、後身頃B側に配置された湾曲弾性部材Bの群とは互いに交差することなく前後方向中間部、特に前身頃Fに若干偏った位置で縦方向に離間している形態が好適であり、その縦方向離間範囲90における最小縦方向離間距離は10〜15mm程度とするのが好ましい。
さらに、湾曲弾性部材26,28はその全体が湾曲していなくても良く、部分的に直線状の部分を有していても良い。
弾性部材24〜28の固定時の伸長率は適宜定めることができるが、通常の成人用の場合、ウエスト部弾性部材24は230〜320%程度、腰回り弾性部材25は230〜320%程度、湾曲弾性部材26,28は230〜320%程度とすることができる。
(前後押えシート)
図1及び図4にも示されるように、外装体20の内面上に取り付けられた内装体10の前後端部をカバーし、且つ内装体10の前後縁からの漏れを防ぐために、前後押えシート50,60が設けられている。図示形態について更に詳細に説明すると、前押えシート50は、前身頃F内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の前端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在しており、後押えシート60は、後身頃B内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の後端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在している。前後押えシート50,60の股下側縁部に幅方向の全体にわたり(中央部のみでも良い)若干の非接着部分を設けると、接着剤が食み出ないだけでなく、この部分を表面シートから若干浮かせて防漏壁として機能させることができる。
図示形態のように、前後押えシート50,60を別体として取り付けると、素材選択の自由度が高くなる利点があるものの、資材や製造工程が増加する等のデメリットもある。そのため、外装体20をおむつ内面に折り返してなる折り返し部分20Cを、吸収パッド200と重なる部分まで延在させて、前述の押えシート50,60と同等の部分を形成することもできる。
(陰茎挿通部)
特徴的には、前身頃Fにおいて、吸収体13のウエスト側に延びるウエスト側領域の股間側に、内外に通じる陰茎挿通部30が設けられている。陰茎挿通部30は、図示形態のように外装体20における内装体10と重ならない部分に設ける他、外装体20における内装体10と重なる部分に設けたり(この場合、外装体20及び内装体10を貫通して形成する他、外装体20のみに設けて、この部分の外装体20を内装体10と非接合とすることも可能)、図13(b)に示すように、外装体20を前身頃F及び後身頃Bで別々に設け、かつ両者を離間させる公知の外装体20分割構造を採用する場合は、内装体10のみに設けたりすることもできる。
陰茎挿通部30の形状は限定されず、スリットや、スリットを形成するためのミシン目とする他、ある程度の開口面積を有する円形や、細長い矩形、長穴、楕円形等、適宜の形状とすることができる。漏れ防止性を重視する場合は陰茎挿通部30の長手方向が幅方向となるのが好ましい。このような形状としても、後述する伸縮部により上下可動となるため陰茎の出し入れ容易性は損なわれることがない。また、陰茎挿通部30の幅は、漏れ防止性の観点からは吸収体13の幅よりも狭いことが好ましい。また、下着の前開きのように、複数の部材の合わせ目を接合せずに陰茎挿通部30としても良い。
(伸縮部)
さらに、特徴的には、陰茎挿通部30のウエスト側の縦方向長さを伸縮する伸縮部40が設けられている。使用の際には、図7の上図及び図4(a)に示すように、陰茎70を出さないときには陰茎挿通部30が吸収体13よりもウエスト側に位置しているため、排尿位置が吸収体13により確実にカバーされ、排尿があれば吸収体13により吸収される。一方、トイレで便器に排尿する場合等、陰茎70を出す際には、図7の下図及び図4(b)に示すように、伸縮部40を伸長させて陰茎挿通部30を下方に引き下げて、陰茎挿通部30から陰茎70を出すことができる。よって、陰茎挿通部30に陰茎70を通す際に、陰茎挿通部30が高すぎて取り出しが困難となることもない。また、陰茎70をしまう際は、陰茎70を陰茎挿通部30から内部に戻した後に伸縮部40を元の状態に収縮させれば良いため、作業は非常に容易である。
伸縮部40の構造は特に限定されないが、図1〜図8に示す形態では、ウエスト側領域を形成する部材である外装体20を展開可能に折り畳んだ折り畳み式伸縮部40とされている。このような折り畳み構造とすることにより、簡素な構造で、図4及び図7に示すように陰茎70を出し入れする際の陰茎挿通部30の上下可動範囲を大きくすることができ、また製造も容易である。
このような折り畳み式伸縮部40を採用する場合、陰茎挿通部30を、伸縮部40の折り畳み状態でも外面に露出する部位に形成しても良いが、図1〜図8に示す形態のように、伸縮部40の折り畳みにより外面から隠れる部位に設けるのが好ましい。このように折り畳み構造を利用して陰茎挿通部30を隠すことにより、見栄えが良好となる。また、例えば陰茎挿通部30を簡素なスリットとしても、陰茎挿通部30を介して内部が露出しなくなり、漏れ防止性も向上する。
折り畳み式の場合、折り返し数や折り返しの向き(つまりおむつ内側に折り返していくか又は反対におりかえしていくか)は適宜定めることができるが、図1〜図8に示す形態のように、幅方向に沿う谷折り部41と、この谷折り部41の外側かつウエスト側に位置する幅方向に沿う山折り部42とからなる断面Z字状の折り畳み式伸縮部40とするのは一つの好ましい形態である。このような折り畳み式伸縮部40を採用すると、構造が簡素で製造容易であることはもちろん、上向きの山折り部42を摘まんで下方に引き下げることにより、図4及び図7に示すように、伸縮部40を容易に展開し伸長させることができる。また、陰茎挿通部30を折り畳みにより外面から隠れる部位に設けた場合には、伸縮部40を展開するワンステップの作業で、陰茎挿通部30の下方への引き下げと、陰茎挿通部30の現出とを容易に実施できる。
また、図9〜図11に示すように、折り畳み式伸縮部40を、幅方向に沿う谷折り部41と、この谷折り部41の外側かつ股間側に位置する幅方向に沿う山折り部42とからなる断面Z字状の伸縮部40とするのも一つの好ましい形態である。このような折り畳み式伸縮部40を採用すると、構造が簡素で製造容易であることはもちろん、山折り部42よりも股間側の部分を摘まんで下方に引き下げることにより、図11に示すように、伸縮部40を容易に展開し伸長させることができる。さらに、この構造では、谷折り部41が内側に位置するため、吸収体13を折り畳み構造で隠したり折ったりすることなく、最も内側で且つよりウエスト側まで存在させることができる。また、陰茎挿通部30を折り畳みにより外面から隠れる部位に設けた場合には、伸縮部40を展開するワンステップの作業で、陰茎挿通部30の下方への引き下げと、陰茎挿通部30の現出とを容易に実施できる。
伸縮部40は、非固定としておいても良いが、その場合、伸縮部40が誤って又は不用意に下降して陰茎挿通部30から尿が漏れ出たり、装着感が悪化したりするおそれがある。よって、伸縮部40の折り畳み状態での固定及びその固定の解除を行う着脱手段43を設けるのは好ましい。着脱手段43としては、図1〜図11に示す形態のようなメカニカルファスナー(面ファスナー)のフック材(雄材)や、粘着剤を用いるのが好ましいが、ホック、ボタン等を用いることもできる。具体的に図1〜図11に示す形態のような折り畳み式構造の場合、折り畳み対向面間を着脱自在に接合するようにフック材等の着脱手段43を想定している。着脱手段43は、着脱容易及び肌保護の観点から、図示形態のように、おむつの外面であってかつ伸縮部40を展開した状態で陰茎挿通部30よりもウエスト側となる部位に設けるに触れにくい位置に設けることが望ましい。
図1〜図11に示す形態のように折り畳みが外装体20の幅方向全体にわたる場合等、折り畳み部分が陰茎挿通部30の幅方向両側に至る場合には、当該折り畳み部分は、茎挿通部の幅方向両側で折り畳み状態で固定し(固定部が符号44により示されている)、かつこれら固定部44間は非固定で展開可能な部分とするのは好ましい。これにより、伸縮部40の伸縮を繰り返しても折り畳み構造が崩れることなく維持され、また、伸縮部40が誤って又は不用意に下降し難くなる。よって、陰茎挿通部30から尿が漏れ出たり、装着感が悪化したりするのを防止できる。
折り畳み式の伸縮部40を採用する場合、折り畳み部分の展開により下降する部分、特に少なくともウエスト側を向く折り返し部分又はその近傍に、幅方向に沿う弾性部材(図示例では腰回り弾性部材25)を幅方向に伸長した状態で固定しておくと、この弾性部材25の弾性伸縮が折り畳み構造の伸縮機能を補助し、伸縮部40の弾力的な伸縮が可能となるため好ましい。すなわち、折り畳み式の伸縮部40を展開して陰茎挿通部30を引き下げると、これに伴い弾性部材25が伸長し、引下げ力を解放すると弾性部材25の収縮力により元の折り畳み状態に復帰するようになる。
(その他)
図12及び図13は、伸縮部40の構造や、陰茎挿通部30の位置の一例を示したものである。伸縮部40は図12(a)に示すように外装体20の一部により形成する他、図12(b)に示すように周囲とは別の部材45を繋ぎ合わせて柔軟性や伸縮性を補うことができる。この別の部材45としては、ゴムシートや、網状の弾性部材を前後方向及び幅方向に伸長した状態で不織布等の基材に固定したもの等、縦方向に弾性伸縮するシートを用いることができる。後者の形態をより簡素にして、図13(a)に示すように、伸縮部40を折り畳み式とせずに、縦方向に弾性伸縮する弾性伸縮シート46で構成しても良い。
他方、図13(b)に示すように、内装体10に、前記陰茎挿通部30及び伸縮部40を形成するのも一つの好ましい形態である。図示形態は、伸縮部40を縦方向に弾性伸縮する弾性伸縮シート47で形成する場合を想定しているが、前述の外装体20の折り畳み式伸縮部40と同様に、内装体10の前端部を折り畳んで折り畳み式の伸縮部としても良い。
本発明は、上記例のようなパンツタイプ使い捨ておむつに好適であるが、テープタイプ使い捨ておむつ等、他の吸収性物品においても利用できるものである。
B…後身頃、F…前身頃、10…内装体、11…液透過性表面シート、12…液不透過性裏面側シート、13…吸収体、14…包装シート、15…ギャザー不織布、16…ギャザー弾性部材、20…外装体、20C…折り返し部分、21…サイドシール部、24…ウエスト部弾性部材、25…腰回り弾性部材、26,28…湾曲弾性部材、26…背側湾曲弾性部材、28…腹側湾曲弾性部材、29…脚回りライン、13N…括れ部分、30…陰茎挿通部、40…伸縮部、70…陰茎、41…谷折り部、42…山折り部、43…着脱手段、44…固定部。

Claims (8)

  1. 排尿位置をカバーする吸収体と、この吸収体のウエスト側に延びるウエスト側領域とを有し、
    このウエスト側領域に、内外に通じる陰茎挿通部が設けられるとともに、この陰茎挿通部のウエスト側の縦方向長さを伸縮する伸縮部が設けられている、
    ことを特徴とする男性用吸収性物品。
  2. 前記伸縮部が、ウエスト側領域を形成する部材を展開可能に折り畳んだ折り畳み式伸縮部である、請求項1記載の男性用吸収性物品。
  3. 前記伸縮部の折り畳み状態での固定及びその固定の解除を行う着脱手段が設けられている、請求項2記載の男性用吸収性物品。
  4. 前記ウエスト側領域を形成する部材の折り畳みが、前記陰茎挿通部の幅方向両側までなされているとともに、当該陰茎挿通部の幅方向両側で折り畳み状態で固定されて固定部が形成され、かつこれら固定部間は非固定で展開可能な部分とされている、請求項2又は3記載の男性用吸収性物品。
  5. 前記陰茎挿通部が、前記伸縮部の折り畳みにより外面から隠れる部位に設けられている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の男性用吸収性物品。
  6. 前記折り畳み式伸縮部は、幅方向に沿う谷折り部と、この谷折り部の外側かつウエスト側に位置する幅方向に沿う山折り部とからなる断面Z字状の伸縮部である、請求項2〜5のいずれか1項に記載の男性用吸収性物品。
  7. 前記折り畳み式伸縮部は、幅方向に沿う谷折り部と、この谷折り部の外側かつ股間側に位置する幅方向に沿う山折り部とからなる断面Z字状の伸縮部である、請求項2〜5のいずれか1項に記載の男性用吸収性物品。
  8. 前身頃及び後身頃を有する外装体と、この外装体の内面に固定された、吸収体を含む内装体とを備え、前記外装体の前身頃と後身頃とが両側部において接合されることにより、ウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成された、パンツタイプ男性用吸収性物品であって、
    前記外装体に前記陰茎挿通部及び伸縮部が形成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の男性用吸収性物品。
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