JP2007222256A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】着用者に使い捨ておむつをはかせ易く、装着感に優れ、使い捨ておむつがずれ落ちるなど難くさせるパンツ型使い捨ておむつを提供すること。
【解決手段】背側部B及び腹側部Aを有し、該腹側部の両側縁部と該背側部の両側縁部とが結合されてウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6,6が形成されているパンツ型使い捨ておむつであって、ウエスト開口部とレッグ開口部との間にバンド8が設けられており、前記バンド8は、長手方向の一端部81が背側部B又はその近傍に固定され、他端部82が、腹側部Aに脱着自在に固定可能になされており、バンド8の前記他端部81を腹側部Aに固定したときに、該バンド8が、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接する部位に位置するようになされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、パンツ型使い捨ておむつに関する。
パンツ型使い捨ておむつにおいて、ウエスト開口部とレッグ開口部との間に、おむつの幅方向に延びるように弾性部材を配したものが知られている。例えば、弾性部材の配設間隔を、レッグ開口部に向かうにつれて漸次狭くなるようにすることで、着用者の胴部腰骨の上部に強い収縮力が働くようにしたパンツ型使い捨ておむつが知られている(例えば、特許文献1)。
また、使い捨てトレーニングパンツにおいて、側部パネル部における繊維状ウエブに恒久的にシールされる機械的止着タブを備えたものがすでに提案されている(特許文献2)。このおむつは前記タブを有することにより適合性及び寸法の調整性を高めるとともに、丸めて廃棄する際にも利用できる。
また、着用者の側部に配されるサイド部を、上下方向に二つ以上の部分に分割し、そのうちの、ウエスト開口部の少なくともひとつの部分を、互いに接合されていない腹側部側のフラップ片と背側部側のフラップ片とから構成し、残りの部分を、互いに接合された腹側部側のフラップ片と背側部側のフラップ片とから構成し、前記未接合の両フラップの一方に、他方のフラップ片に着脱自在に止着可能な接合可能な締結手段を設けたパンツ型使い捨ておむつが提案されている(特許文献3)。このおむつは着用する際に無理な姿勢を強いることなく、また脚をバタつかせるなどしても容易に着用させることができ、しかも内部の排泄物を包み込んで排泄することができる。
実開平6−421号公報 特許第3015067号公報 特開2002−336302号公報
特許文献1に記載された使い捨ておむつは、弾性部材により強い収縮力を実現しているため、着用者に使い捨ておむつをはかせる際、はかせにくくなるおそれがある。また、特許文献2に記載されているトレーニングパンツ(使い捨ておむつ)はバンド全体がマジックテープ(登録商標)で構成されているため、装着感が悪化するおそれがある。また、特許文献3に記載された使い捨ておむつは、ウエスト開口部においてサイズ調整を行うため着用者の姿勢の変化に伴う腹囲の変動を妨げ、使い捨ておむつがずれ落ちるなどの装着感低下のおそれがある。
従って、本発明の目的は、前述した従来技術の有する欠点を解消しうるパンツ型使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、背側部及び腹側部を有し、該腹側部の側縁部と該背側部の側縁部とが接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型使い捨ておむつであって、ウエスト開口部とレッグ開口部との間にバンドが設けられており、前記バンドは、長手方向の一端部が前記背側部又はその近傍に固定され、他端部が、前記腹側部に脱着自在に固定可能になされており、前記バンドの前記他端部を前記腹側部に固定したときに、該バンドが、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接する部位に位置するようになされているパンツ型使い捨ておむつを提供することにより、前記目的を達成したものである。
本発明のパンツ型使い捨ておむつは、着用者に使い捨ておむつを着用させる際に伸張しやすく、はかせやすい。すなわちサイドに設けた一対のバンドにより、装着後の使い捨ておむつを固定できるため、おむつに配されている弾性部材による締め付けを低減することができる。
また、本発明のパンツ型使い捨ておむつは、一対の止着手段を有するバンドを適切な位置に止着することにより着用後のサイズ調整が可能であり、かつ着用者に良好にフィットさせることができ、ずれ落ちを効果的に防止し、さらに使用後には使い捨ておむつの廃棄手段にも利用することができる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には本発明のパンツ型使い捨ておむつの一実施形態の斜視図が示されている。図2には、図1に示すおむつを組み立てる前の状態を示す分解斜視図が示されている。図3には、図1の使い捨ておむつにおける外包材の展開状態を示す平面図が示されている。図4には、図1に示す使い捨ておむつに設けられたバンドを示す斜視図が示されている。
本実施形態の使い捨ておむつ1は、液透過性の表面シート2、撥水性又は防漏性の裏面シート3及び両シート2,3間に介在配置された液保持性の吸収性コア4を有する実質的に縦長の吸収性本体10と、該吸収性本体10の裏面シート3側に配された外包材11とを備えている。
外包材11は、使い捨ておむつ1の長手方向の両側縁が、長手方向中央部において内方に括れた砂時計型の形状をしており、使い捨ておむつの輪郭を形成している。使い捨ておむつ1は、着用者の腹側に配される腹側部Aと背側に配される背側部Bとその間に位置する股下部Cとを有している。
使い捨ておむつ1は、腹側部Aの両側縁部A1、A2と背側部Bの両側縁部B1、B2とが互いに接合されており、この接合によって、一対のサイドシール部S、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6が形成されている。
本実施形態の使い捨ておむつ1においては、腹側部Aの側縁部A1、A2と背側部Bの側縁部B1、B2とは、図4に示すように、該背側部Bの内面側15と該腹側部の外面側14とが面接した状態で接合されている。この接合方法としては、ヒートシール、高周波シール、超音波シール等の接合方法が用いられる。
表面シート2、裏面シート3及び吸収性コア4はそれぞれ矩形状であり、一体化されて縦長の吸収性本体10を形成している。表面シート2及び撥水性や防漏性の裏面シート3としては、従来この種のおむつに用いられている材料と同様のものを用いることができる。
また吸収性コア4は、高吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成されており、ティッシュペーパー(図示せず)によって被覆されている。吸収性コア4としては、パルプ繊維等の繊維から成る繊維集合体またはこれに高吸収性ポリマーを保持させてなるもの等を好ましく用いることができる。繊維集合体は、不織布も含む概念である。高吸収性ポリマーを保持する形態としては、繊維集合体の繊維間に分散して保持されている形態、2層以上からなる繊維層の間にサンドイッチされている形態、高吸収性ポリマーからなる層と繊維集合体からなる層とが、蓄層された状態でティッシュペーパー等で包まれている状態等を用いることができる。
外包材11は、少なくとも二枚の不織布、即ち外層不織布12と該外層不織布12の内面側に配された内層不織布13とを有している。外層不織布12は使い捨ておむつ1の外面をなし、内層不織布13は外層不織布12の内側面に、ホットメルト粘着材等の接着剤によって接合されている。外層不織布12と内層不織布13は液の染み出し性を考慮すると、両方ともに撥水性であることが好ましい。
外包材11における長手方向の前後部には、前後部の前後端縁に沿って、複数のウエスト部弾性部材51が、その幅方向に亘り配されている。各ウエスト部弾性部材51は、外層不織布12と内層不織布13とによって伸張状態で挟持固定されている。各ウエスト弾性部材51は使い捨ておむつ1の腹側部Aの両側縁部A1、A2と背側部Bの両側縁部B1、B2とを互いに接合させてサイドシール部(接合部分)を形成したときに、両弾性部材51、51の端部同士が重なるように配されている。
外層不織布12は、外層不織布12と内層不織布13とによって各ウエスト弾性部材51、51を挟持固定する部位よりも更に延出する長さを有し、外層不織布12の内層不織布13より延出した部分が吸収性本体10側に折り返されている。外層不織布12の折り返した部分により、吸収性本体10の前後端部上(即ち吸収性本体10の前後端部における表面シート2上)が被覆されている。
外包材11における左右両側の湾曲部には、図3に示すように、レッグ部弾性部材61a、61bが配されている。
各レッグ部弾性部材61a、61bは、外層不織布12と内層不織布13との間に配されており、接着剤やヒートシール等の所定の接合手段によって、両不織布12、13に伸張状態で固定されている。各レッグ部弾性部材61a、61bは、その一端同士が股下部Cにおいて重なり合っている。一方、他端は腹側部A及び背側部Bの各側縁の位置において終端している、各レッグ部弾性部材61a、61bは、おむつ1の腹側部Aの両側縁部A1、A2と背側部Bの両側縁部B1、B2とを互いに接合させたときに、両弾性部材61a、61bの他端部同士が重なるように配されているか、両接合部分まで両弾性部材61a、61bの他端部が連続配置されている。これによって、図1に示すように、おむつ1のレッグ開口部6、6の付近には実質的に連続したリング状のレッグギャザーが形成される。
本実施形態の使い捨ておむつ1においては、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおけるウエスト開口部5とレッグ開口部6との間に、使い捨ておむつ1の幅方向に延びる弾性部材71a,71bが多数配されている。弾性部材71a,71bは、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、幅方向の左右に分離された状態に配置されている。
前記弾性部材71a,71bは、外層不織布12と内層不織布13とによって伸張状態で挟持固定されている。弾性部材71a,71bは使い捨ておむつ1の腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とを互いに接合させたときに、腹側部Aの弾性部材71aと背側部Bの弾性部材71bとの端部同士が重なるように配されているか、両接合部分まで各弾性部材71a,71bの端部が配置されている。
前記弾性部材71a,71bは、おむつの腹側部及び背側部それぞれにおける両側部に伸張状態で配されている一方、おむつの腹側部及び背側部それぞれにおける幅方向中央部には実質的に配されていない。具体的には、弾性部材71a,71bは、おむつ1の左右両側縁(即ち外包材11の左右両側縁)から、吸収性コア4の左右両側縁の延長線の位置をやや超えるくらいまでの範囲に延在しているが、吸収性コア4の一方の側縁の延長線と他方の側縁の延長線との間には、各延長線に近い僅かな部分しか存在していない。
弾性部材71a,71bが、腹側部A及び背側部Bに、それぞれ幅方向の左右に分離された状態に配置されていることによって、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおける、ウエスト開口部5とレッグ開口部6との間に、それぞれおむつ幅方向に伸縮するギャザーが形成されており、このギャザーが形成された部分が、本実施形態におけるサイド伸縮領域7,7となっている。
図1及び図4に示すように、本実施形態の使い捨ておむつ1においては、ウエスト開口部5とレッグ開口部6,6との間に一対のバンド8,8が設けられている。
各バンド8は、長手方向の一端部81が、背側部Bの側縁部B1(B2)に固定されており、それぞれ、該側縁部B1(B2)から、おむつの幅方向外方に突出するように設けられている。各バンド8は、長手方向の他端部82に締結手段9を有し、該締結手段9を介して、該他端部9を、腹側部Aに脱着自在に固定可能である。バンド8の他端部82を固定する位置は、前記一端部81が固定された位置よりも前方(腹側部Aの幅方向中央部により近い位置)である。
本実施形態の使い捨ておむつ1は、バンド8でおむつの胴回りを締め付けない状態で着用者にはかした後、該バンド8を引っ張り、該バンド8の他端部82を腹側部Aに固定することで、おむつ装着後に着用者の体型に合わせて調節することができる。
また、バンド8は、該バンド8の他端部82をこのようにして腹側部Aに固定したときに、該バンド8が、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接する部位(以下、腸骨領域ともいう)に位置するようになされている。腸骨稜及び腸骨棘は解剖学の用語である。腸骨稜は図5に符号9aで示される部位であり、腸骨棘は図5に符号9bで示される部位である。
固定状態のバンド8が、腸骨領域に位置することで、該領域を、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に押し当てることができ、これにより、おむつのズレ落ちが効果的に防止される。腸骨は腹側部側に存在するため、この効果は、バンド8の一端部81が背側部Bに固定され、他端部82が腹側部Aに止着する場合に特に効果的に発揮される。但し、本発明におけるバンドは、サイドシール部Sを構成する腹側部Aの側縁部にバンド8の一端部81が固定されている場合等、バンド8の一端部81が背側部Bの近傍に固定されていても良い。
本実施形態の使い捨ておむつ1においては、装着後にバンド8によっておむつを固定できるため、おむつ1に配されている弾性部材71a,71bによる締め付けを、バンドを持たない従来のおむつよりも弱めることができ、着用者を過度に締め付けることを防止できる。
更に、背側部にバンド8の一端部81が固定されていることにより、使用後のおむつを丸めて廃棄する際に、このバンドを用いて図6のような丸めた形に小さく固定できる。この際、バンド8は端部が脱着自在に固定可能になされているため、従来の廃棄用テープのように、装着時に着衣等に接着されてしまい廃棄時に使用できなくなるようなことがなく、また廃棄の際にうまく丸められなかった場合には繰り返し固定しなおすこともできる。
バンド8の配置位置は、使い捨ておむつの展開状態において、該使い捨ておむつの長手方向中心線CLから該バンドの幅方向中心位置83までの距離L(図3参照)が180〜230mmとなる位置であることが好ましい。バンド8の幅は12〜35mm、長さL1(図3参照)は50〜100mmであることが好ましい。バンドの位置、幅を上記の範囲にすることで、バンドを腸骨領域に首尾よく位置させ、該領域を着用者の腸骨位置に首尾よく当接させることができる。更に、バンド8の長さを上記の範囲にすることで、バンドに取り付けられた締結手段9が着用時に伸縮領域71にかかりにくくなるため、着用中におむつ本体から剥離することなく、装着感を損なわない。
本実施形態の使い捨ておむつ1は、図1に示すように、バンド8を、展開状態の使い捨ておむつにおけるおむつ幅方向と平行な方向に延ばした状態で腹側部Aに固定するように設計されている。腹側部Aには、バンド8の他端部82を固定すべき領域が他の部分とは視覚的あるいは物理的に区別できるように設けられていることが好ましい。バンド8の他端部82を固定すべき領域は、腹側部Aにおけるウエスト開口部5とレッグ開口部6との間に設けられるが、好ましくは、ウエスト開口部とレッグ開口部との間の高さ方向(図4中のT方向)の位置が、バンド8の一端部81の位置と略同じであることが好ましい。
バンド8が、おむつ幅方向に対して傾斜した状態に固定されるように設計する場合は、該バンド8の一端部81と他端部82との中央部におけるバンド幅方向中心位置が、使い捨ておむつの前記長手方向中心線CLから180〜230mmとなることが好ましい。
図4に示すように、バンド8は、着用前には締結手段9がバンド自体に接合するように折りたたまれている。このことにより、着用させるものがおむつを広げる際には弾性部材による抵抗のみしか働かない。上述したように、該弾性部材による締め付け圧は従来のおむつに比べて弱めることができるため、はかせる際にはかせやすくなる。
締結手段9には機械的面ファスナーのオス材等を用いることができ、おむつ外面を係合性に富む不織布で構成することで、該不織布はメス部材となる。締結手段9の幅は10〜35mm、長さは15〜25mmが好ましい。
本実施形態の使い捨ておむつ1においては、図1に示すように、バンド8の他端部82を腹側部Aに固定した状態において、バンド8の一端部81と他端部82との間が、該サイド伸縮領域71と重なるようになされている。これにより、サイド伸縮領域71が収縮して、おむつがある程度、着用者の胴回りにフィットしている状態で、バンド8の固定操作を行うことができるので、バンド8の固定操作が行い易い。
本実施形態の使い捨ておむつ1におけるサイドシール部Sは、ウエスト開口部とレッグ開口部との間の高さ方向(図4中のT方向)において、バンド8の一端部81が位置する領域S1における接合強度が、該領域S1以外の領域S1、S2における接合強度よりも弱くなされている。このようにすることにより、着用者からおむつを脱がせる際に、バンド8を持って着用者の背側後方に引くことにより、簡単に、腹側部の両側縁A1、A2と背側部の両側縁B1、B2とを剥離させることができるので脱がせやすい。接合強度を変える方法としては例えば、シールのエンボス個数や面積を変える方法、あるいはシール温度を変える方法、シールの回数を変える方法が可能である。また、バンド8が固定されている領域S1が接合されていなくても良い。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は、上記実施形態に制限されず、適宜に変更可能である。例えば、上述した使い捨ておむつ1においては腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とを互いに接合してサイドシールを形成したが、これに代えて、ホック、ボタン、面ファスナーなどの各種係合部材で予め係合させて、パンツ型の形状となしてもよい。また腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2との接合または係合位置は、身体の真横の位置に限られず、身体のやや前寄り又は後寄りの位置であってもよい。サイドシール部における、腹側部Aの両側縁部と背側部Bの両側縁部とは、腹側部Aの内面側と背側部Bの内面側とが面接した状態で接合されていても良い。
また、上述した使い捨ておむつ1においては外包材11を外層及び内層不織布12,13から構成したが、外包材の材料はこれに限られず、例えば不織布と撥水性シートの積層であってもよい。
更には、おむつの輪郭を画成する外包材11と、その上に載置される吸収性本体10とからおむつ1が構成されていたが、これに代えて、表面シート及び裏面シートによっておむつの輪郭を画成させ、両シート間に吸収性コアを介在配置してもよい。また、おむつの腹側部及び背側部における吸収性コアの左右両側部から外方へ延出する部位を、弾性パネル材から構成してもよい。
一実施例として、ベビー用パンツ型使い捨ておむつを作成したとき、そのバンド8は、幅が20mm、長さが55mm、長手方向中心線CLから背側部Bの前記バンド幅の中心位置までの距離Lが212mmであった。また、締結手段9の幅は20mm、長さは20mmであった。
図1は、本発明の使い捨ておむつの一実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつを組み立てる前の状態を示す分解斜視図である。 図3は、図1に示すおむつの外包材の展開状態を示す平面図である。 図4は、図1に示すおむつのバンドを示す斜視図である。 図5は、腸骨を示す説明図である。 図6は、使用後のおむつを廃棄する際に丸めた形を示す斜視図である。
符号の説明
1 パンツ型使い捨ておむつ
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収性コア
5 ウエスト開口部
6 レッグ開口部
7 サイド伸縮領域
8 バンド
81 一端部
82 他端部
9 締結手段

Claims (5)

  1. 背側部及び腹側部を有し、該腹側部の両側縁部と該背側部の両側縁部とが結合されてウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型使い捨ておむつであって、
    ウエスト開口部とレッグ開口部との間にバンドが設けられており、
    前記バンドは、長手方向の一端部が前記背側部又はその近傍に固定され、他端部が、前記腹側部に脱着自在に固定可能になされており、
    前記バンドの前記他端部を前記腹側部に固定したときに、該バンドが、着用者の腸骨稜から上前腸骨棘にかけての部位に当接する部位に位置するようになされているパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 使い捨ておむつの展開状態において、該使い捨ておむつの長手方向中心線から前記バンドの幅方向中心位置までの距離が180〜230mmである請求項1記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 前記バンドは、長手方向に折り畳まれ、前記他端部が該バンド自体に剥離可能に固定されている請求項1又は2記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  4. 前記腹側部におけるウエスト開口部とレッグ開口部との間に左右一対のサイド伸縮領域を有しており、前記他端部を該腹側部に固定した状態において、前記バンドの前記一端部と他端部との間が、該サイド伸縮領域と重なるようになされている請求項1〜3の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  5. 前記腹側部の側縁部と前記背側部の側縁部とが、該背側部の内面側と該腹側部の外面側とが面接した状態で接合されてサイドシール部が形成されており、
    前記サイドシール部は、ウエスト開口部とレッグ開口部との間の高さ方向において、前記バンドの前記一端部が位置する領域における接合強度が、該領域以外の領域における接合強度よりも弱くなされている請求項1〜4の何れかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。

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