JP2015187775A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 非接触型ICカードに記録されたデータを利用した処理を簡単に実施することを可能にする。【解決手段】 本実施形態の印刷装置は、ネットワークを通じて外部から入力される第1データを記憶するデータ記憶手段と、非接触型ICカードから第2データを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段により受信された前記第2データに対応するアプリケーションを実行し、前記アプリケーションにより前記第1データと前記第2データとの関連を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記第1データと前記第2データに関連して作成された印刷データを作成する作成手段と、記印刷データの印刷を実行する印刷手段とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、非接触ICカードからデータを読み取る機能を有する印刷装置に関する。
近年では、非接触型ICカードが広く社会で使用されている。例えば、交通系ICカードは、鉄道等の乗車カード(定期券等)として使用したり、コンビニエンスストア等の店舗での支払いに使用できる電子マネーとして使用したりできる。また、会社で使用される社員証を非接触型ICカードにより作成している会社もある。
非接触型ICカードは、個別のIDを持ち、カードリーダに対して近接させるだけで非接触の通信が行われるため、扱いが容易であり便利である。このため、より多くの用途で使用されることが望まれている。
ところで従来では、鉄道等で使用される定期券に記録された識別コードを利用して、遅延証明を取得することができる遅延証明発行装置が考えられている(特許文献1参照)。遅延証明発行装置は、登録者から携帯電話、インターネットを介して、識別コードを含む遅延証明の発行要求が送信されてきた場合に、識別コードに対応する入退場情報をもとに遅延の有無を判別し、この判別結果に応じて遅延証明を発行することができる。
特開2004−38749号公報
このように特許文献1に記載された従来技術では、定期券に記録された識別コードを利用するものの、登録者が携帯電話を使用して識別コードを送信している。このため、登録者にとっては定期券に記録された識別データを認識し、携帯電話を操作して所定の送信先に送るための操作が必要であり手間のかかるものだった。また、遅延証明は、電子メールによって配信されるため、紙媒体によって会社等に提出するためには、別途、電子メールを印刷する作業が必要となってしまう。
また、Webを介して各鉄道会社が発行する遅延証明書を入手できるが、鉄道会社毎に提供されているWebページにアクセスし、証明書画像をダウンロードし、この証明書画像をプリンタで印刷するという作業が必要であり面倒であった。
本発明は、前記のような課題に考慮してなされたもので、非接触型ICカードに記録されたデータを利用した処理を簡単に実施できる印刷装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本実施形態の印刷装置は、ネットワークを通じて外部から入力される第1データを記憶するデータ記憶手段と、非接触型ICカードから第2データを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段により受信された前記第2データに対応するアプリケーションを実行し、前記アプリケーションにより前記第1データと前記第2データとを関連を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記第1データと前記第2データに関連して作成された印刷データを作成する作成手段と、前記印刷データの印刷を実行する印刷手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、非接触型ICカードに記録されたデータを利用した処理を簡単に実施することが可能となる。
本実施形態における本実施形態における印刷装置(プリンタ)の機能構成を示す図。 本実施形態におけるプリンタを利用して遅延証明書を印刷するまでの処理を示すフローチャート。 本実施形態における交通系ICカードからデータが読み出された場合に起動される交通系対応アプリケーションの動作を示すフローチャート。 本実施形態における社員証カードが使用される場合のプリンタの機能構成を示す図。 本実施形態におけるプリンタを利用して人事に関する各種処理をするまでを示すフローチャート。 本実施形態における入退社時刻記録処理の詳細を示すフローチャート。 本実施形態における残業申請処理の詳細を示すフローチャート。 本実施形態における休暇申請処理の詳細を示すフローチャート。 本実施形態におけるキャッシュレスチャージ処理を示すフローチャート。 本実施形態におけるアプリ終了処理を示すフローチャート。
以下、図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態における印刷装置(プリンタ10)の機能構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態におけるプリンタ10は、制御ユニット20、プリンタユニット22、メモリ24、記憶ユニット26、カードリーダ28、及び通信ユニット29を有している。
制御ユニット20は、プリンタ10の全体の制御を司るもので、各種プログラムを実行することにより各種機能を実現する。制御ユニット20は、カードリーダ28によって個別のIDを持つ非接触型ICカードから読み取られたデータに基づいて非接触型ICカードの種類を判別し、非接触型ICカードの種類に応じたアプリケーションを起動して実行状態に遷移させることができる。制御ユニット20は、日時を計時する時計機能を有している(図示せず)。
プリンタユニット22は、制御ユニット20の制御のもとで、印刷媒体に対して画像やテキストなどの印刷を実行する。
メモリ24は、制御ユニット20により実行されるプログラムやデータ等を一時的に記憶するためのワークメモリとして使用される。メモリ24は、記憶ユニット26から読み出されたプログラムやデータが記憶され、制御ユニット20によりアクセスされる。また、メモリ24は、カードリーダ28によって非接触型ICカードから受信したデータ、通信ユニット29を通じて外部の情報機器(Webサーバ32)等から受信したデータを記憶する。
記憶ユニット26は、各種プログラムやデータ等を不揮発性の記憶媒体(フラッシュメモリ等)に記憶する装置である。記憶ユニット26には、基本制御プログラムの他、例えばカードリーダ28によってデータが読み取られた非接触型ICカードの種類に応じた複数のアプリケーションプログラムが記憶される。複数のアプリケーションプログラムには、例えば、交通系ICカード30から受信した交通経路情報を示すデータをもとに遅延証明書を印刷することができる交通系対応アプリケーション26a、社員証ICカード60(図4参照)から受信した社員番号データをもとに、人事に関する各種処理を実行する人事処理対応アプリケーション56a(図4参照)などが含まれる。また、記憶ユニット26には、各アプリケーションを実行するために使用されるデータ、例えば交通系対応アプリケーション26aによる処理に利用される路線データベース26b、人事処理対応アプリケーション56aによる処理に利用される社員データ56b(図4参照)が記憶される。
カードリーダ28は、非接触型ICカードから非接触通信によりデータを送受信する装置である。カードリーダ28は、非接触型ICカードが近接されることにより、非接触型ICカードに記録されたデータの読み取り及び書き込みが可能である。また、カードリーダ28は、複数種類の非接触型ICカードとデータの送受信が可能であるものとする。なお、カードリーダ28は、複数種類の非接触型ICカードにそれぞれ対応して、複数台が設けられていても良い。
通信ユニット29は、LAN(Local Area Network)やインターネット等を含むネットワーク31を介して、外部の情報機器との通信を制御する。図1に示す構成では、インターネットを介して接続されるWebサーバ32にアクセスして、データを受信することができる。
Webサーバ32は、例えば鉄道会社により開設されたWebサイトを提供するもので、鉄道等の遅延情報(列車運行遅延情報)や遅延証明に関係するデータを配信する。
なお、図示していないが、プリンタ10には、制御ユニット20の制御のもとで各種情報を表示可能なディスプレイ、ユーザ操作を受け付ける入力装置(タッチパネル、キーボード、ボタン等)が設けられているものとする。
次に、本実施形態におけるプリンタ10の動作について説明する。
まず、非接触型ICカードとして交通系ICカード30を使用して、電車の遅延証明書をプリンタ10において印刷する場合を例にして説明する。プリンタ10は、例えば会社内で使用されるもので、社員が通勤時に電車等の遅延に遭った場合に、遅延証明書を発行(印刷)するために使用される。
図2は、本実施形態におけるプリンタ10を利用して遅延証明書を印刷するまでの処理を示すフローチャート、図3は、交通系ICカード30からデータが読み出された場合に起動される交通系対応アプリケーション26aの動作を示すフローチャートである。
制御ユニット20は、例えば就業開始時刻になった時点で、通信ユニット29、ネットワーク31を通じて、Webサーバ32(Webサイト)から遅延路線データ、遅延証明書データを受信し、メモリ24に記憶する(ステップA1)。図1には、Webサーバ32から受信した遅延証明書データ24a、遅延路線データ24bを示している。遅延した路線が複数ある場合には、複数の路線のそれぞれに対応する遅延証明書データ24a及び遅延路線データ24bが受信されるものとする。遅延路線データ24bには、遅延が発生した路線を示すデータと遅延が発生した時刻(あるいは時間)を示すデータが含まれているものとする。
一方、ユーザは、交通系ICカード30を利用して鉄道等を利用するものとする。この場合、自動改札を通過することにより、交通系ICカード30には乗車駅、降車駅、入力退場の時刻を示す入退場時刻データが記録されている。ここで、電車の運行に遅延が発生したものとする。
ユーザは、プリンタ10を利用して遅延証明書を発行するために、交通系ICカード30をプリンタ10のカードリーダ28に近接させる(ステップA2)。カードリーダ28は、近接された交通系ICカード30と通信して、交通系ICカード30に記録された乗車駅、降車駅、入退場時刻の各データを受信する。制御ユニット20は、カードリーダ28によって読み取られたデータをメモリ24に記憶させると共に、交通系ICカード30から読み取られたデータであることを判別し、交通系対応アプリケーション26aを起動する(ステップA3)。以下、制御ユニット20は、交通系対応アプリケーション26aに従って動作する。
まず、制御ユニット20は、交通系ICカード30から受信された乗車駅と降車駅のデータをメモリ24から読み取り(ステップB1)、乗車駅と降車駅のデータと路線データベース26bをもとにユーザ(社員)が実際に利用した路線を抽出する(ステップA4)。路線データベース26bには、鉄道等の全ての路線についてのデータが登録されている。
すなわち、制御ユニット20は、路線データベース26bの全データから乗車駅のデータをもとに路線の候補を絞り込み(ステップB2)、さらに降車駅のデータをもとに路線の候補を絞り込む(ステップB3)。制御ユニット20は、乗車駅と降車駅のデータをもとに絞り込んだデータからユーザの利用路線を特定し(ステップB4)、このユーザの利用路線と遅延路線データ24bの路線とを比較する。ここで路線が一致した場合、制御ユニット20は、さらに遅延路線データ24bが示す遅延が発生した時刻(あるいは時間)と、交通系ICカード30から読み取った入退場時刻データとを比較して、鉄道等に遅延が発生していた間に乗車していたかを判定する(ステップB5)。
ここで、遅延発生時に乗車していたと判定された場合には(ステップA5、有)、制御ユニット20は、交通系ICカード30を使用したユーザが利用した路線において、実際に遅延が発生し、該当する路線の電車等に乗車していたものと判定し、該当路線についての遅延証明書データ24aをもとに、ユーザ識別のため、交通系ICカード30のIDを含めて遅延証明書の印刷データを作成し、プリンタユニット22に送信することによって印刷する(ステップB6、A6)。
一方、路線が一致しない場合、あるいは遅延発生時に乗車していないと判定された場合(ステップA5、無)、制御ユニット20は、交通系ICカード30を使用したユーザが利用した路線において遅延が発生していないものと判定して処理を終了する。
制御ユニット20は、交通系対応アプリケーション26aによる処理を終了して、通常のプリンタモードに復帰する(ステップA7)。
このようにして、本実施形態におけるプリンタ10では、交通系ICカード30をプリンタ10のカードリーダ28に近接させるだけで、交通系ICカード30に記録された乗車駅、降車駅、入退場時刻のデータをもとに、遅延の発生した電車等にユーザ(社員)が乗車していたか確認の上で、遅延証明書を作成し、発行(印刷)させることができる。従って、多くの作業を必要とすることなく簡単に遅延証明書を取得することが可能となる。
また、本実施形態におけるプリンタ10は、交通系ICカード30からデータが読み取られた場合のみ交通系対応アプリケーション26aを起動して遅延証明書を印刷可能な状態に遷移する。従って、プリンタ10に遅延証明書データ24aが記憶されていたとしても、遅延証明書を印刷するだけの処理を実行させることができないので、不正な遅延証明書の発行を防ぐことができる。
次に、交通系ICカード30に代えて、非接触型ICカードとして社員証カード60を使用して、人事に関する各種処理をプリンタ10において実行する場合を例にして説明する。社員証カード60は、社員に固有の社員番号データが記録されている他、社内で電子マネーとして使用できる機能を有している。社員証カード60は、電子マネーとして使用可能な金額を示すチャージ金額を示すデータが記録されており、社内食堂や社内販売での料金支払時、あるいはキャッシュレスチャージによりチャージ金額が更新される。
図4は、社員証カード60が使用される場合のプリンタ10の機能構成を示す図である。図4において、記憶ユニット26には、人事処理対応アプリケーション56aと社員データ56bが記憶されることを示している。
人事処理対応アプリケーション56aは、社員証ICカード60から受信した社員番号データをもとに、人事に関する各種処理を実行するためのプログラムである。社員データ56bは、通信ユニット29を通じて、社内サーバ62(社内データベース62a)から受信されたデータ(名前、所属などの社員に関する各種データを含む)である。制御ユニット20が人事処理対応アプリケーション56aを実行するのに伴い、メモリ24には、入退社時刻記録メモリ部54a、残業時間申請記録メモリ部54b、休暇申請記録メモリ部54c、チャージ金額メモリ部54dが設けられる。
図5は、本実施形態におけるプリンタ10を利用して人事に関する各種処理をするまでを示すフローチャート、図6〜図10は、社員証カード60からデータが読み出された場合に起動される人事処理対応アプリケーション56aによる人事に関する各種処理の動作を示すフローチャートである。
制御ユニット20は、通信ユニット29を通じて、例えばLANにより接続された社内サーバ62から、社内データベース62aにおいて管理されている社員データを受信し、記憶ユニット26に記憶する(ステップC1)。図4には、社内サーバ62から受信した社員データ56bを示している。制御ユニット20は、例えば予め決められた時刻、予め決められた時間毎など、任意のタイミングで社内サーバ62にアクセスして社員データ56bを受信して、逐次、更新するものとする。
ユーザは、プリンタ10を利用して人事に関する処理をするために、社員証カード60をプリンタ10のカードリーダ28に近接させる(ステップC2)。カードリーダ28は、近接された社員証カード60と通信して、社員証カード60に記録された社員番号データを受信する。制御ユニット20は、カードリーダ28によって読み取られたデータをメモリ24に記憶させると共に、社員証カード60から読み取られたデータであることを判別し、人事処理対応アプリケーション56aを起動する。以下、制御ユニット20は、人事処理対応アプリケーション56aに従って動作する(ステップC3)。
まず、制御ユニット20は、社員証カード60から受信された社員番号データをメモリ24から読み取り、社員番号データと社員データ56bとを比較して、登録された社員証カード60であるかどうかを判定する。登録された社員証カード60であると判定された場合は、社員番号データに対応する社員情報を社員データ56bから抽出する(ステップC4)。次に、制御ユニット20は、人事に関する各種詳細処理を選択させるための画面を表示させ、ユーザ(社員)に選択させる。登録された社員証カード60ではない判定された場合は処理を終了する。
ここで、「入退社時刻記録」が選択された場合、制御ユニット20は、入退社時刻記録処理を実行して、入退社時刻を入退社時刻記録メモリ部54aに記録する(ステップC6)。
図6は、本実施形態における入退社時刻記録処理の詳細を示すフローチャートである。
制御ユニット20は、メモリ24に記憶された社員番号データを読み出し(ステップD1)、また時計機能により計時されている現在の日時を示す日付時刻情報を取得する(ステップD2)。
制御ユニット20は、日付時刻情報が示す現在の時刻をもとに「入社」か「退社」を判断して入退記録状態を設定すると共に、何れかを表示してユーザに確認させる。ここで、ユーザから表示の訂正が指示された場合には、制御ユニット20は、入退記録状態を変更する(ステップD3)。
制御ユニット20は、入退記録情報(入退記録状態、日付時刻情報)を社員番号データと対応づけて、入退社時刻記録メモリ部54aに記録する(ステップD4)。
次に、「残業申請」が選択された場合、制御ユニット20は、残業申請処理を実行して、残業申請時間を残業時間申請記録メモリ部54bに記録する(ステップC7)。
図7は、本実施形態における残業申請処理の詳細を示すフローチャートである。
制御ユニット20は、メモリ24に記憶された社員番号データを読み出し(ステップE1)、ユーザの入力デバイスの操作に応じて申請残業時間を入力する(ステップE2)。
制御ユニット20は、ユーザにより入力された残業申請時間を社員番号データと対応づけて、残業時間申請記録メモリ部54bに記録する(ステップE3)。
次に、「休暇申請」が選択された場合、制御ユニット20は、休暇申請処理を実行して、休暇申を休暇申請記録メモリ部54cに記録する(ステップC8)。
図8は、本実施形態における休暇申請処理の詳細を示すフローチャートである。
制御ユニット20は、メモリ24に記憶された社員番号データを読み出し(ステップF1)、ユーザの入力デバイスの操作に応じて休暇申請の日付を入力する(ステップF2)。
制御ユニット20は、ユーザにより入力された休暇申請の日付情報を社員番号データと対応づけて、休暇申請記録メモリ部54cに記録する(ステップF3)。
次に、「キャッシュレスチャージ」が選択された場合、制御ユニット20は、キャッシュレスチャージ処理を実行して、チャージ金額を社員証カード60に書込み、給与引き落とし金額としてチャージ金額メモリ部54dに記録する(ステップC9)。
図9は、本実施形態におけるキャッシュレスチャージ処理の詳細を示すフローチャートである。
制御ユニット20は、メモリ24に記憶された社員番号データを読み出し(ステップG1)、社員証カード60内のチャージ残高情報を取得する(ステップG2)。ここで、制御ユニット20は、チャージ金額入力用の画面をディスプレイに表示させて、ユーザによりチャージ金額を入力させる。
制御ユニット20は、ユーザの入力デバイスの操作に応じてチャージ金額を入力すると(ステップG3)、社員証カード60に記録されている現在のチャージ残高情報と、ユーザにより指定されたチャージ金額とを合計し、その合計の金額を、カードリーダ28を通じて社員証カード60に書き込むと共に、チャージ金額情報を社員番号データと対応づけて、チャージ金額メモリ部54dに記録する(ステップG4)。すなわち、給与引き落とし金額として、プリンタ10に記録しておく。
制御ユニット20は、ユーザにより選択された処理が完了した後に、ユーザにより印刷指示があった場合に、それぞれの印刷処理は、メモリ24に記録したデータの内容および記憶ユニット26の内容に応じて印刷データを作成し、プリンタユニット22に送信することにより印刷することができる。
その後、制御ユニット20は、アプリ終了処理を実行する。図10は、本実施形態におけるアプリ終了処理を示すフローチャートである。
制御ユニット20は、人事処理対応アプリケーション56aによりメモリ24の入退社時刻記録メモリ部54a、残業時間申請記録メモリ部54b、休暇申請記録メモリ部54c、あるいはチャージ金額メモリ部54dに記録してデータを、通信ユニット29を通じて社内サーバ62に送信する(ステップH1、C10)。社内サーバ62は、プリンタ10から受信した各データに付加された社員番号データをもとに、社内データベース62a内の社員番号データが示す社員のデータを更新する。
制御ユニット20は、人事処理対応アプリケーション56aによる処理を終了して、通常のプリンタモードに復帰する(ステップH2、C11)。
なお、前述した説明では、複数の処理(入退社時刻記録処理、残業申請処理、休暇申請処理、キャッシュレスチャージ処理)の何れか1つを選択して実行しているが、複数の処理を選択することで複数の処理を順次実行できるようにしても良い。また、プリンタ10は、メモリ24に記憶されたデータを、各処理が終了すると直ちに社内サーバ62に送信しても良いし、予め決められた一定時間毎に一括して送信するようにしても良い。
このようにして、本実施形態におけるプリンタ10では、社員証カード60をプリンタ10のカードリーダ28に近接させるだけで、人事に関する処理が可能な人事処理対応アプリケーション56aを起動させて、入退社時刻記録、残業申請、休暇申請、キャッシュレスチャージすることが出来、さらにそれぞれの処理内容に従った印刷物を印刷することができる。従って、人事に関する複数の処理を簡単に実施することが可能となる。
また、前述した説明では、交通系ICカード30が使用された場合には交通系対応アプリケーション26aを起動し、社員証カード60が使用された場合には人事処理対応アプリケーション56aを起動しているが、その他の種類の非接触型ICカードが使用された場合に、この非接触型ICカードの種類に応じたアプリケーションを起動して、前述と同様にして処理を実行するようにできる。
また、実施形態において記載した手法、すなわち各フローチャートに示す処理等の各手法は、コンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記録媒体に格納して配布することができる。そして、コンピュータは、外部記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、実施形態において説明した機能と同様の処理を実現することができる。
また、各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワーク(インターネット)上を伝送させることができ、このネットワーク(インターネット)に接続されたコンピュータ(サーバ装置等)からプログラムデータを取り込み、前述した実施形態と同様の機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
ネットワークを通じて外部から入力される第1データを記憶するデータ記憶手段と、
非接触型ICカードから第2データを受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段により受信された前記第2データに対応するアプリケーションを実行し、前記アプリケーションにより前記第1データと前記第2データとの関連を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記第1データと前記第2データに関連して作成された印刷データを作成する手段と、
前記印刷データの印刷を実行する印刷手段と
を具備したことを特徴とする印刷装置。
[付記2]
前記データ記憶手段は、列車運行遅延情報を前記第1データとして記憶し、
前記データ受信手段は、前記非接触型ICカードから列車の乗車駅と降車駅とを含む交通経路情報を前記第2データとして受信し、
前記判定手段は、前記列車運行遅延情報と前記交通経路情報とを比較して、利用経路が運行遅延に該当する経路であるか判定し、
前記印刷手段は、前記利用経路が運行遅延に該当する経路と判定された場合に遅延証明書を印刷することを特徴とする付記1記載の印刷装置。
[付記3]
前記印刷手段は、前記データ受信手段により前記非接触型ICカードから前記第2データが受信された場合にのみ前記第1データと第2データに関連して作成された印刷データが印刷可能な状態に遷移することを特徴とする付記1記載の印刷装置。
10…プリンタ、20…制御ユニット、22…プリンタユニット、24…メモリ、26…記憶ユニット、26a…交通系対応アプリケーション、28…カードリーダ、29…通信ユニット、30…交通系ICカード、56a…人事処理対応アプリケーション、60…社員証カード。

Claims (3)

  1. ネットワークを通じて外部から入力される第1データを記憶するデータ記憶手段と、
    非接触型ICカードから第2データを受信するデータ受信手段と、
    前記データ受信手段により受信された前記第2データに対応するアプリケーションを実行し、前記アプリケーションにより前記第1データと前記第2データとの関連を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記第1データと前記第2データに関連して作成された印刷データを作成する作成手段と、
    前記印刷データの印刷を実行する印刷手段と
    を具備したことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記データ記憶手段は、列車運行遅延情報を前記第1データとして記憶し、
    前記データ受信手段は、前記非接触型ICカードから列車の乗車駅と降車駅とを含む交通経路情報を前記第2データとして受信し、
    前記判定手段は、前記列車運行遅延情報と前記交通経路情報とを比較して、利用経路が運行遅延に該当する経路であるか判定し、
    前記印刷手段は、前記利用経路が運行遅延に該当する経路と判定された場合に遅延証明書を印刷することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記印刷手段は、前記データ受信手段により前記非接触型ICカードから前記第2データが受信された場合にのみ前記第1データと第2データに関連して作成された印刷データが印刷可能な状態に遷移することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
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